AAA(トリプルエー)入門~2005年。デビューの時からファンの筆者が伝える魅力~

はじめに

はじめに-私がAAAに一目惚れした理由

 

第1章

AAAのメンバーを紹介~主な活躍・出演作品・メンバーカラーなど~

AAAの歴史~ドームアーティストになるまでの道のり~

AAAのメンバーを紹介~主な活躍・出演作品・メンバーカラーなど~

前記事⇒はじめに-私がAAAに一目惚れした理由

 

2度のメンバー脱退を経て、現在は男性メンバー5人・女性メンバー1人で活動しているAAA。

それぞれのメンバーの主な活躍、出身地や誕生日、出演作品からメンバーカラーまでこの記事で知ることができます。

メンバーカラーって?

メンバーにはそれぞれ、担当している「色」があります。
AAAのグッズの中には、色がランダムで販売されるものが多くあるんですね。
タオルだったり、公式キャラクター「え~パンダ」のキーホルダーだったり。
また、LIVE中に使用するペンライトの色を変えることで、推しているメンバーへアピールすることができます。

LIVE会場に行くと、その人が何色を身に着けているかによって、誰を推しているのかわかります。

 

西島隆弘-TAKAHIRO NISHIJIMA-

生年月日:1986年9月30日
出身地:北海道
血液型:O型
愛称:にっしー
メンバーカラー:橙(オレンジ)
ソロ活動名:Nissy(ニッシー)
Nissy公式HP

ぷるぷるの厚い唇が印象的な西島隆弘さん。
活動初期からずっとメインボーカルを担当している1人です。

AAAの中で最も多くの作品に俳優として出演していて、デビューしてからわずか2年でドラマ「美味學院(デリシャスがくいん)」で主演を務めています。

【主な出演ドラマ】
2007年 テレビ東京「美味學院」
2009年 NHK「ゴーストフレンズ」
2010年 TBS「タンブリング」
2012年 NHK「平清盛」
2013年 NHK「太陽の罠」
2016年 CX月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」

ちなみに、「美味學院」にはメンバーの與真司郎さんも出演していますよ。

また、2009年には園子温さんが監督を務めた映画「愛のむきだし」で主演に大抜擢されています。
この映画はなんと237分にも及ぶ超ロングムービー。
数々の賞も受賞し、当時とても話題になりました。

AAAになる前は、地元のアイドルグループ「Japs」のメンバーとして活動していました。

 

宇野実彩子-MISAKO UNO-

生年月日:1986年7月16日
出身地:東京都
血液型:O型
愛称:うのちゃん
メンバーカラー:紫(パープル)
ソロ活動名:MISAKO UNO
MISAKO UNO公式HP

現在のAAAで紅一点を務める宇野実彩子さん。
宇野さんも、初期からずっとメインボーカルを担当しています。

そんな宇野さんはメンバーの中で唯一、ハリウッドデビューを果たしている女優さんでもあります!
帰国子女なだけあって、英語が堪能。まさに才色兼備です。

その出演したハリウッド映画は、2007年公開の「呪怨パンデミック」。
さらに、主題歌まで担当しています。
ソロデビューこそ2018年に果たしましたが、実はずっと前にソロで歌っていたんですね。

2010年には「ランデブー!」という映画で主演に抜擢されています。

【主な出演ドラマ】
2008年 NHK「瞳」
2012年 NHK「梅ちゃん先生」
2013年 テレビ東京「東京トイボックス」

 

浦田直也-NAOYA URATA-

生年月日:1982年11月10日
出身地:東京都
血液型:B型
愛称:直也くん、リーダー
メンバーカラー:緑(グリーン)
ソロ活動名:NAOYA URATA
NAOYA URATA公式HP

最年長メンバーかつリーダーである、浦田直也さん。
初期からメインボーカルを務める最後の1人です。

メンバーの中で最もソロデビューが早く、活動も音楽に関することが多いです。

テレビではクイズ番組に出ることが多いので、バラエティ向きですね!

【主な出演作品】
・映画
2007年 「ヒートアイランド」

・音楽
2009年 ソロデビューアルバム「TURN OVER」リリース
2010年 浜崎あゆみとのコラボシングル「Dream ON」リリース
2013年 ソロカバーアルバム「UNCHANGED」リリース

また、アパレルブランドとのコラボすることが多いオシャレさんでもあります。

 

日高光啓-MITSUHIRO HIDAKA-


生年月日:1986年12月12日
出身地:千葉県
血液型:O型
愛称:だっちゃん
メンバーカラー:黄(イエロー)
ソロ活動名:SKY-HI(スカイハイ)
SKY-HI公式HP

初期からずっとラップを担当している日高光啓さん。楽曲によっては、ラップではない歌唱もしています!

AAAとして活動する一方、ラッパーとしても長年活動しています。その実力は確固たるもので、高い評価を得ています。

2013年の初ソロツアーを機に、どんどんソロ活動の規模を拡大していて、野外フェスにも出演するほどです!

楽器も堪能で、AAAのライブではピアノを披露することもたびたびあります。

【主な出演作品】
・映画
2010年「サヨナライツカ」

・音楽
2013年 初ワンマンツアー
「SKY-HI TOUR 2013-The 1st FLIGHT」
2013年 ソロ初両A面シングル「愛ブルーム/RULE」リリース
その後毎年ソロLIVEツアーを開催しています。

 

與真司郎-SHINJIRO ATAE-

生年月日:1988年11月26日
出身地:京都府
血液型:O型
愛称:真ちゃん
メンバーカラー:青(ブルー)
ソロ活動名:SHINJIRO ATAE
SHINJIRO ATAE公式HP

メンバー最年少で、現在アメリカの大学へ通っている與真司郎さん。

活動初期の頃は主にダンスを担当し、現在は歌唱も担当しています。

英語がペラペラな與さんですが、なんとその英語は独学で習得したもの。海外から駆けつけるファンも多くいます。

映画や舞台にも幅広く出演し、オリジナルのファッションブランドも立ち上げているマルチぶり。

2018年11月26日に、初のソロデビューアルバムリリースを控えています。

【主な出演作品】
・映画
2009年「守護天使」
2010年「ラムネ」主演
2011年「スイッチを押すとき」

・ドラマ
2006年 テレビ東京「心霊探偵八雲」主演
2007年 テレビ東京「美味學院」
2009年 日本テレビ「LOVE GAME」
2009年 MBS・TBS「帝王」
2012年 TBS「スナーク狩り」

