AAAの歴史~ドームアーティストになるまでの道のり~

前記事⇒AAAのメンバーを紹介~主な活躍・出演作品・メンバーカラーなど~

 

今やドームツアーを敢行するまで大きくなったAAA。
ファンとしてデビューから共に歩いてきましたが、ドームにたどり着くまでの道のりは長かったです。

一体どうやって6人は出会ったのか、一体どうやってドームを埋めるほどのアーティストになったのか。

音楽を専門に学んだ人間として、ファンの1人としての目線を書いていきます。

 

オーディションで出会ったメンバーたち

AAAは全員、avexが主催するオーディションで出会いました。

同時期のオーディションだったわけではなく、宇野実彩子さんが一番早くオーディションに合格。
続いて男性メンバー5人とも、男限定オーディションでの合格でした。
元メンバーの後藤友香里さんと伊藤千晃さんの2人は追加オーディションでの合格で加入しました。

嘘のような奇跡の話

デビューシングルと同時に、アーティストブックも販売されたのですが、その中には驚きの話が。

西島さんがオーディション会場で、最初に話しかけた4人が、今のメンバーだと言うのです。

無意識のうちに未来の仲間がわかっていたかのような不思議体験ですよね!

アーティストブックは、メンバー全員のあどけない表情や、Q&Aが盛りだくさんで読み応えがありますよ。

最近知った人はもちろん、5〜6年ファン歴を持つ人にもオススメです。

 

 

ストリートライブ時代

これはどのアーティスト・シンガーソングライターにも言えることですが、多くの人には「下積み時代」があります。

AAAにも下積み時代があり、デビューシングルを発売するまではストリートライブを行なっていました。

都内はもちろん札幌から福岡まで駆け巡り、自分たちを売りこむ日々です。

道行く人にチラシを配るも、目の前で捨てられるなんてこともしばしば。

この時チラシを捨てた人たちは、今のAAAを見てさぞ驚いていることでしょう!

 

賞を総ナメしたデビュー年

2005年にデビューしたAAAですが、同年の音楽祭において以下の受賞をしています。

○11月21日 ベストヒット歌謡祭2005
「新人賞」受賞
○12月17日 第38回日本有線大賞
「有線音楽賞」受賞
○12月31日 第47回日本レコード大賞
「最優秀新人賞」受賞

デビューしてからわずか3ヶ月で、こんな結果を残しました。

当時の私は小学生だったので、ただただ受賞を喜んでいましたが、大人になって振り返ってみると、なぜ受賞できたのかわかる部分があります。

それはもちろん、avexという大手の力もあるとは思います。
しかし、賞を受賞できるだけの歌唱力・パフォーマンス力があったことも確かです。

当時のAAAは、西島・宇野・浦田の3人が主にボーカルを務めていました。
現在は全員に歌のパートが割り振られていますが、当時はそうではありませんでした。

3人と5人の間には、圧倒的な歌唱力の差があったためにバランスが取れなかったんですね。
中でも特に宇野さんのパワフルな歌唱力は圧巻でした。

そしてもう一つは、他に類を見ないグループであったことです。

男女混合グループは多くいますが、それに加えてアクロバット・ラップをこなすというのは聞いたことがありません。

女性メンバーでもアクロバティックな振りをガンガンやってましたからね!

その点も大きく評価されたのではないかと思っています。

足りない部分を埋め合って勝ち取った賞だと言えます。

 

怒涛のリリースラッシュ

私はAAAの他にも、同じ年数応援しているアーティストたちがいます。

その中の一つはバンドなので、少し売り方が変わってきますが、比較してみると圧倒的な違いがあるんです。

それは、「楽曲リリース頻度」です。

 

AAAは追いかけるのが大変なくらい、リリース間隔が短い時期が多々ありました。

2008年1月9日にリリースした「MIRAGE」までの間に出した楽曲数は、16曲。

ほぼ月1ペースで新曲をリリースしていたんですね。

プラス、アルバムもリリースしていますから恐ろしいスピードです。

その後はしばらく落ち着きますが、10周年になる2015年に7作連続月1リリースをしています。

リリースペースが早いのには、メリットもデメリットもあります。

 

メリット

・次々と新しい曲を楽しめる(リスナー)
・リリースするたびに露出が増える(リスナー)
・話題性がある(アーティスト)
・色々な面を見せることができる(アーティスト)

デメリット

・出費が多くなる(リスナー)
・ハードスケジュールになる(アーティスト)
・1曲にかける時間が短くなる(アーティスト)
・製作費が半端なくかかる(アーティスト)

 

製作費に関しては売り上げが伴っていればデメリットから消えますね。

人数が多い分、歌・コーラスやダンスの振り・移動が細かく割り振りされています。
それを短時間でこなすには、箱詰めの状態で仕上げていたのではないかと思います……。

 

今は無きリリースイベント

AAAは、長年「リリイベ」と呼ばれるイベントを行なっていました。

CDをリリースするたびに、全国のショッピングモール等でイベントを行なっていたんですね。

その内容はさまざまなで、メンバー全員とのハイタッチ会だったり握手会だったり。
CDを買う枚数に応じた回数分、参加することができます。

今で言う、アイドルの握手会に近いですね!
違うところと言えば、メンバー別ではないところでしょうか。

このリリースイベントはもう5年ほど行われていません。
しかし、その頃にはすでにアリーナツアーを敢行していたので、だいぶ大きなアーティストとなっていました。

現在ではメンバー個人個人で、握手会などのイベントを行なっています。

大きくなっても、なるべく近くに感じられるようにしてくれるところは、昔から変わりません。

 

TKプロデュース時代

AAAの知名度をグッとあげることになった、「TKプロデュース時期」。

あの有名な小室哲哉さんが、2年にも渡って楽曲プロデュースをした時期がありました。

初プロデュースである「逢いたい理由」は、今でも知名度の高い楽曲の1つです。

この「逢いたい理由」から始まり「SAILING」まで一部を除き、TKプロデュース時期になります。

この間にリリースした楽曲は、9曲。
また、ライブでもピアノ演奏のために出演してくれたこともあります。

 

 

タイアップ曲で知名度はさらに飛躍

その後も地道にライブや楽曲リリースを続けていき、メンバーによってはドラマ・映画出演をしていきました。

これまで、数々のタイアップも取ってきましたが、その中でも大きなタイアップとなったのが

・仮面ライダー電王(Climax Jump)
・ONE PIECE(Wake up!)

