アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

Webon紹介目次著者

カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

 

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

第5章ではカンフー映画をもっと楽しむために知っておくといい知識を紹介しています。ここから3ページに渡りカンフー映画界で活躍する女性たちを紹介します。

このページでは女性カンフー映画スターのアンジェラ・マオ氏について紹介をしていきます。

 

▼紹介する女性カンフー映画スター

名前 生年 主な作品 備考
アンジェラ・マオ⇐当ページ 1950年 「女活殺拳」 ブルース・リー氏の妹役
ノラ・ミャオ 1952年 「レディ・ブレイド」 ブルース・リー氏の恋人役
ムーン・リー 1965年 「天使行動」 西城秀樹氏とも共演
<第5章のページ>
七小福
アンジェラ・マオ】(当ページ)
ノラ・ミャオ
ムーン・リー
千葉真一
真田広之

 

アンジェラ・マオ

~基本情報~

本名 茅静瑛(マオ・チンイン)
生年月日 1950年9月20日
出身 台湾・台北
ブルース・リー氏主演「燃えよドラゴン」にてブルース・リー氏の妹役を演じ注目を浴びる。その後主演作品「女活殺拳」にてさらに注目を浴びた。

主な出演作品

8人のドラゴン 天龍八将 1971年
女活殺拳 1972年
迎春閣之風波 1973年
燃えよドラゴン 1973年
暗黒街のドラゴン/電撃ストーナー 1974年

 

アンジェラ・マオ氏を理解する3つのポイント

1 ブルース・リー氏の妹役

 

アンジェラ・マオ氏は6歳から台湾の復興戯劇学院(ふっこう ぎげき がくいん)で8年間学び、学院を卒業後、京劇(中国の伝統音楽劇)の人気俳優として活躍しました。

 

復興戯劇学院

1957年に創立した台湾の京劇専門学校。現在台北市にある「国立台湾戯曲学院」の前身。

 

1970年に映画会社ゴールデン・ハーベストの第1回新人オーディションで選ばれた「嘉禾三大玉女(ゴールデン・ハーベスト社3大美女)」という女優3人衆のひとりです(他2名は後のページで紹介するノラ・ミャオ氏とマリア・イー氏)。

 

ゴールデン・ハーベスト社

1970年に設立された映画製作会社。1971年にブルース・リー氏を主演とする「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」などを発表し大ヒット。

もともとは大手香港映画会社ショウ・ブラザーズの制作本部長を務めていたレイモンド・チヨウ氏とプロデューサーのレナード・ホー氏らが設立。

▼ゴールデン・ハーベスト社とシヨウ・ブラザーズ社の関係

ゴールデン・ハーベスト社については第1章で詳しく解説!(現在第5章)

 

アンジェラ・マオ氏はゴールデン・ハーベスト社3大美女に選ばれた翌年の1971年に「8人のドラゴン 天龍八将」で映画デビューしました。

 

▼8人のドラゴン 天龍八将(画像クリックで商品詳細へ)

(ゴールデン・ハーベスト社設立第1回配給作品)

 

1973年「燃えよドラゴン」でブルース・リー氏の妹役で登場し、世界的な注目を浴びました。

 

燃えよドラゴン(1973)

ブルース・リー氏主演、香港の大ヒット映画。

▼燃えよドラゴン(画像クリックで商品詳細へ)

 

 

2 主演「女活殺拳」

 

私は、ブルース・リー氏主演の「燃えよドラゴン」ではなく、「女活殺拳」(1972)で彼女を初めて知りました。

 

▼女活殺拳(画像クリックで商品詳細へ)

 

アンジェラ・マオ氏は合気道の有段者でもあり、京劇(中国の伝統音楽劇)もできるという実力派。かつ清楚な印象を持つ女優で、作品の中では精悍(せいかん)な立ち回りを披露しています。

また、目力が強く、身体の動きよりも目で心情などを表現する女優でした。

 

「女活殺拳」はキャスト陣が豪華です。

現在レジェンド的な俳優の若かりし頃を見ることができます。

まず、ジャッキー氏、サモハン氏、ユン・ピョウ氏のゴールデントリオが出演しています(サモハン氏は準主役ですが、他は端役です)。



スポンサーリンク

 

他にも「女活殺拳」にはブルース・リャン氏、ラム・チェンイン氏、ユン・ワー氏などカンフー映画界の手練ればかりが出演しています。ある程度カンフー映画を観て、俳優を知ってから観るととても楽しめます。

 

ブルース・リャン氏(1948~)

香港のアクション俳優。空手やテコンドーなどを習得している。多数のカンフー映画に出演。

▼ブルース・リャン氏(現在)

 

有名なエピソードとして、「女活殺拳」を撮影していた時に、ブルース・リー氏が、アンジェラ・マオ氏のロケ現場を見るためにスタジオに訪れました。

当時、「燃えよドラゴン」の妹役を探していたブルース・リー氏は、アンジェラ・マオ氏を含む3人の新人女優の資料をゴールデン・ハーベスト社から渡されたそう。

そしてその中で唯一カンフーができた彼女をブルース・リー氏自身の目で確認するために、撮影現場まで来たそうです。

そして、これがきっかけとなり、ブルース・リー氏主演の映画に出演をしました。

 

また、「女活殺拳」のDVD特典として、アンジェラ・マオ氏本人が当時を振り返った特別インタビューがついています。

アンジェラ・マオ氏の視点でブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏について聞くことができるので、貴重な映像となっています。

▼こちらのDVDで特典が観られます

 

3 現在

 

アンジェラ・マオ氏は結婚後1983年にニューヨークへ移住し、家庭を最優先に選び、映画界から引退しました。

現在はニューヨークでレストランを経営しています。

 

2007年に東京フィルメックス(毎年秋に開催される東京の映画祭)において「アンジェラ・マオ復活祭」が開催され、33年ぶりに来日しました。

 

アンジェラ・マオ復活祭

毎年秋に開催される東京の映画祭である東京フィルメックスでアンジェラ・マオ氏出演の10作品が上映された。作品は「女活殺拳」など。

 

アンジェラ・マオ氏作品の鑑賞方法

 

8人のドラゴン 天龍八将(1971) DVD
女活殺拳(1972) DVD
燃えよドラゴン(1973) DVD
Amazon Prime VideoTSUTAYA TV
TSUTAYA DISCAS
Hulu
dTV
U-NEXT

 

以上、女性カンフー映画スター、アンジェラ・マオ氏の紹介でした。

次のページではアンジェラ・マオ氏と同じゴールデンハーベスト社で活躍した女性カンフー映画スター、ノラ・ミャオ氏を紹介します。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】

 

目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

カンフー(功夫)とは

Webon紹介目次著者

カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

 

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

このページから第6章。第6章ではカンフー映画が好きすぎて実際にカンフーを習ってしまった著者がカンフーについて解説をしていきます。

 

<第6章のページ>
カンフーとは】(当ページ)
カンフーの種類
カンフーを習おう

 

功夫(カンフー)とは

 

これから「功夫(カンフー)とは何か」について解説していきますが、私たちが「カンフー」と聞いてまず思い浮かべるのは、ジャッキー・チェン氏が劇中でアクションをしているような

  • 「蹴る」
  • 「打つ」
  • 「投げる」
  • 「掴む」
  • 「切る」
  • 「刺す」

といった具体的な身体の動作、つまり「中国武術」でしょう。

“カンフー(功夫)とは” の続きを読む

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

Webon紹介目次著者

カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

 

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

第1章では「カンフー映画の歴史」第2章では「カンフー映画のスター俳優」をご紹介してきましたが第3章では実際にカンフー映画を観る方法について解説をしていきます。

レンタルDVDショップ以外でも映画を手軽に観る事ができるようになった今、カンフー映画を20年以上観続けてきた著者がおすすめの動画視聴方法を紹介します。

 

カンフー映画を観る方法

 

「カンフー映画を観る方法」と聞いて、誰でもすぐに思いつくとは思いますが最新作なら映画館旧作はTSUTAYAなどのレンタルショップで鑑賞する事ができます。

それ以外ではどこで手軽に観ることができるのでしょうか?

