バリ島のホテルの取り方 ~初心者おすすめサイト~

Webon紹介目次著者

バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

バリ島のホテルの取り方

 

海外旅行において、ホテル選びはかなり重要。

どんなに素敵な観光スポットを巡り美味しい料理を食べても、滞在先のホテルが酷ければ旅行は台無しになってしまいます。それくらい、旅行前のホテル選びは重要なのです。

 

しかし実際のところ、初めてバリ島を訪れる人は土地勘がないため、どのエリアのどんなホテルを選ぶべきかわからないですよね。

それに、海外旅行そのものに慣れていない人はどの予約サイトからホテルを探せば良いのかわからない人も多いことでしょう。

 

そんな人に向けて、今回はバリ島旅行の際のホテルの探し方をレクチャーさせて頂きます!

最後にはおすすめのホテルも紹介しますので、ぜひお見逃しなく。

 

ホテルの取り方は2つ

 

そもそもホテルの取り方にはどのような方法があるのか。大まかに分けて「旅行会社のツアー」と「予約サイト」の2つの方法があります。

 

1 旅行会社のツアー

 

1つは旅行会社のツアー使い、それに組み込まれているホテルを利用すること。

このメリットは、自分でホテルを探す手間が省ける点。そのため会社員の方など、仕事が忙しくてホテル探しに時間がとれない人におすすめです。

それに、パッケージのホテルを使うということは、すでにそのホテルを斡旋(あっせん)する旅行会社からは「信頼できるホテル」だと認められているということ。

自力でホテルを探すよりは、失敗する可能性は下がります。

 

例:HISなどの旅行会社のパッケージを利用する(画像:HIS公式サイト)

(出典:https://www.his-j.com/Default.aspx)

 

HISでバリ島のホテルや航空券を予約したい場合はこちらから

 

2 予約サイトで探す

 

もう1つの方法は、自分で予約サイトからホテルを探すこと。このやり方のメリットは、とにかく自分好みのホテルを探すことができるという点。

滞在日数やエリアによって柔軟にホテルを変えることができますし、価格帯も旅の予算に合わせることもできます。

旅行会社に任せるよりは手間がかかりますが、旅行のスケジュールは自分で決めたい!と考えている人は予約サイトからホテルを探すのが良いでしょう。

 

▼ホテルの取り方比較表

取り方 労力 特徴
旅行会社ツアー 楽にできる 失敗が少ない
予約サイト 手間がかかる 自分好みを探せる

 

おすすめ予約サイト

 

先ほどホテルの探し方について2つの方法を提案しましたが、ここではおすすめの予約サイトをご紹介します。

 

ちなみに私がバリ島で宿泊するホテルを探すときは、断然自分で予約サイトから探す派です!

なぜかというと、そちらの方がたくさんの選択肢の中からお気に入りのホテルを選ぶことができるから。

旅行会社のツアーを利用すると、結局その旅行会社提携のホテルの中から選ぶことになってしまいます。そうすると、その中から自分の希望のホテルに出会うのはかなり難しいのです。

 

ホテルの予約サイトは世の中にたくさんありますが、たくさんのサイトを使って調べると時間がかかりすぎて逆に非効率なため、私は以下の2つのサイトしか使っていません。

 

Booking.com(ブッキングドットコム)

(出典:https://www.booking.com/index.ja.html)

 

Booking.comは1996年にオランダ・アムステルダムで創立されました。

現在、 世界70ヶ国に 198の支社を展開、1万7,000名以上の社員を擁している世界最大級の旅行ECサイトです。

 

Booking.comのご利用はこちらから!

 

Agoda(アゴダ)

(出典:https://www.agoda.com/ja-jp/?cid=-151)

 

agoda(アゴダ)は先ほど紹介したBooking.comのグループです。アゴダの売りは宿泊施設数の多さなどでBooking.comで取り扱っていない宿がある場合も。

 

agoda(アゴダ)のご利用はこちらから!

 

この他にもホテル予約サイトはたくさんありますが、この2つのサイトから探しても良いホテルが見つからなかった場合のみ別のサイトを使うようにしています。

この2つのサイトは定期的にセールが行われていますので、普段は手が届かないような高級ホテルをお得な価格でゲットすることも難しくありません。

 

また滞在期間にもよりますが、滞在日数が長い場合はAirbnb(エアービーアンドビー)を使うとかなり価格が抑えられます。

 

Airbnb(エアービーアンドビー)とは
自分の家や別荘に泊めてあげる事ができる人とそこに泊まりたい人のマッチングサービス。現地の人の家に泊まれる・ホテルよりも安い、などのメリットがある。

https://www.airbnb.jp/

 

現地の人との交流が好きな人はこういったところから予約しても良いかもしれませんね!

 

おすすめホテル

 

それでは最後におすすめのホテルを紹介します。

どのエリアに滞在するのかにもよりますが、ここではバリ島を代表する繁華街クタのホテルを1つ紹介します。

 

バリ島・クタエリア
「クタ」はバリ島随一の観光エリア。

有名なクタビーチや大型ショッピングセンターがあり観光客が絶えない。

▼クタビーチ

 

クタでおすすめしたいホテルといえば、Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)です。

 

▼Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)公式HP

(出典:http://terraceatkuta.com/)

 

クタエリアの中心にある、中級レベルのホテル。

 

ちなみにこのホテルはBooking.comから予約しましたが、予約時はセールが行われていて40%オフで宿泊できました。

定期的にセールが行われていますので、たまにチェックしてみると良いかもしれませんね!

 

<【Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)】Booking.comでの現在の値段はこちらの「検索」ボタンから調べられます!>



Booking.com


このホテルはとにかく清潔感があり、潔癖だと言われる日本人でも快適に過ごすことができます。

Wi-Fiの速度も速く、スタッフもフレンドリー。クタの中心にあり立地も良好で、滞在環境としては申し分ありません。

 

敷地内にあるプールも広くて気持ち良いので、もしクタに滞在する予定があるのであればぜひ利用して欲しいホテルの1つです!

 

Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)

公式サイト:http://terraceatkuta.com/

 

注意すべきホテルはある?

 

もちろんホテルは泊まらなければ本当の良し悪しは分からないのですが以下のようなホテルは初心者の方は注意しましょう。

 

  • 予約サイトに掲載されている画像がわかりずらい
  • 写真が綺麗なわりに、ホテルの価格が異常に安い
  • 口コミ数が少ない、あるいは多くても評価が低い

この3点に気をつけておくのが重要です。

現地へ足を運ばずに予約サイトからホテルを選ぶ場合、予約サイトの写真や情報から選ぶことになります。

どのホテルも写真だけは綺麗に撮影するとは思いますので、いざ訪れてみると現実とは異なることも。

その場合は、予約サイトから予約する前に直接ホテルのホームページを検索してみるなどをすると良いかもしれません!

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

バックパッカー旅行で現地の治安や情勢を知る方法

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

現地の治安や情勢を知るには?

 

海外は日本ほど治安の良いところばかりではありません。

先進国ですら窃盗集団が街中にいたり、

テロリストが国内に潜んでいたり、

麻薬の売買が盛んに行われていたりする、

という地域も多くあり海外バックパッカー旅行は危険との隣り合わせでもあります。

 

それでも海外バックパッカー旅行は得られるメリットが大きいと考えていますので、ぜひ皆さんに1度経験してみていただきたいと思っています。

 

ただ、安全なバックパッカー旅行を行うためにも

「どのように現地の治安の情報を得るか」

という情報収集は必要不可欠となります。

 

今回は僕が日頃実践している、現地の治安や情勢を知るためのノウハウをご紹介します!

 

1 外務省海外安全ホームページの確認

 

 

まずは渡航前に必ず、「外務省 海外安全ホームページ」を見て渡航先の情勢を確認しましょう。

 

地域ごとに細かくレベル14まで安全度合いの区分がなされており、視覚的に治安レベルを認識することができます。

 

外務省 海外安全ホームページ

 

レベル毎に外務省が危険度を定めているのですがどうしても行きたい時に行くべきかどうかの判断は自身でする事になります。

僕の個人的な感覚としては、レベル1地域(黄色)は注意する程度で、レベル2地域(薄橙色)ギリギリ渡航できるがよほどの理由がない限りは避けたほうが良いといったイメージになります。

レベル3(濃い橙色)、レベル4(赤色)はテロや紛争が頻発している地域となりますので、渡航は控えてください。

 

こちらのページでは、治安のほか感染症の情報等も得ることができるので、渡航前に必ずチェックしましょう。

 

2 たびレジに登録

 

「たびレジ」とは海外渡航中に、滞在場所や日程、自分の連絡先を登録することで、テロや災害等、緊急時に最新の情報が外務省から自分の携帯端末等に送られてくるサービスになります。

現地で万が一のことがあっても、素早く日本政府から支援を受けることができるので、バックパッカーは絶対に登録をしておきたいですね。

 

 

たびレジ

外務省が運営する海外情報発信サービス。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

 

3 地球の歩き方を読もう

「地球の歩き方」には、現地のリアルな治安情報が書かれているページがあります。

例えば、「〇〇駅前はひったくりが多発している」や「〇〇ストリートはホームレスが多く雰囲気が悪い」といったものです。

こうした情報は実際にその場所を歩いた人の情報提供に基づくものなので、信憑性は高いと言えます。

 

渡航前に必ず確認しておきたいですね。

ただし、端っこに小さく書かれていたりすることも多いので、隅々までチェックするように心がけましょう。

 

4 海外ニュースを見る習慣をつけよう

 

海外ニュースを見る習慣をつけておくと、世界のどの地域が危ないかを事前に頭の中で整理することができます。

基本的に海外ニュースに登場しない国は、テロや紛争等が起きていない国とある程度認識することができるからです。こうすることで、テロや紛争の多い中東やアフリカといった地域でも、「〇〇は危ない」「〇〇は渡航できる」といった判断が自分の中でできるようになります。

 

僕が日頃チェックしている海外ニュースは主に以下です。

  

著者がチェックする海外ニュース

BBCニュース(https://www.bbc.com/news

CNNニュース(https://edition.cnn.com/world

AFPBBニュース(http://www.afpbb.com/

Al Jazeera(https://www.aljazeera.com/

 

 

多くは英語になりますが、AFPBBニュースは日本語で読めるサイトもあるので、ぜひ活用してください。

 

国境地帯は特にチェック!