 

末吉秀太-SHUTA SUEYOSHI-


出身地:長崎県
血液型:A型
愛称:秀太、シューティー
メンバーカラー:桃(ピンク)
ソロ活動名:SHUTA SUEYOSHI
SHUTA SUEYOSHI公式HP

高い身体能力を武器とする末吉秀太さん。
初期活動の頃は、ダンスとアクロバティックを担当していました。

現在ではメインボーカルの3人(西島・宇野・浦田)に引けを取らないほどの歌唱力を誇っています。

2018年には、初ソロデビューアルバムをリリースし、武道館でのワンマンLIVEを成功させています。

また、ソログッズのデザインを手がけるなどセンスの良さも伺えます。

【主な活動】
・ダンス
2012年 shibuya harlem
「DANCE HOLIC 1st anniversary」
2014年 よみうりランド
「末吉秀太 SPECIAL DANCE NUMBER」

・音楽
2016年 初ソロライブ
「Shuta Sueyoshi Solo live「S」」
2017年 オリジナル楽曲を配信リリース
2018年 初ソロデビューアルバム
「JACK IN THE BOX」リリース
同年のツアーにて武道館公演を開催。

AAAとして活動する前は、男性4人組グループ「FRIENDS」のサブリーダーを務めていました。

また、末吉さんの初期メンバーカラーは黒だったので、昔のグッズには黒いタオルが存在しています。
(現在はピンクがメンバーカラー)

 

伊藤千晃-CHIAKI ITO-


生年月日:1987年1月10日
出身地:愛知県
血液型:B型
愛称:ちあちゃん
メンバーカラー:赤(レッド)
ソロ活動名:CHIAKI ITO
CHIAKI ITO公式HP

元メンバーの伊藤千晃さん。
2017年まで共に活動していました。

映画出演だけでなく、コスメプロデューサーを務めるなど、幅広く活躍していました。
現在は結婚しているので、本来の名字は違いますが活動名は「伊藤」のままです。

【主な出演作品】
ドラマ 2008年 台湾CTS 蜂蜜幸運草
(日本名「ハチミツとクローバー」)
映画 2007年「ヒートアイランド」
アニメ 2008年「ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜」

伊藤さんをモデルにしたボーカロイドもいますよ。
AAAのファッション担当的な存在でした。

 

後藤友香里-YUKARI GOTO-


生年月日:1988年1月14日
出身地:東京都
血液型:B型
愛称:ゆかりん
メンバーカラー:桃(ピンク)

元メンバーの後藤友香里さん。
2007年まで共に活動していました。

病気で脱退しましたが、復活したのちに声優として活動しています。
高い身体能力を生かし、AAAではアクロバットを担当していました。

現在は、AMG MUSIC SCHOOLのトレーナーとして活躍しているので
残念ながらSNSで姿を見ることはできません。

【主な出演作品】

2006年「LEMON ANGEL PROJECT」
2013年「探検ドリランド -1000年の真宝-」
2014年「ONE PIECE」
2015年「俺物語!!」
2015年「重装機兵レイノス」

「Trefle」と「EMERGENCY」という声優ユニットを組んでいました。
ちなみに、リーダーの浦田さんとは幼馴染みですよ。

 

 

1人1人の活動の幅が広い

この少しの紹介だけでも、いかにメンバー1人1人の活動が幅広いかわかりますよね。

他にもアクセサリーを展開したり、他のアーティストの作品に参加したりと、まだまだ多方面への活躍があります。

それは、グループ名の由来である

「Attack All Around」(アタックオールアラウンド)
=すべてのことに挑戦する

の通りだと思います。

 

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はじめに-私がAAAに一目惚れした理由

私がAAAの虜になったきっかけ

忘れもしない2005年9月14日。
私はこの日初めて、身体に電気が走る感覚を体験しました。

 

リビングで学校の宿題をしている時に、兄がバタバタと帰宅。
手洗いもせずにせかせかとDVDプレイヤーを起動させる兄を見て、何事かと思いました(笑)

セットしたDVDを流し始めた途端に、1回目の電流が私に流れたのです。

「なんだこのむちゃくちゃカッコイイ曲は……?!?!」

宿題を進める手を止めて、バッと顔をあげる。

画面に映っていたのは、ハイテンポな音楽に合わせて歌って踊る8人の男女。

これが私とAAAの最初の出会いでした。

 

まさに運命と言わざるを得なかった

兄に話を聞いたところ、なにか新しいCDを探そうとお店に行ったら、大々的にAAAのコーナーが展開されていたらしく。

視聴用のプレーヤーで、少し聴いてみたらあまりにもカッコよくて即決購入。

 

それがちょうどAAAのデビュー日だっただなんて、後から知ったときは運命的すぎて震えあがりました(笑)


(AAAデビューシングル『BLOOD on FIRE』画像クリックで外部リンクへ)

最初で最期の一目惚れ

しばらくDVD(PVですね)に釘づけになっていた私は、メンバーのことが気になり、CDディスクへと手を伸ばしました。

PVのカメラワークが激しすぎて、メンバー1人1人の顔がよく見えなかったんですよね。

 

そこで私は、人生最大の電流を受けるのです。

CDジャケットに写る、各メンバーの姿。
その中でも、私の心を一瞬で掴んだのが「與真司郎(あたえ しんじろう)」さんでした。

当時の私は小学5年生と、おませな時期でもあったからか「これが一目惚れなのね!」と一気に乙女モードに(笑)

そこからはもう宿題なんて手につかず、AAAに出会ったばかりの兄に質問しまくりでした。

「この人の名前、なんて言うの?」
「何歳なの?」
「彼女とかいるのかな?!」

当然、兄からは名前しか返ってきませんでした(笑)

 

晴れて與さんの名前を知った私は、その日1日かけて出回っている画像を集めに集めましたね。

大食いで困っていたのに、夜ご飯も思うように喉を通らないほどでした。

曲を聴いて興味をもち、與さんへの一目惚れから始まった、私のAAA人生。

始まりこそ、外見への一目惚れでした。
しかし、現在ではメンバー全員の個性が大好きで、家族のようなメンバー仲が大好きです。

 

ここでわかるAAAのことって?

