スノーボード初心者のウェア・ゴーグルの選び方とおすすめ

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スノーボードの道具の正しい知識を持てば、寒くないし、痛くないし、簡単に上達できるようになるのです。「進化の変遷」「道具の選び方」など、スノーボードの道具について一から学んでみてはいかがでしょうか。

風祭健氏によるスノーボード初心者『道具の選び方』入門はこちらから

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

今回はウェアとゴーグルの選び方と、おすすめのブランドを紹介します。

 

ウェアとゴーグルは見た目も重要!

 

」「バインディング」「ブーツ」は滑りに直結するものですので、性能が重要と説明してきました。

 

 

しかしウェアとゴーグルは性能と同時に見た目も重要になります。

第2章で解説したのですが、ウェアなら最低限の耐水透湿性、ゴーグルなら最低限の見やすさをクリアしていれば、後はデザインで決めてしまうのも全然OKです。

 

 

もちろん「見た目はどうでもいいから快適に滑りたい」という人は、性能を重視して選ぶのもいい選択だと思います。

しかし、登山してバックカントリー(整備されていない山区域)を滑るなどの過酷な滑りをしない限り、それほど高い性能は必要ないのも事実です。

ですので私はスノーボードを楽しむという意味でも「見た目」を重要視しているのです。

 

実は重要な「ブランド」

 

またウェアやゴーグルはデザインだけでなくブランドも重要です。

普段の生活でもそうですが、使っているブランドで判断してしまうこともありますよね。

気にならない人なら良いのですが、見た目を大切にする人なら少し気にしてみてください。スノーボードを滑るのがより楽しくなるはずです!

 

最近の流行

 

まずは最近のウェアの流行りをチェックしましょう。流行に乗ったファッションもオシャレですよね。

ちょっと前まではタイトなシルエットのウェアが流行しました。

さらに一昔前は、オーバーサイズをダボッと着こなすのが流行っていました。

 

 

しかし最近はタイトでもルーズでもない、ジャストサイズが流行っています。またカラーやデザインも、派手なものよりも地味なもの流行です。

より私服感覚に近づいたという感覚ですかね。

それと最近のトレンドアイテムとして

 

  • ビブパンツ(オーバーオールのパンツ)
  • バラクラバ(目出し帽、顔以外を覆った防寒具)
  • ミトングローブ

 

が人気です。2019年も人気は継続しそうですのでこれからもおすすめです。

<ビブパンツ(画像クリックで商品詳細へ)>

<バラクラバ(画像クリックで商品詳細へ)>

<ミトングローブ(画像クリックで商品詳細へ)>

 

著者のおすすめブランドを紹介!

 

スノーボードで人気のウェアブランドをいくつか紹介します。

ハズレのないブランドですんで、悩んだ時はこれらブランドにしておけば間違いありません。

 

おすすめウェアブランド6選!

1.BURTON(バートン)

いわずと知れたスノーボード最大手のメーカーです。

プロアマ問わず多くのから人気です。ちなみに同社では「BURTON」の他に「Analog」や「AK」というウェアブランドも持っています。

 

<BURTONの商品検索はこちらから!>

 

2.OAKLEY(オークリー)

 

サングラスメーカーとして有名ですが、スノーボードではウェアも人気です。

ゴーグルも販売しているので、ゴーグルとセットで使っている人が多いです。

 

<OAKLEYの商品検索はこちらから!>

 

3.VOLCOM(ボルコム)

 

スノーボード、サーフィン、スケートボードのファッションブランドとして人気です。

アパレルでも人気ですよね。ファッション性が高く、アパレルとして知名度も高いことからスノーボーダーからも人気です。

ただ高額な商品が多いという難点があります。

 

<VOLCOMの商品検索はこちらから!>

 

4.DC(ディーシー)

 

シューズメーカーのDCです。

DCは昔からスノーボードブーツも販売していましが、数年前から板とウェアの販売を開始しました。

DCらしい派手なデザインが多く、若者を中心に人気です。

 

<DCの商品検索はこちらから!>

 

5.NORTH FACE(ノースフェイス)

 

アウトドアブランドのNORTH FACEです。

スノーボードウェアも販売しています。

NORTH FACEに限らず、patagoniaやColumbia等の、アウトドアブランドのウェアは人気が高いです。

シンプルなデザインと確かな性能で大人向きなウェアです。

 

<NORTH FACEの商品検索はこちらから!>

 

6.686(シックスエイトシックス)

686はアメリカ生まれのスノーボードウェアブランドです。

スポーツ量販店からプロショップまで多くの店頭で扱われています。

デザインの良さから若者を中心に人気です。

 

<686の商品検索はこちらから!>

 

おすすめゴーグルブランド5選!

1.OAKLEY(オークリー)

ウェアでも紹介したOAKLEYです。

非常に性能の高いゴーグルを揃えていて、見やすさを求める人にはOAKLEYが一押しです。

しかし高額な商品が多く、傷つきやすく扱いが難しいという難点があります。

 

<OAKLEYの商品検索はこちらから!>

 

2.ELECTRIC(エレクトリック)

スケートボード系のサングラスブランドのELECTRICです。

スノーボードのゴーグルブランドとしては老舗で、デザインの良さから人気が高いです。

 

<ELECTRICの商品検索はこちらから!>

 

3.DRAGON(ドラゴン)

DRAGONはスノーボーダーから非常に人気の高いブランドです。

パークやジャンプが好きなスノーボーダーから人気のイメージです。

 

<DRAGONの商品検索はこちらから!>

 

4.anon

 

BURTON(おすすめウェアブランドで先述)が保有するゴーグルブランドです。

性能もデザインも優れます。

BURTON好きならゴーグルはanonにしたいですね。

 

<anonの商品検索はこちらから!>

 

5.SMITH


スノーゴーグルでは最大のシェアを持つブランドです。

元々はスキーゴーグルの製造から始まり、現在はスノーボーダー、スキーヤー問わず人気が高いです。

 

<SMITHの商品検索はこちらから!>

 

 

 

 

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著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

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スノーボード初心者のブーツの選び方とおすすめ

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北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

ブーツは最重要アイテム

 

今回はスノーボードブーツの選び方を説明します。実際に購入する時の参考にしていただければと思います。

ブーツはスノーボードの道具の中で一番重要なアイテムです。ですのでブーツ選びは、慎重に良い物を選びましょう。

良くないものを購入してしまった場合、痛みが出たりしてストレスしかなくなり、スノーボードが嫌になってしまうこともあります。

是非ここで基礎知識をつけて自分にぴったりのブーツを選びましょう!

 

ブーツ選びに「試着」は必須!

 

ブーツを購入する時は、なるべく試着するようにしましょう

人の足の形はそれぞれですので、自分の足の形に合ったブーツを見つけるには試着するしかありません。

自分の足に合わないブーツだと、長時間履いていると血が止まって痛みが出てくることがあります。

痛みが出てしまうと、スノーボードどころではなくなってしまうので注意したいです。

 

試着する時には、スノーボードの時に使う靴下を履いて行った方が良いです。

靴下だけでも履いた感覚は変わってきます。

試着用のスノーボードソックスを用意してくれているお店もありますが、自分の物を持って行った方が無難です。

 

スノーボード用ソックスも販売されており、保温性に優れ、疲労軽減作用などもあるのでおすすめです。

必ずしも専用のソックスが必要なわけではありませんが、くるぶし丈のソックスなどでは、縫い目が骨に当たって痛みが出る可能性があるので、ブーツよりも長いソックスが望まれます。

 

著者おすすめ靴下
(画像クリックで商品詳細へ)

「ブーツ選び」チェックするポイント!

