【横山裕・渋谷すばる・村上信五】の好きな音楽・好きなアーティスト

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「関ジャニ∞の音楽はすごいのか…?」関ジャニ∞はアイドルでありながらプロのミュージシャンや音楽ファンが認めるロックバンドなのです。関ジャニ∞ファンのaya氏が音楽性の魅力を紹介♪

『ファンが語る!関ジャニ∞音楽入門 ~知ってほしい!音楽性の魅力~』はこちらから!

著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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関ジャニ∞の音楽のルーツとは?

 

どんなアーティストでも必ず音楽のルーツがあります。アーティストが制作する楽曲は、多かれ少なかれ他人の影響を受けているものだと思います。

関ジャニ∞の場合はメンバー全員の音楽性が影響し合ってグループの音楽へと繋がっています。

この章では、各メンバーがどんな音楽を好んで聴いているのか【横山裕・渋谷すばる・村上信五】【丸山隆平・安田章大】【錦戸亮・大倉忠義】の3ページに分けて厳選して紹介します。

そしてその音楽がメンバーやグループの音楽性にどのように影響しているのかを、筆者の個人的な見解も合わせてお伝えします。メンバーの好きな音楽を知ることで、関ジャニ∞の楽曲をより楽しめるようになると思いますのでぜひご覧ください。

このページでは横山裕くん、渋谷すばるくん、村上信五くんの好きな音楽をご紹介します。

渋谷すばるくんは既に関ジャニ∞を脱退しておりますが、近年の関ジャニ∞の「音楽性」を知る上で必要かと思い、渋谷すばるくんについても言及させていただきます。

また、この章は音楽番組love music・関ジャム完全燃Show・メンバー出演ラジオ・雑誌・メンバーの公式ブログなどの情報を参考にしております。(一部抜粋)

メンバーのそれぞれの好きな音楽は、とても深く一口では語ることができません。

関ジャニ∞をこれから聴き始める方が、より深くメンバーの音楽性について知っていくきっかけになれば幸いでございます。

 

【横山裕】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
Mr.Children・RADWIMPS・BUMP OF CHICKEN・ケツメイシ・RIP SLYME・Dragon Ash・アニメソング

▼2017年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD とんねるず『がじゃいも』 丸山「ガラガラヘビとかもあったな」
影響を受けた曲 影山ヒロノブ『CHA-LA HEAD-CHA-LA』 安田 「横山くんはアニソンが好きなんですよ。」
丸山「でもあれ入ってないよな?パーマン。パーマンをよくカラオケで歌わはるってこと、MCとかでも歌わされてた。」
安田「多分パーマン入ってないの、かっこつけましたね。」
MC「本当はミスチルのところパーマンですか?」
丸山「ちょっと色気だしてきよった(笑)」
※愛あるいじりです(笑)
Mr.children『Tomorrow never knows』
クリスタルキング『愛をとりもどせ!!』
その他番組で紹介された曲
Red Hot Chili Peppers『By the Way』(2006ラジオ聞くジャニ∞)/RIP SLYME『ブロウ』(2006ラジオ聞くジャニ∞)/RADWIMPS『最大公約数』(2007ラジオ聞くジャニ∞)/BUMP OF CHICKEN『かさぶたぶたぶ』ラジオ聞くジャニ∞)/RADWIMPS『ふたりごと』(2014ライブ関ジャニズムMC)/Mr.children『Simple』(2015テレビ サワコの朝)/Mr.children『HERO』(2015関ジャム 好きな恋愛の曲の歌詞を発表)/ケツメイシ『東京』 (2016関ジャム 昔を思い出す曲)

 

横山くんは好きな音楽ははっきりしていて、気に入ったアーティストをずっと聞き続ける印象です。

メンバー全員ミスチル好きですが、横山くんは特に色々なところでミスチル好きを公言しています。

曲と一緒に、聴いていた当時の思い出話をよくしていて、横山くんにとってはミスチル=青春なんだろうな…と感じております。

ジャニーズに入ったころから聴いていて、楽曲から歌詞の書き方に影響を受けたと語っています。

 

また、実は邦ロックバンドが好きなのに、テレビではあまりそういった発言をしないような気がします。

横山くんのソロ曲はポップなアレンジが多いのですが『413man』という曲はバンドサウンド寄りです。

ロック以外は、ケツメイシ・RIP SLYMEなどのHIPHOP系や、ラップ系の曲を好んで聴かれています。

ソロ曲『WONDER BOY』『Fantastic Music』『トリックスター』はラップっぽい曲となっていて、好きな音楽に影響を受けているのかもしれません。

【ソロ曲『トリックスター』を公式サイトで試聴

 

彼はいい意味で、子供のような感性をずっと忘れず持っていて、それが彼の書く詞や楽曲にも現れている気がします。

ライブで盛り上がる『エイトレンジャー』を発案したのも横山くんですが、アニソン好きであることも少なからず影響しているのかもしれません。

【作詞を担当した『ハダカ』を公式サイトで試聴

 

【渋谷すばる】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
THE BLUE HEARTS・Hi-STANDARD・THE HIGH-LOWS・ザ・クロマニヨンズ

▼2017年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD EAST END×YURI
『DA.YO.NE』
丸山「当時のトレンドのイメージ。すばるくんもHIPHOPぽい格好してた。」
影響を受けた曲 THE BLUE HEARTS
『少年の詩』
安田くん「やっぱりかぁ」丸山くん「もろやもんな」
※渋谷すばるくんも関ジャムに選曲。
RCサクセション
『スローバラード』
丸山「でもすばるのスローバラードもたまんないですよ」
安全地帯
『君がいないから』
丸山「すばるの君がいないからもいいんですよ!モロそれをカバーしたってことや!」
その他番組で紹介された曲
RIZE『Dream Catcher』(2005聞くジャニ∞)/Kiroro『長い間』(2006聞くジャニ∞)/The Beatles『Yesterday』(2006聞くジャニ∞)/椎名林檎『ここでキスして』(関ジャム2016 この歌のここを聞いてくれ)/YEN TOWN BAND『Swallowtail Butterfly~あいのうた~』(2015 The COVERS)/Hi-STANDARD『My First Kiss』(スバラシ)/ザ・クロマニヨンズ『ナンバーワン野郎』(スバラシ)/フジファブリック『若者のすべて』(スバラシ)/欧陽菲菲 『ラヴイズオーヴァー 』(スパラジ)/Billy Joel 『Piano Man』(スバラシ)/Oasis 『Gas Panic! 』(スバラシ)/The Beatles 『Girl』(スバラシ)/ Cocco 『Rainnig』(スバラシ))/森山直太朗『夏の終わり』(2018 Mステ)

 

すばるくんは、甲本ヒロトさんがボーカルを務める「THE BLUE HEARTS 」「HIGH-LOWS」「ザ・クロマニヨンズ」の大ファンと公言しており、様々な場面で甲本ヒロトさんへのリスペクトが伺えます。

甲本ヒロトさんのバンドの曲はブルースハーブ(ハーモニカ)を取り入れた楽曲が多くあります。すばるくんも関ジャニ∞の楽曲にブルースハープを取り入れたりしています。また甲本ヒロトさんのように魂を絞り出すような体全体を使った歌い方をされたりと大きな影響を受けています。

THE BLUE HEARTSの『少年の詩』については複数のメディアで紹介しており、関ジャムでは「歌詞がずっと自分の中にある言葉で助けられている。」と語っていました。

2012年に放送された「ザ少年倶楽部 プレミアム」では、憧れのザ・クロマニヨンズと『ナンバーワン野郎』をセッションをしたことも。

緊張しながら精いっぱい歌う姿が印象的でした。

 

また、ラジオ番組「関ジャニ∞ 渋谷すばるのスバラジ」での選曲はロックだけでなく歌謡曲やバラード、洋楽まで幅広く流していた印象です。

すばるくんは関ジャニ∞としても『生きろ』『韻踏ィニティ』『9号車2番A席』『コーヒーブレイク』『ハダカ』など様々なテイストの楽曲を制作されています。

2015年関ジャニ∞時代にリリースしたソロアルバム『歌』では、自身が影響を受けた楽曲(『スローバラード』『君がいないか』など全8曲)をカバーしました。

すばるくんはどんな音楽を聴いても、根本にはロックへの熱い思いを持っているのだろうなとたびたび感じることがあります。

また甲本ヒロトさんがボーカルのバンドは一発撮り音源をそのままCDにするなど、ライブ感にこだわった音楽を作っていると言われます。

そんなこともあり、すばるくんもあえて一発撮りレコーディングを行うことも。熱い歌詞や音作りへのこだわりはリスペクトするアーティストの影響が大きいのかもしれません。

【カバーアルバム『歌』を公式サイトで試聴

【制作楽曲『生きろ』を公式サイトで試聴

 

【村上信五】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
Mr.Children・坂本龍一・マイケルジャクソン・久保田利伸・ケツメイシ

▼2017年の『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD Mr.Children
『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』
コメントはなし。ミスチルは他番組でもたびたび挙げており、関ジャニの他のメンバーも良く好きと語っている。
影響を受けた曲 X JAPAN
『Forever Love』
安田「ちょっとまって村上くんX-JAPANか?(笑)ピアノかな?」丸山「でも一回ライブ行ったから。ネタちゃうん(笑)」
TM NETWORK
『Get Wild』
丸山「そうなん?」安田「俺村上くんが1番知らんわ」と二人とも意外そうなリアクション。
DREAMS COME TRUE『やさしいキスをして』 コメントなし。2013年に放送されたカヴァコラTVでは八代亜紀さんが歌をカバーし、村上くんがピアノで伴奏を務めた。

 

その他番組で紹介された曲
坂本隆一『Merry ChristmasMr.Lawrence 』(2004ラジオ聞くジャニ 夜中に一人で聞きたい曲)QUEEN『We Will Rock You』(2005聞くジャニ∞ アツい曲)/久保田利伸『AHHHHH!』(2005聞くジャニ∞ 魂の歌)/aiko 『花火』(2006聞くジャニ∞)R.kelly 『 Same Girl duet with Usher』(2006聞くジャニ∞)/TOKIO『雨傘』(2008聞くジャニ∞)/Earth Wind & Fire 『September 』(2009聞くジャニ∞) テレサテン『時の流れに身をまかせ』(2015関ジャム 好きな恋愛の曲の歌詞)/Mr.Children『君が好き』(2016関ジャム 告白するとき勇気付けられるラブソング)/ケツメイシ『東京』(2019関ジャム)大江千里『Rain』(2019関ジャム)

 

Love musicの選曲を見てみると、影響を受けた曲はどれもピアノやキーボードの音色が美しい楽曲です。

メンバーの丸山くん、安田くんにはネタだと思われていたようで、テレビを多少考慮した選曲になっている可能性もありますが、TM NETWORKの『Get Wild』は番組出演前に関ジャムで小室哲哉さんとセッションしています。

 

村上くんは楽器を始める前からラジオで坂本龍一さんの曲をたびたび流していたことがあり、もともとピアノの音色が好きなのだと思います。

普段聴いている音楽に注目すると楽器を始める際に村上さんがピアノ担当になったのもうなずけますし、彼はロックなギターよりスタイリッシュに鍵盤を弾く姿が似合います。

また、好んで聞いている音楽はブラックミュージック系が多いです。そのため村上くんは日本のR&Bの先駆者である久保田利伸さんの曲をたびたびラジオで流していました。

そして縁があって、久保田さんにソロ曲『王様クリニックbyTAKATSU-KING』を提供してもらったことがあります。【『王様クリニックbyTAKATSU-KING』を公式サイトで試聴

 

久保田さんは村上くんについて「R&Bシンガーの特徴である後ろにややリズムをためる歌い方をしているのがとてもかっこいい」と絶賛していました!

本人は無意識にやっていることだそうなので、普段聴いている歌手の歌い方が染みついているのかもしれません。

村上くんのソロ曲のレパートリーにダンスが生えるR&B調の楽曲が多いのも特徴です。【ソロ曲『One’s shadow』を公式サイトで試聴

グループの曲ではファンク調の曲でのフェイクパートや、HIPHOP調のパートでラップを担当することもあり、他メンバーが持っていない個性が生きています。

 

次のページでは丸山隆平くん、安田章大くんの好きな音楽と好きなアーティストをご紹介いたします。

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著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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【丸山隆平・安田章大】の好きな音楽・好きなアーティスト

Webon紹介目次著者
「関ジャニ∞の音楽はすごいのか…?」関ジャニ∞はアイドルでありながらプロのミュージシャンや音楽ファンが認めるロックバンドなのです。関ジャニ∞ファンのaya氏が音楽性の魅力を紹介♪

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関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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この章では、各メンバーが具体的にどんな音楽を好んで聞いているのかを厳選して【横山裕・渋谷すばる・村上信五】【丸山隆平・安田章大】【錦戸亮・大倉忠義】の3ページに分けて紹介します。

このページでは丸山隆平くん、安田章大くんの好きな音楽と好きなアーティストをご紹介します。

メンバーのそれぞれの好きな音楽は、とても深く一口では語ることができません。

関ジャニ∞をこれから聴き始める方が、より深くメンバーの音楽性について知っていくきっかけになれば幸いでございます。

※この章は音楽番組love music・関ジャム完全燃Show・メンバー出演ラジオ・雑誌・メンバーの公式ブログなどの情報をまとめています。(一部抜粋)

 

【丸山隆平】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
東京事変・OKAMOTO’S・ゲスの極み乙女・Mr.Children・ゆず・スガシカオ

▼2017年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD KinKi Kids『硝子の少年』 当時爆発的人気であこがれていた。初めて共演した先輩がKinkiさんだった。
影響を受けた曲 東京事変『群青日和』 はじめ(東京事変のボーカルが)椎名林檎ちゃんだって知らなかった。深夜にMVを見て次の日の朝起きてすぐにCDショップに行って買った。
Mr.Children
『ランニングハイ』
丸山「青春やなこの世代の。先が見えなくって、モヤモヤしてた時にこの曲に助けられたんですよね。カラオケでこれ歌ったら、いまだに歌うんですよね。」
ゆず『夏色』(安田くんもセレクト) 安田「ギターを始めたきっかけでもある。ゆずさんは選びきれないくらい聞きまくってた。丸(丸山くん)と2人で梅田駅の歩道橋で路上ライブしてた。」

▼2018年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
憧れているアーティスト ・亀田誠二さん
・OKAMOTO’S
ハマ・オカモトさん
すごく目指す音というか、あのお2人の音が出せるようになったら、自分なりに解釈して出せたらなって思うひとつの目標ですかね。
最近気になるアーティスト 女王蜂『金星』 これ歌えるようになりたいと思った楽曲で、サビの途中でオクターブ上がったりとか平気でするんですよ。飛び抜けた異色感というか。魅力的なアーティストだと思います。
ずっと聴き続けている曲 東京事変『心』 この曲はよりそれぞれの楽器全部が聴こえるんですよね。緻密なパズルが組み合わさってんねんなっていう。こっちをメロウな気持ちにさせてくれる、鳥肌もんの一曲。
その他番組で紹介された曲
東京スカパラダイスオーケストラ『美しく燃える森』(2004聞くジャニ∞)/YEN TOWN BAND『Swallowtail Butterfly~あいのうた』(2005聞くジャニ∞)/東京事変『ダイナマイト』(200聞くジャニ∞)(2005聞くジャニ∞)/スガシカオ『バクダン・ジュース』(2006聞くジャニ∞)/エレファントカシマシ『俺たちの明日』(2008聞くジャニ∞)/椎名林檎『 真夜中は純潔』(2008聞くジャニ∞)/加山雄三『君といつまでも』(2009テレビ)/東京事変『勝ち戦』(2013ラジオレコメン)/The Fox『Ylvis 』(2013ラジオレコメン)
岡崎体育『Don’t you甲冑』(2017ラジオ)/渋谷すばる『Words』(2017CD特典)/ GREENDAY『Longview』(2017ラジオベーシストバー)/Henriette Coulouvrat『Miam Miam Goody Goody』(2019ラジオベーシストバー)

 

丸山くんはとにかく東京事変が大好きで、ベーシストの亀田誠二(東京事変の元メンバー)さんをリスペクトしています。

亀田誠治さんのベースはとてもメロディアスで聞き取りやすいと思います。

その影響か丸山くんのベースも聞き取りやすく、メロディアスなフレーズが魅力です。

関ジャムでは『ハネウマライダー』FNS歌謡祭では『やさしさで溢れるように』など、亀田さんが手がけたベースが難しい楽曲も完璧にカバーしていました。

また、2015年にはMステで共演したOKAMOTO’Sに一目ぼれし、丸山くんから提供曲の依頼をして『勝手にしやがれ』という楽曲が生まれました。

【『勝手にしやがれ』を公式サイトで試聴

 

ベーシスト・ハマオカモトさんとも交流があり、一度スラップ奏法を教えてもらってから大きな影響を受けています。

また、スガシカオさんも大ファンと公言しています。丸山くんが書いた歌詞を見ると、あえて歌詞にカタカナ表記を使うなど影響されている部分が垣間見えるように思います。

丸山くんの選曲を見る限り、個性があり、「異色」と言われるようなアーティストを好んで聞いているのかなと思います。

他にはないアーティストのカリスマ性や一回聞いたら忘れられないインパクトみたいなものに惹かれている印象です。

直接関係しているかは分かりませんが、丸山くんの制作楽曲は基本ひと癖ある作品ばかりです。

特に『ふわふわポムポム』は一度聴いたら忘れられない呪いにかけられます(笑)

【『ふわふわポムポム』を公式サイトで試聴

そういった楽曲作りは好きな音楽の影響を受けていて、自分も印象的な作品を作るよう意識しているのかもしれません。

 

【安田章大】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
ゆず・高橋優・WANIMA・ケツメイシ・Mr.Children・GOING STEADY・Dragon Ash・AI

▼2017年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD 安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』 当時小学校高学年やった。今でもジャケットを覚えている
影響を受けた曲 GOING STEADY 『STAND BY ME』 B-DASHさん、Hi-STANDARDさんとかといっしょにいたのがGOING STEADYさんで大人になっても俺らは変わらねぇぞ!って魂がいつまでも消えないのが大好き。
Mr.Children『言わせてみてぇもんだ』 丸山くんも影響を受けたと挙げていた『ランニングハイ』のコメントにうなずく。
ゆず『夏色』 ギターを始めたきっかけでもある。ゆずさんは選びきれないくらい聞きまくってた。丸(丸山くん)と2人で梅田駅の歩道橋で路上ライブしてた。

▼2018年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
憧れているアーティスト WAANIMA『KO-SHIN(コーシン)君』 ギターを弾いている表情がすごい好きで、楽しそうに弾いてて悪ガキのような表情から、音楽を楽しんでやってるんだってすごく感じる
最近気になるアーティスト WANIMA『ともに』 言葉数が多くて羅列されているのに届く。それってボーカル力でもあると思うし、作り方にもあると思うし、言葉をどこにはめ込むかってセンスも絶対あると思う。
ずっと聴き続けている曲 欧陽菲菲『ラヴ・イズ・オーヴァー』 歌詞の意味も、何があったのって沼に入ったら抜け出せんくなってしまって。過去にいろんな恋愛をしてきてこの歌詞がどんどん染みて来る。最後のフェイクの部分に言えなかった言葉が、きっと僕あると思っていて。
その他番組で紹介された曲
AI『LIFE』(2005ラジオ聞くジャニ∞ )/湘南乃風『晴伝説』(2005ラジオ聞くジャニ∞特別な歌)/HY『あなた』(2006ラジオ聞くジャニ∞ 惚れそうな歌)/ケツメイシ『トモダチ』(2006ラジオ聞くジャニ∞)/BEGIN『島人ぬ宝』(2006ラジオ聞くジャニ∞)/GOING STEADY『もしも君が泣くならば』(2007ラジオ聞くジャニ∞)/モンゴル800 『星の数 月の数』(2008ラジオ聞くジャニ∞)/斎藤和義『I LOVE ME』(2009ラジオ聞くジャニ∞)/植村花菜『トイレの神様』(2013スバラシ)/YUI『feel my soul』(2014Mステ)/Dragon Ash『繋がりサンセット』(関ジャム2016))/BES『Teaer』(関ジャム2016)

 

安田くんはデビュー当時から、意識して色々な音楽(主にバンドサウンド)を聴いていると語っています。

J-POPから洋楽まで、幅広くその時々でハマっている曲や好きな音楽を聴いている印象です。

ゆずさんに影響されてアコギを始めたと公言しており、安田くんのソロ曲は『アイライロ』や『わたし鏡』などアコギが使われている楽曲がたくさんあります。

CDやDVDの特典映像では楽曲制作をギター1本で行っている姿が見られます。

地方ロケやライブでホテルに泊まる際もずっとギターを抱えているそう。

 

安田くんは自分の曲だけでなくメンバーとのユニット曲やグループのための楽曲をたくさん制作しています。

楽曲のテイストはロック、ポップからテクノまで様々。制作楽曲の幅の広さは色々な音楽に触れてきたからこそだと思います。

また、グループの楽曲はラップ詞が含まれていることが多く、デビュー当初から聴いているHIPHOPの影響を多少なりとも受けているのかもしれません。

2017年のメトロックでライブを見てからWANIMAさんにドはまりしたそうで、最近の安田くんは音楽だけでなく、ファッション等もかなり影響を受けています。

6人体制になって初めてのシングル『ここに』はWANIMAさんからの提供曲で、安田くんはもちろん、メンバーも心境を代弁してくれていると絶賛していました。

安田くんはWANIMAさんのファンというだけでなくアーティストとしての目線でも注目しているようです。

 

【WANIMAが楽曲提供した『ここに』を公式サイトで試聴

【ソロ曲『わたしの鏡』を公式サイトで試聴

 

次のページでは錦戸亮くん、大倉忠義くんの好きな音楽と好きなアーティストをご紹介いたします。

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【錦戸亮・大倉忠義】の好きな音楽・好きなアーティスト

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『ファンが語る!関ジャニ∞音楽入門 ~知ってほしい!音楽性の魅力~』はこちらから!

著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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この章では、各メンバーが具体的にどんな音楽を好んで聞いているのかを厳選して【横山裕・渋谷すばる・村上信五】【丸山隆平・安田章大】【錦戸亮・大倉忠義】の3ページに分けて紹介します。

このページでは錦戸亮くん、大倉忠義くんの好きな音楽と好きなアーティストをご紹介します。

メンバーのそれぞれの好きな音楽は、とても深く一口では語ることができません。

関ジャニ∞をこれから聴き始める方が、より深くメンバーの音楽性について知っていくきっかけになれば幸いでございます。

※この章は音楽番組love music・関ジャム完全燃Show・メンバー出演ラジオ・雑誌・メンバーの公式ブログなどの情報をまとめています。(一部抜粋)

※編集部注:本コンテンツは錦戸亮さんが脱退を発表する以前の2019年8月頃に書かれた記事となっております。本コンテンツは「関ジャニ∞の名前は知っているけど詳しくは知らない」というような初心者の方に向けて書かれています。「関ジャニ∞の音楽って実際すごいの・・・?」と疑問に思っている方のイメージが変わるきっかけになれば幸いです!

 

【錦戸亮】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
斎藤和義・レキシ・サカナクション・Mr.Children・Red Hot Chili Peppers・フラワーカンパニーズ

▼2017年の『lovemusic』の番組の内容から引用。番組内では「初めて買ったCDと影響を受けた音楽を紹介するコーナーがあった。

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD スピッツ
『涙がキラリ☆』
安田「亮くんゴリゴリのやつ聴いてるかなと思った。」丸山「洋楽のイメージあったけどふんわりした曲やね。」
影響を受けた曲 レキシ『狩りから稲作へ』 丸山「この前も(レキシさんの)ライブ行ってたよね、亮ちゃん」
斎藤和義『I Love Me』 安田「和義さんも影響受けてるんやろなぁ。」
SUPER BUTTER DOG『サヨナラCOLOR』 コメントは無し。SUPER BUTTER DOGはリスペクトしているレキシさんがキーボーディストとして在籍していた。
その他番組で紹介した曲
Green Day『American idiot』(2006聞くジャニ∞)/Red Hot Chili Peppers『Under The Bridge』(2006聞くジャニ∞)/斎藤和義『歌うたいのバラッド』(2007聞くジャニ∞)/上田正樹『悲しい色やね』(2008聞くジャニ∞)/フラワーカンパニーズ『この胸の中だけ』(2009テレビ めざにゅ~)/TOKIO『リリック』(2016関ジャム この歌のココを聴いてくれ)/DREAMS COME TRUE『大阪lover』(2016関ジャム 異性に歌われたらドキドキする曲)/クレイジーケンバンド『ガールフレンド』(2016関ジャム この歌のココを聴いてくれ)/サカナクション『夜の踊り子』(2018関ジャムセッション曲の選定)

 

錦戸くんはデビュー当時から斎藤和義さんをとても尊敬しており、メディアでも度々「かっこいい」「憧れる」と語っています。

2009年にはプライベートで斎藤和義さんとお酒を飲みに行ったことをきっかけに、斉藤和義さんから『パズル』という曲をグループに提供してもらったことがあります。【『パズル』を公式サイトで試聴

他にも、レキシさんやサカナクションさんにハマっているそうで、レキシさんには2015年に『侍唄』を提供してもらっています。【侍唄を公式サイトで試聴

 

錦戸くんは尊敬するアーティストのことを深く知り、ライブへ足を運び、アーティストさん本人と積極的に交流しています。

自分で楽曲制作する際も、好きな音楽を関ジャニ∞の曲に取り入れているなという印象があります。

例えば、錦戸くんが作詞作曲を手掛ける『Traffic』『Tokyoholic』『Your WURLITZER』などのがっつりロックな曲は、好きな音楽の影響を大分受けているように感じます。

また、彼の書く歌詞はダブルミーニングやおしゃれな比喩を使った表現をする特徴があります。

そういった表現は彼が元から持っていたセンスだけでなく、聞いてきた音楽やアーティストに影響されながら培ってきたものなのかなと思います。

もちろんロックだけでなく、最近ではディスコっぽいサウンドの『all need is rough』を制作されていたりと、より楽曲の幅を広げています。

『all need is rough』の少しファンクっぽい音作りはレキシさんから影響されている部分があるのかもしれません。

 

【コラム】錦戸くんの歌詞のおしゃれな比喩やダブルミーニングの例

錦戸くんが作詞した楽曲の一部を紹介します。『バナナジュース』では主人公の男性をバナナ、片思いしている女性をミルク、恋のライバルの男性を「珈琲」「紅茶」「抹茶」「苺」に例えています。『Your WURLITZER』も比喩を用いています。「WURLITZER」はジュークボックスの名称ですので、タイトルは『君たちのJUKE BOX』という意味になります。ジュークボックスとは、レコードを自動演奏できる装置のことで、コインを入れると音楽を楽しめます。様々な曲でその日の気分に寄り添ってくれる関ジャニ∞の音楽をジュークボックスに例えています。『9号車2番A席』の中に出てくる「明日へと続く 僕らのひかり 明日へと続く 僕らののぞみ」という歌詞は新幹線の「こだま・のぞみ・ひかり」が「僕らの光・僕らの望み」とダブルミーニングになっています。

 

【大倉忠義】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
尾崎豊・浜田省吾・RIZE・安室奈美恵・宇多田ヒカル・Mr.Children

▼2017年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD 安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』 番組にゲストとして出演していた安田くんと被る。安田「メンバーと被るって恥ずかしい(笑)」
影響を受けた曲 尾崎豊『卒業』 安田「大倉大好きやなぁ尾崎さん!楽屋でも歌いまくってますよ!」
丸山「ギターで弾き語ってるもんな」
浜田省吾『もうひとつの土曜日』 安田「これお父さんの影響って言ってたな」
丸山「親父の影響は絶対あるよね」
RIZE『Why I’m Me』 安田「あ~、もうRIZEは絶対そうやなぁ」
その他番組で紹介された曲
尾崎豊『15の夜』(2005聞くジャニ∞純白な曲)コブクロ『ここにしか咲かない花』(2006聞くジャニ∞)/夏川りみ『涙そうそう』(2006聞くジャニ∞)/ Red Hot Chili Peppers 『BY THE WAY』(2007聞くジャニ∞)/サザンオールスターズ『希望の轍 』(2013ラジオ)/Mr.Children『Over 』(2015関ジャム 好きなラブソングの歌詞)/宇多田ヒカル『真夏の通り雨』(ラジオ大倉くんと高橋くん)/サザンオールスターズ『SEA SIDE WOMAN BLUES』( 2016関ジャム降られたときに慰めてくれるラブソング)/Mr.Children『終わりなき旅』(2016関ジャム 頑張ろうと思わせてくれる曲)/RIZE『カミナリ』(2016関ジャムセッション)

 

大倉くんは尾崎豊さんが大好きだそうで、お父様の影響もあり子供の頃から良く聞いていたのだとか。

ラジオ番組「オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん」ではいろいろな曲をかけており、特にいいなと言っているのは「歌詞」が素敵な曲が多い気がします。

尾崎豊さんから直接影響しているかは分かりませんが、大倉くんの制作楽曲はどれもメッセージ性やストーリー性のある詞を書かれている印象があります。

 

また、以前「バラードとピアノの音が好き」と語っていたことがあり、スローテンポで心にしみるような楽曲をよく聞かれています。

大倉くんのソロ曲『まもりたい』『きっと幸せが君を待ってる』はしっとりしたバラード調で大倉くんが持つ低音が美しい声とマッチしています。

【『きっと幸せが君を待ってる』を公式サイトで試聴

 

バラードと全く毛色が異なるRIZEを知ったきっかけはすばるくんの紹介だそう。

バンドを始めたばかりのころファンになり、今でもRIZEのドラムのあっくん(金子 ノブアキ)をリスペクトしています。

好きすぎてたびたびメディアで愛を語っており、ドラムはあっくんが以前使用していた「オレンジ・カウンティ」を使用していたことも。(公式スコアに記載されています。)

その他に好きなドラマーは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスと語っています。

大倉くんは「音楽に浸りたいときにバラード」「テンションを挙げたいときはロック」と聴き分けているのかもしれません。

【ソロ曲『no-no-no』を公式サイトで試聴

 

メンバーの音楽的ルーツがグループの音楽に繋がっている

 

メンバーはそれぞれ、「ライブに行くレベルの好きなアーティスト」たちからは音楽の影響を受けているように思います。

自身での制作楽曲はもちろん、アーティストからの提供楽曲などもメンバーが希望して依頼することが多いです。そのため、メンバーの音楽の好みが顕著にグループの音楽にも反映されます。

また、誰かが好きなアーティストをメンバーにおすすめして、いつの間にかグループ内で流行っていることもあり、グループの音楽性からもメンバーの仲の良さを感じることがあります。

メンバーの好きな楽曲を掘り下げていくのも、新しい音楽に出会うきっかけとなり面白いですよ!

 

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著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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関ジャニ∞の楽曲を支える音楽クリエイター② 【アゲハスプリングス編】

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「関ジャニ∞の音楽はすごいのか…?」関ジャニ∞はアイドルでありながらプロのミュージシャンや音楽ファンが認めるロックバンドなのです。関ジャニ∞ファンのaya氏が音楽性の魅力を紹介♪

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アゲハスプリングス音楽クリエイターとその作品

 

この章では関ジャニ∞の楽曲を制作する音楽クリエイターとその楽曲の魅力を2ページにわたってご紹介したいと思います!

このページでは関ジャニ∞の楽曲に深くかかわっているアゲハスプリングス所属の音楽クリエイターを何名かご紹介します。

「アゲハスプリングス(agehasprings)」は「音楽制作とプロデューサーのマネジメントを主とした日本のクリエイティブカンパニー」です。agehasprings公式サイトより引用))

 

① 大西省吾さん

▲写真右 

名前 大西省吾(おおにし しょうご)
職業 音楽クリエイター
所属 agehasprings
サイト ブログ

▼携わった作品

曲名 担当
ローリング・コースター 編曲
413man 作詞/作曲/編曲
ひとつのうた 作詞/作曲/編曲
雪をください 編曲
マイナス100度の恋 コダマックスと共編曲
LIFE〜目の前の向こうへ〜 編曲
Baby Baby ROCK’A’TRENCHと共編曲
TOPOP 編曲
きっと幸せがキミを待ってる 編曲
って!!!!!!! 編曲
365日家族 編曲
9号車2A 錦戸亮と共編曲
Eightopop!!!!!!! 編曲
I to U 編曲
Fly High ROCK’A’TRENCHと共編曲
パンぱんだ 編曲
愛でした。 編曲
乱れ咲けロマンス 編曲
あおっぱな 編曲
クルトン 編曲
へそ曲がり 編曲
ここにしかない景色 編曲
TAKOYAKI in my heart 編曲
狩仮 作曲/編曲
ひびき 編曲
オモイダマ 編曲
言ったじゃないか 編曲
三十路少年 編曲
編曲
CANDY MY LOVE 編曲
スペアキー 編曲
ナントカナルサ 編曲
バナナジュース 編曲
渇いた花 佐藤真吾と共編曲
Heavenly Psycho (2015 ver.) 錦戸亮と共編曲
噂のオトコマエイト! 編曲
なぐりガキBEAT 編曲
夢への帰り道 編曲
S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起き 編曲
タカラモノ 編曲
Crystal 編曲

 

センスの塊!名曲を手掛けるマルチなアレンジャー

 

大西省吾さんは楽曲制作だけでなく、『関ジャム 完全燃SHOW』やライブのサポートミュージシャンとしても関ジャニ∞の音楽を支えています。

特にライブではバンドマスター(バンドの中心)を務めるなど音楽の中心的な存在です。

楽曲制作では主に編曲を手掛けることが多く、シングル・アルバム曲問わずたくさんの作品を生み出してきました。

アレンジャーでありギタリストでもあるため、バンドサウンドのアレンジを得意とされているようです。

一言で言うと「センスの塊」です。

 

バンド曲として代表的な『LIFE〜目の前の向こうへ〜』やライブで盛り上がる『言ったじゃないか』ファンに人気の楽曲『ローリング・コースター』も大西さん編曲です。

もちろんバンドサウンドだけではなく『マイナス100度の恋』や『雪をください』のようなバラード曲、『クルトン』『TAKOYAKI in my heart』のようにポップな楽曲まで手掛けています。

メンバー作詞作曲・大西さん編曲という作品も多く、メンバーと近い距離で音楽を作っているのではないかなと思います。

 

【『ローリング・コースター』が収録されたアルバム『puzzle』を公式サイトで試聴

【『LIFE〜目の前の向こうへ』が収録されたアルバム『8UPPERS』を公式サイトで試聴

 

② 野間康介さん

 

名前 野間康介(のま こうすけ)
職業 ミュージシャン/作曲家/編曲家/キーボーディスト
所属 agehasprings
サイト 公式プロフィール,Twitter

▼携わった作品

曲名 担当
cinematic 編曲
T.W.L 編曲
マイホーム 編曲
涙の答え 編曲
クジラとペンギン 作曲・編曲
パノラマ 編曲
Black of night 柳野裕孝と編曲
エネルギー 作詞・作曲・編曲
ローリング・コースター 作曲
アイライロ 編曲
モノグラム 作曲・共編曲 編曲は小佐井彰史と共同
宇宙に行ったライオン 藤森真一と共編曲・ピアノ
スケアクロウ 編曲
夕闇トレイン 作曲・編曲
北風ブルース 編曲
All is well 編曲
アイスクリーム 編曲
WASABI 編曲
バリンタン 編曲

 

 

エモーショナルな曲を手掛ける名アレンジャー

 

野間康介さんは、関ジャニ∞の楽曲では主にアレンジをされている音楽クリエイター。

関ジャニ∞の楽曲の中でも人気が高い名曲を生み出しているうちの1人です。

シングル曲は関ジャニ∞らしいポップな『T.W.L』から感動的なバラード『涙の答え』まで幅広く手掛けています。

キーボーディストということが関係しているのか『クジラとペンギン』『エネルギー』『北風ブルース』などピアノが美しいアレンジの曲が魅力です。

また、『ローリング・コースター』『宇宙に行ったライオン』『夕闇トレイン』などバンドサウンドの曲で、独特な音の使い方をされていて、心を揺さぶられるアレンジが魅力です。

野間さんは安田くんや錦戸くんが作詞・作曲した楽曲も数多くアレンジしています。

メンバーの持つイメージを形にできて、信頼されているアレンジャーなのかなと思っています。

【『宇宙に行ったライオン』が収録されたアルバム『FIGHT』を公式サイトで試聴

【『夕闇トレイン』『All is well』が収録されたアルバム『JUKE BOX』を公式サイトで試聴

 

③ 田中秀典さん

名前 田中秀典(たなか ひでのり)
職業 作詞家/作曲家/ポップ歌手
所属 agehasprings
サイト 公式プロフィール,Twitter

▼携わった作品

曲名 担当
ローリング・コースター 作詞(作曲:野間康介)(編曲:大西省吾)
ブリュレ 作詞/作曲
クジラとペンギン 作詞(作曲:野間康介)
WASABI 作詞/作曲
モノグラム 作詞(作曲:野間康介)
パンばんだ 作曲
夕闇トレイン 作詞(作曲:野間康介)
冬恋 作詞/作曲
ノスタルジア 作詞 (作曲:蔦谷好位置)

 

隠れた名曲の作詞を手掛ける音楽クリエイター

 

田中秀典さんは関ジャニ∞の楽曲では作詞と作曲をされている音楽クリエイターです。

手がけているのは現段階でカップリング・アルバムの曲のみですが、下手したらシングルよりもファン人気が高いのではと思うくらいの素晴らしい曲を生み出している方です。

特に作詞は比喩の表現や、ファンタジーな世界観、美しい日本語の表現が魅力です。

漢字や英語で表記出来る言葉を、あえてカタカナやひらがなで書くのも特徴です。

 

▼比喩が秀逸な楽曲

曲名 秀逸な比喩の例
ブリュレ 「甘いカラ破って その中にある柔かいのを ひとさじ分けて欲しい」(引用:関ジャニ∞『ブリュレ』作詞 田中秀典)
クジラとペンギン 「途方もない旅の果て 僕ら出逢ってしまった 結ばれない恋だけど ずっと愛してる」(引用:関ジャニ∞『クジラとペンギン』作詞 田中秀典)
WASABI 「ツンと後引く 涙目の恋模様」「ジンとしびれて 突き抜ける恋をしよう」(引用:関ジャニ∞『WASABI』作詞 田中秀典)
ローリング・コースター 「思い込んでUp↑ Down↓他でもない 僕にとってスウィートなお相手 それってもしや君ですか? まさに心はローリング・コースター」(引用:関ジャニ∞『ローリング・コースター』作詞 田中秀典)

▼表現が美しい楽曲の例

曲名 美しい表現の例
モノグラム 「Ah… 散らばったジェリービーンズ 泣かないで 僕と踊ろうか ここで今 Fly… 夢見るジェットで 箒星に乗れ たくさん笑ってね tonigh」(引用:関ジャニ∞『モノグラム』作詞 田中秀典)
夕闇トレイン 「夕闇が君を連れ去って行くよ 甘い約束を残したまま 大切なモノを僕らは知っていたのに」(引用:関ジャニ∞『夕闇トレイン』作詞 田中秀典)
ノスタルジア 「遠い日の星祭り はしゃいで寝転んだ河川敷 天球儀をまわしては 僕らは宇宙(そら)と話していた」(引用:関ジャニ∞『ノスタルジア』作詞 田中秀典)

 

曲の世界観を壊さずにメッセージを伝える天才だと思います。

田中秀典さんの歌詞が素晴らしいのはもちろん、他の音楽クリエイターと組んだ楽曲は名曲ばかりです。

 

【『クジラとペンギン』を公式サイトで試聴
【『WASABI』が収録されたアルバム『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』を公式サイトで試聴
【『ノスタルジア』が収録されたアルバム『ジャム』を公式サイトで試聴

 

アゲハスプリングスのタッグは最強

 

上記でご紹介した田中秀典さんが作詞されている楽曲の中でも特に素晴らしい、『クジラとペンギン』『モノグラム』『夕闇トレイン』は野間康介さん作曲です。

ファン人気の高い『ローリング・コースター』は野間康介さん作曲、大西省吾さん編曲です。

さらに、『ノスタルジア』は関ジャムによく出演してらっしゃる蔦谷好位置さん作曲/編曲です。

アゲハスプリングスのクリエイターさんがタッグを組むととんでもないことになります…!

しかも名曲なのにカップリング曲が多く世間に知られていません。

もっといろいろな人に知られていてもいいのに…といつも思います!

 

この章でご紹介したのはほんの一部の方で、関ジャニ∞の楽曲にはまだまだたくさんの方が関わっています。

関ジャニ∞に興味のある方はもちろん、興味がなくても音楽は好きという方はぜひCDのクレジットを見ながら聴いてみて欲しいです!

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関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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関ジャニ∞の楽曲を支える音楽クリエイター① 【代表的な方々編】

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関ジャニ∞の音楽は幅広い

 

関ジャニ∞の楽曲は「音楽クリエイターの制作楽曲」「アーティストの提供曲」「メンバーの制作楽曲」の3つに分けることができます。

一つの方法だけでなく、関ジャニ∞は様々な方法で楽曲を制作していることが、楽曲の幅広さと奥深さに繋がっているのだと思います。

 

この章では関ジャニ∞の楽曲を制作する音楽クリエイターとその楽曲の魅力を2ページにわたってご紹介したいと思います!

興味がある楽曲を見つけたらぜひ聴いてみてください。

※多くの楽曲・人気の高い楽曲の制作に携わっている方の中から厳選しています。(アーティストとしてデビューされている方でも、今回はクリエイターとしてご紹介しています。)

 

関ジャニ∞の音楽を支える音楽クリエイターとその作品

① 馬飼野康二さん

名前 馬飼野 康二(まかいの こうじ)
職業 作曲家/キーボディスト

▼携わった作品

曲名 担当
浪花いろは節 作曲(作詞:MASA
大阪レイニーブルース 作曲(作詞:MASA
桜援歌 作曲(作詞:MASA
無限大 作曲(作詞:MASA
SAKAおばちゃんROCK 作曲(作詞:久保田洋司・関ジャニ∞)
関風ファイティング 作曲(作詞:MASA
プロ∞ペラ 作曲(作詞:MASA
サムライブルース 作曲(作詞:MASA
愛に向かって 作曲(作詞:MASA
無責任ヒーロー 作曲(作詞:上中丈弥)
悲しい恋 作曲(作詞:MASA
太陽の子供 作曲(作詞:MASA
咲いて生きよ 作曲(作詞:ma-saya

 

関ジャニ∞のデビューを支えた天才ヒットメーカー

 

馬飼野康二さんはジャニーズのヒット曲を多数生み出している天才作曲家です。

ジャニーズグループのデビュー曲(または有名曲)には度々この方が関わっています。

馬飼野康二さんが携わった作品例

近藤真彦『スニーカーぶる~す』/SMAP『オリジナルスマイル』/嵐『A・RA・SHI』/KinKi Kidsの『愛されるより 愛したい』NEWS『NEWSニッポン』/Hey! Say! JUMP『Ultra Music Power』

 

ジャニーズに興味がなくても一度は耳にしたことがある曲ばかり!

関ジャニ∞への提供曲は歌謡曲テイストの作品が多く、ほとんどがMASAさんという作詞家と組んで作られています。

特にデビュー曲の『浪花いろは節』から5thシングル『関風ファイティング』までは多くの楽曲に携わり、アルバム曲では隠れた名曲も手掛け、初期の音楽を支えていました。

また、関ジャニ∞の代表曲の1つである「無責任ヒーロー」も馬飼野康二さん作曲!

作詞は次の項目でもご紹介するイナズマ戦隊の上中丈弥さんという最強タッグで作られました。

【『大阪レイニーブルース』を公式サイトで試聴
【『無責任ヒーロー』を公式サイトで試聴

 

② 上中丈弥さん(THE イナズマ戦隊)

名前 上中丈弥(うえなか じょうや)
職業 ミュージシャン/クリエイター
所属バンド THE イナズマ戦隊
サイト 公式サイト:http://www.inazumasentai.com/
Twitter:https://twitter.com/jyouya

▼携わった作品

曲名 担当
強情にGO! 作詞 (作曲:久保裕行 編曲:白井良明)
地元の王様 作詞
ズッコケ男道 作詞(編曲:白井良明)
ゴリゴリ 作詞 (作曲:久保裕行 編曲:白井良明)
イッツ マイ ソウル 作詞
無責任ヒーロー 作詞(編曲:白井良明)
ギガマジメ我ファイト 作詞

 

関ジャニ∞の代表曲を手掛けたミージシャン

 

上中丈弥さんはロックバンド・THE イナズマ戦隊のボーカルを務めるミュージシャンです。関ジャニ∞の代表曲を生み出した方ですが、普段はバンドメインで活動されています。

▼無責任ヒーローに言及した上中さんのtweet

 

上中丈弥さんは関ジャニ∞の曲でも認知度が高い『ズッコケ男道』や『無責任ヒーロー』など、ブレイクに繋がった楽曲をたくさん手がけています。

【『ズッコケ男道』を公式サイトで試聴
【『無責任ヒーロー』を公式サイトで試聴

『ズッコケ男道』は、演歌レーベルからポップスレーベルに移動して始めてリリースしたシングルで、これをきっかけに明るくて元気な関ジャニ∞というイメージが世間に広まったように思います。

また、『ズッコケ男道』のすぐ後にリリースし、イメージの確立にもつながったシングル『イッツマイソウル』も上中さんが作詞されています。

他には『ゴリゴリ』『強情にGO!』など、男らしくて泥臭い歌詞が多いのも魅力です。

世間での「関ジャニ∞らしい」イメージを作ったのはこの方といっても過言ではないと思います!

 

③ TAKESHIさん


By 西沢健一投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Link 

名前 TAKESHI(たけし)
職業 ミュージシャン/作詞家/作曲家
所属 ビィー・ウィン

▼携わった作品(一部)

曲名 担当
my store〜可能性を秘めた男たち〜 作曲
Cannonball 作詞
キング オブ 男! 作曲
朝焼けの太陽 作詞/作曲
ロイヤルミルクストーリー 作詞
へそ曲がり 作詞/作曲
おんぼろStory 作詞/作曲
Merry Go Round 作詞/作曲
ツブサニコイ 作詞
七色パラメータ 作詞
Baby Moonlight 作詞/作曲/編曲
はにかみオブリガード 作詞
イエローパンジーストリート 作詞/作曲/編曲
ほろりメロディー 作詞/作曲/編曲
Jackhammer 作詞/作曲/編曲
浮世踊リビト 作詞/作曲/編曲
君の歌をうたう 作詞/作曲/編曲
急☆上☆Show!! 作詞/作曲/編曲
情熱PARTY 作詞/作曲/編曲
fuka-fuka Love the Earth 作詞/作曲
Dive 作詞
口笛の向こう 作詞/作曲/編曲
Cool magic city 作詞
OPEN YOUR EYES 作詞
Heavenly Psycho 作詞
青い空 編曲
o’clock 編曲
明日 編曲
マーメイド 作詞
All of me for you 作詞
レクイエム ̄宇宙の記憶 作詞

 

デビュー前からライブを支えたミュージシャン

 

TAKESHIさんも馬飼野康二さんと同じくジャニーズに多くの楽曲提供をされています。

TOKIOの『花唄』、嵐の『言葉より大切なもの』をはじめとした名曲を手掛け、関ジャニ∞には特にたくさんの楽曲を制作されています。

関ジャニ∞はデビュー前の下積み時代にたくさんライブをしていたことがあり、その当時から多くの楽曲を手掛けていたのがTAKESHIさんです。下積み時代に歌われていた『マーメイド』『Dive』など、CD化しないのがもったいないくらい素晴らしい楽曲も多いです。

シングル曲はファン人気の高い『イエローパンジーストリート』や『ツブサニコイ』『へそ曲がり』『キング オブ 男!』などの楽曲に関わっています。【『イエローパンジーストリート』を公式サイトで試聴

 

また、カップリングにもかかわらず根強い人気の『Cool magic city』や『Heavenly Psycho』。

Heavenly Psycho』のアンサーソングである『おんぼろStory』もTAKESHIさん作詞。

関ジャニ∞が歌うからこそ胸にグッとくるような、彼らの魅力を引き出した歌詞が魅力です。

ご自身は作詞・作曲・編曲の中でも作詞を重要視しているそうで、インタビューでは「関ジャニ∞にこれからも書いて行きたい」と答えられています。

今後も名曲を生み出してくれるのではないかと期待しています。

【『Heavenly Psycho2015 ver)』を公式サイトで試聴

 

【コラム】TAKESHIさんの関ジャニ∞の魅力を引き出した歌詞の例

関ジャニ∞の魅力の一つは、最初からスターではなかったところだと思います。TAKESHIさんは下積み時代の関ジャニ∞の苦労や努力を歌詞にしてくれています。

例えば『Heavenly Psycho』では同期が次々とデビューしていく中、自分たちは売れず辛い思いをした経験や、仲間と共に夢を見て歩んでいく姿が描かれています。

『おんぼろStory』は『Heavenly Psycho』のアンサーソングで、デビューから8周年経った2012年にリリースされました。おんぼろで決して綺麗ではないけれど「根性は最強」なところが描かれている素敵な歌詞です。「図々しいくらいに夢にしがみついてた」彼らの「目指した”未来”が”今”になり」、「最強の Story」になったというかっこいい歌詞です。

 

④ GAKUさん


▲写真右がGAKUさん 

名前 GAKU(がく)
職業 ミュージシャン/作曲家/作詞家/編曲家
所属バンド シンガーソングライター集団UNISTのギターボーカル
サイト UNISTプロフィール

▼携わった作品(一部)

曲名 担当
Water Drop 作詞 (UNIST)
ER 作詞/作曲 (UNIST)
花であれ 作詞/作曲/編曲(GAKU)
Dear Summer!! 作詞/作曲/編曲(GAKU)
ココロ空モヨウ 作詞/作曲 (UNIST)
夢列車 作詞/作曲(GAKU)
ER2 作詞/作曲(GAKU)
CloveR 作詞/作曲(GAKU)
ふたつ手と手 作詞/作曲(GAKU)
EJ☆コースター 作詞/作曲(GAKU)
前向きスクリーム! 作詞 作曲 (GAKU)

 

映画主題化や隠れ名曲まで手がけるクリエイター

 

GAKUさんは、UNISTというグループのギターボーカルとしても活動されているシンガーソングライターです。

UNISTとして2012年にデビューされる前から楽曲制作されており、提供作品はほとんどが関ジャニ∞に向けてのものです。

シングル曲は可愛らしいポップな『CloveR』、さわやかなバンド曲の『ココロ空モヨウ』、ライブで盛り上がる『前向きスクリーム!』など、様々なテイストの楽曲を提供しています。

また、関ジャニ∞の主演映画「エイトレンジャー」の主題歌『ER』や『ER2』も手掛けられています。

エイトレンジャーのコントっぽいイメージを一新した、疾走感あるメロディとカッコいい歌詞が魅力です。

さらに、『ふたつ手と手』『花であれ』『夢列車』など心が温まる隠れた名曲もGAKUさんの提供です。

ちなみに『花であれ』と『ER』はメンバーの安田くんが入院した際、病室でよく聞いていたのだそう!

たくさんある関ジャニ∞の曲からメンバーが選んで聞くほど素晴らしい楽曲ということですね。

【『ER』を公式サイトで試聴
【『花であれ』を公式サイトで試聴

 

⑤ 葉山拓亮さん

名前 葉山拓亮(はやま ひろあき)
職業 ミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー
所属バンド 音楽ユニットTourbillon
サイト 公式サイト,Twitter

▼携わった作品

曲名 担当
Brilliant Blue 作詞/作曲/編曲
蒼写真 作詞/作曲/編曲
Train in the rain 作詞/作曲/編曲
Fight for the Eight 作詞/作曲/編曲
ルラリラ 作詞/作曲/編曲
北風ブルース 作詞/作曲 (編曲:野間康介)
Winter Love Song 作詞/作曲 (編曲:久米康嵩)

 

エイトのギャップを引き出す名プロデューサー

 

葉山拓亮さんはソロ活動しているミュージシャンであり、河村隆一さんにも楽曲提供している名プロデューサーです。

関ジャニ∞に提供している曲は、哀愁漂う切なげな曲や、ストーリー性があり感動する曲が多いという特徴があります。

例えば『Train in the rain』は聴けば聴くほど切なくなりますし、『蒼写真』は青春を思い出す感動的な歌詞とメロディが魅力です。

【『蒼写真』を公式サイトで試聴

 

また『Winter Love Song』は、幸せな男女の関係を壮大な曲に乗せた、超王道ラブソングとなっています。関ジャニ∞は冬のラブソングがとても多いのですが、個人的にはその中でもトップレベルで大好きな曲です。

【『Winter Love Song』を公式サイトで試聴

 

さらに『Brilliant Blue』『ルラリラ』『Fight for the Eight』などクールでカッコいい楽曲まで手がけています。

私の解釈ですが、葉山さんの作品はあえてグループのパブリックイメージとは異なる楽曲を作り、シングル曲にはない関ジャニ∞の魅力を引き出している、というイメージです。

 

⑥ SHIKATAさん

名前 SHIKATA(しかた)
職業 シンガーソングライター/作詞家/作曲家
サイト 公式サイト,Twitter

▼携わった作品(一部)

曲名 担当
Sorry Sorry love 作詞/作曲/編曲
フローズンマルガリータ 作詞/作曲/編曲
Masterpiece 作詞/作曲/編曲
アダムとイヴ 作詞/作曲/編曲
韻踏ィニティ 作曲
The Light 作詞/作曲/編曲
パノラマ 作詞/作曲/編曲
Steal your love 作詞/作曲/編曲
Street Blues 作詞/作曲

 

期待を裏切らないダンス曲が魅力のクリエイター

 

SHIKATAさんは安室奈美恵さんや三代目J Soul Brothers、西野カナさんなど有名アーティストにも楽曲提供しているシンガーソングライターです。

残念ながら2018年に大麻所持で捕まってしまいましたが…楽曲はどれも素晴らしいものばかり。

EDM調のアレンジやジャニーズらしいダンス曲が多く、どの曲も独特の世界観が魅力です。

Sorry Sorry love』『Masterpiece』『フローズンマルガリータ』は王道のダンス曲となっていてライブでとても盛り上がります。

ダンス曲以外で特におすすめなのが『Street Blues』です。シングル『応答セヨ』のカップリング曲なのですが、ジャジーなアレンジと大人っぽい歌詞が新鮮で個人的に大好きすぎる曲です。

【『Sorry Sorry love』を公式サイトで試聴
【『Street Blues』を公式サイトで試聴

 

【コラム】SHIKATAさんの楽曲の世界観

SHIKATAさんは曲ごとに強烈なインパクトと確立された世界観があるイメージです。また、バンドサウンドよりもどちらかというと打ち込み系の楽曲が多めです。

『フローズンマルガリータ』は「スパニッシュな世界観」の楽曲です。Bonita=美しい人、amore=私の愛しい人、Magico=魔法使いなど、スペイン語やイタリア語が歌詞に盛り込まれています。情熱的であるがままの男心が描かれており、ライブでは楽曲の雰囲気に合わせたフラメンコ風のダンスが披露されました。
タイトルは度数の強いカクテルの名前から引用されており、強いお酒=強い愛を表現したそうです。

『Sorry Sorry love』は「EDMの失恋ソング」です。まだ関ジャニ∞がやったことが無い曲を作りたかったそうで、当時はとても新鮮だったEDMの曲となっています。ブログでは、照明をバキバキにしてライブで踊る姿をイメージして作った、と語られています。がっつりダンス曲でノリノリなのに、歌詞は情けない男性像の失恋が描かれているギャップも素敵です。

 

ここまで関ジャニ∞の楽曲制作に携わる音楽クリエイターとその楽曲をご紹介してきました。

次のページでは関ジャニ∞の楽曲に深くかかわっているアゲハスプリングス所属の音楽クリエイターをご紹介します。

 

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King Gnu勢喜遊の紹介③ 【音楽性】

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King Gnuを聴いて「人生が変わった」音楽を愛して40年の著者が綴った『KingGnu入門』の決定版!「KingGnuって何?」という方も、既に「ヌー民」の方もこれを読めばKingGnuの曲をさらに楽しめる事間違いナシ!!

King Gnu入門 〜全人類必聴の歴史的革命バンド〜 【メンバーと軌跡編】はこちらから!

著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』目次へ  (全16ページ)

 

この章ではは3ページにわたってKing Gnuのドラマーの勢喜遊(せき ゆう)さんという人物を【基本情報と略歴】【人間性】【音楽性】に分けて紹介します。

このページでは勢喜さんの音楽性についてお伝えします。

 

基本情報 ~音楽遍歴・使用楽器一覧~

 

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Instagramのアカウント変わったのネ

勢喜遊さん(@hiibaasan_jamesbrown_sokkuri)がシェアした投稿 –

名前 勢喜遊(せき ゆう)
担当 ドラム/サンプラー
生年月日 1992年9月2日
音楽遍歴 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/ウェルドン・アーヴィン/ダニー・ハサウェイ/ディアンジェロ/デズリー/ニーヨ/レデシー/マーズ・ヴォルタ/ケンドリック・ラマー/マック・ミラー/サンファ/グレッチェン・パーラト/スウィンドル/ジェイムス・ブレイク/スティーヴ・アオキ/ロック~ファンク~ラテン~ブラックミュージック~ジャズ
使用楽器 ・シェル:Kitano Stainless Shell
・スネア:Ludwig Black Beauty 14″×6.5″
・ハイハット上:Paiste Signature Dark Crisp Hi-Hat Top
・ハイハット下:Paiste Signature Medium Hi-Hat Bottom
・クラッシュ:SABIAN AA Rocktagon 18″
・クラッシュ:Zildjian FX Oriental Crash of Doom 22″
・チャイナ:Koide Cymbals 503 China 18″
・サンプラー:Roland SPD-SX

 

King Gnuにおけるリズム隊の重要性

 

勢喜さんの音楽性について……ですが、冒頭からいきなり脱線します。

勢喜さんの存在がいかに重要かを知っていただくため、まずはKing Gnuにおけるリズム隊の重要性についてお伝えいたします。

 

アニメ『BANANA FISH』のエンディングテーマとして『Prayer X』を聴き、King Gnuというバンドがどうもアヤシイ……と思った私は、続いて『Tokyo Rendez-Vous』のMVを見ました。

▼『Tokyo Rendez-Vous』MV

 

MVを1回見た限りでは聴覚より視覚的なインパクトのほうが強く、ヒップホップのラップ調だし、ヤンチャなおしゃれ系バンドか……と思ってしまったわけです。個人的に「ヒップホップ・ヤンチャ・おしゃれ」という苦手な3要素がそろってしまったというくらい。

ただ、『Prayer X』とは全然曲調が違っていたので、もう少し聴いてみないとわからない……ということで『Vinyl』のMVを見ました。

▼『Vinyl』MV

 

そしてMVを1回見ただけで、度肝を抜かれました。それは歌のリズムが想定外だったから。

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King Gnu勢喜遊の紹介② 【人間性】

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King Gnuを聴いて「人生が変わった」音楽を愛して40年の著者が綴った『KingGnu入門』の決定版!「KingGnuって何?」という方も、既に「ヌー民」の方もこれを読めばKingGnuの曲をさらに楽しめる事間違いナシ!!

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著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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この章ではは3ページにわたってKing Gnuのドラマーの勢喜遊(せき ゆう)さんという人物を【基本情報と略歴】【人間性】【音楽性】に分けて紹介します。

このページでは勢喜さんの人間性についてお伝えします。

 

勢喜さんの人間性

 

King Gnuのメンバー4人のなかで人間性・音楽性すべてにおいて最もトリッキー(奇抜)なのは勢喜遊(せき ゆう)さんかもしれませんし、実はそうではないかもしれません。

音楽性については奥が深すぎるので人間性、あえて見た目から入ってみましょう。

 

見た目

 

勢喜さんはとにかく細いです。

身長171cmに対して、体重52kgというスーパーモデル体型。

顔は俳優の柄本時生(えもと ときお)さんに似ているとか、似ていないとか。

▼柄本時生さん

 

さらにころころ変わる過激な髪形。現在は違いますが、以前は羽根が生えたかのようなヘアスタイルのときもありました。

 

 

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ありがとうございました!! Repost from @go_takakusagi . . 勢喜遊 @hiibaasan_jamesbrown_sokkuri . . Hair color: @katori____na @people_aoyama . . @kinggnu.jp #KingGnu

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「さぞかしヤンチャなオラオラ系?」と間違われそうですが、実際はイケてる美容師さんやスタイリストさんにおまかせされているらしく、とくに「こんなヘアスタイルにしたい!」というご本人の意思でもないそうです。

 

勢喜さんのサングラスとOKAMOTO’Sの関係

 

ステージ衣装ばりにド派手な私服はご自身の選択ですが、意外と無頓着という天然ぶり。

大好きな“レッチリ”ことレッド・ホット・チリ・ペッパーズのTシャツを愛用されているほか、個性的なサングラスにまわりの方々が驚くことも多々ありますが……。

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King Gnu勢喜遊の紹介① 【基本情報と略歴】

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King Gnuを聴いて「人生が変わった」音楽を愛して40年の著者が綴った『KingGnu入門』の決定版!「KingGnuって何?」という方も、既に「ヌー民」の方もこれを読めばKingGnuの曲をさらに楽しめる事間違いナシ!!

King Gnu入門 〜全人類必聴の歴史的革命バンド〜 【メンバーと軌跡編】はこちらから!

著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』目次へ  (全16ページ)

 

この章ではは3ページにわたってKing Gnuのドラマーの勢喜遊(せき ゆう)さんという人物を【基本情報と略歴】【人間性】【音楽性】に分けて紹介します。

このページではまず勢喜さんの基本情報と略歴についてお伝えします。

 

勢喜遊の基本情報

 

名前 勢喜遊(せき ゆう)
担当 ドラム/サンプラー
生年月日 1992年9月2日
出身地 徳島県阿南市
血液型 O型
身長/体重 171cm/52kg
音楽遍歴 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/ウェルドン・アーヴィン/ダニー・ハサウェイ/ディアンジェロ/デズリー/ニーヨ/レデシー/マーズ・ヴォルタ/ケンドリック・ラマー/マック・ミラー/サンファ/グレッチェン・パーラト/スウィンドル/ジェイムス・ブレイク/スティーヴ・アオキ/ロック~ファンク~ラテン~ブラックミュージック~ジャズ
使用楽器 ・シェル:Kitano Stainless Shell
・スネア:Ludwig Black Beauty 14″×6.5″
・ハイハット上:Paiste Signature Dark Crisp Hi-Hat Top
・ハイハット下:Paiste Signature Medium Hi-Hat Bottom
・クラッシュ:SABIAN AA Rocktagon 18″
・クラッシュ:Zildjian FX Oriental Crash of Doom 22″
・チャイナ:Koide Cymbals 503 China 18″
・サンプラー:Roland SPD-SX

 

勢喜さんの略歴

生まれ

 

勢喜さんは徳島県阿南市で生まれ育った、ひとりっ子。血液型はO型。

元プロミュージシャンで血液型B型というご両親のうちお父様はドラマー、ダンスもされていました。

お母様はシンガー。現在は趣味の範囲だそうですが、ご両親とも地元で音楽活動を続けていらっしゃいます。

ちなみに、ひいおばあ様はファンクの帝王“JB”ことジェームス・ブラウンに顔が似ているそうです。

▼ジェームス・ブラウン


By Heinrich Klaffs – https://www.flickr.com/photos/heiner1947/4430588088/in/set-72157623613839496/, CC 表示-継承 2.0, Link 

 

ご両親を筆頭に「ファンキーな勢喜家」として認知されていて、日頃の感謝を込め、徳島名産の“大野海苔”をKing Gnu周辺の方々に贈るという勢喜家の家族愛も話題になりました。

幼い頃から練習用の電子ドラムを叩いていたという勢喜さん。小学4年生の頃、ご両親のすすめでダンススクールに通い始め、ストリートダンスにのめり込みます。

 

中学・高校時代

 

中学時代はソロダンサーとして活躍しつつ、吹奏楽部にも所属。パーカッション(打楽器全般)を担当されました。

中学時代からバンドは始めていたそうですが、高校に入ると先輩にドラムを叩くよう頼まれ、ライブハウスでも演奏。

高校3年生になる頃、先生についてドラムを習い始めます。先生はラテン(中南米発祥の音楽)のバンドに所属。勢喜さんはパーカッションでそのバンドの練習に参加されたこともあるようです。

音楽活動が活発化するきっかけとなったのは、地元のプロミュージシャン、元スペクトラムのギター&ボーカル西慎嗣(にし しんじ)さんとの出会い。

※スペクトラム(1979~1981まで活動)の楽曲「SUNRISE」はスタン・ハンセンの入場曲として有名


当時の勢喜さんのバンドがレコーディングする際、スーパーバイザーになってもらったこともあるそうです。

 

高校卒業後

 

高校卒業後は徳島県内のセッションバーにも顔を出すようになり、上京したのは2012年の元旦。勢喜さんが19歳のときでした。

東京でもアルバイトをしながらセッションバーに通ううちに様々なミュージシャンと出会い、ライブや仕事へとつながっていきます。

ちなみにセッションバーとは、基本的に誰でもセッション(即興演奏)で参加できるバーのこと。ジャズ系・ファンク系などのジャンルや参加方法などのスタイルはお店によります。アンダーグラウンドながらも音楽的な交流が盛んなことから、セッションシーンと呼ばれています。

こうしたセッションシーンでお互い20歳の頃に出会ったのがベースの新井和輝(あらい かずき)さん。

場所は東京・西荻窪のバー「CLOP CLOP」(クラップ・クラップ)だったそうです。

▼「CLOP CLOP」公式ホームーページ


引用:CLOP CLOP(クラップ・クラップ)

 

2018年9月に閉店した横浜の「カモメライブマターズ」で開催されていた、元SOIL&“PIMP”SESSIONS(ソイル・アンド・ピンプ・セッションズ)のサックス奏者・元晴(もとはる)さん主催のジャズイベント「バトルオブスタディー」にも参加されていたとか。

▼SOIL&“PIMP” SESSIONS『Summer Goddess』

 

そして勢喜さん・新井さんのおふたりとも2014年4月に結成された、津軽三味線デュオを含む5人編成の「輝&輝バンド」(ききバンド)の初期メンバーとしても活躍されます(その後メンバーチェンジがあり、現在はおふたりともメンバーではありません)。

▼輝&輝バンドのアルバム『開華宣言』(2015)(画像リンク先で試聴可能)

さらに勢喜さんが六本木のバー「エレクトリック神社」で出会ったのが常田大希さん。

勢喜さんは、後藤克臣さん率いる「エレクトリック神社」のハウスバンド「エレクトリック神社バンド」など、常田さんはSrv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)を1人でやっていて、ドラマーを探していた時期でした。

常田さんに新井さんを紹介されたのも勢喜さんです。

勢喜さん・新井さん・常田さんの3人はこうしたセッションシーンで出会ったわけですね。

 

以上、このページでは勢喜さんの基本情報と経歴をお伝えしました。

次のページでは勢喜さんの人間性についてお伝えいたします。

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著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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King Gnu新井和輝の紹介① 【人間性】

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King Gnuを聴いて「人生が変わった」音楽を愛して40年の著者が綴った『KingGnu入門』の決定版!「KingGnuって何?」という方も、既に「ヌー民」の方もこれを読めばKingGnuの曲をさらに楽しめる事間違いナシ!!

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この章では3ページにわたってKing Gnuのベース担当の新井和輝(あらい かずき)さんという人物を【人間性】【音楽性】【高井息吹と眠る星座】に分けて紹介します。

このページではまずは新井さんの人間性についてお伝えします。

 

新井和輝の基本情報

 

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#Kinggnu

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名前 新井和輝(あらい かずき)
担当 ベース/シンセベース/コントラバス/コーラス
生年月日 1992年10月29日
出身地 東京都福生市
血液型 O型
音楽遍歴 ASIAN KUNG-FU GENERATION/RADWIMPS/ストレイテナー/ELLEGARDEN/ザ・バンド・アパート/ディアンジェロ/エリカ・バドゥ/ジャミロクワイ/アレステッド・ ディベロップメント/2パック/ロバート・グラスパー/ロバート・グラスパー・エクスペリメント(デリック・ホッジ)/サンダーキャット/ケンドリック・ラマー/RHファクター/レタス/ジェイムス・ブレイク/フランク・オーシャン/ベッカ・スティーヴンス・バンド/ビリー・アイリッシュ/アンダーソン・パーク/高井息吹/君島大空/ものんくる/大橋トリオ/さかいゆう/はっぴいえんど/邦楽ロック~90年代ネオソウル~ヒップホップ~ブラックミュージック~ゴスペル~ジャズ
使用楽器 ・ベース:Fender American Elite Jazz Bass V(色:Natural)
・ベース:BLACK CLOUD Black Smoker BETA-5 Act King Gnu新井モデル
・エフェクターボード:YOUSAYSOUNDS
・シンセベース:Moog Sub Phatty

 

「トーキョー・ニュー・ミクスチャー」と称されるが、新井さんが唯一の東京出身

 

いわゆる「ミクスチャーロック(ラップの要素を加えたロック)」という音楽ジャンルではなく、独自の音楽スタイル「トーキョー・ニュー・ミクスチャー」と称されるKing Gnu。

ところがKing Gnuは「トーキョー・ニュー・ミクスチャースタイルバンド」と自称しているわけではなく、台本に書かれてあったものをメンバーが読んだだけだそうです。「ライターさんが書いてくれた」というのが真相だとか。

たしかにファーストアルバムもそのリード曲も『Tokyo Rendez-Vous』ですが、これまでご紹介した3人とも東京出身ではありません。

▼King Gnu『Tokyo Rendez-Vous』

 

ビルや民家など様々な建物が立ち並ぶ「東京」はカオティック(混沌としている)、多要素が混ざり合うところが「音楽性」と重なる……ということでしょう。

アメリカでは音楽の盛んな都市がいくつかあり、それぞれ「NYシーン・LAシーン・ボストンシーン」などと呼ばれるように、日本だと「東京シーン」として盛り上げていきたい……という考え方もあるようです。

 

そんななか、King Gnuでただひとり東京出身なのがベースの新井和輝(あらい かずき)さん。

しかも米軍横田基地のある福生出身なので、国道16号線のベースサイドストリートなどジャズ喫茶やジャズバー、ライブハウスが多く、ジャズが似合うイメージです。

 

【コラム】Tempalay『革命前夜』と新井さんのおなじみの店

ちなみにKing Gnuの仲良しバンドとしても知られるTempalay(テンパレイ)『革命前夜』のMVは福生のハンバーガーショップで撮影されていて、新井さんもおなじみのお店だとか。

▼Tempalay『革命前夜』

その『革命前夜』には常田大希さんによるリミックスバージョンもあります。

▼Tempalay『革命前夜 Remix』by Daiki Tsuneta Millennium Parade

Tempalayといえば、アルバム『21世紀より愛をこめて』(2019年6月5日リリース)のリード曲『のめりこめ、震えろ。』のMVが山田健人監督×PERIMETRON(ペリメトロン)プロデュースで震える名曲です。

▼Tempalay『のめりこめ、震えろ。』

 

新井さんの略歴

小学・中学時代

 

ジャズが似合う街・福生の“まめ”と“そら”という2匹の猫がいるご家庭で生まれ育った新井さんは、小学校の卒業文集で「NBAの選手になりたい」と書いていたそうです。

田臥勇太選手がNBAに行かれた頃、漫画『SLAM DUNK』(スラムダンク)を読んでバスケを始めたとのこと。

▼漫画『SLAM DUNK』(1990年~1996年に週刊少年ジャンプで連載)

中学に入ってバスケ部に所属された新井さんですが、コーチが怖くて3か月で退部。

半年間、帰宅部を続けたのち、あまり規則の厳しくなかった陸上部に入ります。

中学2年生のとき陸上部をサボってコインゲームをしに行く途中、友だちに「バンドやろうぜ!」と誘われたとか。

新井さんがベースを始めたのは14歳。当時はYUIさんの『Good-bye days』が流行っていて、アコースティックギターがブーム。

▼YUI『Good-bye days』

 

新井さん以外の友だちは既に楽器を持っていたそうです。友だちはアコギからエレキギターに持ち替えてバンドを組みたい!ということ。

他に志望者がいなかったのがベース。

新井さんはそれまで楽器を持っていなかったので、新たに始めるならちょうどいいということでベースになったとか。新井さんいわく、これはベーシストにありがちな話だそうです。

 

高校・大学時代

 

さらに新井さんは高校時代、軽音楽部に所属して“アジカン”ことASIAN KUNG-FU GENERATIONやRADWIMPSなどのコピーバンドをしながら、先輩に誘われて出かけたジャズ喫茶でジャズと遭遇。

すっかりジャズの虜になり、ライブハウスに通われます。

そんななか出会った世界的ベーシスト日野“JINO”賢二さんの弟子になったのは、新井さんが高校2年生のときでした。

▼日野“JINO”賢二

その後、音楽系ではない一般の大学に通われつつ、国立音楽大学のビッグバンドのサークルに参加。

さらに19歳のとき、ベースに活かせるようにとコントラバス(ウッドベース)を始めます。師事されたのはジャズベーシストの河上修さん。

▼コントラバス

 

大学4年生になると河上修師匠宅に住み込む機会が訪れたそうです。

そしてジャムセッション(即興演奏)を重ねるなかでドラムの勢喜遊さんと出会い、常田さんともつながってSrv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)に至るという流れ。

King Gnu以外のバンドやベースプレイヤーとしてのサポート活動はメジャーデビュー後も続けられています。

 

3つのキーワードで知る!新井さんの人間性

① 一家の大黒柱のような存在

 

混沌とした要素が混ざり合うという意味では、King Gnuのメンバー4人も個性が際立っています。

音楽や芸術の塊なのに「美しすぎるものを汚す」という美学を貫く、自分に正直な常田さん。素朴ながらも多面性のある井口理さん。音楽以外も独自のノリでマイペースな勢喜さん。

King Gnuの4人には「真面目でシャイで笑顔が素敵」という共通点はあるものの、音楽スタイルのように人柄は多様です。そんな個性的なメンバーをまとめる役割、一家の大黒柱のような存在がしっかり者の新井さん。

同い年でお互い20歳の頃に知り合い、King Gnuのなかでは最もつき合いの長い勢喜さんからは音楽性はもちろん「論理的な話し方」にも絶大な信頼をおかれ、“新井先生”と呼ばれることもあり、ファンのあいだでも愛称として親しまれています。

 

② 勢喜さんと感覚が似ている

 

2018年の大みそか、仕事がオフだからと映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観に行ったら鉢合わせたり、ゲーム機プレイステーション4(PS4)をたまたま同じ日に買ったり、勢喜さんとは音楽以外でも感覚が似ているとか。

井口さんのグダグダになりがちなライブMCをサポートするのも、ルームシェア仲間の新井さん。

2人が一緒に住むようになった理由は「利害の一致」。井口さんが学生寮から出るタイミングと、新井さんが住み込んでいた師匠宅から出るタイミングがたまたま重なったそうです。

 

③ 熱い音楽魂を秘めた紳士

 

King Gnuのなかでは優しい紳士という立ち位置の新井さん。

井口さんいわく「寡黙でマッチョ」。

新井さんご自身も腹筋がゴリゴリに割れている細マッチョと認められていて、意外にもコンプレックスだそうです。

 

ベースプレイヤーになることしか考えず、高校3年間は牛丼チェーンの松屋でバイトしていたという真面目ぶり。モンハン(モンスターハンター)の連れ猫(オトモアイルー)を“おまる”と名づけるほか、ご親戚のお子様をかわいがるご様子はとってもお茶目です。

ただKing Gnuのライブの打ち上げでカラオケに行かれたとき、アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)の『リライト』を5~6回も歌われたり、

▼ASIAN KUNG-FU GENERATION『リライト』

 

高校時代ホワイトデーに「きのこの山」の傘の部分をあえてかじって巨大に作り直し、プレゼントした女の子に引かれたり……。

今なら「きのこの山」の手作りキットがあるのですが、どうやらまだ発売される前、革命前夜の出来事だったようです。

さらに新井さんは通称「音フェチ動画」と呼ばれる「ASMR(自律感覚絶頂反応)動画」をアップする“ASMRist”を真似して、バイノーラルマイクを活用した低音のささやきボイスをラジオで披露されたこともありました。

▼ASMR=バイノーラル録音=ステレオ録音方式の一種|参考「ASMR 50+ Triggers」

 

ごくごくまれに紳士らしからぬ面が表に出ることもある新井さんですが、優しくお茶目なことに変わりはなく、音楽およびベースに関しては非常にストイック。

優れた音楽が正当に評価されることを誰よりも強く願うほど、熱い音楽魂を秘めていらっしゃいます。

そんな新井さんの音楽性についても深掘りしていきましょう。

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著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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King Gnu新井和輝の紹介③ 【高井息吹と眠る星座】

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1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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この章では3ページにわたってKing Gnuのベース担当の新井和輝(あらい かずき)さんという人物を【人間性】【音楽性】【高井息吹と眠る星座】に分けて紹介します。

このページでは新井さんがKing Gnu以外で所属するバンド「高井息吹と眠る星座」についてお伝えします。

 

新井さんは「高井息吹と眠る星座」のメンバー

 

新井さんはジャムセッション(即興演奏)シーンのベースプレイヤーとしての活動もずっと続けられていて、King Gnuのほかに「高井息吹と眠る星座」のバンドメンバーでもあり、様々なアーティストのサポートもしていらっしゃいます。

▼高井息吹と眠る星座『水中』 

 

2016年3月にEveから改名された高井息吹(たかい いぶき)さんは、国立音楽大学出身のシンガーソングライター。ピアノも演奏されます。

▼高井息吹さん

 

地元がご近所という新井さんいわく「Eveちゃん(高井息吹さん)の家は(オルガンが鳴り響く)教会」。

新井さんが大学1年生の頃に、お兄様のトランペット奏者・高井天音(たかい あまね)さんを介して妹の高井息吹さんと出会われたそうです。

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