ミルクグラスのバックスタンプとは ~ブランドと年代の見分け方~

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ミルクグラスは1950年頃のアメリカで誕生したヴィンテージ食器です。ミルクグラスはヴィンテージなのに丈夫でリーズナブル!ハイセンスで可愛くどんな料理にも合わすことができる「日常で使えるヴィンテージ食器」なのです!

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著者:大柴あまね

30代後半女性。10代の頃からミルクグラスの情報を収集。20代後半から購入しはじめ収集歴は10年程度。現在は定期的に専門店に通い流通をチェックしている。

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ブランドと年代の見分け方

 

ミルクグラスの歴史は意外に長く、その間にガラス製造会社の合併や吸収、分離などが繰り返されました。そのため製造された年代や製造会社の状況で食器に施される刻印が変化しています。

その刻印を見ることで、その食器がいつどこのメーカーによって製造されたか分かるのです。

刻印は主に食器の裏側に刻印されています。裏面の真ん中が基本です。これは「バックスタンプ」と呼ばれています。

 

▼マグカップの裏側に記載されたバックスタンプ


By 黄美智子投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link 

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日本酒ならではの魅力 ~味の種類が豊富!人とつながれるのも魅力~

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「日本酒」は女性こそ楽しめるお酒です!日本酒女子会が開けたり、インスタ映えする可愛い酒器があったり!日本酒初心者の女性に向けて日本酒の基礎知識から女子旅におすすめの酒造見学の魅力まで、日本酒の楽しみ方を徹底紹介!

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著者 白花豆子

20代女子のフリーライター。日本酒居酒屋に連れて行ってもらったことをきっかけに日本酒にハマり日本酒専門居酒屋で働く。若い女性にもっと日本酒の魅力を知ってほしいという思いがある。

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焼酎、ワイン、マッコリ、梅酒…。

お酒には様々な種類がありますが、このページでは日本酒ならではの魅力をご説明します。

 

日本酒の4つの魅力

① 種類が多い

 

前のページで紹介したように日本酒は土地のお米、水、精米歩合などによって、全く違った味わいを楽しむことができます。

日本には1400以上の酒造があり、現在存在する銘柄でも1万種類以上あります。

さらに、冷や・ぬる燗・熱燗と、飲み方によっても楽しみ方が変わってきます。

 

日本酒の温度によって変わる楽しみ方については前ページにて! 日本酒の温度によって変わる楽しみ方については前ページにて!

 

またお米の出来具合など、年によっても全然味が変わりますし、季節によっても異なる味のお酒を楽しめます。

そして、現在進行形でどんどん新たな銘柄が開発されてきています。そのため飽きることなく新たな日本酒との出会いを楽しむことができる、というのは日本酒ならではの魅力と言えます。

 

【コラム】季節によって異なるお酒を楽しむ!

冬から春に出る「しぼりたて」、夏の「生酒」、秋の「ひやおろし」が季節ものの日本酒として有名です。

日本酒は冬の寒い時期に仕込みます。そしてできたフレッシュなお酒が「しぼりたて」、それを少し保存し味が丸くなったのが夏の「生酒」、火入れ(酒を加熱し殺菌すること)して秋まで保存し味にまとまりが出たものが「ひやおろし」と言います。

▼季節ごとにおすすめの銘柄

しぼりたて

●八海山「越後で候」しぼりたて生原酒

しぼりたてならではの力強い飲み口とフレッシュな味わいが特徴です。

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夏の生酒

●出羽ノ雪 雪 純米 生酒

暑い季節にぴったりの華やかでフレッシュな香りが美味しい夏の生酒。ラベルも可愛いので女性も手に取りやすいです。

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ひやおろし

●春鹿 純米吟醸生詰酒 ひやおろし

まろやかな口あたりと、柔らかな吟醸酒特有のフルーティーな香りと、上品な旨みが美味しいお酒です。

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② 味わい

 

日本酒の味の魅力はやっぱり日本人が馴染みのあるお米の風味を楽しめることだと思います。

また日本食を引き立てるというのも日本酒の魅力です。ただ酒造さんによっては、イタリアンに合う日本酒などを開発しているところもあるので、日本食に合う=日本酒の魅力とは一言ではいえないように思います。

缶チューハイやビールなどその他のアルコールは、お食事やお話に重きを置きたいときに飲むお酒だと思います。日本酒はどちらかというと度数も高く深みがある分、お酒本来の味を楽しみながら、ゆっくり、でもわいわい人とのつながりを楽しみたい時に飲むのにぴったりだと思います。

 

③  地域とのつながり

 

それぞれの地域のお米やお水、そしてそれぞれの地域の酒造さん地酒の美味しさに触れることで地域とのつながりを感じられるのも、日本酒ならではです。

 

【コラム】地域とのつながりを感じた例

私が地域とのつながりを感じた例で言えば、小豆島に唯一ある森國酒造の「びびび。」というお酒との出会いです。

▼びびび。

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たまたま入ったお店で紹介してもらったのですが、まずその名前とラベルの世界観にすごく引き込まれ、飲んでみると味もすごく好みで「私このお酒好きです」と伝えると、店主さんがこの酒造さんと親しいとのこと。

小豆島に唯一の酒造であることや、機械をあまり使わず、ほとんどの工程を手作業でされていること、そして酒造にはおしゃれなカフェスペースがあったり、そこで食べられるかす汁が美味しいという話をたくさん聞かせていただきました。そういった話を聞くと、店主さんの小豆島に対する愛やお酒への想いを感じることができました。これまで興味がなかった小豆島のことを、そして小豆島のお酒のことをもっと知りたいと思うきっかけになりました。

 

酒屋さんなどとお話をすると、この蔵元(くらもと:日本酒の醸造元)の杜氏(とうじ:酒造りの最高責任者)はこんな人で、こんな思いがあってね、とお話を聞かせてもらえることがあります。

 

【筆者に聞いてみた】どのようにすればお話してもらえる?

Q.(Webon編集部)どのようにすれば話してもらえるのでしょうか?

