現代の麻雀は一人で楽しめる ~3つの方法~

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近年、インターネットの登場により麻雀の新たなブームが到来し麻雀を楽しみやすい環境が整ってきています。麻雀プロの筆者が、近年の麻雀ブームを解説すると共に麻雀の魅力をお伝えします。きっと麻雀を打ちたくなることでしょう!
「『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~」はこちらから

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)

 

前のページでは「インターネットの登場により、麻雀は一人でも気軽に遊べるゲームになった」というお話をしました。

今回はその一人で遊ぶ麻雀について詳しくご紹介したいと思います。

どれも手軽にコストをかけずにできるものなので、もしあなたが麻雀に少しでも興味があるのであれば、「とりあえずやってみるか」という軽い気持ちでチャレンジしていただけたら嬉しいです。

 

以下では

  • 麻雀アプリ
  • オンラインネット麻雀
  • 麻雀観戦

という項目に分けて解説をしていきます。

 

1 麻雀アプリ ~麻雀のルールを知らない方でもOK~

 

まずあなたが麻雀のルールを全く知らず、かつ知的ゲームとしての麻雀を楽しみたいのならば、スマホアプリ等のコンピュータと対戦するものがオススメです。

もちろん大まかなルールを知る必要はありますが、麻雀は入門書だけ読んだとしてもなかなかルールは覚えられません。

しかし実際にやってみれば大雑把な流れというのは案外すぐに覚えられるものです。

 

アプリで麻雀をする最大のメリットとは

 

ただ「麻雀を誰かとやってみる」といっても右も左も分からない状態ではチョンボ(麻雀におけるルール違反のこと)をしてしまうかもしれませんし、考えがまとまらず対戦相手を待たせてしまうかもしれません。

このような事を考えると「人間と対面しての麻雀」というのは少しハードルが高く感じてしまいがちですが、スマホアプリ等のコンピュータ相手ならば入門書やネットのルールガイドを見ながらじっくり考えてプレイしても誰にも迷惑をかけることはありません。

 

アプリなどではそもそもルールに反する動きはプログラム上、できないようになっていることがほとんどなのでチョンボの心配もありません。

 

簡単なチュートリアルのあるアプリも存在しますし、習うより慣れろ!というときにコンピュータと対戦できる麻雀ゲームは最適ですね。

 

スマートフォンのアプリ検索で「麻雀」と検索すれば数えきれないほどのアプリが出て来ますが、基本的にやることは全て麻雀。

もちろんインターフェース(ゲーム画面や操作方法)など細かな違いはありますが、まずは気軽に1つダウンロードして、チャレンジして見ていただきたいなと思います。

 

2 オンラインネット麻雀 ~ルールがある程度わかる方~


(引用元:http://www.maru-jan.com/)

 

「ルールはある程度わかる」という方や「腕試しをしてみたい」という方はオンライン上で人と対戦できる、いわゆるネット麻雀にチャレンジして見ましょう。

 

自分の順番で考える時間が制限されていたりと、対人ゲームならではのハードルはあるものの、きっとコンピュータ相手よりも白熱した勝負ができるでしょう。

 

中には私のようなプロが多数参加しているネット麻雀もありますから腕試しにはもってこいですよ。

 

プロが参加しているものなどおすすめのネット麻雀については後のページで解説!

 

ネット麻雀はスマホでできるもの、PCでしかできないもの、両方でできるものと様々あります。

無料のものも多いのでこちらもまずは一度チャレンジしてみることをオススメします。

 

家事の合間のちょっとした時間に楽しみたい主婦の方や通勤通学の電車の中で楽しみたい方は「東風戦(とんぷーせん)」というルールがオススメです。

 

これはサッカーで例えると前半戦だけで勝ち負けを決めるルールで、通常の半分の時間で楽しめます。

だいたい1ゲーム15分から20分程度で終わることが多いので勉強や作業の合間にやるのもちょうどいい休憩になりますよ。

私も家で原稿を書いている間などのちょっとした休憩時間には東風戦を楽しみます。

ついつい熱中して2戦目3戦目をやってしまい、結局何時間もたってしまった、なんてこともあるのですが・・・

 

ネット麻雀の一覧と特徴

 

名称 特徴
オンライン対戦麻雀 天鳳 登録ID数450万を数える国内最大規模のネット麻雀サイト。天鳳の最大の特徴は「打ち手の実力によって打つ卓が分かれている」こと。
麻雀ゲーム『Maru-Jan』 様々なイベントやエフェクトが楽しめる。優勝賞金500万のイベントの大会への出場権が獲得できるイベントなども開催。
オンライン麻雀ゲーム『雀シティ』 カメラを通して相手の顔をみながらプレイができる。カメラはOFFにすることも可能。
セガNET麻雀 MJ 牌や手の動きをリアルに再現。実際に麻雀をしている感覚になれる。基本プレイ無料。
麻雀4 色々なゲームを取り扱う「ハンゲーム」の中にあるゲームのひとつ。無料で打つことができる。
雀REVO 3Dの絵が特徴的な麻雀ゲーム。対局後に、対戦相手のリーチが何待ちだったかなどを調べられる。
闘牌王 対局視点に3Dモードを選べて臨場感ある対局ができる。
麻雀ロワイヤル 「Yahoo!モバゲー」の中のゲームのひとつ。会員数が100万人を突破しているとのこと。

 

3 麻雀観戦 ~実はやらなくても楽しめる~

 

最後は観戦です。

前のページでも少し触れたAbemaTVの麻雀チャンネルなら24時間麻雀の対局をみることができます。

ルールを知らなかったら楽しめないのでは?

と思う人もいるかもしれませんが、さすがはAbemaTVというべきか、そういう視聴者が多いことも予想して初心者にもわかりやすい、丁寧な実況解説がついています。

【参考リンク】AbemaTV

 

もちろん最初はわからない用語もあるでしょうが案外「雰囲気を楽しむ」ことができるようで、見てたらルールが何と無くわかってきました!なんていう声も耳にします。

 

特に囲碁将棋、最近の流行りのものでいうとカードゲームなんかが好きな方はきっと麻雀も楽しめると思います。

私の経験上、こういった頭を使うテーブルゲームが好きな人は、麻雀にもハマりやすい気がしますね。

 

そんな私もテーブルゲームは大好きで、ルールもあまりわからない海外のポーカーの大会の中継をよく見たりします。

ゲーム好きならば他のゲームのトッププロの戦いというのは何故か楽しめちゃうんですよね。

 

今回ご紹介したものは全て無料でできるものです。初期投資として必要なのは時間だけ。それもまずは30分で結構です。

手軽に麻雀ライフをスタートさせて見ませんか?

 

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現代の麻雀は賭けずに打てる ~3つの方法~

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麻雀というとギャンブルのイメージを強く持つ人もいるかと思いますが、賭けずに楽しむ麻雀というのも広まっています。

今回は、純粋な知的ゲームとしての麻雀を楽しみたい!と思った人が麻雀を打てる場所や方法をご紹介したいと思います。

以下では

  • 健康麻雀
  • 麻雀ゲーム
  • 競技麻雀

の3つの方法について解説をしていきます。

 

1 健康麻雀 ~賭けない、飲まない、吸わない~

 

まず1つは健康麻雀です。

健康麻雀とは「賭けない、飲まない、吸わない」を掲げている麻雀で、全国各地に教室があります。

真剣勝負で技術を競うというよりは、和気藹々とコミュニケーションを取ることがメインのところも多く、ルールを1から教えてくれるところもあります。

 

リアルの麻雀ですから家で気軽に、というわけには行きませんが、新たな交友関係が広がるのは趣味として素晴らしいメリットですよね。

 

教室によって

  • お年寄りが多い所
  • 女性中心のところ
  • レッスンがメインのところ
  • 競技力向上を目的とするところ

など様々あります。

 

おそらくあなたが想像している以上に様々なところに健康麻雀教室は存在しているので、一度近所にないか検索して見てはいかがでしょうか。

リアルの麻雀にはネットに無い良さがありますし、実際の麻雀牌(まーじゃんぱい)を触ることで触覚が刺激されるので脳がより活性化される、なんて話もあります。

 

▼麻雀牌

 

「健康麻雀」について詳しくは後のページで詳しく解説しております!