です。

 

仮面ライダー電王をキッカケに、子ども・ママ層のファンを獲得し、ワンピースでさらに知名度を広げることとなりました。

また、2007年には福岡ソフトバンクホークスの球団歌をリメイクした「いざゆけ若鷹軍団2007」もリリースしています。

野球ファンの人は、これを機に知った人も多いのではないでしょうか。

AAAがドームツアーでできる程大きくなった理由~近道なんてなかった~

AAAがドームツアーをできるようになるほど大きくなった理由。

 

それは「頑張ることをやめなかったから」だと思っています。

私が見てきた限り、近道なんて一切なかったように思います。

小さなイベントを大切にし、地道に自分たちが広告役をした結果なのではないでしょうか。

 

自分たちがステージに立つためには、その裏でさまざまな努力があります。
ダンスやボイストレーニングはもちろん、メンバーによっては演技の勉強だってしたでしょう。

違った努力で言えば、体調を崩さないための健康管理だったり、アーティストとしての自分を保つ努力だったり。

何も特別なことなんてなく、ただやり遂げたのは「努力をすること」。

これに尽きると思います。

そう考えると、自分もなにか出来る気がしてきませんか?

 

Back⇒AAAのメンバーを紹介~主な活躍・出演作品・メンバーカラーなど~

AAA(トリプルエー)入門~2005年。デビューの時からファンの筆者が伝える魅力~

はじめに

はじめに-私がAAAに一目惚れした理由

 

第1章

AAAのメンバーを紹介~主な活躍・出演作品・メンバーカラーなど~

AAAの歴史~ドームアーティストになるまでの道のり~

AAAのメンバーを紹介~主な活躍・出演作品・メンバーカラーなど~

前記事⇒はじめに-私がAAAに一目惚れした理由

 

2度のメンバー脱退を経て、現在は男性メンバー5人・女性メンバー1人で活動しているAAA。

それぞれのメンバーの主な活躍、出身地や誕生日、出演作品からメンバーカラーまでこの記事で知ることができます。

メンバーカラーって?

メンバーにはそれぞれ、担当している「色」があります。
AAAのグッズの中には、色がランダムで販売されるものが多くあるんですね。
タオルだったり、公式キャラクター「え~パンダ」のキーホルダーだったり。
また、LIVE中に使用するペンライトの色を変えることで、推しているメンバーへアピールすることができます。

LIVE会場に行くと、その人が何色を身に着けているかによって、誰を推しているのかわかります。

 

西島隆弘-TAKAHIRO NISHIJIMA-

生年月日:1986年9月30日
出身地:北海道
血液型:O型
愛称:にっしー
メンバーカラー:橙(オレンジ)
ソロ活動名:Nissy(ニッシー)
Nissy公式HP

ぷるぷるの厚い唇が印象的な西島隆弘さん。
活動初期からずっとメインボーカルを担当している1人です。

AAAの中で最も多くの作品に俳優として出演していて、デビューしてからわずか2年でドラマ「美味學院(デリシャスがくいん)」で主演を務めています。

【主な出演ドラマ】
2007年 テレビ東京「美味學院」
2009年 NHK「ゴーストフレンズ」
2010年 TBS「タンブリング」
2012年 NHK「平清盛」
2013年 NHK「太陽の罠」
2016年 CX月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」

ちなみに、「美味學院」にはメンバーの與真司郎さんも出演していますよ。

また、2009年には園子温さんが監督を務めた映画「愛のむきだし」で主演に大抜擢されています。
この映画はなんと237分にも及ぶ超ロングムービー。
数々の賞も受賞し、当時とても話題になりました。

AAAになる前は、地元のアイドルグループ「Japs」のメンバーとして活動していました。

 

宇野実彩子-MISAKO UNO-

生年月日:1986年7月16日
出身地:東京都
血液型:O型
愛称:うのちゃん
メンバーカラー:紫(パープル)
ソロ活動名:MISAKO UNO
MISAKO UNO公式HP

現在のAAAで紅一点を務める宇野実彩子さん。
宇野さんも、初期からずっとメインボーカルを担当しています。

そんな宇野さんはメンバーの中で唯一、ハリウッドデビューを果たしている女優さんでもあります!
帰国子女なだけあって、英語が堪能。まさに才色兼備です。

その出演したハリウッド映画は、2007年公開の「呪怨パンデミック」。
さらに、主題歌まで担当しています。
ソロデビューこそ2018年に果たしましたが、実はずっと前にソロで歌っていたんですね。

2010年には「ランデブー!」という映画で主演に抜擢されています。

【主な出演ドラマ】
2008年 NHK「瞳」
2012年 NHK「梅ちゃん先生」
2013年 テレビ東京「東京トイボックス」

 

浦田直也-NAOYA URATA-

生年月日:1982年11月10日
出身地:東京都
血液型:B型
愛称:直也くん、リーダー
メンバーカラー:緑(グリーン)
ソロ活動名:NAOYA URATA
NAOYA URATA公式HP

最年長メンバーかつリーダーである、浦田直也さん。
初期からメインボーカルを務める最後の1人です。

メンバーの中で最もソロデビューが早く、活動も音楽に関することが多いです。

テレビではクイズ番組に出ることが多いので、バラエティ向きですね!

【主な出演作品】
・映画
2007年 「ヒートアイランド」

・音楽
2009年 ソロデビューアルバム「TURN OVER」リリース
2010年 浜崎あゆみとのコラボシングル「Dream ON」リリース
2013年 ソロカバーアルバム「UNCHANGED」リリース

また、アパレルブランドとのコラボすることが多いオシャレさんでもあります。

 

日高光啓-MITSUHIRO HIDAKA-


生年月日:1986年12月12日
出身地:千葉県
血液型:O型
愛称:だっちゃん
メンバーカラー:黄(イエロー)
ソロ活動名:SKY-HI(スカイハイ)
SKY-HI公式HP

初期からずっとラップを担当している日高光啓さん。楽曲によっては、ラップではない歌唱もしています!

AAAとして活動する一方、ラッパーとしても長年活動しています。その実力は確固たるもので、高い評価を得ています。

2013年の初ソロツアーを機に、どんどんソロ活動の規模を拡大していて、野外フェスにも出演するほどです!