A.(筆者 白花氏)やはり最初は「日本酒初心者なんですけど、おすすめありますか?」と勇気を出して聞いてみることが重要です。ここまで日本酒の基礎知識について説明してきましたが、知らなくても怖がる必要はありません。酒屋さんや店員さんは、お酒の良さを知ってもらいたいという方が多いです。そのため「こんなお酒とこんなお酒があるけどどっちが気になりますか?」や「このお酒はこういうお酒で女性にも人気でね」と、聞けば向こうから分かりやすく丁寧に説明してくれる事が多いのです。

 

日本人の日本酒離れが叫ばれている中でも、歴史ある蔵元さんの創業当時からの思いを引き継ぎながら守り続けられている日本酒には、地元や日本酒に対する色々な思いが詰まっているのです。

そんな話を聞きながら日本酒を飲むと、また違った味わい方ができるかもしれません。

日本酒居酒屋を名乗る場所は基本的にコミュニケーションがとれるお店が多いと思います。カウンターだけのこじんまりとしたお店や、狭い立ち飲み屋さんを選んで「日本酒初心者なんですけど」と足を踏み入れてみれば、きっとお話を聞きながら日本酒を楽しめることでしょう。

 

④ 人とのつながり

 

日本酒は種類や味わいが言葉で簡単に説明できるようなものではないので、選ぶ際に店主さんや店員さんとのコミュニケーションは必要不可欠になってきます。

例えば、居酒屋さんで日本酒を注文する際も「どんな日本酒が好きですか?」「私はこんな日本酒が好きです」「じゃあこんなのはどう?」「あ、美味しい!でももうちょっとこういうのが好きかも」など。

味についても「私はこっちの方が好き」などというやり取りをすることも増えます。

そういうやり取りが多いからか、日本酒専門の居酒屋では気付いたら店主さんや初対面のお客さんで仲良くなり、徳利(とっくり)でお酒を分け合いながらわいわい楽しんでいた、なんてことも多くあります。

基本的に大阪の日本酒の居酒屋さんに入ったときは、みんな友達になって帰ることも多いです(笑)【わいわい楽しめる居酒屋の例:日本酒と私

そういった一期一会の交流を楽しめるのも、日本酒の魅力です。

 

【筆者に聞いてみた!】お客さんとのコミュニケーションのとり方

Q.(Webon編集部)どうやってコミュニケーションを取ればいいですか?また、女性は逆にコミュニケーションを取ったことでお酒の場という事もあり、しつこく話かけられたりしてしまう可能性もあります。そのような場合の対処法などはありますか?

A.(筆者 白花氏)やはり、おすすめの日本酒を聞くのが一番だと思います。お客さんであれば「なんの銘柄飲んでいるのですか?」など。

とはいえ楽しみ方は人それぞれなので、コミュニケーションが苦手な方は無理してする必要はありません。静かに飲みたい方にはそっとしておいてくれますし、静かに飲めるお店だってあります。

しつこく話しかけられた場合は、女性の場合は絶対に店主さんか他のお客さんが守ってくれると思います。

 

まとめ

 

以上、私が思う日本酒の魅力でした。

日本の大切な名産物お米を使って造られた伝統的なお酒日本酒だからこそ、他のお酒と違った楽しみ方ができるのです。

次章からはそんな魅力たっぷりの日本酒を、女性ならではの楽しみ方という視点で多く紹介していきたいと思います!

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日本酒の種類 ~精米歩合とは?辛口・甘口の違いは?~

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日本酒の種類

 

前ページでは「日本酒とは何か」ということについてお伝えしましたが、日本酒にはどんな種類があるのでしょうか?

実際、日本国内には現在、1,400以上の酒蔵(酒を醸造、貯蔵するための蔵)があり、銘柄は1万種類以上あると言われています。

そんな日本酒を分類するための要素は多くあります。今回は初心者の方でも分かりやすく、日本酒を選ぶ際の参考にしやすい基本的な要素での分類をいくつかご説明いたします。

種類を知ることで、自分の好きな味の日本酒に出会うことができるでしょう。

 

お米の種類・産地

 

日本酒の原料は「お米」と「水」です。

したがって、その土地土地のお米やお水の持ち味が日本酒の風味や味わいを大きく左右します。お米や、水が美味しい地域で作られる日本酒は美味しいんですね。

 

有名な米

 

日本酒造りのために開発されたお米は「酒造好適米(しゅぞう こうてきまい)」と呼ばれます。

有名なものは「山田錦(やまだ にしき)」や「五百万石(ごひゃくまんごく)」という2種類の銘柄です。

「山田錦」は酒米の中で全国一の生産量を誇ります。きめの細かいまろやかさがあり、香り豊かでコクのあるお酒になります。

▼山田錦

 

「五百万石」は最もポピュラーとも言われている酒米です。淡麗で、クセのないすっきりとした味わいが特徴です。

 

山田錦(やまだにしき) 名称 五百万石(ごひゃくまんごく)
兵庫 主な生産地 新潟
きめの細かいまろやかさがあり、香り豊かでコクがある 味の特徴 淡麗で、クセのないすっきりとした味わい

 

どちらが初心者の方におすすめかは一概には言えませんが「山田錦」は、一般的にコクのある甘口になりやすいと言われており、雑味が少ない香り高い日本酒造りに向いています。

そのため初心者の女性は「山田錦」を使用した日本酒から飲んでみるといいかもしれません。

 

産地

 

お米や、水が美味しい地域で作られる日本酒は美味しいです。水やお米が美味しい地域について知っておくと、自分の好きな日本酒を選ぶ参考になります。

 

① 新潟県

新潟県は米の名産地で、美しい水とお酒を製造しやすい寒い気候も特徴。有名な銘柄の例で言えば「八海山 純米吟醸」です。

▼八海山 純米吟醸


画像引用元:八海山 Copyright 2018 HAKKAISAN BREWERY

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八海山 純米吟醸」は豊かで落ち着いた香りとほのかな米の旨みがあり、軽めですっと飲みやすい純米吟醸酒。お料理の味を邪魔しない上品な味わいで、飽きのこないお酒です。

 

② 山形県

山形は、気候や庄内平野や最上川など、美味しい水やお米が育つ条件が揃っています。有名な銘柄の例で言えば「十四代 純米吟醸播州山田錦」です。

▼十四代 純米吟醸播州山田錦


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幻の日本酒と呼ばれる人気の銘柄「十四代」。

吟醸酒特有のフルーティーで芳醇な香りを、存分に堪能することができます。

ちなみに現在人気の日本酒「獺祭(だっさい)」も山形のお酒です。

 

③秋田県

秋田は雪解けの伏流水に恵まれており、空気も澄んでいるので美味しいお米が育ちます。あきたこまちが有名です。秋田県の銘柄と言えば「新政No.6」です。

▼新政No.6


画像引用元:新政 © 2016 Aramasa Co,Ltd.

