はじめに ~移住歴17年だから伝えられるブラジルの魅力~

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ブラジルに行ったことはありますか?ブラジルと言えばサッカー・サンバ・カーニバル…でもそれだけじゃもちろんありません!

「ブラジル生活入門 ~魅力満載ブラジルライフ~」はこちらから!

著者:パパガイオ

ブラジルの酸いも甘いも知り尽くしている在住歴17年の女性。日本で知り合った日系ブラジル人の主人と子供3人で、ブラジルライフを満喫中です!特にトロピカルフルーツや自由な感じがお気に入り。どんなかな?とちょっとでも気になったらぜひ覗いてみてください。面白い発見があるかもしれませんよ?

 

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はじめに


photo by Sarah.Ahearn

 

ブラジルってどんな国かちょっと興味がある、あなたはそう思ってこのページを開いてくれたのでしょうか?

または「ブラジル旅行や駐在をひかえている」「ブラジル移住を考えている」「ブラジル人の友達ができた」そういう人もいるかもしれませんね。

 

私は日本でブラジル人に出会って国際結婚し、それを機会にブラジルに移住して17年になる3児の母です。

このコンテンツでは、ブラジルでの生活とはどんなものか、私の経験も含めて具体的に紹介していきます。ブラジルに行ったことがなくてもばっちりイメージできる、そんな風にお伝えできたらいいなと思っています!

 

ブラジルと言えば?

 

ところで、ブラジルと言えばどんなものを想像しますか?

やっぱり、サッカー、コーヒー、サンバにカーニバルでしょうか?

 

確かにそれらはブラジルを代表するものですし、決して間違いではありません。

「ブラジル人は?」というと、フレンドリーで陽気な感じ。これもだいたい正解です!

 

ブラジル観光に来ても「発展途上の雑然とした様子や治安の悪さ」と共に「明るく人懐っこい国民性」「トロピカルフルーツと美しいビーチ」など、大体想像どうりにブラジルの魅力を感じられるでしょう。

 

でも、私は声を大にして言いたい!それだけじゃないんですよって!

 

観光旅行や短期滞在でもブラジルの虜になってしまう、感度の高い人も多いとは聞きますが、普通は「結構よかったねー。」程度じゃないでしょうか?

もしくは運悪くも犯罪の被害にあって、嫌な思いで帰国することもあるかもしれませんね。

 

実は私はとっても鈍く

「いい所もあるけど日本よりは不便なことも多いし、やっぱり外国暮らしはこんなもんだろ。」

程度に構えていた時期が長かったと記憶しています。

 

でも、

日本の家庭料理を作って食べるんじゃなく、現地の安い食材で現地の人と同じものを食べる、

観光地じゃなくて現地の人しか行かない穴場スポットに行く、

ファベーラと呼ばれる貧困街に住む知り合いのお家に遊びに行く、

現地の人から見た社会を理解する、

そういう経験をいろいろ積むことでようやく本当のブラジルが見えたわけです。

 

だから、観光や短期滞在でブラジルをわかったつもりでいるのはもったいないなって思うんです。

ブラジルは本当はもっと魅力的なんだよってことを伝えたい!

それは、17年暮らしているからこそ伝えられるのではないか、と思っています。

 

ブラジルの魅力を伝えたい

 

このWebonを読むことで、ブラジルの実生活と共に私が時間をかけてようやくわかったブラジルの魅力も一瞬にして知ることができます。

ま、私が鈍感すぎるだけかもしれませんけどね(笑)

 

もちろんブラジルで生活する上で必要な知識や知恵、そしてブラジル文化の事も理解できますので基本的な情報を知りたい方も是非読んでいただければと思います。

 

そしてこれがブラジル観光、ブラジル滞在、ブラジル移住をもっと楽しむきっかけになり、ブラジル人と日本人がもっと良い関係を築く潤滑油となることを願っています。

 

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『ブラジル生活入門』が書籍になりました!内容充実!ブラジルに興味のある方は必読の一冊です!!

タイトル:あなたの知らない本当のブラジル 在住17年主婦が語る「あり得ない」話が面白い!

価格:680円 Kindle Unlimitedで読み放題

目次著者

著者:パパガイオ

ブラジルの酸いも甘いも知り尽くしている在住歴17年の女性。日本で知り合った日系ブラジル人の主人と子供3人で、ブラジルライフを満喫中です!特にトロピカルフルーツや自由な感じがお気に入り。どんなかな?とちょっとでも気になったらぜひ覗いてみてください。面白い発見があるかもしれませんよ?

バリ島「1日観光」モデルコース ~クタ・レギャン編~

Webon紹介目次著者

バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

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バリ島のクタ・レギャン一日観光モデルコース

 

バリ島随一の繁華街と言えば、クタ・レギャンエリア。

ローカルのインドネシア人より海外からの観光客が多いこのエリアは、穏やかな雰囲気のバリ島とはかけ離れた盛り上がりよう。

クタ・レギャンエリアはバリ島を代表する観光エリアであり、ここを拠点に他エリアへ足を伸ばす観光客は少なくありません。

ホテルやレストランの数も多く、そのグレードも様々。

ラグジュアリーなホテルに宿泊し、ショッピングモールで散財するも良し。

格安のドミトリー(相部屋)に泊まり、食事はローカルのワルン(バリ島の屋台のようなもの)で過ごすのも良し。

 

とにかく、自分の好きなように旅をカスタマイズしやすいのがクタ・レギャンエリアの魅力だと言えるでしょう。

今回は、そんなクタ・レギャンを観光するのにおすすめの1日モデルコースをご紹介!

 

クタ・レギャンエリア1日観光モデルコースの流れ
午前中~ 大型ショッピングセンターでお買い物!
お昼 リーズナブルな価格で楽しめる「ワルン」で決まり!
午後~日没 ビーチでサーフィン&サンセットを眺めて過ごす!
夕食 ハードロックカフェなら間違いなし!!

 

午前~ 大型ショッピングセンターでお買い物!

 

午前中~ 大型ショッピングセンターでお買い物!
お昼 リーズナブルな価格で楽しめる「ワルン」で決まり!
午後~日没 ビーチでサーフィン&サンセットを眺めて過ごす!
夕食 ハードロックカフェなら間違いなし!!

 

海外旅行において欠かせない楽しみの1つと言えば、ショッピングではないですか?

今回紹介するクタ・レギャンエリアは、なんといってもショッピングするのに最適な場所。

バリ島で最も多くの大型ショッピングセンターが集まるエリアなのです。

 

実際に、有名な観光ビーチであるクタビーチやレギャンビーチなどのビーチ沿いを歩けばちらほらとショッピングセンターを見かけます。

 

クタビーチ

▼クタビーチの様子

レギャンビーチ
クタビーチの北に位置する。

▼レギャンビーチの様子

photo by  Aaron Toth Some rights reserved

 

ビーチ沿いだけではなく、レギャンストリートというメイン通りにはバリ島を代表するショッピングセンターが複数あります。

大型店だけではなく小さな露店が道沿いにたくさんあるのもクタやレギャンの特徴。

とにかく、ショッピングを楽しむための選択肢が豊富なのです!

 

そんな、クタやレギャンでショッピングをするならぜひ訪れて欲しいショッピングセンターを2つご紹介。

この2つはクタの観光地であるクタビーチのすぐ近くにありアクセスが良好です。

要チェックですよ!

 

1 Beach Walk(ビーチウォーク)

(出典:https://beachwalkbali.com/services-and-facilities)

 

クタビーチのすぐ目の前にある、観光客に人気のショッピングセンターと言えばBeach Walk(ビーチウォーク)。

2012年にオープンしてからは、ローカルよりも特に外国人観光客から不動の人気を確立しています。

 

まずこのビーチウォークで目を惹かれる点と言えば、外観のデザイン性の高さ。

白を基調としたオープンエアの設計は、まさに南国のビーチリゾートといったおしゃれ感を漂わせています。

敷地内には噴水が流れていて、常夏のバリ島でも涼しげな雰囲気を感じられます。

 

肝心のショッピングについてですが、ファッション関連の店舗はZARAやGAPなどの有名海外ブランドが多い印象。

こういった商品は日本でも購入できますので、ちらっと店内を見るだけで良いかもしれませんね。

ただ、最近日本でも知名度が上がりつつあるMANGOというアパレルブランド。日本にもこのお店はあるにはあるのですが数はかなり少ないため、バリ島のビーチウォークで旅行記念に何点か商品を購入しても良いかと。

 

▼MANGO公式サイト

(出典:https://japan.mango.com/)

 

その他、レストランやフードコートが複数あり観光客や家族連れのインドネシア人で賑わっています。

 

ビーチウォークの商品は少し値段が高いのが残念ではありますが、ショッピングセンターのデザイン性の高さや南国感の強い雰囲気の良さから、1度中に入って覗いてみるのがおすすめ。

ここでは特にショッピングをせずとも、観光に疲れた人々がふと休憩するのに利用しています。

私も、ビーチで遊んで疲れた際には休憩場所としてよく利用します!

 

クタビーチのすぐ向かい、シェラトンホテルの横にありますのでぜひご参考までに。

 

Beach Walk(ビーチウォーク)

住所:Jl. Pantai Kuta, Kuta 80361, Indonesia

営業時間:10:30 – 22:30

 

2 Kuta Square(クタ スクエア)

▲クタスクエアの様子 photo by Simon_sees

 

観光客だけではなく、ローカルのインドネシア人もちらほら訪れるKuta Square(クタ スクエア)。

クタビーチから徒歩5分ほど、周辺には飲食店も多い立地の良い場所にあります。

 

このクタ スクエアは先ほど紹介したビーチウォークのような高級感はありませんが、ビーチウォークと比べて安価な商品が圧倒的に多いのです!

日本に帰国後のバラマキ用のお土産を探すにはピッタリのショッピングセンターだと言えるでしょう。

 

クタやレギャンの道沿いに並ぶ露店でお土産を探すのも良いですが、値段交渉をしなければ大抵は高額な値段でふっかけられます。

初めてバリ島を訪れる人にとっては、この値段交渉は少しハードルが高く感じてしまうのではないでしょうか?

そんな人に、クタ スクエアのお土産物売り場はピッタリ。

 

クタ スクエアへ足を踏み入れれば、そこからしばらくズラーッとお土産物売り場が続きます。

雑貨やお菓子、インドネシアの伝統品であるバティックや木彫りなど、あまりにも数が多くてすべてを見て回るのは難しいほど!

基本的にはどの商品も価格は高くないため、予算を気にせず安心して買い物を楽しめるはず。価格交渉も必要ないお店がいので初心者に向いていると言えるでしょう。

 

 

このクタ スクエア内にあるマタハリデパートというスーパーマーケットは特に人気で、ここで現地の調味料や食品を揃える人も多いそう。

 

▼マタハリデパート

photo by Yoshi Canopus CC 表示-継承 3.0

 

興味がある人はぜひ訪れてみてください!

 

Kuta Square(クタ スクエア)

住所:Jl. Bakung Sari 1, Kuta, Bali

営業時間:10:00 – 22:00




昼食 リーズナブルな価格で楽しめる「ワルン」で決まり!

 

午前中~ 大型ショッピングセンターでお買い物!
お昼 リーズナブルな価格で楽しめる「ワルン」で決まり!
午後~日没 ビーチでサーフィン&サンセットを眺めて過ごす!
夕食 ハードロックカフェなら間違いなし!!

 

ハワイやグアムと比べられることの多いバリ島ですが、それらのビーチリゾートより格段に物価が低いのがバリ島の魅力。

 

こちらでも物価の安いバリ島の魅力をお伝えしております!(別Webon)

 

お店を選べば、日本の半額以下の値段で食事が楽しめることも珍しくありません。

 

そんなバリ島で、物価の低さを体感したい人はWarung(ワルン)で食事をしてみませんか?