最近では映画の動画配信が充実してきました。このページでは手軽にカンフー映画を観る方法として「動画配信サービス」を比較していきます。

家庭でも気軽にカンフー映画を楽しみましょう!

 

カンフー映画のスター俳優

 

以下で動画配信サイトを比較していきますが、比較は「カンフー映画のスター俳優5人の作品がどれだけラインナップされているか」で行っています。

今回出演作品を比較するカンフー映画のスター俳優たちをご紹介します。

 

▼今回比較する上で参考にするカンフー映画スター俳優

名前 人物概要 主な出演作品
1 ジミー・ウォング カンフー映画界のレジェンド 「片腕必殺剣」
2 ブルース・リー 「本物」のアクションスター 「燃えよドラゴン」
3 ジャッキー・チェン 世界のジャッキー 「酔拳」「プロジェクトA」
4 ジェット・リー 少林寺ブームの立役者 「少林寺」
5 ドニー・イェン 遅咲きのカンフー映画スター 「イップマン」
ジミー・ウォング(1943~)

カンフー映画ブームの基礎を作ったパイオニア的存在。ブルース・リー氏などのスターが出る前から活躍していたカンフー映画界のレジェンド。

ブルース・リー(1940~73)

カンフー映画スターの1人。肉体や武術の技を極限まで突き詰めて鍛え上げた人物として、歴代のアクションスターの中で最も「本物」という言葉がふさわしい人物。

ジャッキー・チェン(1954~)

命がけのスタントで世間を魅了するカンフー映画スター。半身不随になりかけたり、全ての骨を骨折していたりしているのに、まだやるのか、と言いたくなるくらいのチャレンジ精神とファンを常に喜ばせようとする姿勢は脱帽。

ジェット・リー(1963~)

かつて中国の至宝とも言われ「少林寺」で華々しくスクリーンデビューをしたカンフー映画スター。ジェット・リー氏の得意な跳躍や身体を大きく動かす「長拳」は、高い柔軟性を必要とし、動きもとても難しい。

ドニー・イェン(1963~)

カンフー以外にもプロレス技、ボクシングや総合格闘技等を自ら研究しており、映画によって様々な武術を使い分けられるカンフー映画スター。現在も第1線で活躍中。

photo by Roger Wo [1]https://www.flickr.com/photos/rogerwo/754841756/

 

動画配信サービス比較

 

動画配信サービスは映画を多く取り扱っているものの、観たいカンフー映画タイトルや観たいカンフー映画スターの作品が無い場合があります。

ここでは動画配信サイトに登録する前に参考にしていただくべく、各動画配信サービスを比較していきます!

 

比較表

▼一覧表

TSUTAYA TV
Amazon Prime
Netflix
コメント TSUTAYA DISCASと合わせて 別途有料で観れるもの多数 入会後タイトル確認可能
料金(税込/月額) 1007円~ 400円 864円~
お試し 30日間無料 30日間無料 30日間無料
ジミーウォング ×
ブルースリー
ジャッキーチェン
ジェットリー
ドニーイェン
Hulu
dTV
U-NEXT
コメント カンフー映画の入門として
料金(税込/月額) 1007円~ 540円 2149円
お試し 2週間無料 31日間無料 31日間無料
ジミーウォング × ×
ブルースリー
ジャッキーチェン
ジェットリー
ドニーイェン

 

ここからは各動画配信サービスがどのようなラインナップになっているのか、動画配信サービスの概要と共に紹介していきます。

 

1 TSUTAYA TV

TSUATAYA TV

TSUTAYAが提供する動画配信サービス。税抜き933円で新作、準新作をなどを除く 約8,000タイトルが見放題。新作や対象作品以外はポイントを使うか別途料金を支払って購入(数千円)やレンタル(数百円)が可能。

対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 1,007円~
ジミー・ウォング(△)
「捜査官X」や「フライング・ギロチン」(別途有料)はあるが、若い時の作品はない。
ブルー・スリー(〇)
「燃えよドラゴン」以外はそろっているが、全て別途有料で視聴可。
ジャッキー・チェン(◎)
豊富なラインナップだが、別途有料で視聴可。
ジェット・リー(〇)
「少林寺」「HIRO」はないが「ワンス・アポン・ア。タイム」シリーズ「リーサル・ウェポン4」などあるが、別途有料で視聴可。
ドニー・イェン(◎)
「ドラゴン酔太極拳」や「タイガーコネクション」など初期の作品が入っているが、こちらも別途有料で視聴可。
<現在30日間無料お試しキャンペーン実施中>

 

2 Amazon Prime

Amazon Prime

Amazon.comが提供する動画配信サービス。税込み400円でプライム会員になればamazonオリジナルタイトルを含む多数の作品が見放題。見放題の対象作品以外は別途料金を支払って購入(数千円)やレンタル(数百円)が可能。

対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 400円(見放題作品のみ)
ジミー・ウォング(×)
「捜査官X」がプライム会員として無料で観ることができるが、それ以外の初期の作品「新座頭市 破れ!唐人剣」「片腕ドラゴン」は別途有料。
ブルー・スリー(△)
「燃えよドラゴン」はプライム会員で無料視聴できるが「ドラゴンへの道」「死亡遊戯」は別途有料でラインナップは薄い。台湾のブルース・リーそっくりさん「ブルース・リィ」という人物の作品が多く出てくるので、間違えないよう要注意。
ジャッキー・チェン(△)
プライム会員で無料視聴できるものもあるが、「プロジェクトA」「ポリス・ストーリー」「木人拳」などの代表作は別途有料。
ジェット・リー(△)
「ドラゴン・コップス」「ドラゴン・ゲート」あたりはプライム会員で無料視聴できるがラインナップは品薄。
ドニー・イェン(△)
プライム会員で無料視聴できるのは「カンフージャングル」と「捜査官X」のみ。「イップマン」シリーズなどもあるが上記2作品以外は別途有料。※期間限定で見放題の時があります。
<現在30日間無料お試しキャンペーン実施中>

 

3 Netflix

Netflix

アメリカ発の動画配信サービス。税抜き800円~で会員になればNetflixオリジナルタイトルを含む多数の作品が見放題。ベーシック会員800円・スタンダード会員1200円・プレミアム会員1800円でどれも見れる作品は同じだが画質や同時視聴画面可能数などが変わる。

公式サイト:https://www.netflix.com/jp/

対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 864円~
ジミー・ウォング(△)
「捜査官X」はあるが、それ以外はなし
ブルー・スリー(△)
「ドラゴン危機一髪」「死亡遊戯」は視聴可
ジャッキー・チェン(◎)
「酔拳」「木人拳」「プロジェクトA」「スパルタンX」等全体的にほぼ代表作はそろっている。サモハン氏の「燃えよデブゴン ピックポケット!」があったのが意外。
ジェット・リー(△)
「ダニー・ザ・ドッグ」「ドラゴン・コップス」「エクスペンダブルズ」シリーズはあるが、初期の作品はなし。
ドニー・イェン(〇)
Netflixオリジナル作品として配信された「ソード・オブ・ディスティニー」があり、他にも「イップマン」序章、葉問はもちろん(継承はなし)「孫文の義師団」「三国志英傑伝 関羽」など視聴可。
<現在30日間無料お試し可能>

公式サイト:https://www.netflix.com/jp/

 

4 Hulu

Hulu

アメリカ発の動画配信サービス。税抜き933円で映画・ドラマ50,000作品が見放題。日本テレビが資本に入っている為日本のタイトルが多くあるのが特徴。


対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 1007円
ジミー・ウォング(〇)
「片腕ドラゴン」が珍しく入っており視聴可。それ以外はなし。
ブルー・スリー(◎)
「燃えよドラゴン」も含めしっかりリストがある。
ジャッキー・チェン(◎)
「酔拳」「酔拳2」はないが「木人拳」「ヤング・マスター」「福星」シリーズなど全体的に充実している。
ジェット・リー(△)
「ワンス・アポン・ア・タイム」シリーズ、「ザ・ワン」はあるがラインナップは薄い。
ドニー・イェン(△)
「イップマン」序章、葉問「三国志英傑伝 関羽」はあるが全体的にラインナップは薄い。余談だが、ドニー・イェン氏がアクション監督を務めた釈由美子主演の「修羅雪姫」が視聴可。
<現在2週間無料お試しキャンペーン実施中>