 

2 麻雀ゲーム ~1人で気軽にできる~


(画像引用元:http://www.maru-jan.com/)

 

次に、前のページでご紹介したようなゲームでの麻雀です。

ゲームの麻雀の最大の利点は一人で気軽にできるところですが、もしもあなたが麻雀を知的ゲームとして極めたいと考えているのであれば、ネット麻雀がオススメです。

 

ネット麻雀も健康麻雀と同じように、いくつもの種類があり、それぞれ

「演出やグラフィックが凝っているもの」

「全国の強豪が集まり真剣勝負を繰り広げているところ」

など様々な特徴があります。

 

中にはプロも数多く集まるレベルの高いネット麻雀もあり、そこで勝ち抜くことができればプロ以上の強者として戦術本の出版依頼や配信対局のオファーが来る、なんてこともあります。

これもネット時代の恩恵ですね。

 

ネット麻雀より出版社より声がかかった筆者の経験談

 

かくゆう私もとあるネット麻雀で好成績を残したことから出版社の方に声をかけていただき、これまで10冊近く麻雀の戦術書の執筆にかかわらせて頂きました。

 

▼筆者の戦術書(画像クリックで商品詳細へ)

 

もちろんみんながみんなそんな風に麻雀を仕事にすることを目指すわけではありませんが、それくらい注目度があり、強い人がたくさんいる環境で麻雀が打てるというのは非常にエキサイティングで楽しいものです。

 

「お金を賭けなきゃ真剣になれない」

「実際の牌に触れなきゃ麻雀じゃ無い」

なんていう人もいますが、そういった人がネット麻雀の中で純粋に技術を競うことにハマり、ついにネット麻雀しか打たなくなる、なんてケースをいくつも目にして来ました。

 

あなたがもし実力を試したいと思うのであれば、ぜひネット麻雀をして見てください。

もちろんそこまでガチな人ばかりではなく、もっとライトなユーザーが集まるネット麻雀というのも存在します。

 

具体的なおすすめネット麻雀の特徴などは後のページでご紹介したいと思いますが、自分にあったネット麻雀をぜひ探し、見つけて見てください。

 

おすすめネット麻雀の特徴について先に知りたい方はこちら

 

3 競技麻雀 ~本気度が高い人向け~


(引用元:http://npm2001.com/backn.html)

 

最後はプロ団体が主催する競技麻雀の大会です。

麻雀のプロ業界は少し複雑で、複数の団体がプロライセンスのようなものを発行しています。

そういった団体はアマチュア向けの大会もよく開催しているので、それに参加するというのも一つの手ですね。

 

もちろんプロ団体の主催ということで敷居はこれまでの2つ(健康麻雀や麻雀ゲーム)よりも高いのですが、ルールやマナー面の問題がない方ならば実力に関わらず参加できるものです。

 

その多くは土日に開催される1日限定のものですからイベントに参加するような気持ちで出場できますし、運がよければトッププロと同卓(同じテーブルで麻雀をする事)できるかもしれません。

また大会によっては良い成績を残すと、今度はプロがガチンコで争っているタイトル戦の出場権を貰えたり・・・なんてこともあります。

 

こちらは完全にガチ勢向けですが、こういう大会をきっかけにして麻雀プロになる人もいますね。

流石にそこまでは目指さないとしても、麻雀大会に出る人というのは本当に麻雀が好きな人ばかりです。

もしあなたが麻雀のことが大好きになり、同じくらい麻雀好きな仲間を見つけたい!と思ったならば、競技麻雀の大会に出て見て交流を持つというのは有力な方法になるでしょう。

 

 

「麻雀は賭けなければ楽しめない」というわけではない事がお分かりいただけたでしょうか?

わいわいと仲間たちと盛り上がるためのツールとして麻雀を使うのか、純粋にゲームとして実力を磨くのか、様々な楽しみ方があるのも麻雀の魅力です。

きっとあなたの目的や人生設計にぴったりの麻雀ができる場所があると思いますよ。

 

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『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~

著者:平澤元気

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麻雀はギャンブル、タバコ・・・というイメージがありませんか?

そんなイメージは今や昔話。麻雀の本当の魅力が近年、ネットを中心に見直されつつあります。麻雀が既に好きな方も楽しめる麻雀初心者に送る『麻雀の魅力』入門の決定版です!

 

はじめに

麻雀には「ギャンブル」「タバコ」「お酒」などの良くないイメージは小説「麻雀放浪記」に起因します。インターネットの登場でそのイメージは変わりつつあります。麻雀は一生の趣味になり得る知的なゲームであることをお伝えいたします。

はじめに ~一生遊べる知的ゲームとしての麻雀の魅力~

 

第1章 現代の麻雀

インターネットの登場により麻雀界に大きな変革が起きようとしています。麻雀ブームの歴史を知ると、現代は麻雀を楽しむにはとてもよい環境であることがわかります。実際に打てる場所なども知ることで、その敷居の低さがわかり、きっと麻雀がやりたくなることでしょう。

麻雀ブームの歴史 ~第三次麻雀ブームへの期待~

現代の麻雀は一人で楽しめる ~3つの方法~

現代の麻雀は賭けずに打てる ~3つの方法~

 

第2章 ルールの超基本

麻雀がどのようなゲームなのかをざっくりとお伝えいたします。また、麻雀が強くなるための基本的な考え方も知ることで、実際に始める時に効率的なレベルアップをすることができるでしょう。

麻雀ルールの超基本① ~ざっくりどんな感じのゲームか説明~

麻雀ルールの超基本② ~役とは~

麻雀が強くなる考え方の超基本 ~効率的な上達方法~

 

第3章 麻雀の楽しみ方

麻雀の楽しみ方は「ネット麻雀」「麻雀サークル」「健康麻雀」「麻雀プロの世界」場所や環境によって変わってくるのです。

「交友関係を広げたい?」「プロを目指したい?」この章を読めば、自分が飛び込んでみたい麻雀の世界がきっと見つかることでしょう。

有名ネット麻雀の特徴とおすすめポイント

麻雀サークルとは ~麻雀仲間が見つかる~

健康麻雀とは ~飲まない吸わない賭けない~

麻雀プロの実態 ~麻雀に人生を捧げる~

 

第4章 麻雀的思考力

麻雀は知的ゲームとして楽しめるだけでなく、麻雀で培われる思考は日常生活に大いに活かすことができるのは魅力的です。筆者が東京大学大学院を中退を決断し麻雀プロへの道を選んだ際に用いた麻雀的思考法などもご紹介。

人生に役立つ麻雀的思考力① ~迷った時の考え方を養う~

人生に役立つ麻雀的思考力② ~「勝負の流れ」はある?~

人生に役立つ麻雀的思考力③ ~正しいPDCAサイクル~

麻雀ブームの歴史 ~第三次麻雀ブームへの期待~

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近年、インターネットの登場により麻雀の新たなブームが到来し麻雀を楽しみやすい環境が整ってきています。麻雀プロの筆者が、近年の麻雀ブームを解説すると共に麻雀の魅力をお伝えします。きっと麻雀を打ちたくなることでしょう!
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1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
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麻雀ブームの歴史

