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前のページでもお伝えしましたが、宅飲みというのは人数によって楽しみ方が変わってきます。この章では「一人宅飲み」を掘り下げていこうと思います。
まずは一人宅飲みのメリット・デメリットから整理してお伝えいたします。
一人宅飲みのメリット
- 周りを気にせず好きな料理やお酒が飲める
- 好きなことをしながら飲める
- だらしない格好でも気にせず料理やお酒を楽しめる
- 料理を覚えるキッカケになる
- 安く料理やお酒が準備出来る
- 帰宅方法の心配が無い
- 飲みすぎても周りに迷惑が掛からない、つまりは自己責任
宅飲みの最大のメリットは飲食店を利用するよりもお安く、好きな料理や飲み物を頂けることです。
飲み放題だと単価の高いビールを飲んでも文句は言われませんが、飲み放題でない場合何杯も頼みにくいですよね・・・。
・居酒屋 生ビール中ジョッキ(350mm~500mm)平均価格500円程度
※平均価格は2016年のデータ参考(https://cacco.co.jp/information/3777)
・宅飲み キリン一番搾り(350mm)211円(500mm)280円
※価格の参考はこちら(http://www.kakuyasu.co.jp/ec/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=10282&bid=se_rec_prdetail_1)
私も若い頃は職場の上司と飲む機会が結構あり、「好きなものを頼みなさい」と言われましたが、なんだかカクテルとか頼みにくかったです。
私はそれがキッカケで焼酎を飲む練習を始めました。
鹿児島ではビールを飲んで、その後焼酎のセットを頼む流れでしたから。最初は美味しく感じなかったのに、今では飲まないと落ち着きません。
少し話がそれましたが、時間を気にせずに好きなように楽しめるのは1人宅飲みならではかと思います。
一人宅飲みのデメリット
- 止める人がいないので、飲みすぎて二日酔いになりがち
- ついつい食べ過ぎてしまう
- 調理の準備や片付けが面倒
- 買い出しの手間がある
- 一人だと寂しさを実感してしまう
やはり1人宅飲みのデメリットとして真っ先に挙げるのは「酔っぱらった後の片付け」ですね。
飲みすぎて片付けを断念した翌朝、散らかっていると朝からテンションダウンしていしまいます。
私の場合は主人とのサシ宅飲みでもどうせ自分がしないといけないので、フラフラしながらも寝る前に片付けしてしまいます。
ですが、手を抜きすぎて、たまに皿の角が欠けてしまってたりする事もあります・・・。
デメリットはいくつかありますが、1人だと色々とこだわらなくても良いので片付けがラクになる料理をしたり、盛り付けなどを少し工夫するだけでデメリットを大幅に回避することができます。
著者が一人宅飲みを利用するケース
ちなみに私が一人飲みをするのは、主人が飲み会や研修会などで不在の時だけです。
そしてなおかつ、子どもを早く寝かせた時くらいです。
なので月に1度あるかないか・・・でしょうか。
しかも一緒に寝ないと子ども達は寝てくれないので布団に入りますが、30代半ばを過ぎた辺りから一度横になると朝まで起きれない事が多くなりまして、最近はなかなか楽しめていません。
子どもが生まれる前までは、一人分食事を作るのが面倒だったので、食べたい物や飲みたいお酒を買って、撮りためたテレビを見ながら楽しんでいました。
恥ずかしながら「今日はお寿司でも食べようかなー?」なんて思いながら仕事していましたね。
また身軽だった結婚前は仕事で嫌な事があったり、人間関係で悩んだ時には、自分の部屋で友達に電話で愚痴りながらお酒を飲んでいました。
youtubeで「居酒屋 環境音」と検索すると、居酒屋の音声を録音したものが出てきます。
ざわざわした居酒屋の店内の環境音を流しながら、さらに80年代の日本の音楽を一緒に流せば、自宅にいながらにしてまるで居酒屋にいるかのような気持ちになることができるのです!皆さんも是非お試しください。
一人宅飲みの魅力
一人飲み、しかも宅飲みって、何だか可哀想とか堕落しているとかマイナスなイメージがあるかもしれません。
ですが、一人飲みは周りに合わせる必要がなく、リラックスしながら飲むことができます。
そうやってリラックスしていると、ふと自分の悩みや今日1日の出来事などを思い出します。
この「ふとした時間」って忙しい現代人には貴重なものだと思います。是非、力を抜いて、自分に向き合ってみてはいかがでしょうか?
飲みながら、ああでもないこうでもない、って思うことで、翌日にはスッキリして「今日からまた頑張ろう!」と思えるかもしれません。
私はみなさんに、自分に向き合うことが出来る一人宅飲みを上手に活用してもらいたいと思っています。
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はじめに
第1章 一人宅飲み
第2章 サシ宅飲み
第3章 大人数宅飲み
第4章 宅飲みをもっと楽しむ
著者:さつまのだれやめママ
鹿児島生まれ鹿児島育ち、三姉妹のママ、主婦歴12年。夫婦揃ってお酒が好きです。お酒の種類は大概なんでも飲みますが、特に好きなのはビールや焼酎。毎晩主人と乾杯をする為に、家事や育児を頑張っております。
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