 

5 dTV

dTV

docomoが提供する動画配信サービス。約12万作品が月額500円(税抜)で見放題。見放題対象作品以外は別途数百円で視聴可能。

対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 540円
ジミー・ウォング(×)
一作もなし。
ブルー・スリー(◎)
ほぼそろっているが、「燃えよドラゴン」のみ別途有料で視聴可。
ジャッキー・チェン(〇)
代表作も含め豊富(一部別途有料)だが、「福星」シリーズや「蛇拳」「笑拳」「ヤング・マスター」等のような初期の作品は少ない。
ジェット・リー(△)
アメリカ製作の「ローグ アサシン」「エクスペンダブルズ」シリーズはあるが、「少林寺」等の代表作はない。
ドニー・イェン(△)
代表作を含めラインナップは薄く、一部有料。
<現在31日間無料お試しキャンペーン実施中>

 

6 U-NEXT

U-NEXT

音楽配信などを行う株式会社USENなどのグループが行う動画配信サービス。税抜き1999円で映画・ドラマ80,000作品が見放題に加え雑誌70誌も読み放題。見放題対象作品以外は別途数百円で視聴可能。


対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 2149円
ジミー・ウォング(×)
一作もなし。
ブルー・スリー(◎)
ほぼそろっており、他では無かったり、別途有料であったりした「燃えよドラゴン」も見放題リストに。
ジャッキー・チェン(〇)
「木人拳」「ヤング・マスター」「福星」シリーズなど他も充実している。また、「酔拳2」はあるが「酔拳」はない。
ジェット・リー(〇)
「少林寺」「HERO」などはないものの、「ワンス・アポン・ア・タイム」シリーズ、ハリウッドデビューの「リーサル・ウェポン4」などあり、他の動画サイトに比して充実している。
ドニー・イェン(〇)
いくつか作品はあるが「イップマン」は他サイトと同様に序章、葉問のみだが、初期のドニー・イェン氏初監督作「ドラゴン危機一髪‘97」がリストに入っている。
<現在31日間無料お試しキャンペーン実施中>


 

全体的に、ブルース・リー氏、ジャッキー・チェン氏の代表作は、どこの動画配信サイトでもある程度の作品が入っています。

上の表を見てみると、TSUATAYA TVは月額で見放題プランにしてもほぼ別途有料になります。

Amazon primeもラインナップの数からするとあまりお得ではありません。

ご自身で観たいスターや具体的な映画を決めて動画サイトを選ぶことをお勧めします!

 

※上記に示した作品は期間によっては見放題でないもの、また配信が終了している場合があります。入会する際はご自身で確認をして入会をしていただくようお願いいたします。

 

カンフー映画の入門はHuluがおすすめ

 

個人的にカンフー映画の入門として利用するならば、ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏が充実しているHuluが良いなと感じました。

注意しないといけないのが、Netflixは入会登録をしないと動画のラインナップを確認することができません。

それ以外の動画サイトは入会登録前にラインナップを確認することができます。どの動画サイトも、一定期間のお試し無料期間があるので、それを利用してみても良いかもしれません。

 

 

著者のカンフー映画鑑賞方法

 

私個人の普段のカンフー映画の観る方法ですが、カンフー映画以外の映画も好きなので、上記のような動画サイトを利用しながら、

TSUTAYA DISCAS」の宅配レンタルを利用して他の観たい作品を補っています。

 

TSUTAYA DISCAS

レンタルビデオショップTSUTAYAが展開するDVD/Blu-rayの宅配サービス。一定本数まで新作借り放題や単品でのレンタルが可能。TSUTAYAに行かなくてもDVDをレンタルできるので便利。

▼料金表

レンタル枚数 料金
最大4枚 1008円(税込/月)
新作最大8枚(旧作借り放題) 2014円(税込/月)
新作最大16枚(旧作借り放題) 3964円(税込/月)
新作最大24枚(旧作借り放題) 5957円(税込/月)
TSUTAYA TV(動画見放題)+DISCAS(新作最大8枚) 2610円(税込/月)

 

TSUTAYA DISCASでは上記の動画サイトで見当たらない作品や、

ジミー・ウォング氏など今やマニアックな作品となっているもの、

どの動画サービスにもないジェット・リー氏のデビュー作「少林寺」、

ドニー・イェン氏の個人的に好きな「導火線」「SPL」

などハードボイルドな作品もかなり充実しています。

 

先に紹介したTSUATAYA TVの動画サービスは別途有料であったり、ラインナップは少なかったりですが、TSUTAYA DISCUSの宅配レンタルはとても充実しています。

 

デメリットは、会員になってしまうと動画配信サービス以外でも費用が発生することと、宅配が届くまで待たないといけないので、動画サイトのように観たい時にすぐその場で観ることができないことでしょうか(TSUTAYA DISCASは発送指示をしてから約2日で届きますが)。

 

毎月定額プランもありますが、TUTAYA DISCASの宅配レンタルは、たまにどなたでも期間限定で単品旧作DVD&ブルーレイを1枚88円(税抜)にてセールを行うことがあります。

レンタル期間は30泊31日とかなり長い間楽しむことができます。

この期間中に動画サイトにはないマイナーな作品を借りると、かなりお得に楽しめると思います。

 

観た後はポスト投函で返却なので、店頭に行く時間が省けることを思うと、とても便利です。動画サイトのラインナップでは物足りないという方へはオススメです。

昔と違い、今は映画を観る方法がかなり豊富なので、まずは観たい作品を決めてから動画サイトやレンタル方法を選んでみてください!

 

おすすめカンフー映画情報サイト

 

ここで補足としておすすめの香港カンフー映画の情報を発信しているサイトをご紹介します。

 

Record China

https://www.recordchina.co.jp/category.php?type=70&t=1

 

最新の華流のエンターテイメント情報を知る事ができます。

長らく体調を崩していたジェット・リーの様子や、現在撮影中の最新作の映画情報などを早く知ることができます。

 

 カンフー・スター総合情報サイト -KUNGFU TUBE-

http://kungfutube.info/

 

おそらく日本ではこのサイト以上に詳しい情報サイトはないかと思われます。

とても豊富でマニアックな情報がふんだんに載っており、香港カンフー映画ファンなら一度はチェックしてもらいたいサイトです。

ちなみに、このサイト内の

不朽の名作『プロジェクトA』の時計台落下の謎

という記事はジャッキー・チェン氏が落ちた時計台の高さを検証しており、ジャッキー・チェンのスタントがどれくらい危険なものがリアルに感じられ、とても興味深いです。

 

以上、カンフー映画を観る方法【動画配信サービス比較】でした。

次のページから第4章。第4章からはおすすめのカンフー映画を13作品ご紹介。まずは伝説のカンフー映画スター、ブルース・リー氏主演「燃えよドラゴン」をカンフー映画鑑賞歴20年以上の著者が解説していきます。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】

 

目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

Webon紹介目次著者

カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

 

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

この章(第2章)ではカンフー映画のスター俳優をご紹介。

このページでは「宇宙最強」と言われたカンフー映画スター俳優、ドニー・イェン氏を紹介します。

 

▼紹介する9人のカンフー映画スター俳優

名前 人物概要 主な出演作品
1 ジミー・ウォング カンフー映画界のレジェンド 「片腕必殺剣」
2 ブルース・リー 「本物」のアクションスター 「燃えよドラゴン」
3 サモハン カンフー映画界の主要人物 「燃えよデブゴン」
4 ジャッキー・チェン 世界のジャッキー 「酔拳」「プロジェクトA」
5 ユン・ピョウ カンフー映画アイドルスター 「ユン・ピョウinドラ息子カンフー」
6 ユン・ワー 中華圏芸能界屈指の名バイプレイヤー 「霊幻道士」
7 ラム・チェンイン 詠春拳の達人 「霊幻道士」
8 ジェット・リー 少林寺ブームの立役者 「少林寺」
9 ドニー・イェン⇐当ページ 遅咲きのカンフー映画スター 「イップマン」

 