 

スノーボードブーツの基礎知識ともに選び方を指南させていただきます。ブーツ選びの参考にしてください。

 

ポイント1 フィット感

 

ブーツ選びには大切なのはフィット感です。

このフィット感の大切さはこちらの記事にて詳しく説明させていただいておりますのでまだお読みになっていない場合はあらかじめ読んでおいて下さい⇒スノーボードのブーツの進化(当Webon第1章より)

 

フィット感は「インナー」の性能が重要です。

 

 

価格が高いブーツ、安いブーツありますが、ほとんどはインナーの性能によって価格が決まっています。

単純に値段が高いインナーほどフィット感が良いと思っても良いでしょう。

人間の足を研究し、ピッタリフィットしてブーツの中で足がずれないようになっています。

また、最近のブーツでは、履いている内にインナーが自分の足の形に成形されてくる「熱成型素材」を使用しています。

「熟成型素材」とは多少足に合っていなくても、使っている内に馴染んでくるような造りになっています。

カタログの商品の説明では、必ずインナーの性能についても書かれているので、「熟成型素材」を選ぶ等、購入前に確認しておくと良いでしょう。

 

ポイント2 硬さ

 

ブーツ選びで一番重要なのはフィット感です。次に重要なのは「硬さ」です。

ブーツを履いて紐をしっかり結んだ時の、足首の曲がりやすさがブーツの硬さです。

 

 

柔らかいブーツは動きやすいですが、高速時はスピードに負けて不安定になります。

硬いブーツは動きづらいですが、サポートが強いので高速時の安定感が高いです。

低速で滑ることの多い初心者は柔らかめのブーツが良いと思います。

ただ足首の曲がりやすさはバインディングでも調整できるので、それほどブーツの硬さにはこだわらなくても大丈夫です。

 

 

硬いブーツでも柔らかめのバインディングにしたら動きやすさも確保できます。

柔らかいブーツでも硬いバインディングを使えばしっかりサポートを得ることもできます。

ですので硬さよりもフィット感を重視してください。

 

 

ポイント3 サイズ

 

スノーボードブーツはサイズで結構悩むかと思います。

つま先が当たるか当たらないかくらいの、ジャストサイズを選びましょう。

 

 

つま先が思いっきり当たる小さいものは、長時間履いていると痛みが出てくる場合がありますので、その場合はワンサイズ上にしましょう。

ただ使い込んでくると、ブーツの素材がヘタってきて徐々にゆるくなってきます。

最初は少し小さいと感じるくらいのものを購入するのもありです。

小さめもありですが、基本的にジャストサイズを選ぶのがおすすめです。

いずれにせよ大きいものはおすすめしません。

お子さんでも、できればちょうど良いサイズを選んで上げてください。

 

<知っておくといい>レーシングシステム

 

ブーツを締める方法も今ではいくつか種類があります。

手で紐を縛るやり方と、ワイヤーを使うBoaシステム、紐を引っ張るだけで簡単に締めることができるスピードレーシングシステムがあります。

 

 

ちなみにスピードレーシングは「スピードゾーン」や「スピードレース」「クイックレーシング」などとも呼ばれます。

 

Boaシステムとスピードレーシングシステムは、素早くブーツを装着できるのが魅力です。

力がなくてもしっかり締めることができるので、女性や子供にもおすすめです。

しかし普通の手で紐を縛るタイプは「故障の可能性が低い」「紐の弾性力を使ってフィット感が高い」というメリットがあるので自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

 

著者おすすめBOAシステムブーツ
(画像クリックで商品詳細へ)


 

どうしても合うブーツがない人は

 

足の形がかなり特殊で、足に合うブーツがない人もいます。

そんな人には、「ディーラックス(DEELUXE)」というメーカーのブーツがおすすめです。

ディーラックスの「サーモインナー」というブーツはインナーを特殊なオーブンで温めて、足に合わせてピッタリの型を成型することができるのです。

 

<サーモインナー公式サイト>

(出典:http://deeluxe-jp.com/technology/#thermo)

 

歯医者で歯の型を取るような感じですね。

どんな人が使っても完全なフィット感を得ることができるのでおすすめです。

 

誰の足にも合うおすすめブーツ「サーモインナー」
(画像クリックで商品詳細へ)

▼解説動画(公式)

 

 

 

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スノーボード初心者のビンディング(バインディング)選び方とおすすめ

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今回はバインディング(ビンディング)の選び方について説明していきます。

 

 

実際にバインディングを購入する時などに役立ててください。

 

 

バインディングの重要性は軽く見られがちですが、板と同じくらい重要な道具です。

バインディングは板を操作しようとした時に最初に力が伝わる道具だからです。必ず自分に合ったものを選ぶ事を心がけましょう。

 

バインディングの選び方

板とブーツに合わせたバインディング選びが重要

 

バインディング選びは、板とブーツに合わせて選びましょう。

ですので、バインディングは最後に購入するのが良いです。

 

具体的に言うと、板とブーツの硬さに合わせたバインディング選びとなります。

 

<板の硬さとは?>

 

例えば、「硬い板」に「柔らかいバインディング」を装着すると、バインディングが板の硬さに負けてしまう為、板をスムーズに動かすことができません。

逆に「柔らかい板」に「硬いバインディング」を装着するのは、悪い組み合わせではないのですが、お互いのメリットを活かせないもったいないセッティングとなります。

 

「板」「バインディング」「ブーツ」全てを硬いモデルで揃えたとしたら、高速滑走性能は高いですが、低速では相当動きづらくなってしまいます。

そういう場合は、ブーツだけでもミドルフレックス(中間の硬さ)くらいのモデルを選べば、動きやすさも確保することができます。

 

逆に全てを柔らかいモデルで揃えたら、低速時は抜群の性能を発揮出ますが、スピードを出すと不安定になり高速走行が難しくなります。

ブーツかバインディングのどちらかを硬めにするなどすれば、オールラウンドに使いやすいセッティングとなるでしょう。

 

このようにバランスを取ったバインディング選びができると良いです。

 

バインディング選びのチェックポイント

上述したように基本は板とブーツに合わせて選ぶのが重要ですが、その時にチェックして欲しい部分を以下で解説していきます。

 

チェックポイントは

  • 硬さ
  • 調節機能
  • サイズ
  • トゥストラップ

の4つです。

 

1 硬さ

 

バインディングの硬さは

・ハイバック(アキレス腱の部分)
・アンクルストラップ(足首に締める部品)
・ベースプレート(土台)

の3つの部分の硬さで決まります。

特にハイバックの硬さは顕著に感じる重要な部分です。

硬さはカタログ等で調べることができます。メーカーカタログや、雑誌のオールカタログで確認しましょう。

バインディングの硬さは手で触ったくらいではわからないので、試乗できない場合はカタログを参考するしかありません。

カタログなどで硬さのレベルは「FLEX(フレックス)」で表されます。フレックスは、基本的には1~10の数値で表されます。

フレックスの値は、1~3(ソフト=柔らかい)、4~6(ミディアム=中間の硬さ)、7~10(ハード=硬い)となります。

 

2 調整機能

 

高機能のバインディングには、様々な調節機能があります。

・ストラップの長さの調整
・ストラップの位置調整
・ハイバックの前傾角度の調整(フォーワードリン)
・センタリング調整(前後の位置)

ほんの一例ですが、このような調整機能があります。

モデルによって調整可能な部分は違います。

調整はほとんど必要ない人もいますが、なるべく調整機能は多い方が使いやすいです。

 

3 サイズ

photo by brian gautreau

 

バインディングにもサイズがあり、ブーツに合わせたサイズで選びます。

ブーツとぴったりフィットするものが良いです。

一般的にはメンズとレディースでそれぞれ「S、M、L」のサイズがあります。

サイズ表もあるので、自分のブーツのサイズに合わせたバインディングを選びましょう。

 

4 トゥストラップ

 

つま先部分を固定するストラップです。

従来のバインディングでは上から締めつけるものが主流でしたが、現在はつま先を斜めから覆うように固定するキャップストラップが主流となっています。

メーカー毎に、よりしっかり固定できるように工夫した作りになっています。

ただこれまで紹介してきた部分に比べるとあまり重要な部分ではありません。

なんとなく確認するくらいでOKです。

 

ワンタッチで装着!「ステップイン」機能

 

ブーツとバインディングをワンタッチで装着できるステップインというバインディングがあります。

ストラップをカチャカチャやらないで、すぐに滑り出すことができて、一時期かなり流行しました。

現在はあまり使っている人はいませんが、まだまだ現役で活躍しています。

BURTONやK2という会社などから販売されています。

 

<ステップインのバインディング例(画像クリックで商品詳細へ)>

廃れてしまったことから「ステップインは性能が悪い」という誤解もあります。

しかし最近のモデルはそれほど悪いものではありません。

 

ただステップインの弱点として

・性能がブーツに依存してしまう
・選べる種類が少ない
・激しい衝撃で外れる場合がある

という弱点があります。

これらの弱点があるから使える人が選ばれてしまい、使っている人が少ないのです。

もしステップインが自分に向いているという人は、ステップインも悪くないですよ。

 