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横文字の名前と、まるでワインのようなおしゃれな見た目が特徴の新政No.6。

味わいもすっきり爽やかで、フルーティー感も楽しめる新しい日本酒です。

 

精米歩合 ~大吟醸・吟醸・純米大吟醸とは~

 

日本酒の分類で一番よく聞くのが「精米歩合(せいまい ぶあい)」という言葉。「大吟醸(だいぎんじょう)」や、「純米吟醸(じゅんまいぎんじょう)」など、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

これらの言葉は精米歩合がもとになっています。

精米歩合とは「日本酒を製造する工程でどのくらいお米が削られたかを表す数値」です。お米は中心になるほど香りが強く、周りを削ることでその中心部の香りが生きた雑味のない味わいになります。

日本酒の裏のラベルをよく見ると「精米歩合40%」などという表記を見ることがあります。この場合、お米の60%を削って作られたお酒ということになります。

日本酒は精米歩合とアルコール添加のあるなしで、ジャンル分けされます。

 

アルコール添加とは

サトウキビを主な原料として作られた食用のアルコールを加えること。アルコール添加することにより、香りを引き立たせることや、軽快な味わいを生み出すことが期待される。

 

日本酒は「大吟醸酒」「純米大吟醸酒」「吟醸酒」「純米吟醸酒」「本醸造酒」「純米酒」に分類できます。

その中で精米歩合が50%以下でアルコール添加のあるものを「大吟醸酒」。アルコール添加のないものを「純米大吟醸酒」。

60%以下でアルコール添加のあるものを「吟醸酒」。アルコール添加のないものを「純米吟醸酒」。

70%以下でアルコール添加のあるものを「本醸造酒」と言います。

そして精米歩合に規定はなくアルコール添加がないものを「純米酒」といいます。

 

名称 精米歩合 アルコール添加
大吟醸酒 50%以下 あり
純米大吟醸酒 50%以下 なし
吟醸酒 60%以下 あり
純米吟醸酒 60%以下 なし
本醸造酒 70%以下 あり
純米酒 規定なし なし

 

【コラム】同じ銘柄の精米歩合による特徴の違い

同じ銘柄の中にそれぞれ「吟醸酒」や「大吟醸酒」などがあります。私の好きな「寫楽(しゃらく)」というお酒で特徴を紹介します。(価格は「酒専門店鍵や」参照)

▼寫楽

寫楽 純米酒 720ml(箱なし)1,300円(税別)

米の旨み、落ち着いた果実系の香りがバランスの良い純米酒です。すっきりとした後味が特徴で、どんなお料理にも合います。

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寫楽 純米吟醸 720ml(箱なし)1,600円(税別)

口の中に広がるフルーティーな香りが特徴です。純米酒と比べると、香りと米の味が濃くなっています。

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寫楽 純米大吟醸 しずくどり 720ml(箱入り)4600円(税別)

精米歩合がなんと40%という特別酒です。飲む前から香り華やかな香りと、口に入れてから広がる果実のような香りが際立つ上品なお酒です。

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また、精米歩合が低い、つまりお米を削れば削るほど一般的に価格は高くなります。米粒を削る作業と品質管理に手間と時間がかかるからです。

ただ、ここで勘違いしてほしくないのが、削られれば削られるほど美味しいという訳ではないということです。

確かに、雑味がなくなりすっきりとした味わいにはなりますが、あえて削りすぎないことで生み出される香りや風味にも魅力があります。そこが、日本酒の難しいところであり、楽しいところであるともいえますね。

 

【コラム】初心者におすすめの精米歩合は?

好みになるので一概には言えないのですが、米は中心部の方が旨みが強く、雑味が少ないので、雑味が少ない外側が多く削られている、大吟醸酒吟醸酒が初心者の方は飲みやすいかもしれません。

私自身は華やかな香りが強いものより、お米の旨みと香りをバランス良く楽しめるお酒が好きなので、純米酒や本醸造酒が好きです。香りが強いとお料理の味の邪魔をしてしまう場合があるのと、お燗にして楽しむのも好きなので、その場合はやはり、純米酒や、本醸造酒の方が適していると言えます。

 

日本酒度・酸度

 

日本酒のラベルを見たときにもう1つ目に付くのが「日本酒度(にほんしゅど)」と「酸度」というところに書かれた数値です。

 

糖度

 

「日本酒度」というのは、簡単に説明すると「日本酒に含まれた糖度を表す数値」になります。

糖度が高いものがマイナスで、糖度が低いものがプラスで表されます。マイナスであればあるほど「甘口」でプラスであればあるほど「辛口」と表現します。

 

 

日本酒度でいうところの「甘口」と「辛口」の違いは端に糖度の違いです。実際の味わいは「甘口だから甘く感じる」という訳ではありません。

あくまでも味わいの目安になるものです。日本酒好きの私でも、どちらの味が好きなのかというのは一概に答えるのは難しいです。

口当たりで選ぶとすれば私は辛めの日本酒が好きです。甘い日本酒は、どっしり重く、口に残るイメージがあります。また、お料理の味を邪魔してしまうような気がすることもあって、すっきり、きりっと飲める辛めの日本酒が好きです。

 

酸度

 

「酸度」と聞くと、すっぱさかなと思う方も多いかもしれませんが、日本酒における「酸度」はそうではなく「お酒のキレを表現する数値」を表します。

日本酒における酸は、味を引き締める役割があります。

酸度が高ければ高いほどキリッとした濃い味わいを楽しめ、逆に酸が低いほどすっきり淡麗な味わいを楽しめます。

 

 

私自身すっきりとした日本酒が好きなので、酸度が高すぎないお酒の方が好みです。初心者の方はまずは1.5前後のものを飲んでみて、飲み比べながら決めるのがおすすめです。

人の味覚は様々で、何を持って甘いとし辛いとするかも違います。

色々な日本酒を飲みながら、日本酒度や酸度をチェックして自分の好みのバランスを見つけてください!