ドニー・イェン(甄子丹)

photo by Roger Wo [1]https://www.flickr.com/photos/rogerwo/754841756/

生年月日 1963年7月27日
出身 中国広東省
身長 173㎝
代表作 「イップマン」シリーズ(2008~)
現在 俳優として活躍中

 

【ドニー・イェンってどんな俳優?】

遅咲きながらもすごく努力家なアクションスターだと思います。

ヒットに恵まれない時期もありましたが、映画「イップマン」シリーズが大ヒットして本当に良かったです。

ブルース・リー氏を意識しているというだけあり、カンフー以外にもプロレス技、ボクシングや総合格闘技等を自ら研究しており、映画によって様々な武術を使い分けられることに驚きました。

そして今年55歳にも関わらず、キレッキレの動きには脱帽です。ドニー・イェン氏の動きからは、日々の行いを、手を抜かずに取り組むことの大切さを感じます。

これからも第一線で活躍するアクションスターだと思うので、今後の活躍が楽しみです。

 

主な出演作品

発表年 タイトル
1984 「ドラゴン酔太極拳」
1988 「タイガー刑事」
1990 「タイガーコネクション」
1991 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」
1995 「精武門」(ドラマシリーズ)
1997 「ドラゴン危機一発‘97」
1998 「ドニー・イェン/COOL
2002 HERO
2005 SPL/狼よ、静かに死ね」
2007 「導火線 FLASH POINT
2008 「イップマン 序章」
2010 「イップマン 葉問」

 

ドニー・イェン氏の略歴

幼少期

 

武術家の母親を持ち、幼いころから武術を習い、父親からはピアノを習う。

ブルース・リー氏の大ファンで、自作のヌンチャクを持って学校へ通っていた。(ブルー・スリーはヌンチャクの使い手)

 

▼ブルース・リー

▼ヌンチャク

 

少年時代は喧嘩が絶えず、両親に心配され、16歳の時にアメリカを離れ、北京市業余体育学校にて2年ほど武術を学ぶ(ブルース・リー氏の場合は渡米だが、この辺りも少しブルース・リーと似ている。)。

この時、同じ学校(北京市業余体育)にジェット・リー氏もいたが、1980年5月にはジェット・リー氏は「少林寺」(’88)の撮影中であったため、顔を合わせることはなかった。

 

▼ジェット・リー氏

▼少林寺(画像クリックでDVD詳細へ)

 

同学校修了後、巨匠ユエン・ウーピン監督のもとへ行き、スクリーンテスト(撮影した映像で成否を決める選考方法)を受けている。(結果ドニー・イェン氏のマトリックス出演は叶わず)

 

ユエン・ウーピン監督
ユエン・ウーピン氏はジャッキー・チェン氏の「蛇拳」「酔拳」で監督デビュー。大ヒット映画「マトリックス」(’99)のカンフーアクション指導をして一躍有名になった。

▼ユエン・ウーピン氏

photo by Slackerwood [Photo Credit: Debbie Cerda, for use with attribution]Master Yuen Woo-ping Uploaded by Teemeah

▼マトリックス(画像クリックでDVD詳細へ)

▼蛇拳(画像クリックでDVD詳細へ)

▼酔拳(画像クリックでDVD詳細へ)

 

主演デビュー

 

その後、ユエン・ウーピン監督「ドラゴン酔太極拳」(’84)にて主演デビューを飾る。

その後アメリカへ戻り、武術家である母親の武術の助手を務めるなどを映画界から離れていた。

数年の後再び香港へ戻り、ユエン・ウーピンの元で「タイガー刑事」(’88)、「タイガーコネクション」(’90)などの作品に出演することで経験を積む。

 

▼タイガー刑事(画像クリックでDVD詳細へ)

▼タイガーコネクション(画像クリックでDVD詳細へ)

 

その後、ツイ・ハーク監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」(’91)に悪役として出演し、ジェット・リー氏との棍(長い棒の武器)を使った格闘シーンは高く評価された。

だが、ここではまだ大きなブレイクには至らなかった。

 

▼ツイ・ハーク監督

photo by Edmund Yeohttps://www.flickr.com/photos/edmundyeo/3147079208/

▼ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ天地黎明(画像クリックでDVD詳細へ)

 

監督デビュー

 

その後、1990年代後半に入り自ら監督・主演の「ドラゴン危機一発‘97」を発表。

低予算ながらも迫力ある格闘シーンを作り上げ、格闘映画ファンの間で大いに話題になった。

 

▼ドラゴン危機一髪’97(画像クリックで商品詳細へ)

 

続けて監督、主演作品第2弾「ドニー・イェン/COOL」(’98)を発表するものの興行的に振るわず、厳しい時期を迎える。

 

▼ドニー・イェン/COOL(画像クリックでDVD詳細へ)

 

この90年代に撮影した「精武門」(95年発表。「ドラゴン怒りの鉄拳」をリメイクとした香港のテレビドラマ)を通じて日本のアクション映画監督の谷垣健治(たにがき けんじ)氏と出会う。

 

▼精武門(画像クリックでDVD詳細へ)

 

谷垣健治氏

日本のアクション映画監督。アクション監督を務めた主な作品に「宮本武蔵」(ドラマ)、「るろうに剣心」など。

主演、アクション監督をドニー・イェン氏が務める「捜査官X」では、スタントコーディネーターとして、また、逃亡犯役としても出演。

ドニー・イェン氏との繋がりが深く、2018年公開(日本公開未定:2019年2月時点)のドニー・イェン氏主演作「肥龍過江」では監督を務めている。

▼「肥龍過江」予告動画

 

View this post on Instagram

 

Donnie Yenさん(@donnieyenofficial)がシェアした投稿

 

釈由美子氏主演の「修羅雪姫」(’00)はアクション監督としてドニー・イェン氏、スタントコーディネーター(アクション監督と密接してアクションシーンを調整・制作などする役割)として谷垣健治氏が担当している。

 

▼釈由美子氏

photo by I, Genppy

▼修羅雪姫(画像クリックでDVD詳細へ)

 

このように、2000年代に入るとドニー・イェン氏は俳優としてではなく、アクション監督として裏方として活動し、アクション映画のいろはを吸収していった。

 

俳優としても活躍

 

一方で、チャン・イーモウ監督の超大作「HERO」(’02)にも出演し、再びジェット・リーと格闘シーンを演じ、アクション俳優としても健在であることを強くアピールした。

 

▼チャン・イーモウ氏

photo by Injeongwon

▼HERO(画像クリックでDVD詳細へ)

 

2005年、ウィルソン・イップ監督「SPL/狼よ、静かに死ね」にアクション監督兼刑事役として出演。

共演は気鋭の俳優ウー・ジン氏に香港映画界レジェンドのサモハン氏。

 

▼SPL/狼よ、静かに死ね(画像クリックでDVD詳細へ)

▼ウー・ジン氏

photo by celinahoran

 

この映画において、アクションにプロレス技や総合格闘技の要素を取り入れ大いに話題となり、映画はヒット。

続いて、前作と同様、ウィルソン・イップ監督「導火線 FLASH POINT」(’07)にもアクション監督兼主演として作品を発表。

世界に先駆けて、本格的にアクション映画に総合格闘技を融和させ、香港カンフー映画を刷新させた作品である。

この映画にも谷垣健治氏がスタントコーディネーターとして参加している。

 

▼導火線 FLASH POINT(画像クリックでDVD詳細へ)

 

ドニー・イェン氏は遅咲きながらも、長年努力して培った手腕や演技力が報われ、世界からも高い評価を得て、再び俳優として精力的に活動する。

 

世界的スターへ

 

そして、世界的にもアクション俳優として、ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏等の名優と堂々と並ぶ名声を決定づけた作品が「イップマン 序章」(’08)、「イップマン 葉問」(’10)である。

 

▼イップマン 序章(画像クリックでDVD詳細へ)

▼イップマン 葉問(画像クリックでDVD詳細へ)

 

ドニー・イェン氏は、ブルース・リー氏の師でもあったことで有名な、実在した武術家イップマン氏を演じた。

この作品は興行的にも評価的にも大成功し、瞬く間にドニー・イェン氏は脚光を浴び、時の人となり名実ともに「宇宙最強」の異名がついた。

「イップマン」シリーズはドニー・イェン氏の映画に対する情熱と粘り強さが報われ、光を浴びたた爽快な作品である。

 

ドニー・イェン氏もジェット・リー氏と同様、2020年公開予定の「ムーラン」にて、ムーランの師役にて出演予定と報じられている。

 

▼ムーラン原作(画像クリックでDVD詳細へ)

ドニー・イェン氏作品の視聴方法

 

各動画配信サービスの料金とドニー・イェン氏作品の取り揃え数を表した表です!

