【RPGツクール】 闘技場が必要な理由とおすすめ闘技場

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PRGが大好きな著者が初心者向けに「有名RPGの魅力」や「おすすめ作品」を解説するとともに、RPGの色々な楽しみ方をお伝えいたします。読めば、実際にRPGをプレイしたくなることでしょう!

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著者:RPGreat!

フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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単にRPGをプレイするだけでは物足りず、、RPGツクールというRPGを実際にこの手で作ることができるソフトでいろんなことを学びました。

すると私自身の中でも新しい発見がありました。

 

RPGが好きな人の中には、戦いイベントである『闘技場』施設が不可欠だと思っている方もいると思います。

闘技場施設とはダンジョンやボスとは別にモンスターなどと闘う事ができる「イベントスペース」のようなものです。闘技場によって勝つと賞金がもらえたりします。

これがあれば、本編のラスボスよりも強いボスをその闘技場の中で作って「やりこみ要素」を増すこと可能になるわけです。

 

やりこみ要素
本編のストーリーとは関係なく主人公のレベルアップ・モンスター図鑑を完成させる・強い武器を揃えるなどの「やり込む」事によって達成される何かを目指すプレイ方法。

 

何を隠そうたくさんRPGをプレイしてきた私は、この要素がある作品は楽しいと感じました。

ラスボスはエンディングを見るためには倒さなければならない(多くのRPGはラスボスを倒すとエンディングになる)のでそこまで強くはできないけれど、闘技場のようなものがあってそこに「ラスボス以上に強い敵がいたら面白い」と感じたのです。

 

RPGを作るソフト「RPGツクール」をプレイすると色々な事を学べます。

それまでは『プレイヤー』だけの視点しか経験していませんでしたからね…。

この第4章では今度はRPGを作る側の立場になれるゲーム「RPGツクール」をプレイする際に役立つ知識を「娯楽施設」「闘技場」「お金稼ぎ」の3ページにわたってお話させていただきます。

このページではより楽しいRPGを作るために知っておくべき「闘技場が必要な理由」や「闘技場の種類」をご紹介します。

 

RPGツクール
1990年に1作目が発売された「RPGを作って楽しむ」ゲーム。パソコン・家庭用ゲーム機・スマホなどで展開されている。最新作(2018年12月27日時点)は2016年に発売された3DS版「RPGツクール フェス」。

▼RPGツクール フェス

 

闘技場が必要な理由

 

ラスボスを倒すためにレベル上げ作業をして主人公たちは強くはなりました。

そしてラスボスを倒しました。

 

そしておしまい…え、あとは何もないのですか?

そんな何か物足りないRPGを過去に私はプレイしていたことがありまして…。

 

RPGをプレイする人の中にはとにかく強敵との熱いバトルを望む人もいますからね。

せっかく強くなったのに、その強さを活かせる『闘いの場所』が「ラスボス空間以外になければつまらない」と言わざるを得ないのは仕方ないことだと私は思いますね。

 

 

そこで闘技場のようなシステムがあればラスボスを倒すためのレベル上げで培った強さを活かせます。

私がこれまでRPGで遊んでいた中で印象深かったのが、戦闘に『条件』が付いたシステムです。

例えば、闘技場で相手と戦う際に『戦闘参加者は女性キャラクターのみ』とか、『物理攻撃ダメージ半減(魔法以外の攻撃はダメージが半分になる)』『消費MP倍増(魔法を使う為のパワーが通常の2倍必要)』といった不利な条件の下で戦うといったモノがありました。

それはそれで楽しかったですよ。

だってその分、勝ったらもらえる景品が豪華な場合が多かったですからね。

もちろん景品が無くても不利な中で戦って勝つことにも面白さがありました。

 

さて、ここからはRPGをたくさんプレイしてきた私が「あったらいいなぁ」と思うおすすめ『闘技場』をご紹介します。

これがRPG内にあればラスボス後も飽きずにプレイでき、ゲーム離れを阻止ができる要因となるので、RPGを作っている方は絶対に取り入れるべきです!

