Webon紹介 目次 著者
ファン歴24年の筆者が、スタレビへの感謝の気持ちとともに『スタレビがいかに素晴らしいバンドなのか』をお伝えします。要さんはファンに対して「スタレビを見つけてくれて、スタレビの音楽を楽しんでくれてありがとう」と言ってくれますが、筆者は「私と出逢ってくれてありがとう」の気持ちでいっぱいなのです。
『ありがとうスターダスト・レビュー ~ファン歴24年の伝えたい想い~』はこちら から!
『ありがとうスターダスト・レビュー』目次へ (全7ページ)
スタレビから学べることは多くあり、そのことにも感謝しています。
第2章ではスタレビへの感謝の気持ちとともに「スタレビから学ぶこと」についてお伝えさせていただきます。
音楽の知識が豊富なので世界を広げてくれる
スタレビは、音楽に対するたくさん知識があります。
スタレビのメンバーから聞く話は興味深く、自分の世界がとても広がります。
特に要さんの音楽の知識、教養の深さはとても素晴らしい。
要さんはスタレビのボーカルなので、代表として様々なメディアで音楽について語ることが多いです。また、週に3本ラジオがあるので、そこでもいろいろな音楽を紹介してくれます。
私は、それほど洋楽には詳しくありませんでした。ただ、要さんが紹介してくれる事で、初めて聴くアーティストやバンドにたくさん出会うことができました。
要さん自身もよくいろんなライブに行きライブの素晴らしさなどをとても熱く語ってくれるのですが、
「あ~俺もこんな風に歌いてえなぁ~と思った」
「ギターのテクニックがすげえんだよ!俺はあんな風には弾けない」
など、その話がとてもおもしろいです。
きちんと自分の想いを言葉にできるので、本当に尊敬します。
【コラム】要さんが行くライブ
要さんが行くライブはビルボード、ブルーノート、コットンクラブなどで行われることが多いです。
要さんがここ1~2年で行ったライブは
・グレタ・ヴァン・フリート
・ガスリー・ゴーヴァン
・パンチ・ブラザーズ
・Tower of Power
・レイラ・ハサウェイ
・ギズモドローム
・Oz Noy
など。
ダニー・コーチマーは楽しみにしていたのに、昨年、要さんが入院してしまったため行けなかったそう。
ちなみに、佐藤竹善さんのビルボードでのライブに要さんがゲスト出演した時には「○○が立ったステージか~」と感慨深くてもっといたかったのに、竹善さんに進行を淡々と進められてしまったと…。「2ステージあるので、時間通りに進めないと大ごとになる、要さんのおしゃべりにつきあっていられない(笑)」ということでした。
要さんを通して知ったアーティスト
要さんは柔軟な人なので、いろいろなジャンルから、自分がいいと思った音楽を聴いていると思います。
好みとしては1960~70年代から活躍しているような渋いアーティストが多いです。
若いアーテイストはあまり聴かないけれど、グレタ・ヴァン・フリートはとても評価していました。
要さんの紹介してくれた音楽はとてもよいので、私もCDを買ったりダウンロードしたりしています。
radiko(ラジコ)で番組を聴くと、番組で紹介した曲をアプリ上でマイリストに登録できるので本当に便利。
Oz Noy、The Isley Brothers、Slade、Tower of Power、STEPHEN BISHOP、Dave Mason、Snarky Puppy、Will Lee、アル・ジャロウ、ジョン・メイヤー、ダニー・コーチマー、ラス・カンケルなど、要さんが紹介してくたことで、知ることができました。
こんなに素晴らしい音楽があったのかと、とても感動します。
要さんの紹介する音楽全てが私に合うと言うわけではないけれど、たいてい「これいい!」と思います。
最近では「テデスキ・トラックス・バンドのライブに行ってとても感動して、気づいたら涙が出ていた…」と熱く語っていたのですが、要さんが誰かのライブを観て感動しているように私もそんな風にスタレビを観ていますよ、といつも思います。
要さんは自身がアーティスト、ミュージシャンである前に一人の音楽ファンであるところがバランスが取れていて、素敵だなと思っています。
また、要さんは交友関係が広いので、いろんなアーティストをラジオのゲストに呼んだりします。
最近ではパール兄弟(1983年結成のロックバンド)がゲストに来たのですが、曲がすごくよかったです。
パール兄弟は私が高校生の頃から名前は知っていましたが、曲は聴いたことがありませんでした。
ですが、ラジオゲストをきっかけにニューアルバム『馬のように』を聴いたところすごく良くて「パール兄弟ってこんなにカッコいんだ!」と思いました。
要さんも「もっとみんなに、こんなにいい音楽なんだって知ってほしい」と言っていて、私にとっても新発見でした。
▼パール兄弟のニューアルバム『馬のように』(画像クリックで商品詳細へ)
先日、要さんと佐藤竹善さんとでやっているライブ「おたまじゃくしの夜」に、森大輔さんが出演しました。
このライブは当日のみサイト で生中継されるので毎回観ています。
私は久保田利伸さんのファンなので、同じ事務所のアーティストの森さんの存在は知っていました。
森さんのほかのアーティストへの提供曲はよく知っていましたが、彼自身が歌う音楽はほとんど聴いたことがありませんでした。
そんな中、森さんのライブを観て、歌もピアノもすごく上手くて感動。スティービー・ワンダーが好きという事で、彼を彷彿させる感じでした。
要さんと竹善さんと森さんとでセッションしたスティービー・ワンダーの「Don’t You Worry ‘Bout A Thing」が素晴らしかったです。偉大なボーカリスト二人にひけを取らない森さんの歌声、3人のセッションに感動でした。
また一つ、気になるアーティストが増えました。
要さんが紹介する音楽は、要さん自身がとても良いと思っておすすめしているものであり、話の内容や熱量から、その想いが伝わってきます。
正直で嘘をつかない要さん。お世辞など言わない人なので、こういうところはちょっと残念だった、などもちゃんと話してくれるところも魅力的です。
なので私も「聴いてみよう」と思うのです。
そうやって自分の世界が広がっていくのがとても楽しい。
要さんが教えてくれなかったら、きっといろんなアーティストの魅力に一生気づかなかったかも…。
要さんが音楽を紹介してくれる場
要さんが音楽を紹介してくれる場として、私が楽しみにしているのが佐橋佳幸さんとのコラボユニット「本日のおすすめ」のライブ。
洋楽を中心にカバー曲を披露してくれるのですが、私は要さんの洋楽カバーが大大大好きなので本当に楽しいし、聴き惚れます。
もちろん二人のギターの演奏も最高。
毎回最高すぎるこのライブ、Blu-rayを出してほしいけど、それは権利の関係とかで無理なのだろうな~と思っています 。
要さんの洋楽カバーってとても心地よいんです。
「本日のおすすめ」のライブでは、ほぼ洋楽といくつかの邦楽カバーが中心ですが、スタレビの曲も何曲か披露してくれます。いつものスタレビライブの雰囲気と違うのも見どころのひとつです。
スタレビのライブじゃないなら行かない、という人もいるようなのですが、ぜひぜひボーカリスト根本要の魅力が堪能できるこの機会をお見逃しなく!と言いたいです。
要さんのカバーはリスペクトがあり、さらに曲を自分のものにしているからとても心地よいのでぜひ足を運んでいただきたいです。
私が思う、よかったカバー曲の例
・「I Need You」モーリス・ホワイト
・「I Feel Good」ジェームス・ブラウン
・「Every Breath You Take」ポリス
・「Cum On Feel The Noize」 Slade
・「Walk This Way」エアロスミス
・「Give Me A Reason Why」Dave Mason
・「Dance With Me」Orleans
・「Lonin’you」Minnie Riperton
など
ラジオ「NACK de ROCK」では、毎回弾き語りがあるのでこれも楽しみ。
この弾き語りをまとめてCDで出してほしい、と言うメールが以前来たのですが「そういうつもりでやってないので…。」という事でした。
理由には納得です…。でも保存したい。
そんな私の宝物は、要さんがファンクラブイベントで歌った映像。
スタレビのファンクラブイベントは、写真や動画など録ってもOKです。
要さんがボズ・スキャッグスの「We’re All Alone」 をアコースティックギターで弾き語りを披露してくれました。
大好きな曲だったのでうれしかったし、なにより要さんの歌声がとても素晴らしかった。
夫がiPhoneで動画を撮っていたのですが、2列目で撮ったとはいえ、映像も音もよく撮れていて、しばらくは寝る前に子守唄のように毎晩聴いていました。
自分の参加したライブがBlu-rayなどになることはなかなかないので、この日の私の参加したライブの映像が手元にあることがとてもうれしい。
この映像は絶対に失くせない宝物です。
要さんはスタレビファンの人には、スタレビだけじゃなくいろんな音楽を聴いてほしいし、いろんなライブに行って欲しいと昔から言っています。
要さん自身がそういう人だから。
私も昔からいろんな音楽を聴いて、いろんなライブに行っているので要さんの気持ちがよくわかるつもりです。
自分の好きなアーティストが紹介してくれたアーティストをまた好きになっていく。要さんを通して、自然とアンテナが張り巡らされていろんな情報をキャッチでき、新たな音楽に出逢えて、発見できるので、好きになってよかったなと改めて感じさせてくれます。
『ありがとうスターダスト・レビュー』目次へ (全7ページ)