今でこそ、ドームツアーを行うほど大きくなったAAA。

ここでは、そんなAAAのことを最近知った人のために以下のことを紹介します。

・AAAの成り立ち
・各メンバーの魅力
・歌詞やPV別のオススメ楽曲

よく言われるのが、「にっしーなら知ってる」という言葉。

そう、西島隆弘さんの知名度は飛び抜けてあるんです。
月9ドラマに出ていたり、音楽番組で他のアーティストとコラボしたりしているので、覚えてもらいやすいんですよね。

 

西島さんがキッカケでAAAへ辿り着いた人は、他のメンバーの魅力も知ってもらえたら、もっとライブが楽しくなりますよ。

そして、AAAはデビューしてから楽曲リリースのペースが尋常じゃなく早かったので、持ち曲の数が膨大。
何から聴けばいいのかわからない!という人のために、歌詞によるオススメ楽曲や、PVによるオススメ楽曲を紹介していきます。

西島隆弘
宇野実彩子
浦田直也
日高光啓
與真司郎
末吉秀太

伊藤千晃(元メンバー)
後藤友香里(元メンバー)

この8人が魅せる世界が、少しでも伝わればいいなと思います。

※現在は6人グループです。

余談:私の初参戦日のこと

ちなみに、私はAAAとしてのイベントよりも與さんのイベントに行った方が先でした。

それまで田舎を出たことがなく、幼かったためお母さんと一緒に東京へ。

 

「研修医魂」というDVDのハイタッチイベントで、與さん本人と初めて対面しました。

当時は自分なりの精一杯のオシャレで、サロペットを着ていったのを覚えています(笑)。

 

イベント中、お母さんは近くを散策しに行ったので、イベント後に会場の外でしばらくお母さんを待っていました。

急いで戻り、泣きじゃくる私を見てギョッとしながら「ごめんね、初めての東京で怖かったよね」と謝るお母さん。

 

嗚咽を漏らしながら私が絞り出した言葉は「與さんカッコよかった……。」

この日以来、お母さんに心配されることはなくなりましたとさ。

 

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スターダスト・レビューの歴史③ 【現在まで】

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「スターダスト・レビューが日本一のライブバンド」と言える理由を、数百本以上のライブに通い、ボーカル根本要のラジオを愛聴する筆者がお伝えいたします。スターダスト・レビューの「メンバー」「歴史」「魅力」など徹底解説!

スターダスト・レビュー入門 ~日本一のライブバンドと言える理由~ はこちらから

著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。お問い合わせはこちらから

 

『スターダスト・レビュー入門』目次へ  (全14ページ)

 

 

この章(第1章)は「スターダスト・レビューのメンバーと歴史」。

3ページに渡りスターダスト・レビューの歴史を紹介しています。このページでは光田氏脱退後~現在(2018年)までを紹介します。

 

新サポートメンバー加入

 

「アルバム『Style』のレコーディング中に光田さん脱退」という大きな出来事がありましたがアルバムを完成させ 、このアルバムを持って、すぐにツアーに繰り出します。

 

▼2001年にスタレビを脱退した光田健一氏

 

光田さん脱退の後は

キーボード🎹の添田啓二さん

ギター🎸他の岡崎昌幸さん

がサポートメンバーとしてツアーに、レコーディングにと大きく関わってきます。

 

▼岡崎昌幸氏


光田さん脱退の後のアルバム「Style」が発売され始まったライブツアー「Style」。

 

▼Style(画像クリックでアルバム詳細へ)

 

正直、自分の目で新しいスタレビを見るまでは不安がありました。

でも、いざ客電(客席のライト)が落ち目の前に6人が現れ、音が鳴り始めた瞬間

「何も変わってない!スタレビがそこにいる!」

と思いました。

 

「変わってない」というと進化してないように聞こえますが、そうではなくきちんと新しいスタレビを見せながらも変わらないスタレビがそこにいました。

 

その後、スタレビ4人+2人の体制は今もずっと続いています。

私たちファンにとってもこれがスタレビであり、他のサポートメンバーは考えられない気持ちになっています。

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スターダスト・レビューの歴史 【デビュー前から三谷泰弘在籍時】

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『スターダスト・レビュー入門』目次へ  (全14ページ)

 

 

この章(第1章)は「スターダスト・レビューのメンバーと歴史」。

このページから3ページに渡りスターダスト・レビューの歴史を紹介していきます。このページではアマチュアバンド時代~三谷氏が脱退するところまでを紹介します。

 

アマチュアバンド時代

 

スターダスト・レビューの前身は「アレレのレ」というアマチュアバンドです。

 


▲写真左から:柿沼・根本・林 ・寺田

 

根本要さんと柿沼清史さんは同い年で同じ高校、そこで出会います。

寺田正美さんと林”VOH”さんは同い年で要さんたちの2歳下、幼稚園の頃からの幼なじみ。

 

▼スタレビメンバーの関係図

 

「アレレのレ」ではキーボードをTHE JAYWALK(前J-WALK)の杉田裕さんが努めていましたが脱退したため、アマチュアバンド仲間で評価の高かった三谷泰弘さんが加わります。

 

J-WALK

1993年『何も言えなくて・・・夏』で紅白歌合戦に出場する。2011年に「J-WALK」からバンド名が「THE JAYWARK」になる。

▼アマチュアバンド仲間で評価の高かった三谷泰弘氏

 

三谷さんによれば「要さんから「アレレのレ」への誘いがあるだろうということは予想していたし、電話があった時は、とてもうれしかった」そう。

三谷さんは寺田さんたちと同い年。

 

▼アレレのレ時代メンバー図

 

1981年デビュー

▲『シュガーはお年頃 2002リマスター』

 

ヤマハポピュラーソングコンテストでデビューのきっかけをつかむまでは、要さん、柿沼さん、VOHさん、三谷さんは大学生、寺田さんは就職していました。

そして1981年に「シュガーはお年頃」でデビューしますが全然売れませんでした。

 

 

業界内の評判は割と高く、かろうじてアマチュア時代と同様にライブに力を注ぐことはできていましたが、レコードは売れないし、お客さんも入りません。

そんな中、エリック・クラプトンの武道館公演で前座をしたことがその当時の自慢。

 

▼エリック・クラプトン

photo by Steve Proctor

 

4枚目シングル「トワイライト・アヴェニュー」

 