 

 

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バックカントリースノーボードに必要な道具4選

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バックカントリーとは

 

管理されたスキー場内ではなく、自然の雪山を滑ることをバックカントリーと言います。

 

▼バックカントリーの例

 

登山やスノーモービル、ヘリコプター、キャット(圧雪車)を使って山を登り、誰も滑っていない自然の雪山を滑ります。

 

▼スノーモービル

 

▼圧雪車の例

photo by JGSDF10式雪上車

 

一部のスキー場では、管理エリア外も開放したサイドカントリー(管理エリアの脇にある管理エリア外)なんていうのもあります。

今回は危機いっぱい、魅力いっぱいのバックカントリースノーボードについて紹介します。

 

バックカントリーの危険性

 

まず、バックカントリーへ行く前にこれだけは知っておかなければなりません。

バックカントリーはスキー場とは比べ物にならないくらい「超危険」だという事です。

立ち木があったり崖があったり、スキー場ではありえない、思いもよらぬ危険がたくさんあります。

また雪崩(なだれ)のリスクもありますし、遭難の危険だってあります。

しかもパトロールも控えていないので、なにかあった時の救助も時間がかかりますし、全ては自己責任で多額の救助費も請求されます。

 

専門の知識も必要ですし、ツアーやガイドを頼んだり安全に配慮する必要があります。それら全てのリスクと責任を理解した上で、バックカントリーには挑戦しましょう。

 

バックカントリーの魅力

 

非常に危険なバックカントリースノーボードですが、危険に比例して魅力もたっぷりです。

特に、誰も滑っていない手付かずのパウダースノーのバックカントリーなんかは最高に魅力的です。

 

パウダースノーとは
新しく積もったばかりの雪でさらさらしている。転んでも痛くない等の特徴を持っており人気が高い。

▼パウダースノー

 

周りに誰もいない開放感もあり、またワンランク上の快感を味わえます。

スキー場でも未圧雪(雪を固めていない)のコースなら、深雪のパウダースノーを滑ることはできますが、降雪のあった次の日の朝一番くらいしか、極上のパウダーを滑るのは難しいです。

おまけに人もたくさんいるので、開放感などはあまり味わえません。

またバックカントリーには、自然の雪山ならではの起伏の激しい地形も魅力です。

見たこともないような急斜面があったり、飛び降りれる崖があったり、巨大なマッシュ(大きなコブ)からフカフカな深雪にジャンプしたりなど、スキー場とはまた一味違った楽しさが沢山あります。

 

バックカントリーに必要な道具4選

 

バックカントリーへ行くのに最低限必要な道具を紹介します。
あくまでも最低限の道具で、この他に知識と経験の豊富なガイドや、仲間なども絶対必要です。

 

1 スノーシュー

いわゆる「かんじき」です。

これを装着すると、深い雪でも足が沈むことなく雪の中を歩くことができます。

雪山登山には欠かすことのできない道具です。

安いものから高いものまでありますが、本格的なバックカントリーに挑戦するならハイエンドモデル(上級者向けの本格モデル)があると良いでしょう。

雪山登山に必要な様々な機能が装着されています。

 

 

2 ポール(ストック)

杖のように使って登山を補助します。

雪山の登山は、重たい道具を背負いますし、足元も非常に不安定ですのでポールはかかせません。

スノーシューとポールはセットと考えておいてください。

伸縮自在のものを使えば滑る時にも邪魔になりません。

 

 

3 バックパック

スノーボード用のバックパックには、板やスノーシューが装着できるようになっています。

ハイクアップ(登山)する時に板をバックパックに装着できなければ、ポールを使うことができなくて大変な思いをしてしまいますので、専用のバックパックは必需品です。

専用のバックパックは体に密着して装着できますので、滑りの邪魔にもならないようになっています。

 

 

4 アバランチキット

雪崩対策の3点セットです。

雪崩に埋まった人の位置をセンサーで探るビーコン、雪の中に突き刺して埋まった人を探すプローブ、雪を掘り起こすショベル(スコップ)

この3点を使って、雪崩に巻き込まれた人を探します。

ツアーなどで行く場合、必需品となると思いますので揃えておいた方が良いでしょう。

 

 

キャットツアーのすすめ ~登山はしたくないけど滑りたい~

 

「バックカントリーは滑ってみたいけど、登山なんてしたくない。」

そういう方も多いでしょう。

私もどちらかと言うとそっちのタイプです。

そういう方は圧雪車で頂上まで連れて行ってくれるキャットツアーがおすすめです。

お金を出せば雪山は簡単に登れるのです。

スノーボードショップやアウトドア用品店、スキー場など色々募集していると思いますので、そこから申し込みができます。

ただ滑っている時の危険に関しては同じですので危険には十分注意してください。

バックカントリーもそうですが、やればやるほど魅力が広がっていくのもスノーボードの醍醐味の一つです。

とりあえず試しにスノーボードショップへ道具を見に行ってみてはどうですか?

 

 

 

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著者:風祭健

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スノーボード撮影でおすすめのカメラ

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撮影は楽しい!

 

撮影もスノーボードの醍醐味の一つです。

仲間達と一緒に撮影をし合い、上映会などするのも楽しいですよ。

さらに良い映像が取れたらSNSなどにアップするのも良いでしょう。

また自分の滑りを映像で見るのは、最高の練習方法でもあります。自分の悪いところや、癖などを直すのに撮影は最適です。

スマートフォンでも撮影はできますが、最近は安くて良い映像が簡単に撮れるカメラもたくさんあるので、一つくらい持っておくのもおすすめです。

今回は、スノーボードの撮影で使いやすいカメラを紹介していきたいと思います。

 

著者おすすめのカメラ3選

 

スノーボードの撮影にはアクションカメラがおすすめです。

アクションカメラとは、小型・軽量で頭に装着する等をしてスポーツをしている人の見ている風景などを撮影する事ができるカメラです。

 

<アクションカメラの例(画像クリックでDVD詳細へ)>

 

アクションカメラは、アウトドアスポーツの撮影用に作られているので、スノーボードの撮影にも最適です。

超小型軽量ですので持ち運びもしやすく、防水性も優れいているものが多いので雪の中での撮影にも不自由しません。

さらに広角レンズを使用しているので広い視野での撮影が可能で、激しい動きの撮影がしやすいです。

本格的な撮影をするなら、ハンディカム(動画撮影用の手持ちビデオカメラ)なども欲しいですが、一般の撮影ならアクションカム(アクションカメラ)一つあれば十分すぎる撮影ができます。

 

1 GoPro(ゴープロ)

<GoPro>

「GoPro」はアクションカメラのパイオニア的な商品です。

カメラに詳しくない人でも名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

超広角レンズを使用しているので視野がとても広く、至近距離から撮影してもフレームアウト(被写体が見切れてしまう)することなく簡単に撮影が可能です。

広角レンズ特有の迫力ある映像が簡単に撮れます。

 

かなり小型ですので、ウェアのポケットにしまうこともできますので、滑りの邪魔にもなりません。

防水ケースを使えば水の中で撮影まで可能です。

本体防滴モデルなら、防水ケースなしでも雪の中や雨の中での撮影ができます。

 

スマートフォンやリモコンとWi-Fi接続が可能で、スマートフォンをモニター代わりにしたり、遠隔操作をすることが可能です。

価格もそれほど高くなく、安価なモデルなら2.3万円あれば新品で正規品を購入することができます。

 

 

2 GoProの模倣品

<Goproの模倣品>

 

GoProは非常に人気のカメラで、多くの模倣品があります。

それらはデザインもほとんど同じで遠くから見た感じではGoProにしか見えません。

アクションカメラとしての性能も本物のようで、GoProに匹敵する能力があるようです。それでいて価格はGoProの半分くらいですのでかなりお得な商品です。

 

ただレンズ性能やバッテリー性能など、本家に劣る部分もあるようですので、性能重視の人なら本家GoProの方がおすすめです。

 

 

3 SONYアクションカム

<SONYアクションカム>

「SONYアクションカム」はSONYから発売されているアクションカメラです。

GoProと同じく、防水軽量モデルで広角レンズを採用。アクションシーンの撮影にピッタリのカメラです。

SONYアクションカムの特徴は、腕時計型の高機能リモコンが付属してくる部分です。

腕に装着したリモコンとカメラをWi-Fiで接続すれば、映像を確認しながら遠隔操作することができます。

三脚でカメラを固定する等すれば一人で自分の滑りを撮影するなども可能です。

何百メートルも繋がるわけではありませんが、キッカーやレールの撮影などには便利な使い方ができます。

 