 

世界の多くの国は、他国と国境を接しています。そして、国境地帯は国同士の争いが多く生じている地域です。

多民族国家(多くの民族が共生している国家)では民族の自治権拡大を求めて、反政府武装勢力(武器を装備して、政府の政策や存在に対し反対運動を行っている勢力)が活動していたりする地域もあります。

国境地帯はそうした危険性が含む場所であるという認識のもと、国境地帯へ足を運ぶ際には細心の注意を払う必要があるでしょう。

 

特に海外バックパッカー旅行では、陸路で国境を移動する機会も多いので、非常に大事なポイントです。

 

現地の人から現地の情報を得よう

 

結局のところ、現地に行って現地の人から生の情報を得るのが一番です。

ゲストハウス(泊っている場所)のスタッフや、長く渡航先の国に滞在しているバックパッカーや現地で働いている人に、自分がこれから行こうとしている場所の治安等を聞くことを常に心がけてください。

ただし、現地人に聞くと現地人は慣れているため「そんなに言うほど治安は悪くないよ」と言われる場合もあります。

それは正しい場合もありますが、あくまでも「現地で生活している人にとっては」の話であり、外国人旅行者となるとまた状況が違ってくる可能性もあるので、現地の人の声を鵜呑みにすることは避けるべきでしょう。

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

スポンサー




 

目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

世界の絶景111選【オセアニア編】

Webon紹介目次著者
世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第1章では、海外旅行などに縁がなかった初心者の方でも分かりやすいように、世界を

ヨーロッパ】【北米】【南米】【アジア】【アフリカ】【オセアニア】【中東

の7つのエリアに分けて絶景スポットをご紹介します。誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。

 

初心者にもおすすめ!世界の絶景【オセアニア編】

(出典:https://www.google.co.jp/maps/) 

 

オセアニアは、オーストラリア大陸や太平洋に浮かぶ島々の総称。

手つかずの豊かな自然が、最大の魅力。かつて欧米諸国の植民地になったことから欧米文化が街を彩り、僻地には先住民の生活風景も垣間見られます。今回は、オセアニアにある16の国とアメリカ合衆国のハワイ州を加えた17の地域から、10の絶景スポットを選んでみました。

 

初心者でも行きやすい有名スポットを中心に、海の絶景はもちろん、オセアニア随一の星空人気観光スポットや内陸の絶景スポットも選んでおります。

 

ここで紹介する17の国・地域
オーストラリア、キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン諸島、ツバル、トンガ、ナウル、ニウエ、ニュージーランド、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、フィジー、マーシャル、ミクロネシア、ハワイ

 

1 【ニュージーランド】世界一のスターゲイジングスポット!『テカポ湖』

 

ニュージーランド屈指の星空スポットとして有名なテカポ湖。比較的アクセスに長けており、訪れる人も多く初心者にもおすすめの絶景スポット。

雪帽子を被った雄大なサザンアルプスの山々とミルキーブルーの湖と湖畔に佇む小さな教会の絶景はニュージーランドを代表する景勝地となっています。ミルクを溶かしたような乳白色の湖の色はここに来なければ味わえません。

春になると湖畔に咲くルピナスの花とのコラボは、大自然が創りだす最高の贈り物。

 

<ルピナスの花>

(出典:https://www.flickr.com/photos/francisvallance/22637433859)

 

善き羊飼いの教会のそばには、ニュージーランド開拓時代に活躍した牧羊犬たちを称えて造られたパウンダリー犬の像があり、格好の記念撮影スポットとなっています。

世界一星空が美しいといわれるテカポ湖の夜の星空観測では、運が良ければ黄色、黄緑、ピンク、赤など、星空を華やかに染め上げるオーロラを見ることができます。

 

<テカポ湖の星空>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Church_of_good_Shepherd,_lake_Tekapo,_stargazing_view_5.jpg)

 

澄み切った夜空でキラキラ輝く星たちを見れば、心の底からの癒しを感じられるはず。また、水着着用の温泉もあるので、湖の絶景を眺めながら、日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょう。

 

おすすめビューポイント
昼間は、ミルキーブルーの湖と雪山のコラボは目を見張るほどの絶景。夜は、南十字星や天の川など、世界最南端の天文台「マウントジョン」からの南半球の星空を満喫するのもおすすめです。

アクセス

南島のクラストチャーチから車で約3時間半。ツアーあり。

URL: http://www.tekapo.co.nz/The-Godley-Hotel/Home.aspx

 

2 【パラオ】太平洋にモコモコと浮かぶ島々『ロックアイランド』

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Aerial_view_of_uplifted_limestone_islands_in_Palau.jpg)

 

パラオ中央部のコロール島とペリリュー島の間にある、大小約445もの島々をロックアイランドと呼んでいます。パラオ空港からも程近くにあり、多彩な観光を楽しめるので、初心者にもおすすめです。

火山が起源の隆起珊瑚礁の島々で形成されており、ミルキーブルーの海に浮かび緑に覆われた美しい景観から日本統治時代には「パラオの松島」と呼ばれていました。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/asimulator/4290163671/in/photolist-7x7dca-7x72sX-7x6YgD-7x7nug-7xaMWA-7x6ZNe-7x7Btr-7x7NUX-7x7dya-7xaKbU-7x7b7K-7x6X1F-7CoCZG-7x6Xg8-7xaKo9-7x7coV-7xbdDs-4pfai2-7xbe6U-8DktUE-7x7oEa-7xaMdU-kiU8zp-7xaLLL-7x6ZAT-7xbr5Y-7xaLCN-7xbdLN-7x7bXV-7x7r8v-7x7BgP-7xbbTS-7x7r2r-7xbrxC-7x7pAa-7xbqSA-7x7Avv-7xbcms-7xbeBJ-7x7P8e-7xb1iG-7xbpzJ-7x7NMX-7x7bUg-7x7DM8-7x7edV-7x7qTK-7x7qPR-7x7dnV-7x7A6p)

 

ほとんどの島は無人島で、手つかずの豊かな自然を育んでおり、固有の生態系が息づいています。島々の中には、考古遺跡や戦時中に旧日本軍が残した戦争の傷跡も見学できます。

一番ステキな島は、白い砂と森の緑が美しさを引き立てる、星形のカープ島。周辺にはダイバーたちを魅了する、ダイビングスポットもあります。もちろんシュノーケリングやカヌー、クルージングもできますよ。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/amanderson/12672264883/in/photolist-kiNERz-7xaYyh-agKPHn-7x7awM-kiNTzc-7xaPHN-7xb2eo-kiPNJY-7x6ZgB-7xaN6w-7xb1nu-7x722H-7xaL4u-7xbe31-7xbepw-7xbc8G-7x7nVB-7x7pfx-7x7CKV-7x7bfn-7x7Dik-7xaPmu-7xaNPJ-7xbrn9-7x7dca-7x72sX-7x6YgD-7x7nug-7xaMWA-7x6ZNe-7x7Btr-7x7NUX-7x7dya-7xaKbU-7x7b7K-7x6X1F-7CoCZG-7x6Xg8-7xaKo9-7x7coV-7xbdDs-4pfai2-7xbe6U-8DktUE-7x7oEa-7xaMdU-kiU8zp-7xaLLL-7x6ZAT-7xbr5Y)

 

女子旅には、美容効果の高い乳白色の石灰石の泥海「ミルキーウェイ」で、天然泥パックを体験するのもおすすめです。

 

おすすめビューポイント
ロックアイランドの美しさを満喫するには、遊覧飛行で上空から見ること。300500m上空から見るフォトジェニックな光景は感動ものですよ。

アクセス
パラオ国際空港から、ロックアイランドの玄関口になっている、コロール島まで車で約10分です。

 

3 【オーストラリア】まるで天国!世界有数の美しいビーチ!『ホワイトヘブンビーチ』

(出典:https://www.flickr.com/photos/chop/4971988339)

 

オーストラリアの世界遺産グレートバリアリーフの中心部に位置する、純白の砂浜が美しいビーチです。世界で最も美しいビーチのひとつとされており、白い砂浜が約7kmにわたって広がっています。

コバルトブルーの海と白砂が混ざり合った美しい景色を見た人々は、「まるで天国のよう」と称賛しています。アクセスも比較的簡単で、世界遺産としても人気のグレートバリアリーフ内なので、初心者でも安心して訪れることができる絶景スポットです。

 

 

