世界の絶景111選【夏編】

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世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

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第2章では、

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の四季に分けて「この季節に行きたい!」という絶景スポットをご紹介します。

誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。是非お楽しみください!

 

夏に行きたい世界の絶景

 

開放感たっぷりの夏に、遠出の旅をしてみたいという方も多いのでは?

ベストシーズンを迎えるビーチリゾートはもちろん、南半球では花々が咲き誇る時期。

カナダのイエローナイフのオーロラや、オーストラリアのザトウクジラウォッチング、夏の定番リゾートのハワイやバリ島など、今回ご紹介できなかったスポットを含め本当にたくさんの絶景スポットがあります。

 

バリ島については別Webonで詳しく紹介!

 

今回は、夏に行きたい世界の絶景を、10スポット厳選してみました。

 

アクセスに長けたスポットやツアーで観光できるスポットなど、初心者でも観光しやすくおすすめの絶景スポットを選んでいます。

 

1 【フランス】フランスでも人気の高い『プロヴァンス』に行くなら夏!

 

67月の絶景旅行なら、フランスのプロヴァンスがおすすめです。

緩やかな丘には夏のフランスの青空下に広がる紫色のラベンダーが咲き乱れ、その癒し系の香りに包まれます。この絶景を楽しみに、世界中から多くの人々が訪れます。

いくつもあるラベンダー街道は、まさにバイオレットブルーの世界。

 

 

ツアー参加をすれば、ラベンダーの絶景にプラスαで、香水で有名なロクシタン博物館の見学ツアーなども観光できます。ラベンダー祭りも、あちらこちらで開催されているので、訪れる価値ありです。

 

<セナンク修道院>

 

もし、時間が許せば、ゴッホが愛した町「アルル」へ行って、満開のひまわり畑も共に観光してみてはいかがでしょう。

 

<アルルの風景>

photo by Steffen Heilfort

 

おすすめビューポイント

ラベンダー色に染まる谷間の小さな町に訪れて、石畳の道や石造の家々を見ながら中世南仏の素朴な雰囲気を楽しむのも◎。

特に人気のスポットは、渓谷美を望める小さな町レ・ボー・ド・プロヴァンス。城塞跡からの絶景は、晴れた日にはアフリカ大陸を見渡せるほど。

サン・ポール・ド・モーゾール修道院ではラベンダーとひまわりのコラボも見ることができます。また、ゴルドにある、セナンク修道院(画像3枚目)のラベンダーも有名です。

アクセス

パリ市内からアヴィニョンまで、TGV(新幹線)で約2時間半。パリからマルセイユ・プロヴァンス空港まで約2時間。空港からバスでエクスヴァンプロヴァンスのバスターミナルまで約50分。

URL: https://jp.france.fr/ja/provence

 

2 【アメリカ】ハワイより絶景?!『サンファン諸島』

photo by Bureau of Land Managem

 

アメリカの美しい島ランキングで、ハワイを抑えて1位になったことがある絶景スポット。

700を超える美しい島々が浮かび、「ワシントン州の宝石」と称されています。

 

photo by Benjamin Hollis

 

シアトルの人々が集う、ローカル的な避暑地となっています。観光シーズンは69月で、のんびりとした雰囲気が魅力です。

特に、サンファン島、ロペス島、オルカス島が有名。

初心者には、ワシントン州の北西隅にありカナダのバンクーバー島ビクトリアの隣島、サンファン島がおすすめです。

 

カナダのバンクーバー島ビクトリアの絶景はこちらでも紹介!

 

この島には、かつてネイティブアメリカンが住んでおり、後にスペインによって植民地にされた名残を留めています。

島内の移動は、レンタサイクルやスクーターが便利。島では、カヤックやビーチ遊びはもちろんサイクリングやハイキングなどを楽しめます。もちろん海に沈む夕日も、ロマンティックで幻想的。

 

 

夏におすすめの理由は、1年中で晴天に恵まれるのは夏のみだから。

510月には、ここに生息する85頭前後のシャチたちを観測することもできます。

ホエールウォッチングツアーでは、くじらやシャチなど色々な海の生き物に出会えます♪

 

 

おすすめビューポイント

サンファン島のライム・キルン・ポイントや、国立歴史公園から太平洋を見る、ホエールウォッチングは、やってみたいことのひとつ。

陸からクジラが見られるので、初心者にもおすすめです。また、静寂に包まれると、シャチの声が聞こえるともいわれています。

アクセス

サンファン島へのアクセスは、水上飛行機(約1時間)やワシントン州フェリー(3時間半)などで行くことができます。

フィダルゴ・アイランドにあるアナコルテス市からワシントン州フェリーでは、サンファン・オーカス・ロペスの順に3つの観光島を無料で巡ることも可能です。

URL: https://www.junglecity.com/enjoy/san-juan-islands/

 

3 【イタリア】青色に輝く神秘的な洞窟内の海!『カプリ島青の洞窟』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Blue_Grotto_IMG_0207.JPG?uselang=it)

 

南イタリアの絶景スポットの代表格といっても過言ではない、青の洞窟。カプリブルーと呼ばれる、絶景は一生に一度は見たいもの。

ローマやナポリからも日帰りで行くことができるので、初心者にもおすすめです。

特に78月頃は、入場できる確率が80%以上と高く絶好の観光シーズン。天候によって波が高くなるので、入れるかどうかは運次第。

午前中の方が、確率が高いかも。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Blue_Grotto_藍洞_-_panoramio.jpg?uselang=it)

 

入口はとっても小さく、波が高いと洞窟の中には入れません。ピーク時は、海の上で1時間待ちということも。酔い止めを用意してくださいね。

高さ約15m奥行き60mの深い洞窟はとっても暗いですが、小さな入口から差し込む光でキラキラ輝きカプリブルーに染まる海を見れば心の底からの感動を覚えるはず。

 

photo by Thilo Hilberer

 

もし、洞窟に入れなくてもめげないでください。

高級リゾートのカプリ島内は、絶景観光スポットもいっぱい。特に、別荘ヴィラ・サンミケーレテラスからの眺めは最高です。

 

<ヴィラ・サンミケーレテラス公式サイト>

(出典:https://www.belmond.com/hotels/europe/italy/florence/belmond-villa-san-michele/)

 

<ヴィラ・サンミケーレテラスの情報は「検索」ボタンをクリックorタップ!>



Booking.com

 

おしゃれなレストランやお土産屋さんなどが、軒を連ねるや街並みを散策するだけでも思い出深い旅になるはず。

レモンの産地としても有名なので、「リモンチェッロ」を味わうのもカプリ島らしい観光のひとつ。

 

<リモンチェッロ>

photo by claudia

 

おすすめビューポイント
洞窟の絶景を見られるのは、ワンチャンスといっても過言ではありません。

一番奥についた時に、「発光禁止モード」にして入口に向けてシャッターを押してくださいね。フラッシュはたかない方が、いい写真が撮れるとの声もあります。

アクセス

ローマからナポリまで、バスで約3時間半。ナポリからカプリ島まで、高速船で約45分。フェリーや水中翼船もあります。マリーナ・グランデから、ボートに乗って洞窟へ向かいます。小さな小舟に乗り換えて洞窟内へ!

URL: https://www.capri.com/en/s/la-grotta-azzurra

 

4 【ロシア】終わりのない黄昏の町『サンクトペテルブルク白夜』

 

極寒の冬が過ぎ去り、白夜が2ヶ月も続くサンクトペテルブルクに行ってみませんか?

太陽が完全に沈まず、ピンクサファイア色に染まる絶景は、日本では体験できないだけに、一生に一度は見て見たいもの。

特におすすめの時期は、6月末~7月。昼間でも20度くらいと涼しく、30度になっても湿度が低く過ごしやすいので、日本の暑さから逃れることができます。

白夜体験を存分に楽しみたいなら、クルーズでの観光がおすすめです。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:St_Petersburg_Neva_River002.JPG?uselang=ja)

 

壮大な建物群を眺めながらのクルージングは、感動すること間違いなし!小さな町の次は森が現れ玉ねぎ型のドームなど、楽しい船旅を過ごせること請け合いです。

眠らない街だけに、夜の観光も充実しています。マリインスキー劇場を中心に“白夜をアーティスティックに過ごすため”のイベント「白夜祭り(57月まで)」も開催されます。

市内の劇場などでイベントが開催され、街では歴史的建築物がライティングされ花火まで上がり賑わいをみせます。特に有名なオペラとバレエ団の公演は見物。

 

 

マリインスキー劇場主催の「白夜の星」(夏に開催される音楽祭)では、古典を中心とした演目を見られます。

 

おすすめビューポイント

サンクトペテルブルクの白夜は、作家のドストエフスキーも「素晴らしい夜だ」と称賛したとか。

おすすめのビューポイントは、早朝のネヴァ川沿いの開いた跳ね橋。川を航行する貨物船が、行き交う風景を見ることができます。小高い丘の上に登って見下ろすのが絶好のフォトスポット。

アクセス
ヘルシンキを経由してプルコヴォ空港へ。空港からは39番バスに乗り20分で、モスコフスカヤ駅へ。

 

5 【インドネシアバリ島】バリ島の高原リゾート『キンタマーニ高原』

 

バリ島有数の避暑地で、北東部屈指の観光スポットです。

観光地が離れているので、レンタカーで巡ることになります。人気観光地だけにツアーの種類も豊富なので、初心者の方は、ツアー参加がおすすめです。

また、日本語ガイドドライバーを一日チャーターするのも良策です。15,000円くらいと費用もそれほどかかりません。

標高1,500mと夏でも涼しいのもおすすめポイント。

夏のみどころは、高原の展望台から見渡すバトゥール山とバトゥール湖。

 

photo by Tanti Ruwani

 

また、バトゥール山は現在も活火山のため、近くでは温泉も湧いており疲れを癒しにバリの温泉でゆっくりするのも◎。温泉は水着着用です。

 

photo by Jan Alonzo

 

周辺には、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院や観光者向けの農園BASアグロツーリズム、原住民族、バリ・アガの村など観光スポットも目白押しです。

 

<ウルン・ダヌ・バトゥール寺院>

photo by alex hanoko

 

おすすめビューポイント
ここの醍醐味は、絶景レストランでランチをしながら景色を楽しむこと。

アクセス
デンパサール国際空港から車で約3時間。ウブドから車で約1時間。ツアーあり。

 

 

バリ島観光の情報たくさん!バリ島観光に関するWebonはこちらから!

 

6 【ギリシャ】青いエーゲ海と白い街並みがステキ!『サントリーニ島』

 

一生に一度は、行ってみたい絶景スポットとしても人気の高い、サントリーニ島は夏の絶景観光地として外せないスポットです。

絶景と一緒にビーチリゾートを楽しめる、79月がおすすめです。78月は日差しが強すぎるので、9月が一番のベストシーズンといえます。

 

photo by Pedro Szekely

 

人気の観光地だけあり、アクセスもさほど難ではなく日本からのツアーも色々揃っているので初心者にもおすすめです。

紺碧のエーゲ海に浮かぶ、三日月形のサントリーニ島で最高の絶景は「断崖絶壁の白壁の町」+「青く輝くエーゲ海」です。

 

 

この美しい景色はギリシャ人の中でも、ハネムーナーに人気となっています。オーシャンビューホテルのバルコニーから眺める美しい景色は、リッチな旅を満喫したい方にはもってこい。

贅沢にホテルライフを楽しむだけでなく、フィラの町を散策するだけでも、素晴らしい絶景を見ることができます。

白い建物の中にほどよく色がついた建物が立ち、細い路地にはかわいらしいお店も並んでいます。

 

 

所々にカラフルな花々が飾られており、その風景はインスタ映え間違いなし!また、エーゲ海クルーズで、エーゲ海の島々を船で巡るツアーも人気です。

 

おすすめビューポイント
北端に位置する港町、イアから見る夕陽もロマンティック。この夕景は、世界一美しいと、絶賛されています。おすすめのビュースポットは、「Oia castle(イア・キャッスル)」からの眺めです。

アクセス

日本からの直行便はないので、最短で行けるトルコやアジアかヨーロッパの都市を経由して行く形になります。

アテネ国際空港から、サントリーニ空港まで空路で約1時間。エーゲ海を満喫しながらフェリーで行く方法も。所要時間は、約8時間です。

URL: https://www.santorini.net/

 

 

7 【アフリカ】ワインの産地で大自然を味わう『ケープ・ワイン・ランド』

photo by Steven dosRemedios

 

人気観光地ケープタウンの東に位置した絶景スポット。

渓谷の清冽な水が流れ込み、ワイン栽培に適した地として古くから知られています。

ここには、数百のワイナリーがあり、切妻屋根(本をかぶせたように斜めになっている屋根。日本ではよく見かける)をのせた白壁の建物と、渓谷に広がるワイン畑の絶景を楽しめます。

ワイナリーツアーがあるので、ケープタウンを観光する初心者の方に、もうひとつの南アフリカ旅の楽しみ方としてもおすすめです。

 

 

ベストシーズンは、南アフリカが春を迎える、7月半ばから9月半ばごろ。

ワイン・ランドの玄関口で300軒を超えるワイナリーが軒を連ねるステレンボッシュも訪れる価値あり。

ここから南下すること約30kmにある、フランスの伝統ワインづくりを継承するフランシュフックは、ラ・モットなど有名なワイナリーがあり人気です。

 

photo by South African Tourism

 

ワインに合わせたペリーやビーツを使った絶品料理を提供するレストランが点在し、フランスが香るグルメの町として知られています。

さらに南には、ケープ花王国のひとつ、グリーン・マウンテン・エコ・ルートがあり、ワイナリー観光にプラスαで、フィンボスが満開に咲き乱れる風景も見られます。

レンタサイクルで、ワイン・ランドを巡るのもおすすめです。

 

photo by warrenski

 

おすすめビューポイント
ぶどう畑をくねくねと曲がりくねるワインルートは、この時期には素晴らしい絶景が広がっています。

ぶどうの花を愛でながら、そぞろ歩きをするのが観光の醍醐味です。

アクセス

ケープタウンから車で約50分。初心者の方は、ツアーがおすすめです。

URL: http://south-africa.jp/meetsouthafrica_lists/308/

 

 

8 【フィリピン】セブ島屈指の美しいビーチ!『モアルボアル』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:High_tide_at_White_Beach_in_Moalboal.JPG)

 

日本人にはまだあまり知られていない、セブ島南西部にある穴場ビーチ。

ホワイトサンドのビーチとエメラルドグリーンの海のコラボは、海好きはもちろん絶景ファンも悶絶間違いなし。

 

 

セブシティからも比較的スムーズに行けるので、初心者にもおすすめです。

アイランドホッピングやシュノーケルなど、マリンアクティビティが充実しているのも魅力です。沖の透明度の高い海もモアルボアルの自慢。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:P1220081-A_view_of_the_beach_at_Sandals,_Negril_(205033139).jpg)

 

ダイビングリゾートなので、ダイビングがお好きな方にもおすすめです。

 

 

おすすめビューポイント

アイランドホッピングで人気なのが、モアルボアルからボートで約20分のペスカドール島。

フィリピンでも心が洗われるほど美しい海が広がり、イワシの群れやカラフルな魚たちが我が物顔で泳ぐ姿を見ることもできます。ダイビングが主な観光ですが、シュノーケルでも充分楽しめます。

アクセス
セブシティのサウスバスターミナルから、バスとトライシクル(三輪タクシー)で約3時間。

セブシティのサウスバスターミナルまでタクシーで。バスターミナルからは、頻繁にモアルボアル行きのバスは出ています。所要時間は約34時間。

 

 

9 【ソウル】ソウルの暑い夏を大満喫!『漢江(ハンガン)』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:63_Building,_Seoul_(15495025317).jpg)

 

ソウルの中心部を流れる漢江(ハンガン)の夕景は、2006年に大ヒットした、韓国映画「殺人の記憶」で有名となり、世界的にも人気の観光地になっています。

<殺人の記憶(画像クリックでDVD詳細へ)>

 

全長500kmもの大きな川で、ソウル市内には、18の橋と鉄橋が3つかかっており、川と夜景と橋のコラボが魅力的。

ソウルの中心部なので、初心者にも行きやすい観光スポットです。

一番のおすすめは、遊覧船での漢江クルーズ。橋はもちろん、川からソウルの観光地を望むこともできます。

 

 

市民が憩う漢江公園には、プールやさまざまなイベントが行われており、いつも賑わいをみせています。

また、7月中旬~8月中旬にかけては、ソウルを代表する夏祭り「漢江サマーフェスティバル」が、行われるので時間が合う方はぜひ。

 

<漢江サマーフェスティバル公式サイトより>

 

漢江の魅力は、夏場の豊富な川の水の量ですが、南岸と北岸を結ぶ橋もステキ!

映画で有名になった西江大橋(ソガンテギョ)や漢江鉄橋(ハンガンチョルギョ)は必見です。

 

 

また、漢江を見渡すクルムカフェで、コーヒーを飲みながら眺める絶景も◎。サイクリングで川風を感じながら、漢江沿いを巡るのも気持ちがいいですよ。

 

おすすめビューポイント

ソウルのランドマークのひとつ「63ビルディング展望台」からの夜景は、ムードたっぷりでおすすめです。

キラキラ光るネオンと染まる川、美しい橋の競演が満喫できます。10月に漢江公園で開催される「ソウル世界花火祭り」のビューポイントとしても有名です。

アクセス

地下鉄5号線汝矣ナル(ヨイナル)駅 3番出口すぐ。

URL: http://hangang.seoul.go.kr/

 

 

10 【スイス】日本の暑い夏から逃避行!アレッチ氷河も見渡せる『ユングフラウヨッホ』

photo by rockyeda

 

Top of Europe(ヨーロッパで最も高い標高)にある鉄道駅です。

鉄道を乗り継ぎ、エレベーターを上れば標高3,571mのスフィンクス展望台。

 

<スフィンクス展望台>

photo by Kevin Poh

 

もちろん、初心者の遠出の海外旅行先として大変おすすめです。暑い日本の夏を逃れて、雪と氷の世界に逃避行したい方のバカンスにも最高ですよ。

アルプスの奥座敷(観光地・温泉地)と呼ばれるユングフラウヨッホから、「アレッチ氷河」が流れ出していることも見られます。

 

<アレッチ氷河>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Grosser_Aletschgletscher_3178.JPG?uselang=ja)

 

「ベルナーオーバーラント鉄道」「ヴェンゲルンアルプ鉄道」「ユングフラウ登山鉄道」の、スイスが誇る3つの登山鉄道体験もでき、贅沢で気軽な旅を楽しめますよ。

しかも、麓から頂上まで、半日観光で楽しめるのも嬉しいポイントです。

初夏に鉄道に乗ったら、右側に座り高山植物の花々を観察するのも◎。スピードもスローなので、ゆっくり絶景を楽しめます。

 

 

スフィンクス展望台からの眺望は、言葉を失うほどの絶景。展望からの眺めを楽しんだ後は、下に降りて雪原の銀世界でスキーやそりを楽しむのもおすすめです。

また、「氷の宮殿」と呼ばれる氷河の内部を探訪する施設があり、氷像が並んでいます。

 

<氷の宮殿>

photo by Patrick Nouhailler

 

青白くライトアップされ、雰囲気も最高ですよ。鉄道を乗り継ぐだけで、アルプスに登れちゃう気軽な旅はかなりの贅沢。

時間をかけて、駅を起点に伸びるハイキングコースを歩いて絶景を楽しむのも醍醐味です。

クライネシャイデックからヴェンゲルンアルプ鉄道に乗り50分にある、小さな村ラウターブルンネンへ行きシュタウフバッハ滝とトリュンメルバッハ滝を見学するのもおすすめです。

 

<シュタウフバッハ滝>

photo by Adrian Michael

 

おすすめビューポイント
おすすめのビューポイントは、全面ガラス張りのスフィンクス展望台。屋外バルコニーからは、4000m級の山々と谷間を走るヨーロッパ最長のアレッチ氷河の絶景が広がります。

アクセス

ベルンからインターラーケンオストまで約1時間。乗り継ぎ後ラウターブルネンへ約20分。ヴェンゲンアルプ鉄道へ乗り換え、クライネシャイデックまで約40分。ここから、ユングフラウヨッホまで約35分。(途中駅のイガーヴァントとアイスメーアには停車せず、終点まで一気に走ります。)

URL: https://www.jungfrau.ch/en-gb/

 

 

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著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

バリ島の入国手続き・入国審査 ~厳しい?英語は?~

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バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

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バリ島初心者の入国手続き

 

バリ島に限らず、海外旅行慣れしていない人が心配になるのは入国手続き。

 

バリ島の入国審査はそこまで厳しくありませんが、実際にどのような流れで入国手続きがなされるのか知らなければ不安を感じるのではないでしょか。

それに英語やインドネシア語が堪能でない人は、入国審査で質問に答えられるかドキドキしてしまいますよね。

 

そんなバリ島初心者に向けて今回は、基本的な入国手続きの流れを解説します。

1度でもバリ島を訪れた人は問題ないかと思いますが、初めてバリ島を訪れる予定の人はぜひ確認してくださいね!

 

入国手続き・入国審査とは?
日本から外国へ入る際にはどの国でも必ず、不法入国をしようとしていないかなどの審査が行われる。これらの審査を「入国審査」と言い、入国審査を含めた手続きを総称して「入国手続き」と呼ぶ。

入国審査ではパスポートによる本人確認はもちろんの事、英語での質問や航空券のチェックなどが行われる。入る国によってはかなり厳格な場合もある。

 

入国までの流れ

1 入国審査

▲実際の入国審査の様子:@タイ・スワンナプーム空港

 

バリ島には何日滞在するのか、その滞在日数にもよりますが30日以内の場合は空港に到着後まっすぐに通常の入国審査カウンターへ向かってください。

 

入国審査カウンターとは?
日本から外国へ入る際に行われる入国審査をする場所。「イミグレーション(Immigration)」「イミグレ」と呼ばれる。多くの場合「Immigration Control」と表記されている。

 

30日以上2ヶ月以内の滞在は別カウンターでVisa on ArrivalをというVisa(ビザ)取得する必要があり、2ヶ月以上の滞在になるとまたさらに別のVisaを取得する必要があります。

 

Visa on Arrivalとは?
インドネシアへ入国する際に到着した空港で発行するVISA(入国許可証)。35米ドルかかり、領収書を入国審査カウンター(イミグレ)で提示する必要がある。
VISA(ビザ)とは?
VISAとはその国へ入る際の許可証の事。VISA発行までにお金や時間がかかる(国によって額や時間は様々)。

VISAが無ければ基本的に他国へ入国する事はできないが日本は協定を結んでいる国が多いので短期間の滞在であればビザ不要で入国できる国が多い。(日本のビザなし入国可能国数は121ヵ国。2018年現在)

 

Visa on Arrivalの取得カウンターは空港の案内所(インフォメーション)で「Where is a Visa on Arrival Counter?(Visa on Arrivalカウンターはどこですか?)」

などと聞けば教えてくれます。

 

滞在日数によって、自分はVISAを取得しなければいけないのか?そして必要な場合、どのVisaを取得する必要があるのか?など状況が変わりますので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

 

▼必要なVISA(観光目的)

30日以内滞在 VISA無し
30日以上2か月以内滞在 Visa on Arrival

※2か月以上の滞在などは他のVISAが必要になる。(詳しくは在インドネシア日本国大使館へ)

 

バリ島は日本人観光客が多いことも関係し、入国審査は比較的優しい印象を受けます。パスポートを準備して、入国審査カウンターへ向かうだけ。担当者が勝手に入国スタンプを押してくれます。

 

入国スタンプ
入国が許可されるとパスポートにスタンプが押してもらえる。入国が許可された証となる。

▼スタンプの例

 

入国審査で質問される事

 

 

入国審査で質問されることと言えば、「バリ島には何日間滞在するのか?」や「どのホテルに宿泊するのか?」など基本的なことばかり。

 

英語が聞き取れなければ「Excuse me?(すみません)」と言えばもう一度言ってくれます。また、英語はリスニングもスピーキングも中学英語程度の知識でOKです。

 

観光客を困らせるような質問をされることは滅多にありませんので、心配しなくて大丈夫です。

帰国日のチケットを見せるよう要求されることもありますので、あらかじめ準備しておくのが良いでしょう。

 

<編集部コラム>帰国日のチケットが無い場合は?
基本的に観光でバリ島へ行く場合は往復の航空チケットを取る事になるので「帰国日のチケットが無い」という事はまず無いでしょう。往復でチケットを取った方が安いですし、手間も少なくて済むからです。

しかし、「バリ島へ行ってから帰る日を決めよう」「バリ島で次に行く国を決めよう」といったバックパッカー旅行のような事をしようとする場合や、チケットを保存しておいたスマホを紛失した・印刷しておいたチケットがなくなってしまった、といった場合に「帰国日のチケットが無い」という事は起こり得ます。その場合も、入国審査でチケットを要求されたらその旨を正直に話しましょう。

もちろん、疑われてしまう事もありますがたいていの場合は不法に長期滞在しようとしていない事が相手に伝わり無事に入国できるでしょう。

 

2 預け荷物受け取り

 

入国審査が終われば、そのまま流れにそって、飛行機に乗る前に預けた荷物を回収しに行きます。

自分が乗ってきた飛行機が表示されているターンテーブル(荷物が出てくる回転式のレールのようなもの)に向かい、あとは荷物が出てくるのを待つだけ。

 

▼荷物の受け取り場所の例

photo by eric molina

 

飛行機のグレードや諸々の状況にもよりますが、私の経験上、毎回預け荷物が出てくるまでにかなり時間がかかります。

バリ人のまったりとした国民性が関係しているのかどうかはわかりませんが、日本のようにテキパキと準備が進められてすぐに荷物が出てくることは滅多にありません。

なかなか預け荷物がターンテーブルに流れてこず不安になるかもしれませんが、気長に待つようにしましょう。

 

ポーターに注意!

 

預け荷物受け取りで注意することは、近くにいるポーター(荷物を持つ仕事をしている人)に騙されないこと。

荷物が多くてポーターの手伝いが必要というのであれば仕方がありませんが、必要ないのであればポーターに話しかけられても「No thank you」という拒否の意志を表明するのは大切です。

悪質なポーターであった場合、法外な値段をふっかけてお金を騙しとろうとする人もいますのでご注意ください!

 

3 税関審査

 

入国審査を済ませ預け荷物をピックアップすれば、あとは税関の審査を受けるだけ。入国時に課税の荷物があるかないかで並ぶカウンターが変わります。

 

課税の荷物とは
税関審査は輸入出が禁止・規制されているものを調べるための場所。

そんな税関で課税される荷物とは大量のお酒や香水・現金など。つまり普通に旅行用に何かを持ってきた場合は課税される荷物は無いのでご安心を。

気になる場合は機内で渡される「税関申告書」という紙に対象となる荷物が記載されているので読んでみましょう!

 

そもそも申告する荷物がなければ、特に何の審査も受けることなく難なく通過できます。

 

この税関審査を通過するためには、税関申告書を係員に提出しなければいけません。

税関申告書は飛行機内で渡されることが多いですが、機内で渡されなくても税関審査前に空港で記入することができます。

 

記載方法は英語かインドネシア語ですが、税関審査エリアのテーブルに申告書書き方の見本がおいてありますので、どのように記入すればいいのかよくわからない人は参考にしてください。

 

以上が入国手続きの基本的な流れです。

 

入国手続きが終わりゲートをくぐれば、あとはバリ島旅行を満喫するのみ!

入国手続きはサクッと終えて、あとは思う存分バリ島旅行をお楽しみください。

 

 

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目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

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バリ島のホテルの取り方 ~初心者おすすめサイト~

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バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

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日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
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バリ島のホテルの取り方

 

海外旅行において、ホテル選びはかなり重要。

どんなに素敵な観光スポットを巡り美味しい料理を食べても、滞在先のホテルが酷ければ旅行は台無しになってしまいます。それくらい、旅行前のホテル選びは重要なのです。

 

しかし実際のところ、初めてバリ島を訪れる人は土地勘がないため、どのエリアのどんなホテルを選ぶべきかわからないですよね。

それに、海外旅行そのものに慣れていない人はどの予約サイトからホテルを探せば良いのかわからない人も多いことでしょう。

 

そんな人に向けて、今回はバリ島旅行の際のホテルの探し方をレクチャーさせて頂きます!

最後にはおすすめのホテルも紹介しますので、ぜひお見逃しなく。

 

ホテルの取り方は2つ

 

そもそもホテルの取り方にはどのような方法があるのか。大まかに分けて「旅行会社のツアー」と「予約サイト」の2つの方法があります。

 

1 旅行会社のツアー

 

1つは旅行会社のツアー使い、それに組み込まれているホテルを利用すること。

このメリットは、自分でホテルを探す手間が省ける点。そのため会社員の方など、仕事が忙しくてホテル探しに時間がとれない人におすすめです。

それに、パッケージのホテルを使うということは、すでにそのホテルを斡旋(あっせん)する旅行会社からは「信頼できるホテル」だと認められているということ。

自力でホテルを探すよりは、失敗する可能性は下がります。

 

例:HISなどの旅行会社のパッケージを利用する(画像:HIS公式サイト)

(出典:https://www.his-j.com/Default.aspx)

 

HISでバリ島のホテルや航空券を予約したい場合はこちらから

 

2 予約サイトで探す

 

もう1つの方法は、自分で予約サイトからホテルを探すこと。このやり方のメリットは、とにかく自分好みのホテルを探すことができるという点。

滞在日数やエリアによって柔軟にホテルを変えることができますし、価格帯も旅の予算に合わせることもできます。

旅行会社に任せるよりは手間がかかりますが、旅行のスケジュールは自分で決めたい!と考えている人は予約サイトからホテルを探すのが良いでしょう。

 

▼ホテルの取り方比較表

取り方 労力 特徴
旅行会社ツアー 楽にできる 失敗が少ない
予約サイト 手間がかかる 自分好みを探せる

 

おすすめ予約サイト

 

先ほどホテルの探し方について2つの方法を提案しましたが、ここではおすすめの予約サイトをご紹介します。

 

ちなみに私がバリ島で宿泊するホテルを探すときは、断然自分で予約サイトから探す派です!

なぜかというと、そちらの方がたくさんの選択肢の中からお気に入りのホテルを選ぶことができるから。

旅行会社のツアーを利用すると、結局その旅行会社提携のホテルの中から選ぶことになってしまいます。そうすると、その中から自分の希望のホテルに出会うのはかなり難しいのです。

 

ホテルの予約サイトは世の中にたくさんありますが、たくさんのサイトを使って調べると時間がかかりすぎて逆に非効率なため、私は以下の2つのサイトしか使っていません。

 

Booking.com(ブッキングドットコム)

(出典:https://www.booking.com/index.ja.html)

 

Booking.comは1996年にオランダ・アムステルダムで創立されました。

現在、 世界70ヶ国に 198の支社を展開、1万7,000名以上の社員を擁している世界最大級の旅行ECサイトです。

 

Booking.comのご利用はこちらから!

 

Agoda(アゴダ)

(出典:https://www.agoda.com/ja-jp/?cid=-151)

 

agoda(アゴダ)は先ほど紹介したBooking.comのグループです。アゴダの売りは宿泊施設数の多さなどでBooking.comで取り扱っていない宿がある場合も。

 

agoda(アゴダ)のご利用はこちらから!

 

この他にもホテル予約サイトはたくさんありますが、この2つのサイトから探しても良いホテルが見つからなかった場合のみ別のサイトを使うようにしています。

この2つのサイトは定期的にセールが行われていますので、普段は手が届かないような高級ホテルをお得な価格でゲットすることも難しくありません。

 

また滞在期間にもよりますが、滞在日数が長い場合はAirbnb(エアービーアンドビー)を使うとかなり価格が抑えられます。

 

Airbnb(エアービーアンドビー)とは
自分の家や別荘に泊めてあげる事ができる人とそこに泊まりたい人のマッチングサービス。現地の人の家に泊まれる・ホテルよりも安い、などのメリットがある。

https://www.airbnb.jp/

 

現地の人との交流が好きな人はこういったところから予約しても良いかもしれませんね!

 

おすすめホテル

 

それでは最後におすすめのホテルを紹介します。

どのエリアに滞在するのかにもよりますが、ここではバリ島を代表する繁華街クタのホテルを1つ紹介します。

 

バリ島・クタエリア
「クタ」はバリ島随一の観光エリア。

有名なクタビーチや大型ショッピングセンターがあり観光客が絶えない。

▼クタビーチ

 

クタでおすすめしたいホテルといえば、Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)です。

 

▼Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)公式HP

(出典:http://terraceatkuta.com/)

 

クタエリアの中心にある、中級レベルのホテル。

 

ちなみにこのホテルはBooking.comから予約しましたが、予約時はセールが行われていて40%オフで宿泊できました。

定期的にセールが行われていますので、たまにチェックしてみると良いかもしれませんね!

 

<【Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)】Booking.comでの現在の値段はこちらの「検索」ボタンから調べられます!>



Booking.com


このホテルはとにかく清潔感があり、潔癖だと言われる日本人でも快適に過ごすことができます。

Wi-Fiの速度も速く、スタッフもフレンドリー。クタの中心にあり立地も良好で、滞在環境としては申し分ありません。

 

敷地内にあるプールも広くて気持ち良いので、もしクタに滞在する予定があるのであればぜひ利用して欲しいホテルの1つです!

 

Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)

公式サイト:http://terraceatkuta.com/

 

注意すべきホテルはある?

 

もちろんホテルは泊まらなければ本当の良し悪しは分からないのですが以下のようなホテルは初心者の方は注意しましょう。

 

  • 予約サイトに掲載されている画像がわかりずらい
  • 写真が綺麗なわりに、ホテルの価格が異常に安い
  • 口コミ数が少ない、あるいは多くても評価が低い

この3点に気をつけておくのが重要です。

現地へ足を運ばずに予約サイトからホテルを選ぶ場合、予約サイトの写真や情報から選ぶことになります。

どのホテルも写真だけは綺麗に撮影するとは思いますので、いざ訪れてみると現実とは異なることも。

その場合は、予約サイトから予約する前に直接ホテルのホームページを検索してみるなどをすると良いかもしれません!

 

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目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

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バリ島の航空券の取り方 ~初心者おすすめサイト~

Webon紹介目次著者

バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

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日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
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バリ島の航空券の取り方

 

ここ数年で「LCC」と呼ばれる格安航空会社が増え、以前より格段に海外旅行がしやすくなりました。昔と比べて日本の航空会社であるJAL(日本航空)やANA(全日空)を使う人の数も減ったのではないでしょうか。

 

LCCとは
Low Cost Carrier(ロー・コスト・キャリア)のことで、機内サービスのほとんどが有料になる代わりに、移動費用が安く抑えられる格安の航空会社のことを指す。
荷物を預けたり、中には機内食が有料になる事もある。

 

飛行機を利用する多くの人が、航空券を購入する上で考慮するのが「快適度」「価格」の2つ。

 

ファーストクラスやビジネスクラスに乗り優雅に旅行したい人もいれば、とにかく低価格でサクッと旅に出たい人もいます。

つまり、どんな旅をしたいかによって選ぶ航空会社が変わるため、一概にも「この航空会社が良い」とは言えないのです。

そんな中、今回はバリ島へ旅行をする上で重要になる「航空券の取り方」、「おすすめの航空会社」、そして「おすすめチケットサイト」についてご紹介します。

 

航空券はネットで取るのがおすすめ

 

ツアーや旅行代理店を通して航空券を購入しない場合は、自分自身で航空券を手配する必要があります。

一昔前は航空会社のチケットカウンターへ出向き、カウンターで直接航空券を手配する必要がありましたが、今やインターネットサイトから予約するのが主流となりつつあります。

 

どうしても「ネットが苦手で触りたくない!」という人でない限り、飛行機の予約はネットからするのが便利なので是非利用しましょう。時間と手間を大幅に削減できます。

 

実際に予約するには、それぞれの航空会社独自のホームページか、「スカイスキャナー(skyscanner)」のような航空券比較サイト(後ほど説明します)で予約するのが良いでしょう。

 

たとえば「ANAとJALしか乗りたくない」など、自分のお気に入りの航空会社がある場合はJALやANAなど航空会社独自のサイトへ飛ぶのが効率的ですし、特に航空会社にこだわりがないようであればスカイスキャナーのような比較サイトを使うのがおすすめ。

どちらの探し方を選ぶかは、「自分は航空会社にこだわりがあるかどうか」を基準に考えてみると良いかもしれませんね。

 

おすすめ航空会社

 

日系航空会社は安心感がある

 

どの航空会社が良いのかという質問に対して、一概に「ここだ!」と回答するのは難しいですが、やはり日本人にとって1番居心地が良いのはJAL(日本航空)かANA(全日空)ではないでしょうか。

LCC(格安航空会社)が全国で普及している現在ですが、JALあるいはANAにしか乗りたくないという人は一定数います。

他の航空会社に比べて価格は高いですが、きめ細やかな日本流サービスを受けられるのは安心感があります。

例えばスタッフの多くが日本語を話せる事など。海外航空会社では日本との航路であっても日本語が通じないスタッフがほとんどである場合もあります。

 

また、日系の航空会社は価格が高いと言われますが、他の航空会社との共同運航便(コードシェア便)を利用すればそれなりに低価格でバリ島へ行けるのも魅力です。

 

<編集部コラム>共同運航便(コードシェア便)で安く乗る
共同運航便(コードシェア便)とは、一つの航空便が複数の航空会社によって運航される便を指す。つまりA社とB社が○○行きの飛行機を共同して運航する事。

「共同運航便」はお互い同じ立場で、「コードシェア便」は一つの航空会社が主となって運行するという違いが厳密にはあるが利用者はそこまで気にしなくてよい事が多い。共同運航便(コードシェア便)ではJALやANAなどからではなく、共同で運行している航空会社からチケットを購入すると安くなる場合がある。

例えばA社の便にB社がコードシェアしている場合にA社からチケットを購入するよりもB社から購入した方が安い、という具合である。しかしA社から購入してもB社から購入しても乗るのは同じ航空機なのでB社から購入した方が得だった、という事があるのである。

 

価格で選ぶならLCC

 

圧倒的安さで不動の人気を誇っているのがエアアジア(Air Asia)。アジアを中心に路線を広げるマレーシアのLCC(格安航空会社)です。

 

▼Air Asia公式サイト(https://www.airasia.com/jp/ja/home.page)

 

Air Asia公式サイトはこちらから

 

ちなみに私が日本からバリ島を訪れるときは、基本的にはこのエアアジアを利用するようにしています。

エアアジアの魅力はなんと言っても低価格なこと。オフシーズンであれば、片道1.5万円ほどで日本からバリ島へ訪れられます!

JALやANAのような丁寧なおもてなしはありませんが、サービスより何よりも価格を重視する人にとってエアアジアはピッタリだと言えるでしょう。

 

その他エアアジアの魅力と言えば、機内食が美味しいこと。

日本円にして500円~700円程度で、アジア各国の料理が食べられます。どれも日本では食べられない本格的なアジア料理ですので、ぜひ注文してください。

 

その他価格を安く済ませたいなら、タイやマレーシアの経由便を使うと、シーズンによっては安上がりに済ませられます。

 

これはボックスのタイトルです。

経由便とは直接目的地の国まで行くのではなく、一度他の国で乗り換えてから目的地の国へ行く航空便の事。

 

おすすめチケットサイト

 

どのチケットサイトから予約するのが良いかというと、私のおすすめはスカイスキャナー(sky scanner)。スカイスキャナーでは、世界各国の航空便を比較できます。

 

▼スカイスキャナー(sky scanner)公式サイト

スカイスキャナー公式サイトはこちらから

 

スカイスキャナーで航空便を比較した後に、トラベルコやエクスペディア(Expedia)と言った他の航空会社のサイトで詳細を検索しても良いでしょう。そうする事で最もお得な航空券を入手する事ができます。

 

▼トラベルコ公式サイト(https://www.tour.ne.jp/)

トラベルコ公式サイトはこちらから

 

▼エクスペディア(Expedia)公式サイト

エクスペディア公式サイトはこちらから

 

その他スカイスキャナーの使いやすいポイントは、燃料サーチャージ混みで料金表示してくれること。旅慣れていない人にも良心的な表示だと言えます。

 

燃油サーチャージとは
航空機の燃料の価格で変わる、航空チケット代金とは別建てで徴収される料金のこと。その時によってプラスされる場合もされない場合もあるので要チェック。

 

まずは、こういった航空チケット比較サイトを利用するのがおすすめ。

こういったサイトでも良いチケットが見つからなければ、セールあるいはオフシーズンを待つのが安上がり。

 

ぜひ皆さんも、航空券を探すときに今回お伝えしたことを意識してみてくださいね!

 

 

これを読んだ方にWebon編集部がおすすめするページ

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」より

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著者:佐藤ひより

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バリ島「1日観光」モデルコース ~ウルワツ・ジンバラン編~

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日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
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初心者の為のバリ島1日観光のモデルコース。今回はウルワツ・ジンバランエリアをそれぞれ分けてご紹介します。どちらも素敵なエリアなので行けば必ず満足できるはずです!

 

ウルワツエリアの観光モデルコース

 

まずはウルワツエリアの観光モデルコースをご紹介。

ウルワツは、バリ島の中でも少し地味で印象が薄いエリア。しかし、ここでは他の観光地では感じられない自然体のバリ島らしさに触れられます。

 

ウルワツ最大の観光地といえば、ウルワツ寺院。

このウルワツ寺院に参拝するためだけに、他エリアからウルワツへ訪れる観光客は少なくありません。(ウルワツ寺院詳細は後述します)

 

▼ウルワツ寺院の様子

photo by Deni Saputra

 

ウルワツにはウルワツ寺院以外に有名な観光スポットはないものの、この土地特有の田舎っぽさが残る空気感は一定の層からの人気を集めています。

 

ウルワツは、その独特の地形から崖の上に立つホテルやレストランが多いのが特徴。

そのため宿泊先のホテルや食事中のレストランから絶景を眺めることができます。

 

ウルワツに関する情報はインターネット上には少なく、これから旅行する人の中にも「実際、ウルワツってどんなところなの?」と疑問に思っている人も多いです。

そんな人に向けて、ここではウルワツの初心者も楽しめる1日観光モデルコースを紹介したいと思います!

 

ウルワツエリア1日観光モデルコースの流れ
午前中~ ウルワツビーチでプライベート感を味わおう!
午後~ ウルワツ寺院へ行こう!
夕方~ 1日の締めはケチャックダンス!

 

午前中~ ウルワツビーチでプライベート感を味わおう

 

午前中~ ウルワツビーチでプライベート感を味わおう!
午後~ ウルワツ寺院へ行こう!
夕方~ 1日の締めはケチャックダンス!

 

世界有数のビーチリゾートバリ島で有名なビーチと言えば、クタやスミニャック、ヌサドゥアなどを思い浮かべる人がほとんど。

バリ島のビーチと言えば?と聞かれて、「ウルワツ」と答える人はなかなかいないのではないでしょうか。

 

クタ

バリ島デンパサールのングラライ空港(デンパサール国際空港)から北に広がるエリア。バリ島一の歓楽街で、ショッピング・スパ・グルメ・ビーチなどを楽しむことができます。

ヌサドゥア

インドネシア政府によって開発された高級リゾートエリア。

バリ島デンパサールのングラライ空港から車で20分ほど南に走り、セキュリティゲートをくぐった先にあります。

スミニャック

バリ島南部にあるビーチリゾート。おしゃれなアイテムや綺麗なホテルなどが多くあるエリア。

 

そんなウルワツにあるウルワツビーチは、実はサーフィンの大会が行われるほどのサーフスポットなのです。

ただ、上級者向けのスポットが多く、サーフィン初心者が楽しむには少しレベルが高いのが難点。

 

また、このウルワツビーチの魅力は、観光客が少なく海が綺麗なこと。

バリ島の有名な観光地であるクタやレギャン、スミニャックのビーチは海岸沿いに飲食店やサーフショップが多いのが魅力ですが、人が多く海の周りにゴミが落ちていることもしばしば。

しかし、ウルワツビーチは観光客自体あまり多くないため、海や砂浜が比較的綺麗に保たれているのです。

 

▼ウルワツにあるビーチの様子

photo by coffeefloat

 

またウルワツのビーチ沿いにそびえ立つウルワツ寺院は、ウルワツ最大の観光スポット。

夕暮れ時に夕陽と寺院が交差する瞬間は、1度見たら忘れられないほどの絶景です。

海で寝そべってボーッと夕陽を眺めるひとときは、まさに至福の瞬間。

 

▼夕陽とウルワツ寺院のある崖

photo by Vin Crosbie Some rights reserved

 

ぜひプライベート感溢れるウルワツビーチで、まったりとした時間を過ごしてくださいね。

 

午後~ ウルワツ寺院へ行こう!

▲ウルワツ寺院の入り口

 

午前中~ ウルワツビーチでプライベート感を味わおう!
午後~ ウルワツ寺院へ行こう!
夕方~ 1日の締めはケチャックダンス!

 

ウルワツ最大の観光スポットと言えば、ウルワツ寺院。

ここへ参拝するために、毎年多くの観光客がウルワツへ訪れます。

 

ウルワツ寺院は敷地が広いため全て回るのは大変ですが、ところどころに絶景ポイントがちりばめられているので、疲れすぎない程度に少し歩き回ってみるのがおすすめ。

 

このウルワツ寺院はバリ島のパワースポットとして知られていて、バリ・ヒンドゥー教を信仰する人々にとっては神聖な場所。

ここへ参拝するのであれば、露出の激しい格好で訪れるのは控えてください。

 

バリ・ヒンドゥー教
インドから伝わってきたヒンドゥー教や仏教と、もともとインドネシアで信仰されていた土着宗教(その土地に定着している宗教)が融合されてできた、バリ島独自の宗教。

バリ島では、約90%の人々が「バリ・ヒンドゥー教」を信仰しており、「イダ・サン・ヤン・ウィディ・ワソ」と呼ばれる唯一神に対し、祈りを捧げます。

 

▼ウルワツ寺院へ参拝に訪れる人々

photo by Arian Zwegers

 

もしうっかりと露出度の高い格好でウルワツ寺院に訪れてしまったら、ウルワツ寺院入り口付近でサロンと呼ばれる布を渡されるはず。

この布を腰に巻いて肌を隠さなければ、敷地内に入場することはできません。

 

その他にも、女性であれば「生理中」や「出産直後」は参拝することができないなど、細かな決まりがあります。

基本的には露出が激しくない格好をしていれば係員に止められることはありませんが、不安な人は事前に少し調べておくと良いかもしれませんね。

 

 

このウルワツ寺院最大の魅力と言えば、美しい夕陽が見えること。

断崖絶壁の上に建てられたウルワツ寺院からは、何にも遮られないまん丸の夕陽を眺めることができます。

これは、バリ島屈指の絶景スポットと言われるほどの代物。

 

▼ウルワツ寺院の崖

photo by eGuide Travel

 

ウルワツ旅行の際は、ぜひこのウルワツ寺院でオレンジ色の夕陽を目に焼き付けてくださいね。

 



夕方~ 1日の締めはケチャックダンス!

▲ケチャックダンスの様子 photo by View author information CC BY-SA 3.0

 

午前中~ ウルワツビーチでプライベート感を味わおう!
午後~ ウルワツ寺院へ行こう!
夕方~ 1日の締めはケチャックダンス!

 

夕陽が沈むのと同じ時間帯にウルワツ寺院で始まるのが、ケチャックダンスの公演。

ケチャックダンスとは、レゴンダンスやバロンダンスに並ぶバリ島3大舞踊の1つ。

 

バリ島3大舞踊
レゴン・ダンス、バロン・ダンス、ケチャック・ダンスがバリ島3大舞踊と言われる。

▼レゴン・ダンス…きらびやかな衣装で女性ダンサーが躍る

photo by Tiomax80

▼バロン・ダンス…舞踊に物語があり、「バロン」という獅子舞のような被り物などが躍る

photo by  Walter Lim

▼ケチャック・ダンス…大勢の男性が「チャッ、チャッ、チャッ」という掛け声で踊る

photo by Brian Jeffery Beggerly

 

ケチャックダンスの演出はかなり特殊で、一度観たら絶対に忘れないほどのインパクトがあります。

 

上半身裸の男性たちが円陣を組み、ひたすら「チャチャチャ」と声を揃えて舞踊を盛り上げます。

この「チャチャチャ」というかけ声以外に台詞はなく、このかけ声だけで物語が構成されていくのが面白いです。

 

私自身ウルワツ寺院でこのケチャックダンスを観たことがありますが、言葉ではなく声そのものや体の動きだけでもストーリーを理解できるのが不思議だなあと感じました。

日本人が海外で舞台を観るときに気になるのが言語の壁だと思いますが、ケチャックダンスはそもそも台詞がない舞踊なので、視覚だけで誰でも楽しめるのが魅力です。

 

ウルワツ寺院で演じられるケチャックダンスの舞踊は観光客向けにアレンジされているため、ローカル向けのものとは少し演出が異なります。

そのため通常より少し大げさにアレンジが加えられたり、パフォーマーがわざと面白おかしく踊ったりといったような、観光客でも楽しめる仕様になっています。

 

本場のケチャックダンスを観たい人には少し物足りないかもしれませんが、旅を盛り上げるイベントとして取り入れてみるのがおすすめです。

 

<ウルワツ寺院>

住所:Pecatu, Kuta Sel., Kabupaten Badung, Bali

 



 

ジンバランエリアの観光モデルコース

 

バリ島でカップルにおすすめのエリアと言えば、ジンバラン。

結婚式やハネムーン、大切な人とのデートなど、ロマンティックな演出が必要な時にジンバランは最高の場所です。

 

先述したクタやレギャンのように遊ぶ場所が多いわけではなく、ヌサドゥアやブノアのようにラグジュアリーな体験ができるわけでもない。

しかし、それでもジンバランが長年観光客からの人気を集める理由はいったい何なのか。

 

今回はジンバランが人気の理由を、1日観光モデルコースの紹介とともに紐解いていこうと思います!

 

ジンバランエリア1日観光モデルコースの流れ
午前中~ ジンバラン市場を散策しよう!
午後~ お土産を買う!ジェンガラ・ケラミック本店
夕食 ジンバランビーチで極上のシーフードBBQ!

 

午前中~ ジンバラン市場を散策しよう!

▲バリ島のパサールの様子 photo by Jos Dielis

 

午前中~ ジンバラン市場を散策しよう!
午後~ お土産を買う!ジェンガラ・ケラミック本店
夕食 ジンバランビーチで極上のシーフードBBQ!

 

バリ島内にはたくさんの市場がありますが、ジンバランにあるPasar Jimbaran(パサール ジンバラン)という市場は観光にぴったり。(パサール=市場 という意味に)

ここはジンバランビーチからすぐ近くにある市場で、観光客だけではなくロカールのインドネシア人にも人気です。

 

 

市場で販売されているシーフードも比較的安価ですので、旅行中の予算に余裕がない人でも心配はいりません!

 

このジンバラン市場の魅力はなんといっても、活気があること。

観光地ではなかなか見られない、現地ならではの生活感を垣間見ることができます。

 

ジンバランはバリ島の中でも魚介がよく獲れるエリアで、このジンバラン市場で獲れる魚介は新鮮で食べ応えが抜群。

この市場で魚やエビ、イカなどを購入した後は、近くのお店で焼いたりして調理することが可能です。

朝ご飯にはikan bakar(イカン・バカール)という、インドネシアの焼き魚をぜひ堪能してください!

 

▼イカン・バカール

photo by Gunawan Kartapranata CC BY-SA 4.0

 

ジンバラン市場は閉まるのが早いため、朝7時頃には市場に到着しているのが望ましいです。

ここは魚介以外にも野菜や果物も売っているので、ぜひ散策してみてくださいね。

 

▼ジンバラン市場の地図

 

午後~ お土産を買う!ジェンガラ・ケラミック本店

(出典:https://www.jenggala.com/home.php?cat=306&page=1)

 

午前中~ ジンバラン市場を散策しよう!
午後~ お土産を買う!ジェンガラ・ケラミック本店
夕食 ジンバランビーチで極上のシーフードBBQ!

 

バリ島らしいお土産を買うなら、ジェンガラ・ケラミック本店がおすすめです。

ジェンガラ・ケラミックとは、バリ島の伝統的な食器のこと。

ジェンガラ・ケラミック本店はジェンガラ・ケラミックを売っている専門店です。

 

▼ジェンガラ・ケラミックの例(画像クリックで商品詳細へ)

 

日本でも高級なレストランやホテル、結婚式の引き出物や大切な日の贈り物によく利用されます。

物価の低いバリ島の中でも、比較的お値段高めなお土産物の1つ。

 

このジェンガラ・ケラミック製品を専門に扱っているジェンガラ・ケラミック本店は、高級感溢れる雰囲気の良い店舗。

レギャンエリアにもこのジェンガラ・ケラミック系列のお店はありますが、ジンバランの本店ほど高級感はなく店内は少し安っぽい印象。

レギャンエリアのお店の名前はジェンガラ・ファクトリー・アウトレット(JENGGALA FACTORY OUTLET)と言います。

 

 

レギャンのジェンガラ・ケラミックで販売されている食器はすべてアウトレット品のため商品価格は安め。

品質に問題がある商品も多く、購入する際には少し注意する必要があります。

 

ジンバランの本店では商品品質の心配をする必要がないため、安心して高品質の商品をお土産に選ぶことができますよ!

 

▼ジェンガラ・ケラミック店舗の特徴

場所 価格 備考
ジンバラン本店 高め 高品質
レギャン 安め アウトレット

 

ジェンガラ・ケラミック食器は緑色や白色の物が多いのですが、ジンバラン本店では赤や黄色など鮮やかな色の商品が多いのが魅力。

 

店内を歩きながら色々な商品を見ているだけでも楽しめますので、ぜひジンバラン旅行の際は足を運んでくださいね!

 

ジェンガラ・ケラミック本店はショップだけではなく、カフェも併設されていて、観光に疲れた時そこでふと一息休むことも可能。

もちろんカフェで使われる食器もすべてジェンガラ・ケラミックで、雰囲気は良さげです!

 

<ジェンガラ・ケラミック本店>

住所:Jl. Uluwatu II, Jimbaran, Kuta Sel., Kabupaten Badung, Bali 80361 インドネシア

営業時間:8:00am – 8:00pm

公式HP:https://www.jenggala.com/home.php

 

夕食 ジンバランビーチで極上のシーフードBBQ!

 

午前中~ ジンバラン市場を散策しよう!
午後~ お土産を買う!ジェンガラ・ケラミック本店
夕食 ジンバランビーチで極上のシーフードBBQ!

 

クタのような派手さも、ヌサドゥアのようなラグジュアリー感もない。

そんなジンバランが観光客に人気の理由は、群を抜いたビーチの雰囲気の良さでしょう。

 

ジンバランビーチの最大の特徴と言えば、砂浜に並ぶレストランたち。レストランとは言っても、本格的な店舗の形をしているわけではありません。

夕暮れ時になるとジンバランビーチの砂浜の上に続々とテーブルと椅子が集まり、そこではシーフードバーベキューを楽しめるのです。

 

▼ジンバランのビーチの様子

photo by  CC BY-SA 3.0

 

ジンバランで獲れた海鮮を使ったシーフードバーベキューはまさに絶品。

観光地ということもあり価格は少し高いですが、ボリューム満点で新鮮なシーフードは一度食べる価値があります。

 

私も何度かジンバランビーチで食事をしたことがありますが、味の美味しさもさることながら、ロマンティックな雰囲気が印象的でした。

 

ジンバランビーチでは、夕陽が水平線に沈む様子を眺めることができます。

 

▼ジンバランの夕陽

photo by Maurina Rara

 

この夕陽が沈む様子はクタやレギャン、スミニャックなど他の地域でも見ることはできるのですが、波打ち際で豪華な食事をしながら夕陽が見られるエリアはなかなかありません。

 

夕陽が沈んだ後あたりが徐々に暗くなっていくと、テーブルの上には蝋燭の火が灯されます。

それもまた幻想的で、観光客を贅沢な気分にしてくれるのです。

 

▼蝋燭の灯りとジンバランビーチ

photo by Kevin Poh

 

夕暮れ時のジンバランビーチは1人で訪れるのも良いですが、家族や友人、恋人など大切な人と一緒に来たくなるような、そんな素敵な場所。

これがジンバランが観光客に人気の理由だと言えるでしょう。

 

<ジンバランビーチ>

 

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著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

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バリ島「1日観光」モデルコース ~ヌサドゥア・ブノア編~

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バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
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『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

ヌサドゥア・ブノアの1日観光モデルコース

 

世界トップクラスの観光リゾート・バリ島が誇る、高級リゾート地ヌサドゥア・ブノア。

このエリアは、バリ島の中でも少し特殊な空間。

 

どんな産業よりも観光業の比率が高いバリ島は、ハワイやグアムに負けない観光地となるべく年々観光開発が進んでいます。そんな動きの中、さらにたくさんの外国人観光客を呼び込もうとして作られた「観光特区」がヌサドゥア・ブノアです。

 

このエリアが他エリアと異なる点は、セキュリティがしっかりとしていること。

ヌサドゥアやブノアは外のエリアとは明確に仕切られていて、ローカルのインドネシア人が侵入しないよう堀で閉ざされた空間になっています。

このエリアに入るためには専用のゲートをくぐる必要があり、セキュリティが頑丈なため不審人物が進入することは不可能。(ヌサドゥアやブノアに宿泊予定の観光客は、問題なくゲートを通り抜けできるのでご安心を!)

 

▼ヌサドゥア地区に入る為のゲート

 

 

ヌサドゥア・ブノアエリアは観光のために作られた特区ということもあり、このエリアには高級ホテルが多数建ち並んでいます。

少し奮発してラグジュアリーな体験をしたい人は、バリ島旅行の拠点をヌサドゥア・ブノアにするのがおすすめ。他では経験できない贅沢ができるはず。

 

その他にも、ヌサドゥア・ブノアエリアはマリンスポーツが有名で、多くの観光客がここでバカンスを楽しみます。

 

今回は、そんな魅力たっぷりのヌサドゥア・ブノアエリアを満喫するためのモデルコースをご紹介します!

 

ヌサドゥア・ブノアエリア1日観光モデルコースの流れ
午前中~ ビーチでマリンスポーツを楽しもう!
午後~ 高級感溢れるバリコレクションでお買い物!
夕食 パサール・センゴールがおすすめ!
番外編 ホテルで1日まったりと過ごす

 

午前中~ ビーチでマリンスポーツを楽しもう!

 

午前中~ ビーチでマリンスポーツを楽しもう!
午後~ 高級感溢れるバリコレクションでお買い物!
夕食 パサール・センゴールがおすすめ!
番外編 ホテルでまったりと過ごす

 

ヌサドゥアから少し北へ進むと、ブノアエリア(タンジュン・ブノアエリア)に到着します。

このブノアエリアはヌサドゥアほどではないですが、高級リゾートエリアとして観光客から人気を集めています。

 

 

ヌサドゥアももちろん落ち着いたエリアではあるのですが、ブノアはそれよりも人が少ないため、プライベートビーチ感を味わいたい人はこのブノアエリアに滞在するのがおすすめ。

 

ではこのブノア、何が魅力なのかというとマリンスポーツが有名です。

特にモータースポーツのメッカとして名が知られ、モータースポーツを楽しむためだけにわざわざ観光客が他エリアから訪れます。

 

マリンスポーツのモータースポーツ
海で行うマリンスポーツの中でもジェットスキーなどのようにモーターで動く乗り物を使ったスポーツ

▼ジェットスキー

 

ブノアエリアにあるタンジュン・ブノアビーチは、青くて白い砂浜がまばゆい綺麗な海。

 

▼タンジュン・ブノアビーチの様子

photo by Ya, saya inBaliTimur (usin Some rights reserved

 

前のページでご紹介したクタ・レギャンエリアの海は透明度が高くなく、南国の美しいビーチを求めにきた人にとっては少し物足りない印象を受けることでしょう。

 

クタ・レギャン

バリ島デンパサールのングラライ空港(デンパサール国際空港)から北に広がるエリア。バリ島一の歓楽街で、ショッピング・スパ・グルメ・ビーチなどを楽しむことができます。

クタ・レギャンエリアの観光モデルコースは前のページで紹介!

 

しかし、このタンジュン・ブノアビーチでは南国の雰囲気を思いっきり感じられます。

バリ島に来たけど、綺麗なビーチが見つからない!そんな人はぜひこのタンジュン・ブノアビーチへ訪れてくださいね。

 

このタンジュン・ブノアビーチではどんなマリンスポーツが楽しめるかというと、具体的には以下の通り。(全てではありません。一部をご紹介しています。)

 

<バナナボート>

ジェットスキーでバナナボートを引っ張り上下左右に振られながら海の上を進むスポーツ

 

<ジェットスキー>

水上を高速で走る事ができるエンジンとハンドル付きの船に乗るスポーツ

 

<ウェイクボード>

モーターボート等にハンドル付きロープを設置し、それをボートの後部で握った人がボードのようなものに乗り海上を滑るスポーツ

 

<シュノーケリング>

シュノーケルを身につけて、比較的浅い水中を泳いで楽しむスポーツ

 

<スキューバダイビング>

空気を詰めたタンクなどの装備を装着し海に潜って魚などを探索するスポーツ

 

<フライフィッシュ>

凧のような形をしたボートに乗り船で引っ張ってもらう事により海上を高く飛び上がるスポーツ


 

<パラセイリング>

パラシュートを付けて、ロープでモーターボートに引っ張ってもらい空中に舞い上がるスポーツ

 

など、上記の7つが初心者でも楽しめる簡単なマリンスポーツです。

特にジェットスキーはインストラクターがついて一緒に操縦してくれるので、マリンスポーツをしたことがない人でも不安に感じる必要はありません。

 

私も何度かジェットスキーを体験したことがありますが、これは本当に楽しかったです!

スピードを出し過ぎると少し怖いですが、バリ島の日差しの中、風を感じながら波に乗るのは爽快感があります。

興味がある人はぜひ体験してみてくださいね。

 

値段は、どのマリンスポーツに挑戦するのかによってまちまち。

基本的には全て数千円程度で楽しめますので、予算に余裕があるようであればいくつか試してみると楽しいでしょう。

 

ブノアやヌサドゥアのホテルに宿泊予定の人は、ほとんどの場合ホテルのレセプションでマリンスポーツの手配をしてくれます。

※レセプションとはホテルの受付で行う業務の事。ホテルと提携しているマリンスポーツサービス会社に予約をしてくれたりします。料金も必ず確認しましょう。

 

ビーチの近くはツアー会社もあるので、もちろん直接ビーチに行って自分でツアー会社に依頼することも可能ですよ!

 

タンジュン・ブノアビーチは、マリンスポーツをしなくてもバカンス気分が楽しめる最高のポイント。

ビーチ沿いでゆっくりと過ごすだけで、贅沢な気持ちになれます。

 

日々の疲れをバリ島で癒やしたい!そんな人はブノアビーチでバカンスを楽しんできてくださいね。

 

<タンジュン・ブノアビーチ地図>



午後~ 高級感溢れるバリコレクションでお買い物!

 

午前中~ ビーチでマリンスポーツを楽しもう!
午後~ 高級感溢れるバリコレクションでお買い物!
夕食 パサール・センゴールがおすすめ!
番外編 ホテルで1日まったりと過ごす

 

ホテルやビーチも良いけれど、せっかくならショッピングを楽しみたい!

バリ島には可愛らしい食器や雑貨、伝統的な衣装などお土産にピッタリの商品がたくさんあります。

自分用に購入しても良いですし、帰国後にお土産として配っても喜ばれること間違いなし。

 

しかし残念ながら、このヌサドゥア・ブノア地区には大型のショッピングセンターの数があまり多くありません。

このエリアではショッピングよりも、ホテルでまったりしたりビーチでバカンス楽しんだりする人が多いからです。

 

それでは、このエリアに滞在する人はショッピングのためにわざわざ他のエリアに行かなければいけないのか?

というとそんなことはありません。安心してください!

 

ヌサドゥア・ブノアにはBali Collection(バリコレクション)という、バリ島を代表する大型ショッピングセンターがあるのです。

 

Bali Collection(バリコレクション)の魅力

(出典:http://bali-collection.com/)

 

このバリコレクション、高級リゾート地ヌサドゥアにあるショッピングセンターというだけあって、クタやレギャン、ウブドなど他のエリアにあるショッピングセンターと比べて格式高い雰囲気を漂わせています。

 

ウブド

バリ島の大きな都市デンパサールから車で50分ほど北へ進んだ場所にあるエリア。海から離れた内陸にあり、美しい田園風景を楽しむことができるなど、ビーチリゾートとは異なった芸術・文化の村として人気です。

 

格式高い雰囲気がある分お値段も少しお高めにはなっていますが、商品の質は他エリアより保証されていると言えるでしょう。

 

バリコレクション内にはCoco Supermarket(ココ スーパーマーケット)というバリ島のスーパーもあり、そこではお土産をまとめ買いすることも可能。

 

(出典:http://cocogroupbali.com/coco-supermarket/)

 

ですのでヌサドゥアから出て、わざわざ他のエリアにお土産を探しに行く必要はありませんよ!

 

Bali Collectionはファッション関係のショップが多く、ビーチサンダルや水着などバリ島らしい南国のアイテムを手に入れられます。

バリ島旅行を彩るおしゃれなアイテムがたくさんありますので、何か記念に購入しても良いかもしれませんね。

インドネシア以外の海外ブランドや、インドネシアのローカルブランドなど、店舗数が多いためウィンドウショッピングするだけでも楽めるはず。

 

それ以外にも、バリコレクションにはレストランやカフェなどの飲食店が多いのも魅力の1つ。

和食料理屋さんもありますので、海外で日本の味が恋しくなったらぜひ訪れてみてください。

 

ちなみに私はバリコレクション内にあるレストラン、Bebek Bengil(ベベック ベンギル)でアヒル料理を食べたことがありますが、ここの料理は美味しかったです!(編集注※2018年7月3日現在バリコレクション公式サイトでは「Bebek Tepi Sawah」というお店でアヒル料理を提供しております)

 

(出典:https://bebekbengil.co.id/en)

 

味の好みは人によりますが、「バリ島で1番美味しいアヒル料理のお店」と評価する人もいるほど。

バリ島でアヒル料理が食べたい人は、このお店に行ってみても良いかもしれませんね。

 

バリコレクションまでの道のりは、ほとんどのホテルが無料のシャトルバスを用意していますのであまり心配する必要はないかと。

もしシャトルバスの用意がない場合は、ホテルのスタッフに頼んでタクシーなど呼んでもらうと良いでしょう。

 

Bali Collection(バリコレクション)

住所:BTDC Complex, Nusa Dua 80363

営業時間:10:00 – 22:00

 

夕食 パサール・センゴールがおすすめ!

 

午前中~ ビーチでマリンスポーツを楽しもう!
午後~ 高級感溢れるバリコレクションでお買い物!
夕食 パサール・センゴールがおすすめ!
番外編 ホテルで1日まったりと過ごす

 

ショッピングやマリンスポーツを満喫したあと。そろそろ遊び疲れて、お腹が空いてきた頃でしょう。

 

ヌサドゥア・ブノアエリアに滞在するのであれば、宿泊先のホテルでディナーを楽しむ人がほとんど。

確かにこのエリアには高級ホテルが多いため、そこで提供される料理はレベルが高く確実に満足できるはず。

 

ただ、せっかくならバリ島らしさが感じられる、エンターテイメント性の高いところで食事をしたくはありませんか?

ただ単純に食事をするだけでは面白くない!

そんなあなたにおすすめなのが、Pasar・Senggol(パサール・センゴール)です。

 

Pasar Senggol(パサール・センゴール)の魅力

(出典:http://www.pasar-senggol.com/)

 

パサール・センゴールは、ヌサドゥアのホテル「グランドハイアット」内にあるレストランです。

 

グランドハイアット
グランドハイアットは世界展開しているハイアットホテルアンドリゾーツグループのホテルブランドの一つ。他の展開ブランドに「パークハイアット」などがある。

▼グランドハイアットホテルの様子

photo by Adam Giles

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パサール・センゴールでは一流シェフによるバリ料理やインドネシア料理が食べられるだけではなく、食事を愉しみながらショーを観ることができるのです。

 

ショーの内容は、レゴン・ダンスやバロン・ダンス、ケチャック・ダンスなどのバリ島3大舞踊がメイン。

その他にも、伝統的なバリ舞踊のショーが公演される日もあります。

日替わりで様々なショーが公演されますので、気になる演目がある場合はあらかじめ調べておくと良いでしょう。

 

バリ島3大舞踊
レゴン・ダンス、バロン・ダンス、ケチャック・ダンスがバリ島3大舞踊と言われる。

▼レゴン・ダンス…きらびやかな衣装で女性ダンサーが躍る

photo by Tiomax80

▼バロン・ダンス…舞踊に物語があり、「バロン」という獅子舞のような被り物などが躍る

photo by  Walter Lim

▼ケチャック・ダンス…大勢の男性が「チャッ、チャッ、チャッ」という掛け声で踊る

photo by Brian Jeffery Beggerly

 

パサール・センゴールのショーは毎晩夜の8時に公演が始まり、暗闇の中ライトアップされるバリ舞踊の美しさはまさに圧巻。

ショーを鑑賞している時間だけは、ついついグランドハイアットにいるのを忘れてしまいそうになるほど。

ナイトマーケット(夜に開かれる食品・雑貨など様々なものが雑多に売られる市場)にいるような気分を味わえますよ!

 

このパサール・センゴールでは、ショーを鑑賞しながら本場のバリ料理やインドネシア料理を味わうことができます。

ビュッフェ形式ですので、自分の好きな分だけ料理を盛り付けられます。

 

このパサール・センゴールの料理の中でも特に人気なのが、バビ・グリンというバリ料理。

 

▼バビ・グリン

photo by Rollan Budi

 

バビ・グリンとは豚の丸焼きのことで、バリ島の祭日にはかかせない料理。

このバビ・グリン、伝統的なバリ料理であるにもかかわらず観光地や町中でバビ・グリンが食べられるレストランを見つけるのは結構難しい!

そのため、バリ島滞在日数が短い人は食べられずに帰国する人も。

 

パサール・センゴールでは、味も品質も保証された高級感あるバビ・グリンが食べられます。

豚の丸焼きは、少し見た目が怖いかもしれませんが味は抜群。ぜひパサール・センゴールへ訪れる際は挑戦してみてくださいね。

 

そんな、ショーと料理ともに高評価のグランドハイアット内パサール・センゴール。

人気で席に空きがないため、事前の予約は必須。ご注意ください!

 

Pasar Senggol(パサール・センゴール)

住所:Kawasan Wisata Nusa Dua Beach Po Box 53, Nusa Dua, Bali

電話番号:0361-771234

営業時間

ディナービュッフェ:19:00-23:00

バリ舞踊公演:20:00-21:00

 

番外編 ホテルで1日まったりと過ごす

 

午前中~ ビーチでマリンスポーツを楽しもう!
午後~ 高級感溢れるバリコレクションでお買い物!
夕食 パサール・センゴールがおすすめ!
番外編 ホテルで1日まったりと過ごす

 

海外旅行では、観光地巡りをしたりショッピングに出掛けたりする人が大半。

遙々遠く日本から海外へやってきたのに、ホテルでまったりするのはもったい気がしますよね。

 

しかし、ヌサドゥア・ブノアエリアに滞在するなら、1日中ホテルに引きこもってホテルライフを満喫するのもおすすめです!

 

何故かというとこのヌサドゥア・ブノアエリア、世界でも名だたる高級ホテルが数多く集まる超高級エリアなのです。

 

ここにはリッツカールトンやウェスティン、シェラトンなど誰もが憧れる高級ホテルがたくさんあります。

他のエリアではなくせっかくヌサドゥアやブノアに宿泊するのであれば、滞在日数のうち1日くらいはホテルでまったりする時間を設けてみてください。

 

▼リッツカールトンバリの公式サイト

(出典:www.ritzcarlton.com/jp/hotels/indonesia/bali)

▼ヌサドゥアには多くの高級ホテルが存在する(地図はウエスティンリゾートヌサドゥア)

 

著者おすすめホテル

 

そんなヌサドゥアでおすすめのホテルが、The Laguna, a Luxury Collection Resort & Spa(ザ ラグーナ リゾート アンド スパ)。大きなプールが有名な、ヌサドゥアでも人気のホテルです。

 

▼The Laguna, a Luxury Collection Resort & Spa日本語公式HP

(出典:http://www.starwoodhotels.com/luxury/property/overview/index.html?propertyID=277&language=ja_JP&localeCode=ja_JP)

 

広々とした開放感あふれるプールは、まさに南国の高級リゾートといった雰囲気。

青い空の下、フルーツジュースを飲みながらデイベッドでゆっくり過ごすと気持ち良いですよ!

 

プールの他にこのホテルが魅力的な点と言えば、目の前にヌサドゥアの美しいビーチが広がっていること。

 

(出典:http://www.starwoodhotels.com/luxury/property/overview/index.html?propertyID=277&language=ja_JP&localeCode=ja_JP)

 

このホテルからは朝日がよく見えますので、頑張って早起きしてみてくださいね!

 

館内にはスパやジム、バーやラウンジなど便利な施設が完備されています。

あまりにも便利なため、ホテルから1歩も外に出なくても十分楽しめてしまうほど。

レストランの食事も高級感があって最高。文句の付け所がないホテルだと言えます。

 

目の前にビーチが広がる一流ホテルで、日本ではできない極上の体験をしてはいかがでしょうか?

 

▼ザ ラグーナ リゾート アンド スパの現在の価格はこちらで見られます!



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もちろんヌサドゥアやブノアには、ここ以外にも素敵なホテルがたくさん。

 

他に私が宿泊した中でおすすめのホテルが、The Sakala Resort Bali All Suites(ザ サカラ リゾート バリ オール スイート)

このページの「午前中~ ビーチでマリンスポーツを楽しもう!」で紹介したタンジュン・ブノアビーチのすぐ目の前にあります。

 

▼The Sakala Resort Bali All Suites日本語公式HP

(出典:https://www.sakalaresortbali.com/#villa)

 

ここは、シックな雰囲気が特徴の高級ホテル。

このホテルはビーチクラブが人気ですので、気になる人はぜひ宿泊先の候補にいれてくださいね!

 

▼ザ サカラ リゾート バリ オール スイートの現在の価格はこちらで見られます!



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<ホテル情報>

The Laguna, a Luxury Collection Resort & Spa(ザ ラグーナ リゾート アンド スパ)

所在地:Kawasan Pariwisata Nusa Dua Lot N2, Bali, Bali

電話番号:(62)(361)771327

チェックイン:15:00 チェックアウト:12:00

公式サイト:http://www.thelagunabali.com/

 

The Sakala Resort Bali All Suites(ザ サカラ リゾート バリ オール スイート)

所在地:Jl, Pratama 95, Tanjung Benoa, Nusa Dua, Bali,

電話番号 :(62)(361)775216

チェックイン:15:00 チェックアウト:12:00

公式サイト:https://www.sakalaresortbali.com/

 

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バリ島で辛い料理を避ける方法

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バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

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バリ島は辛い料理が多い

 

トラブルの相手は、人間だけではありません。

日本から離れた異国の地で、体に合わない食事をしてしまい体調を壊してしまうというリスクもあります。

 

バリ島では、インドネシア特有の強い香辛料を料理に使っているため、料理の味付けが辛口になっていることが多いです。

この香辛料が体に合わず、腹痛を起こしてしまう観光客もしばしば。

滞在期間が短い人、高級なレストランでしか食事をする予定がない人は大丈夫かもしれませんが、念のため日本から胃薬や整腸剤をもっていくと安心ですね。

 

また、体調不良の可能性を秘めているのは腹痛だけではありません。

これは私の体験ですが、初めてインドネシアに訪れた時に香辛料の強いミーゴレン(インドネシア風焼きそば)を食べてから数日間、唇が腫れてしまったことがあります。

 

ミーゴレン
インドネシアやマレーシアで食べられている焼きそば料理。

photo by WeI-chieh Chiu

 

私以外にこのような経験をした人は見たことがないので過度に心配する必要はないですが、「インドネシア料理の香辛料は強烈だ!」というのを痛感した事例でした。

 

辛いのを抜いてほしい時

▲バリ島の食事の例 photo by Aaron Toth Some rights reserved

 

それでは実際に、レストランやカフェ、ワルン(バリ島の大衆食堂)で注文する料理から香辛料を減らしてほしい場合はなんと言う必要があるのかお伝えします。

 

料理から香辛料を取り除いてほしい場合は、インドネシア語で

Tanpa pedas(タンパ ペダス)」

と言いましょう。

 

この言葉を言えば、お店の人はすぐにわかってくれるはず。

これは日本語にすると「辛いのは抜いてくれ」という意味で、食事をする際に役立つ便利な言葉です。

 

もちろん英語で「No spicy!」と伝えるのも良いのですが、せっかくならインドネシア語を使って現地の人とコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか?

その土地の言葉でコミュニケーションをとるだけで、現地の人とぐっと仲良くなることができますよ。

 

薬は持参するのが無難

▲バリ島の食堂 photo by meaduvaSome rights reserved

 

また辛い食事だけではなく、不衛生な食事で体調を崩してしまう観光客もちらほら見受けられます。

食事が衛生面に問題ないのかどうかは、一度店内に足を踏み入れてから雰囲気をみて入店するかどうか決断するのが良いかと思われます。

 

日本人は世界的に見て、潔癖な人種だと言われています。

そのため海外旅行でお腹を壊しやすいというのは仕方がない面もありますが、旅行中ずっと体調を崩してしまうのは嫌ですよね。

 

もし体が弱いという自覚があるのならば、あらかじめ日本から薬を持参するなど対処法を考えておくのが大切。

それでも心配な人は、バリ島にある病院の場所を把握しておくと良いでしょう。

バリ島には日本語対応可能な病院もありますの、英語やインドネシア語に自信がない人でも安心して病院にかかることができますよ。

 

必要以上に警戒しなくても大丈夫

photo by  Kyle Taylor

 

ここまで読んで頂いた読者様の中には、「バリ島って本当は危ないところなんじゃないか?」あるいは「食事が合わなくて体調を壊してしまったら不安だ」なんて思っている人もいるのではないでしょうか?

 

確かにバリ島にはここまでお伝えした様々なリスクが存在しますが、事前に知っておくことで回避できるものばかり。

このリスクを頭に叩き込んでおけば、バリ島旅行も怖くない!

必要以上に警戒しなくても大丈夫です。

 

ここ数年でバリ島は急速な観光開発が進み、バリ島に訪れる日本人の数も増えています。

観光地を歩けば、いたるところに日本人の姿。

たとえ異国の地だとしても、目の届く場所に同じ日本人の姿が見えたら不安も少し軽減しますよね。

そういった意味ではバリ島は、海外一人旅初心者でも挑戦しやすい土地だと言えるでしょう。

 

それに、既に沢山お伝えしてきた通りバリ人は優しい人が多いです。

トラブルを呼び込むような悪質なインドネシア人も一定数いますが、それも一部の人だけ。どこの国にも、良い人もいれば悪い人もいます。

基本的にバリ島に住む人々は穏やかで優しい人が多いので、旅先で何か困ったことがあってもきっと助けてくれるはず。

 

せっかくのバリ島旅行、読者の皆様は肩肘張らずにゆったりと羽を伸ばしてほしい!

バリ島をこよなく愛する私は、そう願っています。

そしてバリ島好きな人が増えて、どんどん日本からバリ島へ旅行に訪れる人が増えたら嬉しい限りです。

 

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ここまでお読みいただき誠にありがとうございました!『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』は以上になります!

同じ著者のWebon『バリ島が日本人に愛される「9」の理由』も是非ご覧ください!

 

【☆他の旅行・海外情報Webonはこちら!】

 

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バリ島6つのリスクと安全対策②

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グループ旅行はもちろん、一人旅でも満喫できるのがバリ島。

バリ島独特のゆったりとした空気感、エキゾチックな雰囲気、そしてバリ人の温厚な性格は日本にはない安らぎを私たちに与えてくれます。

 

しかし、そうはいってもバリ島も海外であるということを忘れてはいけません。

 

前のページで触れた通り、バリ島含む海外を旅行するのにはそれなりのリスクがつきもの。

バリ島では殺人や強盗のような重大事件はめったに起きないものの、観光客とローカルの間でちょっとしたトラブルが起こりがちです。

 

バリ島旅行にはどんなリスクが存在するのか?あらかじめこれを知っておくことで、不要なトラブルを避けることができますよね。

 

このページでは、前のページに引き続き私の経験も踏まえたうえでお伝えしたいバリ島旅行の6つのリスクを紹介します。

特に初めて海外旅行へ行く人に読んで頂けたら嬉しいです!

 

4 ポーターとのトラブルリスク

 

旅行の出だし、空港に着いてから気を付けてほしいのが、無防備にポーターに荷物を預けないということです。

 

空港に到着し、入国ゲートを潜り抜ける。そして自分の預け荷物を確保し、さあいよいよ空港を出発しよう!

このタイミングで、ポーターに話しかけられる観光客が多いはず。

 

ポーターとは、いわゆる『運搬』を仕事にする人のこと。観光客の代わりに荷物を運んでくれようとします。

 

彼らは、「大きな荷物だね!重たくない?荷物を運ぶのを手伝うよ。」なんて気軽に話しかけてきます。

今までバリ島を旅行したことのない人は、ポーターに話しかけられると「なんて優しい人なんだ!せっかくだし荷物を持ってもらおうかな。」と、ついつい自分の荷物を手渡してしまうかもしれません。

 

しかし、ここでポーターに荷物を手渡すと、トラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。

 

お金を請求される

 

トラブルの事例1つ目としては、荷物を運んでもらった後にお金を請求されるということがあるということ。

ただの善意で荷物を運んでくれていると思いきや、後々ちゃっかりとお金を請求されることが多々あるのです。

 

日本のように、何でも無料で対応してくれるお国柄はそうそうありません。

日本人特有の物事をはっきりと断れない気質は世界でも有名ですので、そこに付け込んでお金を騙しとろうとする悪い人も中には存在します。

 

こういったトラブルに巻き込まれないためには、そもそもポーターに荷物を預けないというのが大切です。

しかし荷物が多すぎたりして、どうしてもポーターに荷物を預けたい場合もあるかもしれません。

そんな時はあらかじめ、「いくらで荷物を運んでくれるのか。」これを確認するようにしましょう。

 

荷物を持ち逃げされる

 

トラブルの2つ目としては、ポーターが荷物をもってそのままどこかへ消えてしまうというケースです。

そんな大胆なことする人、本当にいるの?そう思う人もいるかもしれませんが、バリ島ではそのような暴挙に出る人も存在します。

 

ポーターに荷物を預けた後、「俺はここで待っているから、トイレでも行ってきたらどうだ?」など、他の場所へ行くよう促してくる手口が有名。

目を離した瞬間、荷物をもって逃亡する危険性が高いので気を付けてください。

 

さすがに海外旅行先で、知らない外国人に荷物を預けたままその場を離れる人はいないと思いますが、ついつい目を離さないように注意してください。

 

空港は、海外旅行で最初に私たちが通る場所。

長時間飛行機に揺られてやっと到着した空港では、少し気が緩んでしまうかもしれません。

 

やっとバリ島に着いた!という嬉しさで油断してしまう気持ちもわかりますが、空港には観光客狙いの怪しい人物が潜んでいる可能性があります。十分気を付けましょう。

 

5 タクシーでのリスク

 

公共交通機関が発達していないバリ島では、タクシー移動をする機会が多くなるはず。

 

主要観光地には観光客向けの巡回バスが走っているものの、初めてバリ島に訪れる人はそれを乗りこなすのは少し難しいのではないかと個人的には思います。

 

バリ島では、よっぽどの田舎でなければそこら中にタクシーが走っています。

タクシー会社の数も多く、ぱっと見ただけではそれぞれのタクシー会社の違いがわからないことでしょう。

 

特に、観光客を乗せてガッポリ稼ぎたいと考えているタクシードライバーはたくさんいますので、あまりにもいろいろなドライバーに「うちの車に乗りなよ!」と声をかけられて、混乱してしまう可能性もあります。

 

そんな時は、ブルーバードというタクシー会社を使うのがおすすめ。

 

(ブルーバード日本語公式HP:https://bluebird-hg.jp/)

 

ブルーバードのタクシーは、車に青い鳥のロゴがついているため一目見てすぐにわかるはず。

 

ブルーバードは、バリ島だけではなくインドネシア国内でシェアの高いタクシー会社です。

インドネシア内にあるどんなタクシー会社よりも信頼がおけると言われ、長い間国民に愛されて続けています。

ドライバーの教育もしっかりしていて、愛想の良いドライバーが多いのが特徴。

 

バリ島でタクシードライバーをする人の中には、メーターの距離をごまかして多めにお金をとろうとする人が存在します。

しかしブルーバードのドライバーに限っては、そういった悪質な人は限りなく少ないと言っても過言ではありません。

 

反対に、ブルーバード以外の国に認可されていない個人タクシーに乗るのは、少なからずトラブルの危険性を秘めていると考えて良いでしょう。

 

<編集部コラム>バリ島のタクシー

残念ながら、このような知識を持っていてもブルーバードの名前を騙って多めにお金を取るタクシー会社もあります。「ブルーバードを使ったのに、あまりサービスが良くなかった」と悲しい気持ちにならないためにも、ブルーバードの公式アプリ「My Blue Bird Taxi」を利用することがおすすめ!

「My Blue Bird Taxi」を利用することで間違えて他社のタクシーに乗ることも減りますし、事前に運行ルートとタクシー運賃の目安も分かるので安心です。

ドライバーの顔写真と車のナンバーの確認もできるので、間違いがないです。

「My Blue Bird Taxi」を利用するには、事前にアカウント登録やクレジットカード登録が必要になります。渡航前にダウンロードして、現地でスムーズにブルーバードタクシーを呼びましょう!

 

数年前、私自身まだまだバリ島に慣れていない頃の話。

ブルーバードの以外のタクシーに乗り、通常の倍以上の運賃を取られた経験があります。

その頃はバリ島でのタクシー運賃の相場を理解していなかったため、あっさりとお金を払ってしまいました。

自分が騙されたという事実には後々気づいて、とても悔しい思いをした記憶があります。

 

また、タクシー以外で言えば最近はUberなんかも流行っています。

 

(U-ber公式HP:https://www.uber.com/ja-JP/)

 

近年はバリ島だけではなく世界的にUberの波がきつつあるので、知っている人も多いのではないでしょうか?

 

Uberはアメリカで開発された運行システムで、アプリをダウンロードしてタップすればすぐに車が迎えに来てくれます。

価格もブルーバードと比べると比較的安く、使い勝手が良いシステムだと観光客の間でも人気が高まりつつあります。

 

初めてのバリ島でいきなりUberを使うのは不安かもしれませんが、慣れてきたら一度チャレンジしてみても良いかもしれませんね!

 

<編集部コラム>Uberのシステム

Uberは、会社に属しているタクシードライバーではなく自家用車を持っている一般のドライバーを配車してくれるサービスです。タクシーの平均運賃より割安なので、海外旅行の強い味方になってくれます。

こちらもアプリを利用して登録した位置情報まで運んでくれる上に、ドライバーの評価をチェックすることができるので安心!大人数で乗車する場合は、収容人数をきちんと確認してから利用しましょう。

注意点として、車が来ないなどのトラブルが起きた場合はドライバーに直接問い合わせる必要があります。そのため、日常レベルの英会話スキルが必要になるので注意してください。

 

6 両替でのトラブルリスク

 

バリ島では、インドネシアルピアという通貨が流通しています。

 

そのためバリ島でショッピングや食事をする際には、日本円をルピアに交換する必要があります。

ほとんどのショッピングモールやホテル、レストランではクレジットカードを使うことができるものの、露店や個人経営店などの小さなお店ではまだまだクレジットカードが普及していません。

 

バリ島で外貨を両替しようとした時、両替商を見つけるのはそう難しくありません。

観光地であるバリ島には、町中のいたるところに両替商がいます。

 

しかし見つけるのは難しくないものの、信頼できる両替商を選ばないとトラブルに巻き込まれてしまうことも。

特にクタやレギャンなどの繁華街にある両替商には気を付ける必要があります。

 

クタ・レギャン

バリ島デンパサールのングラライ空港(デンパサール国際空港)から北に広がるエリア。バリ島イチの歓楽街で、ショッピング・スパ・グルメ・ビーチなどを楽しむことができます。

クタ・レギャンエリアの1日観光モデルコースはこちらから!

 

クタやレギャンには個人経営の洋服屋や雑貨屋がたくさんあり、そういった店舗が副業として両替も行っている場合があります。

 

正直なところ、こういった『本業の片手間で両替ビジネスをしている』店舗で両替することはおすすめしません。

初めてバリ島へ訪れるのであれば、銀行やショッピングモールなど信頼できる場所で両替するのがトラブルに巻き込まれることも少なくて安心です。

 

しかしどうしてもルピアが必要な時に、なかなか銀行やショッピングモールが見つからないということもあるかもしれません。

そんな時は、自分でもしっかり札束の枚数を確認するようにしてください。

ルピアはゼロの桁数が多いためつい見間違いしそうになりますが、お札を1枚1枚自分で数えて本当に正しい金額が両替されているのかを確認を怠ってはいけません。

 

また手の込んだ詐欺の方法だと、両替の際に使う電卓を細工しているパターンも存在するようです。

両替商のスタッフに電卓を見せられても、その金額を鵜呑みのするのではなく、自分でももう一度再計算すると確実です。

 

あとは自分でもできる対策のコツとしては、一気に高額な金額を両替しないということ。

一度に数万円単位で両替してしまうと、自分でも正しい金額がわからなくなるだけではなく、両替商側もお札の枚数をごまかしやすくなります。

少し面倒に思えるかもしれませんが、数千円ずつ両替することで両替の際の詐欺トラブルのリスクを軽減することができます。

 

私は両替で詐欺にあった経験はないのですが、「日本人はお金持ちだ」と思っているローカルの人も多く、日本人は両替詐欺のターゲットになりやすいという話をよく聞きます。

せっかくの旅行で不愉快な思いをしないためにも、自分のお金は自分で守るのが大切です。

 

ここは日本ではないということを理解する

 

以上、ここではバリ島を旅行する際のリスクについてお伝えしました。

冒頭でもお伝えしましたが、リスクにさえ気をつけておけばバリ島は危険な場所ではありません。

 

世界各国どこを探しても、日本より安全な国はない。

この事実を念頭に置いておくだけで、面倒なトラブルを回避することができます。

 

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目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

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バリ島でお土産を買おう!おすすめスーパー3選

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バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

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バリ島でお土産を買おう!

 

日本と比べバリ島は物価が安いため、お土産を大量買いするにはピッタリの土地だと言えます。

しかし、バリ島はまだまだ発展途上にある地域。

 

知らず知らずのうちに、品質に問題のあるような商品をつかまされてしまうこともしばしば。

 

結局、どこでお土産を買えば安心できるのかわからない!

そんなバリ島初心者は、まずはスーパーマーケットに行きましょう

 

バリ島には大型のスーパーマーケットやショッピングセンターがたくさんあり、日用品だけではなく観光客用のお土産の品揃えも抜群です。

 

スーパーマーケットは、道端に並ぶ雑多な露店とは違い品質が保証されていて安心できます。

 

ここでは、バリ島にあるおすすめのスーパーマーケット

  • Bintang Supermarket(ビンタン スーパーマーケット):スミニャック
  • Carrefour(カルフール):クタ
  • Coco Supermarket(ココ スーパーマーケット)バリコレクション店:ヌサドゥア

の3つをご紹介します。

バリ島の人々は普段どんなところで買い物しているのか?ローカルの生活に一歩足を踏み入れちゃいましょう!

 

おすすめスーパーマーケット3選

1 Bintang Supermarket(ビンタン スーパーマーケット):スミニャック

(出典:公式HP http://bintangsupermarket.com/)

 

クタやレギャンのような騒々しさが一切ない。大人な雰囲気漂うスミニャックにあるのが、Bintang Supermarket(ビンタン スーパーマーケット)。

 

クタ・レギャン

バリ島デンパサールのングラライ空港(デンパサール国際空港)から北に広がるエリア。バリ島一の歓楽街で、ショッピング・スパ・グルメ・ビーチなどを楽しむことができます。

クタ・レギャンエリアの観光モデルコースは前のページで紹介!
スミニャック

バリ島南部にあるビーチリゾート。おしゃれなアイテムや綺麗なホテルなどが多くあるエリア。

 

「Bintang(ビンタン)」とは日本語で「星」を意味し、店先に真っ赤なフォントで描かれた星のロゴが印象的です。

 

このスーパーマーケットは女性に人気なスミニャックエリアにあることもあり、店内には化粧品などのコスメも充実しています。

バリ島の海水から作られた石鹸やナチュラルコスメなど、ドラッグストアにも負けないほどの品揃えの良さ。

 

それだけではなく、バリ島の工芸品やお菓子などのお土産に最適な商品は一通り揃っています。

 

このスミニャックというエリアは、ヨーロピアンなカフェやレストランが多いのが特徴。

 

▼スミニャックの街並み

photo by kura2guide

 

ショッピングに少し疲れたら、近くのカフェでゆっくりと過ごすのも良いかもしれませんね。

 

▼Bintang Supermarket(ビンタン スーパーマーケット)の地図

 

2 Carrefour(カルフール):クタ

photo by kmaschke Some rights reserved

 

クタエリアの有名な通り、サンセットロード。ここにある巨大スーパーマーケットといえば、Carrefour(カルフール)。

 

カルフールはバリ島だけではなく、インドネシア全域に店舗があります。

このカルフールは、クタというバリ島の観光地ど真ん中にあるにもかかわらず、ローカルのバリ人にも人気です。

 

お菓子や日用品はもちろん、通常のスーパーマーケット同様に野菜や肉などの食材も販売されています。

 

カルフールは規模が大きいため、店内をすべて見て回るのは少し大変。

ただその分、他のスーパーマーケットでは見つからないようなローカル向けの商品が見つかることも?

 

私もこのカルフールは、洗剤やシャンプーなど日用品を買うのによく利用しますが、とにかく商品の種類が豊富なので、値段の比較ができて助かっています!

 

カルフール内にはフードコートもありますので、ショッピングだけではなくランチをとることもできます。

 

▼クタのカルフールの地図

 

3 Coco Supermarket(ココ スーパーマーケット)バリコレクション店:ヌサドゥア

(出典:http://cocogroupbali.com/coco-supermarket/)

 

高級リゾート地ヌサドゥアにある唯一の大型ショッピングセンター、バリコレクション。

その中にあるCoco Supermarket(ココ スーパーマーケット)もお土産探しにはおすすめ。

 

ヌサドゥア・ブノア

インドネシア政府によって開発された高級リゾートエリア。

バリ島デンパサールのングラライ空港から車で20分ほど南に走り、セキュリティゲートをくぐった先にあります。

 

Bali Collection(バリコレクション)

ヌサドゥア唯一の大型ショッピングセンター。スーパーから土産店まで、あらゆるお店がこの中に集約されています。日本で有名な百貨店「SOGO」も出店しています。

(出典 Bali Collection公式サイト:http://bali-collection.com/)

住所:Komplek ITDC Nusa Dua, Benoa, Kuta Selatan, Benoa, Kuta Sel., Kabupaten Badung, Bali 80363

 

ヌサドゥアという高級地にあるスーパーマーケットということだけあり、少し商品価格は高くなりますが、品質は保証されています。

 

クタやレギャンといったエリアでお土産を探すと、商品に傷があったり、最悪の場合壊れているものを渡されたりといったこともありますが、バリコレクションのココ スーパーマーケットではそのようなことはまずありません。

 

木彫りやアクセサリーといった伝統の工芸品はもちろん、高級な石鹸やオイルクリームなどありとあらゆるものが揃っています。

 

バリコレクションはバリ島でも格式高いショッピングセンターとして有名ですので、ぜひ1度訪れてみてください。

 

▼Coco Supermarket(ココ スーパーマーケット)バリコレクション店の地図

 

バリ島でお土産を探すなら以上3つのスーパーマーケットがおすすめです!

その他にもバリ島では町中を歩いているだけで面白そうなスーパーがたくさんありますので、ぜひ散歩がてら寄ってみるといいかもしれませんね。

 

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著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

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バリ島でお土産を買おう!おすすめ食べ物3選

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バリ島のお土産におすすめの食べ物3選

 

待ちに待ったバリ島旅行。

せっかくなら、お土産をたくさん買って帰国したいですよね。

 

衣類や雑貨、コスメなど形に残る物を買うのも良いですが「その国の文化や習慣が伝わるお土産」と言えば食べ物ではないでしょうか?

 

味の好みは国によって違うため、日本人にとっては

「え、これって本当に美味しいの?」

と思えてしまうような料理がバリ島では人気なことも。

 

ちなみに、バリ島含むインドネシアの人々は、辛い味付けの料理を好みます。

例えば「サンバル」という名のインドネシア風チリソースが人気で、大半のインドネシア人はこのサンバルを色々な料理にかけて食べます。

 

▼サンバルを体験してみよう!

 

私自身、何度もバリ島へ訪れましたが、あらかじめレストランでは「あまり辛くしないでください」と頼んでから料理を注文します。

これを伝えておかないと、日本人の口には合わないような辛口料理が出てきますので気をつけてください。

 

なるべく辛いものを避けるには?第4章で紹介!

 

また、バリ島でお土産として販売されているお菓子は、日本のお菓子と比べて甘い味付けのものが多いです。

そのためバリ島含むインドネシアでは、辛味や甘味など味付けの濃い料理が好まれるのかな?と考えられます。

 

今回は、そんなバリ島でお土産におすすめの食べ物を3つ紹介したいと思います。

有名な物からあまり知られていないものまでざっくばらんに紹介しますので

「バリ島旅行ではお土産に美味しい食べ物をいっぱい買うぞ!」

と意気込んでいる人は必見です。

 

また、次のページではお土産を買うならどこが良いのか?おすすめのスポットも紹介させてもらいますので参考にしてください。

 

バリ島のお土産におすすめの食べ物3選!
  • カシューナッツ
  • インドミー
  • マサコ

以下で詳しく解説していきます!

 

1 おつまみは世界共通?『カシューナッツ』

 

お酒と一緒に食べたくなるかも?

バリ島で人気のおつまみと言えば、East Bali Cashews(イースト バリ カシュ―)のカシューナッツです。

 

▼East Bali Cashewsのカシューナッツ

(出典:公式HP https://www.eastbalicashews.com/our-products)

 

バリ島旅行の定番土産として有名で、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどありとあらゆるお店に並べられています。

 

East Bali Cashewsのカシューナッツは、ただのおつまみではありません。

バリ島に存在する貧困問題や女性の雇用問題などの様々な社会問題を解決する役目を担っているのです。

 

このカシューナッツが生産、加工されているのはバリ島東部にあるパン村というところ。

 

このパン村があるバリ島東部には、

女性の雇用機会が少ないこと

アルコール中毒者が多いこと

教育の機会が与えられていない子供が多いこと

など様々な社会問題が存在しています。

 

この社会問題を解決しようと、立ち上げられたのがEast Bali Cashewのカシューナッツ。

 

(出典:https://www.eastbalicashews.co/process/)

 

フェアトレード品として生産から加工まで全て現地パン村の人々に仕事を任せるため、その影響で雇用が生まれ、結果としてバリ島東部の貧困対策へ役立てられています。

 

East Bali Cashewsのカシューナッツの活動は世界中で注目されていて、日本でも新聞やニュースなどのメディアでも取り上げられるようになりました。

 

美味しいだけではなく、バリ島へ社会貢献しているのがEast Bali Cashewsのカシューナッツ。

そんなEast Bali Cashewsのカシューナッツとはどういったおつまみなのか?

2018年現在では、8つの種類があるようですので紹介させていただきます!

 

  1. チョコレート(ココアの甘さが女性に人気!)
  2. ガーリックペッパー(日本人の口に合う?ニンニクとゴマの組み合わせが癖になる)
  3. ロウ(シンプルなプレーンタイプ)
  4. ネイティブ(薄皮がついたままのカシューナッツ)
  5. ローステッド(こんがりと焼いたナッツが食欲をそそる!)
  6. シーソルト(海の塩を使ったサッパリとした味付け)
  7. セサミジンジャー(おつまみにピッタリな生姜とゴマの組み合わせ)
  8. チリクランチ(ついつい手が止まらなくなるピリ辛唐辛子)

 

以上、この8つがバリ島では販売されています。

お店によっては取り扱いのない商品もあるため、よく確認しておくといいかもしれませんね。

 

私もこのEast Bali Cashewsのカシューナッツが大好きでよく購入するのですが、個人的にはチリクランチが1番おすすめ

日本のお菓子で例えると、柿の種に似たような味です。辛さはピリ辛程度ですので、辛いのが苦手な人でも問題はないかと。

 

▼柿の種

 

ちにみに、バリ島で1番人気の味はガーリックペッパーだそう。パンチのきいたガーリック味が、癖になりそうです。

 

どの商品もサイズは大小2つあり、小さいものだと日本円で200円程度から購入できます。

 

East Bali Cashewsのカシューナッツはおつまみが大好きな日本人受けしそうな商品ですので、複数の味の商品を買って、帰国後にお土産としてばらまくのが良さそうです。

 

味の美味しさはもちろん、社会貢献にも一役買っているEast Bali Cashewsのカシューナッツ。1つ買うだけで簡単にバリ島の社会に貢献できます。

 

ちょっとした話のネタに、お土産に買ってみてはいかがでしょうか?

 

2 庶民の味方!お手頃価格が嬉しい『インドミー』

世界で1番、ラーメンの消費量が多いと言われる日本人。

お店で食べるラーメンも美味しいですが、カップラーメンやインスタントラーメンにもまた違った美味しさがありますよね。

 

インドネシアのIndo Mie(インド ミー)」というインスタントラーメンは、安くて美味しい庶民の味方として、バリ島だけではなくインドネシア国民の生活を助けています。

 

アメリカの有名なブログ「The Ramen Rater」の「世界で最も美味しいインスタント麺10選」で第3位にランクインするほどの高評価をたたき出すインドミー。(2013年トップ10。この時の1位はシンガポールのラーメン。6位に日本のインスタント焼きそば「一平ちゃん」)

 

▼サイト「The Ramen Rater」

(出典:https://www.theramenrater.com/)

 

このインドミーは種類が豊富で、定期的に新商品が発売され店頭に並べられています。

スーパーマーケットへ行けば大量のインドミーが陳列されていて、あまりの量に店内の一角がインドミー専用のスペースになることも。

 

価格は、日本円でいうと15~20円程度という格安価格。

日本でインスタントラーメンを購入する場合、最低でも100円はかかってしまいますよね。かなりお得だと言えるのではないでしょうか?

 

肝心の味についてですが、比較的日本の焼きそばに似ています。

日本と違うところと言えば、エスニックな香辛料が使われているところ。日本にはない独特の風味が効いたピリ辛な味が特徴です。

 

味の種類が豊富なインドミーですが、好みによって好きな商品は変わるはず。

そこで、個人的に私が好きな商品を以下に5つおすすめしたいと思います!

 

著者が好きな「インドミー」ベスト5

1 ミーゴレン(1番スタンダードな味!甘さと辛さがほどよい割合)

2 ミーゴレン スペシャル(通常のミーゴレンに野菜など具材が追加され豪華に)

3 アヤム スペシャル(麺に鶏肉が入ったもの。シンプルで食べやすい!)

4 ミーゴレン ソトー(スープの香りが食欲をそそる東南アジアらしい味)

5 ミーゴレン ペダス(インドネシアの調味料サンバルで味付けされた辛い麺)

 

個人的にはこの5つが好きで、よくスーパーマーケットで購入しています。

 

初めてバリ島に行く人、インドミーを食べたことがない人は、ひとまず通常のミーゴレン味を食べてみてもいいんじゃないかな~と思います。

 

ミーゴレン
インドネシアやマレーシアで食べられている焼きそば料理。

photo by WeI-chieh Chiu

 

どれを食べても美味しいには美味しいのですが、少し癖がある味のものも。

たとえば、ミーゴレン ペダスなんかは辛いのが苦手な人には少し厳しいかもしれません。

 

これらの商品はお土産用に買う人が多いですが、旅の途中で小腹が空いたときに食べるのにもピッタリ。

夜食としてホテルの部屋で夜中に食べるのも、なんだか悪いことをしているような贅沢な気分に。

 

コンビニで手軽に買えますので、ぜひバリ島旅行の際は1つ食べてみるのをおすすめします!

 

3 ナシゴレンの素と言えば『マサコ』

 

親日国として知られるインドネシアでは、いたるところで日本語の名前がつけられた商品を見かけます。

その中でも特に有名なのが、MASACO(マサコ)」と呼ばれる調味料です。

 

▼MASAKO(マサコ)画像クリックで商品詳細へ

 

「マサコ」というと女性の名前を連想しがちですが、これはインドネシア語の「マサック(料理をする)」という意味からきています。

このマサコ、実はなんと製造元が日本を代表する企業である「味の素」なのです。

 

インドネシアでの風味調味料の需要増加にともない、ジャワ島のカラワンという地域にある工場でマサコの製造を開始した味の素。

2018年現在、マサコのインドネシアでの風味調味料シェアは6割までにのぼっています。

 

 

ここ数年で急速にインドネシア中に浸透し始めたマサコは、家庭料理はもちろんレストランや「ワルン」と呼ばれる屋台でも日常的に使われています。

 

このマサコ、どんな料理に使われるのかというと、基本的にはどんな料理にも対応が可能です。

インドネシアといえばナシゴレンが有名ですが、ナシゴレンにマサコを使うことで味を調整してくれる役割を持ちます。

 

ナシゴレン
インドネシアやマレーシアで食べられている焼きご飯料理。

photo by brando

 

インドネシア料理に使われる調味料は辛味が強いものが多いですが、このマサコは味の素が開発しただけあり、日本人にもとっつきやすいサッパリとした味をしています。

 

ちなみに味は、鶏か牛の2種類。これは、インドネシア人のほとんどがイスラム教徒であり、豚を食べられない人が多いという理由が関係しています。

 

▼マサコ鶏肉味(画像クリックで商品詳細へ)

 

インドネシアではもはや定番の調味料となっているマサコ。

もちろんバリ島でも、この商品を探すのは簡単です。

 

大型ショッピングセンターはもちろん、個人経営の小さな商店でも大抵は販売されています。

複数個まとめて買っても、値段は数十円程度。かなりリーズナブル!

大量買いをして、帰国後にばらまくのがおすすめですね。

 

このマサコはどんな料理にも使えるため、バリ島のイブ(母・成人女性という意味)たちの生活を助け続けています。

揚げ物や炒め物、スープや煮物など家庭料理にはもってこいの万能調味料。

 

バリ島旅行が終わり、インドネシア料理が恋しくなった頃。日本でもこのマサコを料理に使えば、簡単に懐かしのインドネシア料理の味を再現できます。

 

ちなみに余談ですが、バリ島では「マサコ石鹸」と呼ばれる(ブラットワンギ石鹸とも呼ばれる)ココナッツ石鹸が販売されていて、こちらも日本人女性からの人気が高いです。

 

▼マサコ石鹸(画像クリックで商品詳細へ)

 

マサコ石鹸はウブドにある工房で製造されていますので、マサコつながりでこちらもあわせてチェックすると面白いかもしれませんね!

(ウブドについては当Webon第2章4ページ目をご参照ください!)

 

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著者:佐藤ひより

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