 

ワルンには、「屋台」や「売店」という意味があります。

とは言っても、日本のような移動式の小さな露店とは異なり、インドネシアのワルンはきちんとした食堂のような形式をとっています。

 

▼ワルンの例

photo by Aaron Toth Some rights reserved

 

基本的にワルンはローカルのインドネシア人が利用しますが、クタやレギャンのような繁華街では外国人観光客もこのワルンをよく利用します。

 

そんなワルンですが、お店の外観や内装があまり綺麗ではない店舗が多いのが難点。

何度もバリ島へ訪れるリピーターであれば気にならないかもしれませんが、初めてバリ島へ訪れる初心者の皆様は衛生面が気になってしまうかもしれませんね。

 

正直なところ、バリ島にあるワルンの中には衛生面がしっかりと管理されていない店舗が存在するのも現実。

うっかりそんなお店に入ってしまい、旅行中はずっと体調が悪いだなんてことになったら悔しいですよね!

 

そんな事態に陥らないためにも、今回は筆者が実際に訪れたワルンの中からおすすめできる店舗を2つ紹介します。

 

これから紹介するワルンは私自身も訪れたことがありますし、外国人観光客も多数訪れる場所ですので安心してくださいね!

 

1 Warung Malang(ワルン マラン)

 

最初に紹介するのが、Warung Malang(ワルン マラン)。レギャンストリートから1本小道へ入った通りにあります。

 

実際に訪れるとすぐにわかるのですが、ワルン マランは他のワルンと比べて規模が大きめ。

店内は広々としていて席数が多いにもかかわらず、いつも多くのお客で賑わっています。

 

このワルン マラン、看板に描かれている魚の絵から推測できる通りシーフードが一押しのお店。

特に、ナシゴレン・シーフードやミーゴレン・シーフードなど、定番のインドネシア料理にシーフードを組み合わせた料理が人気です。

 

ナシゴレン
インドネシアやマレーシアで食べられている焼きご飯料理。

photo by brando

ミーゴレン
インドネシアやマレーシアで食べられている焼きそば料理。

photo by WeI-chieh Chiu

 

しかし、私個人としては定番のインドネシア料理よりもイカン・バカールという焼き魚をおすすめしたいです。

 

イカン・バカール
イカン=魚、バカール=焼き という意味で「焼き魚」の意味。「魚を焼くレストラン」という意味でも使われる言葉。イカン・バカール目当てで訪れる観光客もいるほどの美味しさ。

▼イカン・バカールの例

photo by Alpha Some rights reserved

 

まるまると太ったファミリーサイズの魚が、800円から1500円程度で提供されています。

1人で食べきれるようなサイズではない魚も多いため、注文する前に店員さんにサイズを尋ねたほうが良いかもしれませんね。

 

このイカン・バカールは白いご飯と一緒に食べるのが最高。

ぜひシーフードが好きな人は訪れてくださいね!

 

Warung Malang(ワルン マラン)

住所:Jl. Patimura No.1-B, Kuta, Kabupaten Badung, Bali 60361

営業時間:10:00 – 23:30

 

 

2 Warung Indonesia(ワルン インドネシア)

 

クタで1番有名なワルンでは?と言われるほどの有名店、Warung Indonesia(ワルン インドネシア)。

日本人観光客にも評判で、味と衛生面の両方に信頼がおけます。

 

このお店の人気メニューは、ナシ・チャンプル。

 

ナシ・チャンプル
インドネシアやマレーシアなどの東南アジアで食される料理。ご飯を盛ったお皿にお好みで選択したおかずを乗せるという形式。この形式の事を指す場合もある。ナシは「ご飯」チャンプル]は「混合」という意味。

▼ナシ・チャンプル

 

ここのナシ・チャンプルは店頭のガラスケースに入っているオカズの中から、自分の好きな物を選んでお皿に盛り付けてもらうスタイルです。

 

肉や野菜、テンペと呼ばれる大豆料理など「さすがに注文しすぎたかな?」と心配になるほど料理を頼んでも値段は200円前後。

とても安い!きっと、あまりの安さにビックリしてしまうはず。

 

テンペ
インドネシア発祥の大豆などをテンペ菌で発酵させたブロック状の醗酵食品。日本では「インドネシアの納豆」と呼ばれることもある。

▼テンペ

 

もちろん味も、本場のインドネシア料理といった感じで美味しいです。

注文する料理によっては辛味が含まれる物もありますので、辛いのが苦手な人は注文前に確認しておくと良いでしょう。

 

辛いものが苦手な方の対処法は第4章で紹介しています!

 

ワルン インドネシアはクタのポピース2という繁華街近くにあります。

今回はランチで訪れるのをおすすめしましたが、朝8時から23時まで営業していますので、都合の良い時間帯に行ってみると良いですよ!

 

Warung Indonesia(ワルン インドネシア)

住所:Jl Popies II Gg Ronta, Kuta, Kabupaten Badung, Bali 80361

営業時間:8:00 – 23:30

 

午後~日没 ビーチでサーフィン&サンセットを眺めて過ごす!

 

午前中~ 大型ショッピングセンターでお買い物!
お昼 リーズナブルな価格で楽しめる「ワルン」で決まり!
午後~日没 ビーチでサーフィン&サンセットを眺めて過ごす!
夕食 ハードロックカフェなら間違いなし!!

 

バリ島といえば、青い空の下に広がるビーチ!

そんなイメージは強くありませんか?

 

クタやレギャンのビーチは、正直なところ海の透明度が高いとは言えませんが、他のエリアにはない自由で開放的な雰囲気を感じられます。

 

クタからレギャンにかけての砂浜には、ローカルインドネシア人によるお店がビッシリと軒を連ねているのが特徴。

 

 

▼クタエリアのお店の例

photo by eGuide Travel

 

しかし、お店といっても全てが実際にレストランやカフェのような店舗型の形をしているわけではありません。

決められたスペースに客引きや売り子がいて、各々で自由にドリンクを販売しています。

あまりにもお店の数が多いためごちゃごちゃとした印象を受けますが、お店によってドリンクなど商品の値段が大幅に変わることはないようです。

 

初めに言っておくと、クタやレギャンビーチの客引きはかなりしつこいので覚悟しておくと良いでしょう。

特に日本人は目立つらしく、ほぼ100パーセントの確立で声をかけられます。

 

サーフィン初心者も挑戦してみよう!

 

そんなしつこい客引きがいるクタ・レギャンビーチの何が良いのかと言うと、初心者にとってサーフィンを始めやすいということ。

海底に足が着く浅瀬の位置でサーフィンができるため、小さな子供でもヒョイッとサーフィンを楽しんでいる様子をよく見かけます。

波も小さく、初心者がサーフィンデビューするのに向いていると言えるでしょう。

ただ、その日のコンディションによっては波が大きかったり荒れていたりするので注意が必要です。

 

▼クタビーチでサーフィンをする人

photo by xiquinhosilva

 

サーフィンをするためのサーフボードですが、これはクタやレギャンビーチではどこでも借りることができます。

ビーチにいるビーチボーイに話しかければ、大抵は喜んで貸し出ししてくれますので、ぜひ話しかけてみてください。

 

ただ、あまりにも法外な値段を取られるようでしたら、別の場所でサーフボードを借りたほうが良いかもしれませんね。

相場としては、ボードレンタルは5万ルピアほど。インストラクターをつけるとさらに価格は高くなります。(5万ルピア=約380円程度。2018年9月29日現在)

ただこの価格も一概には決まっていませんし、これより高いところもあれば安いところもあるというのが実情です。

面倒でなければ、複数のビーチボーイに話しかけて値段を軽く調査しても良いかもしれません。

 

日本でサーフィンをしたことがない人、泳ぎが苦手な人も楽しめますのでぜひチャレンジしてみてください。

ちなみに私もバリ島のクタビーチで初めてサーフィンに挑戦しましたが、小さい波であれば軽々と乗れるようになりましたよ!

 

クタ・レギャンビーチ名物のサンセット

 

そして、サーフィンの後に忘れてはいけないのが、クタ・レギャンビーチ名物のサンセットです。

クタやレギャンビーチは夕陽を眺める絶好のスポットとして、夕暮れ時には多くの観光客が訪れます。

日中のガヤガヤとした雰囲気が苦手であれば、夕暮れ時の静かになり始めた時間帯を狙ってビーチへ訪れるのがおすすめ。

 

▼クタビーチのサンセット

 

クタ・レギャンビーチから見える夕焼けは、日本では見られないほどの美しさ。

ゴールドに輝く丸い夕陽は、まさに絶景です。

 

クタ・レギャンに訪れるなら、この夕陽を見るのはマスト!きっと忘れられない光景に出会えるはず。

 




夕食 ハードロックカフェなら間違いなし!

(出典:http://www.hardrock.com/)

 

午前中~ 大型ショッピングセンターでお買い物!
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夕食 ハードロックカフェなら間違いなし!!

 

日本でもよく見かける、ハードロックカフェ。

日本だけではなく、世界中でも人気ですよね。

 

実はこのハードロックカフェは、バリ島にもあります。

クタビーチのすぐ目の前、大きなギターの看板が目印。このギターの看板は観光客の記念撮影スポットとしても有名ですので、ぜひ記念に1枚!

 

▼バリ島にもある「ハードロックカフェ」

photo by mkismkismk

 

日本で1度でもハードロックカフェへ訪れたことがある人はわかるかもしれませんが、ここではガッツリとしたアメリカンな食事を楽しめます。

バリ島旅行でわざわざアメリカン?と思われるかもしれませんが、騙されたと思って1度訪れてみてください!

バリ島のハードロックカフェには、魅力がたくさん詰まっているのです。

 

ハードロックカフェの魅力1 ボリューム満点の料理

 

まず1つ目の魅力は、ボリューム満点の料理たち。

バリ島ではインドネシア料理ももちろん美味しいですが、旅の後半戦では少し飽きてくるかもしれません。

そんな時は気分転換に、ガッツリとしたステーキやポテトはいかがでしょう。

ハードロックカフェのメニューは、見た目も豪華で、贅沢な気分になること間違いなし。

複数人で食事をする場合は、パーティーメニューで注文するとお得ですよ!

 

▼ハードロックカフェの料理の例

photo by chee.hong

 

ハードロックカフェの魅力2 雰囲気抜群のライブ

 

そして2つ目の魅力として挙げられるのが、雰囲気抜群のライブイベント。

毎晩22時から行われるイベントでは、バリ島で活躍するバンドによるライブ鑑賞ができます。

ほんのりと薄暗い中で演奏されるライブイベントは、ロマンティックなムードを漂わせています。

有名なバンドが演奏することもありますので、もしその時に演奏が聴けたらラッキーですね!

 

ハードロックカフェの魅力3 おしゃれなハードロックカフェグッズ

 

最後3つ目の魅力としては、おしゃれなハードロックグッズをお土産に購入できるということ。

ハードロックカフェはショップも併設していて、そこでは「ハードロックカフェ×バリ島」のコラボレーショングッズが販売されています。

洋服やバッグ、アクセサリーやマグカップなど。これらのグッズはおしゃれなだけではなくバリ島らしさも感じられ、お土産としてとても人気です。

特にTシャツが人気で、日本でも違和感なく着ることができます。

ぜひ食事の後はショップにも立ち寄ってみてくださいね!

 

▼ハードロックカフェグッズの例(店頭には無い可能性があります)

 

以上3点が、ハードロックカフェの魅力でした。

 

このハードロックカフェを運営しているのが、ハードロックホテルという高級ホテル。

 

▼バリ島のハードロックホテルの様子

photo by lawtonjm Some rights reserved

 

宿泊料金は少しお高めですが、バリ島を代表する大型ホテルとして有名です。

家族連れやカップルに人気のホテルですので、旅の最終日なんかに奮発して宿泊されても良いかもしれませんね!

豪華な部屋に、大規模のプール。特別な日に宿泊するにはピッタリのホテルです。

 

▼ハードロックホテルの今の価格を調べる



Booking.com

 

Hard Rock Café(ハードロックカフェ)

住所:alan Pantai Kuta, Banjar Pande Mas, Kuta, Kabupaten Badung, Bali, Bali 80361

営業時間

日曜~木曜:11:30 – 1:00

金曜、土曜:11:30 – 2:00

 

 

以上、バリ島初心者の1日観光モデルコース~クタ・レギャン編~でした!

このモデルコースを参考にバリ島を思いっきり楽しんじゃってください!!

