関ジャニ∞のおすすめアーティスト提供曲17選 【アルバム編】

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「関ジャニ∞の音楽はすごいのか…?」関ジャニ∞はアイドルでありながらプロのミュージシャンや音楽ファンが認めるロックバンドなのです。関ジャニ∞ファンのaya氏が音楽性の魅力を紹介♪

『ファンが語る!関ジャニ∞音楽入門 ~知ってほしい!音楽性の魅力~』はこちらから!

著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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このページでは関ジャニ∞の他アーティストからの提供曲について紹介します。

楽曲を提供してもらった経緯や、アーティストとメンバーのコメントをご紹介します。メンバーの思いや制作過程を知ると、さらに楽曲が味わい深いものになると考えております。

今回はアルバム収録曲についてのエピソードを中心に執筆しています。

シングルは一覧から省いておりますので、気になる方はアーティスト提供曲シングル編のページをご覧ください。

 

アルバムの提供曲の魅力について

 

私はシングルよりもアルバムの提供曲の方が、関ジャニ∞とアーティストの個性がより発揮されているように感じます。

シングル曲はドラマやCMなどに起用される場合は、少なからずタイアップのイメージに沿った楽曲になるよう制作されます。

アルバム曲はテレビでの披露回数は少なくなるものの、自由度が高くメンバーの好きな音楽を表現するきっかけや手段となっているのではないかと感じます。

メンバーがラジオや雑誌でアルバムの提供楽曲に対する思いを語ることも多々あります。そういったこだわりを知ることで、よりメンバーの音楽性や魅力を知ることが出来ます。

 

アーティスト提供楽曲一覧(アルバム曲から一部抜粋)

 

アルバム名 曲名 提供アーティスト名
2nd KJ2 ズッコケ大脱走 強情にGO! THEイナズマ戦隊
地元の王様 THEイナズマ戦隊
3rd PUZZLE 一秒 KISS 野村義男
パズル 斉藤和義
ゴリゴリ THEイナズマ戦隊
ギガマジメ我ファイト THEイナズマ戦隊
4th 8uppers Oriental Surfer ウルフルズ
アニマル・マジック クレイジーケンバンド
5th FIGHT モンじゃい・ビート 怒髪天
宇宙に行ったライオン 藍坊主
フリーダム理論 スキマスイッチ
輝ける舞台へ ケツメイシ
wander 九州男
6th JUKE BOX TAKOYAKI in my heart ヒャダイン
クラゲ キマグレン
青春ノスタルジー Skoop On Somebody
7th 関ジャニズム FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN RIP SLYME
三十路少年 ヒャダイン
ドヤ顔人生 TOKIO
高橋優
8th 関ジャニ∞の元気が出るCD!! 勝手に仕上がれ OKAMOTO’S
ナントカナルサ KANA-BOON
ふりむくわけにはいかないぜ サンボマスター
9th ジャム ニセ明(星野源)
DO NA I いしわたり淳治・蔦谷好位置
夢への帰り道 BEGIN
えげつない 岡崎体育
S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起き ユニコーン
青春のすべて いきものがかり
ノスタルジア 蔦谷好位置

 

アルバム曲の提供エピソード

『パズル』提供アーティスト:斎藤和義

▲『パズル』収録アルバム「PUZZLE」 

 

『パズル』の楽曲提供は、斉藤和義さんの大ファンである錦戸くんの発案で実現しました。

メンバー曰く、楽曲の歌詞は当時の関ジャニ∞メンバーの当時の立場や状況に一番近い内容となっているのだとか。

錦戸くんと斎藤さんはお互いのライブ見に行ったり、プライベートでも食事やギターを買いに行ったりするほどの仲です。

 

【コラム】錦戸くんと斎藤さんの出会い

錦戸くんは二十歳頃に斎藤さんのファンになりました。ライブに足を運んだり、ラジオで斎藤さんの曲を流したりと公式でファン発言をしていました。2008年には「斉藤和義 LIVE TOUR 2008 I LOVE ME~」のライブを見に行き、公演後の楽屋にて斎藤さんと初対面。その後、2人の共通の知り合いであるリリーフランキーさんと3人で飲みに行き交流を深めたそうです。錦戸くんは初めてプライベートで会ったにもかかわらず、酔ったふりをして「曲作ってください」とお願いしたのだとか(笑)この出会いが『パズル』の制作につながりました。

 

錦戸くんと斎藤さんは、2010827日放送のNHK「ザ少年倶楽部プレミアム」で共演し、『パズル』の制作について語っています。

斎藤さんは「ドラムのたっちょん(大倉くん)とベースのマルちゃん(丸山くん)を飲みに誘って、インタビューみたいなのを俺がして、関ジャニ∞ができてから今に至るまでとか、色々聞いたりして、それを詞にしたんですよ。亮ちゃん以外からはものすごいいい話聞けたんですよ。(MC:なんで錦戸くんから聴けなかったんですか?)まぁ、アホだからじゃないですか?(笑)」と冗談交じりでコメント。

また、メンバーと話した印象は「すごいちゃんとしてんだねっていうか、真面目なんだねっていうか、ジャニーズだからってことで、知らないって毛嫌いしちゃう人もいるだろうし(中略)それに対して悔しいからちゃんとしたい、楽器にしても、上手くないといけないみたいな話をした。なんちゅういい若者たちなんだみたいなね。プロ意識すごいんだなって思って。その横で一人(錦戸くん)は泥酔してました(笑)」と語っています。

出来上がった曲について、錦戸くんは「きっかけは僕やったんですけど、最初僕ひとりで歌うって言ってたんです…。なんでみんなで歌うねん。俺が大好きなせっちゃん(斎藤さんのニックネーム)一人で歌わせてくれよ。って言ったんですけど、

後々考えたら、やっぱりみんなで歌って、もっともっとおっきくしてった方が良いなと思いましたし、今皆で歌って良かったなと思います。本当、斎藤さんにも感謝です。(「パズル」Documentary Filmより)」と語っています。

 

『象』提供アーティスト:高橋優


▲『象』収録アルバム「関ジャニズム」

 

『象』はアルバム「関ジャニズム」のために書き下ろされました。高橋優くんにとって初めての提供曲です。

この曲は、メンバーの安田くんが優くんの大ファンであることがきっかけで実現しました。

安田くんは、当時優くんのライブに何度も通うほど大好きで、お願いしてみたところオファーを受けてくれたと語っています。

楽曲提供をきっかけに優くんは安田くんをはじめとしたメンバーとも仲を深め、現在は大倉くんと優くんでラジオ番組「オールナイトニッポンサタデースペシャル大倉くんと高橋くん」を放送しています。

『象』は優くんが大切にしてきた「動物シリーズ」の1曲です。

 

最初は、関ジャニ∞がまだやったことないような曲も書きたいと思っていたそうです。

ですが、関ジャニ∞がリリースしているCDDVDをほとんどチェックしたところ、すでに色々な音楽をやり尽くしているグループだと知り、あえて自分にとっての最高傑作を作ろうと思ったのだとか。

 

また、関ジャニ∞の音楽について「そこらのバンドだったら斬り倒されるぐらい強いです。(20178月号CATより抜粋)」と語っており、アーティストとしてお互いにリスペクトし合っている関係だということが分かります。

大倉くんは、「優くんが提供してくれた時に、こういう思いを込めて書きましたみたいな手紙を添えてくれた。優くんのその気持ちがすごく熱くてメンバーもすごい感動してて。その時演出もやらしてもらってたから、この曲をもっとバージョンアップできないかって思って演出した。(20161029日「ラジオ大倉くんと高橋くんより)」とコメントしています。

2014年のツアー「関ジャニズム」に行った優くんは『象』を聴いて、感動のあまり泣いてしまったのだとか。

 

 

高橋優くんの楽曲は、時に鋭い言葉を使いつつも、最終的には背中を押してくれるような熱い歌詞が魅力だと思います。関ジャニ∞の『象』の歌詞にもその魅力が表れています。

 

玉乗り上手なサーカスの象 本当は凶暴で暴れん坊

どうして簡単に蹴散らせるハズの 人間のロープに怯えてるの?

心まで躾けられた悲しみの記憶 本当は君に出来ないことなんてないのに

引用:関ジャニ∞『象』作詞・作曲 高橋優

 

『象』は高橋優くんの魅力もたっぷり詰まった楽曲となっています。

また、セルフカバーバージョンはあえて関ジャニ∞バージョンとあまり変えず、歌の違いを楽しんでもらえるよう制作されたのだとか。

2種類の『象』を聴き比べてみると、それぞれの良さを感じられておすすめです!

 

『ドヤ顔人生』提供アーティスト:TOKIO・長瀬智也


▲『ドヤ顔人生』収録アルバム「関ジャニズム」

 

『ドヤ顔人生』は、事務所の先輩であるTOKIOの長瀬くんが提供した楽曲です。

メロディや楽器の使い方はTOKIOっぽいのですが、歌詞は関ジャニ∞らしさが詰まっています。

長瀬くんから見た関ジャニ∞を知れるのでTOKIOファンの方にも聴いていただきたい曲です。

曲を作った長瀬くんはテレビ朝日「関ジャム 完全燃SHOW」(2016年6月19日放送回)にて以下のように語っていました。

「関ジャニっていろんな曲歌ってるけれども、俺からしてみたら関西のガサツな男たちだし、センチメンタルな曲歌っても俺的にはうれしくなかったから、もうドヤ顔人生でいいだろお前たちみたいな(感じで作った)」

「すばるの声はパンクで、すごくいい個性があるなと思っていたからその声がずーっとあの曲を作るときに鳴ってたんだよね。そういう想いもあったかな。」

また、楽曲のキーとなるすばるくんのレコーディング時には、長瀬くんが立ち会ってくれたのだとか。

すばるくんは「ハーモニカを始めたばっかりで、レコーディングでハーモニカを吹くのも初めてやった。めちゃめちゃ緊張して、しかも先輩おるしブルブル震えながらやったら、いいんじゃないって言ってくださったから、嬉しかった。」とコメントしています。

『ドヤ顔人生』は長瀬くんのコメント通り、すばるくんの声が引き立った曲となっている気がします。

また、長瀬くんのTOKYO FMのラジオ番組「Nagase the Standard」では、「時計の針はどうでもいいから 明日を探そう…」という歌詞が凄く好きと語っていました。

この歌詞は発明家の「本当にいいものを作りたかったら、部屋に時計を置くな」という名言から着想を得て書いたのだそうです。

TOKIOの楽曲が好きな方は『ドヤ顔人生』おすすめです。

 

『勝手に仕上がれ』提供アーティスト:OKAMOTO’S


▲『勝手に仕上がれ』収録アルバム「関ジャニ∞の元気が出るCD!」

 

『勝手に仕上がれ』の楽曲提供は、丸山くんの発案により実現しました。

2015年にミュージックステーションで共演した際、丸山くんがOKAMOTO’Sのパフォーマンスに魅力を感じ、初めて自分から楽曲提供の発注をさせてもらったそうです。

また、OKAMOTO’Sのみなさんも共演後に「関ジャニ∞の皆さんの演奏に痺れたぜ」とコメントしています。

▼instagramでのコメント

 

ちなみにOKAMOTO’Sも『青い天国』をリリースした2013年ごろから、関ジャニ∞に楽曲提供してみたいと思っていたそうです。

丸山くんだけでなく横山くんも「OKAMOTO’Sは、ミュージックステーションに一緒に出演して、カッコええなって思ってたんです。それから「Dance With You」をずっと聴いていて。今回、僕らに作ってくれた曲もOKAMOTO’S色がとても強くて、OKAMOTO’Sや!カッコいいな、と思いました(笑)(「Songs」201512月号)」とコメントしており、メンバーも思い入れがある曲となっています。

丸山くんは、発注する際、あえて難しいベースの奏法を入れて欲しいとハマくんにお願いしたそうです。

「いつもと違う弾き方を、ハマ・オカモトさんにプレイの中にいれていただいてレクチャーを受けながら、実際に僕もベースとして演奏させてもらいました。なので、ベーシストとしても進化を求める1枚になったと思います。(元気が出るCD!!特設ページより)」

その時の様子についてハマくんがtweetしています。

 

丸山くんとハマくんの努力とベース愛が伝わってきます。

完成した作品について丸山くんは「僕がOKAMOTO’Sさんにこういう感じとお願いした曲で、仕上がり最高!聴きどころとしては、OKAMOTO’Sさんと僕のダブルベース。そしてすばるくんのハープもすごくいいです(「オリ☆スタ」20151116号)」と、大好きなバンドに作ってもらえてとても嬉しそう。

レコーディングはすばるくん、丸山くん、OKAMOTO’Sのメンバーでほぼ一発撮りしたと語られています。

その後他のメンバーもあえてあまり取り直さず、ライブ感のある音源に仕上げたそうです。

すばるくんは「レコーディング、めちゃくちゃ楽しかったんですよ。スタジオに入ってOKAMOTO’Sの皆さんに挨拶して、何分後かにはブースに入って、せーので一発録りですぐOK。みんなで一緒に音を出すって、すごく楽しい。そしてそこにマルが居たことが、さらに良かった(「音楽と人」20162月号)」とコメントしています。

ハマくんと丸山くんはこのあたりから交流を深め、プライベートでもベースについて語り合う仲になり「関ジャム」や雑誌の対談でも共演しています。

『勝手に仕上がれ』はセリフのような歌詞をメンバーで歌い継ぐ構成となっており最高にかっこいい楽曲です。

ライブで盛り上がる定番曲なのでロック好きの方にはぜひ聴いて欲しいです。

 

『ナントカナルサ』提供アーティスト:KANA-BOON


▲『ナントカナルサ』収録アルバム「関ジャニ∞の元気が出るCD!」

 

『ナントカナルサ』はKANA-BOONさんのギターボーカル谷口鮪さんが作詞作曲を手掛けた楽曲です。

メンバーみんな口をそろえて「キャッチ―」とコメントしている通り、繰り返しの歌詞やメロディーが印象的で、KANA-BOONさんの個性が色濃く出た楽曲となっています。

KANA-BOONさんは楽曲提供後に「関ジャム」で共演しており、提供曲の『ナントカナルサ』と、KANA-BOONさんの『なんでもねだり』のセッションを披露しました。

村上くんの「いい曲だから自分らでやったらいいのに」というコメントに対し、制作した鮪さんは「それはでもちょっとミスったかもしれへんな(笑)」と答えており、お気に入りの楽曲となっているようです。

 

提供曲にはいくつか候補があり、その中からメンバーで話し合って1曲を選んだそうです。

安田くんは「どの曲もすごくいい曲だと思ったんですけど、KANA-BOONさんからは、いろんなアレンジの曲があがってきたんです。その中でもちょっとポップで、心が躍るようなメロディラインがあって、ダンスが得意じゃないような人たちでも一緒にリズムを刻めるような曲がいいですって話をしたら、この”ナントカナルサ”があがってきたんです。いろいろと考えてくださったのをすごく実感しましたね。(「Cut」201512月号)」とコメントしています。

また、すばるくん最後の関ジャムでも鮪さんからコメントを寄せています。

 

 

『ナントカナルサ』はアルバムの中でもひときわ明るくポップな楽曲となっていて「元気が出るCD!!」のコンセプトにぴったりな楽曲となっています。

 

『今』提供アーティスト:akira nise(星野源)


▲『今』収録アルバム「ジャム」

 

『今』は謎のアーティスト「ニセ明」さん(星野源さん)が作詞作曲、菅野よう子さんが編曲を手掛けた楽曲です。

27時間テレビのテーマソングに採用され、アルバム曲にも関わらず2017年には歌番組でたくさん披露されました。

 

星野源さんは一度「関ジャム」に出演し『夢の外へ』をセッションしています。

楽曲制作についての詳細は明かされていませんが、デモ音源はニセ明さんの弾き語りだったそうです。

すばるくんはリリース当時「今の関ジャニ∞に必要な曲って感じがする」と語っています。

 

また、ダンスの振付は安田くん発案により、振付稼業air:manさんが手掛けています。

『今』については、2017625日放送の「関ジャム」にて、ダンスの振付を制作する全行程が明らかになっています。

普段は見られない打ち合わせ風景や、振り付けのサンプルビデオ、振り入れまで放送された神回でした。

振付を依頼する際、関ジャニ∞サイドからは3つのポイントを伝えたそうです。

 

①サビの歌詞を手の動きで表現
②コンサートでお客さんも一緒にできる振り付け
③マネする時、簡単すぎず 難しすぎない

 

楽曲の「未来を超える今」の部分には安田くん考案の「越える」という手話が採用されています。

安田くんとair:manさんと話しつつ構想を練っていたところ、前に歩く振り付けがいいという共通の認識があったそうです。

振り付けイメージについてair:manさんは、

「ジャニーズがやるクレイジーキャッツみたいなイメージ。コミカルということではなく、シーン的に前に進むみたいなものがあると素敵になるだろうなと思います。」とコメントしています。

メンバーはただ用意された振りを覚えるだけでなく、魅せ方を考慮しつつ意見を出し合い、最終的な振りを決定していました。

そしてその後、たったの一時間で振り入れを終え、2日後にはMV撮影が行われました。

▼振付完成スケジュール

330 振付の打ち合わせ
413 air:manさんからサンプルVTRを撮影
417 関ジャニ∞振り付けレッスン
419 撮影本番

 

歌詞は夢を追いかけ旅立つ仲間を応援するという世界観になっています。

 

いつまでも 此処に居たいけれども 旅立つ夢を 見てしまったことを

貴方に祈りを捧げるよ さよなら またいつか 会うまで

夢を見たから 胸の中から 手を伸ばし君の肩を叩くから

いつか目の前 たどり着けたら くだらないことで笑い合えるかな

未来を作る 今 今 今

引用:関ジャニ∞『今』作詞・作曲 akira nise

 

色々なとらえ方がありますが、すばるくんやメンバーも何かしら感じることがあったのかもしれません。

 

『DO NA I』提供アーティスト:いしわたり淳治・蔦谷好位置

▲『DO NA I 』収録アルバム「ジャム」

 