楽器も堪能で、AAAのライブではピアノを披露することもたびたびあります。

【主な出演作品】
・映画
2010年「サヨナライツカ」

・音楽
2013年 初ワンマンツアー
「SKY-HI TOUR 2013-The 1st FLIGHT」
2013年 ソロ初両A面シングル「愛ブルーム/RULE」リリース
その後毎年ソロLIVEツアーを開催しています。

 

與真司郎-SHINJIRO ATAE-

生年月日:1988年11月26日
出身地:京都府
血液型:O型
愛称:真ちゃん
メンバーカラー:青(ブルー)
ソロ活動名:SHINJIRO ATAE
SHINJIRO ATAE公式HP

メンバー最年少で、現在アメリカの大学へ通っている與真司郎さん。

活動初期の頃は主にダンスを担当し、現在は歌唱も担当しています。

英語がペラペラな與さんですが、なんとその英語は独学で習得したもの。海外から駆けつけるファンも多くいます。

映画や舞台にも幅広く出演し、オリジナルのファッションブランドも立ち上げているマルチぶり。

2018年11月26日に、初のソロデビューアルバムリリースを控えています。

【主な出演作品】
・映画
2009年「守護天使」
2010年「ラムネ」主演
2011年「スイッチを押すとき」

・ドラマ
2006年 テレビ東京「心霊探偵八雲」主演
2007年 テレビ東京「美味學院」
2009年 日本テレビ「LOVE GAME」
2009年 MBS・TBS「帝王」
2012年 TBS「スナーク狩り」

 

末吉秀太-SHUTA SUEYOSHI-


出身地:長崎県
血液型:A型
愛称:秀太、シューティー
メンバーカラー:桃(ピンク)
ソロ活動名:SHUTA SUEYOSHI
SHUTA SUEYOSHI公式HP

高い身体能力を武器とする末吉秀太さん。
初期活動の頃は、ダンスとアクロバティックを担当していました。

現在ではメインボーカルの3人(西島・宇野・浦田)に引けを取らないほどの歌唱力を誇っています。

2018年には、初ソロデビューアルバムをリリースし、武道館でのワンマンLIVEを成功させています。

また、ソログッズのデザインを手がけるなどセンスの良さも伺えます。

【主な活動】
・ダンス
2012年 shibuya harlem
「DANCE HOLIC 1st anniversary」
2014年 よみうりランド
「末吉秀太 SPECIAL DANCE NUMBER」

・音楽
2016年 初ソロライブ
「Shuta Sueyoshi Solo live「S」」
2017年 オリジナル楽曲を配信リリース
2018年 初ソロデビューアルバム
「JACK IN THE BOX」リリース
同年のツアーにて武道館公演を開催。

AAAとして活動する前は、男性4人組グループ「FRIENDS」のサブリーダーを務めていました。

また、末吉さんの初期メンバーカラーは黒だったので、昔のグッズには黒いタオルが存在しています。
(現在はピンクがメンバーカラー)

 

伊藤千晃-CHIAKI ITO-


生年月日:1987年1月10日
出身地:愛知県
血液型:B型
愛称:ちあちゃん
メンバーカラー:赤(レッド)
ソロ活動名:CHIAKI ITO
CHIAKI ITO公式HP

元メンバーの伊藤千晃さん。
2017年まで共に活動していました。

映画出演だけでなく、コスメプロデューサーを務めるなど、幅広く活躍していました。
現在は結婚しているので、本来の名字は違いますが活動名は「伊藤」のままです。

【主な出演作品】
ドラマ 2008年 台湾CTS 蜂蜜幸運草
(日本名「ハチミツとクローバー」)
映画 2007年「ヒートアイランド」
アニメ 2008年「ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜」

伊藤さんをモデルにしたボーカロイドもいますよ。
AAAのファッション担当的な存在でした。

 

後藤友香里-YUKARI GOTO-


生年月日:1988年1月14日
出身地:東京都
血液型:B型
愛称:ゆかりん
メンバーカラー:桃(ピンク)

元メンバーの後藤友香里さん。
2007年まで共に活動していました。

病気で脱退しましたが、復活したのちに声優として活動しています。
高い身体能力を生かし、AAAではアクロバットを担当していました。

現在は、AMG MUSIC SCHOOLのトレーナーとして活躍しているので
残念ながらSNSで姿を見ることはできません。

【主な出演作品】

2006年「LEMON ANGEL PROJECT」
2013年「探検ドリランド -1000年の真宝-」
2014年「ONE PIECE」
2015年「俺物語!!」
2015年「重装機兵レイノス」

「Trefle」と「EMERGENCY」という声優ユニットを組んでいました。
ちなみに、リーダーの浦田さんとは幼馴染みですよ。

 

 

1人1人の活動の幅が広い

この少しの紹介だけでも、いかにメンバー1人1人の活動が幅広いかわかりますよね。

他にもアクセサリーを展開したり、他のアーティストの作品に参加したりと、まだまだ多方面への活躍があります。

それは、グループ名の由来である

「Attack All Around」(アタックオールアラウンド)
=すべてのことに挑戦する

の通りだと思います。

 

Next⇒AAAの歴史~ドームアーティストになるまでの道のり~

Back⇒はじめに-私がAAAに一目惚れした理由

現代の麻雀は一人で楽しめる ~3つの方法~

Webon紹介目次著者
近年、インターネットの登場により麻雀の新たなブームが到来し麻雀を楽しみやすい環境が整ってきています。麻雀プロの筆者が、近年の麻雀ブームを解説すると共に麻雀の魅力をお伝えします。きっと麻雀を打ちたくなることでしょう!
「『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~」はこちらから

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)

 

前のページでは「インターネットの登場により、麻雀は一人でも気軽に遊べるゲームになった」というお話をしました。

今回はその一人で遊ぶ麻雀について詳しくご紹介したいと思います。

どれも手軽にコストをかけずにできるものなので、もしあなたが麻雀に少しでも興味があるのであれば、「とりあえずやってみるか」という軽い気持ちでチャレンジしていただけたら嬉しいです。

 

以下では

  • 麻雀アプリ
  • オンラインネット麻雀
  • 麻雀観戦

という項目に分けて解説をしていきます。

 

1 麻雀アプリ ~麻雀のルールを知らない方でもOK~

 

まずあなたが麻雀のルールを全く知らず、かつ知的ゲームとしての麻雀を楽しみたいのならば、スマホアプリ等のコンピュータと対戦するものがオススメです。

もちろん大まかなルールを知る必要はありますが、麻雀は入門書だけ読んだとしてもなかなかルールは覚えられません。

しかし実際にやってみれば大雑把な流れというのは案外すぐに覚えられるものです。

 

アプリで麻雀をする最大のメリットとは

 

ただ「麻雀を誰かとやってみる」といっても右も左も分からない状態ではチョンボ(麻雀におけるルール違反のこと)をしてしまうかもしれませんし、考えがまとまらず対戦相手を待たせてしまうかもしれません。

このような事を考えると「人間と対面しての麻雀」というのは少しハードルが高く感じてしまいがちですが、スマホアプリ等のコンピュータ相手ならば入門書やネットのルールガイドを見ながらじっくり考えてプレイしても誰にも迷惑をかけることはありません。

 

アプリなどではそもそもルールに反する動きはプログラム上、できないようになっていることがほとんどなのでチョンボの心配もありません。

 

簡単なチュートリアルのあるアプリも存在しますし、習うより慣れろ!というときにコンピュータと対戦できる麻雀ゲームは最適ですね。

 

スマートフォンのアプリ検索で「麻雀」と検索すれば数えきれないほどのアプリが出て来ますが、基本的にやることは全て麻雀。

もちろんインターフェース(ゲーム画面や操作方法)など細かな違いはありますが、まずは気軽に1つダウンロードして、チャレンジして見ていただきたいなと思います。

 

2 オンラインネット麻雀 ~ルールがある程度わかる方~


(引用元:http://www.maru-jan.com/)

 

「ルールはある程度わかる」という方や「腕試しをしてみたい」という方はオンライン上で人と対戦できる、いわゆるネット麻雀にチャレンジして見ましょう。

 

自分の順番で考える時間が制限されていたりと、対人ゲームならではのハードルはあるものの、きっとコンピュータ相手よりも白熱した勝負ができるでしょう。

 

中には私のようなプロが多数参加しているネット麻雀もありますから腕試しにはもってこいですよ。

 

プロが参加しているものなどおすすめのネット麻雀については後のページで解説!