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

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著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

ブラジル生活入門 ~魅力満載ブラジルライフ!~

著者:パパガイオ

ブラジルの酸いも甘いも知り尽くしている在住歴17年の女性。日本で知り合った日系ブラジル人の主人と子供3人で、ブラジルライフを満喫中です!特にトロピカルフルーツや自由な感じがお気に入り。どんなかな?とちょっとでも気になったらぜひ覗いてみてください。面白い発見があるかもしれませんよ?お問い合わせはこちらから

 

ブラジルの生活。ブラジルという国の名前や国旗は知っていてもどのような生活をブラジルの人々が送っているのかなんて知らない方が多いのではないでしょうか?

結婚をきっかけにブラジルに移住して17年の著者が伝える「ブラジルの生活」紹介を是非お読みください。これから観光に行く方も、生活しようとしている方も、そしてブラジル人の友人ができた方も、必読の「ブラジル生活(ブラジルライフ)まるわかり初心者入門」です!

 

~~ブラジルと言えばどんなものを想像しますか?やっぱり、サッカー、コーヒー、サンバにカーニバルでしょうか?確かにそれらはブラジルを代表するものですし、決して間違いではありません。ブラジル人はというと、フレンドリーで陽気な感じ。これもだいたい正解です!…

でも、私は声を大にして言いたい!それだけじゃないんですよって!~~

はじめに「はじめに ~移住歴17年だから伝えられるブラジルの魅力~」より

 

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タイトル:あなたの知らない本当のブラジル 在住17年主婦が語る「あり得ない」話が面白い!

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はじめに

ブラジルのイメージは皆さんどのようなものをお持ちでしょうか?サッカーやサンバは有名ですが17年住んでいる著者にしか伝えられない魅力が沢山詰まった国です。まずは著者のブラジルへの情熱が伝わってくる「はじめに」を読んでブラジル生活を知る前のウォーミングアップをしましょう!

はじめに ~移住歴17年だから伝えられるブラジルの魅力~

 

第1章 ブラジルの生活ってどんな感じ?

ブラジルの生活。日本にいてもなかなか知る事はありません。実際にかかる生活費や食事、家、治安の事。ブラジル在住の筆者だからこそ語れるブラジル生活の基礎知識を解説していきます。

ブラジルの生活費・物価 ~高い?安い?~

ブラジルの食事 ~料理・飲み物・お酒・デザート~

ブラジルの家 ~種類・造り・豆知識~

ブラジルの治安 ~注意点・安全対策~

 

第2章 ブラジル人を知ろう!

陽気でフレンドリーなイメージがあるブラジル人。でも実際にはどのような性格でどんな事に興味関心があるのでしょうか?

ここではブラジル人の性格について著者が客観的かつ実体験に基づいて解説をしていきます!

12のポイントで理解するブラジル人の性格

4つの楽しみから理解するブラジル人の性格

5つの興味・関心から理解するブラジル人の性格

 

第3章 ブラジル生活をもっと楽しもう!

ここではブラジル生活を彩ってくれるイベントやおすすめスポットにつてい紹介していきます!もちろん観光でもおすすめ!現地のブラジル人と一緒に思いっ切り楽しんじゃいましょう!!

ブラジルのイベント6選 ~観光でも参加したい!~

ブラジルおすすめスポット4選 ~観光でも見たい!~

 

第4章 ブラジル社会を知ろう!

日本からはるばる17,000km以上も離れたブラジル社会では日本と異なる所が沢山!異文化に触れたときには「違いに感動し楽しむ」事が大切だと著者は言います。もちろん違いを知るだけでも面白いですよ!

ブラジル社会の特徴 ~多様性と親日国~

ブラジルと日本の違い ~あり得ないでしょって話が面白い!

 

おわりに

ブラジルの魅力を「生活」という面から見てきました。最後にブラジルの魅力についておさらいします。これを読んで興味が出た方は是非ブラジルに足を運んでみていただければと思います!!

おわりに ~ブラジルの魅力~

 

【番外編】

ブラジルの言語事情

ブラジルの定番おすすめ料理・グルメ

 

私が惚れた!世界の絶景の魅力とは?

Webon紹介目次著者
世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

前ページ(目次へ)
『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

はじめまして、ポムポムリラコアラと申します。

 

図書館で出会った写真集を目にしてから、絶景好きになった主婦です。もちろん、絶景スポットに行って癒されるのも大好き♡

このコンテンツでは、筆者自身が厳選した、読者の方に癒されて欲しい絶景スポットをご紹介したいと思います。まずは、世界の絶景の魅力についてお話しします。

 

世界の絶景の魅力

 

皆さんが世界で美しいって思う絶景はどこですか?

世界中には、自分の想像をはるかに超える絶景がたくさんあります。

海や山、滝や湖など地球の息吹を体感できる絶景スポットはもちろん、昔の人々が作ったおとぎの国に迷い込んだような街並みや自然のままの姿を見せる動植物も絶景といえます。そのような光景に感動するのは、世界の絶景の醍醐味だと思います。

 

世界の絶景は色々

「絶景」と一言でいっても色々な種類があります。「自然の絶景」「四季の絶景」「絶景ビーチ」「絶景の街並み」など、それぞれの持ち味を活かし存在しています。自分が最も好きな絶景のカテゴリーを見つけるのも一つの楽しみ方といえるでしょう。

 

自然の絶景

 

満天の星空に現れる幻想的な光のカーテンといわれる「オーロラ」や透明度の高い水面に映り込んだ美しい景観が「天空の鏡」と称されるウユニ塩湖の絶景は、自然の絶景の王道です。

絶景を目の前に、更に想像を巡らせれば、自ずと地球の息吹が聞こえてくるようです。言葉にもならない美しさと自然の驚異を感じる絶景には感動する事間違いなし!ぜひ、癒されてくださいね♪

 

四季の絶景

 

「春夏秋冬!」四季があるのは日本だけではありません。

爽やかな風を感じながら雪帽子を被った遠くの山々と赤・青・黄色にピンクなど色とりどりに咲き誇る花々や緑の丘のコラボは春ならでは。

夏は海景がメインですが滝や湖、青々と生い茂る大草原の絶景も夏だからこその絶景です。

秋はいわずと知れた紅葉ですね。日本を飛び出して、ダイナミックな世界の紅葉を見るのも、たまにはいいかも。

冬の絶景も、氷河から黒砂の上に崩れ落ちキラキラ光る「氷のビーチ」や自然にできたさまざまな氷の造形が美しい氷の洞窟巡りやクリスマスのころの雪とイルミネーションのコラボは見逃せませんね。

四季を彩る絶景は、その時期にしか見られないだけあって、語ればきりがないほど。

 

絶景ビーチ

 

世界にはたくさんのビーチがあります。地域や国によって見せる顔もさまざまで、自分好みの絶景ビーチを探してみるのも楽しいですよ。

海色のグラデーションが綺麗な海と青碧の青空のコラボもステキですが、ロマンティックな夕景も感動もの。ホワイトサンドのビーチとヤシの木のコラボはまさにパラダイス。きっとお気に入りの絶景が見つかるはず。

 

絶景の街並み

 

日本では、奈良県の「ならまち」の情緒溢れる景観が大好き!イタリアの「花の都」と称されるフィレンツェやドイツの木組みの家が立ち並ぶメルヘンチックな街並み、ジブリ映画「魔女の宅急便」の舞台となったクロアチアの絶景も超ステキ♡

世界の絶景の街並みは、これだけではありません♪

 

絶景を見て思う事

美しい絶景を見ると、心の底から感動を覚え、日頃のストレスを発散できるのが最大の魅力。

でも、山などに上り展望台から絶景を眺めた時の感激はもとより、「ここまで登って来た!」という達成感もたまりません。

また、絶景を見ていると、その地の自然の躍動感や歴史を感じられます。海に港があれば昔貿易で栄えていたのだろうとか、大海原を見れば大航海時代に猛威を振るった海賊たちを想像したり、古都の街並みを歩けばこの地に住んでいた人たちの生活における知恵やの暮らしぶりを垣間見られたりと、プラスαでの楽しみ方もできます。

 

このWebonを読んで絶景に癒されるのはもちろん、次のお休みに旅行をご検討中の方の参考になったら嬉しいです。

当コンテンツでは絶景初心者の方が行きやすいスポットの紹介から、一生に一度は訪れたい絶景スポットまでを紹介しています。まだ絶景スポットに訪れた事がない方も、既に絶景にハマっている方も楽しめるよう構成されておりますのでぜひ当コンテンツを読み絶景を楽しんでいただければと思います!

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

初心者も行ける!『世界の絶景』111選

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活動中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 



 

皆さんはいくつ「絶景」と言える景色を見たことがありますか?絶景と言えば「山から見える景色」が思い浮かぶ方も多いと思いますがもちろんそれだけではありません。美しい街並み・その季節にしか見れない景色・人が今まで訪れなかったからこそ残る自然。絶景には多種多様なものがあり、そしてその景色は癒しを与えてくれます。

このWebonでは世界や絶景にまだ行ったことが無い初心者の方でも楽しめるように「絶景大好き著者」が厳選して世界の絶景を紹介しています。これを読めば次の旅行先は絶景ポイントにしたくなる事間違いなしです!

 

絶景を見ていると、その地の自然の躍動感や歴史を感じられます。海に港があれば昔貿易で栄えていたのだろうとか、大海原を見れば大航海時代に猛威を振るった海賊たちを想像したり、古都の街並みを歩けばこの地に住んでいた人たちの生活における知恵やの暮らしぶりを垣間見られたりと、プラスαでの楽しみ方もできます。

~~はじめに「私が惚れた!世界の絶景の魅力とは?」より~~

 

はじめに

「世界の絶景」と一口で言っても様々なものがあります。是非世界の絶景を見て、ストレス発散して素敵な明日を過ごしましょう!

私が惚れた!世界の絶景の魅力とは?

 

第1章 エリア編

世界の絶景にハマっている著者がおすすめする世界の絶景をエリア別に集めました!初心者でも行きやすい絶景からその国を理解するに適した絶景まで、絶景が大好きな著者だからこそおすすめできる「初心者向け世界の絶景」111選です!

世界の絶景111選【ヨーロッパ編】

世界の絶景111選【北アメリカ(北米)編】

世界の絶景111選【南アメリカ(南米)編】

世界の絶景111選【アジア編】

世界の絶景111選【アフリカ編】

世界の絶景111選【オセアニア編】

世界の絶景111選【中東編】

 

第2章 四季編

世界の絶景は四季折々、様々な顔を見せます。同じ絶景でも季節によってはかなり異なる光景が広がります。ここでは春・夏・秋・冬に分けて初心者の方にもおすすめできる世界の絶景をご紹介します!是非癒されてください!

世界の絶景111選【春編】

世界の絶景111選【夏編】

世界の絶景111選【秋編】

世界の絶景111選【冬編】

 



バリ島で辛い料理を避ける方法

Webon紹介目次著者

バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

バリ島は辛い料理が多い

 

トラブルの相手は、人間だけではありません。

日本から離れた異国の地で、体に合わない食事をしてしまい体調を壊してしまうというリスクもあります。

 

バリ島では、インドネシア特有の強い香辛料を料理に使っているため、料理の味付けが辛口になっていることが多いです。

この香辛料が体に合わず、腹痛を起こしてしまう観光客もしばしば。

滞在期間が短い人、高級なレストランでしか食事をする予定がない人は大丈夫かもしれませんが、念のため日本から胃薬や整腸剤をもっていくと安心ですね。

 

また、体調不良の可能性を秘めているのは腹痛だけではありません。

これは私の体験ですが、初めてインドネシアに訪れた時に香辛料の強いミーゴレン(インドネシア風焼きそば)を食べてから数日間、唇が腫れてしまったことがあります。

 

ミーゴレン
インドネシアやマレーシアで食べられている焼きそば料理。

photo by WeI-chieh Chiu

 

私以外にこのような経験をした人は見たことがないので過度に心配する必要はないですが、「インドネシア料理の香辛料は強烈だ!」というのを痛感した事例でした。

 

辛いのを抜いてほしい時

▲バリ島の食事の例 photo by Aaron Toth Some rights reserved

 

それでは実際に、レストランやカフェ、ワルン(バリ島の大衆食堂)で注文する料理から香辛料を減らしてほしい場合はなんと言う必要があるのかお伝えします。

 

料理から香辛料を取り除いてほしい場合は、インドネシア語で

Tanpa pedas(タンパ ペダス)」

と言いましょう。

 

この言葉を言えば、お店の人はすぐにわかってくれるはず。

これは日本語にすると「辛いのは抜いてくれ」という意味で、食事をする際に役立つ便利な言葉です。

 

もちろん英語で「No spicy!」と伝えるのも良いのですが、せっかくならインドネシア語を使って現地の人とコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか?

