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著者:RPGreat!
フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。
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「ドラゴンクエスト」と言えばあの有名なBGMかと思います。
▼ドラゴンクエストの有名なBGM
ただ、RPG初心者の方にとっては「このゲームってどんな内容なの?」と思うかと存じます。
この作品の魅力を知ればきっとプレイしたくなると思いますよ。
それではドラゴンクエストシリーズの魅力やオススメ作品、またどのシリーズから始めたらよいのかなどを解説して紐解いていきますね。
ドラゴンクエストとは
ドラゴンクエストは1986年5月27日にエニックス(現在のスクウェア・エニックス)から発売されたファミコン用ゲームソフトです。
最新作のドラゴンクエスト11は2017年7月29日に発売されており、約30年もの間新作が出続けているほど人気がある作品なのです。
ドラゴンクエストの第1作目の「ドラゴンクエスト」は主人公のロト(公式ストーリーでは「ロト」となっていますが、ゲーム内では主人公に好きな名前を付けることが可能です)が一人で「りゅうおう」という魔物が支配する世界を打破するために旅に出る、というシンプルなものです。
▼りゅうおう
「りゅうおう」を倒す、という最終目的が明確でその過程で起きるクエスト(ミッションのようなもの)をクリアすることで徐々に前に進むことができるシステムです。
「アレフガルド」もなつかしいですね。(アレフガルドはドラゴンクエストⅠ・Ⅱ・Ⅲに登場する地名)
なおドラゴンクエストシリーズは、ナンバリングドラゴンクエストシリーズなどと呼ばれることがあります。ここではナンバリングドラゴンクエストシリーズの中でのおすすめ作品などを紹介していきます。
「ナンバリング」とは簡単に説明すると、1・2・3…といった数字のシリーズです。つまりファイナルファンタジーシリーズでいうと第1作目は「ファイナルファンタジー」、第2作目は「ファイナルファンタジーⅡ」といったように『2』がつきます。このように「ナンバリングタイトル」がついたシリーズ作品を「ナンバリング○○」(ここではナンバリングドラゴンクエスト)と呼ぶのです。
ちなみにナンバリングではないドラゴンクエストシリーズもあります。それはいわゆる「スピンオフ」のような作品で、「ドラゴンクエストモンスターズ」「星のドラゴンクエスト」などがあります。
シリーズに共通する要素
共通しているものがあるとすれば、先ほども紹介しましたがやはりあのオープニングのBGMですね。『序曲』っていいます。
すぎやまこういち氏が手掛けた楽曲でドラクエファンなら心躍る神曲ですよ。
この曲を公の場で聴いたらおもわずドラクエをプレイしたくなってしまうほどです。
▼すぎやまこういち氏
photo by Single frame capture (at 12:01) of the video すぎやまこういち演説2011/6/30日本の未来を考えるシンポジウム (Original author: Boljoa)
他に共通する要素と言えばは『呪文』ですね。
回復系の『ホイミ』、氷系攻撃呪文の『ヒャド』といった英語から由来されたネーミングではなく独特のネーミングがつけられています。前のページで紹介したファイナルファンタジーでは英語に由来していました。(「ファイア」など)
またシリーズに共通して登場するモンスターですが『スライム』は毎回登場します。
▼スライム
これによって「ドラクエ=スライム」という印象が植えつけられるわけです。
またシリーズの全てで戦闘シーンはコマンド制(攻撃する・逃げる・使う呪文など選択する方式)になっていることや戦闘に参加できる人数も4人までになっています。
著者が好きな要素
やっぱり私が本編よりも時間を費やしたのが『カジノ』ですね。
ラスベガスのカジノとは違いミニゲームですが…。
でも物語上でボスが強くて詰まった時やどこにいけば先に進めるのかわからなくなった時にカジノで遊べば少しは気分転換になるものです。
ここで私の伝説を少しお教えします。
ドラクエカジノ内のポーカーでは一度ゲームに成功すると「ダブルアップ」という配当が2倍になるチャンスがあります。ダブルアップは次のカードが前のカードより高い数字か低い数字かを当てる「ハイ&ロー」というゲームです。
ポーカーをやった時、最初ツーペアが当たり配当のコインが10枚でした。そこからダブルアップ(ハイ&ロー)を17回連続で成功させてコインが999999枚(コインのMAX容量は6ケタなので持てる最大コイン枚数)にしたことです。
これは宝くじで1等当てることぐらいに難しいこと(確率が低い事)です。
※確率的には2の17乗(=131,072)分の1の確率
ちなみにハイ&ローはジョーカーが最強でそれを除けば2が一番低くA(エース)が一番高い数字となっていました。
多少のコツと運もありますが、それを成し遂げてからコインをできる限り景品と交換してその後の冒険を進めていましたのでかなり楽でした。
ドラクエはこういった要素があるから好きなんですよね。
初心者が始めるべき作品
初心者の方がドラゴンクエストシリーズのどれから始めたらいいのか、と聞かれればけっこう迷いますよ。
でもいきなりドラクエⅪ(11:2018年時点の最新作)から始めるのもちょっと…。
ならやっぱり原点のドラクエ1から?