 

現在の麻雀はどのように変わったのか。まずは日本における麻雀ブームの変遷を簡単に見ていくことで現代の麻雀について理解を深めましょう。

 

第一次麻雀ブーム ~大正時代~

 

麻雀は中国で生まれ、明治末期に日本に伝わったと言われています。

大正時代には日本各地に広がり、麻雀に親しむ人は徐々に増えて行きました。これはさしづめ「第一次麻雀ブーム」と言ったところです。

 

第二次麻雀ブーム ~昭和40年代~

 

そして爆発的に麻雀人口を増やしたのが、昭和40年代に大流行した小説「麻雀放浪記」。

この小説に憧れた多くのサラリーマンや大学生が麻雀を嗜み、第二次麻雀ブームとなります。

 

麻雀放浪記が起こした麻雀ブームについて
麻雀には「ギャンブル」「タバコ」「お酒」といったあまり良くないイメージと結びつく方もいるかと思います。「麻雀放浪記」が大ブームになったことにより麻雀=ギャンブルというイメージを形成したきっかけになりました。詳しくはこちらの記事で解説

 

▼麻雀放浪記〈1〉青春篇 (文春文庫)(画像クリックで商品詳細へ)

 

近年のブーム ~インターネット×麻雀~

 

その後麻雀は一つの文化として根付いていくわけですが、ここ近年この頃に勝るとも劣らないブームが起きつつあるのではないか、と私は感じます。

麻雀人口そのものの増加だけではなく、これまではあまり麻雀に触れる機会の少なかった中高生や若い女性といったプレイヤーが増えつつあるのです。

 

そのきっかけとなっているのがインターネット

 

これまで麻雀というのは「4人が対面して遊ぶゲーム」でした。

それはコミュニケーションを取るのに適しているという長所である反面、そもそも4人揃えるのが難しかったり、自分一人では気軽に遊べないという短所も同時に抱えていたのです。

また、麻雀をする場所、というとどうしてもタバコの煙が気になったり、4人でやるという性質上自分の都合でやめる時間を決めづらかったり、と煩わしいところもあります。

 

それに現代社会では、わざわざ仕事が終わった後に上司と一緒にゲームなんてしたくない、という人も多いですよね。

麻雀だけでなく、人が集まってやる遊び、というもののハードルが徐々に高くなって来ているのかもしれません。

 

しかしインターネットはその短所を解決してくれました。

インターネットを介して対戦する麻雀ゲームでは、ネットに繋げばすぐに対戦相手が見つかり、自分のタイミングで辞めることもできます。家事の合間や通勤の電車の中など、ちょっとした空き時間に30分だけ遊ぶ、という遊び方はリアルの麻雀ではできないことです。

 

「実際に顔を合わせないなんて味気ない」

という人もいますが、逆に純粋な知的ゲーム、ボードゲームとして楽しみたい人にとっては余計な人付き合いをしなくても良いということにもなります。

私は相手と雑談しながら打つリアルの麻雀も好きなので、それはそれで寂しい気もしますが、現代的な楽しみ方と言えるでしょう。

平日は「仕事の後にネットで1時間だけ」休日は「友達と集まって半日ワイワイと」なんて楽しみ方もできますね。

 

AbemaTVの登場

(引用元:http://mahjong.abematimes.com/)

 

前のページでも少しご紹介しましたがさらにネットにおける麻雀コンテンツとして最近大人気なのがAbemaTVの麻雀チャンネルです。

【参考リンク】AbemaTV麻雀チャンネル

 

AbemaTVというのはPCやスマホから見ることができるインターネットTVのことで、音楽、ドラマ、スポーツ、アニメ、将棋と言った専門チャンネルがあり、それぞれのジャンルの番組を24時間無料で放送しています。

その中に麻雀チャンネルがあり

「プロの真剣勝負」から「芸能人の方が参加されるバラエティ的な番組」

まで数多くの麻雀番組が放送されているのです。

 

麻雀の番組、しかもプロ同士の対局なんて本気で麻雀を勉強している「ガチ勢」しか見ないんじゃないの?

私自身はじめはそう思っていたのですが、最近では麻雀はしたことはないけどAbemaTVで麻雀をよく見ている、それをきっかけにルールを覚えたい、そんな声をよく聞くようになりました。

 

<コラム>AbemaTVの新プロジェクト「Mリーグ」でさらに変わる麻雀界!?

AbemaTVを運営する「サイバーエージェント」の藤田晋社長がチェアマンを務める麻雀プロリーグ「Mリーグ」の始動が発表されました。

このMリーグがこれまでの麻雀プロの活動と大きく違うところは、スポンサーとして電通、博報堂、コナミと言った超一流企業が参加しているところです。

優勝賞金は麻雀のタイトル戦としては最高額の5000万円。さらに出場選手は企業側から年俸が支払われるそうです。詳しくは後のページでも紹介しておりますので気になる方は下記で!

 

調べてみると将棋などでも同様の現象は起きており、自分ではプレイせずに観戦だけを楽しむファンは「観る将」と呼ばれすでに市民権を得ているようです。

確かにYoutubeやニコニコ動画と言った動画サービスでもゲーム配信というのは人気コンテンツ。

プレイするだけでなく「見て楽しむ」というのが今の時代の新しいゲームの楽しみ方なのかもしれませんね。

 

第三次麻雀ブームへの期待

 

このようにインターネットを中心に、これまで麻雀に触れてこなかった層のファンが急増しています。

そういった人が増えることで、ライトユーザー向けのコンテンツも増え、さらにはじめやすくなる、そんなスパイラルができつつあり、この調子なら第三次麻雀ブームというものがくるのでは? そんな期待をプロの一人として抱いています。

 

麻雀は「4人が集まらないと楽しめないもの」から

「一人でも・観るだけでも楽しめるゲーム」へと変わりつつあります。

 

もしあなたが麻雀っておもしろいかも、ちょっと興味あるな、と思ったならば、スマホ1台あれば

「ルールを学ぶ」

「とりあえずゲームで遊んでみる」

「どんなゲームなのか麻雀番組を見て雰囲気を掴む」

これらが全て無料でできるのです。

 

次のページでは、実際に初心者が一人で麻雀を楽しむ方法をお伝えいたします。

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著者:平澤元気

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はじめに ~一生遊べる知的ゲームとしての麻雀の魅力~

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近年、インターネットの登場により麻雀の新たなブームが到来し麻雀を楽しみやすい環境が整ってきています。麻雀プロの筆者が、近年の麻雀ブームを解説すると共に麻雀の魅力をお伝えします。きっと麻雀を打ちたくなることでしょう!
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麻雀というゲームならではの特徴とは

 

はじめまして、全日本麻雀協会(競技麻雀のプロ団体)の平澤元気と申します。

皆さんは「麻雀」というゲームにどのような印象をお持ちでしょうか。

 

おそらく4人が四角の卓を囲んで、ジャラジャラとやっているもの、というくらいはご存知の方が多いのではないかと思います。

もしくは麻雀をしたことはなくても「アカギ」「咲」と言った漫画やアニメを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

 

 

▼アカギ-闇に降り立った天才-(画像クリックで商品詳細へ)

▼咲 -saki-(画像クリックで商品詳細へ)

 

麻雀は長い歴史があり、様々なコンテンツを生み出して来たゲームですが、近年、インターネットの普及により誕生した「麻雀の新しい楽しみ方」が注目されています。

この記事では、プロ雀士として活動する私が「一生遊べる知的ゲーム」としての麻雀の魅力を、少しでも皆様にお伝えできればと思います。

 

