『RPG初心者入門 ~有名RPGと色々な楽しみ方~』はこちらから!
著者:RPGreat!
フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。
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クロノ・トリガーというゲーム作品って聞いたことがありますか?
RPGが好きな方であれば知っているかと思いますが、RPG初心者の方や別ジャンルのゲームが好きな方だとおそらく知らないかもしれませんね。
クロノ・トリガーはワンタイトル作品(「2」「3」などシリーズ化されていない作品※)にも関わらず移殖リメイク(内容は基本的には同じで違う機種でもプレイできるようになること)されるほど人気の作品です。
そしてリメイクされる度に私は最初からまたプレイしていますからね。同じ内容であるにも関わらずです。
この作品の魅力を知ればきっとあなたもプレイしたくなると思いますよ。
このページではクロノ・トリガーの世界観やその魅力、そしてなぜ移殖リメイクされるほどの人気の作品なのかを独自の視点で解説していきます。
※続編として「クロノ・クロス」という作品が発表されています。クロノ・クロスは「シリーズ作品」としてはあまり認識される事が少なく、その為クロノ・トリガーは「ワンタイトル作品」とされる事があります。ここでの見解は著者に基づきます。ちなみにクロノ・トリガーは「クロノ・クロス」発表後もリメイクされ続けています。
クロノ・トリガーとは
発売年 | 1995年 |
端末 | スーパーファミコン/プレイステーション/DS/スマホ/他 |
開発元 | スクエア/PS版:トーセ/スマホ版:スクエアエニックス |
クロノ・トリガーは1995年3月11日にスクウェア(現在のスクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコン用ゲームソフトです。
「ラヴォス」という謎の星喰い生命体からこの星を護るために主人公たちが奔走するお話です。
時空を越えて冒険し、さまざまな仲間と出会い困難に立ち向かうという異色ファンタジー的な作品ですね。
個人的なイメージとして大ヒットした映画『君の名は。』で主人公がヒロインを助けるために時空を超え「行動を変化させ未来に起こる悪い出来事を変える」。
それと似た感じですね。
クロノ・トリガーでは主人公が仲間と共に中世・古代・未来・原始時代を冒険していきます。
そして各時代の要素がしっかり反映されているので実際にタイムスリップしているかのような気持ちになる事ができます。
キャラクターはドット絵で描かれています。
▼ドット絵
敵との遭遇(対戦開始)は『半エンカウント方式』と呼ばれるものです。
『半エンカウント方式』とはある部分を通ると自動的に戦闘になる、そして敵に触れても戦闘になるというもので、当時としては画期的なシステムでした。
※半エンカウント方式に対し「エンカウント方式」はある部分を通ると自動的に戦闘になるというもの。
移殖リメイク多数
1995年にスーパーファミコンのソフトとして発売されたクロノ・トリガーは最初にPS(プレイステーション)版の移殖リメイクが行われました。これが1999年11月2日のこと。
発売からわずか4年での移殖リメイク発売は当時異例と言えました。
そして今度は2008年11月20日にニンテンドーDSで移殖リメイクされ発売。
DS版では「竜の聖域」と「次元のゆがみ」というこれまでになかったイベントが追加され、面白みが増しました。
さらに携帯電話・スマートフォン版でも2011年以降から移殖リメイクされて話題になりました。
最近ではパソコンのMicrosoft Windows(Steam)版において2018年にまた移殖リメイクされました。
すごくないですか?
同タイトル作品でここまでやるなんて!