いえ、個人的にはドラゴンクエストシリーズでは必ずしも1から始める必要はないと思います。
その理由も後で語りますので…。
どこから始めればよいか、これを強いて言えばドラゴンクエストⅢ(3)でしょうか。その内容も後で語らせていただきます。
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おすすめ3作品とその魅力
私が今までドラゴンクエストシリーズをプレイした中で特に印象に残っているおすすめ3作品とその魅力をお伝えします。
1 ドラゴンクエストⅢ(3)~そして伝説へ・・・~
発売年 | 1988年 |
端末 | ファミリーコンピューター/スーパーファミコン/ゲームボーイカラー/スマホ |
開発元 | エニックス |
やっぱりこれは外せませんね。
だってドラゴンクエストシリーズの中で一番ヒットした作品ですし、当時買って遊びたいがために販売店に行列ができていたほどでしたからね。
あらかじめ「3部作品」と決まっており、当時のエニックスが自信を持っていたこともあってか、ドラゴンクエスト3は1・2よりもスケールが大きく『なんでそうなったのか』を知ることができる作品なのです。
普通だとこのような形でゲーム作品を出すことはあまりありません。もちろんスケールが大きいこともあり1・2をプレイしていなくても充分楽しめる作品となっています。
この作品は主人公が【アリアハン】という場所を拠点に世界各地から魔王軍の脅威を取り除くために旅に出ます。
そしてなんとか強敵である魔王【バラモス】を倒したと思ったら、今度は真の黒幕である【ゾーマ】の登場!
この展開には当時のドラクエファンもきっと驚いたことでしょう。
この作品をプレイすれば1・2で繰り広げられた物語の意味がわかるのが魅力となっており、今でも印象に残っているのです。
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2 ドラゴンクエストⅤ(5)~天空の花嫁~
発売年 | 1992年 |
端末 | スーパーファミコン/PS2/DS/スマホ |
開発元 | エニックス |
カジノ要素が本格的に登場したのがⅣ(4)からですが、ドラクエⅤ(5)は『モンスターを仲間に出来る』から好きなんですよ。
それがこの作品の魅力です。
ちなみに私はドラクエ5から始めました。
先ほどご紹介したドラクエ3はドラクエ5よりも前のシリーズなのでモンスターを仲間に出来ないのは残念ですが、モンスターが仲間に出来るシステムが斬新で好評だったのか、その後のドラクエ6でもモンスターを仲間にできるシステムになりました。(ドラクエ7では採用されませんでした)
中でも一番仲間にしにくいモンスターは【はぐれメタル】といいまして、仲間になる確率が1/256とかなり低いです。
▼はぐれメタル
ドラクエ5ではモンスターを倒すと仲間になる抽選が自動的にシステム内部で行われます(画面に抽選映像は出ません)。この【はぐれメタル】というモンスターはその当選確率が1/256なのです。
しかもこのモンスターはすぐに逃げてしまいますので倒す事すらできない場合が多く、実際はこの確率よりももっと低くなるのです。
私はどうしてもこのモンスターを仲間にしたくて、【グランバニアの洞窟】という場所でひたすら『くちぶえ(モンスターを呼び寄せる技)』を吹いてはぐれメタルを呼んでいましたね。
でも悲しいことにスーパーファミコン版では結局私は仲間にすることができませんでしたが、その後にプレイしたDS版では仲間にすることができたので印象に残っています。
3 ドラゴンクエストⅦ(7)~エデンの戦士たち~
発売年 | 2000年 |
端末 | プレイステーション/3DS/スマホ |
開発元 | エニックス(PS)スクエア・エニックス(3DS/スマホ) |
個人的には石板システムが印象に残っていました。ドラクエ7では石版を一定数集めて神殿の台座にはめると次の物語に進める、というシステムです。
私は最初このシステムがよくわからず迷ってしまい、1時間ぐらいは無駄に時間を過ごしてしまった経験があります。
でもそれを経験していたので3DS版では一切迷うことはありませんでした。
そんなドラクエ7の一番の魅力は【かみさま】との戦いですね。
あれは運要素が強く、一定のターン数以内(19ターン以内)で倒すと景品が貰える設定だったので熱いバトルを繰り広げていたことを今でも覚えていますね。
強い奴と戦って、勝つことによって気持ち的にもスッキリするわけですよ。
以上、ドラゴンクエストの魅力と初心者におすすめの作品、そしてシリーズおすすめ3作品でした。
ドラゴンクエストはシリーズを追うごとに奥が深い作品になっています。
初心者の方も楽しめる要素がドラクエ3以降にはあるので、プレイしやすいと思っております。
続いては有名RPG紹介第3弾「スターオーシャン」です。知っている方もまだプレイしていない方も読めばきっとプレイしたくなるでしょう!
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フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。
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