 

ネット麻雀はスマホでできるもの、PCでしかできないもの、両方でできるものと様々あります。

無料のものも多いのでこちらもまずは一度チャレンジしてみることをオススメします。

 

家事の合間のちょっとした時間に楽しみたい主婦の方や通勤通学の電車の中で楽しみたい方は「東風戦(とんぷーせん)」というルールがオススメです。

 

これはサッカーで例えると前半戦だけで勝ち負けを決めるルールで、通常の半分の時間で楽しめます。

だいたい1ゲーム15分から20分程度で終わることが多いので勉強や作業の合間にやるのもちょうどいい休憩になりますよ。

私も家で原稿を書いている間などのちょっとした休憩時間には東風戦を楽しみます。

ついつい熱中して2戦目3戦目をやってしまい、結局何時間もたってしまった、なんてこともあるのですが・・・

 

ネット麻雀の一覧と特徴

 

名称 特徴
オンライン対戦麻雀 天鳳 登録ID数450万を数える国内最大規模のネット麻雀サイト。天鳳の最大の特徴は「打ち手の実力によって打つ卓が分かれている」こと。
麻雀ゲーム『Maru-Jan』 様々なイベントやエフェクトが楽しめる。優勝賞金500万のイベントの大会への出場権が獲得できるイベントなども開催。
オンライン麻雀ゲーム『雀シティ』 カメラを通して相手の顔をみながらプレイができる。カメラはOFFにすることも可能。
セガNET麻雀 MJ 牌や手の動きをリアルに再現。実際に麻雀をしている感覚になれる。基本プレイ無料。
麻雀4 色々なゲームを取り扱う「ハンゲーム」の中にあるゲームのひとつ。無料で打つことができる。
雀REVO 3Dの絵が特徴的な麻雀ゲーム。対局後に、対戦相手のリーチが何待ちだったかなどを調べられる。
闘牌王 対局視点に3Dモードを選べて臨場感ある対局ができる。
麻雀ロワイヤル 「Yahoo!モバゲー」の中のゲームのひとつ。会員数が100万人を突破しているとのこと。

 

3 麻雀観戦 ~実はやらなくても楽しめる~

 

最後は観戦です。

前のページでも少し触れたAbemaTVの麻雀チャンネルなら24時間麻雀の対局をみることができます。

ルールを知らなかったら楽しめないのでは?

と思う人もいるかもしれませんが、さすがはAbemaTVというべきか、そういう視聴者が多いことも予想して初心者にもわかりやすい、丁寧な実況解説がついています。

【参考リンク】AbemaTV

 

もちろん最初はわからない用語もあるでしょうが案外「雰囲気を楽しむ」ことができるようで、見てたらルールが何と無くわかってきました!なんていう声も耳にします。

 

特に囲碁将棋、最近の流行りのものでいうとカードゲームなんかが好きな方はきっと麻雀も楽しめると思います。

私の経験上、こういった頭を使うテーブルゲームが好きな人は、麻雀にもハマりやすい気がしますね。

 

そんな私もテーブルゲームは大好きで、ルールもあまりわからない海外のポーカーの大会の中継をよく見たりします。

ゲーム好きならば他のゲームのトッププロの戦いというのは何故か楽しめちゃうんですよね。

 

今回ご紹介したものは全て無料でできるものです。初期投資として必要なのは時間だけ。それもまずは30分で結構です。

手軽に麻雀ライフをスタートさせて見ませんか?

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)



スポンサーリンク

 

目次著者

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

現代の麻雀は賭けずに打てる ~3つの方法~

Webon紹介目次著者
近年、インターネットの登場により麻雀の新たなブームが到来し麻雀を楽しみやすい環境が整ってきています。麻雀プロの筆者が、近年の麻雀ブームを解説すると共に麻雀の魅力をお伝えします。きっと麻雀を打ちたくなることでしょう!
「『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~」はこちらから

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)

 

麻雀というとギャンブルのイメージを強く持つ人もいるかと思いますが、賭けずに楽しむ麻雀というのも広まっています。

今回は、純粋な知的ゲームとしての麻雀を楽しみたい!と思った人が麻雀を打てる場所や方法をご紹介したいと思います。

以下では

  • 健康麻雀
  • 麻雀ゲーム
  • 競技麻雀

の3つの方法について解説をしていきます。

 

1 健康麻雀 ~賭けない、飲まない、吸わない~

 

まず1つは健康麻雀です。

健康麻雀とは「賭けない、飲まない、吸わない」を掲げている麻雀で、全国各地に教室があります。

真剣勝負で技術を競うというよりは、和気藹々とコミュニケーションを取ることがメインのところも多く、ルールを1から教えてくれるところもあります。

 

リアルの麻雀ですから家で気軽に、というわけには行きませんが、新たな交友関係が広がるのは趣味として素晴らしいメリットですよね。

 

教室によって

  • お年寄りが多い所
  • 女性中心のところ
  • レッスンがメインのところ
  • 競技力向上を目的とするところ

など様々あります。

 

おそらくあなたが想像している以上に様々なところに健康麻雀教室は存在しているので、一度近所にないか検索して見てはいかがでしょうか。

リアルの麻雀にはネットに無い良さがありますし、実際の麻雀牌(まーじゃんぱい)を触ることで触覚が刺激されるので脳がより活性化される、なんて話もあります。

 

▼麻雀牌

 

「健康麻雀」について詳しくは後のページで詳しく解説しております!