鳴かず飛ばずで来ていたスタレビは、スタッフから

「次の曲が売れないと後がない」

と言われ、初めて作詞家に依頼して書いてもらった4枚目のシングル「トワイライト・アヴェニュー」(1983)が少しだけ注目を集めます。

切ない歌詞と美しいメロディー、私はこの曲が大好きで、私の中のベスト5に入ります。

 

著者がおすすめするスターダスト・レビューの名曲は第2章で解説!(現在第1章)

 

「トワイライト・アヴェニュー」までは主に、要さんとVOHさんが作詩をしており、要さん曰く「歌詞なんて正直なんでもよかったんだね(笑)」と。

音楽マニアの要さんは、聴いてきた音楽もその当時は歌詞の内容よりも音のカッコよさなどに魅了されていて、歌詞はあまり興味がなかったようなのです。

 

それは、自分の歌詞にも表れていて、今ではライブで大人気で大いに盛り上がるシングル

「シュガーはお年頃」(先述)

「銀座ネオンパラダイス」(2ndシングル・1981)

「ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス」(3rdシングル・1982)

も歌詞の内容はそこまで共感を得るようなものではなく、勢いのあるサウンドの楽しさに重点が置かれている印象です。

 

この当時のスタレビの音楽はみんなでわいわい楽しく歌える「ブギウギ、ドゥーワップ」の曲調のイメージがあり、後にライブでは上にあげた3曲を観客と一緒に歌うことが多いです。

当時あまり評価が高くなかったとはいえ、メンバー、特に要さんはとても自信を持っていて、今ではスタレビのスタンダードナンバーとなっているのだから不思議です。

 

カルピスCM「夢伝説」

 

そしてなんとか少しだけ結果につながり、ホッとできたスタレビは相変わらず精力的にライブ活動をしており、以前よりも集客も少しずつ上がっていき次の5thシングル「夢伝説」(1984)がカルピスのCMに使われたことからさらに注目を浴びることになります。

 

「この曲に救われた、これがなかったらスタレビは終わってた」

と要さん。

どんなに自信を持っている曲でも、いいライブをしていても、結果がともなわなければ厳しい音楽業界。

第一期のスタレビのターニングポイントはまさしくここだと言えます。

 

ここから

「今夜だけきっと」(9thシングル・1986)

「Stay My Blue」(14thシングル・1988)

「Nothern Lights」(15thシングル・1989)

「君のキャトル・ヴァン・ディス」(19th・1990)

「もう一度抱きしめて」(24thシングル・1993)

などさまざま楽曲を発表し世間の認知度も増え、もともと力を入れていたライブパフォーマンスの高さから、ファンが増え始めます。

 

代表曲「木蘭の涙」

 

そしてスタレビの一番知られているであろう曲「木蘭の涙」(25thシングル・1993)をリリースします。

 

・・・といってもそんなに当時売れたわけだはなく「スタレビの中では」ですよ。

 

今では、いろんなアーティストがカバーしているので「スタレビが本家」と知っている人もいなかったりして

「『木蘭の涙』ってスタレビもカバーしてるんですねぇ」

と業界関係者に言われ、気の弱い要さんは

「えっ、あっ、はい・・・」

なんて・・・。

 

この1980年代半ばのスタレビは三谷さん中心のシンセサイザーやデジタル音を多用したキラキラしたおしゃれなサウンド。

▼シンセサイザーの例

 

デビュー前、デビュー当時は泥臭くラフに好きな音楽をやっていたスタレビも、いつの間にかおしゃれなシティポップスと言われ始め、衣装も当時はやっていたダブルのカラースーツに身を包みます。

▼カラースーツ

 

三谷氏の脱退

▼三谷 泰弘氏

 

そうして少しだけ順調に動きだしたスタレビに最大の危機が。

キーボードの三谷さんが「スタレビを脱退したい」と言ってきたのです。

 

三谷さんは音楽の才能をさらに開花させ、この頃のスタレビの作曲編曲を手掛け、多くの名曲を生み出し、スタレビのなくてはならない大黒柱になっていました。

しかし、自身のソロ活動をしたいということで「脱退したい」と。

要さんは三谷さんと自分たちの音楽的レベルの差がどんどんかけ離れていっていることを実感していて三谷さんのやりたいことはスタレビではできない、感じていました。

 

そして1994年いっぱいで三谷さんはスタレビを脱退します。

消してケンカ別れではなく、快く送り出し、今でも三谷さんとは仲間であり、スタレビの記念ライブなどにも参加しています。

こうしてスタレビの名キーボーディストであり名作編曲家の三谷さんに頼りっぱなしだったスタレビはこれからの活動に不安を抱えていくのでした。

 

次のページでは三谷氏脱退後のスターダスト・レビューから、光田氏が在籍していた時までを紹介していきます。

『スターダスト・レビュー入門』目次へ  (全14ページ)

 

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著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。お問い合わせはこちらから

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スターダスト・レビューの歴史② 【光田健一在籍時】

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この章(第1章)は「スターダスト・レビューのメンバーと歴史」。

3ページに渡りスターダスト・レビューの歴史を紹介しています。このページでは三谷氏が脱退後~光田氏の脱退までを紹介します。

 

アルバム「艶」をリリース

 

三谷泰弘さんの脱退はスタレビにとって大きな打撃でした。

 

▼1994年にスタレビを脱退した三谷泰弘氏

 

スタレビのボーカル&ギターの根本要さんはバンドの解散も考えたのですが

「やはりバンドを続けたい、自分たちで頑張ろう」

と決意します。

 

「何十年もバンドを続けられてすごいですね」という問いには

「誰でも続けようと思えば続けられるよ。だって解散しなきゃいいんだもん(笑)」

と要さんらしい答えを返しています。

三谷さんが脱退するまでの数年間のスタレビサウンドは三谷色が強くキラキラしたイメージです。

 

▼根本要氏

 

三谷さん脱退後、スタレビは自分たちの音楽を再確認し、デジタルではなく生のバンドサウンドにこだわった「艶」(12thアルバム・1995年)というアルバムを発表します。

バラエティに富んだ、豊かな色を散りばめたアルバムとして「艶」と名付けたそうです。

 

▼アルバム「艶」

 

このアルバムの1曲目の「KEEP ON ROLLIN’」はスタレビらしい軽快なロックンロールナンバー。

 

この曲に新生スタレビの決意表明が表れている気がします。

私はこの曲が大好きで、セットリスト(ライブの曲順)にこの曲が入っているともう大興奮!