 

まとめ

 

このページでは基本的な日本酒の種類をご紹介しました。

上記でも述べた通り、人によって味の感じ方はそれぞれです。

実際に色々な日本酒を飲んでいく中で、お気に入りの味を探す参考になれば嬉しいです。

さて、日本酒は豊富な味の種類があるとこのページではお伝えしましたが、ワインだって豊富な味の種類があります。他のお酒にはない日本酒ならではの魅力とはなんなのでしょうか?

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日本酒とは?わかりやすく解説! ~焼酎との違い~

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皆さんは「日本酒って何?どんなお酒?」と聞かれて説明できますでしょうか。また、焼酎との違いがわからない方も多いと思います。

このページでは日本酒とは一体どんなお酒なのかわかりやすく解説していきたいと思います。

 

日本酒とは ~焼酎との違い~

 

ここでは日本酒とは何かということを説明いたします。原料・製法という観点から焼酎との違いについてもお伝えします。

 

原料

 

日本酒とは簡単に説明すると「米や米こうじを主原料に使用し、それらを発酵してこして作られたお酒」です。

▼日本酒とはがわかるイラスト

 

発酵とは

菌が食べ物に取り付き栄養を取り入れると、食べ物が「変化」する。おいしくなったり身体に良い成分が増えたりする「変化」のことを『発酵』と言う。日本酒の場合は「酵母」という菌を用いて発酵を行う。日本酒の原料を発酵させると「もろみ」と呼ばれる固形物ができる。もろみを袋に入れて搾って取り出した液体が酒となる。

▼もろみ(これを袋に入れてしぼって出てきた液体がお酒)

 

【筆者注】酒税法による「日本酒」の定義

酒税法(=酒類の分類やそれにかかる税率や取扱いに必要な免許についてなどを定めた日本の法律)で日本酒は「アルコール分が22度未満」かつ「米、米こうじ、水を原料として発酵させてこしたもの」か「米、米こうじ、水及び、清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させてこしたもの」と定義されています。

 

以上のように日本酒の主原料は「米」です。

対して焼酎は「芋焼酎」「麦焼酎」など芋や麦などの穀物を原料にしています。芋や麦の他にも、黒糖や紫蘇(しそ)など様々な原料を用いた種類豊富な焼酎もあります。

米を原料にした米焼酎なんていうのも存在しますが、日本酒は「“米”からしか作られない」という点は大きな違いのひとつです。

 

製法

 

日本酒は「米や米こうじを主原料に使用し、それらを発酵してこして作られたお酒」と説明しましたが「じゃあ米焼酎と日本酒は何が違うの?」と思った方もいるかもしれません。

日本酒と焼酎には製造方法にも違いがあります。

 

お酒は製造方法により

「醸造酒」(じょうぞうしゅ)

「蒸留酒」(じょうりゅうしゅ)

の2つに分類されます。

 

「醸造酒」とは“酵母”という、発酵食品を作る際などにも使われる菌を使用して、原料に含まれた糖分をアルコール発酵させて作るお酒のことを指します。

 

アルコール発酵とは

菌の働きによって、糖分を分解してアルコールを作ること。酵母は糖によってアルコール発酵を行う代表的な菌である。

▼酵母のイメージ

 

つまり、醸造酒は菌を使った自然の力でアルコール発酵させて作られており、原料の味わいはそのままでより深い味わいを楽しむことができます。

また、アルコール度数がそれほど高くならないのも特徴です。

ワインやビール、そして日本酒がこの「醸造酒」にあたります

 

 

対して「蒸留酒」は醸造酒をさらに加熱して蒸発させ、気化したものを集めて冷やしたお酒です。

▼蒸留酒の作り方の概略図

 

水よりも、アルコールの方が沸点が低いので、アルコールが先に蒸発します。そのため、アルコール成分だけを集めることが出来るのです。

つまり「蒸留酒」は「醸造酒」と比べてアルコール度数が高いお酒を作ることが可能なのです。

また、気化した成分だけを集めているので余計な成分が取り除かれており、雑味などが感じにくくなっているのも特徴です。

ブランデーやウイスキー、そして焼酎がこちらの「蒸留酒」にあたります。

 

 

日本酒と焼酎には、このような製法の違いがあったのです。

お米本来の味わいを楽しめる「醸造酒」が日本酒、

度数が高く純度も高いアルコールを楽しめる「蒸留酒」が焼酎、

と覚えてください。

 

 

飲み方の特徴

 

焼酎はアルコール度数が高くなるので、ストレートよりはロック(氷入り)や水割り、お湯割り、ソーダ割りなど、飲み方を変えて楽しまれることが多いです。

対して日本酒は何かで割ったりして飲むことはほとんどありません。

アルコール度数がそこまで高い訳ではないということもありますが、原料であるお米の繊細な味わいの違いを楽しむにはそのままが一番、という理由もあるのです。

何かで割るという飲み方が無い代わりに、日本酒は温度を変えて楽しむことをします。日本酒は温度によって香りや風味に変化が出て、銘柄によって適する温度が異なります。

冷やして飲むだけではなく熱めのお燗(おかん)で飲んだり、場合によっては、ぬるめの「ぬる燗」などにして味の変化を楽しむことができるのです。また、日本酒の銘柄によっては冷や、熱燗、ぬる燗にする上で向き不向きがある場合もあるのです。

 

 

冷や・熱燗・ぬる燗に向く日本酒の特徴

 

以下では、冷や・熱燗・ぬる燗に向く日本酒の特徴と初心者におすすめの銘柄を紹介いたします。

▼冷や・熱燗・ぬる燗に向いている日本酒の特徴一覧

飲み方 向いている特徴
冷や 吟醸酒、フレッシュ感のある日本酒
熱燗 純米酒、旨味や酸味が強い日本酒
ぬる燗 純米酒、本醸造酒

 

冷やに向くお酒 ~初心者におすすめの銘柄~

 

香りが華やかな吟醸酒やフレッシュ感を楽しめる日本酒はお燗にしてしまうとせっかくの香りが飛んでしまうので、冷やでその香りを楽しむのがおすすめ。

お料理の美味しさを更に引き立てるので、お料理をしっかり味わいたいときは冷や酒がぴったりです。

初心者におすすめの銘柄は「紀土 純米大吟醸 山田五○」です。

▼「和歌山県 紀土 純米大吟醸 山田五○」

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「紀土 純米大吟醸 山田五○」はフルーティーで甘い香りと、柔らかく旨みのある味わいが特徴です。