 

2 麻雀ゲーム ~1人で気軽にできる~


(画像引用元:http://www.maru-jan.com/)

 

次に、前のページでご紹介したようなゲームでの麻雀です。

ゲームの麻雀の最大の利点は一人で気軽にできるところですが、もしもあなたが麻雀を知的ゲームとして極めたいと考えているのであれば、ネット麻雀がオススメです。

 

ネット麻雀も健康麻雀と同じように、いくつもの種類があり、それぞれ

「演出やグラフィックが凝っているもの」

「全国の強豪が集まり真剣勝負を繰り広げているところ」

など様々な特徴があります。

 

中にはプロも数多く集まるレベルの高いネット麻雀もあり、そこで勝ち抜くことができればプロ以上の強者として戦術本の出版依頼や配信対局のオファーが来る、なんてこともあります。

これもネット時代の恩恵ですね。

 

ネット麻雀より出版社より声がかかった筆者の経験談

 

かくゆう私もとあるネット麻雀で好成績を残したことから出版社の方に声をかけていただき、これまで10冊近く麻雀の戦術書の執筆にかかわらせて頂きました。

 

▼筆者の戦術書(画像クリックで商品詳細へ)

 

もちろんみんながみんなそんな風に麻雀を仕事にすることを目指すわけではありませんが、それくらい注目度があり、強い人がたくさんいる環境で麻雀が打てるというのは非常にエキサイティングで楽しいものです。

 

「お金を賭けなきゃ真剣になれない」

「実際の牌に触れなきゃ麻雀じゃ無い」

なんていう人もいますが、そういった人がネット麻雀の中で純粋に技術を競うことにハマり、ついにネット麻雀しか打たなくなる、なんてケースをいくつも目にして来ました。

 

あなたがもし実力を試したいと思うのであれば、ぜひネット麻雀をして見てください。

もちろんそこまでガチな人ばかりではなく、もっとライトなユーザーが集まるネット麻雀というのも存在します。

 

具体的なおすすめネット麻雀の特徴などは後のページでご紹介したいと思いますが、自分にあったネット麻雀をぜひ探し、見つけて見てください。

 

おすすめネット麻雀の特徴について先に知りたい方はこちら

 

3 競技麻雀 ~本気度が高い人向け~


(引用元:http://npm2001.com/backn.html)

 

最後はプロ団体が主催する競技麻雀の大会です。

麻雀のプロ業界は少し複雑で、複数の団体がプロライセンスのようなものを発行しています。

そういった団体はアマチュア向けの大会もよく開催しているので、それに参加するというのも一つの手ですね。

 

もちろんプロ団体の主催ということで敷居はこれまでの2つ(健康麻雀や麻雀ゲーム)よりも高いのですが、ルールやマナー面の問題がない方ならば実力に関わらず参加できるものです。

 

その多くは土日に開催される1日限定のものですからイベントに参加するような気持ちで出場できますし、運がよければトッププロと同卓(同じテーブルで麻雀をする事)できるかもしれません。

また大会によっては良い成績を残すと、今度はプロがガチンコで争っているタイトル戦の出場権を貰えたり・・・なんてこともあります。

 

こちらは完全にガチ勢向けですが、こういう大会をきっかけにして麻雀プロになる人もいますね。

流石にそこまでは目指さないとしても、麻雀大会に出る人というのは本当に麻雀が好きな人ばかりです。

もしあなたが麻雀のことが大好きになり、同じくらい麻雀好きな仲間を見つけたい!と思ったならば、競技麻雀の大会に出て見て交流を持つというのは有力な方法になるでしょう。

 

 

「麻雀は賭けなければ楽しめない」というわけではない事がお分かりいただけたでしょうか?

わいわいと仲間たちと盛り上がるためのツールとして麻雀を使うのか、純粋にゲームとして実力を磨くのか、様々な楽しみ方があるのも麻雀の魅力です。

きっとあなたの目的や人生設計にぴったりの麻雀ができる場所があると思いますよ。

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)



スポンサーリンク

 

目次著者

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。麻雀プロ。オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

 

麻雀はギャンブル、タバコ・・・というイメージがありませんか?

そんなイメージは今や昔話。麻雀の本当の魅力が近年、ネットを中心に見直されつつあります。麻雀が既に好きな方も楽しめる麻雀初心者に送る『麻雀の魅力』入門の決定版です!

 

はじめに

麻雀には「ギャンブル」「タバコ」「お酒」などの良くないイメージは小説「麻雀放浪記」に起因します。インターネットの登場でそのイメージは変わりつつあります。麻雀は一生の趣味になり得る知的なゲームであることをお伝えいたします。

はじめに ~一生遊べる知的ゲームとしての麻雀の魅力~

 

第1章 現代の麻雀

インターネットの登場により麻雀界に大きな変革が起きようとしています。麻雀ブームの歴史を知ると、現代は麻雀を楽しむにはとてもよい環境であることがわかります。実際に打てる場所なども知ることで、その敷居の低さがわかり、きっと麻雀がやりたくなることでしょう。

麻雀ブームの歴史 ~第三次麻雀ブームへの期待~

現代の麻雀は一人で楽しめる ~3つの方法~

現代の麻雀は賭けずに打てる ~3つの方法~

 

第2章 ルールの超基本

麻雀がどのようなゲームなのかをざっくりとお伝えいたします。また、麻雀が強くなるための基本的な考え方も知ることで、実際に始める時に効率的なレベルアップをすることができるでしょう。

麻雀ルールの超基本① ~ざっくりどんな感じのゲームか説明~

麻雀ルールの超基本② ~役とは~

麻雀が強くなる考え方の超基本 ~効率的な上達方法~

 

第3章 麻雀の楽しみ方

麻雀の楽しみ方は「ネット麻雀」「麻雀サークル」「健康麻雀」「麻雀プロの世界」場所や環境によって変わってくるのです。

「交友関係を広げたい?」「プロを目指したい?」この章を読めば、自分が飛び込んでみたい麻雀の世界がきっと見つかることでしょう。

有名ネット麻雀の特徴とおすすめポイント

麻雀サークルとは ~麻雀仲間が見つかる~

健康麻雀とは ~飲まない吸わない賭けない~

麻雀プロの実態 ~麻雀に人生を捧げる~

 

第4章 麻雀的思考力

麻雀は知的ゲームとして楽しめるだけでなく、麻雀で培われる思考は日常生活に大いに活かすことができるのは魅力的です。筆者が東京大学大学院を中退を決断し麻雀プロへの道を選んだ際に用いた麻雀的思考法などもご紹介。

人生に役立つ麻雀的思考力① ~迷った時の考え方を養う~

人生に役立つ麻雀的思考力② ~「勝負の流れ」はある?~

人生に役立つ麻雀的思考力③ ~正しいPDCAサイクル~

麻雀ブームの歴史 ~第三次麻雀ブームへの期待~

Webon紹介目次著者
近年、インターネットの登場により麻雀の新たなブームが到来し麻雀を楽しみやすい環境が整ってきています。麻雀プロの筆者が、近年の麻雀ブームを解説すると共に麻雀の魅力をお伝えします。きっと麻雀を打ちたくなることでしょう!
「『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~」はこちらから

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)

 

麻雀ブームの歴史

 

現在の麻雀はどのように変わったのか。まずは日本における麻雀ブームの変遷を簡単に見ていくことで現代の麻雀について理解を深めましょう。

 

第一次麻雀ブーム ~大正時代~

 

麻雀は中国で生まれ、明治末期に日本に伝わったと言われています。

大正時代には日本各地に広がり、麻雀に親しむ人は徐々に増えて行きました。これはさしづめ「第一次麻雀ブーム」と言ったところです。

 

第二次麻雀ブーム ~昭和40年代~

 

そして爆発的に麻雀人口を増やしたのが、昭和40年代に大流行した小説「麻雀放浪記」。

この小説に憧れた多くのサラリーマンや大学生が麻雀を嗜み、第二次麻雀ブームとなります。

 

麻雀放浪記が起こした麻雀ブームについて
麻雀には「ギャンブル」「タバコ」「お酒」といったあまり良くないイメージと結びつく方もいるかと思います。「麻雀放浪記」が大ブームになったことにより麻雀=ギャンブルというイメージを形成したきっかけになりました。詳しくはこちらの記事で解説

 

▼麻雀放浪記〈1〉青春篇 (文春文庫)(画像クリックで商品詳細へ)

 

近年のブーム ~インターネット×麻雀~

 

その後麻雀は一つの文化として根付いていくわけですが、ここ近年この頃に勝るとも劣らないブームが起きつつあるのではないか、と私は感じます。

麻雀人口そのものの増加だけではなく、これまではあまり麻雀に触れる機会の少なかった中高生や若い女性といったプレイヤーが増えつつあるのです。

 

そのきっかけとなっているのがインターネット

 

これまで麻雀というのは「4人が対面して遊ぶゲーム」でした。

それはコミュニケーションを取るのに適しているという長所である反面、そもそも4人揃えるのが難しかったり、自分一人では気軽に遊べないという短所も同時に抱えていたのです。

また、麻雀をする場所、というとどうしてもタバコの煙が気になったり、4人でやるという性質上自分の都合でやめる時間を決めづらかったり、と煩わしいところもあります。

 

それに現代社会では、わざわざ仕事が終わった後に上司と一緒にゲームなんてしたくない、という人も多いですよね。

麻雀だけでなく、人が集まってやる遊び、というもののハードルが徐々に高くなって来ているのかもしれません。

 

しかしインターネットはその短所を解決してくれました。

インターネットを介して対戦する麻雀ゲームでは、ネットに繋げばすぐに対戦相手が見つかり、自分のタイミングで辞めることもできます。家事の合間や通勤の電車の中など、ちょっとした空き時間に30分だけ遊ぶ、という遊び方はリアルの麻雀ではできないことです。

 

「実際に顔を合わせないなんて味気ない」

という人もいますが、逆に純粋な知的ゲーム、ボードゲームとして楽しみたい人にとっては余計な人付き合いをしなくても良いということにもなります。

私は相手と雑談しながら打つリアルの麻雀も好きなので、それはそれで寂しい気もしますが、現代的な楽しみ方と言えるでしょう。

平日は「仕事の後にネットで1時間だけ」休日は「友達と集まって半日ワイワイと」なんて楽しみ方もできますね。

 

AbemaTVの登場

(引用元:http://mahjong.abematimes.com/)

 

前のページでも少しご紹介しましたがさらにネットにおける麻雀コンテンツとして最近大人気なのがAbemaTVの麻雀チャンネルです。

【参考リンク】AbemaTV麻雀チャンネル

 

AbemaTVというのはPCやスマホから見ることができるインターネットTVのことで、音楽、ドラマ、スポーツ、アニメ、将棋と言った専門チャンネルがあり、それぞれのジャンルの番組を24時間無料で放送しています。

その中に麻雀チャンネルがあり

「プロの真剣勝負」から「芸能人の方が参加されるバラエティ的な番組」

まで数多くの麻雀番組が放送されているのです。

 

麻雀の番組、しかもプロ同士の対局なんて本気で麻雀を勉強している「ガチ勢」しか見ないんじゃないの?

私自身はじめはそう思っていたのですが、最近では麻雀はしたことはないけどAbemaTVで麻雀をよく見ている、それをきっかけにルールを覚えたい、そんな声をよく聞くようになりました。

 

<コラム>AbemaTVの新プロジェクト「Mリーグ」でさらに変わる麻雀界!?

AbemaTVを運営する「サイバーエージェント」の藤田晋社長がチェアマンを務める麻雀プロリーグ「Mリーグ」の始動が発表されました。

このMリーグがこれまでの麻雀プロの活動と大きく違うところは、スポンサーとして電通、博報堂、コナミと言った超一流企業が参加しているところです。

優勝賞金は麻雀のタイトル戦としては最高額の5000万円。さらに出場選手は企業側から年俸が支払われるそうです。詳しくは後のページでも紹介しておりますので気になる方は下記で!

 

調べてみると将棋などでも同様の現象は起きており、自分ではプレイせずに観戦だけを楽しむファンは「観る将」と呼ばれすでに市民権を得ているようです。

確かにYoutubeやニコニコ動画と言った動画サービスでもゲーム配信というのは人気コンテンツ。

プレイするだけでなく「見て楽しむ」というのが今の時代の新しいゲームの楽しみ方なのかもしれませんね。

 

第三次麻雀ブームへの期待

 

このようにインターネットを中心に、これまで麻雀に触れてこなかった層のファンが急増しています。

そういった人が増えることで、ライトユーザー向けのコンテンツも増え、さらにはじめやすくなる、そんなスパイラルができつつあり、この調子なら第三次麻雀ブームというものがくるのでは? そんな期待をプロの一人として抱いています。

 

麻雀は「4人が集まらないと楽しめないもの」から

「一人でも・観るだけでも楽しめるゲーム」へと変わりつつあります。

 

もしあなたが麻雀っておもしろいかも、ちょっと興味あるな、と思ったならば、スマホ1台あれば

「ルールを学ぶ」

「とりあえずゲームで遊んでみる」

「どんなゲームなのか麻雀番組を見て雰囲気を掴む」

これらが全て無料でできるのです。

 

次のページでは、実際に初心者が一人で麻雀を楽しむ方法をお伝えいたします。

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)



スポンサーリンク

 

目次著者

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

はじめに ~一生遊べる知的ゲームとしての麻雀の魅力~

Webon紹介目次著者
近年、インターネットの登場により麻雀の新たなブームが到来し麻雀を楽しみやすい環境が整ってきています。麻雀プロの筆者が、近年の麻雀ブームを解説すると共に麻雀の魅力をお伝えします。きっと麻雀を打ちたくなることでしょう!
「『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~」はこちらから

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)

 

麻雀というゲームならではの特徴とは

 

はじめまして、全日本麻雀協会(競技麻雀のプロ団体)の平澤元気と申します。

皆さんは「麻雀」というゲームにどのような印象をお持ちでしょうか。

 

おそらく4人が四角の卓を囲んで、ジャラジャラとやっているもの、というくらいはご存知の方が多いのではないかと思います。

もしくは麻雀をしたことはなくても「アカギ」「咲」と言った漫画やアニメを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

 

 

▼アカギ-闇に降り立った天才-(画像クリックで商品詳細へ)

▼咲 -saki-(画像クリックで商品詳細へ)

 

麻雀は長い歴史があり、様々なコンテンツを生み出して来たゲームですが、近年、インターネットの普及により誕生した「麻雀の新しい楽しみ方」が注目されています。

この記事では、プロ雀士として活動する私が「一生遊べる知的ゲーム」としての麻雀の魅力を、少しでも皆様にお伝えできればと思います。

 

麻雀の遊び方については今後の記事で詳しくご説明するとして、ここでは麻雀の魅力について簡単にご紹介したいと思います。

 

麻雀というのは、ランダムに積まれた牌(はい)を順番に引きながら決められた役を作っていくというゲームです。

 

▼牌

 

引いて来た牌をどう組み合わせて、どんな役を作るのかという「パズル要素」

残っている牌から何を引く確率が高いかを考える「確率論」

を組み合わせて戦略を考えます。

 

その戦略を極めようとすると大変奥深く、統計学やAIを用いても未だ完璧な戦略というものは解明されていないほどです。

それでいて運の要素もあるので初心者でもプロに勝てる可能性があるというのが大きな魅力で、初心者と上級者が一緒に遊べてみんなが楽しめるというのが最大の特徴です。

 

筆者が考える麻雀最大の魅力

 

私が特に推したい麻雀の良い点が

「一生遊べる」

「どこでも遊べる」

というところです。

 

麻雀は反射神経や身体活動を必要としない、じっくり考えて楽しむゲームですから、年齢に関係なく楽しむことができます。

 

また、進学・就職や転勤などで環境がガラッと変わったとしても、大抵の街には麻雀を楽しめるお店があるので、すぐに新しい仲間を見つけることができます。

 

テレビゲームやスマホゲーム、ボードゲームなど、面白いゲームは数あれど「一生継続して楽しめるインフラが整っているゲーム」というのはなかなかありません。

 

実際私の麻雀仲間は 学生 から 還暦をすぎた大先輩 まで幅広い年齢の方がいますし、転勤族だけどその度に現地で麻雀仲間を増やしているサラリーマンもいます。

 

麻雀のよくないイメージは「麻雀放浪記」で作られた!?

 

ここまで麻雀の魅力を簡単にご紹介しまいたが、一方で中には麻雀というと「ギャンブル」「タバコ」「お酒」といったあまり良くないイメージと結びつくかたもいるかもしれませんね。

確かに麻雀はそういったイメージと結びつけられやすいゲームです。

 

これは、日本における麻雀ブームが昭和40年代、直木賞作家阿佐田哲也氏の小説「麻雀放浪記」によって引き起こされたことに起因します。

麻雀放浪記は、激動の戦後復興期を舞台に個性的な登場人物達が賭博としての麻雀で激闘を繰り広げるピカレスクロマン(悪漢小説)で、当時絶大な人気を誇りました。

 

▼麻雀放浪記〈1〉青春篇 (文春文庫)(画像クリックで商品詳細へ)

 

小説の中で騙し騙されながら真剣勝負を繰り広げる主人公達の活躍を追体験するように、当時のサラリーマン達は仕事帰りに雀荘に集まったそうです。

さらに阿佐田哲也氏は「麻雀新撰組」というユニットを作り、エンターテイメントとしての麻雀を世間にアピールしました。

これが当時大ヒットし、麻雀は一大ブームを形成したわけです。

 

麻雀放浪記は今読んでも面白い、偉大な作品ですが、ブームのきっかけがギャンブル小説、というのが麻雀=ギャンブルというイメージのきっかけになったのも1つの事実です。

 

近年変わりつつある麻雀のイメージ


(引用元:http://mahjong.abematimes.com/)

 

しかしそのイメージも、近年変わりつつあります。

インターネットTV局として人気を博すAbemaTVに「麻雀専門チャンネル」があるのを皆さんご存知でしょうか。

 

【参考リンク】AbemaTV麻雀チャンネル

 

アニメ、スポーツ、将棋、音楽などと並んで「麻雀」がメインコンテンツの1つとなっているのです。

このAbemaTVのおかげで麻雀番組を視聴する方の数は爆発的に増えています。

中には麻雀はしたことがないけど麻雀番組は熱心に見ている、というファンも生まれつつあるそうです。

 

AbemaTVの登場による麻雀界の変化について先に知りたい方はこちら!

 

 

その他にも

「飲まない・賭けない・吸わない」をテーマに掲げる健康麻雀

インターネットさえあれば一人でも麻雀を楽しめるネット麻雀

など、古くからのイメージに囚われない、麻雀の新しい楽しみ方が広がっています。

 

一生の趣味として、クリーンで知的なテーブルゲームとしての麻雀を覚えるのは非常に良い時代になっているなと感じます。

皆さんも是非、スマホ片手に手軽に楽しく、一生ものの趣味になるかもしれないゲームを始めて見ませんか。

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)



スポンサーリンク

 

目次著者

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

はじめに-私がAAAに一目惚れした理由

私がAAAの虜になったきっかけ

忘れもしない2005年9月14日。
私はこの日初めて、身体に電気が走る感覚を体験しました。

 

リビングで学校の宿題をしている時に、兄がバタバタと帰宅。
手洗いもせずにせかせかとDVDプレイヤーを起動させる兄を見て、何事かと思いました(笑)

セットしたDVDを流し始めた途端に、1回目の電流が私に流れたのです。

「なんだこのむちゃくちゃカッコイイ曲は……?!?!」

宿題を進める手を止めて、バッと顔をあげる。

画面に映っていたのは、ハイテンポな音楽に合わせて歌って踊る8人の男女。

これが私とAAAの最初の出会いでした。

 

まさに運命と言わざるを得なかった

兄に話を聞いたところ、なにか新しいCDを探そうとお店に行ったら、大々的にAAAのコーナーが展開されていたらしく。

視聴用のプレーヤーで、少し聴いてみたらあまりにもカッコよくて即決購入。

 

それがちょうどAAAのデビュー日だっただなんて、後から知ったときは運命的すぎて震えあがりました(笑)