<キッカー>

 

<レール>

 

こちらも防水ケースを使えば水の中での撮影も可能です。

本体防滴モデルなら、防水ケースなしで雪の中や雨の中でも撮影ができます。

細長いデザインですので、頭の横に装着してウェアラブルカメラとして使った時のデザイン性も高いのも特徴です。

 

 

あると便利な撮影道具3選

 

より良い映像を撮影するために、おすすめの道具を紹介します。

アクションカメラはオプションのアクセサリーを使えば、特殊な撮影方法もできるので、面白い映像も撮れますよ。

 

1 自撮り棒(一脚)

<自撮り棒(一脚)>

アクションカメラの撮影は、ハンディカムのように映像を確認しながら撮影するわけではないので、自撮り棒などに付けて撮影をするのが便利です。

自撮り棒を使えば手ブレをかなり抑えることができます。

追い撮りなど、滑りながらの撮影でも綺麗な映像を取りやすいです。

 

追い撮り
撮影対象者を、後ろから滑って追いかけて撮影すること。

 

また、アクションカメラは広角レンズを使っているので、長めの自撮り棒を使えば、全身を撮影したりすることもできます。

自撮りしながら滑るのもなかなか面白い映像ができます。

スマートフォン用の安物の自撮り棒では、伸縮部分から動いてしまうので、ロックができるちゃんとした自撮り棒がおすすめです。

自撮り棒がなければ一脚でも代用できます。

 

 

2 ヘッドマウント

<ヘッドマウント>

アクションカメラを頭に装着するためのオプションパーツです。

ヘルメットに装着する物や、バンドで頭に縛り付ける物などがあります。

撮影者の目線と同じ映像が撮れるアクションカメラならでは撮影です。

テレビ番組でも芸人さんがよくGoProを装着していますね。

手がカメラ塞がれないので、滑りの邪魔になることもなく撮影ができるのも魅力です。

 

 

3 ジンバル

<ジンバル>


カメラに装着して、電動でブレを補正してくれる機械です。

自撮り棒の上位互換みたいな物ですが、手ブレどころか上下動なども補正されます。

実際にジンバルを使って滑りながら追い撮りをしてみたのですが、まるでテレビゲームの画面のような撮影ができました。

安い物でも2万円近くするので少し高価ですが、非常に面白い映像を撮れるので余裕がある人にはかなりおすすめです。

 

 

 

 

目次著者

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

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スノーボードのプロが使っている道具

Webon紹介目次著者
スノーボードの道具の正しい知識を持てば、寒くないし、痛くないし、簡単に上達できるようになるのです。「進化の変遷」「道具の選び方」など、スノーボードの道具について一から学んでみてはいかがでしょうか。

風祭健氏によるスノーボード初心者『道具の選び方』入門はこちらから

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

スポーツをしていたら、やはりプロの選手達に憧れはありますよね。

スノーボードを上達させる一番の方法は、上手い人の滑りを真似することです。

プロの滑りに憧れることは、上達にも役立つんですね。また、道具から真似しちゃうのも 良い方法だと思います。

プロスノーボーダー達は一体どんな道具を使っているのでしょうか!

 

プロが使っているのは来期モデル

 

メーカーと契約しているプロスノーボーダーの役割は、メーカーをPRすることと、新しい道具の開発です。

来季に発売される板を使ってその道具をPRしながら、道具の性能の調整などをします。

プロの滑りを見て購入する道具の選択に役立てるのも良いと思います。

 

プロスノーボーダーの道具を紹介!

代表的なスノーボーダーの道具を紹介します。

中には市販されているものと硬さなどの仕様を変えている特注品を使っている場合もあるようですが、基本は市販されているものと同じものを使用しています。

 

男子

セバスチャン・トータント ~平昌オリンピック金メダリスト~

photo by LetarteanOwn work

出身国 カナダ
生年月日 1992年11月9日
身長 170cm
主な受賞歴 2018平昌五輪金メダル(ビッグエア)

 

平昌オリンピックで、スノーボードビッグエアの金メダリストです。

 

ビッグエア(Big Air)とは

オリンピック種目の一つ。急斜面を滑走しそのまま踏み切り坂から飛び出しジャンプ技を繰り出して審査員に採点される点数を競う。

<ビッグエアの様子>

 

20メートル近くもジャンプしながらのトリプルコークは圧巻でしたね。

 

トリプルコークとは
コークとは斜め方向のスピンが含まれている技を意味します。斜め方向に3回転にすることをトリプルコークという。

 

セバスチャン・トータント選手は「NITRO」というメーカーがスポンサーになっているので、全て「NITRO」の道具を使っています。

ハイスピードに対応しながら、技もしやすいよう硬めのツインチップキャンバーボードと、ミディアムフレックス(中間の硬さ)のバインディングを使用しています。

 

使用ブーツについては不明でした。

パーク(ジャンプ台やレールなどが設置されたコース)をメインに滑る人は参考にしたいセットアップです。

 

セバスチャン・トータント選手の使っている板はこれ!

NITRO TEAM

 

セバスチャン・トータント選手の使っているバインディングはこれ!

NITRO TEAM

 

平野歩夢 ~オリンピック銀メダル獲得の日本人~

 

▲平野歩夢のハーフパイプ

出身国 日本
生年月日 1998年11月29日
身長 165cm
主な受賞歴 2014ソチ五輪銀メダル・2018平昌五輪銀メダル(どちらもハーフパイプ)

 

オリンピックで2大会連続の銀メダルと獲得した選手です。

日本人なら知っている人も多いと思います。

ハーフパイプ競技の選手は、硬い道具を使う人が多いです。

しかし、平野選手は比較的柔らかめのセッティングを好んでいるようです。

ハーフパイプとカービングターンに最適なセットアップです。初心者にはあまりおすすめはしません。

 

ハーフパイプとは
ハーフパイプは下の画像のような雪面を半円筒上のにしたコースで、ジャンプやスピンという板を回転させる技を競う競技のことです。


photo by BC Living

カービングターンとは

(写真:カービングターンをしている様子)

カービングターンとは板のエッジ(板の周囲についている金属部分)を使って滑り、雪面に一本の線を描くように滑るターンのことです。略して「カービング」とも呼びます。

 

ちなみ平野選手が使用している「BURTON Custom」という板は、世界一売れている板らしいです。

 

平野歩夢選手の使っている板はこれ!

BURTON Custom

 

平野歩夢選手の使っているバインディングはこれ!

BURTON MALAVITA

 

平野歩夢選手の使っているブーツはこれ!

BURTON RULER

 

トラビス・ライス ~世界一の呼び声高いスノーボーダー~

photo by NuitNoireOwn work

出身国 アメリカ
生年月日 1982年10月9日
主な受賞歴 X Games(スノーボードの大会の一つ)2002金メダル(スロープスタイル)2009金メダル(ビッグエア)

 

トラビス・ライスは、世界一の呼び声も高い超一流スノーボーダーです。

大会にはほとんど出ませんが、映像の世界で活躍しているプロスノーボーダーです。

桁違いのビッグジャンプと、崖のような急斜面も簡単に滑り降りる技術はまさしく世界一でしょう。

板、ブーツ、バインディング、全てに自分の名前が付いたシグネチャーモデル(名前を冠したモデル)が発売されていることからも人気の高さが伺えます。

オールラウンドに使えるセットアップですので、どなたにもおすすめのセットアップですが、硬めのキャンバーボードですのである程度滑れる人にこそおすすめです。

 

トラビス・ライス選手の使っている板はこれ!

LIBTECH T.RICE PRO HP

 

トラビス・ライス選手の使っているバインディングはこれ!

UNION T.RICE

 

トラビス・ライス選手の使っているブーツはこれ!

DC TRAVIS RICE

 

スコット・スティーブンス ~技のスペシャリスト~

出身国 カナダ
身長 177.8cm

 

スコット・スティーブンスはジブトリック(レールやBOXなどの人工物を滑ること)や、グラウンドトリック(ゲレンデでジャンプやスピントリック)のスペシャリストです。

彼の滑りを見たことがない人は、YouTubeにもアップされているので一度は見てほしいです。

 

▼スコット・スティーブンス選手の技

 

常識を覆すような動きの数々は、憧れること間違いなしですし、「スノーボードってけっこう簡単なのかも」と勘違いさせてくれます。

非常に柔らかくて動きやすい道具を使用していますので、初心者にもおすすめのセットアップとなっています。

 

スコット・スティーブンス選手の使っている板はこれ!