『DO NA I』は音楽プロデューサーいしわたり淳治さんが作詞を、蔦谷好位置さんが作曲を手掛けた楽曲です。

この楽曲は、制作の全行程が「関ジャム」(2017年6月25日放送回)にて特集されました。

提供のきっかけは、アルバム「ジャム」の制作会議で、楽曲発注したいアーティストさんの中に蔦谷さんの名前が挙がったことでした。

関ジャニ∞サイドからは「ある程度テンポ感のあるダンス曲」というリクエストをしたそうです。

番組内で放送された制作の工程を一部ご紹介します。

 

【2017317日】蔦谷さんから、2種類のデモが届く。

①仮タイトル『夢の続き』のイメージは「US仕様のダンスポップ」「Cold Water (feat. Justin Bieber & MØ) 」のようなサウンド。

②仮タイトル『funky nasty』のイメージはジェシー・Jの『bang bang』や、映画「SING」の『Faith』みたいなサウンド。

関ジャニ∞サイドは、ライブで実現しやすく、ダンスがより映えそうな『funky nasty』の方で進めたいとリクエストしたそうです。

 

【44日】蔦谷さんから『funky nasty』のフルサイズデモが届く。

この日、メンバーと蔦谷さんで一緒にデモを試聴します。

蔦谷さんは曲について、「ブルーノマーズとかちょっと古めの曲やってるじゃないですか。古いんだけど新しく感じるサウンドにしたくて、ダンスも80’sを感じるセクシーな感じが出たらいいかなと。」とコメントしています。

その後、蔦谷さんがいしわたりさんに作詞をオファーしOKをもらいます。

 

【45日】蔦谷さんからいしわたりさんに、歌詞の内容についてリクエストのメールを送る。

内容を一部抜粋してご紹介します。

・歌詞のテーマとしては、「次の主役は誰だ?俺たちの出番だ」「楽しませるのは俺たち」「主役は君と俺たちだ」というイメージの曲にしたい。
・サビの頭のフレーズに印象に残るパンチラインが欲しい。
・サビの最後(完成版でDO NA Iと歌っている部分)を全員で歌えるようにしたい。

 

【419日】歌詞が入った仮歌を関ジャニ∞が試聴。

その際に、いしわたりさんから関ジャニ∞に手紙が送られました。

『作詞をする際は一番言葉が乗りにくいメロディーから書き始めるのですが、今回はさびの最後の部分がそれなので、(中略)少し考えて「Tonight どない?」でいくことにしました。(中略)楽しく、ガヤガヤと、主役と撮り合いながら歌うメンバーの姿を想像して書きました。この歌詞、どない?」』

 

【427日~29日】関ジャニ∞のボーカルレコーディング。

蔦谷さんのリクエストを100%叶えつつ、関ジャニ∞らしさのある素敵な歌詞になっています。

蔦谷さんから、「マチガイの恋でも素敵やん……?」という歌詞はすばるくんに歌って欲しいと要望。

 

【512日】関ジャニ∞の歌入り音源を受け取った蔦谷さんが、さらにアレンジを加える。

楽曲への「お化粧」と言われる、SEを足して楽曲の雰囲気を作っていく作業です。

 

・1番サビ頭にキランとしたSEをサビ前に追加し、スポットの色が変わった雰囲気に。
・2番サビ頭にスモークが上がっているようなSEを、また2番からクラップのSEを追加。
・3番はピアノ音を刻むようにノリを変え、推進力を増す。
(作業内容の一部を抜粋)

 

また、蔦谷さんから見た関ジャニ∞のボーカルについても語られました。「グループとして最大の武器だと思ったのが、一人一人の声のキャラ立ちがいいなって。全員「彼の声だ」ってすぐ分かるんですよね。それがすごくいいなと思って。ハーモニーとかも上手だし、声の混じりも良い。「混ざり」が良くて「立ち」が良いってあんまりないんですよね。」

 

また、作詞されたいしわたりさんは、関ジャニ∞について、

「生でも煮ても焼いてもおいしい素材の、一番新鮮なヤツをもらうっていう感じだと思うんですけど、そういう素材を手に入れたら料理するの楽しいじゃないですか。(「CUT」20178月号)」とコメント。

数々の音楽を作り上げてきたプロデューサーさんの技術と音楽への愛が詰まった楽曲となっています。

 

『青春のすべて』提供アーティスト:いきものがかり水野良樹・本間昭光

▲『青春のすべて』収録アルバム「ジャム」

 

『青春のすべて』はいきものがかりのギタリスト水野良樹さんが作詞・作曲を、音楽プロデューサーの本間昭光さんが編曲を手掛けた楽曲です。

水野さんと本間さんはいきものがかりの楽曲制作で常に音楽を作っており、信頼のおけるタッグです。

実はこの楽曲、普通とは違う方法で作られました。

 

楽曲制作においては、通常は曲ができてから映像という順番で制作されるのが一般的です。ただ『青春のすべて』はMVの歌唱シーンが無い部分を先に撮影し、その映像に合わせて楽曲が制作されたそうです。

関ジャニ∞からのオファーは「四季を感じるバラード曲」とのことで、映像も春夏秋冬それぞれの季節の中撮影されています。

水野さんは映像に対して「笑ってたんですよ。お互い同士で話したりしていて、そこらへんが一緒に戦ってきた仲間なんだよ、みたいなところが見えた気がしたんですね(「関ジャム」2017625日)」とコメント。

 

映像を見て「青春」というキーワードを思いつき、楽曲を完成させたのだとか。

自然の美しさが際立つ映像、切ない歌詞、壮大で曲がすべてリンクした感動的な楽曲となっています。

歌詞はファンの間で、関ジャニ∞とすばるくんの状況に重ね合わせてしまうという声もあり、思わず涙しそうになります。

 

『えげつない』提供アーティスト:岡崎体育

▲『えげつない』収録アルバム「ジャム」

 

『えげつない』は関ジャムに何度かゲスト出演していた岡崎体育さんからの提供楽曲です。

メンバーの丸山くんとは、同郷(京都出身)ということもあり、カラオケに行くなどプライベートでの交流もあるのだそう。

 

 

岡崎体育さんは関ジャニ∞のライブを見に行った感想を自身のコラムで語っています。

「「えげつない」は、メンバー同士がフリースタイルラップでディスり合う曲。(中略)この曲をライブで観て、ただの馴れ合いのイチャイチャに終わってない、もっとレベルの高いところで面白くなっていると感動しました。(中略)言葉のチョイスとか会話の精度の高さとかが絶妙。だから見ていて面白いし、めっちゃ魅力的に感じる。」(岡崎体育の連載。ananNEWS「体育ですけど、オンガクです」より)

メンバーもライブDVDのメイキングで「えげつないがピークやな」と語っており、最高潮にテンションが上がる楽曲となっています。

また、TBSラジオ「岡崎体育のしがち!」に丸山くんが出演した際、楽曲制作のエピソードを語っていました。

岡崎体育さんは、関ジャニ∞の一番好きな楽曲にヒャダインさんから提供された『三十路少年』を挙げており、

「楽曲提供の話をいただいたとき、関ジャニ∞のアルバムを聴きこんで、この曲が一番、僕が作ろうと思っていた曲に近かったんです。(「岡崎体育のしがち!」2017625日より)」とコメントしています。

丸山くんは、楽曲提供について「岡崎体育、関ジャニ∞のこと好きなんや!関ジャニ∞をこの曲で売ろうとしてるな!って。関ジャニ∞を知らなくてもこういうやつなんやってことが分かるし、メンバーの関係性もわかる。」と絶賛。

また岡崎体育さんも関ジャニ∞の音楽性について、「舐めててすみませんでした」と語っています。

正直言って、当初はミュージシャンとしての関ジャニ∞のこと舐めてました。やらされている感じなのかなと思ったらとんでもない。熱意を持ってみなさん取り組まれていますし、実際の演奏力もすごい。(中略)作詞作曲もメンバーみなさんやっているというところもすごい。もはや、アイドルが作ったというレベルの話じゃないんですよね。そういうクオリティを知ると、「ああ、舐めててすみませんでした」って思います。(岡崎体育の連載。ananNEWS「体育ですけど、オンガクです」より)

 

岡崎体育さんは、「新規の人とかもいると思うので、その人にやさしい曲を書こうって意思を持って書いた」とのことです。

また、インターネットでメンバーのエピソードを検索し、ひたすらリストアップしていって作っていったそうで、1か月近くかかったのだとか。

入門編としてぴったりの楽曲ですし、ラップバトルからの展開が一番面白いので、ぜひフルで聴いてみてください!

 

『夢への帰り道』提供アーティスト:BEGIN

▲『夢への帰り道』収録アルバム「ジャム」

 

BEGINさんは『夢への帰り道』提供前、2016320日放送の関ジャムにゲストで出演しています。

共演する前から安田くん、錦戸くん、大倉くんはBEGINさんの楽曲をよく聞いていたようです。(錦戸くんや安田くんは『島人ぬ宝』、大倉君くんは『防波堤で見た景色』をラジオで流していたことがあります。)

また、2007年に開催されたライブツアー「関ジャニ∞ えっ!ホンマ!?ビックリ!!TOUR 2007」の沖縄公演」では『島人ぬ宝』のカバーが演奏されました。

 

BEGINさんは『夢への帰り道』について、「ファンの方がいらっしゃって、関ジャニ∞のメンバーがいて、歌を共有して初めて完成すると思ってるのでメロディーも皆で歌える形にしましたので…(「関ジャム」201772日より)」とコメントしています。

色々な思いを持ったファンとの一体感を大切に作られたのだそうです。

サビの「あぁ君は孤独をピアノに変えて あぁ僕は不安をギターにしよう」という歌詞がとても印象的で、まさにコンセプト通りの楽曲です。

BEGINの上地さんは、完成した楽曲について「それぞれの個性が生きていて最後に結集するのが印象的。」とコメントしています。

 

このページではアーティストからの提供曲の中でも特におすすめの曲を厳選してご紹介しました。

今回ご紹介しきれなかった楽曲の中にも素晴らしい楽曲はたくさん存在します。

関ジャニ∞が気になる方はもちろん、音楽好きの方はぜひチェックしてみてくださいね!

『関ジャニ∞音楽入門』目次へ  (全23ページ)

 

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著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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関ジャニ∞が「関ジャム 完全燃SHOW」で見せた神セッション21選

 

 

関ジャム 完全燃SHOWとは

 

「関ジャム 完全燃SHOW」は2015年5月10日よりテレビ朝日で放送されている音楽バラエティ番組です。

関ジャニ∞が毎回様々なアーティストをゲストに迎えて、一夜限りのジャムセッションやトークを繰り広げます。

毎週日曜日夜11時10分より放送しています。(2019年8月現在)

▼セッションの詳細・バックナンバーは以下より
テレビ朝日公式サイト|関ジャム 完全燃SHOW バックナンバー

 

私はとにかくこの番組が大好きで、録画して何度も見返しています。

関ジャムを見ていただければ、関ジャニ∞がいかに音楽性の高いグループか知っていただけると思います!

 

関ジャムを見ればわかる!関ジャニ∞の魅力

 

関ジャムを見ることで、音楽性の高さだけでなく関ジャニ∞の魅力を知ることもできます。

① 専門性が高い

 

今までこれほど音楽の専門的な知識に切り込んだ番組は無かったように思います。(専門性の高いテーマの例:ライブの音響・映画音楽・ギター・ベース・ドラム特集・クラシック・効果音・CM音楽等)

音楽好きの方こそ面白い番組となっており、ジャニーズだから…アイドルだからと見るのを躊躇しているのなら、それはとてももったいないです!!

関ジャニ∞のメンバーに音楽の経験や知識、興味があるからこそこういった番組ができるのだと思います。専門的過ぎてよく知らないテーマであっても、メンバーは常に楽しそうに向き合っているので、一緒に勉強している気分で音楽を学べます。

 

② おもてなし力

 

音楽的な話は専門家が話すと堅苦しくなりがちですが、関ジャニ∞がいることで、ゲストの魅力を引き出し、マニアックな音楽の話をかみ砕いで伝えてくれています。

ゲストをおもてなしする対応力があるグループだからこそ成り立っている番組です。

 

③ セッションの努力

 

彼らは超多忙ですので、毎回セッションの楽曲は3日前ほどに決定し、大体1~2日で仕上げるそうです。

スケジュールが詰まっていれば数時間しか練習出来ないこともありますが、セッションまでには完璧に暗譜する日々をずっと続けています。

直前にアレンジが変更されたりすることもありますがすべて対応するそうです。

セッション後、アーティストさんが関ジャニ∞の実力を認めてくれるのは、嘘無しの音楽を作っている証拠です。

 

関ジャムの見どころ!神セッション厳選まとめ

 

関ジャムでは数多くの関ジャニ∞とアーティストとの数多くのセッションが行われてきました。セッションは「ダンスと歌」「演奏と歌」「演奏のみ」「ゲストが踊りメンバーが演奏する」「歌メイン」など色々なパターンがあります。

以下では、その中でも特に素晴らしかったセッションを厳選してご紹介したいと思います。

セッションは主に3つの基準で選んでいます。

  • メンバーが関ジャム内で【忘れられないセッション】【実は大変だったセッション】で挙げていた回
  • SNSの反応やファンの反響が大きいと感じた回
  • 上記を踏まえつつメンバーが楽しそうな回や、個人的に感動した回を厳選

※【忘れられないセッション】は201878日放送。渋谷すばるくん最後の出演回です。【実は大変だったセッション】は2019613日放送。

 

メンバーそれぞれが特に活躍していた回をまとめています。

【忘れられないセッション】【実は大変だったセッション】の特集回で選抜されたセッションは素晴らしく、ファンにとっても反響が大きかったセッションが多いです。SNSでも「神回」という声が多数見られました。

私の主観だけでなくメンバー本人たちの意思や世間の声を含めて、お伝えしたいと思いここから選出させていただきました。

ただ飽くまでも一ファンの意見としてお楽しみいただければと思います!

 

 

丸山隆平 (ボーカル・ベース)活躍セッション3選

2015920日放送回】ポルノグラフィティ『ハネウマライダー』

ゲスト・曲 ポルノグラフィティ『ハネウマライダー』
放送日 2015920
参加メンバー Vo. A.G.錦戸/Gt.Vo.安田/Ba.丸山

▼ポルノグラフィティ『ハネウマライダー(short ver.)』

 

丸山くんが「実は大変だったセッション」でチョイスした回です。

「ベースに自信を持てたきっかけの曲。ドラムのマスケさん(ポルノグラフィティのサポートメンバー)が「ハネウマライダーのベースオーディションに丸山くんが来たら選ぶ」と言ってくれて自信がついた。楽譜にはない、曲の解釈や疾走感を表現できたかな。」とコメント。

このセッションについては、丸山くんが表紙を飾ったベースマガジンでも語っていて、よほど心に残っているのだろうなと思います。

リスペクトする亀田誠治さんのベースだったこともあり、とても楽しそうに弾いていました。

丸山くんはマスケさんだけでなくポルノグラフィティの晴一さんや、星野源さん、いきものがかり水野さんにもセッションのベースを褒められています。

 

【2018年6月13日放送回】サカナクション『新宝島』(セッション曲は『夜の踊り子』)

ゲスト・曲 サカナクション『新宝島』(セッション曲は『夜の踊り子』)
放送日 201863
参加メンバー Vo. A.G.錦戸/Key.Cho.村上/Ba.丸山

▼サカナクション『新宝島』

▼サカナクション『夜の踊り子』

 

丸山くんが「実は大変だったセッション」でチョイスした回です。

セッションテーマ曲は、『夜の踊り子』だったのですが、その前に『新宝島』の即興セッションが行われていました。

丸山くんがリハーサル時に『新宝島』のベースを弾いていると、途中でドラムが入り、ギター、キーボードと続き、ボーカルの山口さんまで歌い、本格的な演奏に!