その土地の言葉でコミュニケーションをとるだけで、現地の人とぐっと仲良くなることができますよ。

 

薬は持参するのが無難

▲バリ島の食堂 photo by meaduvaSome rights reserved

 

また辛い食事だけではなく、不衛生な食事で体調を崩してしまう観光客もちらほら見受けられます。

食事が衛生面に問題ないのかどうかは、一度店内に足を踏み入れてから雰囲気をみて入店するかどうか決断するのが良いかと思われます。

 

日本人は世界的に見て、潔癖な人種だと言われています。

そのため海外旅行でお腹を壊しやすいというのは仕方がない面もありますが、旅行中ずっと体調を崩してしまうのは嫌ですよね。

 

もし体が弱いという自覚があるのならば、あらかじめ日本から薬を持参するなど対処法を考えておくのが大切。

それでも心配な人は、バリ島にある病院の場所を把握しておくと良いでしょう。

バリ島には日本語対応可能な病院もありますの、英語やインドネシア語に自信がない人でも安心して病院にかかることができますよ。

 

必要以上に警戒しなくても大丈夫

photo by  Kyle Taylor

 

ここまで読んで頂いた読者様の中には、「バリ島って本当は危ないところなんじゃないか?」あるいは「食事が合わなくて体調を壊してしまったら不安だ」なんて思っている人もいるのではないでしょうか?

 

確かにバリ島にはここまでお伝えした様々なリスクが存在しますが、事前に知っておくことで回避できるものばかり。

このリスクを頭に叩き込んでおけば、バリ島旅行も怖くない!

必要以上に警戒しなくても大丈夫です。

 

ここ数年でバリ島は急速な観光開発が進み、バリ島に訪れる日本人の数も増えています。

観光地を歩けば、いたるところに日本人の姿。

たとえ異国の地だとしても、目の届く場所に同じ日本人の姿が見えたら不安も少し軽減しますよね。

そういった意味ではバリ島は、海外一人旅初心者でも挑戦しやすい土地だと言えるでしょう。

 

それに、既に沢山お伝えしてきた通りバリ人は優しい人が多いです。

トラブルを呼び込むような悪質なインドネシア人も一定数いますが、それも一部の人だけ。どこの国にも、良い人もいれば悪い人もいます。

基本的にバリ島に住む人々は穏やかで優しい人が多いので、旅先で何か困ったことがあってもきっと助けてくれるはず。

 

せっかくのバリ島旅行、読者の皆様は肩肘張らずにゆったりと羽を伸ばしてほしい!

バリ島をこよなく愛する私は、そう願っています。

そしてバリ島好きな人が増えて、どんどん日本からバリ島へ旅行に訪れる人が増えたら嬉しい限りです。

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました!『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』は以上になります!

同じ著者のWebon『バリ島が日本人に愛される「9」の理由』も是非ご覧ください!

 

【☆他の旅行・海外情報Webonはこちら!】

 

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著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

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バリ島6つのリスクと安全対策②

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バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

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グループ旅行はもちろん、一人旅でも満喫できるのがバリ島。

バリ島独特のゆったりとした空気感、エキゾチックな雰囲気、そしてバリ人の温厚な性格は日本にはない安らぎを私たちに与えてくれます。

 

しかし、そうはいってもバリ島も海外であるということを忘れてはいけません。

 

前のページで触れた通り、バリ島含む海外を旅行するのにはそれなりのリスクがつきもの。

バリ島では殺人や強盗のような重大事件はめったに起きないものの、観光客とローカルの間でちょっとしたトラブルが起こりがちです。

 

バリ島旅行にはどんなリスクが存在するのか?あらかじめこれを知っておくことで、不要なトラブルを避けることができますよね。

 

このページでは、前のページに引き続き私の経験も踏まえたうえでお伝えしたいバリ島旅行の6つのリスクを紹介します。

特に初めて海外旅行へ行く人に読んで頂けたら嬉しいです!

 

4 ポーターとのトラブルリスク

 

旅行の出だし、空港に着いてから気を付けてほしいのが、無防備にポーターに荷物を預けないということです。

 

空港に到着し、入国ゲートを潜り抜ける。そして自分の預け荷物を確保し、さあいよいよ空港を出発しよう!

このタイミングで、ポーターに話しかけられる観光客が多いはず。

 

ポーターとは、いわゆる『運搬』を仕事にする人のこと。観光客の代わりに荷物を運んでくれようとします。

 

彼らは、「大きな荷物だね!重たくない?荷物を運ぶのを手伝うよ。」なんて気軽に話しかけてきます。

今までバリ島を旅行したことのない人は、ポーターに話しかけられると「なんて優しい人なんだ!せっかくだし荷物を持ってもらおうかな。」と、ついつい自分の荷物を手渡してしまうかもしれません。

 

しかし、ここでポーターに荷物を手渡すと、トラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。

 

お金を請求される

 

トラブルの事例1つ目としては、荷物を運んでもらった後にお金を請求されるということがあるということ。

ただの善意で荷物を運んでくれていると思いきや、後々ちゃっかりとお金を請求されることが多々あるのです。

 

日本のように、何でも無料で対応してくれるお国柄はそうそうありません。

日本人特有の物事をはっきりと断れない気質は世界でも有名ですので、そこに付け込んでお金を騙しとろうとする悪い人も中には存在します。

 

こういったトラブルに巻き込まれないためには、そもそもポーターに荷物を預けないというのが大切です。

しかし荷物が多すぎたりして、どうしてもポーターに荷物を預けたい場合もあるかもしれません。

そんな時はあらかじめ、「いくらで荷物を運んでくれるのか。」これを確認するようにしましょう。

 

荷物を持ち逃げされる

 

トラブルの2つ目としては、ポーターが荷物をもってそのままどこかへ消えてしまうというケースです。

そんな大胆なことする人、本当にいるの?そう思う人もいるかもしれませんが、バリ島ではそのような暴挙に出る人も存在します。

 

ポーターに荷物を預けた後、「俺はここで待っているから、トイレでも行ってきたらどうだ?」など、他の場所へ行くよう促してくる手口が有名。

目を離した瞬間、荷物をもって逃亡する危険性が高いので気を付けてください。

 

さすがに海外旅行先で、知らない外国人に荷物を預けたままその場を離れる人はいないと思いますが、ついつい目を離さないように注意してください。

 

空港は、海外旅行で最初に私たちが通る場所。

長時間飛行機に揺られてやっと到着した空港では、少し気が緩んでしまうかもしれません。

 

やっとバリ島に着いた!という嬉しさで油断してしまう気持ちもわかりますが、空港には観光客狙いの怪しい人物が潜んでいる可能性があります。十分気を付けましょう。

 

5 タクシーでのリスク

 

公共交通機関が発達していないバリ島では、タクシー移動をする機会が多くなるはず。

 

主要観光地には観光客向けの巡回バスが走っているものの、初めてバリ島に訪れる人はそれを乗りこなすのは少し難しいのではないかと個人的には思います。

 

バリ島では、よっぽどの田舎でなければそこら中にタクシーが走っています。

タクシー会社の数も多く、ぱっと見ただけではそれぞれのタクシー会社の違いがわからないことでしょう。

 

特に、観光客を乗せてガッポリ稼ぎたいと考えているタクシードライバーはたくさんいますので、あまりにもいろいろなドライバーに「うちの車に乗りなよ!」と声をかけられて、混乱してしまう可能性もあります。

 

そんな時は、ブルーバードというタクシー会社を使うのがおすすめ。

 

(ブルーバード日本語公式HP:https://bluebird-hg.jp/)

 

ブルーバードのタクシーは、車に青い鳥のロゴがついているため一目見てすぐにわかるはず。

 

ブルーバードは、バリ島だけではなくインドネシア国内でシェアの高いタクシー会社です。

インドネシア内にあるどんなタクシー会社よりも信頼がおけると言われ、長い間国民に愛されて続けています。

ドライバーの教育もしっかりしていて、愛想の良いドライバーが多いのが特徴。

 

バリ島でタクシードライバーをする人の中には、メーターの距離をごまかして多めにお金をとろうとする人が存在します。

しかしブルーバードのドライバーに限っては、そういった悪質な人は限りなく少ないと言っても過言ではありません。

 

反対に、ブルーバード以外の国に認可されていない個人タクシーに乗るのは、少なからずトラブルの危険性を秘めていると考えて良いでしょう。

 

<編集部コラム>バリ島のタクシー

残念ながら、このような知識を持っていてもブルーバードの名前を騙って多めにお金を取るタクシー会社もあります。「ブルーバードを使ったのに、あまりサービスが良くなかった」と悲しい気持ちにならないためにも、ブルーバードの公式アプリ「My Blue Bird Taxi」を利用することがおすすめ!

「My Blue Bird Taxi」を利用することで間違えて他社のタクシーに乗ることも減りますし、事前に運行ルートとタクシー運賃の目安も分かるので安心です。

ドライバーの顔写真と車のナンバーの確認もできるので、間違いがないです。

「My Blue Bird Taxi」を利用するには、事前にアカウント登録やクレジットカード登録が必要になります。渡航前にダウンロードして、現地でスムーズにブルーバードタクシーを呼びましょう!

 

数年前、私自身まだまだバリ島に慣れていない頃の話。

ブルーバードの以外のタクシーに乗り、通常の倍以上の運賃を取られた経験があります。

その頃はバリ島でのタクシー運賃の相場を理解していなかったため、あっさりとお金を払ってしまいました。

自分が騙されたという事実には後々気づいて、とても悔しい思いをした記憶があります。

 

また、タクシー以外で言えば最近はUberなんかも流行っています。

 

(U-ber公式HP:https://www.uber.com/ja-JP/)

 

近年はバリ島だけではなく世界的にUberの波がきつつあるので、知っている人も多いのではないでしょうか?

 

Uberはアメリカで開発された運行システムで、アプリをダウンロードしてタップすればすぐに車が迎えに来てくれます。

価格もブルーバードと比べると比較的安く、使い勝手が良いシステムだと観光客の間でも人気が高まりつつあります。

 

初めてのバリ島でいきなりUberを使うのは不安かもしれませんが、慣れてきたら一度チャレンジしてみても良いかもしれませんね!

 

<編集部コラム>Uberのシステム

Uberは、会社に属しているタクシードライバーではなく自家用車を持っている一般のドライバーを配車してくれるサービスです。タクシーの平均運賃より割安なので、海外旅行の強い味方になってくれます。

こちらもアプリを利用して登録した位置情報まで運んでくれる上に、ドライバーの評価をチェックすることができるので安心!大人数で乗車する場合は、収容人数をきちんと確認してから利用しましょう。

注意点として、車が来ないなどのトラブルが起きた場合はドライバーに直接問い合わせる必要があります。そのため、日常レベルの英会話スキルが必要になるので注意してください。

 

6 両替でのトラブルリスク

 

バリ島では、インドネシアルピアという通貨が流通しています。

 

そのためバリ島でショッピングや食事をする際には、日本円をルピアに交換する必要があります。

ほとんどのショッピングモールやホテル、レストランではクレジットカードを使うことができるものの、露店や個人経営店などの小さなお店ではまだまだクレジットカードが普及していません。

 

バリ島で外貨を両替しようとした時、両替商を見つけるのはそう難しくありません。

観光地であるバリ島には、町中のいたるところに両替商がいます。

 

しかし見つけるのは難しくないものの、信頼できる両替商を選ばないとトラブルに巻き込まれてしまうことも。

特にクタやレギャンなどの繁華街にある両替商には気を付ける必要があります。

 

クタ・レギャン

バリ島デンパサールのングラライ空港(デンパサール国際空港)から北に広がるエリア。バリ島イチの歓楽街で、ショッピング・スパ・グルメ・ビーチなどを楽しむことができます。

クタ・レギャンエリアの1日観光モデルコースはこちらから!