CAPiTA SCOTT STEVENS PRO

 

スコット・スティーブンス選手の使っているバインディングはこれ!

UNION CONTACT

 

スコット・スティーブンス選手の使っているブーツはこれ!

Thirtytwo SCOTT STEVENS

 

女子

ケリー・クラーク ~女子スノーボーダーのカリスマ~

<ケリー・クラーク選手>

photo by John LemieuxFlickr: US Snowboarding Grand Prix Half Pipe @ Mammoth Mountain Ca

出身国 アメリカ
生年月日 1983年7月26日
主な受賞歴 2002ソルトレーク五輪金メダル(ハーフパイプ)

 

ケリー・クラークはオリンピックで3個のメダルと、X GAMES(スノーボードの大会の一つ)では10個のメダルを獲得した女子スノーボーダーのカリスマです。

2002年のソルトレークオリンピックで金メダルを獲得しながら、未だに現役で活躍しています。

ハーフパイプの選手ですので、かなりハードな道具を使用しています。

彼女の道具はハーフパイプやカービングターンをやりたい人にはおすすめです

 

ケリー・クラーク選手の使っている板はこれ!

BURTON FEELGOOD

 

ケリー・クラーク選手の使っているバインディングはこれ!

BURTON Lexa EST

 

ケリー・クラーク選手の使っているブーツはこれ!

BURTON SUPREME

 

藤森由香 ~美人スノーボーダー~

(藤森由香氏公式twitterより)

出身国 日本
生年月日 1986年6月11日
身長 160cm
最高世界ランク 7位

 

平昌オリンピックでも活躍した美人スノーボーダーの藤森由香選手です。

豪快でとても格好いいジャンプを決めて、板を脱いだらあの可愛さですから思わず憧れてしまった人も多いのではないでしょうか。

ビッグエアとスロープスタイルの選手ですので、ツインチップの板を使用しています。

 

ジャンプやトリックをしたい人におすすめのセッティングです。

 

藤森由香選手の使っている板はこれ!

<板:BURTON TALENT SCOUT>


 

藤森由香選手の使っているバインディングはこれ!

BURTON Escapade EST


 

藤森由香選手の使っているブーツはこれ!

BURTON Supreme


 

 

 

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著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

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スノーボード初心者のワックスの選び方とおすすめ

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北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

ワックスも重要な道具!

 

スノーボードが好きな人がスノーボードの道具の話をすると、必ずと言っていいほどワックス(WAX)も話題に上がります。

ワックスの世界もかなり奥が深く、深く知るとなかなか面白いですよ。

ワックスは全く使わない人もいますが、上級者となるとほとんどの人が、こだわって使っています。

それくらいワックスは重要なアイテムになります。

なぜワックスがそんなに重要なのか。簡単な基礎知識から解説していきたいと思います。

 

ワックスの基礎知識

スノーボード初心者の方はおそらく「ワックスってどこにかけるの?」と思っているはずです。

まず知っておいていただきたいのはワックスはボード(板)にかけるという事。

 

そしてそれはひとまず知っていたとしても、いまいちワックスの必要性を感じていない人もいるはず。

ですので、まずはワックスの役割から説明していきたいと思います。

 

ワックスには2つの役割があります。

  • 滑走性能の向上
  • 板の滑走面の保護

です。

下記ではこの2つの役割について詳しくご説明いたします。

 

滑走性能の向上

 

ワックスをかけると滑走性能が向上します。滑走性能とは簡単に言えば「滑りやすさ」の事です。

 

この滑走性能の向上という言葉を聞いて

「スピードが出るのが怖いからワックスをかけたくない」

という人がたまにいますが、その考えは間違いです。

 

滑走性能が高いと、板をずらしたりして滑りを調整する動きもスムーズになりますから、減速などもしやすくなるため実は安全なのです。

逆に滑りが悪いと、板のコントロールを失ってしまって、思わぬ転び方をすることもあり大変危険です。

また、スムーズな操作性はスノーボードの上達の手助けにもなります。

板の滑りが良い事はメリットばかりで、デメリットはないのです。

 

板の滑走面の保護

 

スノーボードの板は、新品の状態ならワックスをかけなくてもある程度の滑走性能を持っています。

しかし、ワックスをかけないで直接雪面を滑ると滑走面(板の雪に接する面)はどんどん消耗してしまいますし、実は空気に触れているだけでも酸化して劣化していってしまうのです。

 

劣化すると毛羽立った状態になり、滑走性能が著しく低下してしまします。

たまに見かけますが「滑走面が白くなっている」のは、毛羽立って滑走性が悪くなった状態です。

 

 

こうなってしまうと、せっかくの高級な板も台無しですので、品質を良い状態に保つためにはワックスはかかせません。

 

ワックスの種類

 

スポーツ店などで、スノーボード・スキーのワックスコーナーを見ると、商品の多さに驚くと思います。

ワックスにはとてもたくさんの商品がありますが、大きく分けると

  • 簡易ワックス
  • ホットワックス

この2種類に分けられます。これらを雪質や気温でさらに細かく分けられた商品を選んで使用していきます。

 

簡易ワックスとは

簡易ワックスとはスプレータイプや生塗りタイプのワックスです。

ただ塗りつけるだけで簡単に使えますので、スノーボードに詳しくない人にもおすすめします。

また簡易ワックスは、雪質などで使い分ける必要はなく、シーズンを通して1本の商品で済ますことができます。

ただワックスが染み込むわけではないので、持続性がないのがデメリットです。

1日滑ったらほとんど効果は無くなってしまいます。

滑る度に塗る必要があるので、実はコストが結構高いです。

 

<簡易ワックスの例>

 

ホットワックスとは

ホットワックスとは固形のワックスをアイロンで溶かして板に染み込めせていくワックスのことです。

<固形ワックス>

 

雪質に合わせたワックスを使えば非常に高い滑走性能を発揮することができます。

また滑走面の保護能力も高いので、上級者や板を大切にする人はほとんどみんな固形ワックスを使っています。

 

ただアイロンなどの専用道具や、雪質に合わせた複数のワックスが必要なので、初期費用が高くなってしまうデメリットがあります。

また、余分なワックスを取り除いて滑走面を磨く作業が必要ですので、簡易ワックスに比べて手間もかかります。

しかし、ホットワックスは一回塗ればかなり長持ちするメリットがあります。

簡易ワックスの3倍は長持ちすると思って良いでしょう。

ワックス自体の価格も安いので、長い目で見れば簡易ワックスよりコスト的には優れます

 

 

高い板を購入したらホットワックスをするべき

 

スノーボードは高い板から安い板までピンきりありますが、板の値段はほとんど滑走面の性能の差になります。

高級な板は滑りが良く、安い板は滑りが良くない、と考えてもいいくらいです。

 

そして高級な板の高い滑走性能を維持するためには、滑走面の保護ができるホットワックスがかかせません

しかも高級な板の滑走面はワックスがたくさん染み込むようになっているので、ホットワックスをかければかけるほど高い滑走性能を発揮することができます。

逆に、安い板の滑走面は、それほどワックスが染み込まないようになっています。しかしその分、劣化が起こりづらい作りになっているので、ワックスなどのメンテナンスが楽に作られています。

 

ワックスはちょっと面倒に感じてしまいますが、滑りを良くして友達をぶっちぎったりするのも、なかなかの快感です。

スノーボードの道具は安くない物ばかりですので、せっかく購入したら大切に使ってあげたいです。

「高級な板にはホットワックス」という事だけでも覚えておきましょう!

 

 

 

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クロノ・トリガーの魅力・おすすめの理由

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PRGが大好きな著者が初心者向けに「有名RPGの魅力」や「おすすめ作品」を解説するとともに、RPGの色々な楽しみ方をお伝えいたします。読めば、実際にRPGをプレイしたくなることでしょう!

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著者:RPGreat!

フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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クロノ・トリガーというゲーム作品って聞いたことがありますか?