(AAAデビューシングル『BLOOD on FIRE』画像クリックで外部リンクへ)

最初で最期の一目惚れ

しばらくDVD(PVですね)に釘づけになっていた私は、メンバーのことが気になり、CDディスクへと手を伸ばしました。

PVのカメラワークが激しすぎて、メンバー1人1人の顔がよく見えなかったんですよね。

 

そこで私は、人生最大の電流を受けるのです。

CDジャケットに写る、各メンバーの姿。
その中でも、私の心を一瞬で掴んだのが「與真司郎(あたえ しんじろう)」さんでした。

当時の私は小学5年生と、おませな時期でもあったからか「これが一目惚れなのね!」と一気に乙女モードに(笑)

そこからはもう宿題なんて手につかず、AAAに出会ったばかりの兄に質問しまくりでした。

「この人の名前、なんて言うの?」
「何歳なの?」
「彼女とかいるのかな?!」

当然、兄からは名前しか返ってきませんでした(笑)

 

晴れて與さんの名前を知った私は、その日1日かけて出回っている画像を集めに集めましたね。

大食いで困っていたのに、夜ご飯も思うように喉を通らないほどでした。

曲を聴いて興味をもち、與さんへの一目惚れから始まった、私のAAA人生。

始まりこそ、外見への一目惚れでした。
しかし、現在ではメンバー全員の個性が大好きで、家族のようなメンバー仲が大好きです。

 

ここでわかるAAAのことって?

今でこそ、ドームツアーを行うほど大きくなったAAA。

ここでは、そんなAAAのことを最近知った人のために以下のことを紹介します。

・AAAの成り立ち
・各メンバーの魅力
・歌詞やPV別のオススメ楽曲

よく言われるのが、「にっしーなら知ってる」という言葉。

そう、西島隆弘さんの知名度は飛び抜けてあるんです。
月9ドラマに出ていたり、音楽番組で他のアーティストとコラボしたりしているので、覚えてもらいやすいんですよね。

 

西島さんがキッカケでAAAへ辿り着いた人は、他のメンバーの魅力も知ってもらえたら、もっとライブが楽しくなりますよ。

そして、AAAはデビューしてから楽曲リリースのペースが尋常じゃなく早かったので、持ち曲の数が膨大。
何から聴けばいいのかわからない!という人のために、歌詞によるオススメ楽曲や、PVによるオススメ楽曲を紹介していきます。

西島隆弘
宇野実彩子
浦田直也
日高光啓
與真司郎
末吉秀太

伊藤千晃(元メンバー)
後藤友香里(元メンバー)

この8人が魅せる世界が、少しでも伝わればいいなと思います。

※現在は6人グループです。

余談:私の初参戦日のこと

ちなみに、私はAAAとしてのイベントよりも與さんのイベントに行った方が先でした。

それまで田舎を出たことがなく、幼かったためお母さんと一緒に東京へ。

 

「研修医魂」というDVDのハイタッチイベントで、與さん本人と初めて対面しました。

当時は自分なりの精一杯のオシャレで、サロペットを着ていったのを覚えています(笑)。

 

イベント中、お母さんは近くを散策しに行ったので、イベント後に会場の外でしばらくお母さんを待っていました。

急いで戻り、泣きじゃくる私を見てギョッとしながら「ごめんね、初めての東京で怖かったよね」と謝るお母さん。

 

嗚咽を漏らしながら私が絞り出した言葉は「與さんカッコよかった……。」

この日以来、お母さんに心配されることはなくなりましたとさ。

 

Next⇒AAAのメンバーを紹介~主な活躍・出演作品・メンバーカラーなど~

はじめに ~日本が誇る怪獣特撮とは~

Webon紹介目次著者
特撮は子供の頃に誰もが一度は目にしたことがあると思います。ですが大人になってからも充分楽しめる映画なのです。裏話や撮影秘話を知る事でより作品を楽しむことができるのです!

「特撮をもっと楽しむための裏話図鑑 ~ゴジラ~編」はこちらから!

著者:山田チャーハン

幼少期から様々な特撮作品を見て育つ。怪獣特撮・ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊と鑑賞する作品の幅が広い。作品を見るだけでなく、考察や解説サイトにも興味があり、知識を増やして作品の楽しみ方を増やすのがモットー。友人と特撮談義や特撮縛りのカラオケをすることも。特撮作品の出演を夢見て、特撮に関する仕事を所望している。

お問い合わせはこちらから

Twitter(山田)@yamada_chahan

 

 

 

怪獣特撮とは


「特撮」とは日本を代表する撮影技術の1つです。

その技術は年々向上しており、これまで様々な作品が制作されてきました。

「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」などを子供の頃に見ていた人も多いのではないでしょうか。ヒーローが活躍する姿に心を踊らせ、1度は変身してみたいと思った人もいるはず。

特撮は上記のような人型のヒーローが活躍する作品だけでなく、怪獣を主役とした作品も存在します。

それらは「怪獣特撮」と呼ばれ、作品によって正義と悪の立場が変わるため、絶対的な正義がありません。

 

ターゲットの年齢層は人型のヒーロー特撮よりも高く、子供だけでなく大人も十分に楽しむことができるのが特徴です。

 

そして怪獣特撮の中でも代表的なのが「ゴジラ」です。

 

 

ゴジラは戦後間もなくの1954年に誕生し「核実験の影響によって生まれた」という設定で、観客に大きなインパクトを与えました。

その完成度の高さからシリーズ化され、現在ではハリウッドでも制作されるなど世界規模で展開しています。

日本から世界へ特撮の文化が広まっていくのは嬉しい事です。

 

▼ハリウッド版ゴジラ(2014)

 

怪獣特撮は他のヒーロー特撮と違い、作品ごとにスーツが作られ、造形が変わる傾向にあります。

同じ怪獣でも初登場と再登場で大きく見た目が変わっていることもしばしば。

その分、制作に関する多くの撮影秘話や裏話があります。

撮影秘話や裏話の知識を持って鑑賞することで、作品をより楽しむことができるでしょう。

 

そこでこのWebonではゴジラやゴジラに登場する怪獣を中心に、怪獣特撮をより楽しめるように裏話や撮影秘話を交えてご紹介していきます。

是非このWebonを読み、特撮によりハマっていただければと思います。

 

 

 

 

目次著者

著者:山田チャーハン

幼少期から様々な特撮作品を見て育つ。怪獣特撮・ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊と鑑賞する作品の幅が広い。作品を見るだけでなく、考察や解説サイトにも興味があり、知識を増やして作品の楽しみ方を増やすのがモットー。友人と特撮談義や特撮縛りのカラオケをすることも。特撮作品の出演を夢見て、特撮に関する仕事を所望している。

お問い合わせはこちらから

Twitter(山田)@yamada_chahan