冷やにして飲むことで、華やかな香りをしっかり楽しむことができます。

日本酒に馴染みが無い方に、日本酒を美味しく飲んでもらいたいという想いから作られたお酒なので初心者にもぴったりです。

 

熱燗に向くお酒の特徴 ~初心者におすすめの銘柄~

 

熱燗にすると、お米の旨みと甘味が強調され、味わいのキレが増しながらも飲み口がまろやかになります。

一般的にお米の味わいが強い純米酒や、旨味や酸味が強いお酒が熱燗向きと言われています。

また、アミノ酸という旨みのもとを多く含む「生もと造り」や「山廃」というお酒も旨みが強く熱燗向きです。初心者におすすめの銘柄は「雪の茅舎 山廃純米」です。

▼秋田県雪の茅舎 山廃純米

画像引用:株式会社齋彌酒造店 公式HP © SAIYA SHUZOTEN

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「雪の茅舎 山廃純米」は柔らかい口当たりと優しい味わいの純米酒です。熱燗初心者にもぴったり。全国新酒鑑評会で7年連続金賞受賞しています。

 

ぬる燗に向くお酒 ~初心者におすすめの銘柄~

 

ぬる燗は、お酒が持つ香りを失わずに、お燗ならではのキレのある味わいや、まろやかな口当たりを楽しめるのが特徴です。

純米酒や本醸造酒のお米の豊かな香りを楽しみたいときにおすすめです。

初心者におすすめの銘柄は「春鹿純米吟醸 吟麗」です。

▼奈良県 春鹿純米吟醸 吟麗

画像引用:春鹿 公式通販サイト(C) HARUSHIKA

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華やかな香りの「春鹿 純米吟醸 吟麗」はもちろん冷やでも美味しいのです。ただ、ぬる燗にすることで、その香りと、やわらかな米の味わいをより楽しむことができます。

鹿が描かれた可愛いラベルで、女性も手に取りやすくなっています。

 

まとめ

 

今回は焼酎と比較しながら日本酒とは何かを解説しました。

「日本酒ってどんなお酒?」と聞かれたら「お米が原料のお酒で、お米本来の味わいが楽しめるお酒だよ。アイスにしたりホットにしたりして楽しめるよ。」と教えてあげて下さい!

次のページでは日本酒の種類についてご紹介します。日本酒の種類を知れば、自分好みの日本酒に出会えることでしょう。

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アドバタイジングカップとは ~広告入りのミルクグラス~

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アドバタイジングカップとは

 

ミルクガラスのカップやボウルには企業広告やロゴの入ったものがあります。

これはアドバタイジング食器と呼ばれる分類ですが、企業広告が入っているものであればブランドの垣根を超えて「アドもの」「アドバタイズメント」などと呼ばれ親しまれています。

 

▼アドバタイジング食器:ボウル(画像クリックで商品詳細へ)

 

中でも広告入りのマグカップは「アドバタイジングカップ」と言い、「アドマグ」と省略して呼ばれております。アドマグ専門のコレクターもたくさんいます。

 

▼アドマグの例(画像クリックで商品詳細へ)

 

アドものは企業がチラシを撒くように顧客に配った完全に広告目的の食器です。1960年代からはじまり1980年まで製造され数多く出回りました。

配られた後は一般家庭で使用され、さらに企業マニアが収集するという過程を経て、現在たくさんのアドバタイズものが流通しています。

 

デザインによっては高値がついているもの、人気のものやレアなものなどがあります。自分の好きなものだけを集めるなどの楽しみ方があるのがアドバタイジングものの魅力です。

 

【コラム】当時のアドものの扱い

アドものが配られていた当時は「無料配布するフライヤー」というような扱いでした。マックでは朝マックのおまけだったそうです(おそらくコーヒーを入れてそのまま持って行くスタイルです)。また銀行やガソリンスタンドなどではオープン記念に渡すものでした。

アドマグは「無料でもらえて、つい家で使ってしまう食器」だったのだと思います。現在で言えば、エビスビールのおまけについてくる神泡グラスのようなものでしょうか。

既に生産されていないアドものですが、現在まで残っているのは各家庭か、配布している会社が保管していたものです。中には配布されず残っている未使用品もあったりします。とても貴重です。アドマグは無料配布品ですが、その時しか手に入らなかったものとしてレアになったものも数多くあります。

 

企業の系統別にアドマグを紹介

 

アドバタイジングものを作っていた企業の業態や業種には傾向がありました。以下では企業の系統別にアドバタイジングマグを紹介いたします。紹介しているマグは全て定番のものです。

 

ハンバーガー系

バーガーキング

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ハンバーガーショップでお馴染みの「バーガーキング」のマグです。ファイヤーキングのアドマグの中でもダントツの人気で、出回っていますがかなり高値がついています。

 

ファイヤーキング

アメリカのガラス製造メーカーであるアンカーホッキング社の看板商品となった耐熱用ミルクグラス。ヴィンテージ食器であり、国内・海外でたくさんのコレクターに愛されている。ファイヤーキングの詳しい解説は第2章の1ページ目にて

 

マクドナルド


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こちらもお馴染みのハンバーガーショップ「マクドナルド」のマグです。製造ブランドはファイヤーキングのものですが、流通数が多いので手を出しやすいアドものでしょう。

上の写真はカナダ版で、Mマークの下部に小さくカナダの赤いメープルリーフ(カエデの葉をあしらったカナダの国旗)が描かれています。

 


レストラン系

ボナンザ

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「ステーキハウスボナンザ」のマグです。

製造ブランドはファイヤーキング。ボナンザは積極的に広告として配っていたため、ボナンザのアドマグは特に多く出回っています。

ステーキハウスボナンザのものでも、マグの形違い、色違い、ロゴの大きさ違いなど、様々なデザインのものが存在します。当時のボナンザファンはたくさん集めていたことでしょう。

 

銀行系

ノースウエスタンバンク

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銀行系で人気の「ノースウエスタンバンク」のマグカップです。ノースウエスタンを示すように、方位磁石のNとWの間を矢印が示しているところがおしゃれですね。

こちらは色違いが数種類出回っています。ブランドはファイヤーキング、形はスタッキングマグ(上下に重ねることができるマグ)です。

 

スタッキングマグなどミルクグラスの形については前ページで解説! スタッキングマグなどミルクグラスの形については前ページで解説!

