アドバタイジングカップとは ~広告入りのミルクグラス~

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ミルクグラスは1950年頃のアメリカで誕生したヴィンテージ食器です。ミルクグラスはヴィンテージなのに丈夫でリーズナブル!ハイセンスで可愛くどんな料理にも合わすことができる「日常で使えるヴィンテージ食器」なのです!

『ミルクグラス入門~日常で使えるヴィンテージ食器~』はこちらから!

著者:大柴あまね

30代後半女性。10代の頃からミルクグラスの情報を収集。20代後半から購入しはじめ収集歴は10年程度。現在は定期的に専門店に通い流通をチェックしている。

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アドバタイジングカップとは

 

ミルクガラスのカップやボウルには企業広告やロゴの入ったものがあります。

これはアドバタイジング食器と呼ばれる分類ですが、企業広告が入っているものであればブランドの垣根を超えて「アドもの」「アドバタイズメント」などと呼ばれ親しまれています。

 

▼アドバタイジング食器:ボウル(画像クリックで商品詳細へ)

 

中でも広告入りのマグカップは「アドバタイジングカップ」と言い、「アドマグ」と省略して呼ばれております。アドマグ専門のコレクターもたくさんいます。

 

▼アドマグの例(画像クリックで商品詳細へ)

 

アドものは企業がチラシを撒くように顧客に配った完全に広告目的の食器です。1960年代からはじまり1980年まで製造され数多く出回りました。

配られた後は一般家庭で使用され、さらに企業マニアが収集するという過程を経て、現在たくさんのアドバタイズものが流通しています。

 

デザインによっては高値がついているもの、人気のものやレアなものなどがあります。自分の好きなものだけを集めるなどの楽しみ方があるのがアドバタイジングものの魅力です。

 

【コラム】当時のアドものの扱い

アドものが配られていた当時は「無料配布するフライヤー」というような扱いでした。マックでは朝マックのおまけだったそうです(おそらくコーヒーを入れてそのまま持って行くスタイルです)。また銀行やガソリンスタンドなどではオープン記念に渡すものでした。

アドマグは「無料でもらえて、つい家で使ってしまう食器」だったのだと思います。現在で言えば、エビスビールのおまけについてくる神泡グラスのようなものでしょうか。

既に生産されていないアドものですが、現在まで残っているのは各家庭か、配布している会社が保管していたものです。中には配布されず残っている未使用品もあったりします。とても貴重です。アドマグは無料配布品ですが、その時しか手に入らなかったものとしてレアになったものも数多くあります。

 

企業の系統別にアドマグを紹介

 

アドバタイジングものを作っていた企業の業態や業種には傾向がありました。以下では企業の系統別にアドバタイジングマグを紹介いたします。紹介しているマグは全て定番のものです。

 

ハンバーガー系

バーガーキング

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ハンバーガーショップでお馴染みの「バーガーキング」のマグです。ファイヤーキングのアドマグの中でもダントツの人気で、出回っていますがかなり高値がついています。

 

ファイヤーキング

アメリカのガラス製造メーカーであるアンカーホッキング社の看板商品となった耐熱用ミルクグラス。ヴィンテージ食器であり、国内・海外でたくさんのコレクターに愛されている。ファイヤーキングの詳しい解説は第2章の1ページ目にて

 

マクドナルド


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こちらもお馴染みのハンバーガーショップ「マクドナルド」のマグです。製造ブランドはファイヤーキングのものですが、流通数が多いので手を出しやすいアドものでしょう。

上の写真はカナダ版で、Mマークの下部に小さくカナダの赤いメープルリーフ(カエデの葉をあしらったカナダの国旗)が描かれています。

 


レストラン系

ボナンザ

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「ステーキハウスボナンザ」のマグです。

製造ブランドはファイヤーキング。ボナンザは積極的に広告として配っていたため、ボナンザのアドマグは特に多く出回っています。

ステーキハウスボナンザのものでも、マグの形違い、色違い、ロゴの大きさ違いなど、様々なデザインのものが存在します。当時のボナンザファンはたくさん集めていたことでしょう。

 

銀行系

ノースウエスタンバンク

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銀行系で人気の「ノースウエスタンバンク」のマグカップです。ノースウエスタンを示すように、方位磁石のNとWの間を矢印が示しているところがおしゃれですね。

こちらは色違いが数種類出回っています。ブランドはファイヤーキング、形はスタッキングマグ(上下に重ねることができるマグ)です。

 

スタッキングマグなどミルクグラスの形については前ページで解説! スタッキングマグなどミルクグラスの形については前ページで解説!