RPGが好きな方であれば知っているかと思いますが、RPG初心者の方や別ジャンルのゲームが好きな方だとおそらく知らないかもしれませんね。

クロノ・トリガーはワンタイトル作品(「2」「3」などシリーズ化されていない作品※)にも関わらず移殖リメイク(内容は基本的には同じで違う機種でもプレイできるようになること)されるほど人気の作品です。

そしてリメイクされる度に私は最初からまたプレイしていますからね。同じ内容であるにも関わらずです。

この作品の魅力を知ればきっとあなたもプレイしたくなると思いますよ。

このページではクロノ・トリガーの世界観やその魅力、そしてなぜ移殖リメイクされるほどの人気の作品なのかを独自の視点で解説していきます。

 

※続編として「クロノ・クロス」という作品が発表されています。クロノ・クロスは「シリーズ作品」としてはあまり認識される事が少なく、その為クロノ・トリガーは「ワンタイトル作品」とされる事があります。ここでの見解は著者に基づきます。ちなみにクロノ・トリガーは「クロノ・クロス」発表後もリメイクされ続けています。

 

クロノ・トリガーとは

発売年 1995年
端末 スーパーファミコン/プレイステーション/DS/スマホ/他
開発元 スクエア/PS版:トーセ/スマホ版:スクエアエニックス

 

クロノ・トリガーは1995年3月11日にスクウェア(現在のスクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコン用ゲームソフトです。

「ラヴォス」という謎の星喰い生命体からこの星を護るために主人公たちが奔走するお話です。

時空を越えて冒険し、さまざまな仲間と出会い困難に立ち向かうという異色ファンタジー的な作品ですね。

 

個人的なイメージとして大ヒットした映画『君の名は。』で主人公がヒロインを助けるために時空を超え「行動を変化させ未来に起こる悪い出来事を変える」

それと似た感じですね。

 

 

クロノ・トリガーでは主人公が仲間と共に中世・古代・未来・原始時代を冒険していきます。

そして各時代の要素がしっかり反映されているので実際にタイムスリップしているかのような気持ちになる事ができます。

キャラクターはドット絵で描かれています。

 

▼ドット絵

 

敵との遭遇(対戦開始)は『半エンカウント方式』と呼ばれるものです。

『半エンカウント方式』とはある部分を通ると自動的に戦闘になる、そして敵に触れても戦闘になるというもので、当時としては画期的なシステムでした。

※半エンカウント方式に対し「エンカウント方式」はある部分を通ると自動的に戦闘になるというもの。

 

 

 

移殖リメイク多数

 

1995年にスーパーファミコンのソフトとして発売されたクロノ・トリガーは最初にPS(プレイステーション)版の移殖リメイクが行われました。これが1999年11月2日のこと。

発売からわずか4年での移殖リメイク発売は当時異例と言えました。

 

そして今度は2008年11月20日にニンテンドーDSで移殖リメイクされ発売。

DS版では「竜の聖域」と「次元のゆがみ」というこれまでになかったイベントが追加され、面白みが増しました。

さらに携帯電話・スマートフォン版でも2011年以降から移殖リメイクされて話題になりました。

最近ではパソコンのMicrosoft Windows(Steam)版において2018年にまた移殖リメイクされました。

すごくないですか?

同タイトル作品でここまでやるなんて!

 

あまりの人気に、ファンの間で結成された組織でスクウェア・エニックスの許可を得ず、クロノ・トリガーの続編を作って制作しようとしていましたが、止められたほどです…。

一応続編でプレイステーション用ソフト『クロノ・クロス』が制作されていますが、クロノ・クロスは移殖リメイクされませんでした…。

※ダウンロード版としてPSP/PS3では配信されています。

 

▼クロノ・クロス(プレイステーション版)

 

それだけクロノ・トリガーの作品が際立って光っていたってことですからね。

 

クロノ・トリガーの魅力

魅力1 著者が特に感じる魅力

 

クロノ・トリガーの魅力と言えばやっぱり時空を行き来して冒険するところでしょうかね。

そして悪い未来を良い方向に変えていくことですよね。

クロノ・トリガーは技を放つときに他のキャラクターと連携して強いパワーを出す事ができるので、その要素も素敵です。

 

各キャラクターの要素を見極めてその中でそのキャラクターの強さを最も引き出すような選択をする事もできますし、ある程度冒険を進めるとどの時代に行くこともできるなどの「自由度の高さ」も魅力的なRPGなんですよね。

 

 

さらにミニゲーム的な要素もありますのでそれも楽しめます。

例えば「未来世界のバイクレース」や「現代世界(クロノ達がもともといた時代)のかけっこレース予想」なんていうミニゲームなどがあり、私も結構楽しんでプレイしていました。

 

魅力2 強くてニューゲーム

 

『強くてニューゲーム』とは、ゲームを全てクリアした後にはじめからプレイする際、「キャラクターのレベルやアイテムを引き継いでスタートができる」というシステムのことを指します。

今ではRPGゲームで当たり前となっているこの『強くてニューゲーム』というシステムは「クロノ・トリガー」というRPGのおかげで広く世の中に知れ渡ることになりました。

厳密に言えば『強くてニューゲーム』のシステムを取り入れたゲームはクロノ・トリガー発売以前で既にありましたが、そこまでメジャーになることはありませんでした。

しかしクロノ・トリガーで『強くてニューゲーム』という名称とシステムが採用されると瞬く間にRPGの定番となったのです。これはクロノ・トリガーのゲーム性の良さがあってこそ広まったものだと私は思います。

 

この『強くてニューゲーム』のシステムを利用すればいきなり強い状態のままラスボスに挑めるわけです。

ちなみに私はこのシステムではじめからスタートし、本来パーティー(行動を共にする仲間)が3人のところ、クロノ(主人公)とマール(仲間のうちの一人)の2人だけで苦戦しながらラスボスをやっつけたことがあります(笑)。

この要素があるので、私はクロノ・トリガーを何かしらのきっかけでプレイすれば必ず『強くてニューゲーム』でプレイするほど好きでしたのでね。

 

魅力3 マルチエンディング

 

クロノ・トリガーは当時、スーパーファミコン版としては異色の『マルチエンディング』を採用している数少ない作品です。

『マルチエンディング』とはラスボスを倒した後のエンディング映像がいくつも用意されている、というものです。

ラスボスを倒した時の主人公の状況、例えば「誰を仲間にしているか」「どこの街には行っていない」などでエンディングが変わります

 

現在では『マルチエンディング』を採用している作品は多いのですが、当時としては画期的でした。さらに移植リメイクされたクロノ・トリガーDS版になればバリエーションも豊富になります。

 

先ほど紹介した『強くてニューゲーム』でプレイすれば最初から主人公が強く、あらゆるポイントでラスボスに挑めるので、倒せばそのポイントでのエンディングがみられるという仕組みになっています。

これを一目見たいがためにゲームを何周もプレイする熱狂的プレイヤーも少なくはありません。

 

以上、クロノ・トリガーの魅力をお伝えしてきました。

クロノ・トリガーは数多くあるRPGの中で、異例の多さで移殖リメイクされている人気作品です。

個人的にはクロノ・トリガーを本格的なテレビアニメとして2期製作してほしいと思っていますし、移殖リメイクではなくファイナルファンタジー7のように【フルリメイク】してリアルな人間像で描くクロノ(主人公)やマール(仲間)の姿が見たいですね。

 

▼著者おすすめのRPGを買う(DS版)

(プレイステーション版)

(Android版)

 

続いては有名RPG「ロマンシング・サガ」シリーズを紹介!初心者が始めるべきシリーズおすすめ作品も紹介します!

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フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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スターオーシャンの魅力・初心者もおすすめの作品

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「スターオーシャン」というゲーム作品は聞いたことがあるでしょうか?