凄くカッコいいセッションで、サカナクションの山口さんも「関ジャム最高!バンド組みましょうよ!」とコメントしていました。

課題曲ではない楽曲をコピーしているあたり、丸山くんのベース愛とサカナクションへのリスペクトが伝わる素晴らしい回でした。

関ジャムではこういった即興セッションで未公開のものがたくさんあるそうです。

 

【2016年8月20日放送回】Mrs. GREEN APPLE『鯨の唄』

ゲスト・曲 Mrs. GREEN APPLE『鯨の唄』
放送日 2016820
参加メンバー Vo.丸山/A.G.渋谷/Per.横山

Mrs. GREEN APPLE『鯨の唄』

 

放送後にSNSなどで反響が大きかった回です。

今でこそ丸山くんのメインボーカル回が増えましたが、2017年あたりまではベースでの参加が多かったため、ゲストと向かい合って歌ったこの回が印象に残っています。

丸山くんの歌声は癖が少なく、優しくて心地よい響きが魅力です。

このセッションでは特に曲の雰囲気に寄せて、優しい歌い方をしていたように思います。

丸山くんとMrs.GREEN APPLEのボーカル・大森さんの綺麗な声がマッチしていて素晴らしいセッションでした。

丸山くんはベーシストとしてだけでなく、ボーカリストとしても素晴らしいのですが、その実力は一部にしか知られていません。

今後はもっとメインボーカルを務めて欲しいと思っています。

 

安田章大(ボーカル・ギター)活躍セッション3選

201793日放送回】石川さゆり『津軽海峡・冬景色」

ゲスト・曲 石川さゆり(Vo.)『津軽海峡・冬景色』
放送日 201793
参加メンバー Gt.安田/Ba.丸山/Dr.大倉/Per.横山

 

安田くんが「実は大変だったセッション」でチョイスした回です。

「誰もが知っている曲を弾くのは難しいですね。特に曲頭のリードギターは、ゆっくりのテンポでズレるとすぐにわかるし、ギターで泣いていないと…普段僕らの曲で泣きのフレーズというのはほとんどないので、それが難しかった。」とコメントしています。

演奏に感情をこめているのが伝わってきて、本当に泣いているように聞こえるギターが印象的でした。

安田くんは感受性が高く、曲の世界観を歌やギターで表現する力に長けていると思います。

セッション後、石川さゆりさんは「素敵でした。ありきたりな、規制品じゃなくて、すごく皆さんのそれぞれの音楽っていうのを感じて嬉しかったです。」と語っています。

 

【2018年4月22日放送回】高尾直樹&今井マサキ&松谷麗王&Goose house『ハピネス』

ゲスト・曲 高尾直樹(Cho.))& 今井マサキ(Cho.)& 松谷麗王(Cho.)& Goose house『ハピネス』
放送日 2018422
参加メンバー Vo. A.G.安田/Gt.Cho.錦戸/Dr.大倉

▼AI『ハピネス』

 

安田くんが「実は大変だったセッション」でチョイスした回です。

「女性の曲は声が出ないからといって、キーを下げると、その曲本来の良さが消えたり気持ち悪かったりするので、なるべく原曲キーで歌います。AIさんは僕よりRBの歌い方。本当に僕の歌でこの曲のメッセージが伝わっているか?自分の課題としている所まで達せていないなと思ってしまった曲です。」とコメント。

いかに安田くんがアーティストと楽曲をリスペクトしているか、真剣に音楽と向き合っているのか、ということが分かったセッションだったと思います。

AIさんの『ハピネス』もいいですが、安田くんの少しハスキーな響きの声と、優しい歌い方が曲にマッチしていて、新しい『ハピネス』になっていました。

 

2016327日放送回】清塚信也『さくら(独唱)』

ゲスト・曲 清塚信也(Pf.)『さくら(独唱)』
放送日 2016327
参加メンバー  Vo.Gt.安田/A.G. Cho.錦戸/Ba.丸山/Dr.大倉/Key.村上

▼森山直太朗『さくら(独唱)』

 

安田くんがメインボーカルを務めた回の中でも、特に印象に残っているこちらの回をチョイスしました。

森山直太朗さんの楽曲『さくら(独唱)』は難しい曲ですが、その分安田くんのポテンシャルが発揮されたセッションだったと思います。

曲の冒頭は清塚信也さんのピアノだけという緊張感のなか、「僕らはきっと待ってる」部分のファルセット(=裏声の一種)が綺麗に響いていて、曲が進むにつれ力強く歌い上げていました。

音数が少ない中、テンポをささえる大倉くんのドラムと丸山くんのベース、演奏に華を加える村上くんのキーボード、安田くんの声に寄り添う錦戸くんのコーラスとギターなど、一人ひとりの演奏も際立つ回でした。

 

錦戸亮(ボーカル・ギター)活躍セッション3選

201848日放送回】NAOTO&宮本笑里&金原千恵子&石川綾子『キラキラ』

ゲスト・曲 NAOTO(Vn.) & 宮本笑里(Vn.) & 金原千恵子(Vn.)& 石川綾子(Vn.)『キラキラ』(小田和正さんの楽曲)
放送日 201848
参加メンバー Vo. A.G.錦戸/Vo.Gt.安田/Dr.大倉

 

錦戸くんが「実は大変だったセッション」でチョイスした回です。

錦戸くんは「緊張したけど好きなセッション。とにかく下ハモが難しかった。下ハモが難しいのに、いきなり主メロにいって、また下ハモの繰り返し。音を外したら、後ろに絶対音感集団がいるので、余計怖かったです。」とコメントしていました。

主メロと下ハモを交互に歌っているという難しさを感じさせないほど自然な歌声でした。

さらに歌を歌いながらギターまで弾きこなしているという技術がとにかくすごいです!

安田くんと錦戸くんの声の混ざりも心地よく、個人的にも保存版のセッションです。

 

201665日放送回】蔦谷好位置『JOY』

ゲスト・曲 蔦谷好位置(Key.)『JOY』
放送日 201665
参加メンバー Vo. A.G.錦戸/Gt.Cho.渋谷/Gt.Cho.安田/Dr.大倉/Key.村上

▼YUKI『JOY』

 

『JOY』はYUKIさんの曲で蔦谷好位置さんが作曲を手掛けています。

関ジャムが始まって以来、初めて錦戸くんが一曲まるまるメインボーカルを務めたセッションです。

この曲は男らしく歌いすぎても、女性っぽくなりすぎてもいけない難しいラインだと思いますが、錦戸くんの歌い方の匙加減が絶妙で、曲の雰囲気に溶け込んでいました。

YUKIさんの持っている可愛らしさと『JOY』という曲の世界観を守りつつ、関ジャムバージョンとして成立していたように思います。

また、すばるくんの温かみがある声のコーラスや、安田くんのコーラスとギターのフレーズも心地が良かったです。

セッション後、ゲストの蔦谷好位置さんは「皆さん演奏が上手で驚きました」とコメントしています。

 

2018129日放送回】MIYAVI(Vo.Gt.) & NAOTO(Vn.)『ピンク スパイダー』

ゲスト・曲 MIYAVI(Vo.Gt.)& NAOTO(Vn.)『ピンク スパイダー』
放送日 2018129
参加メンバー Vo.Gt.錦戸/Ba.丸山/Dr.大倉

▼MIYAVI vs hide『Pink Spider (Remix )』

 

こちらもSNSで反響が大きかったように感じたセッションです。

錦戸くんは『JOY』での歌声とは打って変わって、思いっきりのどから絞りだすように歌い上げました。

グループの曲ではなかなかないロックボーカルにとても痺れましたし、ファン以外でも「関ジャムの人歌めちゃくちゃカッコいい」というツイートを度々目にしました。

サビの「ピンクスパイダー」部分は思いっきりがなり、「わずかに見えたあの空の向こう」の部分は丁寧に歌い分けていたのも素敵でした。

ゲストのMIYABIさんを食う勢いで、錦戸くんの表現力が分かるセッションだったと思います。

また、関ジャムセッションでトップクラスに激しい演奏も素晴らしかった回です。

 

大倉忠義(ボーカル・ドラム)活躍セッション3選

【2015830日放送回】きゃりーぱみゅぱみゅ『ファッションモンスター』

ゲスト・曲 きゃりーぱみゅぱみゅ(Vo.Dance.)『ファッションモンスター』
放送日 2015830
参加メンバー 村上・大倉(Vo.Dance.)

▼きゃりーぱみゅぱみゅ『ファッションモンスター』

 

大倉くんが「実は大変だったセッション」でチョイスした回です。

大倉くんは「きゃりーさんはあえて軽く踊っている感じに見えて、やっていることがめちゃくちゃ細かい。あれを歌いながらやっているのが本当にすごい。」とコメント。

夏のツアーの最中で、その合間に練習していたけれど、全然覚えられなかったそうです。

セッションに参加した大倉くんと村上くんはあまりのダンスの難しさに唖然としていました…。

忙しい中で練習している努力もすごいですし、セッション本番ではダンスを完璧にこなしていてプロ意識を感じます。

ライブでもキレのあるかっこいいダンスを見られますが、女性アーティストの曲を踊っている姿は貴重でとても新鮮でした。

 

【20161225日放送回】関ジャニ∞のみ『Day Tripper Ticket To Ride Help!』(ビートルズメドレー)

ゲスト・曲 関ジャニ∞のみ『Day Tripper 』〜『Ticket To Ride 』〜『Help!』(ビートルズメドレー)
放送日 20161225
参加メンバー ・『Day Tripper』Vo.Gt.錦戸/Gt.Cho.渋谷/Ba.丸山/Dr.大倉
・『Ticket To Ride』Vo.Ba.丸山/Gt.Vo.渋谷/Gt.Vo.錦戸/Dr.大倉
・『Help!』Vo.Gt.錦戸/Dr.Vo.大倉/Gt.Cho.渋谷/Ba.丸山

▼The Beatles『Help!』

 

大倉くん、錦戸くんが「忘れられないセッション」にチョイスした回です。

大倉くんは「実際にメンバー4人で演奏してみてビートルズのスゴさが少し体感できた。」

錦戸くんは「自分たちだけでレジェンドの曲に挑戦できたのが良かった。すばる君とは関ジャニ∞でもずっと二人で歌ってきたので、ジョンとポールまではいかないけど感慨深かった。」

とコメントしています。

 

シンプルにめちゃくちゃかっこいいセッションでした。

全員素晴らしいのですが、特に大倉くんの魅力があふれていたのが『HELP!』です。

ドラムを滑らかに叩きながらリズムをちゃんとキープし、コーラスもメインボーカルと綺麗にハモっていました。

他メンバーが緊張気味の中、安定感のあるパフォーマンスでバンドを支えていたように思います。

 

【2019317日放送回】今井マサキ&YURI&稲泉りん『糸』

ゲスト・曲 今井マサキ(Cho.) & YURI(Cho.)& 稲泉りん(Cho.)『糸』
放送日 2019317
参加メンバー Vo.錦戸/Vo.大倉/Pf.村上

 

ボーカルが錦戸くん・大倉くんという人気ペアだったこともあり、かなり反響があったセッションです。

この放送ではセッション前に、カラオケでの歌い方のコツについて特集しており、そのテクニックをすぐに生かしていたように思います。

大倉くんの声は低音の響きやロングトーンのビブラート・ブレスが美しく、バラード曲でこそ、その魅力が発揮されます。

このセッションは音数が少ないこともあり、存分に歌声を堪能できる回となりました。

大倉くんはドラムが上手だからこそ、どうしてもセッションだと歌よりも演奏優先になってしまうのがもったいない!

人の声に合わせた演奏・コーラスも綺麗で、個人的に保存版のセッションとなりました。

 

【コラム】大倉くんのドラムの上手さ

大倉くんのドラムはプロのミュージシャンやドラマーも認めるほどの腕前です。 例えば、東京スカパラダイスオーケストラさんはメンバーが大倉くんの腕を絶賛しており、中でもドラマーの茂木欣一さんは「めちゃくちゃしなやかなんだよね~、凄いと思う」とコメントしています。また、ドリカムのベース中村さんも「本当に上手なドラムだと思う。もしよければいつかドリカムのドラムに!」と語っています。 メンバーの中でも特に楽器の技術が評価されていますし、どんな曲でも高いパフォーマンスを発揮できるドラマーだと思います。 そのため大倉くんは、様々な曲調のセッションでドラムを担当しており、その結果ボーカルをする機会が少なくなりがちです。なかなか世間に大倉くんの声の良さが伝わらず、もったいないと感じることもあります。

 

村上信五(ボーカル・キーボード)活躍セッション3選

201863日放送回】サカナクション『夜の踊り子』

ゲスト・曲 サカナクション『夜の踊り子』
放送日 201863
参加メンバー Vo. A.G.錦戸/Key.Cho.村上/Ba.丸山

 

村上くん、錦戸くん、丸山くんが「実は大変だったセッション」でチョイスした回です。

村上くんは、「デモを聴いて「どないすんねん」と思った曲。音のこだわりを聴いていたので、細かくダメ出しされるんじゃ…と。他の人とセッションするのは初と言っていたが、快く受け入れてくれてありがたかった!」とコメント。

このセッションでは、村上くんはかつてないほど鍵盤のタッチの差を細かく気にして演奏されたそうです。

忙しい中、セッションまでに仕上げてくる努力も尊敬しますし、純粋にいつ練習しているのだろう…といつも思います。

村上くんは楽器を始めた当初、緊張でよく手が震えていましたが、最近は余裕を持って弾いているように思います。

また、錦戸くんはサカナクションの大ファンで、番組スタッフさんに何曲か選曲の候補を出してみろと言われ、出したうちの一曲が『夜の踊り子』だったのだとか。めちゃくちゃ楽しかった!ととても嬉しそうでした。

 

2015621日放送回】Perfume『ねぇ』〜『ポリリズム』

ゲスト・曲 Perfume『ねぇ』〜 『ポリリズム』
放送日 2015621
参加メンバー 村上(Vo.Dance.)

 

村上くんは、「実は大変だったセッション」でダンスセッションを3回分チョイスしていました。

そのうちの1回がこちらのセッションです。

セッションについて「女性のダンスは体の使い方も違うし、骨格が違うから浮かないようにするのが大変。極力女性っぽい仕草や止まり方を意識している。」とコメントしています。

繊細な動きまでコピーされており、本当に違和感のないくらい楽曲の雰囲気に溶け込んでいました

村上くんはもともとダンスが得意ですし、実は手足がすらっと長く、ものすごく綺麗な体型をされています。

そしてこのセッションは繰り返し見れば見るほど村上くんがかわいく見えます。

 

【20151025日/2018617日放送回】モーニング娘。’15『What is LOVE?』/モーニング娘。’18『OneTwoThree』

ゲスト・曲 ・モーニング娘。’15『What is LOVE?』
・モーニング娘。’18『One・Two・Three』
放送日 ・20151025日(『What is LOVE?』)
・2018年6月17日(『One・Two・Three』)
参加メンバー ・安田、村上(Vo.Dance.)(『What is LOVE?』)
・丸山、村上(Vo.Dance.)(『One・Two・Three』)

 

「実は大変だったセッション」で『ねぇ』以外にチョイスしていたダンスがこちらの2曲です。

モー娘。は人数が多い分、普段自分たち(関ジャニ∞)で踊るときよりも細かい立ち位置があり、フォーメーションが大変だったのだとか。

村上くんは、ダンスセッション皆勤賞くらいほとんど参加していますが、そのたびに難解な振り付けに挑戦しています。

本家と踊っても全く見劣りしないキレのある動きで、激しいダンス回ほど、村上くんの真骨頂が発揮されています。

渋谷すばる(ボーカル・ギター)活躍セッション3選

【2015年6月14日放送回】和田アキ子『古い日記』

ゲスト・曲 和田アキ子(Vo.)『古い日記』
放送日 2015614
参加メンバー Vo. B.Harp.渋谷/Gt.錦戸/Ba.丸山/Key.村上/Tp.Per.横山

 

すばるくん・丸山くんが「忘れられないセッション」にチョイスした回です。

すばるくんは「自分が主演した「味園ユニバース」でも選曲した。クソ緊張したけど思い切りぶつかっていけた。」

丸山くんは「映画ですばるがこの曲を歌うシーンにシビれて、しかもそれをアッコさんご本人と歌う。僕からすると不思議な光景で興奮した。」

とコメントしています。

「味園ユニバース」のワンシーンと同じく、すばるくんのアカペラから始まったのが印象的でした。

和田アキ子さんが持つ迫力のある声に負けない、力強い歌で、すばるくんから目が離せなくなります。

 

201725日放送回】高嶋ちさ子 & 清塚信也『雪の華』

ゲスト・曲 高嶋ちさ子(Vn.))& 清塚信也(Pf.)『雪の華』
放送日 201725
参加メンバー Vo.渋谷/A.G.安田/Ba.丸山/Dr.大倉/Key.村上

▼中島美嘉『雪の華』

 

放送後にSNSなどで反響が大きかったセッションです。

すばるくんの歌声は癖があり好き嫌いが分かれると思いますが、この回はあまり彼の声が好きではないという方からも感動したという声が上がっていました。

曲の世界に入り込み、感情を爆発させて歌っていて、特に落ちサビでの泣きそうな声色にグッときます。

高嶋ちさ子さんのバイオリン、清塚信也さんのピアノも美しく、丸山くん・安田くん・大倉くん・村上くんはしっかり演奏を支えてボーカルを引き立てていました。

 

【2017528日放送回】ウルフルズ『ええねん』

ゲスト・曲 ウルフルズ『ええねん』
放送日 2017528
参加メンバー Vo. A.G.渋谷/Gt.Cho.錦戸/Key.Cho.村上

 

渋谷くん・錦戸くんが「忘れられないセッション」にチョイスした回です。

渋谷くんは「関西人同士ならではの熱いセッション。夢のような時間だった。」

錦戸くんは「大阪出身の人達が関西弁の歌を東京の六本木で歌えたことが気持ちよかった。人数が変わっても、ウルフルズはウルフルズやし、関ジャニ∞もそうでありたい。」とコメントしています。

『ええねん』は関西弁のストレートな歌詞が魅力ですが、渋谷くんも錦戸くんはもともと関西弁を話すため、楽曲のメッセージがすっと入ってくるセッションでした。

また、すばるくんはまっすぐ通る声が魅力的で、飾らない言葉の歌詞と相性がいいように思います。

 

横山裕(ボーカル・パーカッション・トランペット)活躍セッション3選

201834日放送回】森昌子(Vo.)『越冬つばめ』

ゲスト・曲 森昌子(Vo.)『越冬つばめ』
放送日 201834
参加メンバー A.G.安田/Dr.大倉/Tp.横山

 

横山くんが「実は大変だったセッション」でチョイスした回です。

横山くんはセッションについて「音数が少ないので、ピッチを外さないかと緊張感がすごかった!!」とコメントしています。

森さんが演歌歌手特有のテクニックを使い、ややテンポを遅らせて歌われるため、それに合わせて演奏するのが特に難しかったのだとか。

歌に合わせるためにクリック音を聞かず、節回しを意識しながら演奏したそうです。

ちなみにギターの安田くんが森さんの口元をガン見しながら、歌のタイミングに合わせてギターを演奏している様子が見られます。

今回に関わらず、演歌系セッションは特に曲に合わせてベース(丸山くん)・ドラム(大倉くん)とバンマスの方でテンポ感を打ち合わせするなど、ボーカリストに気持ちよく歌ってもらう工夫をしているそうです。

 

横山くんは、他のメンバーよりも遅く楽器を始めた分、練習も人一倍しながら、セッションに臨んでいます。

その努力によって、ぐんぐん実力を伸ばしています。

 

2017115日放送回】富貴晴美『ピンク・パンサー & 007 & キル・ビル 映画音楽スペシャルメドレー』

ゲスト・曲 富貴晴美(Pf.)『ピンク・パンサー & 007 & キル・ビル 映画音楽スペシャルメドレー』
放送日 2017115
参加メンバー Gt.安田/Ba.丸山/Dr.大倉/Key.村上/Tp.横山

 

横山くんが、「実は大変だったセッション」でチョイスした回です。

「歌なしの演奏だけのセッションですごい緊張感でした。ピンクパンサーは静かな忍び足のイメージ…曲の始まりが自分からで凄い緊張が!!」とコメント。

セッションは、3~4日前に課題曲をもらってから詰めて練習して仕上げたそうです。

トランペットは唇から音を出すため、緊張がもろに演奏に反映しやすい楽器だと思います。

あまりの緊張で涙目になりながらトランペットを吹く姿がとても印象に残っています。

横山くんのトランペットはもちろん、この回は全員の息がぴったり合っていて、メンバーの音がとても鮮明に聞こえるセッションでした。

 

2019519日放送回】さだまさし&寺岡呼人「雨やどり」

ゲスト・曲 さだまさし(Vo. A.G.)& 寺岡呼人(Ba.)『雨やどり』
放送日 2019519
参加メンバー Vo. A.G.安田/Vo.Per.横山/Vo.Key.村上

 

横山くんは普段、トランペットやパーカッションなど演奏で参加することが多いのですが、この回ではボーカルがとても素晴らしかったです。

横山くんの柔らかい声が曲の暖かい世界観に合っていて、一音一音を丁寧に、心を込めて歌っているのが伝わってきました。

また、横山くんは自分の歌に自信がないようで、歌下手キャラをネタにしている部分があったのですが、数年前と比べて明らかに歌声が変わっていて上手くなっています。

デビューから15年たった今でも実力が伸び続けているのは、日々音楽に向き合ってきた結果だと思います。

さださん⇒安田くん⇒村上くん⇒横山くんと歌い継ぐパートの割り振りも含めて最高です。

 

【コラム】割り振りが最高な理由

まずは本家のさださんが歌います。曲を知らない人でも、本家がどのような雰囲気の曲なのか分かるようになっています。続いて安田くんが優しい歌声で歌います。安田くんは歌に安定感があり、表現力も素晴らしいので、さださんの後に、曲の世界観を伝えるメンバーとしてぴったりです。さらに、サビではさださんの声に合わせた優しい声でハモります。安田くんだからこそできる、メインボーカルと一体感のあるハモリが聴きどころです。

続いて2番は村上くんが歌います。このパ―トはセリフ口調の歌詞がとても村上くんっぽいです。特に「口元から虫歯がキラリン」の部分ですが、映画エイトレンジャーで村上くん演じるナスレンジャーのチャームポイントが八重歯で、本編では「キラーン」と歯が輝く演出があったり、普段から八重歯をネタにしていることもあり、村上くんにぴったりなパ―トです。

次に横山くんが歌います。村上くんと横山くんは「ヨコヒナ」と呼ばれているファンの間で人気のコンビです。MCでもバンドでも立ち位置が左右に離れているため、2人が隣に並んで歌っている構図がとても新鮮です。村上くんが「虫歯がキラリン」と歌った時、横山くんのウィンドチャイムで「シャラララン」という音が入ります。この演出も大好きです。歌詞の「おまえ大丈夫か」という部分も横山くんらしい言葉です。村上くんの情緒ある歌に続き、横山くんもいつもより感情を込めて歌っていたようで、とても素敵なセッションでした。

この曲は他の順番では感じ方が大きく変わっていたと思います。関ジャムのスタッフさんでこのパートを決めた方に金一封を差し上げたいです。

 

音楽好きなら見なきゃ損!

 

もし少しでも気になったらぜひ関ジャムを見てください!!!!

メンバーが選んだセッションを見てみると、自分にとっても印象に残っていたり、ファンの間で反響が大きかった回が多いなと思います。

彼らが感じた感覚をファン目線で、少しは共有できているような気がして感慨深いです。

セッションは本当に神回ばかりなので選ぶのに苦労しました…。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

関ジャムは毎週日曜日夜1110分から放送中です。(番組公式Twitter

関ジャニ∞のファンでなくても音楽好きならきっと楽しめる番組ですので、ぜひご覧ください!

関ジャニ∞のおすすめアーティスト提供曲17選 【シングル編】

Webon紹介目次著者
「関ジャニ∞の音楽はすごいのか…?」関ジャニ∞はアイドルでありながらプロのミュージシャンや音楽ファンが認めるロックバンドなのです。関ジャニ∞ファンのaya氏が音楽性の魅力を紹介♪

『ファンが語る!関ジャニ∞音楽入門 ~知ってほしい!音楽性の魅力~』はこちらから!

著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

お問い合わせはこちらから

『関ジャニ∞音楽入門』目次へ  (全23ページ)

 

関ジャニ∞の楽曲は「音楽クリエイターの制作楽曲」「アーティストの提供曲」「メンバーの制作楽曲」の3つに分けることができます。

1つの方法だけでなく、様々な方法で制作していることが、関ジャニ∞の楽曲の幅広さと奥深さに繋がっているのだと思います。

今回は「アーティストの提供曲」の魅力をご紹介したいと思います!

 

アーティスト提供楽曲の魅力

 

関ジャニ∞は楽曲を提供してもらうことでグループの音楽性が広がっていると思います。

また、より多くの人に音楽を届けることができていると思います。例えば「ジャニーズは興味ないけれど、関ジャニ∞と関ジャニ∞の曲は好き」というロックファンや男性ファンがいるのは提供曲の影響もあると思います。

最初はアーティスト提供曲から興味を持ち、グループのファンになった人がたくさんいます。

 

関ジャニ∞のすごいところは、提供してもらった楽曲のジャンルを問わず、すべて自分たちのものにしているところです。

提供アーティストの個性が爆発している曲も、関ジャニ∞が歌い演奏すれば、関ジャニ∞の曲になります。

グループとして全員が演奏し、歌えるという武器を持っていることも大きいと思います。

 

提供曲の発注は、メンバー自らがリスペクトするアーティストに依頼したり、関ジャムでの共演がきっかけで依頼したりすることもあります。

関ジャニ∞のメンバーも依頼を投げっぱなしにするのではなく、曲のイメージを共有し一緒に作り上げていきます。

提供曲は、メンバーの思いがたくさん乗っかっていて、その過程を知ってから聴くとさらに楽曲が味わい深いものになります。

 

アーティスト提供曲一覧

▼アーティスト提供楽曲一覧(シングル曲・カップリング曲から一部抜粋)

リリース 曲名 提供アーティスト名 収録アルバム
6th 2007年 ズッコケ男道 THEイナズマ戦隊 ・KJ2ズッコケ大脱走
・8EST
7th 2007 イッツ マイ ソウル THEイナズマ戦隊 ・PUZZLE
・8EST
8th 2008 ワッハッハー カラーボトル ・PUZZLE
・8EST
9th 2008 無責任ヒーロー THEイナズマ戦隊 ・PUZZLE
・8EST
・GR8EST(アルバムver)
16th 2011 T.W.L ゆず ・FIGHT(アルバムver)
・8EST(アルバムver
22nd 2012 あおっぱな 怒髪天 ・JUKE BOX
・GR8EST
24th 2012 涙の答え SEKAI NO OWARI ・JUKE BOX
・GR8EST
27th 2013 キング オブ 男! 若旦那(湘南乃風) ・関ジャニズム
・GR8EST
30th 2014 言ったじゃないか 宮藤官九郎
銀杏BOYZ/峯田和伸
・関ジャニ∞の元気が出るCD!!
・GR8EST
32nd 2014 強く 強く 強く ROCK’A’TRENCH ・関ジャニ∞の元気が出るCD!!
・GR8EST
34th 2015 侍唄’らむさいソング) レキシ ・ジャム
・GR8EST
35th 2015 噂のオトコマエイト!
(シングル罪と夏のCP)
怒髪天
36th 2016 王様クリニック by TAKATSU-KING
(シングルパノラマCP)
久保田利伸
39th 2016 奇跡の人 さだまさし ・GR8EST
40th 2017年 応答セヨ ポルノグラフィティ ・GR8EST
41th 2018年 ここに WANIMA
タカラモノ(シングル『ここに』CP) ベリーグッドマン

※収録アルバム欄の(アルバムver)は、アルバム用に演奏等が一部アレンジされたバージョンです。

 

シングル曲(カップリング曲)の提供エピソード

 

ここからはアーティスト提供曲を楽曲を提供してもらった経緯や、アーティストとメンバーのコメントを一部ご紹介します。

背景を知り、より味わい深く聴いていただきたく思います。なおここではシングル曲やカップリング曲を中心にご紹介します。

 

『T.W.L』提供アーティスト:ゆず

▲シングル『T.W.L/イエローパンジーストリート』

 

ゆずさん提供の『T.W.L』はアニメ「クレヨンしんちゃん」のオープニングとして起用された楽曲です。

提供のきっかけは関ジャニ∞サイドからの依頼ではなく、この曲の作詞・作曲者であるゆずの北川さんからの提案でした。

『T.W.L』リリース当時にNHKの番組「少年倶楽部プレミアム」で安田くんと北川さんが対談した際に北川さんは楽曲提供の理由を語っています。

「曲を書く時って、3曲くらいいっぺんに書くんですよ。2曲とか3曲書いている中に「T.W.L」があったんです。なんか書いているうちに、ゆず以外の人がこの曲歌ったら面白いなという思いが湧いてきて、関ジャニ∞が浮かんできたんです。その後、日々レコーディングをしていたら、(提供が決まって)ホントに実現したんだ!と僕もビックリしました。」2011422日少年倶楽部プレミアムより)

ゆずの大ファンである安田くんは、「めっちゃテンション上がりました!作詞作曲がゆずさんですって聞いて、嘘!!!!!めっっちゃええ曲やんってなって…」と興奮気味にコメント。

終始にこにこして嬉しそうで、自前のギターにサインをもらっていました…!

 

完成曲について北川さんは「曲って歌っている姿が浮かんでくるのが大事だと思っていて、「T.W.L」を聴かせてもらった時に、関ジャニさんが歌ってるのがふっと浮かんで来た。だからこれは良いものだって思った。」とコメントしています。

その後2015年に関ジャムで共演した際は、ゆずの『夏色』と『T.W.L』の2曲のジャムセッションも実現。

参加メンバーとゆずさんのお二人もすごく楽しそうだったのが印象に残っています。

ちなみに、タイトルの「T.W.L」は「タオル」という意味で、ライブではコンサートグッズのタオルを回す演出がありとても盛り上がります!

 

【『T.W.L』を公式サイトで試聴

 

『言ったじゃないか』提供アーティスト:宮藤官九郎・銀杏BOYZ/峯田和伸

 

『言ったじゃないか』は、宮藤官九郎さんが監督を務めた、錦戸くん主演のドラマ「ごめんね青春!」の主題歌です。

▼ドラマ「ごめんね青春」DVD

 

監督自らが作詞をしているため、ドラマの世界観とマッチした歌詞となっています。

監督は作詞についてこのように語っています。

「ドラマの一話の脚本を書いていた。セリフをきっかけとして曲が始まるイメージで、台本を読んでたら『誰とも付き合わないって 言ったじゃないか』というセリフがあった。ここで絶対主題歌がかかるだろうと思ったら「言ったじゃないか」になった2016320日関ジャムより)

歌詞の制作にあたっては大喜利をするように、彼女に「言ったじゃないか」と叫びたくなることをひたすら考えて作ったそうです。1番は歌番組でよく歌われるため真面目に書き、2番は大体歌われないからふざけているのだとか(笑)

 

▼1番の歌詞

誰とも付き合わないって 言ったじゃないか

勉強が恋人って 言ったじゃないか

チャラいヤツは無理って 言ったじゃないか

見た目で判断しないって 言ったじゃないか

引用:関ジャニ∞『言ったじゃないか』作詞 宮藤官九郎

▼2番の歌詞

携帯持ってないって 言ったじゃないか

お婆ちゃんが病気だって 言ったじゃないか

ハムスターが死んだって 言ったじゃないか

でも行けたら行くって 言ったじゃないか

引用:関ジャニ∞『言ったじゃないか』作詞 宮藤官九郎

 

監督は台本を書きながら、ずっと銀杏BOYZの楽曲『BABY BABY』を聴いており、銀杏BOYZのボーカルの峯田さんに曲を書いてもらうしかないと思ったそう。

曲自体はカッコいいロックサウンドなのに、歌詞は面白いという組合せがまさに関ジャニ∞らしい素敵な楽曲です。

 

【『言ったじゃないか』を公式サイトで試聴

 

『侍唄 (さむらいソング)』提供アーティスト:レキシ


▲シングル 「侍唄」

 

レキシさん提供の『侍唄』はドラマ「サムライせんせい」の主題歌で主演の錦戸くん自らが大ファンであるレキシさんに依頼した楽曲です。

錦戸くんだけでなく、丸山くんもレキシさんのファンで、自身のラジオにゲストとして呼んだことがあります。その際、レキシさんは楽曲提供について以下のように語っています。

「最初は、縁もゆかりもない人に書けるかなぁって思ったけど、具体的にニシキが(錦戸くん)、この曲とこの曲が好きですと言ってくれたりして、じゃあ書かせてくださいっていう話になった。」

ニシキ呼びは思わず笑ってしまいますね(笑)

また、MUSIC MAGAZIN1016年2月号(出版社:ミュージック・マガジン)でレキシさんは「音楽にすっごいアツいんですよ。ちょっとウザいくらい(笑)単にビジネスとしてのオファーだったら「自信ないです」ってお断わりしてたかもしれないけど、レキシを好きでいてくれて、なおかつ会えば音楽へのアツい思いを語る語る。侍唄には彼のそういう感じもちょっと入ってるんですよ。一途っていうか、まっすぐっていうか。」

ともコメントしています。

レキシさんと錦戸くんはビートルズ好きという共通点があるため、バンド感を大切にしながら、壮大な楽曲になるように制作されたそうです。

また、錦戸くんはレキシさんの歌声の倍音(倍の音の高さ)を調べて、ボーカル研究をしていたのだとか。

『侍唄』はロックバラードのストレートなラブソングとなっており、ライブで感動する素晴らしい楽曲です。

 

【『侍唄』を公式サイトで試聴

 

『王様クリニック by TAKATSU-KING』提供アーティスト:久保田利伸

久保田利伸さん提供の『王様クリニック BY TAKATSU-KING』は関ジャニ∞のスタッフさんの提案がきっかけで生まれた曲です。

村上くんはブラックミュージック系の音楽が好きで、自主レーベルのスタッフさんに「久保田さんのような音楽をやりたい」と話していたそうです。(村上くんはラジオでもたびたび久保田さんの曲を流していました。)

関ジャニ∞のスタッフさんに、当時から遡ること15年前に久保田さんの音楽ディレクターをやっていた方がいて、「試しに、遊びでいいのでやってみませんか?」と楽曲提供の提案をしたのだとか。

久保田さんは、村上くんの歌について「最初は、ラッパーではないし、歌の完成度にはある程度の期待しかしていなかった。レコーディングを聴いてみたらRBシンガーのように少し後ろにタメて歌っていて、それがカッコいい」20161127日「関ジャム完全燃SHOW」)とコメントしています。

とてもいい感じだったため、初めてレコーディング音源を聴いたときは「失礼だけど音けっこういじった?」と聞いてしまったと語っていました(笑)

また、トーク後に提供楽曲をセッションし、久保田さんは「最高!自分のライブでやろう!!決めた。」とコメントしています。

【『王様クリニック by TAKATSU-KING』を公式サイトで試聴

 

『奇跡の人』提供アーティスト:さだまさし


▲シングル「奇跡の人」

 

さだまさしさん提供の『奇跡の人』のは関ジャニ∞流『関白宣言』というテーマで作られた楽曲です。

楽曲制作のきっかけについて、錦戸くんは「番組で共演させていただいたときに、当たって砕けろ的な感じで、さださんに作ってくれないですか?とお願いした。」(ミュージックステーション201798日)とコメントしています。

また提供者のさださんは公式サイトにて以下のようにコメントしています。

「メンバーとどんな歌にしようかと、食事をしながら相談したら、「現代版の『関白宣言』は出来ないか?」と提案された。そこで、彼らの「好きな女の子」「苦手な女の子」「本音」と「建前」を基に、作り上げたのが本作『奇跡の人』だ。」(引用:日本テレビ公式サイト ©Nippon Television Network Corporation)

 

以上の「本音」と「建前」についてのアンケートを錦戸くんが作成し、メンバーが答え、その結果をさださんが丁寧にまとめて詞が完成しました。

完成した歌詞は、ちょっと古風な理想の女性像が描かれていて妙にリアルです。

さださんの『関白宣言』と同じように、一見偉そうだけれど、実は愛にあふれる男性の思いが詰まった楽曲となっています。

完成楽曲について錦戸くんは

「今の僕らの年齢になったからこそ歌える、等身大のラブソングになったと思います」(引用:日本テレビ公式サイト ©Nippon Television Network Corporation)

とコメントしています。

【『奇跡の人』を公式サイトで試聴

 

『応答セヨ』提供アーティスト:ポルノグラフィティ

 

『応答セヨ』は丸山くん主演映画「泥棒役者」の主題化で、作詞をポルノグラフィティのギタリスト新藤晴一さんに依頼し制作されました。

映画の監督を務める西田征史さんと晴一さんで何度も話し合い、映画の世界観に合うように仕上げていったそうです。

歌詞や音楽は悲しくて泣けるというより、嬉しくて幸福すぎて泣ける世界観となっています。

晴一さんは作詞について自身のラジオで

「関ジャニ∞さんですからね、極端な話をしますと、彼らのアーティストパワーからすれば、なんの歌詞でもいいんだろうけど、せっかく俺に振ってもらったけぇね、そのパワーに頼った方がいいと思った。」2017918日ラジオカフェイン11より一部抜粋)

とコメントしています。

彼らの勢いとさわやかな曲の流れにのりつつ自分のハンコみたいなものも残せるよう、バランスを考えながら制作したそう。

仕上がりについて晴一さんは「ザ・俺みたいな内容ではないけど、彼らの勢いを止めないようなものになったと思います。」と語っています。

 

歌詞は宇宙や天体に関する言葉が使われている等、晴一さんの色もしっかり出た作品となっており、リリース後はポルノファンの方にも大きな反響がありました。

また、ポルノグラフィティさんは2015年、関ジャムにゲスト出演したことがあり、その際に関ジャニ∞の印象が変わったと自身のラジオで語っています。

「アイドルって昔ながらのイメージで言うと、やらされてる感、お膳立てされてるのかなぁみたいなイメージがあるじゃん。でもやっぱスタジオに行って彼らが使ってる機材とかを見ると、楽器好きなんだろうなって。エフェクターとか見ても、自分で好きで揃えたんだろうなっていう感じ。やっぱギターとかベースとかって、こだわってくると効率が悪くなる。機材を見ても本人がこだわってるなって感じで。ベースなんて亀田さんが弾いてるけぇ難しいのに、フレーズまるまんまきっちりコピーしとって。めっちゃ忙しいのはホントだと思うんよ。その中で暗譜までようできんな! きっと本人たちも好きなんじゃろうけぇ楽しそうに弾きようるわけ。」2015921日「カフェイン11」より一部抜粋)

晴一さんは楽曲を制作する前に関ジャニ∞のライブ(2017年ライブツアー ジャム)を見に行ったそうですが、そのお礼として丸山くんから手書きの手紙が来たのだとか。

メンバーとアーティストのこういった交流も完成する楽曲に影響していると思います。

【『応答セヨ』を公式サイトで試聴

 

『ここに』提供アーティスト:WANIMA


▲シングル「ここに」

 

『ここに』は関ジャニ∞が6人になって初めてのシングルであり、WANIMAにとっても初めての楽曲提供です。

もともと安田くんはWANIMAの大ファンで、提供が決まった時はとても喜んだそう。

関ジャニ∞のメンバーも、初めて完成した曲を聴いた際は、みんなで大盛り上がりしたのだとか。

2018831日放送のミュージックステーションではグループ同士の共演も果たし、その日初めて『ここに』を生披露しました。

 

また、大倉くんは楽曲について

「渋谷が脱退して、言葉にできないような思いを抱えてたんですけど、WANIMAの皆さんが言葉にしてくださったなと。リアルな関ジャニ∞の気持ちをみなさんにお届けできるかなと思います。 」2018831日ミュージックステーションより)とコメントしています。

WANIMAも関ジャニ∞の大ファンのため、ボーカルのKENTAさんは「楽曲提供できてうれしいです!」と興奮気味に話していました。

また、Twitterでも楽曲提供について語っています。コメントが可愛すぎます。

▼関ジャニ∞について語るWANIMAのKENTAさんのTweet

 

【『ここに』を公式サイトで試聴

 

他にも魅力たっぷりのアーティスト提供楽曲がたくさん

 

今回はシングル曲を中心に楽曲提供エピソードをご紹介しました。

 

関ジャニ∞に楽曲提供したアーティストの中には、提供曲をセルフカバーしている方もいらっしゃいます。

例えば、高橋優くんが提供した『象』という楽曲は自身のアルバム「来し方行く末」でセルフカバーされています。

また、『T.W.L』を提供したゆずさんや、『キングオブ男!』を提供した若旦那さん等もアレンジを加えてセルフカバーしています。

同じ曲でも関ジャニ∞バージョンとはまた違った作品となっており、聴き比べてみるのも楽しみ方の一つです。

 

ご紹介したのはほんの一部で、他にもアーティストとメンバーの個性と音楽への愛が溢れている作品がたくさんあります。

好きなアーティストが関ジャニ∞に楽曲提供している場合は、まずその曲から聴いてみるのもおすすめですよ♪

関ジャニ∞の音楽を聴いていると、色々なアーティストにも出会えて、自分の音楽の世界が広がるきっかけにもなりますよ!

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著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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関ジャニ∞とは|アイドルの域を出た高い音楽性

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「関ジャニ∞の音楽はすごいのか…?」関ジャニ∞はアイドルでありながらプロのミュージシャンや音楽ファンが認めるロックバンドなのです。関ジャニ∞ファンのaya氏が音楽性の魅力を紹介♪

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※編集部注:本コンテンツは錦戸亮さんが脱退を発表する以前の2019年8月頃に作成されたものです。本コンテンツは「関ジャニ∞の名前は知っているけど詳しくは知らない」というような初心者の方に向けて書かれています。「関ジャニ∞の音楽って実際すごいの・・・?」と疑問に思っている方のイメージが変わるきっかけになれば幸いです!

 

関ジャニ∞基本情報

グループ名 関ジャニ∞(かんじゃにえいと)
メンバー ・横山裕(1981年5月9日)パーカッション、トランペット
・村上信五(1982年1月26日)キーボード
・丸山隆平(1983年11月26日)ベース
・安田章大(1984年9月11日)ギター
・錦戸亮(1984年11月3日)ボーカル、ギター
・大倉忠義(1985年5月16日)ドラム
旧メンバー ・渋谷すばる(1981年9月22日)メインボーカル、ハーモニカ、リズムギター
・内博貴(1986年9月10日)ボーカル
デビュー 2004年9月22日シングル「浪花いろは節」で全国デビュー
メンバーが全員関西、近畿地方出身。2002年12月、関西ジャニーズJr.として出演していた関西テレビ系「J3KANSAI」で旧メンバーを含む8人編成で結成し、ジャニーズJr.内グループとして活動開始。2019年現在の公式ファンクラブの会員数は62万人を超え、ジャニーズの中では嵐に次いで2番目に多い。メンバーの大倉忠義が出演したTBS系ドラマ「GM〜踊れドクター」でシングル「LIFE〜目の前の向こうへ〜」が初のドラマ主題歌となる。その後もメンバーが出演するドラマや映画などで多数のシングル曲が主題歌となる。CDデビュー前の2002年の活動開始から現在まで毎年ライヴを行っており、2007年には初のドームコンサートや47都道府県ライヴを行っている。2019年夏に開催予定のライヴツアーで通算観客動員数が約1000万人を突破予定。2012年の第63回NHK紅白歌合戦に初出場してから2018年の第69回NHK紅白歌合戦まで毎年出場している。

 

ロック魂を持ったアイドル

皆さんは関ジャニ∞に対してどんなイメージを思い浮かべますか?

関ジャニ∞はアイドルであり、世間では「お笑い系アイドル・にぎやかし担当」というイメージが強い彼らですが、実は音楽に対しての熱意がとても強くバンド演奏や歌が魅力的なグループです。

関ジャニ∞は「アイドルっぽくない」と表現されることがありますが、彼ら自身はアイドルであることに誇りを持ってバンド演奏をしているように思えます。

それどころか「アイドル舐めるな。俺らがアイドルのイメージを変えてやる」という気迫すら感じられます。

 

初めて関ジャニ∞の演奏を見た時のことを今でも鮮明に思い出せます。

世間的な印象である「アイドルとしてのジャニーズ」のイメージとは異なり、一瞬で関ジャニ∞の魅力に引き込まれました。

また、ステージで楽器をかき鳴らし、汗だくで歌う姿は、バラエティ番組で見かける「お笑い系アイドル関ジャニ∞」とは全く違うものでした。

そこに立っているのはスーパーアイドルでありながら、熱いロック魂を持った「バンドマン関ジャニ∞」でした。

 

2018年4月15日、メインボーカルを担当していた渋谷すばるさんが事務所の退所を発表し、同年7月8日を持って関ジャニ∞としての活動を終了しました。

▼渋谷すばるさん

6人体制になってからも決して立ち止まらず、現在も彼らは作り出す音楽をファンに届けてくれています。

関ジャニ∞は私にとって、最高で最強のアイドルグループであり唯一無二のロックバンドです。

 

プロのミュージシャンもリスペクト!音楽に対するひたむきさ

 

関ジャニ∞は世間的に見ると「アイドル」としての印象が強いと思います。

また世間で言うところの「アイドル」は「音楽」に対してそこまで熱心なイメージがない、という方も多いかと思います。

関ジャニ∞はアイドルですが、メンバーは全員が音楽に対して真正面から向き合っています。

デビュー前から楽器を触っていたメンバーは、プロのミュージシャンもリスペクトするほどの腕前を持っているのに、世間にはまだまだその凄さが伝わっていないように感じます。

 

関ジャニ∞をリスペクトするミュージシャンの例

高橋優/ポルノグラフィティ/東京スカパラダイスオーケストラ/DREAMS COME TRUE中村正人/蔦谷好位置/レキシ/WANIMA/OKAMOTO’S等

 

歌唱においても、1人1人の声は個性があるのに、全員で歌うと混ざりが良く、コーラスも美しいと定評があります。

現在放送している「関ジャム完全燃SHOW」では、毎週アーティストとのジャムセッションを披露しており、毎回SNSのトレンドに上がるほど盛り上がりを見せています。

また、関ジャニ∞はアイドルであるにも関わらずライブは女性だけでなく、男性や音楽ファンが多いのも特徴です。

 

楽曲の魅力

関ジャニ∞の楽曲は一聴して好きになれるキャッチーさと、ずっと好きでいられる奥深さを兼ね備えています。

Jポップやロックはもちろん、演歌・歌謡曲・ラップ・ジャズ・EDMアレンジまで、幅広いジャンルの楽曲が揃っていて、どんな音楽ジャンルが好きな人でもハマる一曲にきっと出会えます。

▼幅広いジャンルの曲例

音楽のジャンル 曲名(一例) 曲の特徴 テイストが近い楽曲例
ジャズ Street Blues ジャズ風の演奏と美しいコーラスをたっぷり堪能できる楽曲。それぞれの声の魅力が最大限に発揮されるパート割りとなっている。 渇いた花・浮世踊リビト・君の歌を歌う
EDM ノスタルジア Major Lazerの『Cold Water』っぽいUS仕様のダンスポップをイメージして作られた。レゲエのリズムと、ゆったりしたテンポが特徴的。 Masterpiece・バッキバキ体操 第一・Sorry Sorry love
歌謡曲 大阪レイニーブルース 歌謡曲風なのにヒップホップの要素も感じる斬新なアレンジ。哀愁のある曲に彼らの武器である大阪弁の歌詞がマッチしていて、ムードのある大人の失恋ソングとなっている。 二人の涙雨・誰より君が好きだから・8年者・あなたへ・乱れ咲けロマンス

 

楽曲の歌詞には関ジャニ∞らしさが溢れています。

「泥だらけ」「這いつくばって」など男くさい表現が多く、楽曲を聞いているうちに、いつの間にか彼らの人間性を好きになっています。

また、恋愛ソングは片思いしている男性やヘタレで残念な主人公の歌詞が多く、大人気のアイドルなのにどこか親近感が湧いてきます。

メンバー自身が作詞・作曲・編曲を担当することも多く、それぞれの個性が爆発した素晴らしい楽曲ばかりです。

 

音楽で勝負するためにバンド形態のシングルを発売

関ジャニ∞が全員でバンド演奏を始めたのは2010年のことです。

当時の関ジャニ∞は今ほどではありませんがすでに人気のグループでした。

しかし、メンバーはデビューからずっと大阪にまつわる楽曲やお笑いイメージの強い楽曲ばかりということに悔しさを感じていたそうです。

故郷である大阪に頼らずで自分たちを表現したい。

そう考えたメンバー自らレコード会社に掛け合い(レコード会社に実際に掛け合ったのは錦戸亮さんです。)音楽で勝負するためにバンド形態のシングルを「LIFE~目の前の向こうへ~」を発売しました。

 

ある程度売れてから新しいことに挑戦するのは、不安や恐怖もあったと思います。

それでも現状に満足せず新しい形を見せた彼らに、音楽に対する思いとアイドルとしてのプロ意識を感じます。

それから約9年が経ち、関ジャニ∞はプロのミュージシャンや音楽ファンも認めるロックバンドとなりました。

やらされるのではなく自分たちで切り開いていく。

常に前のめりで音楽に向き合う姿は清々しく、見ていてとても気持ちが良いです。

 

渋谷すばるさんが抜けた今、6人は新・関ジャニ∞として新たな道を歩んでいます。

ここまで有名になっても「まだまだ終わらないから」、「始まるんじゃない 始めるんだぜ」と歌い、前進し続ける彼らを、私はこれからも全力で応援したいと思っています。

このコンテンツではそんな関ジャニ∞のバンド・ミュージシャンとしての魅力をお伝えしていきます。

関ジャニ∞の「音楽」という側面に少しでも興味を持っていただければ幸いです。

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関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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【横山裕・渋谷すばる・村上信五】の好きな音楽・好きなアーティスト

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関ジャニ∞の音楽のルーツとは?

 

どんなアーティストでも必ず音楽のルーツがあります。アーティストが制作する楽曲は、多かれ少なかれ他人の影響を受けているものだと思います。

関ジャニ∞の場合はメンバー全員の音楽性が影響し合ってグループの音楽へと繋がっています。

この章では、各メンバーがどんな音楽を好んで聴いているのか【横山裕・渋谷すばる・村上信五】【丸山隆平・安田章大】【錦戸亮・大倉忠義】の3ページに分けて厳選して紹介します。

そしてその音楽がメンバーやグループの音楽性にどのように影響しているのかを、筆者の個人的な見解も合わせてお伝えします。メンバーの好きな音楽を知ることで、関ジャニ∞の楽曲をより楽しめるようになると思いますのでぜひご覧ください。

このページでは横山裕くん、渋谷すばるくん、村上信五くんの好きな音楽をご紹介します。

渋谷すばるくんは既に関ジャニ∞を脱退しておりますが、近年の関ジャニ∞の「音楽性」を知る上で必要かと思い、渋谷すばるくんについても言及させていただきます。

また、この章は音楽番組love music・関ジャム完全燃Show・メンバー出演ラジオ・雑誌・メンバーの公式ブログなどの情報を参考にしております。(一部抜粋)

メンバーのそれぞれの好きな音楽は、とても深く一口では語ることができません。

関ジャニ∞をこれから聴き始める方が、より深くメンバーの音楽性について知っていくきっかけになれば幸いでございます。

 

【横山裕】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
Mr.Children・RADWIMPS・BUMP OF CHICKEN・ケツメイシ・RIP SLYME・Dragon Ash・アニメソング

▼2017年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD とんねるず『がじゃいも』 丸山「ガラガラヘビとかもあったな」
影響を受けた曲 影山ヒロノブ『CHA-LA HEAD-CHA-LA』 安田 「横山くんはアニソンが好きなんですよ。」
丸山「でもあれ入ってないよな?パーマン。パーマンをよくカラオケで歌わはるってこと、MCとかでも歌わされてた。」
安田「多分パーマン入ってないの、かっこつけましたね。」
MC「本当はミスチルのところパーマンですか?」
丸山「ちょっと色気だしてきよった(笑)」
※愛あるいじりです(笑)
Mr.children『Tomorrow never knows』
クリスタルキング『愛をとりもどせ!!』
その他番組で紹介された曲
Red Hot Chili Peppers『By the Way』(2006ラジオ聞くジャニ∞)/RIP SLYME『ブロウ』(2006ラジオ聞くジャニ∞)/RADWIMPS『最大公約数』(2007ラジオ聞くジャニ∞)/BUMP OF CHICKEN『かさぶたぶたぶ』ラジオ聞くジャニ∞)/RADWIMPS『ふたりごと』(2014ライブ関ジャニズムMC)/Mr.children『Simple』(2015テレビ サワコの朝)/Mr.children『HERO』(2015関ジャム 好きな恋愛の曲の歌詞を発表)/ケツメイシ『東京』 (2016関ジャム 昔を思い出す曲)

 

横山くんは好きな音楽ははっきりしていて、気に入ったアーティストをずっと聞き続ける印象です。

メンバー全員ミスチル好きですが、横山くんは特に色々なところでミスチル好きを公言しています。

曲と一緒に、聴いていた当時の思い出話をよくしていて、横山くんにとってはミスチル=青春なんだろうな…と感じております。

ジャニーズに入ったころから聴いていて、楽曲から歌詞の書き方に影響を受けたと語っています。

 

また、実は邦ロックバンドが好きなのに、テレビではあまりそういった発言をしないような気がします。

横山くんのソロ曲はポップなアレンジが多いのですが『413man』という曲はバンドサウンド寄りです。

ロック以外は、ケツメイシ・RIP SLYMEなどのHIPHOP系や、ラップ系の曲を好んで聴かれています。

ソロ曲『WONDER BOY』『Fantastic Music』『トリックスター』はラップっぽい曲となっていて、好きな音楽に影響を受けているのかもしれません。

【ソロ曲『トリックスター』を公式サイトで試聴

 

彼はいい意味で、子供のような感性をずっと忘れず持っていて、それが彼の書く詞や楽曲にも現れている気がします。

ライブで盛り上がる『エイトレンジャー』を発案したのも横山くんですが、アニソン好きであることも少なからず影響しているのかもしれません。

【作詞を担当した『ハダカ』を公式サイトで試聴

 

【渋谷すばる】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
THE BLUE HEARTS・Hi-STANDARD・THE HIGH-LOWS・ザ・クロマニヨンズ

▼2017年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD EAST END×YURI
『DA.YO.NE』
丸山「当時のトレンドのイメージ。すばるくんもHIPHOPぽい格好してた。」
影響を受けた曲 THE BLUE HEARTS
『少年の詩』
安田くん「やっぱりかぁ」丸山くん「もろやもんな」
※渋谷すばるくんも関ジャムに選曲。
RCサクセション
『スローバラード』
丸山「でもすばるのスローバラードもたまんないですよ」
安全地帯
『君がいないから』
丸山「すばるの君がいないからもいいんですよ!モロそれをカバーしたってことや!」
その他番組で紹介された曲
RIZE『Dream Catcher』(2005聞くジャニ∞)/Kiroro『長い間』(2006聞くジャニ∞)/The Beatles『Yesterday』(2006聞くジャニ∞)/椎名林檎『ここでキスして』(関ジャム2016 この歌のここを聞いてくれ)/YEN TOWN BAND『Swallowtail Butterfly~あいのうた~』(2015 The COVERS)/Hi-STANDARD『My First Kiss』(スバラシ)/ザ・クロマニヨンズ『ナンバーワン野郎』(スバラシ)/フジファブリック『若者のすべて』(スバラシ)/欧陽菲菲 『ラヴイズオーヴァー 』(スパラジ)/Billy Joel 『Piano Man』(スバラシ)/Oasis 『Gas Panic! 』(スバラシ)/The Beatles 『Girl』(スバラシ)/ Cocco 『Rainnig』(スバラシ))/森山直太朗『夏の終わり』(2018 Mステ)

 

すばるくんは、甲本ヒロトさんがボーカルを務める「THE BLUE HEARTS 」「HIGH-LOWS」「ザ・クロマニヨンズ」の大ファンと公言しており、様々な場面で甲本ヒロトさんへのリスペクトが伺えます。

甲本ヒロトさんのバンドの曲はブルースハーブ(ハーモニカ)を取り入れた楽曲が多くあります。すばるくんも関ジャニ∞の楽曲にブルースハープを取り入れたりしています。また甲本ヒロトさんのように魂を絞り出すような体全体を使った歌い方をされたりと大きな影響を受けています。

THE BLUE HEARTSの『少年の詩』については複数のメディアで紹介しており、関ジャムでは「歌詞がずっと自分の中にある言葉で助けられている。」と語っていました。

2012年に放送された「ザ少年倶楽部 プレミアム」では、憧れのザ・クロマニヨンズと『ナンバーワン野郎』をセッションをしたことも。

緊張しながら精いっぱい歌う姿が印象的でした。

 

また、ラジオ番組「関ジャニ∞ 渋谷すばるのスバラジ」での選曲はロックだけでなく歌謡曲やバラード、洋楽まで幅広く流していた印象です。

すばるくんは関ジャニ∞としても『生きろ』『韻踏ィニティ』『9号車2番A席』『コーヒーブレイク』『ハダカ』など様々なテイストの楽曲を制作されています。

2015年関ジャニ∞時代にリリースしたソロアルバム『歌』では、自身が影響を受けた楽曲(『スローバラード』『君がいないか』など全8曲)をカバーしました。

すばるくんはどんな音楽を聴いても、根本にはロックへの熱い思いを持っているのだろうなとたびたび感じることがあります。

また甲本ヒロトさんがボーカルのバンドは一発撮り音源をそのままCDにするなど、ライブ感にこだわった音楽を作っていると言われます。

そんなこともあり、すばるくんもあえて一発撮りレコーディングを行うことも。熱い歌詞や音作りへのこだわりはリスペクトするアーティストの影響が大きいのかもしれません。

【カバーアルバム『歌』を公式サイトで試聴

【制作楽曲『生きろ』を公式サイトで試聴

 

【村上信五】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
Mr.Children・坂本龍一・マイケルジャクソン・久保田利伸・ケツメイシ

▼2017年の『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD Mr.Children
『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』
コメントはなし。ミスチルは他番組でもたびたび挙げており、関ジャニの他のメンバーも良く好きと語っている。
影響を受けた曲 X JAPAN
『Forever Love』
安田「ちょっとまって村上くんX-JAPANか?(笑)ピアノかな?」丸山「でも一回ライブ行ったから。ネタちゃうん(笑)」
TM NETWORK
『Get Wild』
丸山「そうなん?」安田「俺村上くんが1番知らんわ」と二人とも意外そうなリアクション。
DREAMS COME TRUE『やさしいキスをして』 コメントなし。2013年に放送されたカヴァコラTVでは八代亜紀さんが歌をカバーし、村上くんがピアノで伴奏を務めた。

 

その他番組で紹介された曲
坂本隆一『Merry ChristmasMr.Lawrence 』(2004ラジオ聞くジャニ 夜中に一人で聞きたい曲)QUEEN『We Will Rock You』(2005聞くジャニ∞ アツい曲)/久保田利伸『AHHHHH!』(2005聞くジャニ∞ 魂の歌)/aiko 『花火』(2006聞くジャニ∞)R.kelly 『 Same Girl duet with Usher』(2006聞くジャニ∞)/TOKIO『雨傘』(2008聞くジャニ∞)/Earth Wind & Fire 『September 』(2009聞くジャニ∞) テレサテン『時の流れに身をまかせ』(2015関ジャム 好きな恋愛の曲の歌詞)/Mr.Children『君が好き』(2016関ジャム 告白するとき勇気付けられるラブソング)/ケツメイシ『東京』(2019関ジャム)大江千里『Rain』(2019関ジャム)

 

Love musicの選曲を見てみると、影響を受けた曲はどれもピアノやキーボードの音色が美しい楽曲です。

メンバーの丸山くん、安田くんにはネタだと思われていたようで、テレビを多少考慮した選曲になっている可能性もありますが、TM NETWORKの『Get Wild』は番組出演前に関ジャムで小室哲哉さんとセッションしています。

 

村上くんは楽器を始める前からラジオで坂本龍一さんの曲をたびたび流していたことがあり、もともとピアノの音色が好きなのだと思います。

普段聴いている音楽に注目すると楽器を始める際に村上さんがピアノ担当になったのもうなずけますし、彼はロックなギターよりスタイリッシュに鍵盤を弾く姿が似合います。

また、好んで聞いている音楽はブラックミュージック系が多いです。そのため村上くんは日本のR&Bの先駆者である久保田利伸さんの曲をたびたびラジオで流していました。

そして縁があって、久保田さんにソロ曲『王様クリニックbyTAKATSU-KING』を提供してもらったことがあります。【『王様クリニックbyTAKATSU-KING』を公式サイトで試聴

 

久保田さんは村上くんについて「R&Bシンガーの特徴である後ろにややリズムをためる歌い方をしているのがとてもかっこいい」と絶賛していました!

本人は無意識にやっていることだそうなので、普段聴いている歌手の歌い方が染みついているのかもしれません。

村上くんのソロ曲のレパートリーにダンスが生えるR&B調の楽曲が多いのも特徴です。【ソロ曲『One’s shadow』を公式サイトで試聴

グループの曲ではファンク調の曲でのフェイクパートや、HIPHOP調のパートでラップを担当することもあり、他メンバーが持っていない個性が生きています。

 

次のページでは丸山隆平くん、安田章大くんの好きな音楽と好きなアーティストをご紹介いたします。

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著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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【丸山隆平・安田章大】の好きな音楽・好きなアーティスト

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この章では、各メンバーが具体的にどんな音楽を好んで聞いているのかを厳選して【横山裕・渋谷すばる・村上信五】【丸山隆平・安田章大】【錦戸亮・大倉忠義】の3ページに分けて紹介します。

このページでは丸山隆平くん、安田章大くんの好きな音楽と好きなアーティストをご紹介します。

メンバーのそれぞれの好きな音楽は、とても深く一口では語ることができません。

関ジャニ∞をこれから聴き始める方が、より深くメンバーの音楽性について知っていくきっかけになれば幸いでございます。

※この章は音楽番組love music・関ジャム完全燃Show・メンバー出演ラジオ・雑誌・メンバーの公式ブログなどの情報をまとめています。(一部抜粋)

 

【丸山隆平】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
東京事変・OKAMOTO’S・ゲスの極み乙女・Mr.Children・ゆず・スガシカオ

▼2017年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD KinKi Kids『硝子の少年』 当時爆発的人気であこがれていた。初めて共演した先輩がKinkiさんだった。
影響を受けた曲 東京事変『群青日和』 はじめ(東京事変のボーカルが)椎名林檎ちゃんだって知らなかった。深夜にMVを見て次の日の朝起きてすぐにCDショップに行って買った。
Mr.Children
『ランニングハイ』
丸山「青春やなこの世代の。先が見えなくって、モヤモヤしてた時にこの曲に助けられたんですよね。カラオケでこれ歌ったら、いまだに歌うんですよね。」
ゆず『夏色』(安田くんもセレクト) 安田「ギターを始めたきっかけでもある。ゆずさんは選びきれないくらい聞きまくってた。丸(丸山くん)と2人で梅田駅の歩道橋で路上ライブしてた。」

▼2018年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
憧れているアーティスト ・亀田誠二さん
・OKAMOTO’S
ハマ・オカモトさん
すごく目指す音というか、あのお2人の音が出せるようになったら、自分なりに解釈して出せたらなって思うひとつの目標ですかね。
最近気になるアーティスト 女王蜂『金星』 これ歌えるようになりたいと思った楽曲で、サビの途中でオクターブ上がったりとか平気でするんですよ。飛び抜けた異色感というか。魅力的なアーティストだと思います。
ずっと聴き続けている曲 東京事変『心』 この曲はよりそれぞれの楽器全部が聴こえるんですよね。緻密なパズルが組み合わさってんねんなっていう。こっちをメロウな気持ちにさせてくれる、鳥肌もんの一曲。
その他番組で紹介された曲
東京スカパラダイスオーケストラ『美しく燃える森』(2004聞くジャニ∞)/YEN TOWN BAND『Swallowtail Butterfly~あいのうた』(2005聞くジャニ∞)/東京事変『ダイナマイト』(200聞くジャニ∞)(2005聞くジャニ∞)/スガシカオ『バクダン・ジュース』(2006聞くジャニ∞)/エレファントカシマシ『俺たちの明日』(2008聞くジャニ∞)/椎名林檎『 真夜中は純潔』(2008聞くジャニ∞)/加山雄三『君といつまでも』(2009テレビ)/東京事変『勝ち戦』(2013ラジオレコメン)/The Fox『Ylvis 』(2013ラジオレコメン)
岡崎体育『Don’t you甲冑』(2017ラジオ)/渋谷すばる『Words』(2017CD特典)/ GREENDAY『Longview』(2017ラジオベーシストバー)/Henriette Coulouvrat『Miam Miam Goody Goody』(2019ラジオベーシストバー)

 

丸山くんはとにかく東京事変が大好きで、ベーシストの亀田誠二(東京事変の元メンバー)さんをリスペクトしています。

亀田誠治さんのベースはとてもメロディアスで聞き取りやすいと思います。

その影響か丸山くんのベースも聞き取りやすく、メロディアスなフレーズが魅力です。

関ジャムでは『ハネウマライダー』FNS歌謡祭では『やさしさで溢れるように』など、亀田さんが手がけたベースが難しい楽曲も完璧にカバーしていました。

また、2015年にはMステで共演したOKAMOTO’Sに一目ぼれし、丸山くんから提供曲の依頼をして『勝手にしやがれ』という楽曲が生まれました。

【『勝手にしやがれ』を公式サイトで試聴

 

ベーシスト・ハマオカモトさんとも交流があり、一度スラップ奏法を教えてもらってから大きな影響を受けています。

また、スガシカオさんも大ファンと公言しています。丸山くんが書いた歌詞を見ると、あえて歌詞にカタカナ表記を使うなど影響されている部分が垣間見えるように思います。

丸山くんの選曲を見る限り、個性があり、「異色」と言われるようなアーティストを好んで聞いているのかなと思います。

他にはないアーティストのカリスマ性や一回聞いたら忘れられないインパクトみたいなものに惹かれている印象です。

直接関係しているかは分かりませんが、丸山くんの制作楽曲は基本ひと癖ある作品ばかりです。

特に『ふわふわポムポム』は一度聴いたら忘れられない呪いにかけられます(笑)

【『ふわふわポムポム』を公式サイトで試聴

そういった楽曲作りは好きな音楽の影響を受けていて、自分も印象的な作品を作るよう意識しているのかもしれません。

 

【安田章大】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
ゆず・高橋優・WANIMA・ケツメイシ・Mr.Children・GOING STEADY・Dragon Ash・AI

▼2017年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD 安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』 当時小学校高学年やった。今でもジャケットを覚えている
影響を受けた曲 GOING STEADY 『STAND BY ME』 B-DASHさん、Hi-STANDARDさんとかといっしょにいたのがGOING STEADYさんで大人になっても俺らは変わらねぇぞ!って魂がいつまでも消えないのが大好き。
Mr.Children『言わせてみてぇもんだ』 丸山くんも影響を受けたと挙げていた『ランニングハイ』のコメントにうなずく。
ゆず『夏色』 ギターを始めたきっかけでもある。ゆずさんは選びきれないくらい聞きまくってた。丸(丸山くん)と2人で梅田駅の歩道橋で路上ライブしてた。

▼2018年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
憧れているアーティスト WAANIMA『KO-SHIN(コーシン)君』 ギターを弾いている表情がすごい好きで、楽しそうに弾いてて悪ガキのような表情から、音楽を楽しんでやってるんだってすごく感じる
最近気になるアーティスト WANIMA『ともに』 言葉数が多くて羅列されているのに届く。それってボーカル力でもあると思うし、作り方にもあると思うし、言葉をどこにはめ込むかってセンスも絶対あると思う。
ずっと聴き続けている曲 欧陽菲菲『ラヴ・イズ・オーヴァー』 歌詞の意味も、何があったのって沼に入ったら抜け出せんくなってしまって。過去にいろんな恋愛をしてきてこの歌詞がどんどん染みて来る。最後のフェイクの部分に言えなかった言葉が、きっと僕あると思っていて。
その他番組で紹介された曲
AI『LIFE』(2005ラジオ聞くジャニ∞ )/湘南乃風『晴伝説』(2005ラジオ聞くジャニ∞特別な歌)/HY『あなた』(2006ラジオ聞くジャニ∞ 惚れそうな歌)/ケツメイシ『トモダチ』(2006ラジオ聞くジャニ∞)/BEGIN『島人ぬ宝』(2006ラジオ聞くジャニ∞)/GOING STEADY『もしも君が泣くならば』(2007ラジオ聞くジャニ∞)/モンゴル800 『星の数 月の数』(2008ラジオ聞くジャニ∞)/斎藤和義『I LOVE ME』(2009ラジオ聞くジャニ∞)/植村花菜『トイレの神様』(2013スバラシ)/YUI『feel my soul』(2014Mステ)/Dragon Ash『繋がりサンセット』(関ジャム2016))/BES『Teaer』(関ジャム2016)

 

安田くんはデビュー当時から、意識して色々な音楽(主にバンドサウンド)を聴いていると語っています。

J-POPから洋楽まで、幅広くその時々でハマっている曲や好きな音楽を聴いている印象です。

ゆずさんに影響されてアコギを始めたと公言しており、安田くんのソロ曲は『アイライロ』や『わたし鏡』などアコギが使われている楽曲がたくさんあります。

CDやDVDの特典映像では楽曲制作をギター1本で行っている姿が見られます。

地方ロケやライブでホテルに泊まる際もずっとギターを抱えているそう。

 

安田くんは自分の曲だけでなくメンバーとのユニット曲やグループのための楽曲をたくさん制作しています。

楽曲のテイストはロック、ポップからテクノまで様々。制作楽曲の幅の広さは色々な音楽に触れてきたからこそだと思います。

また、グループの楽曲はラップ詞が含まれていることが多く、デビュー当初から聴いているHIPHOPの影響を多少なりとも受けているのかもしれません。

2017年のメトロックでライブを見てからWANIMAさんにドはまりしたそうで、最近の安田くんは音楽だけでなく、ファッション等もかなり影響を受けています。

6人体制になって初めてのシングル『ここに』はWANIMAさんからの提供曲で、安田くんはもちろん、メンバーも心境を代弁してくれていると絶賛していました。

安田くんはWANIMAさんのファンというだけでなくアーティストとしての目線でも注目しているようです。

 

【WANIMAが楽曲提供した『ここに』を公式サイトで試聴

【ソロ曲『わたしの鏡』を公式サイトで試聴

 

次のページでは錦戸亮くん、大倉忠義くんの好きな音楽と好きなアーティストをご紹介いたします。

『関ジャニ∞音楽入門』目次へ  (全23ページ)

 

目次著者

著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

お問い合わせはこちらから

【錦戸亮・大倉忠義】の好きな音楽・好きなアーティスト

Webon紹介目次著者
「関ジャニ∞の音楽はすごいのか…?」関ジャニ∞はアイドルでありながらプロのミュージシャンや音楽ファンが認めるロックバンドなのです。関ジャニ∞ファンのaya氏が音楽性の魅力を紹介♪

『ファンが語る!関ジャニ∞音楽入門 ~知ってほしい!音楽性の魅力~』はこちらから!

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関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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この章では、各メンバーが具体的にどんな音楽を好んで聞いているのかを厳選して【横山裕・渋谷すばる・村上信五】【丸山隆平・安田章大】【錦戸亮・大倉忠義】の3ページに分けて紹介します。

このページでは錦戸亮くん、大倉忠義くんの好きな音楽と好きなアーティストをご紹介します。

メンバーのそれぞれの好きな音楽は、とても深く一口では語ることができません。

関ジャニ∞をこれから聴き始める方が、より深くメンバーの音楽性について知っていくきっかけになれば幸いでございます。

※この章は音楽番組love music・関ジャム完全燃Show・メンバー出演ラジオ・雑誌・メンバーの公式ブログなどの情報をまとめています。(一部抜粋)

※編集部注:本コンテンツは錦戸亮さんが脱退を発表する以前の2019年8月頃に書かれた記事となっております。本コンテンツは「関ジャニ∞の名前は知っているけど詳しくは知らない」というような初心者の方に向けて書かれています。「関ジャニ∞の音楽って実際すごいの・・・?」と疑問に思っている方のイメージが変わるきっかけになれば幸いです!

 

【錦戸亮】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
斎藤和義・レキシ・サカナクション・Mr.Children・Red Hot Chili Peppers・フラワーカンパニーズ

▼2017年の『lovemusic』の番組の内容から引用。番組内では「初めて買ったCDと影響を受けた音楽を紹介するコーナーがあった。

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD スピッツ
『涙がキラリ☆』
安田「亮くんゴリゴリのやつ聴いてるかなと思った。」丸山「洋楽のイメージあったけどふんわりした曲やね。」
影響を受けた曲 レキシ『狩りから稲作へ』 丸山「この前も(レキシさんの)ライブ行ってたよね、亮ちゃん」
斎藤和義『I Love Me』 安田「和義さんも影響受けてるんやろなぁ。」
SUPER BUTTER DOG『サヨナラCOLOR』 コメントは無し。SUPER BUTTER DOGはリスペクトしているレキシさんがキーボーディストとして在籍していた。
その他番組で紹介した曲
Green Day『American idiot』(2006聞くジャニ∞)/Red Hot Chili Peppers『Under The Bridge』(2006聞くジャニ∞)/斎藤和義『歌うたいのバラッド』(2007聞くジャニ∞)/上田正樹『悲しい色やね』(2008聞くジャニ∞)/フラワーカンパニーズ『この胸の中だけ』(2009テレビ めざにゅ~)/TOKIO『リリック』(2016関ジャム この歌のココを聴いてくれ)/DREAMS COME TRUE『大阪lover』(2016関ジャム 異性に歌われたらドキドキする曲)/クレイジーケンバンド『ガールフレンド』(2016関ジャム この歌のココを聴いてくれ)/サカナクション『夜の踊り子』(2018関ジャムセッション曲の選定)

 

錦戸くんはデビュー当時から斎藤和義さんをとても尊敬しており、メディアでも度々「かっこいい」「憧れる」と語っています。

2009年にはプライベートで斎藤和義さんとお酒を飲みに行ったことをきっかけに、斉藤和義さんから『パズル』という曲をグループに提供してもらったことがあります。【『パズル』を公式サイトで試聴

他にも、レキシさんやサカナクションさんにハマっているそうで、レキシさんには2015年に『侍唄』を提供してもらっています。【侍唄を公式サイトで試聴

 

錦戸くんは尊敬するアーティストのことを深く知り、ライブへ足を運び、アーティストさん本人と積極的に交流しています。

自分で楽曲制作する際も、好きな音楽を関ジャニ∞の曲に取り入れているなという印象があります。

例えば、錦戸くんが作詞作曲を手掛ける『Traffic』『Tokyoholic』『Your WURLITZER』などのがっつりロックな曲は、好きな音楽の影響を大分受けているように感じます。

また、彼の書く歌詞はダブルミーニングやおしゃれな比喩を使った表現をする特徴があります。

そういった表現は彼が元から持っていたセンスだけでなく、聞いてきた音楽やアーティストに影響されながら培ってきたものなのかなと思います。

もちろんロックだけでなく、最近ではディスコっぽいサウンドの『all need is rough』を制作されていたりと、より楽曲の幅を広げています。

『all need is rough』の少しファンクっぽい音作りはレキシさんから影響されている部分があるのかもしれません。

 

【コラム】錦戸くんの歌詞のおしゃれな比喩やダブルミーニングの例

錦戸くんが作詞した楽曲の一部を紹介します。『バナナジュース』では主人公の男性をバナナ、片思いしている女性をミルク、恋のライバルの男性を「珈琲」「紅茶」「抹茶」「苺」に例えています。『Your WURLITZER』も比喩を用いています。「WURLITZER」はジュークボックスの名称ですので、タイトルは『君たちのJUKE BOX』という意味になります。ジュークボックスとは、レコードを自動演奏できる装置のことで、コインを入れると音楽を楽しめます。様々な曲でその日の気分に寄り添ってくれる関ジャニ∞の音楽をジュークボックスに例えています。『9号車2番A席』の中に出てくる「明日へと続く 僕らのひかり 明日へと続く 僕らののぞみ」という歌詞は新幹線の「こだま・のぞみ・ひかり」が「僕らの光・僕らの望み」とダブルミーニングになっています。

 

【大倉忠義】の好きな音楽

特に好きなアーティスト
尾崎豊・浜田省吾・RIZE・安室奈美恵・宇多田ヒカル・Mr.Children

▼2017年『lovemusic』の番組の内容から引用

アーティスト/曲名 番組内でのコメント
初めて買ったCD 安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』 番組にゲストとして出演していた安田くんと被る。安田「メンバーと被るって恥ずかしい(笑)」
影響を受けた曲 尾崎豊『卒業』 安田「大倉大好きやなぁ尾崎さん!楽屋でも歌いまくってますよ!」
丸山「ギターで弾き語ってるもんな」
浜田省吾『もうひとつの土曜日』 安田「これお父さんの影響って言ってたな」
丸山「親父の影響は絶対あるよね」
RIZE『Why I’m Me』 安田「あ~、もうRIZEは絶対そうやなぁ」
その他番組で紹介された曲
尾崎豊『15の夜』(2005聞くジャニ∞純白な曲)コブクロ『ここにしか咲かない花』(2006聞くジャニ∞)/夏川りみ『涙そうそう』(2006聞くジャニ∞)/ Red Hot Chili Peppers 『BY THE WAY』(2007聞くジャニ∞)/サザンオールスターズ『希望の轍 』(2013ラジオ)/Mr.Children『Over 』(2015関ジャム 好きなラブソングの歌詞)/宇多田ヒカル『真夏の通り雨』(ラジオ大倉くんと高橋くん)/サザンオールスターズ『SEA SIDE WOMAN BLUES』( 2016関ジャム降られたときに慰めてくれるラブソング)/Mr.Children『終わりなき旅』(2016関ジャム 頑張ろうと思わせてくれる曲)/RIZE『カミナリ』(2016関ジャムセッション)

 

大倉くんは尾崎豊さんが大好きだそうで、お父様の影響もあり子供の頃から良く聞いていたのだとか。

ラジオ番組「オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん」ではいろいろな曲をかけており、特にいいなと言っているのは「歌詞」が素敵な曲が多い気がします。

尾崎豊さんから直接影響しているかは分かりませんが、大倉くんの制作楽曲はどれもメッセージ性やストーリー性のある詞を書かれている印象があります。

 

また、以前「バラードとピアノの音が好き」と語っていたことがあり、スローテンポで心にしみるような楽曲をよく聞かれています。

大倉くんのソロ曲『まもりたい』『きっと幸せが君を待ってる』はしっとりしたバラード調で大倉くんが持つ低音が美しい声とマッチしています。

【『きっと幸せが君を待ってる』を公式サイトで試聴

 

バラードと全く毛色が異なるRIZEを知ったきっかけはすばるくんの紹介だそう。

バンドを始めたばかりのころファンになり、今でもRIZEのドラムのあっくん(金子 ノブアキ)をリスペクトしています。

好きすぎてたびたびメディアで愛を語っており、ドラムはあっくんが以前使用していた「オレンジ・カウンティ」を使用していたことも。(公式スコアに記載されています。)

その他に好きなドラマーは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスと語っています。

大倉くんは「音楽に浸りたいときにバラード」「テンションを挙げたいときはロック」と聴き分けているのかもしれません。

【ソロ曲『no-no-no』を公式サイトで試聴

 

メンバーの音楽的ルーツがグループの音楽に繋がっている

 

メンバーはそれぞれ、「ライブに行くレベルの好きなアーティスト」たちからは音楽の影響を受けているように思います。

自身での制作楽曲はもちろん、アーティストからの提供楽曲などもメンバーが希望して依頼することが多いです。そのため、メンバーの音楽の好みが顕著にグループの音楽にも反映されます。

また、誰かが好きなアーティストをメンバーにおすすめして、いつの間にかグループ内で流行っていることもあり、グループの音楽性からもメンバーの仲の良さを感じることがあります。

メンバーの好きな楽曲を掘り下げていくのも、新しい音楽に出会うきっかけとなり面白いですよ!

 

『関ジャニ∞音楽入門』目次へ  (全23ページ)

 

目次著者

著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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関ジャニ∞の楽曲を支える音楽クリエイター② 【アゲハスプリングス編】

Webon紹介目次著者
「関ジャニ∞の音楽はすごいのか…?」関ジャニ∞はアイドルでありながらプロのミュージシャンや音楽ファンが認めるロックバンドなのです。関ジャニ∞ファンのaya氏が音楽性の魅力を紹介♪

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著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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『関ジャニ∞音楽入門』目次へ  (全23ページ)

 

アゲハスプリングス音楽クリエイターとその作品

 

この章では関ジャニ∞の楽曲を制作する音楽クリエイターとその楽曲の魅力を2ページにわたってご紹介したいと思います!

このページでは関ジャニ∞の楽曲に深くかかわっているアゲハスプリングス所属の音楽クリエイターを何名かご紹介します。

「アゲハスプリングス(agehasprings)」は「音楽制作とプロデューサーのマネジメントを主とした日本のクリエイティブカンパニー」です。agehasprings公式サイトより引用))

 

① 大西省吾さん

▲写真右 

名前 大西省吾(おおにし しょうご)
職業 音楽クリエイター
所属 agehasprings
サイト ブログ

▼携わった作品

曲名 担当
ローリング・コースター 編曲
413man 作詞/作曲/編曲
ひとつのうた 作詞/作曲/編曲
雪をください 編曲
マイナス100度の恋 コダマックスと共編曲
LIFE〜目の前の向こうへ〜 編曲
Baby Baby ROCK’A’TRENCHと共編曲
TOPOP 編曲
きっと幸せがキミを待ってる 編曲
って!!!!!!! 編曲
365日家族 編曲
9号車2A 錦戸亮と共編曲
Eightopop!!!!!!! 編曲
I to U 編曲
Fly High ROCK’A’TRENCHと共編曲
パンぱんだ 編曲
愛でした。 編曲
乱れ咲けロマンス 編曲
あおっぱな 編曲
クルトン 編曲
へそ曲がり 編曲
ここにしかない景色 編曲
TAKOYAKI in my heart 編曲
狩仮 作曲/編曲
ひびき 編曲
オモイダマ 編曲
言ったじゃないか 編曲
三十路少年 編曲
編曲
CANDY MY LOVE 編曲
スペアキー 編曲
ナントカナルサ 編曲
バナナジュース 編曲
渇いた花 佐藤真吾と共編曲
Heavenly Psycho (2015 ver.) 錦戸亮と共編曲
噂のオトコマエイト! 編曲
なぐりガキBEAT 編曲
夢への帰り道 編曲
S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起き 編曲
タカラモノ 編曲
Crystal 編曲

 

センスの塊!名曲を手掛けるマルチなアレンジャー

 

大西省吾さんは楽曲制作だけでなく、『関ジャム 完全燃SHOW』やライブのサポートミュージシャンとしても関ジャニ∞の音楽を支えています。

特にライブではバンドマスター(バンドの中心)を務めるなど音楽の中心的な存在です。

楽曲制作では主に編曲を手掛けることが多く、シングル・アルバム曲問わずたくさんの作品を生み出してきました。

アレンジャーでありギタリストでもあるため、バンドサウンドのアレンジを得意とされているようです。

一言で言うと「センスの塊」です。

 

バンド曲として代表的な『LIFE〜目の前の向こうへ〜』やライブで盛り上がる『言ったじゃないか』ファンに人気の楽曲『ローリング・コースター』も大西さん編曲です。

もちろんバンドサウンドだけではなく『マイナス100度の恋』や『雪をください』のようなバラード曲、『クルトン』『TAKOYAKI in my heart』のようにポップな楽曲まで手掛けています。

メンバー作詞作曲・大西さん編曲という作品も多く、メンバーと近い距離で音楽を作っているのではないかなと思います。

 

【『ローリング・コースター』が収録されたアルバム『puzzle』を公式サイトで試聴

【『LIFE〜目の前の向こうへ』が収録されたアルバム『8UPPERS』を公式サイトで試聴

 

② 野間康介さん

 

名前 野間康介(のま こうすけ)
職業 ミュージシャン/作曲家/編曲家/キーボーディスト
所属 agehasprings
サイト 公式プロフィール,Twitter

▼携わった作品

曲名 担当
cinematic 編曲
T.W.L 編曲
マイホーム 編曲
涙の答え 編曲
クジラとペンギン 作曲・編曲
パノラマ 編曲
Black of night 柳野裕孝と編曲
エネルギー 作詞・作曲・編曲
ローリング・コースター 作曲
アイライロ 編曲
モノグラム 作曲・共編曲 編曲は小佐井彰史と共同
宇宙に行ったライオン 藤森真一と共編曲・ピアノ
スケアクロウ 編曲
夕闇トレイン 作曲・編曲
北風ブルース 編曲
All is well 編曲
アイスクリーム 編曲
WASABI 編曲
バリンタン 編曲

 

 

エモーショナルな曲を手掛ける名アレンジャー

 

野間康介さんは、関ジャニ∞の楽曲では主にアレンジをされている音楽クリエイター。

関ジャニ∞の楽曲の中でも人気が高い名曲を生み出しているうちの1人です。

シングル曲は関ジャニ∞らしいポップな『T.W.L』から感動的なバラード『涙の答え』まで幅広く手掛けています。

キーボーディストということが関係しているのか『クジラとペンギン』『エネルギー』『北風ブルース』などピアノが美しいアレンジの曲が魅力です。

また、『ローリング・コースター』『宇宙に行ったライオン』『夕闇トレイン』などバンドサウンドの曲で、独特な音の使い方をされていて、心を揺さぶられるアレンジが魅力です。

野間さんは安田くんや錦戸くんが作詞・作曲した楽曲も数多くアレンジしています。

メンバーの持つイメージを形にできて、信頼されているアレンジャーなのかなと思っています。

【『宇宙に行ったライオン』が収録されたアルバム『FIGHT』を公式サイトで試聴

【『夕闇トレイン』『All is well』が収録されたアルバム『JUKE BOX』を公式サイトで試聴

 

③ 田中秀典さん

名前 田中秀典(たなか ひでのり)
職業 作詞家/作曲家/ポップ歌手
所属 agehasprings
サイト 公式プロフィール,Twitter

▼携わった作品

曲名 担当
ローリング・コースター 作詞(作曲:野間康介)(編曲:大西省吾)
ブリュレ 作詞/作曲
クジラとペンギン 作詞(作曲:野間康介)
WASABI 作詞/作曲
モノグラム 作詞(作曲:野間康介)
パンばんだ 作曲
夕闇トレイン 作詞(作曲:野間康介)
冬恋 作詞/作曲
ノスタルジア 作詞 (作曲:蔦谷好位置)

 

隠れた名曲の作詞を手掛ける音楽クリエイター

 

田中秀典さんは関ジャニ∞の楽曲では作詞と作曲をされている音楽クリエイターです。

手がけているのは現段階でカップリング・アルバムの曲のみですが、下手したらシングルよりもファン人気が高いのではと思うくらいの素晴らしい曲を生み出している方です。

特に作詞は比喩の表現や、ファンタジーな世界観、美しい日本語の表現が魅力です。

漢字や英語で表記出来る言葉を、あえてカタカナやひらがなで書くのも特徴です。

 

▼比喩が秀逸な楽曲

曲名 秀逸な比喩の例
ブリュレ 「甘いカラ破って その中にある柔かいのを ひとさじ分けて欲しい」(引用:関ジャニ∞『ブリュレ』作詞 田中秀典)
クジラとペンギン 「途方もない旅の果て 僕ら出逢ってしまった 結ばれない恋だけど ずっと愛してる」(引用:関ジャニ∞『クジラとペンギン』作詞 田中秀典)
WASABI 「ツンと後引く 涙目の恋模様」「ジンとしびれて 突き抜ける恋をしよう」(引用:関ジャニ∞『WASABI』作詞 田中秀典)
ローリング・コースター 「思い込んでUp↑ Down↓他でもない 僕にとってスウィートなお相手 それってもしや君ですか? まさに心はローリング・コースター」(引用:関ジャニ∞『ローリング・コースター』作詞 田中秀典)

▼表現が美しい楽曲の例

曲名 美しい表現の例
モノグラム 「Ah… 散らばったジェリービーンズ 泣かないで 僕と踊ろうか ここで今 Fly… 夢見るジェットで 箒星に乗れ たくさん笑ってね tonigh」(引用:関ジャニ∞『モノグラム』作詞 田中秀典)
夕闇トレイン 「夕闇が君を連れ去って行くよ 甘い約束を残したまま 大切なモノを僕らは知っていたのに」(引用:関ジャニ∞『夕闇トレイン』作詞 田中秀典)
ノスタルジア 「遠い日の星祭り はしゃいで寝転んだ河川敷 天球儀をまわしては 僕らは宇宙(そら)と話していた」(引用:関ジャニ∞『ノスタルジア』作詞 田中秀典)

 

曲の世界観を壊さずにメッセージを伝える天才だと思います。

田中秀典さんの歌詞が素晴らしいのはもちろん、他の音楽クリエイターと組んだ楽曲は名曲ばかりです。

 

【『クジラとペンギン』を公式サイトで試聴
【『WASABI』が収録されたアルバム『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』を公式サイトで試聴
【『ノスタルジア』が収録されたアルバム『ジャム』を公式サイトで試聴

 

アゲハスプリングスのタッグは最強

 

上記でご紹介した田中秀典さんが作詞されている楽曲の中でも特に素晴らしい、『クジラとペンギン』『モノグラム』『夕闇トレイン』は野間康介さん作曲です。

ファン人気の高い『ローリング・コースター』は野間康介さん作曲、大西省吾さん編曲です。

さらに、『ノスタルジア』は関ジャムによく出演してらっしゃる蔦谷好位置さん作曲/編曲です。

アゲハスプリングスのクリエイターさんがタッグを組むととんでもないことになります…!

しかも名曲なのにカップリング曲が多く世間に知られていません。

もっといろいろな人に知られていてもいいのに…といつも思います!

 

この章でご紹介したのはほんの一部の方で、関ジャニ∞の楽曲にはまだまだたくさんの方が関わっています。

関ジャニ∞に興味のある方はもちろん、興味がなくても音楽は好きという方はぜひCDのクレジットを見ながら聴いてみて欲しいです!

『関ジャニ∞音楽入門』目次へ  (全23ページ)

 

目次著者

著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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関ジャニ∞の楽曲を支える音楽クリエイター① 【代表的な方々編】

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「関ジャニ∞の音楽はすごいのか…?」関ジャニ∞はアイドルでありながらプロのミュージシャンや音楽ファンが認めるロックバンドなのです。関ジャニ∞ファンのaya氏が音楽性の魅力を紹介♪

『ファンが語る!関ジャニ∞音楽入門 ~知ってほしい!音楽性の魅力~』はこちらから!

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関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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『関ジャニ∞音楽入門』目次へ  (全23ページ)

 

関ジャニ∞の音楽は幅広い

 

関ジャニ∞の楽曲は「音楽クリエイターの制作楽曲」「アーティストの提供曲」「メンバーの制作楽曲」の3つに分けることができます。

一つの方法だけでなく、関ジャニ∞は様々な方法で楽曲を制作していることが、楽曲の幅広さと奥深さに繋がっているのだと思います。

 

この章では関ジャニ∞の楽曲を制作する音楽クリエイターとその楽曲の魅力を2ページにわたってご紹介したいと思います!

興味がある楽曲を見つけたらぜひ聴いてみてください。

※多くの楽曲・人気の高い楽曲の制作に携わっている方の中から厳選しています。(アーティストとしてデビューされている方でも、今回はクリエイターとしてご紹介しています。)

 

関ジャニ∞の音楽を支える音楽クリエイターとその作品

① 馬飼野康二さん

名前 馬飼野 康二(まかいの こうじ)
職業 作曲家/キーボディスト

▼携わった作品

曲名 担当
浪花いろは節 作曲(作詞:MASA
大阪レイニーブルース 作曲(作詞:MASA
桜援歌 作曲(作詞:MASA
無限大 作曲(作詞:MASA
SAKAおばちゃんROCK 作曲(作詞:久保田洋司・関ジャニ∞)
関風ファイティング 作曲(作詞:MASA
プロ∞ペラ 作曲(作詞:MASA
サムライブルース 作曲(作詞:MASA
愛に向かって 作曲(作詞:MASA
無責任ヒーロー 作曲(作詞:上中丈弥)
悲しい恋 作曲(作詞:MASA
太陽の子供 作曲(作詞:MASA
咲いて生きよ 作曲(作詞:ma-saya

 

関ジャニ∞のデビューを支えた天才ヒットメーカー

 

馬飼野康二さんはジャニーズのヒット曲を多数生み出している天才作曲家です。

ジャニーズグループのデビュー曲(または有名曲)には度々この方が関わっています。

馬飼野康二さんが携わった作品例

近藤真彦『スニーカーぶる~す』/SMAP『オリジナルスマイル』/嵐『A・RA・SHI』/KinKi Kidsの『愛されるより 愛したい』NEWS『NEWSニッポン』/Hey! Say! JUMP『Ultra Music Power』

 

ジャニーズに興味がなくても一度は耳にしたことがある曲ばかり!

関ジャニ∞への提供曲は歌謡曲テイストの作品が多く、ほとんどがMASAさんという作詞家と組んで作られています。

特にデビュー曲の『浪花いろは節』から5thシングル『関風ファイティング』までは多くの楽曲に携わり、アルバム曲では隠れた名曲も手掛け、初期の音楽を支えていました。

また、関ジャニ∞の代表曲の1つである「無責任ヒーロー」も馬飼野康二さん作曲!

作詞は次の項目でもご紹介するイナズマ戦隊の上中丈弥さんという最強タッグで作られました。

【『大阪レイニーブルース』を公式サイトで試聴
【『無責任ヒーロー』を公式サイトで試聴

 

② 上中丈弥さん(THE イナズマ戦隊)

名前 上中丈弥(うえなか じょうや)
職業 ミュージシャン/クリエイター
所属バンド THE イナズマ戦隊
サイト 公式サイト:http://www.inazumasentai.com/
Twitter:https://twitter.com/jyouya

▼携わった作品

曲名 担当
強情にGO! 作詞 (作曲:久保裕行 編曲:白井良明)
地元の王様 作詞
ズッコケ男道 作詞(編曲:白井良明)
ゴリゴリ 作詞 (作曲:久保裕行 編曲:白井良明)
イッツ マイ ソウル 作詞
無責任ヒーロー 作詞(編曲:白井良明)
ギガマジメ我ファイト 作詞

 

関ジャニ∞の代表曲を手掛けたミージシャン

 

上中丈弥さんはロックバンド・THE イナズマ戦隊のボーカルを務めるミュージシャンです。関ジャニ∞の代表曲を生み出した方ですが、普段はバンドメインで活動されています。

▼無責任ヒーローに言及した上中さんのtweet

 

上中丈弥さんは関ジャニ∞の曲でも認知度が高い『ズッコケ男道』や『無責任ヒーロー』など、ブレイクに繋がった楽曲をたくさん手がけています。

【『ズッコケ男道』を公式サイトで試聴
【『無責任ヒーロー』を公式サイトで試聴

『ズッコケ男道』は、演歌レーベルからポップスレーベルに移動して始めてリリースしたシングルで、これをきっかけに明るくて元気な関ジャニ∞というイメージが世間に広まったように思います。

また、『ズッコケ男道』のすぐ後にリリースし、イメージの確立にもつながったシングル『イッツマイソウル』も上中さんが作詞されています。

他には『ゴリゴリ』『強情にGO!』など、男らしくて泥臭い歌詞が多いのも魅力です。

世間での「関ジャニ∞らしい」イメージを作ったのはこの方といっても過言ではないと思います!

 

③ TAKESHIさん


By 西沢健一投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Link 

名前 TAKESHI(たけし)
職業 ミュージシャン/作詞家/作曲家
所属 ビィー・ウィン

▼携わった作品(一部)

曲名 担当
my store〜可能性を秘めた男たち〜 作曲
Cannonball 作詞
キング オブ 男! 作曲
朝焼けの太陽 作詞/作曲
ロイヤルミルクストーリー 作詞
へそ曲がり 作詞/作曲
おんぼろStory 作詞/作曲
Merry Go Round 作詞/作曲
ツブサニコイ 作詞
七色パラメータ 作詞
Baby Moonlight 作詞/作曲/編曲
はにかみオブリガード 作詞
イエローパンジーストリート 作詞/作曲/編曲
ほろりメロディー 作詞/作曲/編曲
Jackhammer 作詞/作曲/編曲
浮世踊リビト 作詞/作曲/編曲
君の歌をうたう 作詞/作曲/編曲
急☆上☆Show!! 作詞/作曲/編曲
情熱PARTY 作詞/作曲/編曲
fuka-fuka Love the Earth 作詞/作曲
Dive 作詞
口笛の向こう 作詞/作曲/編曲
Cool magic city 作詞
OPEN YOUR EYES 作詞
Heavenly Psycho 作詞
青い空 編曲
o’clock 編曲
明日 編曲
マーメイド 作詞
All of me for you 作詞
レクイエム ̄宇宙の記憶 作詞

 

デビュー前からライブを支えたミュージシャン

 

TAKESHIさんも馬飼野康二さんと同じくジャニーズに多くの楽曲提供をされています。

TOKIOの『花唄』、嵐の『言葉より大切なもの』をはじめとした名曲を手掛け、関ジャニ∞には特にたくさんの楽曲を制作されています。

関ジャニ∞はデビュー前の下積み時代にたくさんライブをしていたことがあり、その当時から多くの楽曲を手掛けていたのがTAKESHIさんです。下積み時代に歌われていた『マーメイド』『Dive』など、CD化しないのがもったいないくらい素晴らしい楽曲も多いです。

シングル曲はファン人気の高い『イエローパンジーストリート』や『ツブサニコイ』『へそ曲がり』『キング オブ 男!』などの楽曲に関わっています。【『イエローパンジーストリート』を公式サイトで試聴

 

また、カップリングにもかかわらず根強い人気の『Cool magic city』や『Heavenly Psycho』。

Heavenly Psycho』のアンサーソングである『おんぼろStory』もTAKESHIさん作詞。

関ジャニ∞が歌うからこそ胸にグッとくるような、彼らの魅力を引き出した歌詞が魅力です。

ご自身は作詞・作曲・編曲の中でも作詞を重要視しているそうで、インタビューでは「関ジャニ∞にこれからも書いて行きたい」と答えられています。

今後も名曲を生み出してくれるのではないかと期待しています。

【『Heavenly Psycho2015 ver)』を公式サイトで試聴

 

【コラム】TAKESHIさんの関ジャニ∞の魅力を引き出した歌詞の例

関ジャニ∞の魅力の一つは、最初からスターではなかったところだと思います。TAKESHIさんは下積み時代の関ジャニ∞の苦労や努力を歌詞にしてくれています。

例えば『Heavenly Psycho』では同期が次々とデビューしていく中、自分たちは売れず辛い思いをした経験や、仲間と共に夢を見て歩んでいく姿が描かれています。

『おんぼろStory』は『Heavenly Psycho』のアンサーソングで、デビューから8周年経った2012年にリリースされました。おんぼろで決して綺麗ではないけれど「根性は最強」なところが描かれている素敵な歌詞です。「図々しいくらいに夢にしがみついてた」彼らの「目指した”未来”が”今”になり」、「最強の Story」になったというかっこいい歌詞です。

 

④ GAKUさん


▲写真右がGAKUさん 

名前 GAKU(がく)
職業 ミュージシャン/作曲家/作詞家/編曲家
所属バンド シンガーソングライター集団UNISTのギターボーカル
サイト UNISTプロフィール

▼携わった作品(一部)

曲名 担当
Water Drop 作詞 (UNIST)
ER 作詞/作曲 (UNIST)
花であれ 作詞/作曲/編曲(GAKU)
Dear Summer!! 作詞/作曲/編曲(GAKU)
ココロ空モヨウ 作詞/作曲 (UNIST)
夢列車 作詞/作曲(GAKU)
ER2 作詞/作曲(GAKU)
CloveR 作詞/作曲(GAKU)
ふたつ手と手 作詞/作曲(GAKU)
EJ☆コースター 作詞/作曲(GAKU)
前向きスクリーム! 作詞 作曲 (GAKU)

 

映画主題化や隠れ名曲まで手がけるクリエイター

 

GAKUさんは、UNISTというグループのギターボーカルとしても活動されているシンガーソングライターです。

UNISTとして2012年にデビューされる前から楽曲制作されており、提供作品はほとんどが関ジャニ∞に向けてのものです。

シングル曲は可愛らしいポップな『CloveR』、さわやかなバンド曲の『ココロ空モヨウ』、ライブで盛り上がる『前向きスクリーム!』など、様々なテイストの楽曲を提供しています。

また、関ジャニ∞の主演映画「エイトレンジャー」の主題歌『ER』や『ER2』も手掛けられています。

エイトレンジャーのコントっぽいイメージを一新した、疾走感あるメロディとカッコいい歌詞が魅力です。

さらに、『ふたつ手と手』『花であれ』『夢列車』など心が温まる隠れた名曲もGAKUさんの提供です。

ちなみに『花であれ』と『ER』はメンバーの安田くんが入院した際、病室でよく聞いていたのだそう!

たくさんある関ジャニ∞の曲からメンバーが選んで聞くほど素晴らしい楽曲ということですね。

【『ER』を公式サイトで試聴
【『花であれ』を公式サイトで試聴

 

⑤ 葉山拓亮さん

名前 葉山拓亮(はやま ひろあき)
職業 ミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー
所属バンド 音楽ユニットTourbillon
サイト 公式サイト,Twitter

▼携わった作品

曲名 担当
Brilliant Blue 作詞/作曲/編曲
蒼写真 作詞/作曲/編曲
Train in the rain 作詞/作曲/編曲
Fight for the Eight 作詞/作曲/編曲
ルラリラ 作詞/作曲/編曲
北風ブルース 作詞/作曲 (編曲:野間康介)
Winter Love Song 作詞/作曲 (編曲:久米康嵩)

 

エイトのギャップを引き出す名プロデューサー

 

葉山拓亮さんはソロ活動しているミュージシャンであり、河村隆一さんにも楽曲提供している名プロデューサーです。

関ジャニ∞に提供している曲は、哀愁漂う切なげな曲や、ストーリー性があり感動する曲が多いという特徴があります。

例えば『Train in the rain』は聴けば聴くほど切なくなりますし、『蒼写真』は青春を思い出す感動的な歌詞とメロディが魅力です。

【『蒼写真』を公式サイトで試聴

 

また『Winter Love Song』は、幸せな男女の関係を壮大な曲に乗せた、超王道ラブソングとなっています。関ジャニ∞は冬のラブソングがとても多いのですが、個人的にはその中でもトップレベルで大好きな曲です。

【『Winter Love Song』を公式サイトで試聴

 

さらに『Brilliant Blue』『ルラリラ』『Fight for the Eight』などクールでカッコいい楽曲まで手がけています。

私の解釈ですが、葉山さんの作品はあえてグループのパブリックイメージとは異なる楽曲を作り、シングル曲にはない関ジャニ∞の魅力を引き出している、というイメージです。

 

⑥ SHIKATAさん

名前 SHIKATA(しかた)
職業 シンガーソングライター/作詞家/作曲家
サイト 公式サイト,Twitter

▼携わった作品(一部)

曲名 担当
Sorry Sorry love 作詞/作曲/編曲
フローズンマルガリータ 作詞/作曲/編曲
Masterpiece 作詞/作曲/編曲
アダムとイヴ 作詞/作曲/編曲
韻踏ィニティ 作曲
The Light 作詞/作曲/編曲
パノラマ 作詞/作曲/編曲
Steal your love 作詞/作曲/編曲
Street Blues 作詞/作曲

 

期待を裏切らないダンス曲が魅力のクリエイター

 

SHIKATAさんは安室奈美恵さんや三代目J Soul Brothers、西野カナさんなど有名アーティストにも楽曲提供しているシンガーソングライターです。

残念ながら2018年に大麻所持で捕まってしまいましたが…楽曲はどれも素晴らしいものばかり。

EDM調のアレンジやジャニーズらしいダンス曲が多く、どの曲も独特の世界観が魅力です。

Sorry Sorry love』『Masterpiece』『フローズンマルガリータ』は王道のダンス曲となっていてライブでとても盛り上がります。

ダンス曲以外で特におすすめなのが『Street Blues』です。シングル『応答セヨ』のカップリング曲なのですが、ジャジーなアレンジと大人っぽい歌詞が新鮮で個人的に大好きすぎる曲です。

【『Sorry Sorry love』を公式サイトで試聴
【『Street Blues』を公式サイトで試聴

 

【コラム】SHIKATAさんの楽曲の世界観

SHIKATAさんは曲ごとに強烈なインパクトと確立された世界観があるイメージです。また、バンドサウンドよりもどちらかというと打ち込み系の楽曲が多めです。

『フローズンマルガリータ』は「スパニッシュな世界観」の楽曲です。Bonita=美しい人、amore=私の愛しい人、Magico=魔法使いなど、スペイン語やイタリア語が歌詞に盛り込まれています。情熱的であるがままの男心が描かれており、ライブでは楽曲の雰囲気に合わせたフラメンコ風のダンスが披露されました。
タイトルは度数の強いカクテルの名前から引用されており、強いお酒=強い愛を表現したそうです。

『Sorry Sorry love』は「EDMの失恋ソング」です。まだ関ジャニ∞がやったことが無い曲を作りたかったそうで、当時はとても新鮮だったEDMの曲となっています。ブログでは、照明をバキバキにしてライブで踊る姿をイメージして作った、と語られています。がっつりダンス曲でノリノリなのに、歌詞は情けない男性像の失恋が描かれているギャップも素敵です。

 

ここまで関ジャニ∞の楽曲制作に携わる音楽クリエイターとその楽曲をご紹介してきました。

次のページでは関ジャニ∞の楽曲に深くかかわっているアゲハスプリングス所属の音楽クリエイターをご紹介します。

 

『関ジャニ∞音楽入門』目次へ  (全23ページ)

 

目次著者

著者:aya

関ジャニ∞と音楽が大好きな20代フリーライター。橙eighter。関ジャニ∞のCD・ライブDVDは発売されるたび全形態揃え、音楽雑誌なども必ずチェックしています。関ジャニ∞の初の海外公演には台湾まで一人で足を運ぶ。

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本当は深いaikoの歌詞 ~コアなファンが語る3つのキーワード~


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はじめに

aikoに対して「いかにも恋に恋する恋愛ソングばかり」と感じている方も少なくないかもしれません。ただそれはある種の「誤解」なのです。コアなファンにとってのaikoのキーワードである「哀愁」「渋み・エグみ」「普遍的な愛」に焦点を当て、ファン歴20年の筆者が彼女の歌詞世界の魅力をお伝えします。

実は誤解されているaikoのイメージ ~深淵な歌詞世界の魅力~

第1章 aikoという「存在」を理解する

この章ではaikoのこれまでの軌跡を通してaikoが「誤解される理由」「20周年を越えてもなお愛される理由」をお伝えします。

aikoはなぜ誤解されるのか?
20周年を越えてなお愛される理由

第2章 aikoの歌詞世界を理解する3つのキーワード

この章ではaikoが描く歌詞の世界を「哀愁」「渋みとエグみ」「普遍的な愛」という3つのキーワードに分けて解説します。aikoの楽曲に対する「かわいい」「明るい」「元気」といったイメージが大きく変わことでしょう。

① 哀愁
② 渋みとエグみ
③ 普遍的な愛

第3章 今聴くべきaikoおすすめ作品

「もっとaikoの曲を聴いてみたい!」と思った方に向けて隠れた名曲を紹介します。

隠れた名曲満載!カップリング曲
おすすめアルバム

著者:MAKO

1980年代生まれ。aikoのファン歴20年。aikoの楽曲は全曲カラオケで歌うことができる(息継ぎまで再現できる)。子供の頃から母親の影響で60~70年代の邦楽・洋楽を聴いて育つ。中学3年の時aikoと椎名林檎の楽曲に出会い、青春を捧げる勢いでのめり込む。洋邦問わず、深みのある詞を書く、艶っぽい声のシンガーソングライターが大好き。今一番気になるアーティストは吉澤嘉代子。

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