このアルバムのツアーグッズのキーホルダーに「Keep On Rollin’」の文字が刻まれていて、今でも大事にこのキーホルダーを持っています。

 

▼「艶」のツアー『STARDUST REVUE CONCERT TOUR 艶』

 

光田健一(みつだ けんいち)氏加入

 

このツアーからキーボードに光田健一(みつだ けんいち)さんがサポートとして加わります。

 

▼光田健一氏

 

光田さんは要さんより10歳も下で、素晴らしい音楽センスの持ち主。

メンバーが出したアイデアを、その音楽センスでどんどん実現化する光田さん。

 

「世の中にはこんなすごい人もいるんだなあ」

とメンバーは驚くばかり。

 

光田さんは両親ともに音楽に携わった仕事をしており、小さいころからクラシックを筆頭にたくさんの音楽に囲まれて育ちました。

東京芸術大学音楽部作曲科に在学していた経歴があり、絶対音感の持ち主で素晴らしい才能を持った光田さんはスタレビに様々なインスピレーションを与えることになります。

 

音楽を基礎から学んでいる光田さんとの出会いによって、スタレビの音楽はまた新たにいろんな可能性が広がっていくことになります。

ライブでもその音楽スキルの高さと、ルックスのかわいらしさからスタレビファンにも大人気だった光田さんを、1998年に正式メンバーとして迎えます。

新生スターダスト・レビューになってから初めてのライブで要さんはライブ後、大泣きしたそうです。

 

「これでいける、大丈夫だ」と。

 

そしてオリジナルアルバムの他、

光田さんが全曲アレンジを手掛けたアカペラアルバム『DEVOTION』(1999)

バラードなしのライブアルバム『No Ballds』(2001)

の発表など、より円熟した新しいスタレビの魅力は多くの称賛を受けその活動はとても順調でした。

 

そんな中、事務所独立というスタレビにとって新たなチャレンジも始まっていました。

 

事務所からの独立

 

2000年、スタレビは前事務所アップフロントエージェンシーから独立します。

 

自分たちのやりたいことだけをやれるように…

きちんと自分たちの音楽に集中できる環境で自分たちの目指す音楽をやり続けるために独立を決意したのです。

 

スタッフとタクシーに乗っているときに電話がかかってきて何やら良さげなニュースがあったよう。

「『なんだ?俺たちのことか?』と思ったら同じ事務所のKANちゃんのことだった(笑)」と。

スタレビの事務所を作って自分たちのためだけに動いてくれるスタッフが欲しかったんだ、と要さん。

 

KAN


CD売上累計201万枚以上の大ヒット曲「愛は勝つ」でお馴染みの日本のシンガーソングライター

後にKAN氏とスタレビは『SSKB』というユニットを組むことになります。第3章で紹介!(現在第1章)

 

アップフロントでスタレビについてくれていた鬼木氏が、現事務所「ラプソディ」の社長となりスタレビはまた新しい一歩を踏み出します。

要さんは

「お金もかかるし、正直簡単に独立できると思わなかった。でも鬼木さんがいろいろ計算してくれたら何とか大丈夫で、アップフロントとも話し合ってあっさり独立を認めてくれて円満退社です。本当に感謝してますし、自分たちの責任で音楽をやっていくんだと改めて思いました」

と。

 

光田氏の脱退

 

そして順調に進んでいたスタレビの活動に、新たな危機が・・・。

2001年11月、アルバム「Style」のレコーディング中に光田さんは突然スタレビを脱退します。

この事はファンの間で大騒ぎになり、今でもその衝撃を覚えています。

当時はネットが普及し始めていて、どこかからの発言が発端で噂が広まり、スタレビも光田さんも急遽コメントを発表しました。

 

実は光田さんはスタレビのサポートメンバーの時から自身のソロ活動やプロジェクトがあったそうです。

スタレビの正式メンバーとなってからも、マネージメントはスタレビ側ではなく、それまで通り光田さん側のマネージメントに所属していました。

 

要さんからの説明は

「決して仲たがいや金銭の問題などのトラブルではなく、マネージメントが上手くいかなくなってしまった。マネージメントが二つあることは難しかった」

とありました。

 

私たちにははかり知れない本人たちも上手く説明できないさまざまな理由、実情があるのでしょうが、双方ともにこれまでの感謝と最大のエールを綴っていました。

その言葉通り、今でも光田さんは仲間であり、初代キーボーディストの三谷さん同様、イベントに参加もしています。

 

「Style」完成

 

こうしてスタレビにとってもファンにとっても衝撃的な、レコーディング途中の脱退という出来事を乗り越えてアルバム「Style」(16thアルバム・2002年)を完成させるのでした。

制作時には急遽、元メンバーの三谷さんにサポート求めましたが、快く参加してくれています。

 

▼元メンバーの三谷泰弘氏

 

「Style」は真っ白なジャケットが印象的なのですが、その通り「新生スタレビ」という感じがとても漂っています。

 

▼Styleのアルバムジャケット

 

三谷さん脱退後のアルバム「艶」とはまた違う、新しさ。

もし、光田さんが脱退していなかったらこんなアルバムになっていなかったのか、それとも初めからこんなアルバムの予定だったのか、ジャケットはこうだったのか・・・。

全てが必然に思えてしまうアルバムです。

全体的にとてもシンプルでストレートなアルバムで、すべて根本要の作詩作曲。

これまではほとんど自分達でアルバムプロデュースをしてきましたが、初めて外部プロデューサーにエレファントカシマシなどを手掛けた熊谷昭氏を立て、制作したアルバムです。

 

エレファントカシマシ
1981年結成、日本のロックバンド。代表曲に「今宵の月のように」など。

▼エレファントカシマシ

 

要さんは作詩したものをことごとく熊谷氏に却下され、こてんぱんに詩の部分を鍛えられます。

書きあがった詩に対して

「根本君はしゃべりは面白いのに、詩は全然おもしろくないね。まだ、本気で書いてない。本音を書いてない。つくろってない本当の心からのラブソングが見たい」

などど何度も書き直しをさせられます。

 

要さんはこの時のことを

「本当に苦労した。だってラブソングって言っても、俺なんてそんなに恋愛経験ないしさぁ・・・」

と語っています。

アマチュア時代からデビュー後も歌詞に特別な思い入れがなかった要さんですが、熊谷氏との出会いによって要さんの作詩に対する意識はとても高いものになっていったそうです。

 

次のページではこの後のスターダスト・レビューから現在までの歴史を紹介します。

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著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。お問い合わせはこちらから

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スターダスト・レビューのメンバー紹介 【バンド名の由来】

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「スターダスト・レビューが日本一のライブバンド」と言える理由を、数百本以上のライブに通い、ボーカル根本要のラジオを愛聴する筆者がお伝えいたします。スターダスト・レビューの「メンバー」「歴史」「魅力」など徹底解説!