おそらく一般の人であれば知らないかもしれませんね。

でもこの作品は奥が深く、これまでのゲームの世界で語られていた内容の世界観やスケールを大きく覆すものだったと私は考えています。

この作品の魅力を知ればきっとプレイしたくなると思いますよ。

ではスターオーシャンの魅力やオススメ作品、そして私の熱い想いなどを語らせていただければと思います。

 

スターオーシャンとは

 

スターオーシャンの第1作目は1996年7月19日にエニックス(現在のスクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコン用ゲームソフトです。

最新作のスターオーシャン5は2016年3月31日に発売されています。

RPGゲームとしての知名度は前のページで既に紹介した「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」や人気ゲーム「ゼルダの伝説」などには劣りますが、コアなファンに支えられて5作目まで作られています。

 

 

スターオーシャンのシリーズはいずれも「惑星」や「宇宙」を題材にしている作品ですので、それだけでもスケールの広さはハンパないことが分かります。

 

 

シリーズに共通する要素

▲スターオーシャン4

 

スターオーシャンシリーズに共通する要素として「紋章術」という攻撃魔法や補助魔法などを含む独特な技が登場します。

その紋章術には「アイスニードル」や「ウィンドブレード」といった異世界アニメにも登場しそうなわかりやすい名前がつけられています。

 

 

またこの作品ならではのものでプライベートアクション(PA)と呼ばれるシステムがあるのです。

これはエンディングに結びつく大事な要素です。

例えば、ゲームの中で特定のキャラクターとお話をした時、選択肢によっては『感情値』というものの数値が上がったり下がったりします。

これをラスボス(最後のボス)撃破時点で一番高いキャラクターと一緒に過ごすエンディングが観られるということです。

 

 

それ故に周回要素(全てのステージをクリアしても、また最初からプレイしても楽しめる要素)が高い作品といえます。

RPG好きな人であれば感情値をコントロールしてそのエンディングを見るために何十時間もプレイしている人さえいますからね。

あと、「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」と違って道具(「ブルーベリィ」と呼ばれる道具など)は99個ではなく20個までしか持てない仕様になっています。

その為道具を貯めておく事ができないので適切な道具の取捨選択が求められ、頭を使うゲームとなっています。

 

私が好きな要素

▲スターオーシャン5の攻略本

 

私が好きだったのは、『アイテムクリエーション』というシステムです。

このシステムはどのようなものかと言えば、

・武器や防具をカスタマイズしたり

・料理をしたり

・細工したり

など「冒険を進めるうえで必要なもの」が作りだせるというシステムです。もはや冒険を進めるよりもこちらに時間を割いていました。

料理では「いちご大福」や「海老グラタン」など、リアルな世界にもある料理名がありますので何となく親近感が湧いてきます。

また『細工』というスキルを上げて、アクセサリーを作ってうまくいけば『お金』になるので転売したりして楽しみました。

 

 

スターオーシャンシリーズ2~4作目にはありましたが、バーニィレースも結構好きでした。(「バーニィ」といううさぎのような生物のレースの結果を予想してお金を賭ける競馬のようなイベント)

そしてこれは2作目からになりますが「イセリア・クイーン」という本編のラスボスとは別格の強敵が登場しました。2作目からはこいつをやっつけるのが醍醐味になっています。

攻撃力がハンパなく、なおかつ広範囲に与える必殺技を携えているので、攻略本なしには倒せなかった敵でしたね。(※現在ならネット情報で溢れ返っているので問題はありませんが…)

 

RPGが好きな方にとってはこいつを倒すことが1つのステータスになっていますね。

特に最新作のスターオーシャン5だと、通常モードの他にUNIVERSEモードという高難易度でかつイセリア・クイーンの羽が6枚の状態(とにかく強い状態)で戦うモードがあるのでこれは超絶きつい…。

コマンド1つでも(戦いの中の選択を1つでも)ミスれば即死につながるマニア向けのモードですからね。

私は楽しめればいいので高難易度のUNIVERSEモードではなく「標準モード」で倒させていただきました(笑)

 

 

初心者が始めるべき作品

 

スターオーシャンの場合1~5作目までしかありません。(「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」は15作以上ある)

スターオーシャン1とスターオーシャン2はある意味、物語的にリンクされている部分もありますので、1と2はセットでプレイするのがおすすめ。

それ以外はどこから始めても問題ありません。

スターオーシャン作品は1・2以外は世界観が独立しているので、スターオーシャン3から始めても特にストーリーがごちゃごちゃになることはないので大丈夫ですよ。

 

▼スターオーシャン1・2(PSP版。スターオーシャン1はスーパーファミコン版かPSP版のみ)

(スターオーシャン2プレイステーション版)

 

おすすめ作品とその魅力

スターオーシャン3 Till the End of Time

発売年 2003年
端末 PS2/PS4
開発元 エニックス(ディレクターズカット版はスクエアエニックス)

 

私が今までプレイした中で特に印象に残った作品とその魅力をお伝えします。

スターオーシャン2もそこそこプレイしましたが、私はスターオーシャン3をおすすめします。

スターオーシャン3ではさらにスケールが広くなり、アイテムクリエーション(先述)の幅も広くなり、全体的にスケールアップしました。

そこが当時の私にとっては魅力的な部分でした。

 

さらに印象に残ったのが、この3作目では『宇宙の創造主』という宇宙をまたにかけるこのスターオーシャンシリーズスターオーシャンシリーズ1作目・2作目の時よりもさらにランクが上の存在が登場したことです。

私が考えていたゲーム観を大きく超えるモノだったので今でも時折思い返すことがあります。

 

 

▼著者おすすめスターオーシャン3を買う(ディレクターズカットPS2版)

(通常PS2版)

 

 

スターオーシャンの世界観に入り込めば、いかに自分が小さい世界にいるのか実感できます。

リアル世界における視野の広さ拡大にもつながるのです。

他のゲームでもこういった世界観の広さをモチーフにしたものもありますが、私はスターオーシャンこそがスケールの広さがわかりやすいのかなと思っています。

スターオーシャンを始めるにあたって、アイテム数こそ若干厳しい部分があれども、慣れればそこまで制約を感じなくなりますので、結構楽しめるゲームだと思いますよ。

 

続いては独自の世界観で長年ファンを魅了している「クロノ・トリガー」の魅力を解説!

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著者:RPGreat!

フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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ドラゴンクエストの魅力・初心者もおすすめの3作品

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PRGが大好きな著者が初心者向けに「有名RPGの魅力」や「おすすめ作品」を解説するとともに、RPGの色々な楽しみ方をお伝えいたします。読めば、実際にRPGをプレイしたくなることでしょう!

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フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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「ドラゴンクエスト」と言えばあの有名なBGMかと思います。

 

▼ドラゴンクエストの有名なBGM

 

ただ、RPG初心者の方にとっては「このゲームってどんな内容なの?」と思うかと存じます。

この作品の魅力を知ればきっとプレイしたくなると思いますよ。

それではドラゴンクエストシリーズの魅力やオススメ作品、またどのシリーズから始めたらよいのかなどを解説して紐解いていきますね。

 

ドラゴンクエストとは

 

ドラゴンクエストは1986年5月27日にエニックス(現在のスクウェア・エニックス)から発売されたファミコン用ゲームソフトです。

最新作のドラゴンクエスト11は2017年7月29日に発売されており、約30年もの間新作が出続けているほど人気がある作品なのです。

 

ドラゴンクエストの第1作目の「ドラゴンクエスト」は主人公のロト(公式ストーリーでは「ロト」となっていますが、ゲーム内では主人公に好きな名前を付けることが可能です)が一人で「りゅうおう」という魔物が支配する世界を打破するために旅に出る、というシンプルなものです。

 

▼りゅうおう

 

「りゅうおう」を倒す、という最終目的が明確でその過程で起きるクエスト(ミッションのようなもの)をクリアすることで徐々に前に進むことができるシステムです。

 

 

「アレフガルド」もなつかしいですね。(アレフガルドはドラゴンクエストⅠ・Ⅱ・Ⅲに登場する地名)

なおドラゴンクエストシリーズは、ナンバリングドラゴンクエストシリーズなどと呼ばれることがあります。ここではナンバリングドラゴンクエストシリーズの中でのおすすめ作品などを紹介していきます。

 

ナンバリングとは

「ナンバリング」とは簡単に説明すると、1・2・3…といった数字のシリーズです。つまりファイナルファンタジーシリーズでいうと第1作目は「ファイナルファンタジー」、第2作目は「ファイナルファンタジーⅡ」といったように『2』がつきます。このように「ナンバリングタイトル」がついたシリーズ作品を「ナンバリング○○」(ここではナンバリングドラゴンクエスト)と呼ぶのです。

ちなみにナンバリングではないドラゴンクエストシリーズもあります。それはいわゆる「スピンオフ」のような作品で、「ドラゴンクエストモンスターズ」「星のドラゴンクエスト」などがあります。

 

シリーズに共通する要素

 