麻雀の遊び方については今後の記事で詳しくご説明するとして、ここでは麻雀の魅力について簡単にご紹介したいと思います。

 

麻雀というのは、ランダムに積まれた牌(はい)を順番に引きながら決められた役を作っていくというゲームです。

 

▼牌

 

引いて来た牌をどう組み合わせて、どんな役を作るのかという「パズル要素」

残っている牌から何を引く確率が高いかを考える「確率論」

を組み合わせて戦略を考えます。

 

その戦略を極めようとすると大変奥深く、統計学やAIを用いても未だ完璧な戦略というものは解明されていないほどです。

それでいて運の要素もあるので初心者でもプロに勝てる可能性があるというのが大きな魅力で、初心者と上級者が一緒に遊べてみんなが楽しめるというのが最大の特徴です。

 

筆者が考える麻雀最大の魅力

 

私が特に推したい麻雀の良い点が

「一生遊べる」

「どこでも遊べる」

というところです。

 

麻雀は反射神経や身体活動を必要としない、じっくり考えて楽しむゲームですから、年齢に関係なく楽しむことができます。

 

また、進学・就職や転勤などで環境がガラッと変わったとしても、大抵の街には麻雀を楽しめるお店があるので、すぐに新しい仲間を見つけることができます。

 

テレビゲームやスマホゲーム、ボードゲームなど、面白いゲームは数あれど「一生継続して楽しめるインフラが整っているゲーム」というのはなかなかありません。

 

実際私の麻雀仲間は 学生 から 還暦をすぎた大先輩 まで幅広い年齢の方がいますし、転勤族だけどその度に現地で麻雀仲間を増やしているサラリーマンもいます。

 

麻雀のよくないイメージは「麻雀放浪記」で作られた!?

 

ここまで麻雀の魅力を簡単にご紹介しまいたが、一方で中には麻雀というと「ギャンブル」「タバコ」「お酒」といったあまり良くないイメージと結びつくかたもいるかもしれませんね。

確かに麻雀はそういったイメージと結びつけられやすいゲームです。

 

これは、日本における麻雀ブームが昭和40年代、直木賞作家阿佐田哲也氏の小説「麻雀放浪記」によって引き起こされたことに起因します。

麻雀放浪記は、激動の戦後復興期を舞台に個性的な登場人物達が賭博としての麻雀で激闘を繰り広げるピカレスクロマン(悪漢小説)で、当時絶大な人気を誇りました。

 

▼麻雀放浪記〈1〉青春篇 (文春文庫)(画像クリックで商品詳細へ)

 

小説の中で騙し騙されながら真剣勝負を繰り広げる主人公達の活躍を追体験するように、当時のサラリーマン達は仕事帰りに雀荘に集まったそうです。

さらに阿佐田哲也氏は「麻雀新撰組」というユニットを作り、エンターテイメントとしての麻雀を世間にアピールしました。

これが当時大ヒットし、麻雀は一大ブームを形成したわけです。

 

麻雀放浪記は今読んでも面白い、偉大な作品ですが、ブームのきっかけがギャンブル小説、というのが麻雀=ギャンブルというイメージのきっかけになったのも1つの事実です。

 

近年変わりつつある麻雀のイメージ


(引用元:http://mahjong.abematimes.com/)

 

しかしそのイメージも、近年変わりつつあります。

インターネットTV局として人気を博すAbemaTVに「麻雀専門チャンネル」があるのを皆さんご存知でしょうか。

 

【参考リンク】AbemaTV麻雀チャンネル

 

アニメ、スポーツ、将棋、音楽などと並んで「麻雀」がメインコンテンツの1つとなっているのです。

このAbemaTVのおかげで麻雀番組を視聴する方の数は爆発的に増えています。

中には麻雀はしたことがないけど麻雀番組は熱心に見ている、というファンも生まれつつあるそうです。

 

AbemaTVの登場による麻雀界の変化について先に知りたい方はこちら!

 

 

その他にも

「飲まない・賭けない・吸わない」をテーマに掲げる健康麻雀

インターネットさえあれば一人でも麻雀を楽しめるネット麻雀

など、古くからのイメージに囚われない、麻雀の新しい楽しみ方が広がっています。

 

一生の趣味として、クリーンで知的なテーブルゲームとしての麻雀を覚えるのは非常に良い時代になっているなと感じます。

皆さんも是非、スマホ片手に手軽に楽しく、一生ものの趣味になるかもしれないゲームを始めて見ませんか。

 

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RPGの世界で稼いだお金を現実世界へ交換できたら

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PRGが大好きな著者が初心者向けに「有名RPGの魅力」や「おすすめ作品」を解説するとともに、RPGの色々な楽しみ方をお伝えいたします。読めば、実際にRPGをプレイしたくなることでしょう!

『RPG初心者入門 ~有名RPGと色々な楽しみ方~』はこちらから!

著者:RPGreat!

フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

お問い合わせはこちらから

 

『RPG初心者入門』目次へ  (全16ページ)

 

 

私がRPGを楽しんでいた時、ずっとこう思っていました。

『RPGの世界で稼いだお金を現実世界で交換できたら…』

と。

これはおそらく誰しもが思うことでしょう。

このページではこの内容について熱く語っていきます。

 

お金は余りやすい

 

ラスボスにたどり着くまでに必要な装備を買ってレベル上げなどを行っていれば、お金が余ることは多くあります。

例えば有名なRPG「ファイナルファンタジー」の世界で採用されている通貨『ギル』だと、1,000,000ギル(最強の武器でも相場は50,000ギル程度)まで貯めることも稀にあります。

 

ファイナルファンタジーについては第1章で解説!(現在は第3章) ファイナルファンタジーについては第1章で解説!(現在は第3章)

 

お店に売っている性能の高い装備を手に入れてアイテムも十分に補充した状態(ファイナルファンタジーだと最大99個までしか持てない)にしたとしてもお金が余ってしまうことがよくあるのです。

お金が余ってしまう理由など詳しくは第2章のこちらのページで解説しておりますので興味のある方はご覧ください。

 

もしも日本円に変換できたら

 

せっかくRPGの世界で活躍してラスボスを倒したのにお金だけが大量に余ってしまう…。それを無駄にしたくないので日本円に替えたい。

そう思っているゲーマーも少なくはありませんね。

なので有名なRPG作品「ファイナルファンタジー」と「ドラゴンクエスト」に置き換えてもし日本円に変換できるとしたらどんな感じになるのかを考察してみました。

 

1 ファイナルファンタジーの場合

▲ファイナルファンタジー最新作ⅩⅤ(15)

 

ファイナルファンタジーは割とお金が貯まりやすく、物価もそれなりに高いです。
モンスターを倒すなり、戦利品(モンスターが落とすアイテム)を売却するなりして、ギル(ファイナルファンタジーの通貨単位)に変えていきます。

そこで私が考えたのが、10,000ギル=1円です。

どうしてこのレートなのかといいますと、ファイナルファンタジーⅤ(5)に登場する『ムーバー』のようなモンスターを倒せば大量にギルが手に入るので、このレートにしました。

それにシリーズを追うごとにギルを入手できる最大桁数が7ケタ(99,999,999ギル)になっていますからね。

 

 

2 ドラゴンクエストの場合

▲ドラゴンクエスト最新作Ⅺ(11)

 

ドラゴンクエストは普通にモンスターを倒してもお金が貯まりやすいわけではありません。大量にゴールドを所持しているモンスターが少ないので一回の戦闘ではあまり貯まらないのです。

その為カジノなどを利用して稼ぐのが一般的です。

ドラゴンクエストの世界では頑張っても入手できるゴールド(G=ドラゴンクエストの通貨単位)の最大桁数が6ケタ(9,999,999ゴールド)なので、1,000G=1円というレートが妥当だと思います。

それだけドラゴンクエストの世界ではゴールドが貴重なわけです。

 

 

 

上記のゲームを利用してそれができたら、RPGだけで生計が立てられますよ。

敵を倒しつづけて、お金をゲットしつつ戦利品も売る。

これができるならば高級腕時計や宝石なんて十分に買えるほどすぐにお金が貯まることでしょうねえ。

 

仮想RPGでは可能?