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スタレビのメンバー紹介

▲写真左から:柿沼・根本・林 ・寺田

 

スターダスト・レビューは1981年デビューの4人組バンドです。(後述しますが、デビュー当時は5人でした。)

 

スタレビメンバーの名前と役割

ギター🎸&ボーカル・・・根本要(ねもと かなめ)

ベース🎸&コーラス・・・柿沼清史(かきぬま きよし)

ドラム&コーラス・・・寺田正美(てらだ まさみ)

パーカッション&サックス📯&コーラス・・・林 ”VOH”紀 勝(はやし・ボー・としかつ)

 

根本要(ギター&ボーカル)

名前 根本要(ねもと かなめ)
生年月日 1957年5月23日
出身地 埼玉県行田市

 

ギター&ボーカルの要さんはギターはもちろんの事、歌声やボーカルスキルの高さからボーカリストとしてとても評価が高いです。

3時間半を超えるライブの間、歌いっぱなし、しゃべりっぱなしでもつぶれない強靭な喉(のど)の持ち主。

 

しかもライブ後のメンバー、スタッフとの食事会でもしゃべりっぱなしで、とにかくおしゃべりが大好きな要さん。

その要さんから繰り広げられるライブ中のMCはいつもいつも大爆笑で、CDの特典として「MCD」なるMCだけを集めたCDがつけられたことも。

 

スタレビのライブDVD(Blu-ray)にはメンバー座談会の副音声がつけられていて、ファンは主音声ではなく、副音声から見始めることが多々あり。

そのトークのおもしろさは音楽界の落語家と評される、さだまさしさんからもお墨付き。

 

スタレビ根本氏のMCを楽しめるCD・DVD
スターダスト・レビューの35周年(2016年時)記念ベスト・アルバム。MCD、座談会が収録されている。

▼CD+DVD『「スタ☆レビ」-LIVE&STUDIO- (初回限定盤) 』

 

また、ボーカリストであるとともにギタリストとしてももちろん評価が高く、ライブではずっとギターを弾きながら歌っています。

とにかく仕事でもプライベートでも片時もギターを離さない要さん。

私は要さんのカッコよくて時に優しく温かいギターが世界一大好きなんです。

 

 

柿沼清史(ベース&コーラス)


▲左から二番目が柿沼清史

名前 柿沼清史(かきぬま きよし)
生年月日 1957年11月11日
出身地 埼玉県羽生市

 

ベースの柿沼さんは、そのほんわかしたたたずまいからはあまり想像できないかもしれませんが、そのベースプレイは「カッコいい!」の一言。

ブイブイとチョッパーで弾いている時の、そのグルーブ感はたまりません。

 

▼ベースのチョッパーの例

 

デビュー当時はアイドルっぽいルックスでとてもかっこいい柿沼さん(今も素敵ですよ)。

ルックスがコンプレックスのボーカル根本要さんやスタッフの間でも

「柿沼をフロント(前に押し出す)にした方がいいんじゃないのか?」

との声もあったほど。

 

でも、年齢と共にぽっちゃりしてきたことで、

「柿沼はステージで動かない」

といつも要さんにいじられますが、そのベースプレイはファンキーでとってもカッコよくて、このベースラインがあるからこそ心地よいグルーブが生まれるんだなあ、と感じています。

 

寺田正美(ドラム&コーラス)

▲右から二番目が寺田正美氏

名前 寺田正美(てらだ まさみ)
生年月日 1959年7月26日
出身地 埼玉県熊谷市

 

ドラムの寺田さん、寡黙であまり話さないキャラクター。

ステージ上でもあまり話さないので

「寺田が今日初めてしゃべった!」

なんて要さんにツッコまれますが、ボソッと話す一言がおもしろい寺田さんです。

 

穏やかで優しい人柄で、その細身の体から生み出されるパワフルなドラムはタイトでカッコいい!

ドラムの音が重すぎず軽すぎずクリアでキレッキレなんです。

ベースの柿沼さんと共にこのリズム隊がスタレビの大きな土台になっているからこそ、すべてのバランスがいいのだと思います。

 

林 ”VOH”紀 勝(パーカッション&サックス&コーラス)

▲一番右が林 “VOH”紀 勝氏

名前 林”VOH”紀勝(はやし・ぼー・としかつ)
生年月日 1960年1月28日
出身地 埼玉県熊谷市

 

パーカッション(打楽器全般)のVOHさんは一見怖そうな見た目とは裏腹にとてもやさしく、よく気が付き、面倒見のよいバンドのお母さん的存在。

要さんによく愛のあるいじりをうけますが、暴走する要さんをいつもやさしくフォローしてくれます。

 

そしてVOHさんのパーカッションはスタレビの音楽にさまざまな彩を添えてくれます。

CDでもパーカッションの音色がよく聴こえていてカッコいいんですよね。

ライブではサックスを吹きながら右に左にと盛り上げるVOHさん、みんなそんなVOHさんが大好きなんです。

 

サポートメンバー

現在は上記4名にサポートメンバーとして

キーボード🎹&コーラス・・・添田啓二(そえだ けいじ)

ギター🎸&キーボード🎹&コーラス・・・岡崎昌幸(おかざき まさゆき)

を加えた6人でライブを行っています。

 

▼サポートメンバーの1人岡崎昌幸氏

 

デビューからの「メンバー脱退・加入」

 

スターダスト・レビューの前身は「アレレのレ」というアマチュアバンド。

ヤマハポピュラーソングコンテストにて「おらが鎮守の村祭り」という曲で優秀曲賞を受賞したのがデビューのきっかけ。

 