海の透明度が高いのは、45月。または911月です。このころの澄んだ海ときめが細かくキラキラと輝く純白の砂のコラボは言葉にならないほどの絶景です。白砂を歩くのもいいですが、ボートやヘリコプターから眺めるのも感動的。

もちろん、日光浴や遊泳も楽しめちゃいますよ。また、ツアーに参加して、白砂のビーチでワインや手軽なランチをピクニック気分で満喫するのもホワイトヘブンビーチの過ごし方。

 

<ヒル・インレット>

(出典:https://www.flickr.com/photos/wicker-furniture/8637157244)

 

おすすめビューポイント
ヒル・インレット展望台から見る、海と白砂のグラデーションは必見です。

アクセス

ケアンズからハミルトン島まで約1時間半。ハミルトン島からは、高速船のカタマランで約30分。ハミルトン島から水上飛行機やヘリのツアーで訪れるのも◎。

URL: https://www.tourismwhitsundays.com.au/hill-inlet

 

 4 【ニュージーランド】かわいらしい映画村はやっぱり絶景『ホビット村』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Hobbiton_Movie_Set,_Matamata.jpg)

 

絶景映画としても有名な『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』の、ロケ地を観光してみませんか?目の前に広がるのは、映画そのままの風景。そぞろ歩きをしていると、冒険心もワクワク湧いてくるはず。

<映画『ホビット』(画像クリックでDVD詳細へ)>

(出典:https://www.flickr.com/photos/othree/38486273926)

 

日本語のガイドツアーもあり、映画のロケ地という親しみやすいシチュエーションは、初心者観光にもピッタリですね。もちろん、ひとつひとつのお家はとってもかわいくて、映画を知らなくても十分楽しめます。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Hobbiton_mill_and_double-arched_bridge.jpg)

 

映画を見た方は、ビルボの家やホビットの穴、居酒屋や水車小屋、パーティーツリーなど、ホビット庄の雰囲気も満喫できますよ。ホビットの家の前で記念撮影ができるスポットもあるので、旅の思い出にぜひ。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/bugie/14785436242)

 

ツアーでは、撮影の裏話やセットがどうやって作られたかなど、ここに訪れなければ分からないことをいっぱい聞けちゃいます。映画に登場したパブ「グリーン・ドラゴン」で、ドリンクを味わうのも一興です。

 

おすすめビューポイント
ビルボとフロドの家「袋小路屋敷」はもちろん、水車小屋や二重アーチの橋など、絶景スポットは色々。

アクセス

オークランドから車で約2時間。ツアーもたくさんあるので初心者の方は、ツアーで行かれることをおすすめします。

URL: https://www.hobbitontours.com/en/


 

5 【ニューカレドニア】青空とラグーンの美しさは天下一品『ムリビーチ』

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Ouvéa_Plage_de_Mouli.JPG)

 

ニューカレドニアといえば、天国にいちばん近い島という言葉が頭に浮かびます。

ウベア島は、森村桂氏の小説『天国にいちばん近い島』の、舞台となった場所。ウベア島にあるムリビーチは、この言葉を象徴するほど美しいビーチ。

5kmの白砂のビーチは、ニューカレドニアで一番のパウダーサンドといわれており、静寂に包まれています。

 

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ウベア島_(ニューカレドニア)#/media/File:Ouvea_Pont_de_Mouli.jpg)

 

白砂のサンドビーチで日光浴をしながら、透明なスカイブルーの遠浅の礁湖を見渡し波の音を聞きながら、何もしない贅沢を味わうのにピッタリ。ホワイトサンドの砂浜を裸足で歩けば、鳴き砂のようにキュッキュッと音が鳴ります。

アクセスも良好で初心者でも大満足できること間違いなし。

特にサンセットの絶景は幻想的です。カヤックやパドルなどウォータースポーツを楽しむのも◎。ナイトSUPツアーも開催しており、結構体力は使いますが参加する価値ありです。

アクティブに楽しみたい方で、時間がある方は、イルデパン島へ行くのもおすすめです。

 

おすすめビューポイント
スカイブルーの透明度の高い海は、見事なまでのグラデーションが広がります。白砂とのコラボ写真は撮る価値あり。桟橋から見下ろす海景は、心が洗われるほど美しいですよ。

アクセス

アウベア空港から車で約30分。

URL: https://www.newcaledonia.travel/ja/

 

6 【ハワイ】ワイキキを見渡す景勝地『ダイヤモンドヘッド』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Diamond_Head(ダイヤモンドヘッド)_-_panoramio.jpg)

 

ハワイオアフ島のランドマークとして有名な、ダイヤモンドヘッド。山頂の展望台から見る、青碧の海が広がるワイキキビーチやホテル群、サウスショアのパノラマを望む、初心者観光にもってこいのスポットです。

体力がある方はぜひ、1.3kmのハイキングトレイルを楽しむ観光は必見です。登山道は長い階段が少しきついですが整備されており、自分のペースでゆっくり登れば子供も年配の方も上ることができます。

 

<マジックアイランドからの朝日>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Waikiki_Sunrise_2_(16239354972).jpg)

 

標高232mから見下ろす、ワイキキの絶景はハワイに訪れた思い出と、頂上まで登った達成感を味わえるので思い出作りにも最高ですよ。日本語ガイド付きツアーをはじめ、さまざまなツアーが用意されているので、こちらを使うのもおすすめです。

 

<夕日>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Full_Moon_over_Diamond_Head_(4677897922).jpg)

 

おすすめビューポイント
早起きしてダイヤモンドヘッドの日の出ツアーに参加するのも、ステキな思い出になること間違いなしです。ダイヤモンドヘッドから昇る朝日を、マジックアイランドから望むのもお忘れなく。また、夕景や夜景では、ワイキキビーチからダイヤモンドヘッドを望む絶景を楽しむのにもおすすめです。

アクセス

ワイキキから車で約10分。ワイキキ中心部から23番バスが出ています。

URL: http://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/oahu/diamond-head-state-monument/

 

7 【クック諸島】最後の楽園という言葉がふさわしい絶景スポット『アイツタキ島』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:2_Aitutaki_Tapuaetai.jpg)

 

死ぬまでに一度は見たい、南太平洋の絶景アイツタキ島。

クック諸島に位置しており「最後の楽園」と称されています。アクアリゾートでもNo.1といわれる透き通った海水の浅瀬が果てしなく続き、キラキラ輝く海面は眩しいほど。

この絶景はニュージーランドのハネムーナー憧れの地となっており、日本人にはまだあまり知られていない分、海外リゾートを満喫できます。

 

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/13/Sandbar%2Cone_foot_island_-_panoramio.jpg/640px-Sandbar%2Cone_foot_island_-_panoramio.jpg)

 

父と子の愛情を語る伝説が残る「ワンフット・アイランド」での、シュノーケリングも外せません。たくさんのサンゴや魚たちが戯れる姿を間近で見ることができます。また、透明度が高い海なので、船の上や海上からも海中をはっきり見ることができます。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Aitutaki?uselang=de#/media/File:Aitutaki_sunset_1.jpg)

 

おすすめビューポイント
アイツタキ本島の西海岸の絶景は言葉を失うほど。また、ツアー参加で体験できる、ターコイスブルーの海に囲まれた真っ白なサンドバーは、最高のフォトジェニックスポットです。

アクセス
ラロトンガ島より国内線で約45分。

 

8 【パプアニューギニア】冒険好きの方におすすめ!『ロウナ滝』

(出典:https://www.flickr.com/photos/rapidtravelchai/8073776667)

 

海の絶景も外せませんが、ぜひ、内陸の絶景地にも訪れてほしいもの。ツアー参加で行けるので、初心者にもおすすめです。

バリラタ国立公園とセットの半日観光で訪れることができます。雄大な渓谷美はもちろん、落差約60mの迫力満点のロナウ滝はマイナスイオンもたっぷり。511月の乾季には、水が少なくなるので、おすすめできません。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/65638600@N05/8073768986)

 

ツアーで行くパリラタ国立公園は、国旗にも描かれている「極楽鳥」の生息地として有名です。トレッキングコースを歩けば、運次第では会えることも。

もし彼らの求愛ダンスを見られたら幸せになれるとの伝説もあるので挑戦してみては?また、コイヤリ族の住居「ツリーハウス」も展示されています。

 

おすすめビューポイント
水飛沫を体いっぱいに浴びられる滝つぼ周辺が、おすすめのビューポイント。迫力満点の滝と一緒に記念写真するのもおすすめです。

アクセス

首都区のポートモレスビー市内から北に車で約45分。初心者は、ツアー参加がおすすめです。

URL:https://www.lonelyplanet.com/papua-new-guinea/port-moresby/attractions/varirata-national-park/a/poi-sig/501202/362879

<ロウナ滝付近>

 

9 【ミクロネシア】フジテレビの「世界の絶景100選」に選ばれた小さな島!『ジープ島』

 

ミクロネシア連邦チューク州にある、直径34mのおとぎ話にでてくるような小さな島。

ブルーの海に囲まれた白い砂浜とヤシの木でできた島で、外周は110mで一周は徒歩で3分ほど。日本人のみ年間約800人を受け入れています。蚊やハエもいないという清潔な島を、独り占めする贅沢な観光は満足度もたっぷり。

グアム旅行のついでに足を延ばすのにもピッタリで、初心者にもおすすめです。受け入れ制限があるので、早めに予約をしてくださいね!

 

透き通る青い海の絶景を、360度見わたせるなんて夢みたい。近くの海には野生のイルカたちが生息し、一緒に泳ぐこともできちゃいます。頻繁にスコールが降るので、海に180度の虹が架かる幸せいっぱいの絶景も見られます♡

ここには宿泊施設もあり希望の方は、野外で星空を眺めながら外で眠ることも。起きたら目の前には神々しいサンライズが待っています。

 

おすすめビューポイント
ヤシの木のハンモックに寝転んで、ビーチで美しい海を眺めながら、のんびりするのもおすすめです。

アクセス

グアムからボートで約40分。飛行機で約1時間半。現地名はFananan(ファナナン)です。

URL: http://www.jeepisland.info/

 

10 【フィジー】フィジーの隠れ家的な美しいビーチ!『ナタンドラ・ビーチ』

(出典:https://www.flickr.com/photos/129178283@N07/16344785296/in/photolist-v4Df9j-uMxWuA-u8hVqc-v4DfPs-u8hWAP-uMG2d6-9zLJjo-v59eNK-qUkie3-pFhJEb-dNsLcn-bCzxDf-bRuh5X-Mr3iuR-pFhKu7-bCzegS-bCA9WJ-NS3ZFp-dNyiF9-bRtTWR)

 

フィジーの絶景ビーチは、「ビチレブ島で一番!」と称賛されるほど美しい隠れ家的なビーチです。

130km続く美しいコーラルコーストの中にあるビーチで、端から見渡すと約2kmにわたる砂浜が弧を描く、壮大な景色が広がります。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/yaranaika/19081219595)

 

かつては、プチリゾートしかありませんでしたが、300mのところにモダンで広々とした客室を備えた、大型リゾートが誕生したのでそちらに泊まるのも◎。

インフィニティプールなどの施設も充実しています。海と一体となったプールからの景色も素敵。15ホールのゴルフコースもありますよ。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/kenkuchih/7123518753/in/photolist-v4Df9j-uMxWuA-u8hVqc-v4DfPs-u8hWAP-uMG2d6-9zLJjo-v59eNK-qUkie3-pFhJEb-dNsLcn-bCzxDf-bRuh5X-Mr3iuR-pFhKu7-bCzegS-bCA9WJ-NS3ZFp-dNyiF9-bRtTWR)

 

しかも、ビーチで遊べるのはシュノーケリングやサーフィンなどのマリンアクティビティだけではありません。乗馬やピクニックだって楽しめちゃいます。近隣の砂丘観光も、おすすめです。

 

おすすめビューポイント
透き通った美しい海は、ゴーグルをつけただけで海底のサンゴを見ることができるほど。

アクセス
ナンディ国際空港から車で約50分。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

バックパッカー旅行の航空券の取り方

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

航空券の取り方をご紹介!

 

いざバックパッカー旅行で海外に飛び立とうと思い立っても、肝心な航空券の取り方が分からなければ出発はできません。

 

バックパッカーは基本的に旅行会社に「旅のプランを委ねる」という概念がないので、自分の力で航空券を探し、手配しなければなりません。

 

初めて自分一人で航空券の予約する時は緊張するもの。

その為まずは、どうやってバックパッカーは航空券を探せばいいのかを知る必要があります。

 

今回はバックパッカーが知っておきたい航空券の取り方・探し方についてのご紹介です!

 

1 経由便の活用

 

まずは一つ目、バックパッカー旅行の際は経由便(トランジット)を有効に活用していきましょう。

経由便とは直接目的地の国まで行くのではなく、一度他の国で乗り換えてから目的地の国へ行く航空便の事です。

 

 

大手航空会社の場合など直航便にすると行先によっては片道で10万円以上と、かなりの値段がかかってしまうことがあります。

経由便であれば時間はかかるものの、直行便に比べて安く移動することができますよ。

 

「乗り継ぎは面倒なもの」と思ってしまうかもしれないですが、近年では乗り継ぎ客を誘致するために構内設備を充実させた空港や、乗り継ぎの時間内に空港の外に出てツアーに参加できる空港もあります。

 

編集部コラム

経由便の場合は数時間後には次の航空機(目的地への便)が出てしまう事が多いので乗り継ぎの空港から出る時間が無い事が多くあります。

空港から外へ出る場合は乗り継ぎ国だとしても入国・出国手続きなどがあるのでそれらで時間を要してしまう事も外へ出られない一つの要因です。

その為空港の構内設備が充実している事や空港の外へ出られるツアーがある事が、お客さんの誘致につながるのです。

 

僕はアブダビ国際空港(アラブ首長国連邦)で乗り継ぎの時間に実際にツアーに参加したことがありますが、無料で街中を巡ることができてとても内容としては良いものでした。

 

個人的に乗り継ぎにおすすめの空港は、お隣り韓国の仁川国際空港、シンガポールのチャンギ国際空港、UAE(アラブ首長国連邦)のアブダビ国際空港といった空港になります。

これらの空港は構内のWi-Fiがスピーディーで、乗り継ぎ客向けの設備が充実している(シャワーがある、食事処が多い、休憩できる椅子やベッドが用意されている)空港になります。

 

▼著者が実際に乗り継ぎ経由したタンザニア、ダルエスサラームのジュリウス・ニエレレ国際空港

 

こうした空港を経由する便で、安い航空券を見つけた場合にはぜひ活用することを検討しましょう。

 

2 LCCの活用

 

もう1つバックパッカーならうまく活用していきたいのがLCCです。

 

LCCはLow Cost Carrier(ロー・コスト・キャリア)のことで、機内サービスのほとんどが有料になる代わり、全体的に移動費用が安く抑えられる格安の航空会社のことを指します。有料になる機内サービスとは荷物を預けたり、中には機内食が有料になる事もあります。

 

日本ではジェットスター・ジャパン(Jet Star Japan)やピーチ(peach)といった航空会社がLCCになりますね。

▼Jet Star Japan公式サイト

Jet Star Japan公式サイトURL:https://www.jetstar.com/jp/ja/home

Peach公式サイトURL:https://www.flypeach.com/pc/jp

 

バックパッカーは隣国や比較的距離の近い国を行き来することが多いので、基本的に短距離〜中距離路線に特化しているLCCの出番は必然的に多くなります。

 

特に東南アジアではエアアジア(Air Asia)、ヨーロッパではライアンエアー(Ryanair)といったLCCが数多くの地域に就航していて利用する機会も多くなることでしょう。

▼エアアジア公式サイト

Air Asia公式サイトURL:https://www.airasia.com/jp/ja/home.page

Ryanair公式サイトURL:https://www.ryanair.com/gb/en/

 

LCCのデメリットと対策

 

そんな格安航空券が手に入るLCCですがデメリットとして挙げられるのは

 

・  遅延することが多い

・  欠航した場合の補償があまり無い(あらかじめは保険として割り増しで払えば受けられるシステムになってます)

・  持ち込み手荷物の重量制限が厳しい(航空会社次第ですが、例えばエアアジアでは1つ7kg以下まで)

・  繁盛期はそこまで安い値段とも言えない

 

などです。

これに対し、バックパッカーが行っている対策は

 

・  出張等ではないので、遅延はあまり気にしていない

・  欠航した時の補償は諦める

・  工夫して手荷物を少なくする

・  安い時期に航空券を買う

 

です。(少なくとも僕は)

 

おすすめの航空券検索サイト

 

世の中には数多くの航空券手配サイトが存在し、それらをまとめて検索して表示してくれる航空券比較サイトと呼ばれる便利なサービスがあります。

先程、紹介したJet Star Japanや他のLCCの航空会社もまとめて検索できます。

以下はその中でも有名なサービスです。

 

1 スカイスキャナー(Skyscanner)

 

おそらくほとんどのバックパッカーが一度は利用したことがある航空券比較サイトです。燃油サーチャージや空港使用量等の値段を個別に表示もしてくれるので、使い勝手の良いサイトになります。

 

 

スカイスキャナー公式サイトはこちらから

 

2 momondo

 

momondoはヨーロッパで人気のある航空券比較サイトで、特にヨーロッパ圏の航空券検索を得意としているサービスです。難点は日本語表記に対応していなく、検索から購入までの過程を全て英語で行う必要があります。

 

 

momondo公式サイトはこちらから

 

3 エクスペディア(Expedia)

 


エクスペディア
の航空券検索機能でも、比較的安価な航空券を探すことができます。エクスペディア特有の利点は、航空券+ホテルを一括で予約するのに便利なところ、またポイントを貯められるので多少お得になるところですね。

 

エクスペディア公式サイトはこちらから

 

世界一周航空券を利用するのもアリ

 

バックパッカーで世界一周をするのであれば、世界一周航空券を利用するという手段もあります。

 

世界一周航空券は、ワンワールド(one world)やスターアライアンス(star alliance)といった航空連合が取り扱いを行なっています。

 

航空連合

航空会社間の連合組織のこと。同一連合内においては、コードシェア便やマイレージサービスの相互乗り入れなど、旅客の利便性を図り、集客の向上を目指すことになっている。「航空アライアンス」とも言う。

日本からはワンワールド(https://ja.oneworld.com/加盟航空会社-26i/概要)にはJAL、スターアライアンス(https://www.staralliance.com/ja/member-airlines)にはANAが加盟している。

 

「あらかじめルートを決める必要がある」「同じ連合に加盟している航空会社しか利用できない」といったデメリットがありますが、20〜30万円程度で全て世界一周航路を最初からまかなうことができるので、使いかた次第では効果的なものになるでしょう。

 

旅行会社のH.I.S.でも世界一周航空券を取り扱っていますので見てみてもいいかもしれません。

 

 

H.I.S.世界一周航空券特設ページはこちらから

 

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

スポンサー




 

目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

バックパッカー旅行に適したバックパックの選び方

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパックの選び方

 

バックパッカー旅行をする多くの方が使用するバックパックですが、渡航先の気候や用途の違いによって選び方が異なってきます。

 

バックパック
バックパックとは元々「リュック」の英語。(リュックは和製英語です)その為、背中に背負う形のものを総称して「バックパック」と呼ぶが、日本で「バックパック」と言えば登山や旅行用のものを指すことが多い。(普通のリュックである事もある。)

▼バックパックの例

 

どうすれば最適なバックパックを自分の判断で選ぶことができるのか知っておきたいところですよね。

 

今回はバックパックの選び方を中心に解説いたします!