 

おすすめ闘技場

1 同じモンスター系統だけの闘技場

 

これがあったら楽しいですね。限定したモンスターの系統だけしか戦えない闘技場です。(モンスターを仲間にできるRPGに限られてしまいますが…。)

例えば限定モンスター系闘技場と言えばドラゴンクエストⅥ(6)の「スライム格闘場」を思い出しますね。

▼ドラゴンクエストⅥ

スライム格闘場は仲間にした『スライム系』のモンスターだけでしかその闘技場は戦えないというルールでしたのでね…。

 

この場合は実際にモンスターだけで戦うことになりますのでモンスターの知能を活かして戦うことを想定しています。

仲間になったモンスター達の親である主人公の指示は届きません。

それゆえに予期せぬ展開のバトルがあって面白いのです。

 

2 連勝で景品がゲットできる闘技場

 

スマホRPGをプレイしている時に連勝で景品がゲットできる闘技場がありました。

これは斬新な発想だと思いました。

ランダムに魔物の群れと戦って、例えば10連勝すれば素敵な景品が手に入るといった感じでした。

その闘技場では過去に戦ったボスも登場したのでびっくりしました。

個人的には『雑魚以外の敵も出るのか』と思いながらもプレイしていましたね。

こういう発想は割と好きですよ。

 

3 任意のキャラクターがソロで戦う闘技場

 

任意のキャラクターがソロで戦う闘技場はスマホRPGや家庭用ゲームソフトRPGで見かけた要素ですね。自分のキャラクターを一人選んで敵とソロでとにかく戦っていく闘技場です。

これは己の限界をどこまで高められるのか、そしてプレイヤースキル(コマンド制バトルやアクティブ制バトルも含む)が重要になってきますからね。

 

コマンド制バトルとアクティブ制バトル
「コマンド制バトル」が1ターンずつ自分と敵に攻撃する機会が平等に与えられるのに対し、「アクティブ制バトル」では攻撃をしないでぼーっとしていると時間経過により相手が何度でも攻撃してくるシステム。つまり「コマンド制バトル」に『時間』という概念を取り入れたシステムが「アクティブ制バトル」。

 

ソロなのはこちらだけなのでモンスターと1vs1というわけではなく、1vs複数個体という形式もあるわけです。

雑魚敵(弱い敵)であれば全体攻撃(敵全体にダメージを与えられる攻撃)で一掃すればよいだけの話ですがね。

また物理攻撃(魔法以外の攻撃方法)が効きにくい敵や魔法攻撃が効きにくい敵がいたら、適正なキャラをソロバトルのプレイヤーとして選出する(敵がわかってから自分のキャラクターを選ぶ場合)のもまた「プレイヤースキル」と言っていいでしょう。

 

4 強い『ボス』を用意した闘技場

 

強い『ボス』を用意した闘技場のように、ラスボス以外で強いボスを用意するという方法です。

『力』が余ったプレイヤー用で、ボス攻略に挑戦させるというものです。

ファイナルファンタジーⅧ(8)の『オメガウェポン』のようなボスみたいにね。

▼ファイナルファンタジーⅧ

オメガウェポン
ファイナルファンタジーⅧに登場する本編のボスとは別の隠しボス。その強さから倒すのにはとても労力のいるボスで、倒すとそこでしか手に入らないアイテムがもらえる。

▼オメガウェポン

 

このような強いボスというのは熱いバトルを望むプレイヤーにとっては『相手にとって不足無し』状態で挑めるので倒しがいがありますよ。

攻略法を自分で見つけて倒す超強いボスは、実際に倒せば達成感がありますからね。

ちなみに私ならまず本編のラスボスを倒してからそのボスに挑み、なんとか倒せればその作品を思い残すことなく卒業できると思います。

 

5 真のエンディングが見られる闘技場

 

「裏ラスボスを倒したら真のエンディングが見られる闘技場」は素敵だと思います。

ボスとの熱いバトルを望むプレイヤーにとって「真のエンディング」というプレゼントは最高のハッピーエンドになるからですね。

私はこのシステムを取り入れたRPG作品に何度か出会っていますが、本編のラスボスよりも強い(ただ、先ほど紹介した『オメガウェポン』のような超強いボスよりは弱い感じの)ボスを倒して真のエンディングを見た時でも、十分な爽快感を感じました。

 

 

一言で申し上げますと、ラスボス以外で戦いの場を設けることによってラスボス撃破後もプレイしてくれるので、『つまらないRPG』にはなりにくいと私は思いますね。

上記の理由により、RPGを作る際は闘技場はおすすめなのです。

 

最後のページではRPGを作る際の「お金の稼ぎ方」について解説をしていきます!

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フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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