 

セキュリティバンクマグ


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「セキュリティバンクマグ」はグラスベイクというブランドが製造したアドマグです。

銀行系のマグは飲食店系よりも少し地味で落ち着いた印象があります。銀行の建物をそのまま描いたイラストがなんとも静けさを感じられるデザインです。

 

カフェ系

スタッキーズ

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ガソリンスタンドに併設されたコーヒーショップ「スタッキーズ」のアドマグ。こちらはファイヤーキングです。スタッキーズは可愛らしいカラーで今でも求める人が後を絶ちません。

 

ダンキンドーナツ


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「ダンキンドーナツ」はグラスベイクが手がけるアドマグです。ロゴのセンスが秀逸なダンキンドーナツのアドマグは現在でも人気で、プリントが剥がれやすいのでキレイに保存されたものは貴重品です。

 

自動車系

グッドイヤー

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タイヤメーカーの「グッドイヤー」のアドマグです。ファイヤーキングのDハンドルマグにプリントされているのは可愛い飛行船です。

 

Dハンドルマグ
取っ手(ハンドル)が「D」の形なのでこの名前で「Dハンドルマグ」と呼ばれている。

 

シェル石油

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日本でもおなじみの会社である「シェル石油」のアドマグです。現在良く見るロゴとはちょっと違うのが面白いところですね。

▼シェル石油のロゴ


By AntonioMartinOwn work, CC BY-SA 4.0, Link 

 

ロゴはファイヤーキングのリブドボトムマグにプリントされています。

 

リブボトムマグとは
リブ=波のような模様。ボトム=足の部分。ということでスタッキングマグ(足つきのマグ)の中でも足がなみなみになっているデザインのものを指します。

 

フォード

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自動車会社の「フォード」のロゴがプリントされたもの。

トライカウンティトラクターズという販売会社が当時フォード車を取り扱っていて、その時に製造されたアドマグです。(現在のトライカントリー社の公式HP

カップはファイヤーキングのDハンドル。

 

マグ以外のアドバタイジングもの

ハインツ

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ケチャップでお馴染みの食品メーカー「ハインツ」のアドバタイジングものです。こちらはなんと手のひらサイズのボウルにプリントされた珍しい一品。

ファイヤーキングのジェダイシリーズのチリボウルに赤で可愛らしくプリントされています。

 

ファイヤーキングのジェダイシリーズ

ミルクガラスの最も定番と言えるシリーズ。ミルクガラスが誕生して間もない頃に誕生し、大人気となった。あまりの人気ぶりから他社による類似品も多く出回った。ジェダイとは翡翠色のこと。

▼ファイヤーキング ジェダイ Dハンドルマグ

 

アドバタイジングのマグやボウルはここでは紹介しきれないくらい、とにかくたくさん流通しています。自分好みのものを探してみるのも楽しみ方のひとつ。

知っているロゴが集まると嬉しくなりますね。1960年代からはじまり1980年にアメリカで製造されたいたアドバタイジングものですが、当時どんな企業が活躍していたのか、楽しみながら眺めてみるのも良いでしょう。

 

次のページではおすすめミルクグラスを「朝食」「和食」などのシーン別に紹介いたしましす。

『ミルクグラス入門』目次へ  (全14ページ)



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著者:大柴あまね

30代後半女性。10代の頃からミルクグラスの情報を収集。20代後半から購入しはじめ収集歴は10年程度。現在は定期的に専門店に通い流通をチェックしている。

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ミルクグラスの種類 ~どんな色と形がある?~

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ミルクグラスは1950年頃のアメリカで誕生したヴィンテージ食器です。ミルクグラスはヴィンテージなのに丈夫でリーズナブル!ハイセンスで可愛くどんな料理にも合わすことができる「日常で使えるヴィンテージ食器」なのです!

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ミルクグラスはマグカップが多く流通しているので、マグカップのイメージが強いと思います。

ただ、ひとえにミルクグラスと言ってもプレートや保存容器など様々な食器が作られています。またマグカップにも様々な形状のものがあるのです。

ここではミルクグラスの食器の種類や形状についてお伝えします。ぜひお気に入りのミルクグラスを探す参考にしてくださいませ。

 

マグカップ

▲筆者のマグコレクションの棚

 

まずはマグカップを紹介いたします。

「ミルクグラスといえばマグカップ!」と言われるほど定番のアイテムです。マグカップだけのコレクターもいることから、数ある食器の中でも流通するミルクグラスの大半はマグカップです。

“ミルクグラスの種類 ~どんな色と形がある?~” の続きを読む

ロリータファッション流行後の変化

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20年以上ロリータファッションを愛し続けた筆者がロリータファッションの基礎知識とリアル過ぎるロリータ事情を語ります!これからロリータを着る人必読!現実とのバランスのとり方も含めてロリータについてまるっと学べるロリータ入門の決定版!

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著者:佐藤遊佳(さとう ゆうか)

高校卒業と同時にロリータファッションに目覚め、以来13年間私服ではずっとロリータ服やゴシック&ロリータ服を着続ける。鍼灸師として患者さんを診るかたわら、ロリータファッションの服飾小物、アクセサリーの個人作家として活動。現在は結婚し地元で鍼灸院を開業し、執筆活動もしている。

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この章では4ページにわたってロリータファッションが流行になった経緯から、流行が終息した現在の状況までをお伝えします。

前ページで説明した通り「下妻物語」の登場によってロリータファッションは大流行になりました。

それまではロリータ服を着るのは周囲の視線や世間体があって大変なことでしたが、流行により認知が広まったので比較的簡単にロリータテイストを取り入れることが出来るようになりました。それによりメリット・デメリットが生じました。

このページでは流行後のロリータ界の状況についてお伝えします。

 

▼2章で解説するロリータの流行と終息

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ミルクグラス(ミルクガラス)の歴史

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ミルクグラスは1950年頃のアメリカで誕生したヴィンテージ食器です。ミルクグラスはヴィンテージなのに丈夫でリーズナブル!ハイセンスで可愛くどんな料理にも合わすことができる「日常で使えるヴィンテージ食器」なのです!