TSUTAYA TV Amazon Prime Netflix Hulu dTV U-NEXT
料金(税込/月額) 1007円~ 400円 864円~ 1007円~ 540円 2149円
ドニーイェン

※〇:豊富 △:ややあり ×:ほぼ無し

 

以上、「宇宙最強」と呼ばれたカンフー映画スター俳優、ドニー・イェン氏の紹介でした。次のページではカンフー映画を観るならどの動画配信サービスが良いのか、比較をしています。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】

 

目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

Webon紹介目次著者

カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

 

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

この章(第2章)ではカンフー映画のスター俳優をご紹介。

このページでは詠春拳の達人であるカンフー映画スター俳優、ラム・チェンイン氏を紹介します。

 

▼紹介する9人のカンフー映画スター俳優

名前 人物概要 主な出演作品
1 ジミー・ウォング カンフー映画界のレジェンド 「片腕必殺剣」
2 ブルース・リー 「本物」のアクションスター 「燃えよドラゴン」
3 サモハン カンフー映画界の主要人物 「燃えよデブゴン」
4 ジャッキー・チェン 世界のジャッキー 「酔拳」「プロジェクトA」
5 ユン・ピョウ カンフー映画アイドルスター 「ユン・ピョウinドラ息子カンフー」
6 ユン・ワー 中華圏芸能界屈指の名バイプレイヤー 「霊幻道士」
7 ラム・チェンイン⇐当ページ 詠春拳の達人 「霊幻道士」
8 ジェット・リー 少林寺ブームの立役者 「少林寺」
9 ドニー・イェン 遅咲きのカンフー映画スター 「イップマン」

 

ラム・チェンイン(林正英)

▲真ん中で座っているのがラム・チェンイン氏

生年月日 1952年12月27日
本名 林根寶(ラム・ガン・ボウ)
出身 香港
享年 1997年11月8日(45歳)
ヒット作 「霊幻道士」「香港発活劇エクスプレス 大福星」
備考 著者が最も好きなアクションスター。詠春拳の達人。

 

【ラムチェンインってどんな俳優?】

どのアクションスターよりも衝撃が強かったです。

私が小学生の頃に「霊幻道士」という映画を観て「このおじいちゃん誰よりも強いし、他の演者を早くキョンシーから助けてあげて!」と思って観ていました。(本当はおじいちゃんなんて言う年齢ではなかったのですが)。

時系列バラバラで当時は映画を観ていたので、「あ、この人ここにも出てる!」と気づきが多くなるにつれ他の俳優と同様ファンになっていました。

「霊幻道士」の道士様の印象が強かったのですが、映画「ユン・ピョウ・inドラ息子カンフー」を観て、京劇(中国の伝統的な音楽劇)で女形役を演じたり、華麗な武術(詠春拳:えいしゅんけん)を見せたりする様に釘付けとなりました。

真面目そうな風貌に似合わずおちゃめな面が垣間見えるところもとても良いです。

もう他界してしまいましたが、画面に出てくると安心する存在で、私の最も好きなアクションスターです。

 

主な出演作品

発表年 タイトル
1982 「ユン・ピョウinドラ息子カンフー」
1985 「霊幻道士」
1994 「青蜂狭(グリーンホーネット)」
1995 「霊幻道士」(テレビドラマ)

 

ラム・チェンイン氏の略歴

ブルース・リー氏の右腕時代

 

7人兄弟の3番目に生まれる。

小学校を2年で退学し、京劇の名門校の一つである春秋戯劇学院(しゅんじゅう ぎげき がくいん)にて5年間の修行を積み、17歳でスタントマンとして映画界へ進む。

 

京劇

京劇は歌、舞踊、セリフ、アクロバティックな立ち回りから成る中国の総合芸術であり、オペラやミュージカルに近い音楽劇。

役者のきらびやかな衣装や派手な化粧に訓練された演技力、そして中国の伝統的な民族楽器の生演奏が舞台を華やかに盛り立てる。

▼京劇の様子

photo by d’n’c Some rights reserved

 

体格がやせていたため、女優のスタントを行うことが多かった。

武術指導のアシスタントとして、ブルース・リー氏の「ドラゴン危機一髪」(’71)に携わる。

 

▼ブルース・リー氏

▼ドラゴン危機一髪(画像クリックでDVD詳細へ)

 

ここで、ブルース・リー氏に実力を評価され、「ドラゴン怒りの鉄拳」(’72)、「燃えよドラゴン」(’73)でも武術指導のアシスタントを務め、ブルース・リー氏の右腕として絶大なる信頼を得た。

 

▼ドラゴン怒りの鉄拳(画像クリックでDVD詳細へ)

▼燃えよドラゴン(画像クリックでDVD詳細へ)

 

ユン・ワー氏等と共に、ブルース・リー氏のお気に入り10人のうちの一人に選ばれる。

ブルース・リー氏のプロデュースによってアメリカでのデビューの話が持ち上がるが、1973年7月20日にブルース・リー氏の死亡によって話が流れてしまった。

 

▼右上がユン・ワー氏

 

俳優として活躍

 

その後、武術指導として数作品に携わり、映画会社ゴールデン・ハーベスト作品を中心として、端役で出演するようになる。

 

ゴールデン・ハーベスト社
1970年に設立された映画製作会社。大手香港映画会社ショウ・ブラザーズの制作本部長を務めていたレイモンド・チヨウ氏とプロデューサーのレナード・ホー氏らが設立。

 

1970年代末ごろから、これまでにも共演機会が多かったサモハン氏率いるアクションチーム「洪家班(こうかはん)」へ入り、サモハンの右腕的存在となる。

 

▼サモハン氏

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/サモ・ハン・キンポー#/media/File:SammoHung.jpg)

 

ラム・チェンイン氏はジャッキー氏やユン・ピョウ氏よりも少し年上で、遅咲きながらも遂に俳優として目覚ましく活躍する時期が1980年代に訪れる。

 

▼ジャッキー・チェン氏

 

ユン・ピョウ氏の主演映画「ユン・ピョウinドラ息子カンフー」(’82)では、カンフーの達人である京劇の女形役を演じる。

 

▼ユン・ピョウinドラ息子カンフー(画像クリックでDVD詳細へ)

 

この作中でラム・チェンイン氏が見せるカンフー(詠春拳)は、カンフー映画史上最高の一つとされており、ラム・チェンイン氏出演映画の中でも最も華麗なカンフー(詠春拳)を見ることができる作品である。

 

▼詠春拳のイメージ

 

また、ユン・ピョウ氏が炎で燃え盛る大きな旗を振るシーンにおいて、華麗に旗を翻って避ける立ち回りも素晴らしく、ジャッキー氏、サモハン氏、ユン・ピョウ氏だけでなく、ラム・チェンイン氏、ユン・ワー氏等の本格的な武術家がこの時代の香港のカンフー映画シーンには多く存在したという事が印象付けられる作品の一つでもある。

この「ユン・ピョウinドラ息子カンフー」において、第2回香港電影金像奨(ほんこん でんえい きんぞうしょう)“最佳動作設計”(アクション指導賞)をサモハン氏、ユン・ピョウ氏、ビリー・チャン氏と共に受賞する。

 

香港電影金像奨

日本では香港アカデミー賞ともいわれる中華圏で最も有名な映画賞式典の一つ。1982年より毎年行われている。

 

道士役でヒット

 

翌年にも「五福星」(’83)において、第3回香港電影金像奨最佳動作設計(アクション指導賞)をユン・ピョウ氏、ビリー・チャン氏と共に受賞した。

 

▼五福星(画像クリックでDVD詳細へ)

 