 

「妄想」のように語りましたが、今からほど遠くない近未来でこういったことが可能になるかもしれませんよ。

 

最近では装備等を購入するためのリアル課金もあります。

例えば「星のドラゴンクエスト」というスマホRPGでは『日本円』というリアルマネーを課金して(支払って)ジェム(星のドラゴンクエスト内で使用されるバーチャルマネー)を購入するシステムがあります。

▼星のドラゴンクエスト

 

いわば「リアルマネー⇒バーチャルマネー」の交換ができる事になりました。

それが逆の「バーチャルマネー⇒リアルマネー」に変換できる『バーチャル仮想RPG』のようなゲームが誕生したらどう思いますか?

 

 

ゲーマーがこぞってプレイし始めると思いますね。ゲーム人口が増えることでしょう。

仮に日本円10,000円分をバーチャルマネー10,000円分に等価の状態で課金・交換できる時、私が予想するにバーチャルマネー10,000円分を日本円に交換したらわずか10円だと思います。

レート的には厳しいですが…(汗)

 

でもこれまで実現しなかったバーチャルマネーをリアルマネーに変換できればどれだけ『革命的』なことなのだろうか、と多くの人が思ってしまいますよ。

例えレートが厳しくても、ゲームを引退する時に全部交換してしまえば思い残すことなんてありませんからね。

 

また、ちょっと本題から脱線しますが、最近ではゲームをスポーツのように観戦して楽しむ【e-スポーツ】というものが話題になってします。

ゲームがだんだん日常生活で身近なものになっていることの証と言えます。

 

eスポーツ
エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)の略でコンピューターゲームを使った競技の事。海外では「スポーツ」として認められており、優勝賞金も億を超える大会が催されている。日本でも2018年12月に初の優勝賞金1億円を超えるカードゲームアプリ「シャドウバース」の大会が開かれた。

 

そう考えると、今後ゲームの市場規模が大きくなりアニメ『ソード・アート・オンライン』のようなイメージのゲーム(主人公たちが仮想世界に入るゲームで生きるアニメ)が登場してもおかしくはありませんね。

▼ソード・アート・オンライン(AmazonPrimeで見放題です)

 

以上、RPGと現実世界のお金について考察をしました。

RPGの世界のお金をリアルマネーに変換できればゲーム業界にとどまらずゲーム産業自体に『革命』をもたらすと思っています。

私が超大手企業のCEOであれば、この試みを試験的にでも行ってみたいものですよ。

 

番外編までお読みいただきありがとうございました!

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著者:RPGreat!

フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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RPGの世界で宝箱を盗っても『窃盗罪』にならない理由

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PRGが大好きな著者が初心者向けに「有名RPGの魅力」や「おすすめ作品」を解説するとともに、RPGの色々な楽しみ方をお伝えいたします。読めば、実際にRPGをプレイしたくなることでしょう!

『RPG初心者入門 ~有名RPGと色々な楽しみ方~』はこちらから!

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私が小さいころにRPGをプレイしていても何とも思わなかったことが、大人になってから少し疑問に思ったことがあります。

多くのRPGではダンジョン内(敵が出現するフィールドなど)に設置されている宝箱であれば先に見つけた人がその中身を手に入れる権利があるのは分かりますが、「民家のタンスや宝箱の中身を勝手に取った場合は『窃盗罪』にならないのか?」それを考えたわけです。

このページではその点において、ガチで考えてみました。

 

タンスのアイテム

 

RPGを一度プレイした事がある方は、RPGの主人公だけ他人の家のタンスやタルの中・宝箱の中身を拝借しても誰も責めようとはしない…ってこと不思議に思いませんか?

日本では刑法235条.に「窃盗罪」が規定されており、これに違反した場合は

『10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する』

と明記されています。

でもあくまでこれは『日本』という国内でのお話です。

RPGの世界では当然、日本の法律は適用されません。

 

むしろ民家の住人は「今日は寒いわね、温かいシチューでも作ろうかしら?」と、宝箱などの中身を拝借した後でも拝借する前と同じセリフを主人公に向けて話すのです。

それに住人が宝箱が配置されている方を向いていて、主人公が目の前でそれを取って自分の「アイテム袋」の中にしまいこんで出て行ったとしても追いかけようともしません。

 

これ、不思議ですよね。

RPGの世界では「やくそう」とか「万能薬」などのモノが手に入る事が多いですが、実際には民家のタンスの中にはそれらのアイテムの他にシャツや下着・へそくりさえあるはずです。

ゲーム内では「『やくそう』を手に入れた」という表示が出ていたとしても、これがまかり通るならば主人公は根こそぎ民家の住人のモノを全て手に入れることもできるわけですよ。

住人は一気に貧乏生活になってしまいます…。

またごく一部のRPGであれば、民家のモノを物色して手に入れて出ていこうとするときに戦闘になることがあります。

その気持ちは大いにわかりますよ。

 

 

『窃盗』という観念は敵にはある

 

操作されている主人公(プレイヤー)には『罪悪感』という観念がないのがほとんどです。

「おまえのものはおれのもの、おれのものはおれのもの…。」

まるでジャイアンですね(笑)。

▼ジャイアン

RPGの世界では、宝箱を設置している時点で誰が中身を回収しても文句は言えないのです。(だったら盗まれないように普通『カギ』をかけておきますよね)

ただし、有名なRPG「ドラゴンクエスト」の3作目「ドラゴンクエストⅢ」では盗人一団を率いる『カンダタ』というキャラクターの例があります…

※カンダタは盗賊団の親分。人の物を盗み、主人公に倒され、物を返す事になる。

 

『カンダタ』で皆さん初めてゲーム内で『窃盗』概念があることを認識し、それに対して警戒をするようになるわけです。

しかしその後のストーリーでも相変わらず主人公たちは宝箱やタンスなどの中身を堂々と住人たちの目の前で回収しても何も言われません。『窃盗』はあくまで敵にのみ存在する観念なのです。

なぜなのでしょうかね?

 

『免罪符』という考え方

 

この問題はこう考えるのが自然です。

王様などが主人公一団に限り自動で『免罪符』を発行(コマンド上には表示されない)しているのだと思いますよ。

それでも「不利益を被った」と訴える人がいるのであれば、王国などが主人公たちに感づかれずに裏でそれなりの対価を補償しているのではないかと思いますよ。

ただしダンジョンに設置されている宝箱等に関しては補償の対象外で、先着順と考えれば納得はできますよね。

 

 

『窃盗罪』があったら

 

ただRPGの世界観の中で、リアリティーを高める意味合いで『窃盗罪』が規定されているのであれば話は別です。

まあ、RPGの世界では○○王国や△△帝国などその国によって法律が定められていることもあり、その国によって『窃盗罪』が規定されているかどうかでも変わってきます。

 

例えば○○王国で『窃盗罪』が規定されていたとすれば、民家にある宝箱を勝手にとって外に出た時点で【逮捕されてしまう】(一定の確率で発動)ようなことがあればどう思いますか?

