山下達郎さんは『クリスマス・イブ』で有名なミュージシャン。達郎さんはテレビに出演しないため、動く姿を観れるのはライブだけ。チケットは入手困難であり「音の職人」と称される達郎さんのライブは「極上の音楽空間」。
『山下達郎』入門 ~極上の音楽空間~(全14ページ)はこちらから!
第1章 歴史
第2章 人柄
第3章 おすすめの名曲
第4章 山下達郎のライブ
著者:しあ
40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP、K-POP、洋楽、演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。
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山下達郎さんがCDなどの音楽制作と共に力を入れているのがライブです。
2008年からはそれまで中断していたライブツアーを再開し精力的に活動しています。
もし少しでも興味があるなら…山下達郎のライブは絶対に参加した方がいい!!
達郎さんのライブは、極上の音楽空間なのです。
この章では4ページにわたって達郎さんのライブの魅力を感じていただければと思います。このページでは山下達郎のライブの基本情報とともに「極上の音楽空間」であるライブの魅力を紹介いたします。
山下達郎のライブの基本情報
達郎さんは「テレビに出ない」「映像を解禁しない」というこだわりがあるため動く達郎さんが見られるのはライブのみとなっております。ライブは立ち見が出るほどのプラチナチケットとなっています。
※山下達郎の「テレビに出ない」などのこだわりは第2章のこちらのページで解説
達郎さんは2008年からはコンスタントにライブツアーを行っております。
また野外音楽フェスへの参加なども行っています。その圧倒的なパフォーマンスに、若い世代からも感動の声があがっています。
▼2008年以降の山下達郎のツアー・ライブ
年 | ツアー・ライブ |
2008年 | ツアー「PERFORMANCE 2008-2009」 |
2010年 | ツアー「PERFORMANCE 2010」 |
2010年 | フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO」野外ステージ出演 |
2010年 | TOKYO FM・FM OSAKA開局40周年記念スペシャル『Souvenir again』竹内まりや LIVE 2010 |
2011年 | ツアー「PERFORMANCE 2011-2012」 |
2012年 | 野外フェス「SWEET LOVE SHOWER 2012」 |
2013年 | ライブ「山下達郎 LIVE at Festival Hall」 |
2013年 | ツアー「PERFORMANCE 2013」 |
2014年 | ツアー「Maniac Tour 〜PERFORMANCE 2014〜」 |
2014年 | フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZO」野外ステージ出演 |
2014年 | 野外音楽イベント「SWEET LOVE SHOWER 2014」 |
2014年 | ライブ「山下達郎 LIVE at THE BOTTOM LINE」 |
2015年 | ツアー「PERFORMANCE 2015-2016」 |
2016年 | ライブ「難波弘之 鍵盤生活40周年記念ライブ 〜一生鍵命〜」 |
2016年 | ライブ『SHINJUKU LOFT 40TH ANNIVERSARY「40YEARSx40LIVES」』 |
2017年 | ツアー「PERFORMANCE 2017」 |
2017年 | フェス「氣志團万博2017 〜房総与太郎爆音マシマシ、ロックンロールチョモランマ〜」 |
2017年 | ライブ「山下達郎のサンデー・ソングブック25th Anniversaryアコースティック・ライブ&トークショー」 |
▼ライブアルバム『JOY~TATSURO YAMASHITA LIVE』CD(リンク先で試聴可)
ライブの流れ
達郎さんのライブは、セットリスト(曲目)は毎ツアー変わりますが基本的な構成(流れ)はあまり変わりません。
オープニングは『SPARCLE』ラストは『YOUR EYES』が定番です。
アカペラ、洋楽のカバー、達郎さんのピアノ弾き語りあり。
終盤『Let’s Dance Baby』でファンは総立ちになり「心臓に~(Let’s Dance Babyの歌詞)」の後でクラッカーを鳴らす。達郎さんのライブは最初から立つ、というのではありません。
『Let’s Dance Baby』から立ち、そこからノリノリのエンディングへ。
こういったものが基本的な内容かと思います。
山下達郎のライブの魅力
私は様々なアーティストのライブに今まで数百本参加していますが、達郎さんのライブはその中でも最高峰だと思います。
もう、そこにいられることが本当に幸せだと思えるライブです。
ライブに行くたびにこちらの期待以上のものが繰り広げられる圧巻のパフォーマンスで、ただただ感動するばかりです。
1次抽選で外れ、2次抽選で取れたチケットで大分ライブに参加した時、当然立ち見も出ていました。その時達郎さんは
「こんばんは、山下達郎です。今日はたくさんのお客さんがいらっしゃって…
立ち見の方もいらっしゃって、本当にありがとうございます。今日は大分のお客さんのために最高のライブをお届けします!」
と話しました。
あの(あえて言いますが)山下達郎が私たち大分のファンのために最高のライブを届けるってなんて贅沢な!と思いました。
そして繰り広げられる名曲の数々。
達郎さんの声、ギター、バンドが生み出すプレイ、グルーヴ…全てが素晴らしすぎる!
アリーナなど大きな会場でライブをせずホールクラスにこだわる達郎さん。
もちろんリハーサルで音響チェックをしっかりしているはず。
音が素晴らしくいい!!
達郎さんの歌、それぞれのプレイを聴きながら、ふと「あ~極上の音楽空間だな~」と感じました。
本当に本当にチケットが取れて、病気や事故などにも合わず、無事にこの場所にいられることに感謝しました。
山下達郎さんはその日のお客さんのために、バンドメンバーと共に最高のパフォーマンスをしてくれます。
ステージに立つ人が手を抜いているかどうかなんてファンには一瞬でわかります。
達郎さんが全力で音楽を届ける、ファンもそれに応える、そして相乗効果で素晴らしいライブになる。
ライブは決してどちらか一方通行では成り立ちません。
お客さんと演者の気持ちのキャッチボールや同じ方向を見ることで、一緒になって創り上げていくものだと思います。
達郎さんのライブは私の思う「ライブとはこうあってほしい」というものが全て詰まっています。
「こうあってほしい」とは
- バラード・ミディアム(ポップとバラードの中間)・ポップな曲などバラエティに富んだ選曲が最高のクオリティで聴けること。
- 聴くときはじっくり聴け、弾ける(はじける)ときは思いっきり弾けられる。
- アーティストの想いが感じられ、みんなで一緒に創り上げる感動と楽しさがいっぱいの空間。
それが私の思う最高のライブなのですが、達郎さんのライブにはこれら全てが詰まっているのです。
山下達郎のライブのMC
ライブは楽しいMCがあればさらによいものになると思います。
達郎さんはMCもおもしろいんです。
落語がお好きですし、毎週「サンデーソングブック」というラジオ番組をやっていることもあり、お話は上手。
JFN (TOKYO-FM系 全国38局ネット)で毎週日曜日 14:00~14:55放送。番組は「山下達郎の個人コレクションを使って発信される日本最高のオールディーズ・プログラム」と紹介されている。ちなみに「オールディーズ」とはアメリカやイギリスなどの英語圏で1950年代~1960年代にヒットしたポピュラー音楽のこと。
おもしろいのが結構、毒を吐くのです。
そして「シャレですよ、シャレ」と自分でまとめる(笑)
言った後、自分で「へッ」っとウケてたり…かわいいです。
噺家さんのように飄々と話し、ちょっぴり毒のあるMCも楽しみであり、達郎さんの魅力の一つなのです。
CDとは違うライブの魅力
私はライブとCDとはどちらもそれぞれの良さがあるとは思います。
ただ一つ言えることはライブとCDは全くの別物であるということです。
私は、今までいろんなライブを観て「CDの方がよい」と思ったことは一度もありません。ライブにはライブの楽しみ方があり、CDの音をライブで完璧に再現できるわけではないからです。
ただ達郎さんのライブでは、CDのクオリティに近い音をライブでも体験できると思います。
それこそが「音の職人」山下達郎が創り上げるライブの魅力であり、私の思う「極上の音楽空間」を生み出しているのかもしれません。
ちなみに、達郎さんの場合はスタジオで作る音と違って、ライブで表現できる音には限界があるので、そのレベルに達していないとライブではやれない曲もあるみたいです。(CDの曲をそのままそっくりライブ演奏するわけではありません)
達郎さんのライブは極上の音楽空間であり、CDでは体験できない魅力があります。ぜひ、ライブに足を運んでいただき達郎さんの魅力を感じていただきたいです。
次のページでは達郎さんのライブで聞いた言葉で感動したものをいくつかご紹介します。知ることで達郎さんの魅力が伝わりライブにも興味を持っていただけるのではないかと思っております。
『山下達郎入門』目次へ (全14ページ)
はじめに
第1章 歴史
第2章 人柄
第3章 おすすめの名曲
第4章 山下達郎のライブ
著者:しあ
40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP、K-POP、洋楽、演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。
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