 

セキュリティバンクマグ


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「セキュリティバンクマグ」はグラスベイクというブランドが製造したアドマグです。

銀行系のマグは飲食店系よりも少し地味で落ち着いた印象があります。銀行の建物をそのまま描いたイラストがなんとも静けさを感じられるデザインです。

 

カフェ系

スタッキーズ

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ガソリンスタンドに併設されたコーヒーショップ「スタッキーズ」のアドマグ。こちらはファイヤーキングです。スタッキーズは可愛らしいカラーで今でも求める人が後を絶ちません。

 

ダンキンドーナツ


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「ダンキンドーナツ」はグラスベイクが手がけるアドマグです。ロゴのセンスが秀逸なダンキンドーナツのアドマグは現在でも人気で、プリントが剥がれやすいのでキレイに保存されたものは貴重品です。

 

自動車系

グッドイヤー

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タイヤメーカーの「グッドイヤー」のアドマグです。ファイヤーキングのDハンドルマグにプリントされているのは可愛い飛行船です。

 

Dハンドルマグ
取っ手(ハンドル)が「D」の形なのでこの名前で「Dハンドルマグ」と呼ばれている。

 

シェル石油

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日本でもおなじみの会社である「シェル石油」のアドマグです。現在良く見るロゴとはちょっと違うのが面白いところですね。

▼シェル石油のロゴ


By AntonioMartinOwn work, CC BY-SA 4.0, Link 

 

ロゴはファイヤーキングのリブドボトムマグにプリントされています。

 

リブボトムマグとは
リブ=波のような模様。ボトム=足の部分。ということでスタッキングマグ(足つきのマグ)の中でも足がなみなみになっているデザインのものを指します。

 

フォード

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自動車会社の「フォード」のロゴがプリントされたもの。

トライカウンティトラクターズという販売会社が当時フォード車を取り扱っていて、その時に製造されたアドマグです。(現在のトライカントリー社の公式HP

カップはファイヤーキングのDハンドル。

 

マグ以外のアドバタイジングもの

ハインツ

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ケチャップでお馴染みの食品メーカー「ハインツ」のアドバタイジングものです。こちらはなんと手のひらサイズのボウルにプリントされた珍しい一品。

ファイヤーキングのジェダイシリーズのチリボウルに赤で可愛らしくプリントされています。

 

ファイヤーキングのジェダイシリーズ

ミルクガラスの最も定番と言えるシリーズ。ミルクガラスが誕生して間もない頃に誕生し、大人気となった。あまりの人気ぶりから他社による類似品も多く出回った。ジェダイとは翡翠色のこと。

▼ファイヤーキング ジェダイ Dハンドルマグ

 

アドバタイジングのマグやボウルはここでは紹介しきれないくらい、とにかくたくさん流通しています。自分好みのものを探してみるのも楽しみ方のひとつ。

知っているロゴが集まると嬉しくなりますね。1960年代からはじまり1980年にアメリカで製造されたいたアドバタイジングものですが、当時どんな企業が活躍していたのか、楽しみながら眺めてみるのも良いでしょう。

 

次のページではおすすめミルクグラスを「朝食」「和食」などのシーン別に紹介いたしましす。

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30代後半女性。10代の頃からミルクグラスの情報を収集。20代後半から購入しはじめ収集歴は10年程度。現在は定期的に専門店に通い流通をチェックしている。

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モータースポーツとは

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F1は知っていても「モータースポーツ」と言われると分からない。でもモータースポーツは知れば知るほど奥が深く、ハマっている人も沢山いるのです。車・バイクが好きな方はこれを読めばモータースポーツにハマるはず!

「モータースポーツ観戦初心者入門」はこちらから!

著者:河村大志

関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

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twitter【河村】https://twitter.com/taishikwmr?lang=ja

 

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モータースポーツとは

 

モータースポーツとはモーターやエンジンで動く乗り物を使って行われるスポーツのことです。

「モーターやエンジンで動く乗り物」とは車やバイクといったものです。

 

 

モータースポーツはカテゴリーによってルールや規則が違いますが、基本的には各々のルールに法って「速さ」を競う競技なのです。

 

ちなみに、モータースポーツで一番有名なのは「F1」です。一度は聞いた事がおそらくあるでしょう。

F1の「サーキット(レース専用のコース)上で、スピードを競っているシーン」は皆さんも見たことがあるかと思います。

 

▼F1の様子

 

実はモータースポーツはF1のようにサーキットで走る以外にも、

未舗装であったり雪道であったりする一般道を走る「ラリー」

駐車場のような広い敷地で一台ずつ決められたコースを走りタイムを競う「ジムカーナ」

があったりと、モータースポーツには様々な種類があります。

 

▼ラリー

photo by Rowan Harrison Some rights reserved

▼ジムカーナ

photo by Ricardo Abengoza Hernandez

 

「モータースポーツ」と言うとF1と同じだと思われることが多いと思いますが、このようにF1はモータースポーツの中のひとつのカテゴリーです。

F1は最も有名な「モータースポーツの大会」で、世界各国でレースが繰り広げられています。

 

もちろんF1以外のモータースポーツもとても面白いので「F1しか知らない」という方も是非興味を持っていただければと思います。

 