 

クタやレギャンには個人経営の洋服屋や雑貨屋がたくさんあり、そういった店舗が副業として両替も行っている場合があります。

 

正直なところ、こういった『本業の片手間で両替ビジネスをしている』店舗で両替することはおすすめしません。

初めてバリ島へ訪れるのであれば、銀行やショッピングモールなど信頼できる場所で両替するのがトラブルに巻き込まれることも少なくて安心です。

 

しかしどうしてもルピアが必要な時に、なかなか銀行やショッピングモールが見つからないということもあるかもしれません。

そんな時は、自分でもしっかり札束の枚数を確認するようにしてください。

ルピアはゼロの桁数が多いためつい見間違いしそうになりますが、お札を1枚1枚自分で数えて本当に正しい金額が両替されているのかを確認を怠ってはいけません。

 

また手の込んだ詐欺の方法だと、両替の際に使う電卓を細工しているパターンも存在するようです。

両替商のスタッフに電卓を見せられても、その金額を鵜呑みのするのではなく、自分でももう一度再計算すると確実です。

 

あとは自分でもできる対策のコツとしては、一気に高額な金額を両替しないということ。

一度に数万円単位で両替してしまうと、自分でも正しい金額がわからなくなるだけではなく、両替商側もお札の枚数をごまかしやすくなります。

少し面倒に思えるかもしれませんが、数千円ずつ両替することで両替の際の詐欺トラブルのリスクを軽減することができます。

 

私は両替で詐欺にあった経験はないのですが、「日本人はお金持ちだ」と思っているローカルの人も多く、日本人は両替詐欺のターゲットになりやすいという話をよく聞きます。

せっかくの旅行で不愉快な思いをしないためにも、自分のお金は自分で守るのが大切です。

 

ここは日本ではないということを理解する

 

以上、ここではバリ島を旅行する際のリスクについてお伝えしました。

冒頭でもお伝えしましたが、リスクにさえ気をつけておけばバリ島は危険な場所ではありません。

 

世界各国どこを探しても、日本より安全な国はない。

この事実を念頭に置いておくだけで、面倒なトラブルを回避することができます。

 

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著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

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バリ島でお土産を買おう!おすすめスーパー3選

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バリ島でお土産を買おう!

 

日本と比べバリ島は物価が安いため、お土産を大量買いするにはピッタリの土地だと言えます。

しかし、バリ島はまだまだ発展途上にある地域。

 

知らず知らずのうちに、品質に問題のあるような商品をつかまされてしまうこともしばしば。

 

結局、どこでお土産を買えば安心できるのかわからない!

そんなバリ島初心者は、まずはスーパーマーケットに行きましょう

 

バリ島には大型のスーパーマーケットやショッピングセンターがたくさんあり、日用品だけではなく観光客用のお土産の品揃えも抜群です。

 

スーパーマーケットは、道端に並ぶ雑多な露店とは違い品質が保証されていて安心できます。

 

ここでは、バリ島にあるおすすめのスーパーマーケット

  • Bintang Supermarket(ビンタン スーパーマーケット):スミニャック
  • Carrefour(カルフール):クタ
  • Coco Supermarket(ココ スーパーマーケット)バリコレクション店:ヌサドゥア

の3つをご紹介します。

バリ島の人々は普段どんなところで買い物しているのか?ローカルの生活に一歩足を踏み入れちゃいましょう!

 

おすすめスーパーマーケット3選

1 Bintang Supermarket(ビンタン スーパーマーケット):スミニャック

(出典:公式HP http://bintangsupermarket.com/)

 

クタやレギャンのような騒々しさが一切ない。大人な雰囲気漂うスミニャックにあるのが、Bintang Supermarket(ビンタン スーパーマーケット)。

 

クタ・レギャン

バリ島デンパサールのングラライ空港(デンパサール国際空港)から北に広がるエリア。バリ島一の歓楽街で、ショッピング・スパ・グルメ・ビーチなどを楽しむことができます。

クタ・レギャンエリアの観光モデルコースは前のページで紹介!
スミニャック

バリ島南部にあるビーチリゾート。おしゃれなアイテムや綺麗なホテルなどが多くあるエリア。

 

「Bintang(ビンタン)」とは日本語で「星」を意味し、店先に真っ赤なフォントで描かれた星のロゴが印象的です。

 

このスーパーマーケットは女性に人気なスミニャックエリアにあることもあり、店内には化粧品などのコスメも充実しています。

バリ島の海水から作られた石鹸やナチュラルコスメなど、ドラッグストアにも負けないほどの品揃えの良さ。

 

それだけではなく、バリ島の工芸品やお菓子などのお土産に最適な商品は一通り揃っています。

 

このスミニャックというエリアは、ヨーロピアンなカフェやレストランが多いのが特徴。

 

▼スミニャックの街並み

photo by kura2guide

 

ショッピングに少し疲れたら、近くのカフェでゆっくりと過ごすのも良いかもしれませんね。

 

▼Bintang Supermarket(ビンタン スーパーマーケット)の地図

 

2 Carrefour(カルフール):クタ

photo by kmaschke Some rights reserved

 

クタエリアの有名な通り、サンセットロード。ここにある巨大スーパーマーケットといえば、Carrefour(カルフール)。

 

カルフールはバリ島だけではなく、インドネシア全域に店舗があります。

このカルフールは、クタというバリ島の観光地ど真ん中にあるにもかかわらず、ローカルのバリ人にも人気です。

 

お菓子や日用品はもちろん、通常のスーパーマーケット同様に野菜や肉などの食材も販売されています。

 

カルフールは規模が大きいため、店内をすべて見て回るのは少し大変。

ただその分、他のスーパーマーケットでは見つからないようなローカル向けの商品が見つかることも?

 

私もこのカルフールは、洗剤やシャンプーなど日用品を買うのによく利用しますが、とにかく商品の種類が豊富なので、値段の比較ができて助かっています!

 

カルフール内にはフードコートもありますので、ショッピングだけではなくランチをとることもできます。

 

▼クタのカルフールの地図

 

3 Coco Supermarket(ココ スーパーマーケット)バリコレクション店:ヌサドゥア

(出典:http://cocogroupbali.com/coco-supermarket/)

 

高級リゾート地ヌサドゥアにある唯一の大型ショッピングセンター、バリコレクション。

その中にあるCoco Supermarket(ココ スーパーマーケット)もお土産探しにはおすすめ。

 

ヌサドゥア・ブノア

インドネシア政府によって開発された高級リゾートエリア。

バリ島デンパサールのングラライ空港から車で20分ほど南に走り、セキュリティゲートをくぐった先にあります。

 

Bali Collection(バリコレクション)

ヌサドゥア唯一の大型ショッピングセンター。スーパーから土産店まで、あらゆるお店がこの中に集約されています。日本で有名な百貨店「SOGO」も出店しています。

(出典 Bali Collection公式サイト:http://bali-collection.com/)

住所:Komplek ITDC Nusa Dua, Benoa, Kuta Selatan, Benoa, Kuta Sel., Kabupaten Badung, Bali 80363

 

ヌサドゥアという高級地にあるスーパーマーケットということだけあり、少し商品価格は高くなりますが、品質は保証されています。

 

クタやレギャンといったエリアでお土産を探すと、商品に傷があったり、最悪の場合壊れているものを渡されたりといったこともありますが、バリコレクションのココ スーパーマーケットではそのようなことはまずありません。

 

木彫りやアクセサリーといった伝統の工芸品はもちろん、高級な石鹸やオイルクリームなどありとあらゆるものが揃っています。

 

バリコレクションはバリ島でも格式高いショッピングセンターとして有名ですので、ぜひ1度訪れてみてください。

 

▼Coco Supermarket(ココ スーパーマーケット)バリコレクション店の地図

 

バリ島でお土産を探すなら以上3つのスーパーマーケットがおすすめです!

その他にもバリ島では町中を歩いているだけで面白そうなスーパーがたくさんありますので、ぜひ散歩がてら寄ってみるといいかもしれませんね。

 

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バリ島でお土産を買おう!おすすめ食べ物3選

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バリ島のお土産におすすめの食べ物3選

 

待ちに待ったバリ島旅行。

せっかくなら、お土産をたくさん買って帰国したいですよね。

 

衣類や雑貨、コスメなど形に残る物を買うのも良いですが「その国の文化や習慣が伝わるお土産」と言えば食べ物ではないでしょうか?

 

味の好みは国によって違うため、日本人にとっては

「え、これって本当に美味しいの?」

と思えてしまうような料理がバリ島では人気なことも。

 

ちなみに、バリ島含むインドネシアの人々は、辛い味付けの料理を好みます。

例えば「サンバル」という名のインドネシア風チリソースが人気で、大半のインドネシア人はこのサンバルを色々な料理にかけて食べます。

 

▼サンバルを体験してみよう!

 

私自身、何度もバリ島へ訪れましたが、あらかじめレストランでは「あまり辛くしないでください」と頼んでから料理を注文します。

これを伝えておかないと、日本人の口には合わないような辛口料理が出てきますので気をつけてください。

 

なるべく辛いものを避けるには?第4章で紹介!

 

また、バリ島でお土産として販売されているお菓子は、日本のお菓子と比べて甘い味付けのものが多いです。

そのためバリ島含むインドネシアでは、辛味や甘味など味付けの濃い料理が好まれるのかな?と考えられます。

 

今回は、そんなバリ島でお土産におすすめの食べ物を3つ紹介したいと思います。

有名な物からあまり知られていないものまでざっくばらんに紹介しますので

「バリ島旅行ではお土産に美味しい食べ物をいっぱい買うぞ!」

と意気込んでいる人は必見です。

 

また、次のページではお土産を買うならどこが良いのか?おすすめのスポットも紹介させてもらいますので参考にしてください。

 

バリ島のお土産におすすめの食べ物3選!
  • カシューナッツ
  • インドミー
  • マサコ

以下で詳しく解説していきます!

 

1 おつまみは世界共通?『カシューナッツ』

 

お酒と一緒に食べたくなるかも?

バリ島で人気のおつまみと言えば、East Bali Cashews(イースト バリ カシュ―)のカシューナッツです。

 

▼East Bali Cashewsのカシューナッツ

(出典:公式HP https://www.eastbalicashews.com/our-products)

 

バリ島旅行の定番土産として有名で、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどありとあらゆるお店に並べられています。

 

East Bali Cashewsのカシューナッツは、ただのおつまみではありません。

バリ島に存在する貧困問題や女性の雇用問題などの様々な社会問題を解決する役目を担っているのです。

 

このカシューナッツが生産、加工されているのはバリ島東部にあるパン村というところ。

 

このパン村があるバリ島東部には、

女性の雇用機会が少ないこと

アルコール中毒者が多いこと

教育の機会が与えられていない子供が多いこと

など様々な社会問題が存在しています。

 

この社会問題を解決しようと、立ち上げられたのがEast Bali Cashewのカシューナッツ。

 

(出典:https://www.eastbalicashews.co/process/)

 

フェアトレード品として生産から加工まで全て現地パン村の人々に仕事を任せるため、その影響で雇用が生まれ、結果としてバリ島東部の貧困対策へ役立てられています。

 

East Bali Cashewsのカシューナッツの活動は世界中で注目されていて、日本でも新聞やニュースなどのメディアでも取り上げられるようになりました。

 

美味しいだけではなく、バリ島へ社会貢献しているのがEast Bali Cashewsのカシューナッツ。

そんなEast Bali Cashewsのカシューナッツとはどういったおつまみなのか?

2018年現在では、8つの種類があるようですので紹介させていただきます!