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この章ではミルクグラスのややマニアックな内容である「歴史」「ミルクグラスが出てくる映画」についてお伝えします。

知ればさらにミルクグラスを楽しめることでしょう。このページではミルクグラスの歴史を解説いたします。

 

ミルクグラス(ミルクガラス)の誕生

 

「ミルクグラス(ミルクガラス)の歴史はアメリカの歴史」

そう言えるほど、ミルクグラス食器はアメリカの人々の生活に密着してきました。

1900年代のアメリカは大量生産の時代に突入しており、工場で美しいガラスを生産する技術が飛躍的に向上していった時代でした。

 

大量生産の時代

アメリカでは1920年代頃から自動車が普及するなど科学技術の発達により、生産にかかるコストが安くなり、あらゆる製品が安く手に入るようになった。それにともないガラスも大量生産できるようになった。

 

1932年にたくさんあったガラスボトル製造会社の一つであるジャネット社(Jeannette)は新しい食器シリーズ「キッチンウエアシリーズ」をリリースしました。

「キッチンウエアシリーズ」はクリアグラス(透明なグラス)などもありましたが、このシリーズにはミルクグラスが含まれていました。これがミルクグラスの歴史のはじまりです。(ちなみに、現在でも「キッチンウエアシリーズ」の入手は不可ではありませんが、ミルクグラス初期のものはかなり貴重なので、難しいかもしれません。持っていたら確実に長年のマニアです。)

 

ミルクグラスとクリアグラスの違い
クリアグラスは透明なグラスです。ミルクグラスはクリアグラスに乳白色を混ぜ込んだものです。

 

ジャネット社は後にファイヤーキングで有名になるミルキーグリーンカラーのシリーズ「ジェダイ(Jadite)」の名付け親でもあります。ジャネット社がジェダイを開発し、それを真似して作ったアンカーホッキング社のファイヤーキング「ジェダイ」が人気を獲得します。

 

ファイヤーキングとは

ミルクグラスの代表的なシリーズ。ファイヤーキングのジェダイ(翡翠色)は大人気となり、似たような商品が多く出回った。

▼ファイヤーキング  ジェダイ

▼詳しいファイヤーキングの紹介ページ

 

このようにしてミルクグラスは誕生、そして人気を獲得し、1950年代からのアメリカの食卓にて多くが使用されたのでした。

 

ブランドごとに見るミルクグラスの歴史

 

しかし、ミルクグラスと一口に言ってもそれぞれの会社が出しているブランドごとに歴史も異なります。

以下ではミルクグラスの歴史を、主要ブランドである【グラスベイク】【フェデラル】【ヘーゼルアトラス】【ファイヤーキング】の4種類に分けてお伝えします。

歴史を知ればブランドへの愛着も深まるかもしれません。

 

ミルクグラスの年表一覧

※それぞれのブランドの歴史の解説は年表の下にございます。

年代 グラスベイク フェデラル ヘーゼルアトラス ファイヤーキング
1853 マッキーグラスカンパニー創業
1900 フェデラル社創業
1902 ヘーゼルアトラス社創業
1905 アンカーホッキング社創業
1917 耐熱ガラスブランド「グラスベイク」誕生
1932 ジャネット社によりミルクグラス初リリース
1936 ミルクグラス製造開始
1941 「ファイヤーキング」リリース
1951 マッキー社がサッチャーグラス社に買収
1956 ヘーゼルアトラス社がCCC社に買収
1960~ アドバタイジングマグが数多く出回る(1980年まで)
1961 サッチャーグラス社をジャネット社が買収
1980年 フェデラル社買収、製造終了
1970年代 ヘーゼルアトラス製造終了
1983 グラスベイク製造終了
1986 ファイヤーキング製造終了

 

グラスベイク(GLASBAKE)

 

1853年に創業したマッキー社(マッキーグラスカンパニー)は、1917年に耐熱ガラスブランド「グラスベイク」を生み出しました。

グラスベイクは、当時のライバルである「コーニング社のパイレックス」に対抗するために作られた「耐熱で冷蔵温度でも耐えられるクリアガラス」です。これが成功し、後にミルクガラスの製造に移行しました。

当時のミルクグラスは一番大きいマグでも9オンスでしたがグラスベイクブランドのマグは10オンス(約300ml)マグも作られました。また当時画期的だったカラーインク吹き付け技術を使ってプリントマグが多く生産されたのもグラスベイクの特徴です。

 

【コラム】カラーインク吹き付けとは

白ベースのマグに塗料を塗ってあるものは、全てカラーインクを吹き付ける方法で塗装されています。特に全面に塗られた単色の物やグラデーションのものは「カラーインク吹き付けマグ」とされます。この技術を使ってプリントマグを広めていったのです

 

グラスベイクは大人気となり、1951年にサッチャーグラス社に買収されるまで長く愛されていました。

 

▼グラスベイクのスープマグ

 

マッキー社のミルクグラス部門「グラスベイク」はサッチャーグラス社に買収されますが、買収から10年後(1961年)に先述のジャネット社(キッチンウェアシリーズを開発した会社)が買収しています。

 

 

1961年以降に製造されたグラスベイクは、マッキー社ではなくジャネット社のものです。そして、現在残っている貴重な食器たちもほとんどがジャネット社のものなのです。

とはいっても、現在ではそんなグラスベイクも数が大変少なくなっており、レアアイテムとしてコレクターに大事にされています。

ミルクグラスの歴史の中には、ミルクグラスの製造が自由に行われ人気を博した一方で、買収やガラス製造会社の閉鎖などもたくさんあったのでした。

 

 

フェデラル

 

現在でも大人気のガラス製造会社「フェデラル社(federal)」は1900年にアメリカのオハイオ州で創業しました。

フェデラル社は現在でも数多く残っている可愛らしい色合いの製品を製造しました。現在ではフェデラルのマグに似た食器が多くありますが、それはフェデラルのデザインがあまりに高評価で、1940年頃に各メーカーが真似したためといわれています。

ミルクグラスの他にクリアガラス製品もたくさん製造しており、大量生産の時代の波によって、1960年代~1980年にかけてフェデラル社のアドバタイジングマグは数多く出回りました。

 

▼アドバタイジングマグ(詳しい解説は第1章にて)

 