「カーレース」という言葉もあったりしますがこれはモータースポーツの一種になります。カーという名前から分かるように車を使ったレースになります。(カーレースの定義は様々でややこしくなるのでここでは割愛いたします)

 

▼モータースポーツの主な2輪種目

名称 場所 競い方
ロードレース サーキット スピード
モトクロス 未舗装 スピード
トライアル 障害物コース 技術
エンデューロ 未舗装 スピード・技術

 

▼モータースポーツの主な4輪種目

名称 場所 競い方
ロードレース サーキット スピード
ラリー 一般道 スピード
ジムカーナ 舗装路面 スピード

※F1は4輪ロードレースのうちの1つの大会

 

モータースポーツの醍醐味

 

モータースポーツの起源は1887年のフランスにあります。

パリ市内にあるセーヌ川にかかるヌイイ橋からブローニュの森までの約2キロメートルを誰が一番早くたどりつくかを競ったのがモータースポーツの始まりと記録されています。

 

▼セーヌ川

 

モータースポーツは、スピードに対するロマンと最新鋭の技術が合わさっています。

というより限りないスピードに対する欲求がどんどん新しい技術を生み出していきます。

誰しもが持つ人間的欲求と飽くなき探究心が合わさったものがモータースポーツなのです。

 

また、モータースポーツには『中途半端』が一つもありません

 

極限の環境の中で闘うドライバー

一つのミスで事故をおこしてしまう緊張感の中で作業をするメカニック

速さだけではなく安全も考慮しマシンを作るエンジニア

などモータースポーツの世界は誰もがプロフェッショナルです。

 

速く走るのもクルマを作るのも作戦を立てるのも応援するのも「人」なのです。

勝つために様々なコミュニーケーションがチームでとられるのも、観客としてチームワークを見ることが出来るのも、中心に人間がいることを感じられることがモータースポーツの魅力だと思います。

勝利に向かって真剣になっている姿、負けて涙を流す姿、抱き合って喜びを分かち合う姿を年齢も性別も国境も関係なく共有出来ることがモータースポーツの魅力と言えるでしょう。

 

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目次著者

著者:河村大志

関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

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モータースポーツ観戦初心者入門

著者:河村大志
関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。お問い合わせはこちらから
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「モータースポーツ」はバイクや車でスピードを競う競技です。モータースポーツの中で一番有名なのはF1ですが、それだけでなく24時間バイクで走り続ける競技や、街中で走る競技があったりと、知れば知るほど面白いものなのです!

そんなモータースポーツの魅力を「モータースポーツ」が子供の頃から大好きな河村大志氏が余すことなく紹介します。

 

モータースポーツは大迫力の「音」、エンジンやオイルの「匂い」、エンジンからくる「振動」が魅力なんです!

観に行っていただければ私の言っている意味がわかります!

第4章「モータースポーツの環境配慮」より

 

はじめに

モータースポーツが大好きな著者の挨拶です。なぜそこまでモータースポーツが好きなのか?知ればあなたも興味を持つことでしょう!

はじめに ~私がモータースポーツを広めたい理由~

 

第1章 モータースポーツとは

モータースポーツは車やバイクでスピードを競う競技の総称です。しかしその種類は多岐にわたり、有名な「F1」をはじめとした様々な競技・大会が催されています。
一つ一つに違った魅力があるので是非興味を持っていただければと思います!

モータースポーツとは

モータースポーツの観客動員数

モータースポーツの種類

 

第2章 モータースポーツの魅力

「モータースポーツ」には多くの魅力があります。運転をしているドライバー、ドライバーを支えるスタッフ達、マシンを開発する技術者の方、、、全員がモータースポーツを魅力的にするチームなのです。

モータースポーツのレーサーはアスリート!

モータースポーツのマシンは面白い!

モータースポーツのチームスタッフにも注目!

 

第3章 モータースポーツの観戦方法

この章ではモータースポーツを実際に観戦する方法をお伝えいたします。現地で見るか、テレビで見るのか、お好きな方をお試しください!どちらも感動と興奮があります!

モータースポーツを動画・テレビで鑑賞する方法 ~MotoGP・SBK・8耐・F1等~

モータースポーツ観戦方法【初心者向け】 ~チケット購入方法・持ち物・服装等~

 

第4章 モータースポーツと私たちの繋がり

モータースポーツは、レースを見て楽しむだけではなく、実は日常生活に役に立ったり、車両の開発にも役に立っているのです。

観戦だけに留まらない、モータースポーツの魅力や意義を、知っていただきたいです。

モータースポーツの環境配慮 ~フォーミュラEとは~

モータースポーツの社会貢献 ~普通自動車の開発・交通事故防止~

 

第5章 モータースポーツを体験するには

モータースポーツの魅力を知るには、自分で体験してみるのも良いと思います。
ここでは、値段も安く、道具いらずで、手軽にモータースポーツ体験ができる「カート」について紹介させていただきます。

モータースポーツが体験できるカート ~手ぶらで行けるサーキット全国一覧~