 

バックパックを使うべき理由

 

そもそもの話ですが、バックパッカーは必ずしもバックパックを使うべきとは言いきれません。

コロコロ転がせるキャリーバッグを使って長期で旅をすることも広義ではバックパッカーと呼べますし、最近ではバックパックとキャリーバッグが一体となったバッグまで存在します。

 

▼キャリーバッグの例

▼バックパックとキャリーバッグが一体型になったバッグの例(画像クリックで商品詳細へ)

 

しかし個人的には海外を長期で旅するのであれば、キャリーバッグよりもバックパックを使用することをオススメします。

 

理由は

・  階段、坂道や石畳の道でも楽に移動できること

・  キャリーバッグよりもポケットの数が多く、必要な小物を取り出すことに長けていること

です。

 

海外の特にヨーロッパは、旧市街を中心に階段や石畳の道が多く、そこを移動する際にはキャリーバッグを転がすよりもバックパックを背負ったほうがより楽に移動することができます。

またキャリーバッグよりもバックパックのほうが一般的にポケットの数が多くなっているので、必要な小物をすぐ取り出すことができ、機能面でもバッグパックのほうが長けています。

 

バックパックは旅行用と登山用どちらがオススメ?

 

実はバックパックには旅行用と登山用の2種類があります。

 

一般的なバッグパッカー旅行の際はどちらを選べばいいのでしょう?

 

結論から言うと、旅行用のバックパックで大丈夫です。

なぜなら、登山用バックパックは登山に対応するために作られており、バックパッカー旅行には必要のない機能まで有している場合があるからです。

 

「登山に対応」とは、すなわち雪山用具を収納・設置できる構造といったものに代表されます。

こうした構造を備えるために、登山用バックパックは旅行用バックパックよりもより複雑に作られているのです。

 

そのため、バックパッカー旅行と登山を並行して行わない限りは、よりシンプルな構造をした旅行用バックパックで事足ります。

 

バッグパックの選び方

 

バッグパックの選び方で大事になるのが、機能の有無です。具体的には以下の機能を重視し、バッグパック選びを行とう良いでしょう。

 

▼チェックポイント

  • ポケット数の多さ
  • ポケットがファスナータイプでフックが2つ
  • ウエストハーネスがある
  • レインカバーがある

 

1 ポケット数の多さ

 

ポケットの数が多いほど、収納と取り出しがスムーズになります。

自分で「このポケットにはこれ」といった風にカテゴリー分けをしていくと良いですよ。

 

2  ポケットがファスナータイプでフックが2

 

ポケットは紐タイプではなく、ファスナータイプのものを選んだほうが無難です。

この時必ずファスナーのフックが2つあるタイプのバッグを選びましょう。フックが2つあることで南京錠をかけることができるようになるので、盗難防止に役立ちます。

 

▼ファスナーのフックが2つあるタイプ

 

 

3 ウエストハーネスがある

 

ウエストハーネスとは腰回りに巻けるベルトのことで、ウエストハーネスを締めることにより肩にくる重さの負担を腰あたりにまで分散させることができます。

ウエストハーネスのあるなしでは背負い心地に歴然の差があるので、長時間移動の際には効果をとことん発揮します。

 

▼ウエストハーネス付きバックパックの例(画像クリックで商品詳細へ)>

 

4 レインカバーがある

 

レインカバーがあらかじめ付属されているタイプのバッグパックを選べば、レインカバーを買うための出費を抑えられますし、初めからそのバッグのサイズにあったレインカバーになります。

▼バックパック別売りレインカバー(画像クリックで商品詳細へ)


レインカバーは単に雨をしのぐための用途だけでなく、ポケットのチャックを開けられにくくする防犯対策の用途としても重宝しますよ!

 

▼著者が実際に使用したバックパック(写真左が登山用兼用バックパック、右がドイツ製サブバック)

 

容量の目安

 

バックパックの容量はリットル(L)で表記されます。

大学生が長期旅行として行くことの多い2週間〜1か月程度のバックパッカー旅行であれば、30~40Lのものでも十分ですがそれ以上の期間になった場合はより容量の大きいバックパックにする必要があります。

 

 

休学したり仕事を辞めたりして行くような半年〜1年、またはそれ以上のバックパッカー旅行ともなれば、最低50Lのバックパックにしないと容量としては不十分になってしまいます。

 

 

自分が持っていきたい必要最低限の荷物の総量を考え、旅行プランと重ね合わせながら慎重なバッグ選びを心がけるようにしましょう。

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

スポンサー




 

目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

バックパッカー旅行の心得 ~4つのこと~

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行の心得 ~4つのこと~

 

海外バックパッカー旅行を楽しむうえで、バックパッカーである私たちが大切にするべきことがあります。

 

その多くはマインドの部分であり、現地に上手に溶け込み、現地と繋がりを持つために必要な心得とも呼ぶべきものです。

 

ここでは僕が海外バックパッカー旅行を重ねてきたなかで培ってきた非常に大切な4つの心得を紹介します。

そうした心得を知り、行動に移すことができればきっとあなたの海外バックパッカー旅行も素晴らしいものになるでしょう!

 

1 現地の文化を尊重しよう

 

海外バックパッカー旅行をするうえで、現地の文化を尊重することは何よりも大切です。

もし日本へ来る海外の旅行者が日本の文化に対して否定的で、尊重する姿勢すら感じられなかったら、日本人としては決して良い気持ちがするものではありませんよね?

 

それと同じことを海外で現地人に対してしてはいけません。

 

例えば海外に行くと、働いている人が日本よりも怠けているように見えたり、お客さんへの対応が適当だったりすることが多々あります。

その時に日本人としては

「日本の接客文化のほうが良い」「海外はちゃんとしていない」

と思ってしまい、場合によっては海外を嫌いになってしまうかもしれません。

 

しかしそこで踏みとどまり、

「そもそも働いている人だって仕事したくないと普通に思う1人の人間である」

「そもそも文化を比べる必要はどこにもない」

「文化はその国に合わせて育まれるもの」

と考えられることが心得として必要です。

 

2 現地の食事を楽しもう

 

現地の食事を楽しむことができればコストパフォーマンスも良いですし、単純にその姿勢を海外の現地人は大変喜びます。

 

「海外の屋台でご飯を食べるとお腹を壊しそう」と日本人は思いがちですが、そうは言っても毎回レストランではお金がかかりすぎてしまいますし、ローカルなものではなくなってしまうので、現地のものを食べたとは言えなくなるでしょう。

バックパッカーとして海外を訪れるのであれば、現地の食事は現地のレベルで楽しみたいもの。

 

好き嫌いなく食わず嫌いもせず、どんな食べ物にも躊躇することなく挑戦することができれば非常に強いですよ。

 

海外ではお腹を壊す?

 

「お腹を壊してしまう」という症状には2種類あります。

「油が多い等で日本人の胃袋に合わず、ゆるくなる」場合と

「食べ物に当たって食中毒になる」場合です。

 

僕も両方経験しましたが、前者に関しては個人差はあると思いますが回数を重ねるごとにお腹も慣れてくる印象です。

お腹を壊した時や壊さないようにする対策としては胃腸薬(下痢止めは便を止めてしまうのでかえって良くありません)を飲む、なま物を避けるといったところです。

基本的によく加熱されたものであれば大丈夫なのでそこまで恐れる必要は無いでしょう。

 

3 安全管理を徹底しよう

 

旅行は家にちゃんと帰るまでが旅行ですので、渡航中の安全管理を怠ってはいけません。

 

大前提として、渡航先の治安や情勢は外務省のホームページを見るなり「地球の歩き方」という海外情報書籍を読むなりして知っておく必要があります。

 

外務省海外安全ホームページ

外務省による海外の治安情報を記載したホームページ
URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/

 

地球の歩き方
外国を地域別・国別で紹介している書籍。現地の観光・治安情報などが書かれている。

 

加えて、実際に現地を歩いた時にその街の雰囲気を自ら感じ取って潜む危険性を察知できるように気を貼る事。

また盗難に遭遇しないための備えや万が一遭遇してしまった場合のリスク分散の方法・事後対応についても詳しく知っておく必要があるでしょう。

 

安全管理に関してはいずれにせよ海外バックパッカー旅行を重ね、時には実際に事件に巻き込まれることで経験的に身についていくスキルではありますが、事前に心得として認識しておくに越したことはありません。