 

  1. チョコレート(ココアの甘さが女性に人気!)
  2. ガーリックペッパー(日本人の口に合う?ニンニクとゴマの組み合わせが癖になる)
  3. ロウ(シンプルなプレーンタイプ)
  4. ネイティブ(薄皮がついたままのカシューナッツ)
  5. ローステッド(こんがりと焼いたナッツが食欲をそそる!)
  6. シーソルト(海の塩を使ったサッパリとした味付け)
  7. セサミジンジャー(おつまみにピッタリな生姜とゴマの組み合わせ)
  8. チリクランチ(ついつい手が止まらなくなるピリ辛唐辛子)

 

以上、この8つがバリ島では販売されています。

お店によっては取り扱いのない商品もあるため、よく確認しておくといいかもしれませんね。

 

私もこのEast Bali Cashewsのカシューナッツが大好きでよく購入するのですが、個人的にはチリクランチが1番おすすめ

日本のお菓子で例えると、柿の種に似たような味です。辛さはピリ辛程度ですので、辛いのが苦手な人でも問題はないかと。

 

▼柿の種

 

ちにみに、バリ島で1番人気の味はガーリックペッパーだそう。パンチのきいたガーリック味が、癖になりそうです。

 

どの商品もサイズは大小2つあり、小さいものだと日本円で200円程度から購入できます。

 

East Bali Cashewsのカシューナッツはおつまみが大好きな日本人受けしそうな商品ですので、複数の味の商品を買って、帰国後にお土産としてばらまくのが良さそうです。

 

味の美味しさはもちろん、社会貢献にも一役買っているEast Bali Cashewsのカシューナッツ。1つ買うだけで簡単にバリ島の社会に貢献できます。

 

ちょっとした話のネタに、お土産に買ってみてはいかがでしょうか?

 

2 庶民の味方!お手頃価格が嬉しい『インドミー』

世界で1番、ラーメンの消費量が多いと言われる日本人。

お店で食べるラーメンも美味しいですが、カップラーメンやインスタントラーメンにもまた違った美味しさがありますよね。

 

インドネシアのIndo Mie(インド ミー)」というインスタントラーメンは、安くて美味しい庶民の味方として、バリ島だけではなくインドネシア国民の生活を助けています。

 

アメリカの有名なブログ「The Ramen Rater」の「世界で最も美味しいインスタント麺10選」で第3位にランクインするほどの高評価をたたき出すインドミー。(2013年トップ10。この時の1位はシンガポールのラーメン。6位に日本のインスタント焼きそば「一平ちゃん」)

 

▼サイト「The Ramen Rater」

(出典:https://www.theramenrater.com/)

 

このインドミーは種類が豊富で、定期的に新商品が発売され店頭に並べられています。

スーパーマーケットへ行けば大量のインドミーが陳列されていて、あまりの量に店内の一角がインドミー専用のスペースになることも。

 

価格は、日本円でいうと15~20円程度という格安価格。

日本でインスタントラーメンを購入する場合、最低でも100円はかかってしまいますよね。かなりお得だと言えるのではないでしょうか?

 

肝心の味についてですが、比較的日本の焼きそばに似ています。

日本と違うところと言えば、エスニックな香辛料が使われているところ。日本にはない独特の風味が効いたピリ辛な味が特徴です。

 

味の種類が豊富なインドミーですが、好みによって好きな商品は変わるはず。

そこで、個人的に私が好きな商品を以下に5つおすすめしたいと思います!

 

著者が好きな「インドミー」ベスト5

1 ミーゴレン(1番スタンダードな味!甘さと辛さがほどよい割合)

2 ミーゴレン スペシャル(通常のミーゴレンに野菜など具材が追加され豪華に)

3 アヤム スペシャル(麺に鶏肉が入ったもの。シンプルで食べやすい!)

4 ミーゴレン ソトー(スープの香りが食欲をそそる東南アジアらしい味)

5 ミーゴレン ペダス(インドネシアの調味料サンバルで味付けされた辛い麺)

 

個人的にはこの5つが好きで、よくスーパーマーケットで購入しています。

 

初めてバリ島に行く人、インドミーを食べたことがない人は、ひとまず通常のミーゴレン味を食べてみてもいいんじゃないかな~と思います。

 

ミーゴレン
インドネシアやマレーシアで食べられている焼きそば料理。

photo by WeI-chieh Chiu

 

どれを食べても美味しいには美味しいのですが、少し癖がある味のものも。

たとえば、ミーゴレン ペダスなんかは辛いのが苦手な人には少し厳しいかもしれません。

 

これらの商品はお土産用に買う人が多いですが、旅の途中で小腹が空いたときに食べるのにもピッタリ。

夜食としてホテルの部屋で夜中に食べるのも、なんだか悪いことをしているような贅沢な気分に。

 

コンビニで手軽に買えますので、ぜひバリ島旅行の際は1つ食べてみるのをおすすめします!

 

3 ナシゴレンの素と言えば『マサコ』

 

親日国として知られるインドネシアでは、いたるところで日本語の名前がつけられた商品を見かけます。

その中でも特に有名なのが、MASACO(マサコ)」と呼ばれる調味料です。

 

▼MASAKO(マサコ)画像クリックで商品詳細へ

 

「マサコ」というと女性の名前を連想しがちですが、これはインドネシア語の「マサック(料理をする)」という意味からきています。

このマサコ、実はなんと製造元が日本を代表する企業である「味の素」なのです。

 

インドネシアでの風味調味料の需要増加にともない、ジャワ島のカラワンという地域にある工場でマサコの製造を開始した味の素。

2018年現在、マサコのインドネシアでの風味調味料シェアは6割までにのぼっています。

 

 

ここ数年で急速にインドネシア中に浸透し始めたマサコは、家庭料理はもちろんレストランや「ワルン」と呼ばれる屋台でも日常的に使われています。

 

このマサコ、どんな料理に使われるのかというと、基本的にはどんな料理にも対応が可能です。

インドネシアといえばナシゴレンが有名ですが、ナシゴレンにマサコを使うことで味を調整してくれる役割を持ちます。

 

ナシゴレン
インドネシアやマレーシアで食べられている焼きご飯料理。

photo by brando

 

インドネシア料理に使われる調味料は辛味が強いものが多いですが、このマサコは味の素が開発しただけあり、日本人にもとっつきやすいサッパリとした味をしています。

 

ちなみに味は、鶏か牛の2種類。これは、インドネシア人のほとんどがイスラム教徒であり、豚を食べられない人が多いという理由が関係しています。

 

▼マサコ鶏肉味(画像クリックで商品詳細へ)

 

インドネシアではもはや定番の調味料となっているマサコ。

もちろんバリ島でも、この商品を探すのは簡単です。

 

大型ショッピングセンターはもちろん、個人経営の小さな商店でも大抵は販売されています。

複数個まとめて買っても、値段は数十円程度。かなりリーズナブル!

大量買いをして、帰国後にばらまくのがおすすめですね。

 

このマサコはどんな料理にも使えるため、バリ島のイブ(母・成人女性という意味)たちの生活を助け続けています。

揚げ物や炒め物、スープや煮物など家庭料理にはもってこいの万能調味料。

 

バリ島旅行が終わり、インドネシア料理が恋しくなった頃。日本でもこのマサコを料理に使えば、簡単に懐かしのインドネシア料理の味を再現できます。

 

ちなみに余談ですが、バリ島では「マサコ石鹸」と呼ばれる(ブラットワンギ石鹸とも呼ばれる)ココナッツ石鹸が販売されていて、こちらも日本人女性からの人気が高いです。

 

▼マサコ石鹸(画像クリックで商品詳細へ)

 

マサコ石鹸はウブドにある工房で製造されていますので、マサコつながりでこちらもあわせてチェックすると面白いかもしれませんね!

(ウブドについては当Webon第2章4ページ目をご参照ください!)

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

バリ島「1日観光」モデルコース ~ウブド編~

Webon紹介目次著者

バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
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バリ島「1日観光」モデルコース ~ウブド編~

 

バリ島芸術の中心地と呼ばれるウブドは、北部エリアの山岳地帯に位置します。

南部リゾートエリア(クタエリアなど)とはガラッと雰囲気が変わり、ウブドはバリ島ののどかな田園風景の中にあります。

 

南部リゾートエリアの観光モデルコースは前のページで紹介!

 

観光開発が進むバリ島の中でも、まだまだ昔ながらの田舎っぽさが残るウブド。

観光地とは異なる、本来のバリ島らしさを感じたい人はぜひウブドへ足を運びましょう。

 

このページでは、ウブドを旅行する場合のおすすめモデルコースをご紹介します。

しかし、ただ単純にウブドの観光コースをお伝えするだけではありません。

 

このモデルコースを通して、バリ島の自然や芸術、そしてバリ人の宗教観や風習を理解して頂きたいと思っています。

 

ちなみにウブドは、自然素材のコスメやクリームが有名で、若い女性を中心に近年人気を集めています。

私自身、よくウブドにあるコスメショップで買い物をしますが、使い心地は抜群。

自信をもっておすすめできます!

 

ナチュラルコスメに興味がある人や健康志向な人は、特にウブドを気に入るはず!

 

ウブドエリア1日観光モデルコースの流れ
バリ人と一緒に沐浴をしよう!
午前~ ヨガで汗を流すのがおすすめ!
昼食 自然豊かなライステラスで!
午後~ ウブド市場でショッピング!
~夕方 ウブドの美術館でバリ島の名画を鑑賞!
ウブド王宮でレゴンダンスを鑑賞!

 

朝 バリ人と一緒に沐浴をしよう!

 

バリ人と一緒に沐浴をしよう!
午前~ ヨガで汗を流すのがおすすめ!
昼食 自然豊かなライステラスで!
午後~ ウブド市場でショッピング!
~夕方 ウブドの美術館でバリ島の名画を鑑賞!
ウブド王宮でレゴンダンスを鑑賞!

 

ウブドに到着し、記念すべき1日目の朝。

 

ホテルでゆったりとしたモーニングを楽しむのも良いですが、せっかくのバリ島旅行。

午前中は少し、珍しい体験をしてみませんか?

 

ウブドの北にあるティルタ・エンプル寺院(またはティルタウンプル寺院)では、ローカルのバリ人と一緒に沐浴が体験できます。

 

▼ティルタ・エンプル寺院

photo by Graeme Churchard

 

日本では体験するのが難しい、沐浴。

なかなか想像がつかないかもしれません。

 

ティルタ・エンプル寺院は「聖なる泉がわく寺院」と呼ばれ、ヒンドゥー教信者の沐浴場として古くから親しまれています。

沐浴場に訪れると、ローカルのバリ人が沐浴している姿を見かけます。

ここ数年で観光客の数が増え、特に祭礼の日になるとローカルバリ人と観光客の両方でかなり混雑するようです。

 

沐浴
沐浴とは体を水で洗い、清める事。特に宗教的な儀式として行う場合を指す。「沐」は水を頭から浴びること、「浴」は水に身体を浸けることを意味する。

沐浴の宗教的な意味としては「川、海、泉など、聖なる場所で沐浴することで、けがれを取り除く」などの意味がある。バリ島の多くの人が信仰する「バリ・ヒンドゥー教」では沐浴と呼ばれるがキリスト教では「洗礼」、日本の神道では「禊」と呼ぶなど、宗教ごとに呼び名は異なる。

 

▼ティルタ・エンプル寺院で沐浴をする人々

photo by Eduard Marmet

 

バリ島の宗教「バリ・ヒンドゥー教」
インドから伝わってきたヒンドゥー教や仏教と、もともとインドネシアで信仰されていた土着宗教(その土地に定着している宗教)が融合されてできた、バリ島独自の宗教。

バリ島では、約90%の人々が「バリ・ヒンドゥー教」を信仰しており、「イダ・サン・ヤン・ウィディ・ワソ」と呼ばれる唯一神に対し、祈りを捧げます。

 

962年、ヒンドゥー教の神様であるインドラ神が魔王マヤ・ダナワと決闘した際、杖で大地を強く突き刺しました。

その際に、大地から湧き出た泉こそがティルタ・エンプル寺院の始まりだと伝説では言われています。

 

▼ティルタ・エンプル寺院の伝説イメージ

▼インドラ神

 

ティルタ・エンプル寺院の聖水には無病息災の力があり、多くの観光客が聖水を求めに訪れます。

ペットボトルを持参で、聖水をもらいに来る人も少なくありません。

 

ティルタ・エンプル寺院はヒンドゥー教徒(バリ・ヒンドゥー教徒も)のための寺院ではあるものの、観光客も気軽に立ち入って沐浴を体験することができるのがポイント。

 

バリ・ヒンドゥー式の沐浴は手順が細かく決まっているため、どう沐浴すれば良いのかわからない観光客がほとんどです。

通常他の寺院では沐浴の仕方を教えてくれるローカルガイドがいるのですが、残念ながらティルタ・エンプル寺院にはそういったガイドはいません。

ですから、先頭に並んでいる人のやり方を真似するのが1番良いでしょう。

 

ただ初めて訪れる人はきっと不安だと思いますので、先に少しだけ沐浴の手順をお伝えします!