そして、サモハン氏がプロデュースのキョンシー(中国の妖怪)映画「霊幻道士」(’85)において、道士役を務めるが、これが当たり役となる。

日本においても大ヒットし、「ラム・チェンイン=道士」というイメージが定着した。以後、数々のキョンシー映画において道士役を演じることになった。

 

▼霊幻道士(画像クリックでDVD詳細へ)

 

引退へ

 

1990年代に入るとキョンシーブームも過ぎ去り、様々なアイデアで巻き返しを図るものの再興は叶わなかった。

1994年に自ら製作、監督、出演を務めた「青蜂狭(グリーンホーネット)」を最後に映画界から退いた。

 

▼青蜂狭(グリーンホーネット)(画像クリックで作品詳細へ)

 

その後、テレビドラマ界へ活動を移し、テレビシリーズ「霊幻道士」(’95)にてヒットとなるものの、かねてからの体調不良により検査のために渡米する。

 

▼テレビシリーズ霊幻道士(画像クリックでDVD詳細へ)

 

結果は肝臓癌で、すでに手遅れの状態だった。

1997年11月8日、44歳の若さで逝去する。

死の直前には、自身の「変わり果てた姿を見せたくない」と友人や自身の子供2人の面会をも拒否していた。

遺言として愛用のサングラスと遺骨はアメリカへ埋葬された。

 

ラム・チェンイン氏作品の視聴方法

 

発表年 タイトル 視聴可能動画配信サービス
1982 「ユン・ピョウinドラ息子カンフー」
1985 「霊幻道士」 Hulu
1994 「青蜂狭(グリーンホーネット)」
1995 「霊幻道士」(テレビドラマ)

 

以上、詠春拳の達人、ラム・チェンイン氏の紹介でした。

次のページでは少林寺ブームを巻き起こしたカンフー映画スター俳優、ジェット・リー氏を紹介します。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】

 

目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

Webon紹介目次著者

カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

 

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

この章(第2章)ではカンフー映画のスター俳優をご紹介。

このページでは中華圏芸能界屈指の名バイプレイヤーであるカンフー映画スター俳優、ユン・ワー氏を紹介します。

 

▼紹介する9人のカンフー映画スター俳優

名前 人物概要 主な出演作品
1 ジミー・ウォング カンフー映画界のレジェンド 「片腕必殺剣」
2 ブルース・リー 「本物」のアクションスター 「燃えよドラゴン」
3 サモハン カンフー映画界の主要人物 「燃えよデブゴン」
4 ジャッキー・チェン 世界のジャッキー 「酔拳」「プロジェクトA」
5 ユン・ピョウ カンフー映画アイドルスター 「ユン・ピョウinドラ息子カンフー」
6 ユン・ワー⇐当ページ 中華圏芸能界屈指の名バイプレイヤー 「霊幻道士」
7 ラム・チェンイン 詠春拳の達人 「霊幻道士」
8 ジェット・リー 少林寺ブームの立役者 「少林寺」
9 ドニー・イェン 遅咲きのカンフー映画スター 「イップマン」

 

ユン・ワー(元華)

▼右上がユン・ワー氏

生年月日 1950年9月2日
出身 香港
主な配役 師匠・ラスボス・悪役・キョンシー
スタント ブルース・リー氏のスタントを多く務める
現在 俳優として活動中

 

【ユン・ワーってどんな俳優?】

初めは著者も全く知らない存在でした。

後々、カンフー映画を調べるようになって「霊幻道士」という映画のキョンシー役であったり、ブルース・リー氏の専属スタントマンであったり、七小福というチームのメンバーであった事実を知って追うようになりました。

その後、映画「サイクロンZ」などで名悪役としても活躍するユン・ワー氏を観てファンになりました。

 

主な出演作品

発表年 タイトル
1973 「燃えよドラゴン」
1978 「死亡遊戯」
1985 「霊幻道士」
1987 「イースタンコンドル」
1988 「サイクロンZ」
1991 「香港魔界大作戦」
2004 「カンフー・ハッスル」

 

ユン・ワー氏の略歴

映画界へ

 

母子家庭で育つ。香港映画界、及び中華圏芸能界屈指の名バイプレイヤー。

日本でいうところの大杉漣や遠藤憲一といったバイプレイヤーを思い浮かべてもらえばよいだろう。家庭をとても大切にする人柄で有名。

 

▼大杉漣氏

▼遠藤憲一氏

 

サモハン氏、ジャッキー氏、ユン・ピョウ氏と同じく中国戯劇学院の「七小福(学内優秀成績者で構成されるグループ)」メンバーの一人。

 

中国戯劇学院・七小福

中国の京劇役者養成学校。著名な卒業生にジャッキー・チェン氏など。親元を離れた幼い子供が集った全寮制の学院。入学後には身体技を中心に演技力や表現力などかなり厳しい訓練を受けた。

「七小福」とは学院内で優秀な生徒が所属するチーム。

 

七小福の中でもユン・ワー氏は身体能力が群を抜いて秀でていた。

学院修了後には映画界へ進み、京劇の訓練で培った身体能力を生かし、難易度の高いスタントをこなしていく。

 

ブルース・リー氏のスタント

 

ブルース・リー氏ができなかったスタントができた上に、ブルース・リー氏と背格好も似ていたため、ブルース・リー氏に気に入られ、本人直々にスタントの指名を受ける。

 

▼ブルース・リー氏

 

中華圏では、「李小龍的御用替身(ブルース・リー氏のご指名専門スタントマン)」として名高い。

そのため、「燃えよドラゴン」(’73)のブルース・リー氏自身ができなかった空中で翻るシーン(バク転やバク宙)は全てユン・ワー氏がスタントを務めた。

 

▼燃えよドラゴン(画像クリックでDVD詳細へ)

 

ブルース・リー氏の死後、未完成であった「死亡遊戯」(’78)を完成させるにあたり、映画会社ゴールデン・ハーベストからサモハン氏等と共に起用された。

 

ゴールデン・ハーベスト社

1970年に設立された映画製作会社。大手香港映画会社ショウ・ブラザーズの制作本部長を務めていたレイモンド・チヨウ氏とプロデューサーのレナード・ホー氏らが設立。

▼死亡遊戯(画像クリックでDVD詳細へ)

 

「死亡遊戯」では、ユン・ピョウ氏もブルース・リー氏の吹き替えスタントを務めているが、メインでのスタントはほぼユン・ワー氏が務めた。

カンフー映画俳優ラム・チェンイン氏等と共に、ブルース・リー氏のお気に入り10人のうちの一人に選ばれ、ブルース・リー氏のプロデュースによってアメリカでのデビューの話が持ち上がるが、1973年7月20日のブルース・リー氏死亡によって話が流れてしまった。

 

▼真ん中で座っているのがラム・チェンイン氏

 

キョンシー役でヒット

 

1970年代は「蛇拳」「酔拳」(どちらもジャッキー・チェン氏主演作品)の監督でも知られるユエン・ウーピン氏率いるアクションチーム「袁家班」にて下積み時代を過し、映画会社シヨウ・ブラザーズと専属契約を結び悪役等で多くの作品に出演した。

 

▼蛇拳(画像クリックでDVD詳細へ)

▼酔拳(画像クリックでDVD詳細へ)

▼ユエン・ウーピン氏

photo by Slackerwood [Photo Credit: Debbie Cerda, for use with attribution] – Master Yuen Woo-ping Uploaded by Teemeah

ショウ・ブラザーズ社

1958年に設立された香港映画会社。カンフー映画の基礎を作った会社。ヒット作を多く制作し「東洋のハリウッド」と呼ばれた。

 

1980年代にはシヨウ・ブラザーズ社を離れ、サモハン氏率いるアクションチーム「洪家班(こうかはん)」の正式メンバーとなり、ゴールデン・ハーベスト社の作品中心に活動する。

日本でも大ヒットしたアクションホラーコメディ映画「霊幻道士」(’85)ではメイクなどでわかりづらいが、中国の妖怪「キョンシー」役を演じた。

 

▼霊幻道士(画像クリックでDVD詳細へ)

▼キョンシーのイメージ

 

「イースタンコンドル」(’87)、「サイクロンZ」(’88)ではインパクトの強い悪役を演じ、個性派俳優として一躍脚光を浴びる。

 