あまりの人気に、ファンの間で結成された組織でスクウェア・エニックスの許可を得ず、クロノ・トリガーの続編を作って制作しようとしていましたが、止められたほどです…。
一応続編でプレイステーション用ソフト『クロノ・クロス』が制作されていますが、クロノ・クロスは移殖リメイクされませんでした…。
※ダウンロード版としてPSP/PS3では配信されています。
▼クロノ・クロス(プレイステーション版)
それだけクロノ・トリガーの作品が際立って光っていたってことですからね。
クロノ・トリガーの魅力
魅力1 著者が特に感じる魅力
クロノ・トリガーの魅力と言えばやっぱり時空を行き来して冒険するところでしょうかね。
そして悪い未来を良い方向に変えていくことですよね。
クロノ・トリガーは技を放つときに他のキャラクターと連携して強いパワーを出す事ができるので、その要素も素敵です。
各キャラクターの要素を見極めてその中でそのキャラクターの強さを最も引き出すような選択をする事もできますし、ある程度冒険を進めるとどの時代に行くこともできるなどの「自由度の高さ」も魅力的なRPGなんですよね。
さらにミニゲーム的な要素もありますのでそれも楽しめます。
例えば「未来世界のバイクレース」や「現代世界(クロノ達がもともといた時代)のかけっこレース予想」なんていうミニゲームなどがあり、私も結構楽しんでプレイしていました。
魅力2 強くてニューゲーム
『強くてニューゲーム』とは、ゲームを全てクリアした後にはじめからプレイする際、「キャラクターのレベルやアイテムを引き継いでスタートができる」というシステムのことを指します。
今ではRPGゲームで当たり前となっているこの『強くてニューゲーム』というシステムは「クロノ・トリガー」というRPGのおかげで広く世の中に知れ渡ることになりました。
厳密に言えば『強くてニューゲーム』のシステムを取り入れたゲームはクロノ・トリガー発売以前で既にありましたが、そこまでメジャーになることはありませんでした。
しかしクロノ・トリガーで『強くてニューゲーム』という名称とシステムが採用されると瞬く間にRPGの定番となったのです。これはクロノ・トリガーのゲーム性の良さがあってこそ広まったものだと私は思います。
この『強くてニューゲーム』のシステムを利用すればいきなり強い状態のままラスボスに挑めるわけです。
ちなみに私はこのシステムではじめからスタートし、本来パーティー(行動を共にする仲間)が3人のところ、クロノ(主人公)とマール(仲間のうちの一人)の2人だけで苦戦しながらラスボスをやっつけたことがあります(笑)。
この要素があるので、私はクロノ・トリガーを何かしらのきっかけでプレイすれば必ず『強くてニューゲーム』でプレイするほど好きでしたのでね。
魅力3 マルチエンディング
クロノ・トリガーは当時、スーパーファミコン版としては異色の『マルチエンディング』を採用している数少ない作品です。
『マルチエンディング』とはラスボスを倒した後のエンディング映像がいくつも用意されている、というものです。
ラスボスを倒した時の主人公の状況、例えば「誰を仲間にしているか」「どこの街には行っていない」などでエンディングが変わります
現在では『マルチエンディング』を採用している作品は多いのですが、当時としては画期的でした。さらに移植リメイクされたクロノ・トリガーDS版になればバリエーションも豊富になります。
先ほど紹介した『強くてニューゲーム』でプレイすれば最初から主人公が強く、あらゆるポイントでラスボスに挑めるので、倒せばそのポイントでのエンディングがみられるという仕組みになっています。
これを一目見たいがためにゲームを何周もプレイする熱狂的プレイヤーも少なくはありません。
以上、クロノ・トリガーの魅力をお伝えしてきました。
クロノ・トリガーは数多くあるRPGの中で、異例の多さで移殖リメイクされている人気作品です。
個人的にはクロノ・トリガーを本格的なテレビアニメとして2期製作してほしいと思っていますし、移殖リメイクではなくファイナルファンタジー7のように【フルリメイク】してリアルな人間像で描くクロノ(主人公)やマール(仲間)の姿が見たいですね。
▼著者おすすめのRPGを買う(DS版)
(プレイステーション版)
(Android版)
続いては有名RPG「ロマンシング・サガ」シリーズを紹介!初心者が始めるべきシリーズおすすめ作品も紹介します!
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