 

ティルタ・エンプル寺院、沐浴の方法
  1. 沐浴前に、聖水で身をお清めする。
  2. 沐浴は、左側の吐出口から順番に浴びる。

(右側の3つの吐出口は、死者のための聖水なので使わない。注意!)

  1. 一通り沐浴が終わったら、その横にある別の沐浴場でも同じ手順を繰り返す。

▼吐出口

photo by Jelle Oostrom Some rights reserved

 

以上の手順で、沐浴を進めていきます。

 

ここではざっと沐浴の流れだけお伝えしましたが、これ以外にも細かいルールはたくさんあります。

沐浴前にチャナンをお供えしたり、沐浴の最中はうがいをしたりなど。

やり方がよくわからない人は、先に並んでいる人についていけば大丈夫ですので、安心してください!

 

▼チャナン(バリ・ヒンドゥー教のお供え物)

 

ちなみに今回紹介したのはティルタ・エンプルという寺院ですが、グヌン・カウィ・スバトゥ寺院も、バリ島で沐浴ができるスポットとして有名です。

 

▼グヌン・カウィ・スバトゥ寺院で沐浴をする男性

photo by Roberto Faccenda Some rights reserved

 

グヌン・カウィ・スパトゥ寺院は、ティルタ・エンプル寺院よりもローカル感が強く、観光客はあまり訪れません。

ティルタ・エンプル寺院よりもディープな場所だと言えます。

※グヌン・カウィ寺院というお寺も近くにありますが関係ありませんのでご注意ください。

ウブドからは車で30分程度なので、ウブドのホテルからタクシーを手配して行くのがおすすめです!

 

Tirtha Empul(ティルタ・エンプル寺院)

開館時間:9:00~17:00

入場料:15,000ルピア

住所:Tampaksiring 80552, Indonesia

アクセス:テガラランのライステラス(←後ほど解説)からほど近く。ウブド中心街から車で30分ほど。

 

午前~ ヨガで汗を流すのがおすすめ

 

バリ人と一緒に沐浴をしよう!
午前~ ヨガで汗を流すのがおすすめ!
昼食 自然豊かなライステラスで!
午後~ ウブド市場でショッピング!
~夕方 ウブドの美術館でバリ島の名画を鑑賞!
ウブド王宮でレゴンダンスを鑑賞!

 

朝から沐浴をして、すっきりと目が覚めた後。

少し軽めの運動をしたくはありませんか?

 

ウブドでちょっとした運動をしたい時は、ヨガがおすすめ。実はウブドはヨガの聖地として有名です。

 

数年前、バリ島を舞台にした『食べて、祈って、恋をして』という映画が若い女性からシニア層を中心に話題になりました。

 

▼食べて、祈って、恋をして(画像クリックで商品詳細へ)

 

簡単に映画の内容を説明すると、ニューヨークでジャーナリストとして活躍する女性エリザベスが、離婚や失恋という人生のターニングポイントをきっかけに世界中を旅へ。

イタリアやインドで自分を探し続け、最後に訪れたバリ島では予想外な出会いを果たす。というシナリオです。

 

ちなみに私もこの映画を観たことがありますが、ストーリーがわかりやすく、特にキャリアに悩む女性には共感する部分が多そうだな~という印象を受けました。

舞台がバリ島ということもあり、バリ島の素朴な街並みや田園風景がたっぷりと映されています。

今までバリ島に一度も訪れたことがない人でも、この映画を観ることで「バリ島ってこんな場所なんだ!」とイメージがつきやすくなります。

ぜひ一度観て欲しい映画の1つ!

 

少し話が脱線してしまいましたが、この「食べて、祈って、恋をして」の映画の中でヨガの場面が多数使われ、それをきっかけにバリ島でヨガをする人が増えたという話も。

 

ウブドのハノマン通りはヨガの聖地として知られています。世界各国のヨギーニ(ヨガをする女性のこと)が、ここハノマン通りに集まります。

 

 

ハノマン通りには、有名なヨガスタジオが複数あります。インストラクターも一流の人が多く、インドネシアだけでなく、ヨーロッパやアメリカ、インドなど様々な国からヨガを教えるためにバリ島へ移住した人もいるほど。

 

ウブドにはヨガスタジオが多く、結局どこのスタジオに行けばいいのかわからない。そんな人におすすめなのがUbud Yoga house(ウブド ヨガハウス)です。

 

▼ウブド ヨガハウス公式サイト

(出典:https://ubudyogahouse.com/)

 

ウブドヨガハウスは、日本人にはあまり知られていない穴場的なスタジオです。

このウブドヨガハウスの魅力と言えば、まさにその絶好のロケーション。

 

スタジオの目の前にはウブドのシンボルとも言える、新緑のライステラスが広がります。

自然豊かな田んぼに囲まれているだけで、なんだか健康になれそうですよね!

 

ライステラス
インドネシアなど東南アジアで有名な棚状になった田んぼ。ライス=米。

▼バリ島のライステラス

 

ヨガレッスンのレベルも初心者向けのものが多く、初めてヨガに挑戦する人でもすんなりと溶け込めるはず。

本格的にヨガを習得したい!という人よりも、バリ島でヨガの雰囲気を感じてみたい!という人におすすめのスタジオです。

その他にも、ウブドにはヨガスタジオがたくさんあるので、自分に合ったところを探してみると良いかもしれませんね。

 

▼ウブド ヨガハウスの公式紹介動画

 

Ubud Yoga House(ウブド ヨガハウス)

クラススケジュール(時間帯により講師は変わる)

月・火 7:30-19:00

水・木・金・土 7:30-12:00

住所:Jalan. Subak Sokwabah, Ubud, Gianya, Kabpaten Gianyar, Bali 80571



昼食 自然豊かなライステラスで!

 

バリ人と一緒に沐浴をしよう!
午前~ ヨガで汗を流すのがおすすめ!
昼食 自然豊かなライステラスで!
午後~ ウブド市場でショッピング!
~夕方 ウブドの美術館でバリ島の名画を鑑賞!
ウブド王宮でレゴンダンスを鑑賞!

 

ヨガで汗をかき、小腹が空いてきた頃。

そろそろランチがしたい!

 

ウブドの町中にある少し高めのレストランも良いのですが、せっかくならウブドにしかない豊かな自然を感じながら食事をしたくはありませんか?

そんな時におすすめの場所と言えば、ライステラスにあるカフェです。

 

みなさん、ライステラスは知っていますか?

写真で見たことがある人も多いと思いますが、ライステラスとは階段状になっている田んぼ、つまり棚田のこと。

 

▼ライステラス

 

広大な丘陵地帯に広がるバリ島のライステラスは、世界遺産にも登録されています。

 

このライステラスを観られる場所はバリ島にいくつかありますが、その中でも人気の2つがジャティルイとテガラランという場所にある2つのライステラスです。

 

この2つを比較すると、ジャティルイのほうが大規模で迫力があるものの、アクセスの悪さからあまり観光客は訪れません。

もう一方のテガラランのライステラスは、ウブドの北にあり中心街からは車では15分足らずで到着できます。

 

▼バリ島の有名なライステラス比較

場所 特徴 ウブドから
ジャティルイ 大規模で迫力あり 車で1時間半程度
テガララン コンパクトだが迫力あり 車で15分程度

 

▼ジャティルイ ライステラス

photo by american_rugbier Some rights reserved

 

▼テガララン ライステラス

photo by Aleksandr Zykov Some rights reserved

 

そのため、今回はウブドから近いテガラランのライステラスをご紹介しようと思います!

 

ちなみに私もこのテガラランのライステラスへは1度だけ訪れたことがありますが、本当に最高の場所でした!

どんなところが最高なのか?これから解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

ジャティルイのライステラスはこちらで紹介!(別Webon)

 

テガラランのライステラスの魅力

 

先ほどもお伝えしましたが、テガラランのライステラスはウブドの北にありウブド王宮(後ほど紹介します)などのウブド主要観光スポットからのアクセスは良好です。

 

▼ウブド王宮

photo by Jorge Láscar

 

ウブド中心街から車で15分程度なのでタクシーで訪れるのも良いですが、テガラランのライステラスは観光スポットとしても人気が高いので、旅行会社の観光バスで訪れるのもおすすめ。

タクシーより少し安くすむ可能性も!

 

バリ島の旅行会社は日本企業のJTBやHISも初心者にはおすすめ!理由はこちらで!(別Webon)

 

テガラランの魅力はまず、コンパクトな大きさにもかかわらず迫力があるということ。

もう一つの有名なライステラスであるジャティルイと比べ、テガラランのライステラスは見やすい大きさにまとまっていて、ちょうど良い規模感だと言えます。

しかしコンパクトだとは言っても「小さすぎて拍子抜けした!」なんてことにはありませんので、安心してください。

バリ島を代表する絶景スポットとして、長年観光客から不動の人気を集めています。

 

そんなテガラランのライステラス周辺には、観光客用のレストランやカフェが複数あります。

もともとこういった観光客向けの飲食店は多くありませんでしたが、観光客の増加に伴い年々飲食店の数が増えていったよう。

 

複数ある飲食店の中でも、特におすすめなのがTeras Padi Café(テラス パディ カフェ)

 

▼テラス パディ カフェ公式HP

(出典:http://teraspadicafe.com/)

 

このカフェへは1度だけ訪れたことがありますが、この店の魅力はまさに雰囲気の良さにあると言えます。

ガゼボと呼ばれる限定の座敷席が人気で、足を広げながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

 

ライステラスのすぐ目の前というロケーションも抜群で、目の前には360度広がるパノラマのライステラスが広がります。思わず声が出そうになる、息をのむ絶景ですよ!

 

▼カフェからの眺め

photo by kibun

 

また、1番のお目当てである食事のクオリティも高いです。

私が注文したナシクニンと呼ばれるワンプレート料理は、ボリュームもほどよく十分満足できました。

 

ナシクニン
ウコンとココナッツミルクで炊いたインドネシアのご飯。インドネシア語で「黄色いご飯」という意味。レモングラスなどを加える場合もある。

▼ナシクニン

photo by Midori CC 表示-継承 3.0

 

Teras Padi Caféは、テガラランのライステラスにあるカフェの中でも1番の老舗。

日本人観光客も多いため、日本語メニューも用意されています。ですから、英語やインドネシア語に自信がない人でも心配はいりません。

 

ウブドのランチは、自然豊かなライステラスで食事をするのがおすすめです。

 

Teras Padi Café(テラス パディ カフェ)

住所:Desa Chekingan, Tegallalang, Gianyar

アクセス:ウブド中心街から車で15分

営業時間:10:00-18:00

 

午後~ ウブド市場でショッピング!

 

バリ人と一緒に沐浴をしよう!
午前~ ヨガで汗を流すのがおすすめ!
昼食 自然豊かなライステラスで!
午後~ ウブド市場でショッピング!
~夕方 ウブドの美術館でバリ島の名画を鑑賞!
ウブド王宮でレゴンダンスを鑑賞!

 

海外旅行で1番の楽しみと言えば、ショッピング!そんな女性も多いのでは?

女性だけでなく、彼女にバリ島土産を頼まれている男性も多いはず。

 

そんな、バリ島でショッピングがしたくてたまらないみなさんは、ウブド市場(Pasar Ubud:パサール ウブド)に行きましょう!