▼イースタンコンドル(画像クリックでDVD詳細へ)

▼サイクロンZ(画像クリックでDVD詳細へ)

 

その後、ユン・ピョウ氏監督・主演「香港魔界大作戦」(’91)の出演を最後にゴールデン・ハーベスト社から離脱する。

 

▼香港魔界大作戦(画像クリックでDVD詳細へ)

 

テレビドラマ中心の活動

 

活躍の場を求めて、香港の放送局であるTVBと契約し、2000年代半ばころまでテレビドラマを中心に活動していた。

 

▼TVB本部

 

2004年には有名な映画監督ユエン・ウーピン氏(先述)とサモハン氏が武術指導を務め、チャウ・シンチー氏主演の映画「カンフー・ハッスル」に豚小屋砦と呼ばれるボロアパートの大家役として出演。

 

▼チャウ・シンチー氏

photo by Kit Liewhttps://www.flickr.com/photos/kitliew/3674929881/

▼カンフーハッスル(画像クリックでDVD詳細へ)

 

本作品で自身初となる香港電影金像奨(ほんこん でんえい きんぞうしょう)の助演男優賞を受賞する。

 

香港電影金像奨

日本では香港アカデミー賞ともいわれる中華圏で最も有名な映画賞式典の一つ。1982年より毎年行われている。

 

2014年には16年間にわたり契約をしていたTVBを離れ、他局である香港電視へ移籍した。

2018年現在も香港をはじめ、中華圏で映画、テレビドラマ、バラエティ番組やCMに出演するなど意欲的に俳優活動を行っているが、ユン・ワー氏出演作品は日本未公開作品である事が多い。

 

ユン・ワー氏作品の視聴方法

 

発表年 タイトル 視聴可能動画配信サービス
1973 「燃えよドラゴン」
1978 「死亡遊戯」 Hulu
1985 「霊幻道士」 Hulu
1987 「イースタンコンドル」
1988 「サイクロンZ」 Hulu
1991 「香港魔界大作戦」
2004 「カンフー・ハッスル」

 

以上、中華圏屈指の名バイプレイヤー、ユン・ワー氏の紹介でした。

次のページでは詠春拳の達人であるカンフー映画スター俳優、ラム・チェンイン氏を紹介します。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】

 

目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

Webon紹介目次著者

カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

 

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

この章(第2章)ではカンフー映画のスター俳優をご紹介。

このページでは「本物」と言われた世界的に有名なアクションスター俳優、ブルース・リー氏を紹介します。

 

▼紹介する9人のカンフー映画スター俳優

名前 人物概要 主な出演作品
1 ジミー・ウォング カンフー映画界のレジェンド 「片腕必殺剣」
2 ブルース・リー⇐当ページ 「本物」のアクションスター 「燃えよドラゴン」
3 サモハン カンフー映画界の主要人物 「燃えよデブゴン」
4 ジャッキー・チェン 世界のジャッキー 「酔拳」「プロジェクトA」
5 ユン・ピョウ カンフー映画アイドルスター 「ユン・ピョウinドラ息子カンフー」
6 ユン・ワー 中華圏芸能界屈指の名バイプレイヤー 「霊幻道士」
7 ラム・チェンイン 詠春拳の達人 「霊幻道士」
8 ジェット・リー 少林寺ブームの立役者 「少林寺」
9 ドニー・イェン 遅咲きのカンフー映画スター 「イップマン」

 

ブルース・リー李小龍

生年月日 1940年11月27日
本名 李振藩(リー・ジュンファン)
出身 サンフランシスコ⇒香港⇒ワシントン⇒香港
トレードマーク ヌンチャク、怪鳥音(アチョー)
子供 ブランドン・リー(俳優)他
師匠 イップ・マン
名言 「Don’t think, feel.」(考えるな、感じろ。「燃えよドラゴン」より)等

 

【ブルース・リーってどんな俳優?】

肉体や武術の技を極限まで突き詰めて鍛え上げた人物として、歴代のアクションスターの中で最も「本物」という言葉がふさわしく思います。

私がブルース・リー氏を初めに観た映画は「燃えよドラゴン」でしたが、始終シリアスなストーリーにもかかわらず、ブルース・リー氏が凄すぎて目が離せませんでした。

この映画は、一つの物事をストイックに突き詰めることについて考えるきっかけとなりました。

ブルー・スリー氏が活躍した時代の話は第1章で!(現在第2章です)

 

主な出演作品

発表年 タイトル
1941 「金門女」
1966-67 「グリーンホーネット」
1971 「ドラゴン危機一髪」
1972 「ドラゴン怒りの鉄拳」
「ドラゴンへの道」
1973 「燃えよドラゴン」
1978 「死亡遊戯」

 

ブルース・リー氏の略歴

誕生

 

父は広東オペラの人気俳優。父のアメリカ巡業中にサンフランシスコにて出生する。

 

▼ブルース・リー氏の父親、Lee Hoi-chuen氏

 

生後3か月でサンフランシスコにて製作されたエスター・エング監督の映画「金門女(ゴールデン・ゲート・ガール 日本版は無し)」(’41)で映画デビューをする。

その後香港で育ち、8歳頃から広東語映画の子役として多数の映画に出演。

 

広東語映画

1930年代~50年代にかけて製作された広東語映画のうち、全体の約40%を占めるのが、中国南部の伝統芸能「粤劇(えつげき)映画」と呼ばれていた広東オペラ映画

広東地方の伝統的な舞台演劇の演目から映画の題材を採用し、同時に舞台俳優をそのまま映画俳優として起用する場合が多かったよう。

 

ブルース・リー氏は少年時代から詠春拳(えいしゅんけん)をはじめ、少林拳、太極拳など様々な中国武術を学ぶ。

 

【コラム】詠春拳とは

▼詠春拳のイメージ

ブルース・リー氏も学んだことで有名な「実践本意の拳法」です。

詠春拳は、今から400年ほど前に中国の福建省で生まれたとされる武術で、女性武術家の「厳詠春(えん えいしゅん)」が創始したといわれています。

長江以南で広く行われる武術である南派拳法の「短橋狭(たんきょうきょう)()(手技が小さく、歩幅が狭い)」に属する武術です。

代表的な套路(とうろ:型の意)として小念頭(しょうねんとう)(初級)、(じん)(きょう)(中級)、標指(ひょうし)(高級)の3つがあり、詠春拳にこの三套路(さんとうろ)を定めたのが「詠春拳王」とよばれた梁贊(リャザン・18261901)です。

技術的な特徴は、飛んだり跳ねたりをせず、防御に重きが置かれ、あらゆる防御技術はそのまま攻撃技に直結するとされています。

木人(もくじんとう)(木の人形)を使用した訓練でも有名です。

木人樁(画像クリックで商品詳細へ)

詠春拳三大手と呼ばれる膀手(ボンサオ)・攤手(タンサオ)・伏手(フォクサオ)とも全て防御技です。他に六点半棍(ろくてんはんこん)と呼ばれる棍術(こんじゅつ:棍棒の武術)と八斬刀(はちざんとう)という刀術が伝承されています。

 

詠春拳の修行は香港の武術家の葉問(イップ・マン)の下で5年間行う。

しかし、あまりに周りとの喧嘩が絶えなかったため、父より香港を離れ渡米を言い渡される。

ちなみに、後に葉問(イップ・マン)を主人公とした映画が制作される。

 

▼映画「葉問(イップマン)」(画像クリックでDVD詳細へ)

 

そして1958年、ワシントン州立大学に留学し、哲学を専攻。

アルバイトをしながら学業に取組むと同時に武術にも力を入れる。

 

截拳道(ジークンドー)の創設

 

1960年、ブルース・リー氏が最も信頼し、尊敬する弟子だった日系二世のターキー木村(木村武之)氏の勧めで、道場「振藩国術館(ジュンファン・グンフー・インスティチュート)」をチャイナタウンに開設する。

多様な格闘技からそれぞれの長所を採り入れた独自の武道「截拳道(ジークンドー)」を創設し、アメリカで多数の弟子を育てる。

 