共通しているものがあるとすれば、先ほども紹介しましたがやはりあのオープニングのBGMですね。『序曲』っていいます。

 

 

すぎやまこういち氏が手掛けた楽曲でドラクエファンなら心躍る神曲ですよ。

この曲を公の場で聴いたらおもわずドラクエをプレイしたくなってしまうほどです。

 

すぎやまこういち氏(1931-)
作曲家。ドラゴンクエストシリーズの作曲の他、女性歌手グループ「ザ・ピーナッツ」の歌の作曲などを手掛けた。

▼すぎやまこういち氏

photo by Single frame capture (at 12:01) of the video すぎやまこういち演説2011/6/30日本の未来を考えるシンポジウム (Original author: Boljoa

 

他に共通する要素と言えばは『呪文』ですね。

回復系の『ホイミ』、氷系攻撃呪文の『ヒャド』といった英語から由来されたネーミングではなく独特のネーミングがつけられています。前のページで紹介したファイナルファンタジーでは英語に由来していました。(「ファイア」など)

 

 

またシリーズに共通して登場するモンスターですが『スライム』は毎回登場します。

▼スライム

 

これによって「ドラクエ=スライム」という印象が植えつけられるわけです。

またシリーズの全てで戦闘シーンはコマンド制(攻撃する・逃げる・使う呪文など選択する方式)になっていることや戦闘に参加できる人数も4人までになっています。

 

 

著者が好きな要素

 

やっぱり私が本編よりも時間を費やしたのが『カジノ』ですね。

ラスベガスのカジノとは違いミニゲームですが…。

でも物語上でボスが強くて詰まった時やどこにいけば先に進めるのかわからなくなった時にカジノで遊べば少しは気分転換になるものです。

 

ドラゴンクエストの「カジノ」
物語の途中の街にはカジノがある(カジノが無いドラゴンクエスト作品もある)。そこではスロット・ポーカー・スライム競争(競馬のようなもの)・モンスターバトル(そのモンスターが勝つか賭ける)などのミニゲームをプレイできる。ミニゲームに勝つとコインがもらえて、そのコインは武器や道具などと交換が可能。カジノのコインでしか手に入らない武器などもあったりする。

 

ここで私の伝説を少しお教えします。

ドラクエカジノ内のポーカーでは一度ゲームに成功すると「ダブルアップ」という配当が2倍になるチャンスがあります。ダブルアップは次のカードが前のカードより高い数字か低い数字かを当てる「ハイ&ロー」というゲームです。

ポーカーをやった時、最初ツーペアが当たり配当のコインが10枚でした。そこからダブルアップ(ハイ&ロー)を17回連続で成功させてコインが999999枚(コインのMAX容量は6ケタなので持てる最大コイン枚数)にしたことです。

これは宝くじで1等当てることぐらいに難しいこと(確率が低い事)です。

※確率的には2の17乗(=131,072)分の1の確率

 

ちなみにハイ&ローはジョーカーが最強でそれを除けば2が一番低くA(エース)が一番高い数字となっていました。

 

多少のコツと運もありますが、それを成し遂げてからコインをできる限り景品と交換してその後の冒険を進めていましたのでかなり楽でした。

ドラクエはこういった要素があるから好きなんですよね。

 

初心者が始めるべき作品

 

初心者の方がドラゴンクエストシリーズのどれから始めたらいいのか、と聞かれればけっこう迷いますよ。

でもいきなりドラクエⅪ(11:2018年時点の最新作)から始めるのもちょっと…。

ならやっぱり原点のドラクエ1から?

いえ、個人的にはドラゴンクエストシリーズでは必ずしも1から始める必要はないと思います。

その理由も後で語りますので…。

 

どこから始めればよいか、これを強いて言えばドラゴンクエストⅢ(3)でしょうか。その内容も後で語らせていただきます。

 

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おすすめ3作品とその魅力

 

私が今までドラゴンクエストシリーズをプレイした中で特に印象に残っているおすすめ3作品とその魅力をお伝えします。

 

1 ドラゴンクエストⅢ(3)~そして伝説へ・・・~

発売年 1988年
端末 ファミリーコンピューター/スーパーファミコン/ゲームボーイカラー/スマホ
開発元 エニックス

 

やっぱりこれは外せませんね。

だってドラゴンクエストシリーズの中で一番ヒットした作品ですし、当時買って遊びたいがために販売店に行列ができていたほどでしたからね。

 

あらかじめ「3部作品」と決まっており、当時のエニックスが自信を持っていたこともあってか、ドラゴンクエスト3は1・2よりもスケールが大きく『なんでそうなったのか』を知ることができる作品なのです。

普通だとこのような形でゲーム作品を出すことはあまりありません。もちろんスケールが大きいこともあり1・2をプレイしていなくても充分楽しめる作品となっています。

 

 

この作品は主人公が【アリアハン】という場所を拠点に世界各地から魔王軍の脅威を取り除くために旅に出ます。

そしてなんとか強敵である魔王【バラモス】を倒したと思ったら、今度は真の黒幕である【ゾーマ】の登場!

 

▼バラモス

▼ゾーマ

 

この展開には当時のドラクエファンもきっと驚いたことでしょう。

この作品をプレイすれば1・2で繰り広げられた物語の意味がわかるのが魅力となっており、今でも印象に残っているのです。

 

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2 ドラゴンクエストⅤ(5)~天空の花嫁~

発売年 1992年
端末 スーパーファミコン/PS2/DS/スマホ
開発元 エニックス

 

カジノ要素が本格的に登場したのがⅣ(4)からですが、ドラクエⅤ(5)は『モンスターを仲間に出来る』から好きなんですよ。

それがこの作品の魅力です。

 

 

ちなみに私はドラクエ5から始めました。

先ほどご紹介したドラクエ3はドラクエ5よりも前のシリーズなのでモンスターを仲間に出来ないのは残念ですが、モンスターが仲間に出来るシステムが斬新で好評だったのか、その後のドラクエ6でもモンスターを仲間にできるシステムになりました。(ドラクエ7では採用されませんでした)

中でも一番仲間にしにくいモンスターは【はぐれメタル】といいまして、仲間になる確率が1/256とかなり低いです。

 

▼はぐれメタル

 

ドラクエ5ではモンスターを倒すと仲間になる抽選が自動的にシステム内部で行われます(画面に抽選映像は出ません)。この【はぐれメタル】というモンスターはその当選確率が1/256なのです。

しかもこのモンスターはすぐに逃げてしまいますので倒す事すらできない場合が多く、実際はこの確率よりももっと低くなるのです。

私はどうしてもこのモンスターを仲間にしたくて、【グランバニアの洞窟】という場所でひたすら『くちぶえ(モンスターを呼び寄せる技)』を吹いてはぐれメタルを呼んでいましたね。

でも悲しいことにスーパーファミコン版では結局私は仲間にすることができませんでしたが、その後にプレイしたDS版では仲間にすることができたので印象に残っています。

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(PS2版)

(Android版)

 

3 ドラゴンクエストⅦ(7)~エデンの戦士たち~

発売年 2000年
端末 プレイステーション/3DS/スマホ
開発元 エニックス(PS)スクエア・エニックス(3DS/スマホ)

 

個人的には石板システムが印象に残っていました。ドラクエ7では石版を一定数集めて神殿の台座にはめると次の物語に進める、というシステムです。

私は最初このシステムがよくわからず迷ってしまい、1時間ぐらいは無駄に時間を過ごしてしまった経験があります。

でもそれを経験していたので3DS版では一切迷うことはありませんでした。

 

 

そんなドラクエ7の一番の魅力は【かみさま】との戦いですね。

あれは運要素が強く、一定のターン数以内(19ターン以内)で倒すと景品が貰える設定だったので熱いバトルを繰り広げていたことを今でも覚えていますね。

強い奴と戦って、勝つことによって気持ち的にもスッキリするわけですよ。

 

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(3DS版)

(Android版)

 

 

以上、ドラゴンクエストの魅力と初心者におすすめの作品、そしてシリーズおすすめ3作品でした。

ドラゴンクエストはシリーズを追うごとに奥が深い作品になっています。

初心者の方も楽しめる要素がドラクエ3以降にはあるので、プレイしやすいと思っております。

 

続いては有名RPG紹介第3弾「スターオーシャン」です。知っている方もまだプレイしていない方も読めばきっとプレイしたくなるでしょう!

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著者:RPGreat!

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