おらが鎮守の村祭り

「おらが鎮守の村祭り」はスタレビ7枚目のアルバム『HOT MENU』(ベストアルバム)に収録されている。この曲には元メンバーの三谷氏や光田氏が特別参加している。

 

ちなみにこの時のグランプリはクリスタルキングの「大都会」です。

 

1981年のデビュー当時にはキーボードの三谷泰弘(みたに やすひろ)氏を含めた5人だったのですが、1994年に脱退しました。

 

▼デビュー(1981年)~94年までメンバーだった三谷泰弘氏

 

その後キーボードのサポートメンバーだった光田健一(みつだけんいち)氏が1998年に正式加入しますが、2001年に脱退します。

 

▼1998~01年までメンバーだった光田健一氏

 

光田さん脱退の後は先ほど紹介した

キーボードの添田さんと

ギター他の岡崎さん

がサポートメンバーとしてツアーに、レコーディングにと大きく関わっています。

 

▼スタレビの歴史(概略図)

 

 

スタレビの人間性

 

スターダスト・レビューというおしゃれな名前がついていますが、メンバーたちはおしゃれ感とは程遠く、見た目にはあまりこだわらないただの音楽好きの人たち。

スタイリストさんや、メイクさんに

「体形が乱暴(笑)」

と言われることも多々あり。

 

要さんはただただ音楽が好きで好きで運よくデビューできて

「なんとなく好きなことをやっているだけでここまで来てしまった」

というような生粋の音楽マニア。

 

「アレレのレ」という名前も「バンドの名前なんて何でもよかった」と要さんの言うように、ただただ音楽を楽しくやっていただけ。

 

「スターダスト・レビュー」の由来

 

デビューの際にさすがにこのバンド名はまずいだろうと、「スターダスト・レビュー」というバンド名になりますが、この名前からうけるイメージと自分たちがあまりにも程遠いため当初はすごく名乗るのが恥ずかしかったそうです。

 

名前の由来は

ジャズのスタンダードナンバー「スターダスト」

自分たちの持つさまざまな音楽スタイルをライブでレビュー方式で見せたい

ということから。

 

その名の通り、スタレビのライブは音楽ではもちろん、要さんのトークで笑わせ、小芝居もあったりと毎回楽しいライブで私たちを楽しませてくれています。

 

MCで大爆笑の後にいきなりバラードが始まったりするのですが、それでも曲が始まると一瞬にして曲の世界に引き込んでしまえるのは高い音楽力があるから。

ライブでの演奏力の高さにいつも感動するのです。

 

以上、スターダスト・レビューのメンバー紹介とバンド名の由来でした。次のページからは3ページに渡ってスターダスト・レビューの歴史を解説していきます。

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クラシック音楽初心者入門 ~有名曲・作曲家を学ぼう!~

はじめに

クラシック音楽を聴きますか?テレビ番組やCMなどで使われて、身近にあるけれど難しそうで敷居が高い… そんな方は多くありませんか?

クラシック音楽は有名な曲や名前を聞いたことの作曲家の背景を知ると全く異なる聴こえ方がしてくるのです。そして何よりその背景が面白い!このWebonを読み終える時にはあなたもきっとクラシック音楽にハマっている事間違い無し!

はじめに ~クラシック音楽と他音楽の違い~

第1章 ピアノ編

まずはピアノで演奏されているクラシックを聴いてみましょう!曲に作られた背景があるのはもちろんの事、作曲家たちにも興味深い人生背景があるのです。人間味あふれる作曲家たちと、聴きごたえのあるクラシック音楽を是非お楽しみください!

モーツァルト「きらきら星変奏曲」
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」
フランツ・リスト「パガニーニ大練習曲第6番」
ショパン「バラード1番」

第2章 バイオリン編

第2章はバイオリンで奏でられるクラシックの名曲とその作曲家たちをご紹介いたします。ピアノと異なる音色、そして楽器が違えば曲の背景も違います。それらの違いを楽しみながら、天才音楽家たちと名曲を学んでいきましょう!

クライスラー「前奏曲とアレグロ」
バッハ「トッカータとフーガ」
パガニーニ「24の奇想曲第24番」
ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」

第3章 オーケストラ編

第3章では多くの楽器で演奏する「オーケストラ」の名曲・作曲家をご紹介!ピアノ・バイオリンには無い良さが詰まったオーケストラの名曲の背景を知り、実際に聴いてみる事でオーケストラにもハマるはず!作曲家の人生もやはり面白いので注目です。

ラフマニノフ「交響曲第2番」
チャイコフスキー「くるみ割り人形」
ベートーヴェン「交響曲第7番」
シベリウス「フィンランディア」

著者 めーぷる

国立大学医学部で大学生活を楽しみつつ、プログラマーとライターの仕事も手掛けています。幼少期からピアノとヴァイオリンを習っており、クラシック音楽、ジャズ、洋楽と幅広いジャンルの音楽に親しんでいます。お問い合わせはこちらから

はじめに ~クラシック音楽と他音楽の違い~

Webon紹介目次著者
「クラシック音楽」と聞くとなんだか難しそうで敷居も高い。でもクラシック音楽を作っている作曲家だって人間です。面白いエピソードもたくさんあるんです。有名曲と作曲家を知りクラシック音楽を楽しみましょう!

「クラシック音楽初心者入門 ~有名曲・作曲家を学ぼう!~」はこちらから!