死刑にはならないとしても「保釈金を払う」みたいな感じで釈放はあり得ます。

確かに勝手に人にモノを持って行かれて喜ぶ人はいませんからね。

けど、ゲーマー視点からすればこの要素を取り入れてしまったら『RPGではなくなる』と思いますよ。

 

 

主人公たち以外はまるでロボット

 

ただRPGをプレイした事がある方、一部のキャラクター以外『ロボット』的な言動しかしていないことに気づきませんか?

村人や町人は話しかけると「ほとんど同じ内容の会話を主人公たちに返すだけ」ってことが多いですよね。

例えば町の入り口付近で町娘に話しかけると「ここはムーンブルクの町だよ」と答えました。その後、物足りないのでさらに話しかけると「ここはムーンブルクの町だよ」って。

主人公たち以外の多くのキャラクターは同じ文言でしか会話できないではありませんか!

 

これではまるでロボットですよ。

ロボットなら人間とは違ってプログラムしない限りは『窃盗罪』の概念は理解できませんよね。

先ほどの『カンダタ』の場合だと、【カンダタ=窃盗団】というプログラムで認識していればロボットは初めて『窃盗』の概念を認識するということですよ。

故に主人公たちが民家からロボット的住人の目の前で大量に服や本をかっさらっていっても誰も責めることをしないのはそのせいではないでしょうか?

 

 

 

上記のことをまとめてもRPGの世界で宝箱やタンスの中身を搾取しても窃盗罪には当たりません。

というより窃盗罪の概念がなければそれが成立しませんからね。

したがって主人公たちであれば極端な話、人ん家の宝箱の中身を勝手に持って行っても責められることがほとんどない、というお話でした。RPGの世界では存分に人の物を取ってレベルアップしていただければと思います。

 

続いてはRPGの世界で稼ぐ「お金」についての考察です。

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RPGの世界でモンスターを倒すとお金が手に入る理由

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私がRPGで遊んでいた時に、疑問に思ったことがあります。

それはモンスターを倒すと「お金が手に入る」ってことです。

私自身もこれまではあまり深く考えたことがありませんでした。

このページでは「なぜモンスターを倒すと『お金』が手に入るのか」を私なりに考察した内容を皆さんにお届けすることにします。

 

RPGの歴史

 

RPGは戦後に、コンピューターゲームジャンルの一つとして誕生しました。

RPGは日本で栄えるまで、アメリカで栄えていました。

そのアメリカのゲーム内ではモンスターを倒すと『お金』が手に入るようになっていたのです。

アメリカのどのようなゲームデザイナーやシナリオライターなど関係者がどのような経緯でそのシステムをを取り入れたのかは不明ですが、つまりアメリカで生まれた「モンスターを倒すと『お金』が手に入る」という要素を日本でも取り入れたことが現在まで繋がっているわけです。

 

日本では「モンスターを倒せば『お金』が手に入る」という要素が一般的なモノとして認知されたのは、有名なRPGである「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」の登場だと思います。

 

 

これらの作品が流行する事により、その要素が『固定化』されたものだと推察します。

ゲーム愛好者ならもう常識といっていいほどの要素になっていますので。

つまりアメリカから日本へとこのシステムは伝来し、有名RPGが採用していた事から日本では「モンスターを倒せば『お金』が手に入る」が当たり前になったのです。

 

 

ゲームの世界観で考察

 

上記の歴史により「モンスターを倒せば『お金』が手に入る」が一般化された事は分かりましたが、なぜ実際に「モンスターを倒す」と「『お金』が手に入る」のでしょうか? 実際にモンスターと対峙して倒した場合、どのように私たちはお金を得るのでしょうか?

この不思議をゲームならではの世界観から考察してみることにします。

お金の単位はゲーム作品によって違いはあるものの、ほとんどのRPGでは町や村ではお金を使って商品が買えるわけですからモンスターを倒すだけで『お金』が入ってくるというのは不思議なものです。

そこでちょっとした仮説を立てて検証してみることにします。

 

仮説1 モンスターは消滅し自動的にお金が手に入る

 

モンスターを倒した(殺す~気絶、まで幅広い)時に、モンスターが自動的に消滅しそこにお金が残るという考え方です。

RPGの世界観からすれば一番しっくりくる考え方と思います。

人間ならゲーム内で死んだ時、教会などのシステムがなければ生き返ることもできません(ドラゴンクエストなどのRPGでは教会で死んだ仲間を生き返らす事ができる)ので、モンスターは「死=消滅」となってもおかしくありません。

 

そう考えればモンスターを狩りつくしても半永久的にモンスターが絶滅することはないとすれば、弱いモンスターなら「2円」とか、ボス級の強いモンスターなら「100,000円」が手に入る。

これはゲームの世界観からすればあり得る仮説だと思います。

 

仮説2 お金はギルド的なところから支給される

 

モンスターと鉢合わせになった時、生きなければならないのでモンスターを倒しました。

お金はすぐに手に入るわけではなく、倒した時に証拠としてカメラなどの収めてギルド(自治体)などに報告される形で、後で手に入るイメージです。

確かにお金は町や村などで使うわけですからね。

基本的にRPGではモンスターを倒した時はコマンド(通知)でお金を「20円手に入れた」と出ますが、この仮設の場合はいわば『先告知』という考え方なのでしょうかね。

この仮説もなくはないです。

 

仮説3 モンスターがお金を所持している

 

モンスターだって知能が高い奴は、人間世界に忍び込んで貨幣経済を学び取引しているはずです。

よく漫画などで見かけますが人間の耳とは形が違うであろう「魔族」であれば知能が高いイメージがします。

▼魔族のイメージ

そいつらが支配する世界なら人間の貨幣経済同様に、配下のモンスターにお金を多少なりとも持たせていても不思議ではありません。

だからモンスターを倒せば『お金』が手に入る、という仮説です。

その為、中には倒してもお金が『0』のモンスターがいたとしても、この仮説が正しいとすれば納得はできます。

 

現実世界との違い

 

あえて現実世界と多少比較しますが、殺す勢いでヒグマやマムシなどを倒してもお金は絶対に手に入りません!

「モンスターハンター」というゲームのように剥ぎ取って何かの戦利品にはなりますが…。

 

モンスターハンター
モンスターを倒して得た戦利品からアイテムを作るアクションゲーム。

▼モンスターハンター

 

もちろん他人を襲ってその財布の中身を奪う『強盗』はもちろんダメです。

ただそう考えると、RPGの世界ではモンスターならわかりますが、作品によってはプレイヤー側の王国 VS モンスター側の帝国 といった人間同士の戦いもあります。

そのため『戦争状態』であるので「強盗」という観念は一切なく、生きるために相手を倒すしかない、そして得たお金(財布の中身であろうと)は自分のものになる、と考えるしかないでしょう。

 

まとめ

 

モンスターを倒すとお金が手に入る様をゲーム内における世界観で今回は考察しました。

今回いろいろと考察した中で一番しっくりくるのは仮説1の「モンスターは消滅し自動的にお金が手に入る」だと思います。

「モンスターを倒せば自動的に消滅して『お金』は残る」というものですが、ただしこれがたまにRPGで戦う事になる対「悪い人間」だと消滅せず【殺人】になってしまうかもしれませんがね。

いや、対「悪い人間」であれば【殺人】ではないかもしれません。

なぜなら「邪(よこしま)な考えを持って頭の中がそれに100%支配された」時点でその「悪い人間」は「モンスター」に変貌し二度と人間には戻れず、【殺人】ではなくその『モンスター』を倒せばそのままお金が手に入るのだ、と私は思います。

その方が罪悪感がなくてよいかと結論付けますね。

 

続いてはRPGによくある「タンスの中のアイテム」について考察していきます!