 

 

4 自己管理を徹底しよう

 

旅先で体調を崩さないために、自己管理を徹底することがバックパッカー旅行では欠かせません。

 

特に海外は日本よりも衛生環境が悪かったりしますし、異文化に溶け込めなかったり、旅行が順調に進まなかったりしてメンタルの部分でも負担が大きいです。

 

1つ大切なことは「弾丸で旅行しないこと」

 

1度にたくさんの見どころを見ておきたいのは旅行者の心理ですよね。ですが、弾丸旅行は短い期間で移動がかさみ、体力的にきつくなります。

また、ついつい予定を詰め込んでしまい予定通りに旅が進まず精神的に堪える場合も。

 

せっかく低予算で移動していますし、長期でじっくり見て回ることができるのがバックパッカー旅行のメリットですから、余裕のある行動を慎むことを心得るべきでしょう。

 

僕は1つの町に最低2泊3日は滞在するようにしています。

1日目は移動の疲れもあるのであまり外出はしません(宿周辺の道や観光のルートを把握する程度)。

観光は基本的に移動しない日に丸1日使って行います。最終日は次に向かう場所の情報収集等を行います。

 

あくまでも最低の日数としてなので、その町が気に入ったら1週間以上滞在してしまうケースもあります。(笑)

 

余談ですが、滞在した場所に惚れてつい長く居てしまうことをバックパッカー用語で「沈没」と呼びます。

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

スポンサー




 

目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

バリ島「1日観光」モデルコース ~ウルワツ・ジンバラン編~

Webon紹介目次著者

バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

初心者の為のバリ島1日観光のモデルコース。今回はウルワツ・ジンバランエリアをそれぞれ分けてご紹介します。どちらも素敵なエリアなので行けば必ず満足できるはずです!

 

ウルワツエリアの観光モデルコース

 

まずはウルワツエリアの観光モデルコースをご紹介。

ウルワツは、バリ島の中でも少し地味で印象が薄いエリア。しかし、ここでは他の観光地では感じられない自然体のバリ島らしさに触れられます。

 

ウルワツ最大の観光地といえば、ウルワツ寺院。

このウルワツ寺院に参拝するためだけに、他エリアからウルワツへ訪れる観光客は少なくありません。(ウルワツ寺院詳細は後述します)

 

▼ウルワツ寺院の様子

photo by Deni Saputra

 

ウルワツにはウルワツ寺院以外に有名な観光スポットはないものの、この土地特有の田舎っぽさが残る空気感は一定の層からの人気を集めています。

 

ウルワツは、その独特の地形から崖の上に立つホテルやレストランが多いのが特徴。

そのため宿泊先のホテルや食事中のレストランから絶景を眺めることができます。

 

ウルワツに関する情報はインターネット上には少なく、これから旅行する人の中にも「実際、ウルワツってどんなところなの?」と疑問に思っている人も多いです。

そんな人に向けて、ここではウルワツの初心者も楽しめる1日観光モデルコースを紹介したいと思います!

 

ウルワツエリア1日観光モデルコースの流れ
午前中~ ウルワツビーチでプライベート感を味わおう!
午後~ ウルワツ寺院へ行こう!
夕方~ 1日の締めはケチャックダンス!

 

午前中~ ウルワツビーチでプライベート感を味わおう

 

午前中~ ウルワツビーチでプライベート感を味わおう!
午後~ ウルワツ寺院へ行こう!
夕方~ 1日の締めはケチャックダンス!

 

世界有数のビーチリゾートバリ島で有名なビーチと言えば、クタやスミニャック、ヌサドゥアなどを思い浮かべる人がほとんど。

バリ島のビーチと言えば?と聞かれて、「ウルワツ」と答える人はなかなかいないのではないでしょうか。

 

クタ

バリ島デンパサールのングラライ空港(デンパサール国際空港)から北に広がるエリア。バリ島一の歓楽街で、ショッピング・スパ・グルメ・ビーチなどを楽しむことができます。

ヌサドゥア

インドネシア政府によって開発された高級リゾートエリア。

バリ島デンパサールのングラライ空港から車で20分ほど南に走り、セキュリティゲートをくぐった先にあります。

スミニャック

バリ島南部にあるビーチリゾート。おしゃれなアイテムや綺麗なホテルなどが多くあるエリア。

 

そんなウルワツにあるウルワツビーチは、実はサーフィンの大会が行われるほどのサーフスポットなのです。

ただ、上級者向けのスポットが多く、サーフィン初心者が楽しむには少しレベルが高いのが難点。

 

また、このウルワツビーチの魅力は、観光客が少なく海が綺麗なこと。

バリ島の有名な観光地であるクタやレギャン、スミニャックのビーチは海岸沿いに飲食店やサーフショップが多いのが魅力ですが、人が多く海の周りにゴミが落ちていることもしばしば。

しかし、ウルワツビーチは観光客自体あまり多くないため、海や砂浜が比較的綺麗に保たれているのです。

 

▼ウルワツにあるビーチの様子

photo by coffeefloat

 

またウルワツのビーチ沿いにそびえ立つウルワツ寺院は、ウルワツ最大の観光スポット。

夕暮れ時に夕陽と寺院が交差する瞬間は、1度見たら忘れられないほどの絶景です。

海で寝そべってボーッと夕陽を眺めるひとときは、まさに至福の瞬間。

 

▼夕陽とウルワツ寺院のある崖

photo by Vin Crosbie Some rights reserved

 

ぜひプライベート感溢れるウルワツビーチで、まったりとした時間を過ごしてくださいね。

 

午後~ ウルワツ寺院へ行こう!

▲ウルワツ寺院の入り口

 

午前中~ ウルワツビーチでプライベート感を味わおう!
午後~ ウルワツ寺院へ行こう!
夕方~ 1日の締めはケチャックダンス!

 

ウルワツ最大の観光スポットと言えば、ウルワツ寺院。

ここへ参拝するために、毎年多くの観光客がウルワツへ訪れます。

 

ウルワツ寺院は敷地が広いため全て回るのは大変ですが、ところどころに絶景ポイントがちりばめられているので、疲れすぎない程度に少し歩き回ってみるのがおすすめ。

 

このウルワツ寺院はバリ島のパワースポットとして知られていて、バリ・ヒンドゥー教を信仰する人々にとっては神聖な場所。

ここへ参拝するのであれば、露出の激しい格好で訪れるのは控えてください。

 

バリ・ヒンドゥー教
インドから伝わってきたヒンドゥー教や仏教と、もともとインドネシアで信仰されていた土着宗教(その土地に定着している宗教)が融合されてできた、バリ島独自の宗教。

バリ島では、約90%の人々が「バリ・ヒンドゥー教」を信仰しており、「イダ・サン・ヤン・ウィディ・ワソ」と呼ばれる唯一神に対し、祈りを捧げます。

 

▼ウルワツ寺院へ参拝に訪れる人々

photo by Arian Zwegers

 

もしうっかりと露出度の高い格好でウルワツ寺院に訪れてしまったら、ウルワツ寺院入り口付近でサロンと呼ばれる布を渡されるはず。

この布を腰に巻いて肌を隠さなければ、敷地内に入場することはできません。

 

その他にも、女性であれば「生理中」や「出産直後」は参拝することができないなど、細かな決まりがあります。

基本的には露出が激しくない格好をしていれば係員に止められることはありませんが、不安な人は事前に少し調べておくと良いかもしれませんね。

 

 

このウルワツ寺院最大の魅力と言えば、美しい夕陽が見えること。

断崖絶壁の上に建てられたウルワツ寺院からは、何にも遮られないまん丸の夕陽を眺めることができます。

これは、バリ島屈指の絶景スポットと言われるほどの代物。

 

▼ウルワツ寺院の崖

photo by eGuide Travel

 

ウルワツ旅行の際は、ぜひこのウルワツ寺院でオレンジ色の夕陽を目に焼き付けてくださいね。

 



夕方~ 1日の締めはケチャックダンス!

▲ケチャックダンスの様子 photo by View author information CC BY-SA 3.0

 

午前中~ ウルワツビーチでプライベート感を味わおう!
午後~ ウルワツ寺院へ行こう!
夕方~ 1日の締めはケチャックダンス!