 

▼ウブド市場(Pasar Ubud)

photo by Jos Dielis

 

ウブドの中心街にあるウブド市場は、常に多くの人でわいわいと賑わっています。

 

まだ市場に人の少ない早朝、観光客ではなくローカルのバリ人が食材を買い出しに市場へ訪れます。

Ibu(イブ)と呼ばれるインドネシア人のお母さんたちは、ウブド市場で1日の食材を買いそろえ、観光客が増え混雑する前にそそくさと退散するのです。

 

Ibu(イブ)と呼ばれるインドネシア人のお母さんたち
「イブ」はインドネシアの女性、特に既婚者や目上の方への呼び名。英語で言うところの「Mrs.」「Ms.(Missではなく「ミズ」。成人女性全般に使える)」にあたります。

 

お昼が近づくにつれ、続々と観光客が増え始めます。

この市場では何が買えるのかというと、お土産物なら「何でも手に入る」と言われるほどの品揃えの良さ。

 

ラヤ・ウブド通りというウブドのメイン通りにあるウブド市場は、道を埋め尽くすほどの露店で溢れかえっています。

あまりの露店の多さに、どのお店で買い物するのが良いのかよくわからなくなってしまうほど。

衣類や鞄、雑貨などありとあらゆる物が並べられています。

 

特にウブド市場で人気の商品と言えば、バリ島の特産品であるアタ製品。

シダ科の植物「アタ」を使って作られたアタ製品は、特に女性に人気のお土産です。

 

アタ製品
シダ科の植物である「アタ」を使って作られる製品。アタはバリ島で自生している。アタ製品はアタを編み込んでカゴやバッグなどにしたもの。

▼アタ製品の例

 

 

アタ製品の中でも特にアタ・バッグが人気で、バリ島へ旅行する女性ならぜひチェックしておくべき代物。柄や形の種類も豊富ですので、ぜひお気に入りの1つを見つけて下さいね!

 

▼アタバッグの例

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価格交渉も楽しみの一つ!

 

また、ウブド市場の楽しみ方の1つが、店員さんとの価格交渉です。

せっかくバリ島へ旅行に来たのなら、ゲーム感覚で値引きに挑戦してみませんか?

 

日本人はお金を持っていると思われることが多いので、最初は大幅に高額な値段でふっかけられることが多いです。

私もバリ島へ訪れた初期の頃は、価格の相場がわからず正規価格より何倍も高い値段で商品を買っていました。

店員さんに言われた値段で購入してしまうと、かなり損してしまうので気をつけてくださいね!

 

いくらで価格交渉するのかは人にもよりますが、自分が

「この値段以上では絶対買わない!」

と決めたら、その値段を目指してひたすら心理戦をするのみ。

 

バリ島の露店に並ぶ商品には、定価なんてあってないようなもの。ゲーム感覚でお気に入りの商品を落とすのが良いでしょう。

 

しかしそんなこと言っても、初めてバリ島へ来たのに価格交渉のやり方なんてわからない!

そんな人がほとんどかと。

 

そんな人は、まずは1度他の人が価格交渉している現場を観察してみるのが良いかもしれませんね。

どのくらい値引きしてもらっているのか。そもそも値引きに対応してくれそうな店員さんなのか。

特に中国人観光客は値段交渉が上手なので、参考になります。

 

ちなみに私は、毎回相手の言い値の半額くらいで購入できるよう意識しています。

しかし値引きが成功するかどうかは、店員さんといかにフレンドリーになれるかにかかっている気も。

語学が堪能な人は、雑談をふったり店員さんをほめてあげたりすると良いかもしれません。

 

ウブド市場は、たとえ商品を買わなかったとしても、商品を眺めながら歩き回っているだけで十分楽しめる場所です。

ここでは小商いをしながら生きるバリ人たちの活気、そして生活感に触れられます。

ウブドへ訪れたなら、ふらっとでも良いのでウブド市場に立ち寄ってみるのがおすすめ。

きっと今までには触れたことのない世界観がそこにあるはず。

 

▼バリ島の主なパサール比較

名称 エリア 特徴
パサール・シンドゥ サヌール とにかく安い!
パサール・バドゥン デンパサール バリ島1大きい
パサール・ウブド ウブド バリ島1有名

 

Pasar Ubud(ウブド市場)

住所:Jalan Raya Ubud No35

営業時間:6:00~18;00



~夕方 ウブドの美術館でバリ島の名画を鑑賞!

(出典:ウブドの美術館Museum Puri Lukisan公式HP

 

バリ人と一緒に沐浴をしよう!
午前~ ヨガで汗を流すのがおすすめ!
昼食 自然豊かなライステラスで!
午後~ ウブド市場でショッピング!
~夕方 ウブドの美術館でバリ島の名画を鑑賞!
ウブド王宮でレゴンダンスを鑑賞!

 

舞踊、工芸、文学、そして美術。

芸術と言っても種類は様々ですが、ウブドを観光するなら絵画の鑑賞をしてはいかがでしょうか。

 

バリ島芸術の中心地、ウブド。

ここにはバリ島中の名画が集まるため、美術の研究や修行をするためだけにウブドへ長期滞在する人もいるほど。

 

こじんまりとしたアートギャラリーも町中に点在していて、バリ島絵画独特のカラフルなデザインが、ウブドの町のアーティスティックな雰囲気を形作っています。

 

ウブドでは、町中を散歩しているだけで目を惹かれる絵画に出会えます。急いでいても、ついつい足を踏み入れたくなるような魅力的なアートギャラリーがたくさん。

 

バリ島絵画の特徴としては、バリ・ヒンドゥー教(先述)の考えが反映された作品が多いということ。

特に王宮や神様の絵が多く、その次に多いのがバリ島の自然や鳥だという印象を受けます。

 

▼バリ島の絵画の例

photo by Jorge Láscar

 

家の玄関に飾るような小さなキャンパスから、王宮に飾るような豪華な絵画までバリエーションは様々。

絵画の種類や大きさにより価格は変わりますが、観光客向けにリーズナブルな価格で販売されているものもあります。相場は、安いもので3万円程度から。

旅行の思い出に、1つ購入してみるのも良いかもしれませんね!

 

ウブドには有名な美術館がたくさんありますが、その中でも特に有名なのが

 

Museum Puri Lukisan(プリ ルキサン 美術館)」

photo by  Jorge Láscar

 

「Neka Art Museum(ネカ美術館)」

出典:http://www.museumneka.com/

 

「Museum Arma(アルマ美術館 Agung Rai Museum:アグン・ライ美術館とも言われます)」

(出典:https://www.armabali.com/museum/)

 

の3つ。

 

この3つは、バリ島の3大美術館と呼ばれています。

 

今回はその中でも特に私がおすすめしたい、「Museum Puri Lukisan(プリ ルキサン 美術館)」についてお伝えします。バリ島の絵画や芸術全般に興味がある人はぜひ参考にしてくださいね!

 

Museum Puri Lukisan(プリ ルキサン美術館)の魅力

▲プリ ルキサン美術館の様子 photo by Jorge Láscar

 

ウブドで1番歴史の長い美術館と言えば、Museum Puri Lukisan(プリ ルキサン美術館)。

 

プリルキサン美術館は、1956年にオランダ人画家であるルドルフ・ボネとその仲間たちにより創設されました。

 

ルドルフ・ボネ
オランダの画家。バリ島で40年以上過ごし、多くの時間をプリルキサン美術館の絵画コレクションに費やした。

 

私自身この美術館へは何度か訪れたことがありますが、この美術館の敷地はかなり広いです。

周辺は緑が多く自然豊かですので、何も考えずにボーっと散歩するのにピッタリですよ!

 

この美術館の名前である「Puri Lukisan(プリ ルキサン)」には、「絵画の王宮」という意味があります。

そのため、美術館に展示されている絵画も王宮にかかわるものがたくさん。

古典風から現代風のものまで幅広い年代の絵画が展示されているため、ただ単に絵画を観て楽しむだけではなく、1つ1つの絵画からバリ島の歴史を学び取ることができます。

 

この美術館は、事前予約をすることで舞踊や木彫りの体験も可能。

本場のバリ島芸術に触れられる機会はあまりないため、この機会に芸術体験をするのも良いかもしれませんね!

 

Museum Puri Lukisan(プリ ルキサン美術館)

開館時間:9:00~17:00

入場料:40,000ルピア

住所:Jalan Raya Ubud Gianyar, Ubud Bali

アクセス:ウブド王宮から徒歩5分

公式サイト:http://museumpurilukisan.com/

 

夜 ウブド王宮でレゴンダンスを鑑賞!

 

バリ人と一緒に沐浴をしよう!
午前~ ヨガで汗を流すのがおすすめ!
昼食 自然豊かなライステラスで!
午後~ ウブド市場でショッピング!
~夕方 ウブドの美術館でバリ島の名画を鑑賞!
ウブド王宮でレゴンダンスを鑑賞!

 

ここまで一通り、ウブド観光のおすすめコースをご紹介しました。

 

沐浴、ヨガ、自然、市場、そして美術。

ウブドは、様々な顔を持つ多彩な地域であるということをわかって頂けたのではないでしょうか?

 

そんなウブド旅行の締めくくりは、バリ舞踊の鑑賞がおすすめ。

ウブドでは、毎晩町のいたるところでバリ舞踊の公演が開かれています。

 

バリ舞踊には種類が複数ありますが、その中でも特に有名なのが

  • 「ケチャックダンス」
  • 「バロンダンス」
  • 「レゴンダンス」

の3つです。

 

ケチャックダンスは、上半身裸の男性たちが円陣を組み「チャチャチャ」と力強い掛け声をかけるのが特徴の男らしいダンス。

 

▼ケチャックダンスの様子

photo by Brian Jeffery Beggerly

 

男性たちの太い掛け声と美しい舞のコラボレーションは、少しアンバランスな感じがあり、ついつい見入ってしまいます。

 

バロンダンスとは、獅子の姿をした「バロン」と、魔女が変身した「ランダ」が主役の舞踊。

 

▼バロンダンスの様子

photo by  Walter Lim

 

バロンダンスには、人々を災いから守るようにという願いが込められています。

もともとは寺院で厳粛に行われていた伝統舞踊でしたが、現在では観光客でも理解しやすいようコミカルにアレンジされています。

 

最後にレゴンダンスですが、私個人の意見としてはウブドでバリ舞踊を鑑賞するならレゴンダンスを観るのがおすすめ!

 

ウブド以外の地域でもレゴンダンスを観ることは可能ですが、ウブドで開催されるレゴンダンスのショーは他地域のものよりレベルが高いのが魅力。

 

レゴンダンスは、古くから宮廷舞踊としてバリ島ローカルの人々に親しまれてきました。

主役は、色鮮やかな衣装を着た美しい踊り子。ガムランの音色に合わせて幻想的な舞を踊ります。

 

ガムラン
インドネシアで行なわれている色々なドラや鍵盤の打楽器などによる民族音楽の総称。

▼ガムランで使用される楽器

photo by Rex Roof

 

▼レゴンダンスの様子

photo by Tiomax80

 

レゴンダンスの特徴は、踊り子の手つきにあると言えるでしょう。

指先の伸ばし方や、しなやかな手の動かし方がポイントで、女性らしい繊細な動きが観客を魅了します。

また、目の動きにもレゴンダンスの特徴は出ています。

ガムランの音楽に合わせ黒目を動かし、独特の表情を作るレゴンダンス。ギロッと睨んでいるように見えますが、どこかエキゾチックな雰囲気を漂わせています。

この手と目の動きが、他のバリ舞踊にはないレゴンダンスだけの特徴と言えます。

 

レゴンダンスをウブドで鑑賞するなら、ウブド王宮がおすすめ。

ウブド王宮では、曜日によって異なる公演がされています。

 

▼ウブド王宮

photo by  CC 表示-継承 3.0

 

ウブド王宮で観るバリ舞踊は、踊りのレベルの高さもさることながら、その踊りを音楽で支える楽団のパフォーマンスの高さにも目を見張る物があります。

ガムランやその他の楽器で奏でられる音色は、緩急が激しく観客の心を揺さぶります。

 

▼ウブド王宮のレゴンダンスの様子

photo by momo

 

ウブド王宮は、ウブドの中心地からも近くアクセスは良好。

そのため昼間はウブドのセントラルで観光をし、夜はウブド王宮でバリ舞踊の鑑賞をするというのがウブドのスタンダードな観光コースだと言えるでしょう。

 

他にもウブドにはおすすめの観光スポットがたくさんありますが、ぜひ今回ご紹介したモデルコースを参考にして頂ければと思います!

 

Ubud Palace(ウブド王宮)公式にはPuri Saren Palace

バリ舞踊開演~終了時間:19:30~21:00

住所:Jalan Raya Ubud, Ubud

 

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目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629