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【RPGツクール】 娯楽施設が必要な理由とおすすめ娯楽施設

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私がRPGで遊ぶとすれば、ドラゴンクエストに登場するカジノなどのような娯楽施設が不可欠だと思っています。

これがないと、RPGは単なる作業ゲーと化してしまいちっとも面白くありません。

私はたくさんRPGをプレイしてきたので、中には娯楽要素がちっともない作品もプレイしました。

あくまで主観ですが、こういった作品の9割は面白みを全く感じませんでした。

というより、『ゲーム疲れ』を起こしてしまいました…。

※一度プレイしたらエンディングまでは基本的にプレイし続ける私が決めた鉄則ゆえ…

 

RPGを作るソフト「RPGツクール」をプレイすると色々な事を学べます。

それまでは『プレイヤー』だけの視点しか経験していませんでしたからね…。

この第4章では今度はRPGを作る側の立場になれるゲーム「RPGツクール」をプレイする際に役立つ知識を「娯楽施設」「闘技場」「お金稼ぎ」の3ページにわたってお話させていただきます。

このページではRPGにおいて必要と思われる「娯楽施設」について解説していきます。

 

RPGツクール
1990年に1作目が発売された「RPGを作って楽しむ」ゲーム。パソコン・家庭用ゲーム機・スマホなどで展開されている。最新作(2018年12月27日時点)は2016年に発売された3DS版「RPGツクール フェス」。

▼RPGツクール フェス

 

娯楽要素が必要な理由

 

RPGは「ストーリーさえよければ他の要素に力を入れなくてもいい」という人もいますが、私から言わせればそれは愚問ですね。

だって、単に本編だけ進めていけばどこかで『疲れ』ますからね。

 

敵を倒してお金稼ぎをして新しい武器や防具を買ってボスを倒してその先のストーリー進めて…と、RPGは基本これの繰り返しですからね。

それ故にRPGでもどこかで『心のオアシス』が必要になってくるわけですよ。

 

例えて言うならばフランス料理のフルコースで、特に好きでもなく嫌いでもない前菜が「ストーリー」。そこから始まり、食べ進めていけば(ストーリーを進めていけば)大好きなメインディッシュ(娯楽施設や娯楽イベント)が来るみたいな感じです。

要はストーリーを進めていて、途中で大好きなイベントに出会うようにしなければRPGとしては敬遠されてしまうということなのです。

 

おすすめ娯楽施設

 

これまでたくさんRPGをプレイしてきた私が提唱するおすすめ『娯楽要素』をご紹介します。

これがRPG内にあればたとえストーリー本編が微妙な感じでも娯楽要素がプレイヤー離れを阻止ができる要因になるので、RPGを作っている方は絶対に取り入れるべきです!

 

1 動物レースまたは飼育

 

まず一つ目は「動物レースまたは飼育」の娯楽要素です。

例えて言うなら有名RPG「ファイナルファンタジーⅦ(7)」のチョコボレース&チョコボ飼育システムですね。

チョコボレース・・・チョコボという生物が競馬のようなレースで競い合う

▼チョコボ

ファイナルファンタジーについて詳しくは第1章で!(現在は第4章) ファイナルファンタジーについて詳しくは第1章で!(現在は第4章)

 

あれはけっこう好きで今でも印象に残っている娯楽要素です。

「レース」という娯楽要素を展開するなら出場者のどれが最初にゴールするのかを予想して賭けて、見事的中したら景品を貰えるようなシステムがあれば素敵ですね。

もしくは3連続で予想が的中したら豪華景品を貰えるようなシステムでも構いませんね。

 

 

また「飼育システム」を取り入れる場合は、本編よりもなるべく目立たずに『飼育すれば良いことがある』的な感じでサブメインとして取り入れられれば最適かもしれません。

※ファイナルファンタジーⅦではチョコボを『海チョコボ』と呼ばれる個体まで交配・飼育させれば、『ナイツオブラウンド』というとてつもない最強クラスのマテリアをゲットできます。

 

 

2 鬼ごっこ

 

とあるスマホRPGで「鬼ごっこ」みたいな要素を組み込んだ娯楽がありました。

『制限時間1分で鬼から逃げ続ければ勝ち』といった感じです。

普通に考えれば鬼は1匹でしょうが、そのRPGでは鬼が「超難しいモード」では20匹ほどいましたね。

 

逃げ切れずに何回もつかまって数十回プレイしてやっと逃げきりましたからね。

クリアすれば景品は出てはいましたが、小さい時以来ですからね鬼ごっこは…。

ゲームの中でこれがあれば大人は懐かしさのあまり、ついついプレイしてしまうことでしょう。

 

 

3 コレクション

 

「コレクション」というシステムはドラゴンクエストⅤ(5)などにある『ちいさなメダル』を集めてメダル王の下に持っていけば、持ってきた枚数に応じて景品がもらえる、というシステムです。

 

▼ドラゴンクエストⅤ

ドラゴンクエストについて詳しくは第1章で!(現在は第4章) ドラゴンクエストについて詳しくは第1章で!(現在は第4章)

 

冒険している最中にこれを見つけて集めていけば楽しいですからね。

ちょっとした娯楽的要素にはなりますよ。

ほかのRPGでは『滑るコップ』や『蒸れた靴』といった変わり種をコレクションする娯楽もありましたけどね。

 

 

4 カードゲーム

 

代表的な例としてはファイナルファンタジーⅧ(8)のカードゲームでしょうね。
ドラゴンクエストであればポーカーやハイ&ローといったカードゲームでしょうか。

 

 

スマホRPGにあったモノとしては『絵合わせ』や『銘柄当て』といった感じです。
もちろん当てるとカードをもらえたり、景品を貰うためのコインを手にしたりと様々です。

一度やってみれば軽く小一時間はハマると思います。

 

5 カジノ

 

やはり私が一番おすすめするのはカジノですね。

スマホRPGであれば容量の関係からこれを見合わせることもあってかなかなか出てきませんが、私がドラゴンクエストを好きな理由の1つが「『カジノ』があるから」です。

 

カジノはギャンブル性があり、ハマってしまう人が多くいます。その為RPGユーザーにとってこの要素があれば、たとえ作品の本編が微妙な感じでもプレイを続行してくれることが多いですからね。

 

 

 

楽しんでRPGをプレイするためには上記のような娯楽要素がなければとてもつまらない作品になってしまうと私は断言します。

この要素があることによって、その作品の質を下げずに済むわけですからね。

RPGツクールでRPGを作る際の参考にしていただければと思います。

 

続いてはRPGを作る際に必要だと私が思う「闘技場」についてです。

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【RPGツクール】 闘技場が必要な理由とおすすめ闘技場

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単にRPGをプレイするだけでは物足りず、、RPGツクールというRPGを実際にこの手で作ることができるソフトでいろんなことを学びました。

すると私自身の中でも新しい発見がありました。

 

RPGが好きな人の中には、戦いイベントである『闘技場』施設が不可欠だと思っている方もいると思います。

闘技場施設とはダンジョンやボスとは別にモンスターなどと闘う事ができる「イベントスペース」のようなものです。闘技場によって勝つと賞金がもらえたりします。

これがあれば、本編のラスボスよりも強いボスをその闘技場の中で作って「やりこみ要素」を増すこと可能になるわけです。

 

やりこみ要素
本編のストーリーとは関係なく主人公のレベルアップ・モンスター図鑑を完成させる・強い武器を揃えるなどの「やり込む」事によって達成される何かを目指すプレイ方法。

 

何を隠そうたくさんRPGをプレイしてきた私は、この要素がある作品は楽しいと感じました。

ラスボスはエンディングを見るためには倒さなければならない(多くのRPGはラスボスを倒すとエンディングになる)のでそこまで強くはできないけれど、闘技場のようなものがあってそこに「ラスボス以上に強い敵がいたら面白い」と感じたのです。

 

RPGを作るソフト「RPGツクール」をプレイすると色々な事を学べます。

それまでは『プレイヤー』だけの視点しか経験していませんでしたからね…。

この第4章では今度はRPGを作る側の立場になれるゲーム「RPGツクール」をプレイする際に役立つ知識を「娯楽施設」「闘技場」「お金稼ぎ」の3ページにわたってお話させていただきます。

このページではより楽しいRPGを作るために知っておくべき「闘技場が必要な理由」や「闘技場の種類」をご紹介します。

 

RPGツクール
1990年に1作目が発売された「RPGを作って楽しむ」ゲーム。パソコン・家庭用ゲーム機・スマホなどで展開されている。最新作(2018年12月27日時点)は2016年に発売された3DS版「RPGツクール フェス」。

▼RPGツクール フェス

 

闘技場が必要な理由

 

ラスボスを倒すためにレベル上げ作業をして主人公たちは強くはなりました。

そしてラスボスを倒しました。

 

そしておしまい…え、あとは何もないのですか?

そんな何か物足りないRPGを過去に私はプレイしていたことがありまして…。

 

RPGをプレイする人の中にはとにかく強敵との熱いバトルを望む人もいますからね。

せっかく強くなったのに、その強さを活かせる『闘いの場所』が「ラスボス空間以外になければつまらない」と言わざるを得ないのは仕方ないことだと私は思いますね。

 

 

そこで闘技場のようなシステムがあればラスボスを倒すためのレベル上げで培った強さを活かせます。

私がこれまでRPGで遊んでいた中で印象深かったのが、戦闘に『条件』が付いたシステムです。

例えば、闘技場で相手と戦う際に『戦闘参加者は女性キャラクターのみ』とか、『物理攻撃ダメージ半減(魔法以外の攻撃はダメージが半分になる)』『消費MP倍増(魔法を使う為のパワーが通常の2倍必要)』といった不利な条件の下で戦うといったモノがありました。

それはそれで楽しかったですよ。

だってその分、勝ったらもらえる景品が豪華な場合が多かったですからね。

もちろん景品が無くても不利な中で戦って勝つことにも面白さがありました。

 

さて、ここからはRPGをたくさんプレイしてきた私が「あったらいいなぁ」と思うおすすめ『闘技場』をご紹介します。

これがRPG内にあればラスボス後も飽きずにプレイでき、ゲーム離れを阻止ができる要因となるので、RPGを作っている方は絶対に取り入れるべきです!

 

おすすめ闘技場

1 同じモンスター系統だけの闘技場

 

これがあったら楽しいですね。限定したモンスターの系統だけしか戦えない闘技場です。(モンスターを仲間にできるRPGに限られてしまいますが…。)

例えば限定モンスター系闘技場と言えばドラゴンクエストⅥ(6)の「スライム格闘場」を思い出しますね。

▼ドラゴンクエストⅥ

スライム格闘場は仲間にした『スライム系』のモンスターだけでしかその闘技場は戦えないというルールでしたのでね…。

 

この場合は実際にモンスターだけで戦うことになりますのでモンスターの知能を活かして戦うことを想定しています。

仲間になったモンスター達の親である主人公の指示は届きません。

それゆえに予期せぬ展開のバトルがあって面白いのです。

 

2 連勝で景品がゲットできる闘技場

 

スマホRPGをプレイしている時に連勝で景品がゲットできる闘技場がありました。

これは斬新な発想だと思いました。

ランダムに魔物の群れと戦って、例えば10連勝すれば素敵な景品が手に入るといった感じでした。

その闘技場では過去に戦ったボスも登場したのでびっくりしました。

個人的には『雑魚以外の敵も出るのか』と思いながらもプレイしていましたね。

こういう発想は割と好きですよ。

 

3 任意のキャラクターがソロで戦う闘技場

 

任意のキャラクターがソロで戦う闘技場はスマホRPGや家庭用ゲームソフトRPGで見かけた要素ですね。自分のキャラクターを一人選んで敵とソロでとにかく戦っていく闘技場です。

これは己の限界をどこまで高められるのか、そしてプレイヤースキル(コマンド制バトルやアクティブ制バトルも含む)が重要になってきますからね。

 

コマンド制バトルとアクティブ制バトル
「コマンド制バトル」が1ターンずつ自分と敵に攻撃する機会が平等に与えられるのに対し、「アクティブ制バトル」では攻撃をしないでぼーっとしていると時間経過により相手が何度でも攻撃してくるシステム。つまり「コマンド制バトル」に『時間』という概念を取り入れたシステムが「アクティブ制バトル」。

 

ソロなのはこちらだけなのでモンスターと1vs1というわけではなく、1vs複数個体という形式もあるわけです。

雑魚敵(弱い敵)であれば全体攻撃(敵全体にダメージを与えられる攻撃)で一掃すればよいだけの話ですがね。

また物理攻撃(魔法以外の攻撃方法)が効きにくい敵や魔法攻撃が効きにくい敵がいたら、適正なキャラをソロバトルのプレイヤーとして選出する(敵がわかってから自分のキャラクターを選ぶ場合)のもまた「プレイヤースキル」と言っていいでしょう。

 

4 強い『ボス』を用意した闘技場

 

強い『ボス』を用意した闘技場のように、ラスボス以外で強いボスを用意するという方法です。

『力』が余ったプレイヤー用で、ボス攻略に挑戦させるというものです。

ファイナルファンタジーⅧ(8)の『オメガウェポン』のようなボスみたいにね。

▼ファイナルファンタジーⅧ

オメガウェポン
ファイナルファンタジーⅧに登場する本編のボスとは別の隠しボス。その強さから倒すのにはとても労力のいるボスで、倒すとそこでしか手に入らないアイテムがもらえる。

▼オメガウェポン

 

このような強いボスというのは熱いバトルを望むプレイヤーにとっては『相手にとって不足無し』状態で挑めるので倒しがいがありますよ。

攻略法を自分で見つけて倒す超強いボスは、実際に倒せば達成感がありますからね。

ちなみに私ならまず本編のラスボスを倒してからそのボスに挑み、なんとか倒せればその作品を思い残すことなく卒業できると思います。

 

5 真のエンディングが見られる闘技場

 

「裏ラスボスを倒したら真のエンディングが見られる闘技場」は素敵だと思います。

ボスとの熱いバトルを望むプレイヤーにとって「真のエンディング」というプレゼントは最高のハッピーエンドになるからですね。

私はこのシステムを取り入れたRPG作品に何度か出会っていますが、本編のラスボスよりも強い(ただ、先ほど紹介した『オメガウェポン』のような超強いボスよりは弱い感じの)ボスを倒して真のエンディングを見た時でも、十分な爽快感を感じました。

 

 

一言で申し上げますと、ラスボス以外で戦いの場を設けることによってラスボス撃破後もプレイしてくれるので、『つまらないRPG』にはなりにくいと私は思いますね。

上記の理由により、RPGを作る際は闘技場はおすすめなのです。

 

最後のページではRPGを作る際の「お金の稼ぎ方」について解説をしていきます!

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目次著者

著者:RPGreat!

フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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