截拳道(ジークンドー)とは

截拳道(ジークンドー)はブルース・リー氏を創始者としている武術で、ボクシングやフェンシング、合気道、柔術等の様々な武術から実践として使える箇所を採り入れている。

特定の形式や流派にとらわれずに、様々な突き・蹴りをはじめとする打撃技から、倒し・投げ・絞め・関節技など格闘技のあらゆるエッセンスを集大成した武術で、他の武術にあるような禁じ手(目突きや頭突き等)のない実践格闘術。現在でいうところの「総合格闘技」の先駆けとも言われる。

 

その後、ターキー木村氏と共に参加した広州市での武術大会においてチャンピオンになる。

これがハリウッドのプロデューサーの目に留まり、ドラマ「グリーンホーネット」の準主役を務めることになる。

 

▼グリーンホーネット(画像クリックでDVD詳細へ)

 

ハリウッドでの活躍を目指すが、1971年に香港へ戻り、ゴールデン・ハーベスト社と契約を結ぶ。

 

ゴールデン・ハーベスト社

1970年に設立された映画製作会社。大手香港映画会社ショウ・ブラザーズの制作本部長を務めていたレイモンド・チヨウとプロデューサーのレナード・ホーらが設立。

 

香港映画スターへ

 

主演映画第一弾「ドラゴン危機一髪」(’71)、続く「ドラゴン怒りの鉄拳」(’72)が爆発的な人気となる。

 

▼ドラゴン危機一髪(画像クリックでDVD詳細へ)

▼ドラゴン怒りの鉄拳(画像クリックでDVD詳細へ)

 

「ドラゴン怒りの鉄拳」から有名な怪鳥音がトレードマークのひとつともなる。

怪鳥音とはブルース・リー氏が発する「アチョー」という奇声の事。

 

そして、1972年に自身のプロダクション「コンコルド・ピクチャーズ」を設立し、自身が監督・主演・脚本・武術指導と担当した「ドラゴンへの道」を発表。

 

▼ドラゴンへの道(画像クリックでDVD詳細へ)

 

上記3作により、ブルース・リー氏の人気は香港において不動のものとなり、映画会社ゴールデン・ハーベストは興行収入で香港一の映画会社となった。

 

1972年秋から「死亡遊戯」の製作に入るが、ハリウッドとコンコルド・ピクチャーズとの合作となる「燃えよドラゴン」(’73)へ出演することとなり、「死亡遊戯」の製作は一時中断となる。

 

▼燃えよドラゴン(画像クリックでDVD詳細へ)

 

32歳で急死

 

しかし、ブルース・リー氏は「燃えよドラゴン」完成直後の1973年7月20日に32歳の若さで急死し、世界中に衝撃を与えた。

死亡当時、「死亡遊戯」で共演予定であった、女優ベティ・ティン・ペイ氏の香港の自宅で頭痛を訴え、鎮痛剤を飲んで横になった。

しかし、そのまま昏睡状態に陥ったためベティ・ティン・ペイ氏はレイモンド・チヨウ氏(現ゴールデン・ハーベスト会長)を呼び、そのままブルース・リー氏をクィーン・エリザベス病院へ搬送したが死亡が確認された。

 

その後、未完成の「死亡遊戯」(’78)は、約5年間の紆余曲折を経て、監督をロバート・クローズ氏、武術指導はサモ・ハン・キンポー氏が担当し、ユン・ワー氏やユン・ピョウ氏の俳優を起用し、補足撮影がなされ公開された。

 

▼死亡遊戯(画像クリックでDVD詳細へ)

▼サモ・ハン・キンポー氏

▼ユン・ワー氏(右上)

▼ユン・ピョウ氏

(サモ・ハン・キンポー氏、ユン・ワー氏、ユン・ピョウ氏については後のページでご紹介!)

 

ブルース・リー氏は武術界においても映画界においても多大な影響を及ぼした人物である。

 

ブルース・リー氏作品の視聴方法

 

各動画配信サービスの料金とブルース・リー氏作品の取り揃え数を表した表です!

TSUTAYA TV Amazon Prime Netflix Hulu dTV U-NEXT
料金(税込/月額) 1007円~ 400円 864円~ 1007円~ 540円 2149円
ブルースリー

※〇:豊富 △:ややあり ×:ほぼ無し

 

以上、カンフー映画スター俳優ブルース・リー氏の紹介でした。

次のページではサモハン(サモ・ハン・キンポー)氏をご紹介いたします。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】

 

目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

Webon紹介目次著者

カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

 

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

はじめに

 

アクション映画は好き。

だけど、「カンフー映画」というアクション映画は何となく知っていてもそこまでちゃんと観たことがない。

という方も多いのではないでしょうか?

 

その反面、筆者のように一度観たらハマってしまい、以降「カンフー映画から抜け出せない」という熱狂的なファンも大勢います。

 

カンフー映画の多くは、ストーリーがそこまで複雑ではありません。

ですが、観る者に恋の熱に浮かされたような興奮を与え、彼らを惹きつけて止まない魅力が詰まっています。

その魅力とは一体どこからやって来るのでしょうか。

 

 

1960年代後半、本場香港にてカンフー映画の口火を切ったカンフー映画のレジェンド、ジミー・ウォング氏。

 

▼ジミー・ウォング氏(解説は第2章で!現在「はじめに」)

 

続いて、極限まで鍛え抜かれた肉体と精神を持つブルース・リー氏は、ジミー・ウォング氏の映画を観て「自分はもっと凄い蹴りができる」と激怒し、わざわざアメリカから香港へ舞い戻りカンフー映画を刷新しました。

そして、たった4本の主演作のみで当時の映画界に強大な伝説を残し、32歳という若さでこの世を去りました。

 

▼ブルー・スリー氏(解説は第2章で!)

 

ブルース・リー氏が活躍していた頃にスタントマンとして下積みをしていたジャッキー・チェン氏、サモハン氏。

 

▼ジャッキー・チェン氏(解説は第2章で!)

▼サモハン氏(サモ・ハン・キンポー氏)(解説は第2章で!)

photo by Sasoriza / Bryan Chan CC 表示-継承2.0

 

彼らは1980年代、従来のカンフー映画にハイテンポなコメディのスパイスを振り、カンフー映画界の新境地を開きました。(カンフーの歴史は第1章で解説!)

そして、今もなおそのスターの座は健在であり、アクション界で最も動けるシニアです。

 

カンフー映画界を代表する彼らスター俳優は、その華麗なる武術の実力を武器に、かつて1970年代~1990年代にかけて世界にカンフー映画ブームを巻き起こしました。

 

更に彼らだけに止まらず、新たなカンフースター俳優は頭角を現します。

中国全国武術大会において5年連続優勝し、中国の至宝とも呼ばれたジェット・リー氏。

 

▼ジェット・リー氏(解説は第2章で!)

 

そして現在最も活躍し、最後の本格派と言われる凄腕武術家、「宇宙最強の男」の異名を持つドニー・イェン氏。

 

▼ドニー・イェン氏(解説は第2章で!)

photo by Roger Wo [1]https://www.flickr.com/photos/rogerwo/754841756/

 

上記で紹介したスター俳優達に共通している点は、全員一流の武術家という事です。

中国の武術家達が映画界に一石を投じたことは、世界中のカルチャーに大きな影響を及ぼしました。

 

彼らの強靭かつ、芸術とも捉えられる美しい肉体技に触発された方は沢山いることでしょう。

何を隠そう筆者の私もカンフー・スター達の影響を受けた一人で、今や長年憧れだったカンフーを実際に修行する身ともなり、人生において大きな影響を受けました。

 

素晴らしいカンフースター俳優達は彼ら以外にもまだまだ大勢います。

香港のカンフー映画はスター達と共に、どのようにして生まれ、現在に至るまでにどのように進化を遂げていったのか。

そして、多くの人が虜になってしまうほどの魅力とはどこからやってくるのか。

このWebonではカンフー映画の歴史や作品、スター達を取り上げつつ、その真相に迫ってみたいと思います。

現在も進化し、止まることなく制作され続けているカンフー映画を観る楽しさが倍増しますように!

 

次のページから第1章。第1章ではカンフー映画の歴史をご紹介。まずは「カンフー映画とはどのような映画か」を解説していきます。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!(30日無料お試しあり)】

 

目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから