はじめに ~『スターダスト・レビュー』とは~

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「スターダスト・レビューが日本一のライブバンド」と言える理由を、数百本以上のライブに通い、ボーカル根本要のラジオを愛聴する筆者がお伝えいたします。スターダスト・レビューの「メンバー」「歴史」「魅力」など徹底解説!

スターダスト・レビュー入門 ~日本一のライブバンドと言える理由~ はこちらから

著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。お問い合わせはこちらから

 

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スターダスト・レビューとは

グループ名 スターダスト・レビュー
メンバー ・根本要(ボーカル/ギター)写真右から2番目
・柿沼清史(ベース/ボーカル)写真左から2番目
・寺田正美(ドラムス/ボーカル)写真左
・林“VOH”紀勝(パーカッション/ボーカル)写真右
デビュー 1981年5月25日シングル『シュガーはお年頃』アルバム『STARDUST REVUE』でデビュー
代表曲はシングル売上約15万枚の『木蘭の涙』。カルピスのCMに『夢伝説』が起用され世間に広く認知された。デビュー35周年を迎えた現在も年間70本を超える全国ツアーを展開している。ライブ・パフォーマンスに定評があり、本Webonではスターダスト・レビューが日本一のライブバンドである理由を解説していく。

▼スターダスト・レビュー(スタレビ)の代表曲「木蘭の涙」

▼『夢伝説』ライブ映像

 

はじめに

 

スターダスト・レビュー(スタレビ)というバンドをご存知でしょうか?

 

全然知らない、もしくはなんとなく名前は聞いたことがある・・・こういう方が一番多いのではないでしょうか。

 

私はスタレビの大ファンなのですが、初めて会う人と好きなアーティストの話になった時には必ず

「知らないかもしれませんが~」

という枕詞を使ってしまいます。

 

これは「スタレビファンあるある」で、私だけではなく多くのファンに通ずるスタレビの知名度の低さゆえの悲しい性なんです。

 

そして、なかなか

「わ~私もスタレビファンなんです!」

という話になったことがありません。

 

でも、そんなところも私たちスタレビファンは楽しんでいます。なぜなら、自分たちがスタレビファンであることを誇りに思っているから。

 

 

日本一だと思うライブバンド

 

私は音楽が大好きで今までにたくさんの音楽を聴いてきましたし、トータルで数百本のライブに参加してきました。

その中でもスタレビのライブは私の中で日本一だと思っていて、スタレビのバンドのクオリティを超えるものはなかなかありません。

 

一時期、スタレビはライブツアーのタイトルに

「LIVE ENTERTAINMENT TOUR 〇〇〇」

(ライブ エンターテインメント ツアー 〇〇〇)

とつけていましたが、まさにスタレビのライブはエンターテインメント

 

実際、「CDはあまり売れないけれどライブはお客さんが入るバンド」というのが世間の認識だったと思います。

 

一度ライブへ行ってみるとわかるのですが

「とにかく楽しい!」

 

これにつきます。

 

LIVE ENTERTAINMENT TOUR 〇〇〇の例
スタレビのツアーDVD。スタレビのツアーは文字通り「エンターテインメント」。

▼LIVE ENTERTAINMENT TOUR 「Heaven」

 

私がスタレビを好きになったきっかけ

 

私は、初めて行ったスタレビのライブ「楽団ツアー」(1994年6月28日大分文化会館)で一気にスタレビのとりこに!

このライブに行くまでは、その当時のスタレビの代表曲「夢伝説」と他数曲しか知りませんでした。

 

▼夢伝説

 

当時「とにかくライブがおもしろい」と音楽ファンの間では有名で、いつか行ってみたいと思っていました。

友達が行こうよと誘ってくれて初めてライブに参加したのですが、一曲目からスタレビに引き込まれていたのです。

 

セットリスト(そのライブで歌われる曲順)の中で知っている曲は5曲もなかったと思います。

ツアータイトルのアルバム「楽団」も聴いていませんでしたし・・・。

 

でもこの時の楽しさ、笑い、感動、いろんな要素が詰まったスタレビライブは忘れる事ができません。

この時から私はスタレビが大好きになり現在に至ります。

 

今まで毎ツアー参加していますし、野外ライブや他のアーティストとのコラボライブなど、スタレビのいろんなライブに参加してきました。

 

楽団
1995年5月に発売されたスタレビ11枚目のアルバム。26枚目シングル「クレイジー・ラブ」などを収録。

▼アルバム「楽団」

 

伝えたいスタレビの魅力

 

今まで行ったアーティストのライブはどれも全てよかったです。

 

本当に感動したもの、楽しかったものが多く、どのライブが一番よかったと比べられるものではありません。

でも、スタレビと比べるとどのライブもスタレビを超えないんですよね。

 

スタレビの他にも大好きなアーティストはたくさんいるけれど、私にとってスタレビは殿堂入りしていて絶対王者なんです。

 

私は今までスタレビにがっかりしたことがないんです。盲目的なファンではありませんが、スタレビの悪いところが見つからないというのでしょうか。

 

とにかくいつも私たちファンを楽しませてくれるスタレビが大好きなんです。音楽だけではなく、人として尊敬できるメンバーが大好き。

 

今、ファンから見て、スタレビはとてもいい形で活動出来ていると思います。

長年変わらず行ってきたことに対して、多くの人が関心を持って暖かく見守ってくれている気がしています。

 

そんなスタレビの楽曲やライブがたくさんの人の心に響けばうれしいなと思っています。

 

次のページではスターダスト・レビューのメンバーを紹介していきます。

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邦楽ロックの可能性は無限大

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邦楽ロックが大好きな筆者が邦楽ロックの基礎知識やおすすめのバンドなどを解説!

邦楽ロック入門 ~近年注目のおすすめバンドを聴こう~はこちらから!

著者:寺井まさき

めまぐるしい人生を駆け抜けられたのは「邦楽ロック」に救われてから。その魅力を一人でも多くの人に伝えたい。あなたなりの感じ方で邦楽ロックを楽しみ、好きになってもらえたら嬉しいです!お問い合わせはこちらから

 

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このWebonでは邦楽ロックの魅力についてお伝えしてきました。

 

ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。

 

最後にまとめとして、私の昔話を少しさせてください。

 

私はごくごく普通の人生を歩んできたように人から思われます。

 

しかし私から言わせれば、今までの人生は平坦な道のりではありませんでした。

 

小さい頃から人より太っていた私は、自分の外見が嫌いでした。

 

しかし、両親から

 

「太っていないよ。それぐらいがちょうどいい」

 

と言われ、当時の純真無垢であった私はその言葉を信じていました。

 

しかし小学校高学年になり、私の太った外見を引き合いにいじめられるようになりました。

 

端から見ればそんな傷つくような言葉ではなかったかもしれません。

 

ですが、私は自分の見かけをいじる周りの言葉にひどく傷つきました。

 

そこからサッカーと出会い、身体を動かす機会が多くなり少しずつ痩せていきました。

 

中学校に進学し、毎日サッカーに明け暮れていたそんなある日。

 

姉が自殺を試みました。

 

未遂に終わりましたが、当時の私にとっては大きなショックでした。

 

原因はうつ病。

 

両親もどのように接したらよいか分からずに途方にくれていました。

 

思春期であった当時の私も、姉にどのように接したらよいか分からず、

姉にだけでなく他人に対して心を塞ぎこむようになりました。

 

そんな時です。

 

私は邦楽ロックに出会いました。

 

自分の感情に寄り添うかのように私の心に彩りを与えてくれました。

 

傷ついている人がどのような気持ちであるか、気付かせてもらいました。

 

邦楽ロックと出会ったことで、自己中心的でモノクロの世界を生きる私を

 

様々な色で彩られた他者と共存する世界へと飛び出すことができました。

 

「自分はこうじゃなくてはダメだ」

 

と感じていたものを、

 

「君は君だよ。君らしく生きればいいんだよ」

 

と気付きを与えてくれました。

 

「悲しい」と「怒り」が大部分を占めていた私の感情に語りかけ、

 

「悲しい時は思いっきり泣きな。そのかわり楽しい時は回りを気にせず楽しみな」

 

と世界に色を与えてくれました。

 

思春期という多感な時期に邦楽ロックと出会っていなければ、私の人生は大きく変わっていたかと思います。

 

そんな私を救ってくれた邦楽ロックの力は、

世界中のどんな人も救える力を秘めています。

 

彼女とうまくいかず悩んでいる若者から毎日を生きることがやっとな貧困地域の子どもまで、救える力が邦楽ロックにはあります。

 

私がこのWebonの作成を決めたのは、そこにあります。

 

「私のことを助けてくれた邦楽ロックはきっと、もっといろんな人を助ける力を秘めているはずだ」

 

そんな気持ちで作成しています。

 

それだけではありません。

 

私が邦楽ロックの魅力を一人でも多くの人に伝えることができたならば、

邦楽ロックの知名度をほんの少し上げることに繋がります。

 

CDが売れない時代、という言葉を聞いたことがあるかと思います。

 

邦楽ロックに限らず、昔と比べて楽曲の要であったCDの売り上げに悩んでいるアーティストは非常に多くなっているようです。

 

デジタル音源がだめなのか!

 

そのような単純な話をしたいわけではありません。

 

ただ、邦楽ロックの魅力を伝えることで少しでも多くの人に興味を持ってもらい仲間を増やしたい。

 

そして仲間とアーティストと一体になって、邦楽ロック界をさらに盛り上げていきたい。

 

そんな恩返しの気持ちも含まれています。

 

邦楽ロックの魅力が少しでも伝わるよう、いろんな角度から紹介したつもりです。

 

なかなか伝わりにくかった所も大いにあるかも知れません。

 

ですが100人に伝えることが無理でも、1人、あなただけでいいから魅力が伝わって欲しい。

 

そんな思いでここまで書いてきました。

 

邦楽ロックの可能性は無限大です。

 

どんな人にも「色」と「気付き」を与え、その人の人生を豊かにする力をもっています。

 

邦楽ロックによって、世界平和が成し遂げられる。

 

そんなことも夢ではないと思っています。

 

私を救ってくれた邦楽ロック。

 

いままでありがとう。

 

これからもよろしく。

 

そして本当の最後まで読んでくれたあなた。

 

本当に感謝しています。

 

あなたと邦楽ロックについて語れる日が来ることを楽しみに、

 

明日からも強く生きていきます。

 

ありがとうございました。

 

 

邦楽ロックは聴けば「気づき」や生活に「色彩」を与えてくれる魅力的なものですが、邦楽ロックはそれ以外にも楽しみ方があります。番外編では聴く以外の邦楽ロックの楽しみ方を紹介します。

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邦楽ロックの聴く以外の3つの楽しみ方

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邦楽ロックが大好きな筆者が邦楽ロックの基礎知識やおすすめのバンドなどを解説!

邦楽ロック入門 ~近年注目のおすすめバンドを聴こう~はこちらから!

著者:寺井まさき

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このWebonでは「邦楽ロックの曲を聴く」ことを中心に邦楽ロックの魅力をお伝えしていきました。

ただ、邦楽ロックの楽しみ方は聴くこと以外にもあります。

邦楽ロックの楽しめる所は、酒のつまみのスルメのごとく全部しゃぶりついちゃいましょう!(笑) ここでは私がおすすめする、邦楽ロックのちょっとマニアックな楽しみ方を紹介します!

 

“邦楽ロックの聴く以外の3つの楽しみ方” の続きを読む

邦楽ロックおすすめバンド23選 【ガールズバンド編】

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邦楽ロックが大好きな筆者が邦楽ロックの基礎知識やおすすめのバンドなどを解説!

邦楽ロック入門 ~近年注目のおすすめバンドを聴こう~はこちらから!

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この章(第2章)では4ページにわたって近年の邦楽ロックの魅力がわかるおすすめのバンド23選を【人気バンド】【ガールズバンド】【エモいバンド】【ボーカロイド】とジャンル別に分けて紹介いたします。

このページではおすすめのガールズバンドを紹介します。女性は共感したり、男性は曲を通して女性の気持ちを知ったりかわいい姿に癒やされてみてはいかがでしょうか。

 

近年のガールズバンド

 

邦楽ロックは当然、男性だけのもではありません。

ただ「ロック」は「荒々しくてかっこいいもの」としてのイメージが強かった時代もあったようです。現代では荒々しく男らしい雰囲気でクールに歌うガールズバンドがあれば、女の子の気持ちをポップに歌っているガールズバンドもいます。

邦楽ロックが女の子の間で人気が出ることに比例して、ガールズバンドとしてデビューする女の子も増えてきています。

 

ガールズバンドの変遷:年表を見ながら曲を聴いていけば近年のガールズバンドの立ち位置がなんとなくわかるかと思います。

メジャーデビュー年 アーティスト
1982年 ZERDA 『ミラージュ・ラバー』でデビュー
1985年 SHO-YA
1986年 プリンセスプリンセス
1989年にリリースされた「プリンセスプリンセス」の7枚目のシングル『Diamond』は100万枚を突破する。ガールズバンドのパイオニア的な存在。
1989年 JITTERIN’JINN
1989年 LINDBERG
1992年 少年ナイフ
1997年 the brilliant green
1998年 Hysteric Blue 『春〜spring〜』でブレイク
2000年 GO!GO!7188
2001年 ZONE
2008年 SCANDAL
2010年代以降はやSCANDALの登場やアニメ『けいおん』の影響により、ガールズバンドブームが起きたと言われている。

▼アニメ「けいおん」

2010年 赤い公園
2012年 SILENT SIREN
2013年(デビュー・アルバムリリース) SHISHAMO

 

おすすめガールズバンド

8 yonige

バンド名 yonige(よにげ)
結成年 2013年
メンバー 牛丸ありさ(ボーカル/ギター)
ごっきん(ベース/ーラス)
備考 『アボカド』はYouTubeで再生数900万回を突破している。2018年に au 三太郎CMシリーズのCMソング『笑おう』が話題になる。
▼『笑おう』

 

yonigeは「今一番熱いガールズバンド」と言っても過言ではないです。ライブのチケットは完売になるほどの人気で、全国の様々なフェスにも引っ張りだこです。

このバンドの特徴は何と言っても歌詞です。彼女たちの代表曲『アボカド』にも、その特徴があらわれています。

 

▼『アボカド』MV

 

<バイバイ 全部知ってる

バイバイ あの狭い部屋

バイバイ まだ怒ってる?

バイバイ 君に投げつけたアボカド>

 

ようは、彼氏とけんかした時にアボカドを投げつけたんですね。しかもこれは実話らしいから怖いですね(笑)

アボカドを投げつけるシーンが印象的であるものの、この曲は「彼氏と別れた女性のリアルな心情」が歌われていることがわかります。

この曲は男性としても女性の気持ちを知る上でとても参考になるとともに、サビの「アボカド」というフレーズが耳に残る、そんなインパクトのある曲です。

男性は彼女にアボカドを投げつけられないように、この曲を聴いて女性の気持ちをよく理解するのがよいでしょう!

 

9 FINLANDS

バンド名 FINLANDS(フィンランズ)
結成年 2012年
メンバー 塩入冬湖(ボーカル/ギター)
コシミズカヨ(ベース)
備考 北海道日本ハムファイターズのTVCMに『さよならプロペラ』が起用され話題になる。

このバンドは、現在はそこまで知名度は高くありません。

しかし、そのポテンシャルたるや半端ない。今後人気絶頂間違いなしの注目のガールズバンドです。

FINLANDSの特徴は声です。高音の「キュッ」とした歌声が聴いていて耳障りがよく、癖になります。また歌詞もすごく独特でエモいです。

代表曲『ウィークエンド』は、歌声とエモい歌詞が相まって、独特のFINLANDSワールドが形成されているので聴いてみる価値ありです。

 

▼『ウィークエンド』MV

 

10 チャットモンチー

バンド名 チャットモンチー
結成年 2000年(2018年解散)
メンバー 橋本絵莉子(ボーカル/ギター)
福岡晃子(ベース/コーラス)
備考 女性ロックバンドでは史上最短となるメジャーデビューから2年4か月での日本武道館2days公演を行う。映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』アニメ『BLEACH』など多くのタイアップ曲を手掛ける。

チャットモンチーと言えば、近年のガールズバンドの代表的な存在であると思います。しかしそんなチャットモンチーが2018年に完結(解散)しました。

時代の流れを感じ、ただただ寂しいばかりです。

彼女たちの代表曲に『シャングリラ』という曲があります。

 

▼『シャングリラ』MV

 

<シャングリラ 幸せだって叫んでくれよ

意地っ張りな君の泣き顔 見せてくれよ

シャングリラ まっすぐな道で転んだとしても

君の手を引っ張って離さない 大丈夫さ>

 

健気でちょっぴりドジな女の子が彼氏と幸せそうに騒ぐ姿が目に浮かぶ、ポップでかわいらしい一曲です。

 

その他注目のガールズバンド

【編集部コラム】魅力的なガールズバンドは他にもいる!

魅力的なガールズバンドは他にも多くいます。ここではWebon編集部が選んだ今後注目のガールズバンドを紹介します。

 

11 ポルカドットスティングレイ

ポルカドットスティングレイの代表曲は『テレキャスター・ストライプ』です。この曲は映画「恋は雨上がりのように」の劇中歌にも使用され、MVは1000万回以上の再生数されています。

▼恋は雨上がりのように

同MVでは、その美貌が評判の女性ボーカルの雫(しづく)さんの白シャツ、浴衣、バニーガールと次々に変わる衣装にも注目です!

 

12 Roselia(ロゼリア)

「Roselia(ロゼリア)」はスマートフォン向けゲーム『BanG Dream!』に登場する、ストイックで高い技術を誇る本格派バンドです。

▼アニメ『BanG Dream!』

Roseliaはゲーム(またはアニメ) の中のバンドですが、 その担当声優たちがゲームを飛び出してガールズバンド「Roselia」として活動しています。声優であることを感じさせない演奏技術で、日本のロックシーンでも注目の存在です。

 

13 Hump Back(ハンプ バック)

Hump Backは、大阪出身のスリーピース(3人組)バンドです。2009年に高校の軽音部より結成されました、日本最大規級の野外ロックフェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」への出演も果たしました。

ボーカルの林萌々子(はやし ももこ)さん。歌詞での一人称は「私」ではなく「僕」。少年のような透き通った歌声に魅了されます。

 

14 CHAI

「NEOかわいい」をコンセプトに掲げる。ツインボーカルのマナさんとカナさんは双子。2017年には全米ツアーを行い、国内のみならず海外にも活躍の場を広げています。個性的なガールズバンドに興味がある方は注目のバンドです。

 

15 tricot

tricotは2010年に3人で結成されたガールズバンド。現在は男性が1人加わり4人組のバンドです。2018年にはUSツアーを実施し、海外でも活躍しております。

tricotのボーカルの中嶋イッキュウさんは、BSスカパーの番組「BAZOOKA!」の企画で生まれた「ジェニーハイ」というバンドのメンバーとしても活躍しています。

▼ジェニーハイ『片目で異常に恋してる』MV

ジェニーハイのメンバーは、小藪一豊(お笑い芸人)、野性爆弾川島(お笑い芸人)、川谷絵音(ゲスの極み乙女。)、新垣隆(現代音楽家)。デビュー曲「片目で異常に恋している」はYouTubeで900万回を超える再生数を記録しております。tricotと合わせて注目していきたいバンドです!

 

このページではおすすめのガールズバンドを紹介しました。魅力的なガールズバンドの曲を聴いてみて、邦楽ロックを好きになっていただければ幸いです。

次のページでは近年注目されている【エモいバンド】を紹介いたします。

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邦楽ロックおすすめバンド23選 【ボーカロイド編】

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邦楽ロックが大好きな筆者が邦楽ロックの基礎知識やおすすめのバンドなどを解説!

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この章(第2章)では4ページにわたって近年の邦楽ロックの魅力がわかるおすすめのバンド23選を【人気バンド】【ガールズバンド】【エモいバンド】【ボーカロイド】とジャンル別に分けて紹介しております。

このページでは邦楽ロックの近年注目のジャンルである「ボーカロイド」の概要ともに、ボーカロイド出身アーティストを紹介していきます。

 

ボーカロイドとは

 

ボーカロイドとは音楽関連製品を制作するメーカーYAMAHAが開発した音楽ソフトです。歌詞とメロディーをパソコンに入力し、歌声を作り出すことができます。今ではこの技術も含めて「ボーカロイド」と呼ばれます。

素人でも簡単に作曲できるのが特徴で、ボーカロイドは歌詞とメロディを入力すれば「初音ミク」などの「擬人化したキャラクター」に簡単に歌わすことができます。現在、ニコニコ動画やYouTubeで様々な楽曲が投稿されています。

 

▼ボーカロイドで作られた楽曲:初音ミク『千本桜』

ボーカロイドが世間に認知されたのは、2007年に「VOCALOID2 初音ミク」が登場したのがきっかけです。

 

▼「VOCALOID2 初音ミク」

 

それ以前もボーカロイドの技術はありましたが「VOCALOID2 初音ミク」はソフトに「初音ミク」という女性の名前をつけてキャラクター化したことが画期的でした。初音ミクはニコニコ動画でブレイクを果たし、たくさんの動画が投稿されて一大ムーブメントを起こしました。

その後は「巡音ルカ(めぐりね るか)」「結月ゆかり(ゆづき ゆかり)」など初音ミク以外にも多くの人気ボーカロイドが誕生していきました。

 

▼巡音ルカの楽曲『ダブルラリアット』

▼結月ゆかりの楽曲『幸せになれる隠しコマンドがあるらしい』

 

ボーカロイドの製作者は「ボカロP」と呼ばれています。ボーカロイドが市民権を獲得するに伴い、ボカロPが邦楽ロック界に進出するケースが近年増えているのです。

 

ボーカロイド出身アーティストの活躍

 

ボーカロイド出身アーティストで代表的な例が「米津玄師」です。

 

▼米津玄師

彼は元々「ハチ」という名義でニコニコ動画の界隈では有名な楽曲製作者でした。

 

▼「ハチ」名義の楽曲「マトリョシカ」(2010年8月投稿)

 

ハチ名義で活動していた彼は、2012年に「米津玄師」名義でアルバムを発表しました。

 

▼2012年「米津玄師」名義で最初にリリースされたアルバム「diorama」に収録された曲。『ゴーゴー幽霊船』MV

 

そこから米津玄師はどんどん知名度を獲得していきました。現在では国民的音楽番組『紅白歌合戦』に出場を果たし『Lemon』のPVが日本初となるYouTubeの再生回数3億回以上となるなど、今ではボカロ界だけでなく日本全体に彼の存在が知れ渡るほど有名になりました。

 

近年は米津玄師以外にもボカロ界から邦楽ロックへと多くのアーティストが進出しております。ちなみに日本を代表する邦楽ロックバンド、BUMP OF CHICKENが、これまたボカロを代表するキャラクター「初音ミク」とコラボした楽曲、『ray』は発表された当時、大きな話題となりました。

 

▼BUMP OF CHICKEN『ray』MV

 

今後さらに多くのボカロ出身者が邦楽ロックに進出することが予想され、ボカロ界の発展とともに邦楽ロック界もさらに新たな展開を見せていくことでしょう。

 

ボーカロイド出身バンド

 

下記ではボーカロイド出身アーティストによるバンドを紹介いたします。

 

20 ヒトリエ

▲ヒトリエ『センスレス・ワンダー』MV

バンド名 ヒトリエ
結成年 2012年
メンバー wowaka(ボーカル/ギター)
シノダ(ギター/コーラス)
イガラシ(ベース)
ゆーまお(ドラムス)
備考 2011年冬にwowakaを中心にヒトリエの前身「ひとりアトリエ」を結成。 20シノダが2012年に加入し「ヒトリエ」となる。

 

ボーカロイド出身のアーティストとしてwowaka(ボカロ名義では現実逃避P)は有名です。wowakaはヒトリエというバンドのボーカル・ギターとして活動しています。

 

▼wowakaの楽曲

 

21 サイダーガール

▲サイダーガール『メランコリー』MV

バンド名 サイダーガール
結成年 2014年
メンバー Yurin(ボーカル/ギター)
知(ギター)
フジムラ(ベース)
備考 メディアでは一切顔を出さず、ライブ会場でのみ本人たちの姿を見られることもあり「炭酸系バンド」として話題になる。全国ツアーは全国各地でSOLD OUTとなっている。

 

サイダーガールというバンドもボカロや歌い手(ニコニコ動画を代表するSNSサイトに歌声を投稿する人)出身で構成されています。

 

22 PENGUIN RESEARCH(ペンギンリサーチ)

▲PENGUIN RESEARCH『ジョーカーに宜しく』

バンド名 PENGUIN RESEARCH(ペンギンリサーチ)
結成年 2015年
メンバー 生田鷹司(ボーカル)
堀江晶太(ベース)
神田ジョン(ギター)
新保恵大(ドラムス)
柴﨑洋輔(キーボード)
備考 2016年『ジョーカーに宜しく』でメジャーデビュー。『ボタン』はアニメ「ReLIFE」のオープニングになる。

 

PENGUIN RESEARCHは2015年結成の5人組のロックバンド。同バンドのベースであり作曲家である堀江晶太はボカロP・kemuの名義でも活動している。kemu名義でニコニコ動画に投稿した9曲が100万再生を突破しています。

 

23 ネクライトーキー

▲ネクライトーキー『オシャレ大作戦』

バンド名 ネクライトーキー
結成年 2017年
メンバー もっさ(ボーカル/ギター)
朝日廉(ギター)
藤田彩(ベース)
カズマ・タケイ(ドラマー)
備考 ボーカルのもっさの声が「ハム太郎に似ている」として話題になる。『オシャレ大作戦』はYouTubeで再生数200万回を突破している。

 

ネクライトーキーは2017年に結成のロックバンドです。ギターの朝日廉は同バンドの作詞作曲を担当しており、ボカロP「石風呂」として活動していました。

 

▼石風呂『壊れぬハートが欲しいのだ』

 

前ページで紹介した【エモいバンド】や【ボーカロイド】など邦楽ロックで話題のジャンルはたくさんあります。

ネットなどでは「こんなの、ロックではない!」など騒がれることもしばしばですが、前述したように定義は人それぞれで違ってよいと私は思います。

あなたもジャンルに囚われず、様々な曲を聴くことで気になるジャンルを発見することに繋がるはずです。

ぜひ枠に囚われない、自由な聴き方や楽しみ方をおすすめします。

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邦楽ロックおすすめバンド23選 【人気バンド編】

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先程のページでは邦楽ロックのおすすめの曲を紹介しました。

ここからは4ページにわたって近年の邦楽ロックの魅力がわかるおすすめのバンド23選を【人気バンド】【ガールズバンド】【エモいバンド】【ボーカロイド】とジャンル別に分けて紹介いたします。

このページでは人気の邦楽ロックバンドを紹介します。知ることでさらに邦楽ロックにはまっていただければと思います。

 

1 My Hair is Bad

 

バンド名 My Hair is Bad(マイヘアーイズバッド)
結成年 2008年
メンバー 椎木知仁(ボーカル/ギター)
山本大樹(ベース/コーラス)
山田淳(ドラムス)
備考 バンド名の由来は、結成当時にメンバーの山本が範馬刃牙(格闘マンガのグラップラー刃牙の主人公)のような髪型で「My Hair is Bad?」と言っていたのがきっかけ。

 

「My Hair is Bad」。とても覚えやすいバンド名ですよね(笑)

私もはじめて聞いた時は「何だそのバンド名(笑)」と思いました!

 

▼My Hair is Badのライブの様子

 

作詞作曲をつとめるボーカルの椎木知仁(しいき ともみ)が「その時思っていることや感じていること」を自らが弾くギターの旋律に乗せて語ることが「熱い」と評判です。

また「歌詞が女々しい」ことでも有名です。そのため男性だけでなく若い女性からも評価が高いバンドです。

ボーカルの椎木知仁は「作詞をしているというより、その時ごとに感じた気持ちを日記のようなイメージで歌にして歌っている」とのことです。どうりでまっすぐな女々しさがあるわけですね(笑)

代表曲には『真赤』という曲があります。

 

▼『真赤』MV

 

<ブラジャーのホックを外す時

だけ心の中まで分かった気がした>

 

こんな歌いだしで曲が始まります!びっくりしますよね!イヤホンで聴くことをおすすめします!

 彼女と別れた男の心情を「熱く」そして「女々しく」歌っている1曲です。

 

2 sumika

 

バンド名 sumika(すみか)
結成年 2013年
メンバー 片岡健太(ボーカル/ギター)
黒田隼之介(ギター/コーラス)
荒井智之(ドラムス)
小川貴之(キーボード/コーラス)
備考 アニメ映画『君の膵臓をたべたい』の主題歌。テレビアニメ『ヲタクに恋は難しい』のオープニングを手掛ける。『フィクション』はYouTubeで1200万再生を超える。

 

sumikaはとてもポップで、誰からも好かれる「アンパンマン」のようなイメージのバンドです。キーボードのサウンドが特徴的で「明るい曲」は「ポップで明るい気分」に、「落ち着いた曲」は「しっとりと和やかな気持ち」になれる曲が多いです。

 

▼sumikaのライブの様子

 

「楽しめる曲」というものがモットーにあり、どんな年齢の観客でも置いてけぼりになることなく楽しめる「サーカス」のようなライブを行うバンドです。代表曲に『「伝言歌」』という曲があります。

 

 

これは大切な人に感謝の気持ちを伝える曲で、私が大好きなライブで盛り上がる曲です。

 

<伝えたい全部あなたに

全部伝えてこの言葉よ迷わないように

伝えたい今の私の半分以上が

あなたで出来ていたと気付いたから>

 

「大切な人に感謝の気持ちを伝えていますか?」という、人として大切なことを教えてくれる、そんな印象的な歌詞です。

 

3 マカロニえんぴつ

 

バンド名 マカロニえんぴつ
結成年 2012年
メンバー はっとり(ギター/ボーカル)
高野 賢也(ベース)
田辺 由明(ギター)
長谷川 大喜(キーボード)
備考 2012年にはっとりを中心に結成。メンバーは全員洗足学園音楽大学出身。

 

マカロニえんぴつは先述した2つのバンドよりはまだ少しマイナーです。

 

▼「マカロニえんぴつ」のライブの様子

 

先日ライブに行った私はこの目と耳でライブを楽しみ、そして確信しました。このバンドは今後絶対人気が出る!!!特徴は何と言ってもその「エモさ」。

「エモい」とは簡単に言うと「感情ではうまく表現できないけどいい!」という感情です。つまりは「うまく表現できないけど、なんか心にグッとくるんだよな」という気持ちです。

今邦楽ロック界で人気のバンドは「エモさ」を持っているバンドが非常に多いです。「マカロニえんぴつ」はエモさを特に持っているバンドの一つと言えます。

 

エモさを持ったバンドの解説は第3章にて!(現在は第2章)
 

 

ボーカル・はっとりのエモーショナルな声と、ちょっと女々しくてセンチメンタルな部分が垣間見える歌詞、そしてキーボードの多彩な音色で彩られたバンドサウンドが多くの若い女性を虜にしているバンドです。

『鳴らせ』という曲があり、これはライブで盛り上がる定番曲です。

▼『鳴らせ』MV

 

MVがなんといってもエモいです!そしてはっとり(ギター&ボーカル)のビジュアルが濃い!(笑)

そんな見た目とは相まってピアノの繊細な音が心地よい一曲です。

 

その他注目人気バンド

これはボックスのタイトルです。
注目すべき邦楽ロックのバンドは他にもたくさんいます。下記は、2019年も注目のアーティストをWebon編集部がピックアップしてお伝えします。

4 Yogee New Waves(ヨギーニューウェーブス)

]2013年に結成したバンドです。「新世代のシティポップバンド」として注目されています。近年のシティポップのブームを牽引するバンドのひとつです。シティポップとは「都会的で洗練された音楽」と言えるような日本特有の音楽のジャンルで1980年代に流行しました。シティポップ再評価の動きと共に、このバンドに注目してみてください。

 

5 King Gnu(キングヌー)

King Gnuは2017年に東京藝術大学出身の常田大希(つねた だいき)を中心に結成された4人組バンド。数々の大型フェスに出演し、独自のセンスが光る「トーキョー・ニュー・ミクスチャー」と称されるサウンドが注目を浴びています。

 

6 ズーカラデル

2015年に結成されたスリーピースバンド(3人組のバンド)。タワーレコードがブレイクするアーティストを発掘する「タワレコメン」で2018年の邦楽1位に輝く。代表曲は「アニー」。

 

7 THE ORAL CIGARETTES(ジ・オーラル・シガレッツ)

2010年結成。2018年にリリースされたアルバム『Kisses and Kills』はオリコン初登場1位を獲得しました。「BKW(番狂わせ)」を掲げ、アグレッシブなライブパフォーマンスがロック界で大きな注目を集めています。

 

以上私がおすすめする、今の邦楽ロックを代表するバンドでした。 

興味を持ってくれた方はぜひ聴いてみてください!考えるのではなく感じてください。そして音楽を全身で味わってください!

次のページではおすすめのガールズバンドを紹介します。

 

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初心者におすすめの邦楽ロック12選 【喜怒哀楽】

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邦楽ロックが大好きな筆者が邦楽ロックの基礎知識やおすすめのバンドなどを解説!

邦楽ロック入門 ~近年注目のおすすめバンドを聴こう~はこちらから!

著者:寺井まさき

めまぐるしい人生を駆け抜けられたのは「邦楽ロック」に救われてから。その魅力を一人でも多くの人に伝えたい。あなたなりの感じ方で邦楽ロックを楽しみ、好きになってもらえたら嬉しいです!お問い合わせはこちらから

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この章(第2章)ではおすすめの曲・バンドを3ページにわたって紹介いたします。

このページではおすすめの邦楽ロックを【喜怒哀楽】の感情別に分けて紹介いたします。

「嬉しい時は【喜】の曲」「哀しい時は【哀】の曲」という風にその時の感情に合わせておすすめの曲を聴いてみてくださいませ。

 

【喜】 ~嬉しい気持ちをさらに高める曲~

 

【喜】ではあなたが嬉しいことがあった時、その気持をさらに大きいものにしてくれる曲を紹介します。

どれも明るくアップテンポな曲なので、少し落ち込んだ時も元気になり「またこれから頑張ろう!」と前向きな気持ちへと切り替えることのできることでしょう。

 

 

1 WANIMA 『シグナル』

 

WANIMAの『シグナル』はメロディーがとてもリズミカルで、歌詞に前向きなメッセージ性があって、とても元気の出る曲です。

 

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映画ドラマの使用例・海外で活躍するバンド 【邦楽ロックの評価】

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この章(第1章)では「邦楽ロックの基礎知識」について4ページにわたって解説しております。

このページでは、日本や海外から邦楽ロックがどのように評価されているのかを紹介します!

 

日本での評価

 

邦楽ロックの日本の浸透度はとても高いです。

邦楽ロックは日常の様々なシーンで利用され、生活に浸透しています。その浸透度の高さが、日本における邦楽ロックの評価の高さと言えると思います。

 

映画・ドラマでの使用例

 

邦楽ロックの楽曲は多くのドラマや映画の主題歌に使われてます。

2016年放送された話題になった『逃げる恥だ役に立つ』では星野源が歌う『恋』という曲が主題歌として利用されました。

 

▼星野源『恋』のMV

 

エンディングで出演者が曲に合わせて踊る姿が「かわいい」という評判でした。私も動画サイトでガッキーのダンスを当時は飽きるほど繰り返し視聴していました!

そんな評判もあって『恋』は瞬く間に市民権を得て、その年の紅白歌合戦に歌われるほどの一大ブームとなりました。

 

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邦楽ロックで使用される代表的な楽器

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この章では邦楽ロックの基礎知識について4ページにわたってお伝えしております。このページでは邦楽ロックの楽器についてお伝えします

邦楽ロックは主に「ギター」「ベース」「ドラム」といった楽器で構成されます。簡単にわかりやすく各楽器の役割を紹介したいと思います。

 

邦楽ロックの主な楽器と役割

1 ギター

 

まずは、邦楽ロックの主な楽器の代表的な存在「ギター」から紹介いたします。

ギターの主な役割はコード(ド・ミ・ソなど複数の音が同時に鳴るハーモニーのこと)を弾くことです。

弦が通常6本あるので最大で6つの音を同時に鳴らすことができます。ドラムとベースが作り上げる音を土台に、ギターによってバンドの音楽に色を与える役割を担っています。

 

▼ギターの音

▼ギターが目立つ曲のイメージ

 

【編集部メモ】
日本のロックシーンを牽引しているギタリストと言えば「HI-STANDARD」の横山健が挙げられるでしょう。「カッコいい」を体現しているような曲の数々は今も世代を越えて支持されております。

 

2 ベース

 

ベースの主な役割は、「ギターには出せない低い音を出すこと」でバンドの演奏に厚みを出します。ベースがないとスカスカ感のある演奏となってしまいます。

ギターが一度に複数の音を鳴らすのに対して、ベースは単音(ひとつの音)のみを鳴らします。

 

▼ベースの音

▼ベースの音(ベンベンと低音で鳴り響いているのがベースです)

music by 魔王魂

 

【編集部メモ】
日本でNO1のベーシストと呼び声が高いのがRIZEのkenkenです。Dragon Ashなどにも参加しており、その演奏を聴けば地味なベースのイメージは一新されることでしょう。

 

3 ドラム

 

ドラムはライブなどでは一番後ろにセットされ、客席からは見にくい位置で演奏するため一見すると地味に思われがちな楽器です。

しかし「指揮者」や「土台」と表現されるほど重要な役割を担っています。

バンドの演奏の「スピード」や「曲のノリ」は、ドラムによって決定されます。ドラムのリズムの安定がなければ演奏全体が崩れてしまいます。

 

▼ドラムの音

 

【編集部メモ】
ドラムが凄いと言われる有名なロックバンドと言えば「凛として時雨」です。2008年に発売された 「Telecastic fake show」を聴けば、初心者の方でも思わず「ドラムうますぎ・・・」と絶句してしまうことでしょう。

 

以上3つが邦楽ロックで演奏される代表的な楽器となります。

まとめると、「ドラム」が曲として不可欠なビートやリズムを生み出し、「ベース」が重みや厚みを加え安定感を出し、それに「ギター」が音階というをつけることで音楽として成立するわけです。

 

必ずしも3つが必要ではない

 

その他にも、現代の邦楽ロックは様々な楽器が用いられています。

ピアノ、シンセサイザー、キーボード、サックス、トランペットなどなど。

この楽器が入ってたら「邦楽ロックじゃない!」なんてことはありません。

 

また使う楽器は3つとも限らないのです。3つではなくてもよいという例を1つ紹介します。

 

日食なつこの『水流のロック』という曲です。

 

 

この曲は数年前に、テレビ朝日の音楽番組「関ジャム~完全燃SHOW」で紹介されて話題になり、YouTubeの視聴回数が100万回を超えました。

この曲はピアノとドラムだけ(おそらくベースなども入っていますが、ここでは言及しません)で演奏されています。

 

番組の中では、

「ピアノでギターとベースの役割を同時にこなしている。それだけではどうしてもリズムやビートを刻むことができないため、最低限の楽器としてドラムが使用されている。現代の音楽シーンは音を追加するという足し算の考え方であるが、この曲は無駄な音や楽器を引いていく引き算の考え方が応用されている」

と紹介されていました。

 

当時この曲をはじめて聴いた時、私は衝撃を受けました。

2つの楽器のみで、こんなかっこいい曲が作れるのかと。

私は音楽の専門的な知識を持ち合わせている訳ではありません。ただ、この曲の「引き算」という考え方がとても新鮮で、「音楽は自由なんだな」と思いました。

 

現在邦楽ロックで用いられる楽器はたくさんあります。しかしどの楽器を使うかは自由なのです。

そんな当たり前だけどなかなか気付けない、とても重要なことをこの曲は教えてくれました。

 

このページでは邦楽ロックに用いられる楽器についてご紹介いたしました。次のページでは、邦楽ロックの歴史をお伝えします。

わかりやすく簡単に説明しましすので、歴史を知ってより邦楽ロックを好きになっていただければと思います。

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邦楽ロックとは

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邦楽ロックが大好きな筆者が邦楽ロックの基礎知識やおすすめのバンドなどを解説!

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著者:寺井まさき

めまぐるしい人生を駆け抜けられたのは「邦楽ロック」に救われてから。その魅力を一人でも多くの人に伝えたい。あなたなりの感じ方で邦楽ロックを楽しみ、好きになってもらえたら嬉しいです!お問い合わせはこちらから

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この章では4ページにわたって「邦楽ロックの基礎知識」についてお伝えします。基礎知識を知り、より邦楽ロックを好きになって欲しいと思います。

このページでは「邦楽ロックとは何か」についてお伝えします。

 

邦楽ロックとは

 

邦楽ロックという言葉(ジャンル)はすごく曖昧で、正確な定義はないです。

「ロック」という言葉がついていますが、一見すると「これはロックなのか・・・?」と思うような「ロック」というイメージからかけ離れた曲も「邦楽ロック」と呼ばれています。邦楽ロックと呼ばれる曲の範囲はとても広いのです。

邦楽ロックとは何かを理解していただくため、例として2曲紹介します。

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION「遥か彼方」

 

まずは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「遥か彼方」を聴いていただきたいです。この曲は「ロック」という言葉のイメージから、多くの人が想像するような曲ではないかと思います。

 

▼ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『遥か彼方』

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION
通称「アジカン」。1996年から活動をする4人組の邦楽ロックバンド。代表曲に「リライト」(5thシングル・2004)「ソラニン」(14thシングル・2010)など。

▼ASIAN KUNG-FU GENERATION

 

『はるか彼方』は人気アニメ「NARUTO」のオープニングの曲に使用されました。熱いメッセージがこめられた私の好きな曲の一つです。

 

▼NARUTO(ナルト)

 

いかにも「ロック」という感じのこの曲は、もちろん「邦楽ロック」のジャンルに入ります。

 

Awesome City Club「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」

 

上記で紹介したASIAN KUNG-FU GENERATIONの曲はいかにも「邦楽ロック」という感じですが、このAwesome City Clubの『今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる』は邦楽ロックの曲として聴くと、もしかすると違和感を覚えるかもしれません。

しかし、こちらも邦楽ロックの人気曲の一つです。

 

▼Awesome City Club「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」(3rdシングル・2017)

Awesome City Club
2013年から活動している男3女2の5人組バンド。略して「ACC」とも呼ばれる。代表曲に「Don’t Think, Fee」(2ndシングル・2016)「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」(先述)など。

 

この「クラブで流れていて、思わず踊りだしてしまいそうな曲」もれっきとした邦楽ロックなのです。

実際のところ「邦楽ロック」というジャンルはその場面や話者によって指す範囲が異なることは事実です。

 

▼邦楽ロックのアーティストの例

アーティスト 公式PV
KANA-BOON
ONE OK ROCK
フレデリック
ゲスの極み乙女。
米津玄師
back number
マキシマム ザ ホルモン

 

邦楽ロックの定義

 

邦楽ロックという言葉は曖昧なものであり、定義づけるのは難しいです。

ここでは私の独断と偏見の元「邦楽ロック」を以下の様に定義づけます!

 

  • ①日本人(あるいは主な活動地域が日本である外国人)で、
  • ②ロックであること

 

①日本人(あるいは主な活動地域が日本である外国人)は説明の通りです。「邦楽」は『日本の音楽』という意味ですので。

ただ、②の「ロックであること」というのは、そもそも「ロックとは何か?」と思う方もいると思います。

ここで「ロック」とは

  • 曲を製作し、
  • バンド(音楽を演奏する集団)でよく用いられている楽器(ギターやドラム)を使って演奏されている、
  • メッセージ性がある音楽

というものをロックとしたいと思います。

つまり、バンドでよく用いられる楽器を演奏し、メッセージ性のある曲を作成している日本人(あるいは主な活動地域が日本である外国人)が邦楽ロックバンドというわけです。

 

邦楽ロックの楽器については次のページで解説!

 

定義は曖昧なものなので、まずはあれこれ考えるのではなく「なんとなくこんなもんだろうな」とぼんやりとしたイメージを大切にしてもらえれば徐々にわかってくると思います!

邦楽ロックというジャンルはとても曖昧です。私の定義づけに納得いかない人もいるかと思います。

ただ、邦楽ロックというジャンルの定義が人それぞれ異なっていいと思います。むしろ「異なっていること」が正解なのかもしれません。

 

次のページでは「邦楽ロックで使用される代表的な楽器」についてお伝えします。これを知れば、さらに「邦楽ロックとは何か」という理解が深まるかと思います。

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