特にディズニーのキャラクターがプリントされたものや、有名企業のロゴが入ったアドバタイジングマグなど、1960~1980年は広告としてマグカップが使われ始めた時代でもありました。

 

▼アドバタイジングマグ(銀行のロゴが入っている)(画像クリックで商品詳細へ)

 

そんな企業のオーダーによって、フェデラル社のミルクグラスは瞬く間に人々の生活に入り込んでいきました。

 

 

ヘーゼルアトラス


▲ヘーゼルアトラス社

 

フェデラル社の創業から2年後の1902年に「ヘーゼルアトラス社(Hazel-Atlas)」が設立されました。

ヘーゼルアトラス社は食品保存用のガラス容器が主力でしたが、1936年よりミルクグラスの製造を開始し始めます。

ヘーゼルアトラス社のミルクグラスは、パステルカラーの可愛らしい色合いが子どもに人気となりましたが、1956年にCCC(コンチネンタル・カン・カンパニー)社に買収され、事実上の閉鎖となりました。

 

▼ヘーゼルアトラスのチャイルドマグ(子供向けのマグカップ)

 

しかしその人気は続き、CCC社の傘下となっても1970年代まで「ヘーゼルアトラス(Hazel-Atlas)」の名前で製造されていました。

現在でもその時の可愛いパステルカラーのミルクグラスたちが残っており、コレクターを中心に大事にされています。

 

 

ファイヤーキング(Fire-King)

 

フェデラル社とへーゼルアトラス社とほぼ同時期である1905年に創設されたのが、現在でもミルクグラスの製造販売を行う「アンカーホッキング社(Anchor Hocking)」です。創業当初は「ホッキンググラス社」という名前でした。

アンカーホッキング社は、ミルクグラス好きなら誰もが知っている「ファイヤーキング(Fire-King)」というミルクグラスブランドを手掛けた製造会社です。

 

▼ファイヤーキングのミルクグラス

 

アンカーホッキング社は、なんと日本のスーパーやホームセンターでも販売されている金魚鉢も手掛けているから驚きです。実は私たち日本人の生活にもなじみのある会社なのです。

 

アンカーホッキング社はクリアガラスを製造していましたが、1941年に手掛けたミルクグラスブランド「ファイヤーキング」が大ヒットしました。現在ではファイヤーキングだけのマニアもいることからも当時の人気ぶりが伺えます。

このファイヤーキングはミルクグラス製造が終了する1986年まで大量生産され続け、レストランやカフェをはじめ家庭用食器としてもとても愛されていました。

製造が終了してからも中古品として世の中に出回り、現在ではヴィンテージ食器の代表として愛され続けています。

 

このアンカーホッキング社は現在でもたくさんのガラス製品を製造しているガラス会社なのですが、近年では「ファイヤーキングジャパン」として復活し、耐熱皿や所ジョージさんをはじめとした有名タレントのカップも販売しています。

▼所ジョージさんとファイヤーキングが共同制作したカップ(画像クリックで商品詳細へ)

 

▼ファイヤーキングジャパン公式HP


引用:https://fireking-japan.com/

 

 

ミルクグラスは当時の面影を残しながらも現代版に形を変えて、新たな時代を歩んでいるのです。

以上、ミルクグラスの歴史を紹介いたしました、次のページではミルクグラスが出てくる映画を紹介いたします。マニアは映画に出てくるミルクグラスを映画の内容そっちのけで楽しんでいたりするのです。

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著者:大柴あまね

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ジャネット・マッキーとは 【ミルクグラス主要ブランド6選】

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この章ではミルクグラス(ミルクガラス)の主要ブランド6種類をページごとに解説しています。

お気に入りのミルクグラスを選ぶ参考にしてください。そして、見て触って気に入ったものを買うのがよいでしょう。

このページでは「ジャネット・マッキー」について紹介いたします。

 

▼主要ブランド6選

ブランド名 社名 特徴
ファイヤーキング アンカーホッキング ファイヤーキングジェダイはミルクグラスの代表的存在。種類が豊富。
パイレックス コーニング ボウルやカップの周りをぐるりと覆う美しい模様。
ヘーゼルアトラス ヘーゼルアトラス 全体的に珍しい形のものが多い。刻印のシンプルさが魅力。
フェデラル フェデラル 各メーカーも真似する。堂々としたプリントデザイン。
グラスベイク マッキーグラスカンパニー 未来的なミルクグラスで人気獲得。スープに特化したマグがある。
ジャネット・マッキー ジャネット・マッキー とにかく古くてレア。

 

ジャネット・マッキー(Jeannette・McKee)とは

ガラス製造の長い歴史があるマッキー社とジャネット社。

マッキー社は1900年代に入りミルクグラス製造を開始。

キッチンディナーウェア(家庭の食卓で使う食器類)を世に広めた功績はとても大きく、美しい食器だけでなく、多くのコレクターをも生み出したと言えるでしょう。

 

ジャネット社もライバル会社と競うようにミルクグラスを製造販売していました。

現在ではメジャーな色であるミルキーグリーンの「ジェダイ」は、この時代のジャネット社が開発しました。ジャネット社がジェダイを開発し、それをアンカーホッキング社が真似して作ったファイヤーキングのジェダイが流行しました。

 

▼ファイヤーキング ジェダイ

 

時代の流れで「ジャネット」「マッキー」の2社が統合されてからもジェダイの人気は衰えず、国内外問わず多くの人に愛されています。
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グラスベイクとは 【ミルクグラス主要ブランド6選】

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お気に入りのミルクグラスを選ぶ参考にしてください。そして、見て触って気に入ったものを買うのがよいでしょう。

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▼主要ブランド6選

ブランド名 社名 特徴
ファイヤーキング アンカーホッキング ファイヤーキングジェダイはミルクグラスの代表的存在。種類が豊富。
パイレックス コーニング ボウルやカップの周りをぐるりと覆う美しい模様。
ヘーゼルアトラス ヘーゼルアトラス 全体的に珍しい形のものが多い。刻印のシンプルさが魅力。
フェデラル フェデラル 各メーカーも真似する。堂々としたプリントデザイン。
グラスベイク マッキーグラスカンパニー 未来的なミルクグラスで人気獲得。スープに特化したマグがある。
ジャネット・マッキー ジャネット・マッキー とにかく古くてレア。

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