 

夕陽が沈むのと同じ時間帯にウルワツ寺院で始まるのが、ケチャックダンスの公演。

ケチャックダンスとは、レゴンダンスやバロンダンスに並ぶバリ島3大舞踊の1つ。

 

バリ島3大舞踊
レゴン・ダンス、バロン・ダンス、ケチャック・ダンスがバリ島3大舞踊と言われる。

▼レゴン・ダンス…きらびやかな衣装で女性ダンサーが躍る

photo by Tiomax80

▼バロン・ダンス…舞踊に物語があり、「バロン」という獅子舞のような被り物などが躍る

photo by  Walter Lim

▼ケチャック・ダンス…大勢の男性が「チャッ、チャッ、チャッ」という掛け声で踊る

photo by Brian Jeffery Beggerly

 

ケチャックダンスの演出はかなり特殊で、一度観たら絶対に忘れないほどのインパクトがあります。

 

上半身裸の男性たちが円陣を組み、ひたすら「チャチャチャ」と声を揃えて舞踊を盛り上げます。

この「チャチャチャ」というかけ声以外に台詞はなく、このかけ声だけで物語が構成されていくのが面白いです。

 

私自身ウルワツ寺院でこのケチャックダンスを観たことがありますが、言葉ではなく声そのものや体の動きだけでもストーリーを理解できるのが不思議だなあと感じました。

日本人が海外で舞台を観るときに気になるのが言語の壁だと思いますが、ケチャックダンスはそもそも台詞がない舞踊なので、視覚だけで誰でも楽しめるのが魅力です。

 

ウルワツ寺院で演じられるケチャックダンスの舞踊は観光客向けにアレンジされているため、ローカル向けのものとは少し演出が異なります。

そのため通常より少し大げさにアレンジが加えられたり、パフォーマーがわざと面白おかしく踊ったりといったような、観光客でも楽しめる仕様になっています。

 

本場のケチャックダンスを観たい人には少し物足りないかもしれませんが、旅を盛り上げるイベントとして取り入れてみるのがおすすめです。

 

<ウルワツ寺院>

住所:Pecatu, Kuta Sel., Kabupaten Badung, Bali

 



 

ジンバランエリアの観光モデルコース

 

バリ島でカップルにおすすめのエリアと言えば、ジンバラン。

結婚式やハネムーン、大切な人とのデートなど、ロマンティックな演出が必要な時にジンバランは最高の場所です。

 

先述したクタやレギャンのように遊ぶ場所が多いわけではなく、ヌサドゥアやブノアのようにラグジュアリーな体験ができるわけでもない。

しかし、それでもジンバランが長年観光客からの人気を集める理由はいったい何なのか。

 

今回はジンバランが人気の理由を、1日観光モデルコースの紹介とともに紐解いていこうと思います!

 

ジンバランエリア1日観光モデルコースの流れ
午前中~ ジンバラン市場を散策しよう!
午後~ お土産を買う!ジェンガラ・ケラミック本店
夕食 ジンバランビーチで極上のシーフードBBQ!

 

午前中~ ジンバラン市場を散策しよう!

▲バリ島のパサールの様子 photo by Jos Dielis

 

午前中~ ジンバラン市場を散策しよう!
午後~ お土産を買う!ジェンガラ・ケラミック本店
夕食 ジンバランビーチで極上のシーフードBBQ!

 

バリ島内にはたくさんの市場がありますが、ジンバランにあるPasar Jimbaran(パサール ジンバラン)という市場は観光にぴったり。(パサール=市場 という意味に)

ここはジンバランビーチからすぐ近くにある市場で、観光客だけではなくロカールのインドネシア人にも人気です。

 

 

市場で販売されているシーフードも比較的安価ですので、旅行中の予算に余裕がない人でも心配はいりません!

 

このジンバラン市場の魅力はなんといっても、活気があること。

観光地ではなかなか見られない、現地ならではの生活感を垣間見ることができます。

 

ジンバランはバリ島の中でも魚介がよく獲れるエリアで、このジンバラン市場で獲れる魚介は新鮮で食べ応えが抜群。

この市場で魚やエビ、イカなどを購入した後は、近くのお店で焼いたりして調理することが可能です。

朝ご飯にはikan bakar(イカン・バカール)という、インドネシアの焼き魚をぜひ堪能してください!

 

▼イカン・バカール

photo by Gunawan Kartapranata CC BY-SA 4.0

 

ジンバラン市場は閉まるのが早いため、朝7時頃には市場に到着しているのが望ましいです。

ここは魚介以外にも野菜や果物も売っているので、ぜひ散策してみてくださいね。

 

▼ジンバラン市場の地図

 

午後~ お土産を買う!ジェンガラ・ケラミック本店

(出典:https://www.jenggala.com/home.php?cat=306&page=1)

 

午前中~ ジンバラン市場を散策しよう!
午後~ お土産を買う!ジェンガラ・ケラミック本店
夕食 ジンバランビーチで極上のシーフードBBQ!

 

バリ島らしいお土産を買うなら、ジェンガラ・ケラミック本店がおすすめです。

ジェンガラ・ケラミックとは、バリ島の伝統的な食器のこと。

ジェンガラ・ケラミック本店はジェンガラ・ケラミックを売っている専門店です。

 

▼ジェンガラ・ケラミックの例(画像クリックで商品詳細へ)

 

日本でも高級なレストランやホテル、結婚式の引き出物や大切な日の贈り物によく利用されます。

物価の低いバリ島の中でも、比較的お値段高めなお土産物の1つ。

 

このジェンガラ・ケラミック製品を専門に扱っているジェンガラ・ケラミック本店は、高級感溢れる雰囲気の良い店舗。

レギャンエリアにもこのジェンガラ・ケラミック系列のお店はありますが、ジンバランの本店ほど高級感はなく店内は少し安っぽい印象。

レギャンエリアのお店の名前はジェンガラ・ファクトリー・アウトレット(JENGGALA FACTORY OUTLET)と言います。

 

 

レギャンのジェンガラ・ケラミックで販売されている食器はすべてアウトレット品のため商品価格は安め。

品質に問題がある商品も多く、購入する際には少し注意する必要があります。

 

ジンバランの本店では商品品質の心配をする必要がないため、安心して高品質の商品をお土産に選ぶことができますよ!

 

▼ジェンガラ・ケラミック店舗の特徴

場所 価格 備考
ジンバラン本店 高め 高品質
レギャン 安め アウトレット

 

ジェンガラ・ケラミック食器は緑色や白色の物が多いのですが、ジンバラン本店では赤や黄色など鮮やかな色の商品が多いのが魅力。

 

店内を歩きながら色々な商品を見ているだけでも楽しめますので、ぜひジンバラン旅行の際は足を運んでくださいね!

 

ジェンガラ・ケラミック本店はショップだけではなく、カフェも併設されていて、観光に疲れた時そこでふと一息休むことも可能。

もちろんカフェで使われる食器もすべてジェンガラ・ケラミックで、雰囲気は良さげです!

 

<ジェンガラ・ケラミック本店>

住所:Jl. Uluwatu II, Jimbaran, Kuta Sel., Kabupaten Badung, Bali 80361 インドネシア

営業時間:8:00am – 8:00pm

公式HP:https://www.jenggala.com/home.php

 

夕食 ジンバランビーチで極上のシーフードBBQ!

 

午前中~ ジンバラン市場を散策しよう!
午後~ お土産を買う!ジェンガラ・ケラミック本店
夕食 ジンバランビーチで極上のシーフードBBQ!

 

クタのような派手さも、ヌサドゥアのようなラグジュアリー感もない。

そんなジンバランが観光客に人気の理由は、群を抜いたビーチの雰囲気の良さでしょう。

 

ジンバランビーチの最大の特徴と言えば、砂浜に並ぶレストランたち。レストランとは言っても、本格的な店舗の形をしているわけではありません。

夕暮れ時になるとジンバランビーチの砂浜の上に続々とテーブルと椅子が集まり、そこではシーフードバーベキューを楽しめるのです。

 

▼ジンバランのビーチの様子

photo by  CC BY-SA 3.0

 

ジンバランで獲れた海鮮を使ったシーフードバーベキューはまさに絶品。

観光地ということもあり価格は少し高いですが、ボリューム満点で新鮮なシーフードは一度食べる価値があります。

 

私も何度かジンバランビーチで食事をしたことがありますが、味の美味しさもさることながら、ロマンティックな雰囲気が印象的でした。

 

ジンバランビーチでは、夕陽が水平線に沈む様子を眺めることができます。

 

▼ジンバランの夕陽

photo by Maurina Rara

 

この夕陽が沈む様子はクタやレギャン、スミニャックなど他の地域でも見ることはできるのですが、波打ち際で豪華な食事をしながら夕陽が見られるエリアはなかなかありません。

 

夕陽が沈んだ後あたりが徐々に暗くなっていくと、テーブルの上には蝋燭の火が灯されます。

それもまた幻想的で、観光客を贅沢な気分にしてくれるのです。

 

▼蝋燭の灯りとジンバランビーチ

photo by Kevin Poh

 

夕暮れ時のジンバランビーチは1人で訪れるのも良いですが、家族や友人、恋人など大切な人と一緒に来たくなるような、そんな素敵な場所。

これがジンバランが観光客に人気の理由だと言えるでしょう。

 

<ジンバランビーチ>

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

バックパッカー旅行の魅力 ~異文化交流~

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行の魅力

 

バックパッカー旅行は普通の観光よりも体力と忍耐が必要です。

 

しかし、僕は自分の力で現地を旅し、現地と触れ合うバックパッカー旅行に魅力を感じる人間の1人です。

 

この記事では、僕が思う海外バックパッカー旅行の魅力をみなさんに知っていただく為バックパッカー旅行の魅力について語ります。

これを読めばあなたも今すぐバックパッカー旅行に行きたくなるかもしれませんよ。

 

1 低予算でも海外を旅行できる!

