風祭健氏によるスノーボード初心者『道具の選び方』入門はこちらから
第1章 主要な道具の基礎知識
第2章 身に着ける道具の基礎知識
第3章 道具選びのコツ
スノーボード初心者のビンディング(バインディング)選び方とおすすめ
第4章 道具の購入方法
第5章 道具のマニアックな世界
著者:風祭健
北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから
撮影は楽しい!
撮影もスノーボードの醍醐味の一つです。
仲間達と一緒に撮影をし合い、上映会などするのも楽しいですよ。
さらに良い映像が取れたらSNSなどにアップするのも良いでしょう。
また自分の滑りを映像で見るのは、最高の練習方法でもあります。自分の悪いところや、癖などを直すのに撮影は最適です。
スマートフォンでも撮影はできますが、最近は安くて良い映像が簡単に撮れるカメラもたくさんあるので、一つくらい持っておくのもおすすめです。
今回は、スノーボードの撮影で使いやすいカメラを紹介していきたいと思います。
著者おすすめのカメラ3選
スノーボードの撮影にはアクションカメラがおすすめです。
アクションカメラとは、小型・軽量で頭に装着する等をしてスポーツをしている人の見ている風景などを撮影する事ができるカメラです。
<アクションカメラの例(画像クリックでDVD詳細へ)>
アクションカメラは、アウトドアスポーツの撮影用に作られているので、スノーボードの撮影にも最適です。
超小型軽量ですので持ち運びもしやすく、防水性も優れいているものが多いので雪の中での撮影にも不自由しません。
さらに広角レンズを使用しているので広い視野での撮影が可能で、激しい動きの撮影がしやすいです。
本格的な撮影をするなら、ハンディカム(動画撮影用の手持ちビデオカメラ)なども欲しいですが、一般の撮影ならアクションカム(アクションカメラ)一つあれば十分すぎる撮影ができます。
1 GoPro(ゴープロ)
<GoPro>
「GoPro」はアクションカメラのパイオニア的な商品です。
カメラに詳しくない人でも名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
超広角レンズを使用しているので視野がとても広く、至近距離から撮影してもフレームアウト(被写体が見切れてしまう)することなく簡単に撮影が可能です。
広角レンズ特有の迫力ある映像が簡単に撮れます。
かなり小型ですので、ウェアのポケットにしまうこともできますので、滑りの邪魔にもなりません。
防水ケースを使えば水の中で撮影まで可能です。
本体防滴モデルなら、防水ケースなしでも雪の中や雨の中での撮影ができます。
スマートフォンやリモコンとWi-Fi接続が可能で、スマートフォンをモニター代わりにしたり、遠隔操作をすることが可能です。
価格もそれほど高くなく、安価なモデルなら2.3万円あれば新品で正規品を購入することができます。
2 GoProの模倣品
<Goproの模倣品>
GoProは非常に人気のカメラで、多くの模倣品があります。
それらはデザインもほとんど同じで遠くから見た感じではGoProにしか見えません。
アクションカメラとしての性能も本物のようで、GoProに匹敵する能力があるようです。それでいて価格はGoProの半分くらいですのでかなりお得な商品です。
ただレンズ性能やバッテリー性能など、本家に劣る部分もあるようですので、性能重視の人なら本家GoProの方がおすすめです。
3 SONYアクションカム
<SONYアクションカム>
「SONYアクションカム」はSONYから発売されているアクションカメラです。
GoProと同じく、防水軽量モデルで広角レンズを採用。アクションシーンの撮影にピッタリのカメラです。
SONYアクションカムの特徴は、腕時計型の高機能リモコンが付属してくる部分です。
腕に装着したリモコンとカメラをWi-Fiで接続すれば、映像を確認しながら遠隔操作することができます。
三脚でカメラを固定する等すれば一人で自分の滑りを撮影するなども可能です。
何百メートルも繋がるわけではありませんが、キッカーやレールの撮影などには便利な使い方ができます。
<キッカー>
<レール>
こちらも防水ケースを使えば水の中での撮影も可能です。
本体防滴モデルなら、防水ケースなしで雪の中や雨の中でも撮影ができます。
細長いデザインですので、頭の横に装着してウェアラブルカメラとして使った時のデザイン性も高いのも特徴です。
あると便利な撮影道具3選
より良い映像を撮影するために、おすすめの道具を紹介します。
アクションカメラはオプションのアクセサリーを使えば、特殊な撮影方法もできるので、面白い映像も撮れますよ。
1 自撮り棒(一脚)
<自撮り棒(一脚)>
アクションカメラの撮影は、ハンディカムのように映像を確認しながら撮影するわけではないので、自撮り棒などに付けて撮影をするのが便利です。
自撮り棒を使えば手ブレをかなり抑えることができます。
追い撮りなど、滑りながらの撮影でも綺麗な映像を取りやすいです。
また、アクションカメラは広角レンズを使っているので、長めの自撮り棒を使えば、全身を撮影したりすることもできます。
自撮りしながら滑るのもなかなか面白い映像ができます。
スマートフォン用の安物の自撮り棒では、伸縮部分から動いてしまうので、ロックができるちゃんとした自撮り棒がおすすめです。
自撮り棒がなければ一脚でも代用できます。
2 ヘッドマウント
<ヘッドマウント>
アクションカメラを頭に装着するためのオプションパーツです。
ヘルメットに装着する物や、バンドで頭に縛り付ける物などがあります。
撮影者の目線と同じ映像が撮れるアクションカメラならでは撮影です。
テレビ番組でも芸人さんがよくGoProを装着していますね。
手がカメラ塞がれないので、滑りの邪魔になることもなく撮影ができるのも魅力です。
3 ジンバル
<ジンバル>
カメラに装着して、電動でブレを補正してくれる機械です。
自撮り棒の上位互換みたいな物ですが、手ブレどころか上下動なども補正されます。
実際にジンバルを使って滑りながら追い撮りをしてみたのですが、まるでテレビゲームの画面のような撮影ができました。
安い物でも2万円近くするので少し高価ですが、非常に面白い映像を撮れるので余裕がある人にはかなりおすすめです。
はじめに
第1章 主要な道具の基礎知識
第2章 身に着ける道具の基礎知識
第3章 道具選びのコツ
スノーボード初心者のビンディング(バインディング)選び方とおすすめ
第4章 道具の購入方法
第5章 道具のマニアックな世界
著者:風祭健
北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから