山下達郎のライブ参加ミュージシャンの魅力

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山下達郎さんは『クリスマス・イブ』で有名なミュージシャン。達郎さんはテレビに出演しないため、動く姿を観れるのはライブだけ。チケットは入手困難であり「音の職人」と称される達郎さんのライブは「極上の音楽空間」。

『山下達郎』入門 ~極上の音楽空間~(全14ページ)はこちらから!

著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP、K-POP、洋楽、演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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山下達郎さんのライブの魅力、達郎さんの歌はもちろんのこと、豪華なメンバーによる演奏も楽しみの一つです。

達郎さんのライブは1曲の間奏なども長く、ミュージシャンのプレイがたっぷり楽しめるのもとっても嬉しいところです。

私は達郎さんのライブを「極上の音楽空間」と思っています。

おそらくミュージシャンのプレイを聴けば「極上の音楽空間」の意味が分かると思います。ライブは「今この場所で達郎さんの歌やメンバーの出す音に酔いしれている」といった感じを体験する事ができます。

山下達郎さんを支えるミュージシャンの魅力を知ることで、さらにライブを楽しめることでしょう。

 

現在の山下達郎バンド

難波弘之(ピアノ)

名前 難波 弘之(なんば ひろゆき)
生年月日 1953年9月9日
出身地 東京都豊島区巣鴨
備考 音楽家・SF作家。東京都音楽大学の教授を務めている。多くのアニメ・ドラマの音楽を担当する。山下達郎のコンサートツアーにも参加している。

▼難波弘之 SF短編集『飛行船の上のシンセサイザー弾き』(画像クリックで商品詳細へ)

 

難波弘之さんは1979年から達郎さんのライブ、レコーディングに参加する名キーボーディスト。

達郎さん以外にもさまざまなアーティストのサポートをしており、音楽ファンで彼の名を知らない人はいないのではないかと思われる程の存在。

 

テクニックのすごさはもちろんなのですが、ほんわかとした人柄もとても好きです。

達郎さんのライブでは間奏が長く、その時にステージでみんなで同じステップを踏むというシーンがあり…。難波さんは、ピアノの横に出てきてずっとステップを踏んでて、とにかくその姿がとってもかわいくてかわいくて(笑)

テクニックと人柄と…失礼ながらそのかわいらしさに私は魅了されています。

 

▼難波弘之アルバム『一生鍵命』CD(リンク先で試聴可能)

 

伊藤広規(ベース)

名前 伊藤 広規(いとう こうき)
生年月日 1954年2月19日
出身地 東京都足立区
備考 ベーシスト。日本のミュージシャンとして初めてパリコレクションにてライブパフォーマンスを披露する。レコーディングを依頼された楽曲の数は2000曲。

 

伊藤広規さんは1979年に達郎さんと出逢い、その後はほとんどの達郎さんのライブ、レコーディングに参加しています。達郎さんにとって欠かせない存在です。

広規さんのベースはめちゃめちゃカッコいいです。

バンドは、ドラムとベースによるリズム隊が重要だと思うのですが、広規さんがドラムの拓海くんと共に繰り出すグルーヴがとても心地よい。

 

▼伊藤広規アルバム『The FEB』CD

 

小笠原拓海(ドラム)

名前 小笠原 拓海(おがさわら たくみ)
生年月日 1984年5月27日
出身地 北海道札幌市
備考 ドラマー。竹内まりや・葉加瀬太郎・松田聖子・宇多田ヒカル・KinKi Kids・嵐など数多くのアーティストのライブサポートやレコーディングに参加。

 

小笠原拓海さんは2008年のツアーから参加。

今年(2019年)で35歳の拓海くんは、24歳ぐらいで達郎さんのバンドメンバーに選ばれたのだから「本当にすごいな!」と思います。

達郎さんは拓海くんを選んだ理由は「テクニックと人格。それが一致するミュージシャンはなかなかいない。長くやっていくためには人間性も重要。」だと、インタビューで語っていました。

私は、拓海くんが達郎さんのバンドに参加する前から、彼を知っていたので抜擢された時はとってもうれしかったです。

素人の私が言うのは失礼なのですが参加当初よりもさらに上手くなっていると思います。

貫禄も出てきた気がします。

 

佐橋佳幸(ギター)

名前 佐橋 佳幸(さはし よしゆき)
生年月日 1961年9月7日
出身地 東京都
備考 ギタリスト・音楽プロデューサー。小田和正・竹内まりや・佐野元春・桑田佳祐・坂本龍一など数多くのミュージシャンのレコーディングやライブに参加。

 

佐橋佳幸さんは私が大好きなギタリストであり、日本一のギタリストだと思っている人。

佐橋さんのギターが大大大好きです。

とにかく本当にギターが上手い!!

達郎さんのライブには1994年頃から参加、その類まれなギターテクニックは必見です。

佐橋さんについては次のページでさらに詳しくご紹介します。

 

▼佐橋佳幸アルバム『TRUST ME〜Deluxe Edition』ストリーミング(リンク先で試聴可)

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柴田俊文(キーボード)

▲柴田俊文 (写真左上)が所属するバンド「UGUISS」

名前 柴田 俊文(しばたとしぶみ)
生年月日 1961年7月29日
出身地 東京都
備考 キーボーディスト。渡辺美里・松たか子・Coccoなどのレコーディングやライブに参加。

 

柴田俊文さんは佐橋さんと共にバンド「UGUISS」として1983年にデビュー。しかし1年で解散。(2013年に再結成している)

その後ソロミュージシャンとして活動。

佐橋さんと共にデビュー間もない渡辺美里さんをサポート。

現在までさまざまなアーティストを支える人気キーボーディスト。

達郎さんのライブではセカンドキーボーディストとして縁の下の力持ち的な存在感を魅せています。

 

宮里陽太(サックス)

名前 宮里 陽太(みやざと ようた)
生年月日 1983年10月24日
出身地 宮崎県小林市
備考 サックス奏者。山下達郎や竹内まりやのコンサートツアーに参加。

 

私は宮里陽太さんのサックスの音色がとても好きです。

人によってサックスの音って違うと思うのですが、宮里さんの音色は個人的にとっても好みなんです。

まだ若いので拓海くんと共にこれからがとっても楽しみなミュージシャン。

 

▼宮里陽太アルバム『Pleasure』MP3(リンク先で試聴可)

 

三谷泰弘(コーラス)

名前 三谷 泰弘(みたに やすひろ)
生年月日 1959年12月13日
出身地 東京都文京区

 

三谷泰弘さんは元スターダスト・レビュー(スタレビ)のキーボーディストであり、自身のソロプロジェクトesq(エスク)としても活動するボーカリストです。

スタレビ時代からボーカルに定評があり、達郎さんのボーカルに対応できる貴重な存在だと思います。

達郎さんの魅力の一つは圧倒的なボーカルスキルだと思うので、コーラスに求められるスキルも高いと思います。三谷さんはコーラスとして目立ち過ぎず、なおかつしっかりとしたコーラスワークができているところが魅力だと感じております。

三谷泰弘さんのスターダスト・レビューの脱退の経緯などは別Webonで詳しく解説!

 

▼三谷泰弘アルバム『自由の人』CD

 

ハルナ/ENA(コーラス)

名前 ハルナ
生年月日 1976年4月5日
出身地 東京都
デビュー曲 シンガー・ソングライター。平井堅・中島美嘉・松任谷由実・JUJU・Kinki Kids・嵐・松田聖子などのレコーディングやライブに参加。

名前 ENA
出身地 東京都
備考 歌手・作詞家。Sexy Zone・Kis-My-Ft2・ももいろクローバーZなど数多くのアーティストの楽曲の作詞を手掛けている。

 

ハルナさんとENAさんは紅一点ならぬ紅二点。

美しいコーラスとそのかわいらしさでステージが華やかになります。

 

達郎さんを支えてきたドラマー青山純さん

名前 青山 純(あおやま じゅん)
生年月日 1957年3月10日-2013年12月3日
出身地 東京都

 

長年、達郎さんを支えてきたドラマーの青山純さんが2003年に亡くなっています。

青山さんはフュージョンバンドT-SQUAREに在籍、脱退後はさまざまなアーティストのレコーディングやライブに参加していた名ドラマーです。

 

T-SQUARE

1976年結成のフュージョンバンド。「フュージョン」は音楽のジャンルの一種で電子楽器を使用したジャズのようなもの。代表曲は『TRUTH』で、F1グランプリのテーマ曲に起用され大ヒットする。

▼日本で活躍するフュージョンバンド「T-SQUARE」の代表曲

 

 

晩年の10年ほどは体調が芳しくなく、達郎さんのツアーからは遠ざかっていました。

青山さんが亡くなったことは、関係者やファンにとって大きなショックでした。

もう彼のプレイを生で見聴きすることは叶いませんが、彼の残した音は永遠にCD、レコードの中で輝き続けています。

 

このページでは山下達郎さんのバンドメンバーをご紹介しました。

「達郎さんがバンドメンバーに選んでいるのだから間違いない!」と言えるミュージシャンばかり。

ソロアルバムなど出されている方もいるので、機会があればCDを聴いたりソロライブに参加するのも楽しいと思います。

次のページでは達郎さんのバンドメンバーの中でも個人的に特に知っていただきたいギタリスト佐橋佳幸さんについて紹介します。知ればきっと達郎さんのライブをさらに楽しめるかと思います。

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著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP、K-POP、洋楽、演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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