 

海外バックパッカー旅行をすると、「多くのお金がかかる」イメージのある海外旅行(しかも複数国への旅行)の予算をかなり抑えることができます。

基本的に、泊まる場所はユースホステルやゲストハウスのドミトリーやシングルルームになるので、宿泊費はホテルよりも安く、例えば物価の安い東南アジアの国々では最低1泊500円くらいからドミトリーに泊まることができます。

 

ユースホステル(youth hostel)

若者が安全かつ安価に宿泊できる施設。ユースホステル会員は年会費がかかるが会員になっていると宿泊費が安くなるなどのメリットがある。

ゲストハウス(guest house)

バックパッカー旅行においては安価な宿泊施設の事。ホテルとは異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

ドミトリー(dormitory)

(出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Dormitory#/media/File:LoyolaMD_Dorm.JPG)

格安の共同寝室ルームの事。多くの場合2段ベッドが部屋に多く設置されており、そのうちの一つが自分のベッドとなる。

 

また、海外バックパッカー旅行中の移動費は、実際に現地の足となっている鉄道やバスといった公共交通機関を利用することで、低く抑えることができます。

 

海外ではヨーロッパ等の物価が高い国でも、日本ほど交通費は高くないことが多いです。

1日乗り放題のチケットなどもあるのでうまく利用して交通費を抑えましょう。

 

飛行機に関しても、近年では、LCC(格安航空会社)の普及もあってよりいっそう旅行がしやすくなりましたね!

 

バックパッカー旅行の航空券の取り方について先に知りたい方はこちら!

 

食費に関しても、アジアの屋台は総じて安いですし、ヨーロッパではレストランではなくゲストハウスで自炊をするという選択肢があります。(ゲストハウスでは共用の場合も多いですが宿泊者が利用できるキッチンが付いていたりします)

 

いずれにせよ、物価が安い国では1日1500円くらいで十分に旅行を楽しめますし、物価が高い国でも工夫次第では費用を抑えることができるんです。

 

2 世界中に友達ができる!

 

バックパッカー旅行中にゲストハウスに泊まることで、各国からのバックパッカーと会う機会が豊富にあります。ゲストハウスなどの安価な宿は相部屋か皆で利用できるラウンジがあるからです。

 

彼らと出会い、仲良くなることで友達を増やすことができますね。

彼らには彼らの故郷がありますから、最終的には世界各国のいろいろな地域に友達を作ることができちゃいます。

 

実際に、僕はフィリピンで仲良くなったドイツ人とドイツで再開したことがありますし、クロアチアで仲良くなった韓国人が日本に来てくれて日本で再開したこともあります。

 

<コラム>英語は学んでから行くべき?

 

外国人の友達を作る、となれば「英語ができないけどバックパッカー旅行に行きたい」「英語を学んでから行った方がいいのかも?」と考えている方は多いと思います。

もちろん英語ができるに越したことはないですが、できなくてもジェスチャー等で通じあうことは可能です。

海外とはいえ、世界には英語圏でない国の方が多いので、現地の人も相手の英語力を求めてきたりすることはあまりありません。バックパッカー旅行に必要な英語力はだいたい中学英語レベル(英検3級以上)あれば大丈夫です。

もし英語力をつけてから行きたい場合はフィリピンに1〜3か月程度英語留学をするのがオススメです。

 

著者の体験談

僕は大学1年生の最初の長期休みに、1ヶ月間ニュージーランドでホームステイを行い、そこである程度の英会話力をつけました。

そのため、最初のバックパッカー旅行は「中高の英語学習+多少の実践英会話」のレベルで行ったと言えます。

英語圏でなくてもゲストハウスで欧米のゲストと仲良くなる機会が多かったので、英会話の面では結果的にバックパッカー旅行でそこそこのレベル(会話に困らない程度)まで自分で上げることができました。

そのため、バックパッカー旅行は場所を問わず英会話力を上げる機会に恵まれます。

 

3 異文化理解が得られる

 

日本の常識は世界の非常識とも呼ばれるように、世界には様々な考え方や文化の違いがあります。

 

日本で普段生活する時は文化の違いを感じることはあまりありませんよね。

 

海外バックパッカー旅行をすればそうした日本では普段体験できない異文化を現地人との関わりの中で触れ合うことができます。

現地人と触れ合う機会の多いバックパッカー旅行ならではですね。

 

文化の違いを実感することで苦労する場合もありますが、一方で違うことの良さを感じる時もあります。

文化はその国でそれ相応の意味を持つものですので、海外バックパッカー旅行で経験を積めば彼らなりの文化を尊重できるようになりますよ。

 

4 日本と海外の良さと悪さがわかる

 

海外を旅することで、普段はあまり考えない日本の特徴を良さとして考えることができるようになります。例えば、

 

・1分の誤差がない正確な電車の時刻

・「次に使う人のことを考える」といった気遣い

 

といったものが日本の良さに挙げられます。一方で、

 

・ 日本の働き過ぎなところ

・ 困っている人を見て見ぬふりをしてしまう人が多いところ

 

といったところは、海外とは違って日本の悪い部分であると考えることもできます。

 

もちろん、人によって良い悪いの考え方は異なるとは思います。

しかしバックパッカー旅行をすることで、日本の良いところ悪いところ、海外の良いところ悪いところを考える機会に恵まれることは確かでしょう。

 

普通の海外旅行をし、特に観光地でホテルに滞在した場合では、その国の綺麗な部分しか見えなかったりする場合が多いです。

そうした点では、海外バックパッカー旅行は現地のリアルを実際に肌で感じることができるのでオススメです。

 

バックパッカー旅行は、旅の面では普通の海外旅行と比べてハードな部分があります。

しかし、ただ安いということだけでなく、感性や考え方が変わる機会が与えられるという面で、それ相応もしくはそれ以上のリターンを得ることができますよ。

是非興味がある方は一歩を踏み出していただければと思います!

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

スポンサー




 

目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

はじめに ~神々の住む島バリ島の魅力とは~

Webon紹介目次著者

バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

みなさんは、バリ島を訪れたことはありますか?

 

今まで1度もバリ島を訪れたことがない人にとって、バリ島はハワイやグアムに並ぶビーチリゾートのイメージが強いのではないでしょうか。

 

確かに、そのイメージは間違っていません。

バリ島は世界有数のビーチリゾート地として、毎年多くの観光客がバカンスを楽しみに訪れます。

 

しかし、バリ島にはハワイやグアムにはない、バリ島だけが持っている魅力があります。

 

バリ島だけが持っている魅力、ずばりそれは神秘性と国民性の2つです。

 

バリ島の神秘性

 

まず1つ目の、神秘性について。

 

インドネシア国民の9割がイスラム教徒であるのに対し、バリ島に住むバリ人のほとんどがヒンドゥー教徒です。

またその中でも、バリ島で信仰されているヒンドゥー教は「バリ・ヒンドゥー」という、バリ島土着の信仰とインド仏教が合体した独自の宗教観を持っています。

 

この風変わりな宗教観は、バリの町中を歩いていると簡単に見つけることができます。

 

道端に落ちているチャナンと呼ばれる色鮮やかな花。これは、バリ人が神様にお供えするために置いた、神聖な花です。

 

▼チャナン

 

1度でもバリ島を訪れたことがある人は、店先や玄関前でこのチャナンを見かけたことがあるかもしれません。

 

バリ・ヒンドゥーの教えでは、

地面には悪霊が住んでいて、その悪霊が悪さをしないよう神様にお願いをする

という意味を込めて、ありとあらゆる場所にチャナンがお供えされているのです。

 

バリ・ヒンドゥー教
インドから伝わってきたヒンドゥー教や仏教と、もともとインドネシアで信仰されていた土着宗教(その土地に定着している宗教)が融合されてできた、バリ島独自の宗教。

バリ島では、約90%の人々が「バリ・ヒンドゥー教」を信仰しており、「イダ・サン・ヤン・ウィディ・ワソ」と呼ばれる唯一神に対し、祈りを捧げます。

 

バリ人にとって、宗教は生活から切っても切り離せないもの。

 

無宗教と呼ばれる私たち日本人にとって、バリ人の強い信仰心や宗教観は、エキゾチックでどこか神秘的なものに映ることでしょう。

 

バリ人の国民性

 

そしてもう1つ、バリ島の魅力として特筆すべきなのがバリ人の持つ国民性です。

 

南国特有の温厚な性格のバリ人は、日常生活でめったに怒ることがありません。

バリ人の生活する社会では「邪気」を持つことを嫌い、どんな時でも怒らず笑顔でいようとする風潮があるからです。

 

つらいことがあっても、とにかく笑顔でいれば何とかなる。そう考えている人が多いのです。

 

有名なインドネシア語に

Tidak apa apa(ティダ・アパアパ)

という言葉があります。

 

この言葉には、「何とかなる」や「気楽にいこう」という意味があります。

 

バリ人はこの「Tidak apa apa(ティダ・アパアパ)」という言葉を大切にしていて、どんな困難が起きても「なんとかなるさ」と楽観的に前を向いて歩いていく人が多いです。

 

これは、仕事や家庭の問題で悩み苦しんだ結果、自殺者が増えつつある日本社会にも取り入れるべき考え方であると言えるのではないでしょうか。

 

 

ここまでの内容を踏まえ、この記事を通して私が伝えたいことは以下の2つです。

 

  • 日本とバリ島を比較することで、自分の知らない世界が地球には存在するということを知ってほしい

 

  • バリ人の宗教観を知り、自分とは違う価値観を持つ人を許容するよう意識してほしい。

 

この2つのことを、バリ島がもつ神秘性と国民性という側面から考えてほしいと思います。

 

また、このWebonでは

「バリ島に興味はあるけれどまだ一度も行ったことがない!」

というバリ島初心者に向けて、おすすめの観光スポットやお土産、そしてトラブルを避けるための対策もお伝えしていきます。

 

これからバリ島へ行く予定の人、あるいは他のリゾート地と比較して旅行を悩んでいる人はぜひ参考にしてください!

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629