著者:めーぷる

国立大学医学部で大学生活を楽しみつつ、プログラマーとライターの仕事も手掛けています。幼少期からピアノとヴァイオリンを習っており、クラシック音楽、ジャズ、洋楽と幅広いジャンルの音楽に親しんでいます。趣味は幅広く、音楽の他にもバドミントン、スキー、スポーツ観戦、海外ドラマ、料理、カフェ巡りなど多岐にわたります。お問い合わせはこちらから

 

『クラシック音楽初心者入門』目次へ  (全13ページ)

 

クラシック音楽の現状

 

はじめまして。めーぷると申します。

私は、現在国立大学の医学部に通っておりますが、小さいころからピアノとヴァイオリンを習っており、学校から帰ってきてからの時間のほとんどを練習に費やし、様々なコンクールにも挑戦してきました。

私のこれまでの人生は「クラシック音楽とともにあった」と言っても過言ではありません。

それほどクラシック音楽が生み出す世界観というものにのめり込んできました。

しかしながら、これまで自分の身の回りには「クラシック音楽に興味を持っている友人」はほとんどいませんでした。

自分にとって家族のような存在であるクラシック音楽も、現代社会では敬遠されがちであるというのが現実だったのです。

 

クラシック初心者入門で伝えたいこと

 

これまでの人生の多くをクラシック音楽に捧げてきたからこそ、私はクラシック音楽の魅力というものをより多くの方々に知ってもらえるようにしたいのです。

一種の使命感のようなものでもあるのかもしれません。

 

そこで、このWebonでは、私はみなさんにクラシック音楽の持つ魅力を名曲を紹介しながらお伝えしていきたいと思います。

これを読めば普段、クラシック音楽そのものを楽しむことがほとんどない方にとってクラシック音楽の魅力を知る契機となるでしょう。

また、これから楽器を始めたいという方にとっては自分の目標を設定するにあたって非常に価値があることでしょう。

 

始めのころはクラシックを聴いてもピンと来ないかもしれませんが、これから紹介する名曲を通してクラシック音楽に触れることで、きっとみなさんがいままで知りえなかった新しい世界を少しずつ知ることができるはずです。

 

クラシック音楽と他音楽の違い

 

ここからはクラシック音楽にあまり馴染みが無かった方のために「クラシック音楽と他ジャンルの音楽との違い」を分かりやすくお伝えしたいと思います。

 

1 クラシック音楽は「発掘する」もの

 

他ジャンルの音楽の場合、その曲の作者がこの世に存在している場合が多いです。

その為作曲者がどのような意図・メッセージを込めて曲を書いたのかなどを、作曲者本人、もしくはあらゆる情報媒体を介して容易に、かつ正確に知ることができます。

例えばJ-popやロックであれば歴史がクラシックに比べれば浅いのであなたが知った曲についての情報はどこかにあるでしょう。

 

しかし、クラシック音楽の場合は数百年前の音楽であり、作曲者がこの世を去ってから多くの月日が流れているために、その曲に込められた意図・メッセージというのは楽譜という「化石」の一部を手掛かりに、私たちが「発掘」して読み解いていかねばならないのです。

その結果、演奏者によって異なる解釈が生まれるのです。

もちろん聴くだけでも解釈は生まれますのでとにかく多くの解釈が生まれる、というのがクラシック音楽と他音楽の大きな違いとなるのです。

 

 

2 クラシック音楽は静寂で生まれる

 

クラシック音楽と他ジャンルの音楽には演奏の場においても大きな違いがあります。

他のジャンルの音楽というのはたいてい賑やかな場、つまり喧騒の中で生み出されるものです。

例えばバンドミュージックであれば皆で演奏して作り上げていきます。ジャズの即興であれば「演奏中」という喧騒の中で生まれます。

 

それに対して、クラシック音楽というのは静寂の中で紡がれていきます

作曲者が譜面に向かい、一人で作成する。それを演奏者は個々で奏でる。そして静寂のコンサートホールで演奏が行われる・・・

それを妨げるものは一切ないのです。

静寂の中で紡がれる一つ一つの音を通して、演奏者が内に秘める感情の揺れ動き・自らの作品に対する解釈の発露(はつろ:心の中の思いなどがあらわになること)を楽しむことができることにこそ、クラシック音楽の真の魅力が詰まっているのです。

 

 

クラシック楽曲の魅力

 

ここまでクラシック音楽と他の音楽との違いをお伝えいたしましたが、クラシック音楽と一口に言ってもそれぞれの楽曲にはそれぞれの個性的な魅力があります。

例えば、きらきら星変奏曲では、有名な「きらきら星」の旋律を変幻自在に姿を変えながら進行していく面白さがあります。

また、「パガニーニ大練習曲第6番」は技術的に非常に難しい箇所が沢山あり、それを軽々と弾きこなす演奏者の姿というのは大変見応えがあったりします。

そのような曲ごとの魅力的なポイントに注目することで、きっとクラシックの楽しみ方は変わってくるはずです。

 

 

また、それぞれの曲が作成されるには様々な背景があり、それを知って曲を聴くことで普通に聴いていたのでは感じることができないクラシックの世界に出会うことができます。

名曲を通じて、このようなクラシック音楽の魅力を感じていただければと思っております。

それでは、次のページから実際にクラシック音楽の名曲をご紹介しながら誰にでも分かりやすくクラシック音楽の魅力について解説をさせていただきます。

 

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著者:めーぷる

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スターダスト・レビュー入門 ~日本一のライブバンドと言える理由~

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はじめに

『スターダスト・レビュー』という音楽グループは名前は一度は聴いたことがあるとは思いますが、「ライブが面白い!」という評判があるのは知らない方が多いのではないかと思います。
このWebonでは数百本以上のライブを観てきた、しあ氏がスターダスト・レビューが日本一のライブバンドであると理由をお伝えし、スターダスト・レビューの歴史・魅力・楽しみ方などを学ぶことができます。

はじめに    〜「スターダスト・レビュー」とは~

第1章 メンバーと歴史

ここではスターダスト・レビューのメンバー、そして歩んできた軌跡についてお伝えいたします。デビュー前から順を追って解説します!これを読めばスタレビを把握したようなもの!?

メンバー紹介    【バンド名の由来】
歴史① 【デビュー前から三谷泰弘在籍時】
歴史② 【光田健一在籍時】
歴史③ 【現在まで】


第2章 魅力

筆者が日本一と謳うスターダスト・レビューのライブの魅力や、ボーカル根本要のMCのトーク力、おすすめの名曲などについて解説していきます。きっとライブに行きたくなるはずです!

ライブの魅力 【高い音楽性と低い腰】
スタレビ根本の魅力
おすすめの名曲 【代表曲「木蘭の涙」ほか】
おすすめアルバム 【37年間の作品から厳選】

第3章 楽しみ方

スターダスト・レビューはただ曲を聴くだけでなく、様々な楽しみ方があるのです。ギターの音色や他アーティストとのコラボ、ラジオのトークなど尽きる事がありません。

根本要のギター
他アーティストとのコラボ
根本要のラジオ番組
ファンへの愛の深さ

おわりに

ライブをメンバーの病気で怪我で中止にしたことがなかったスタレビ。2018年6月に根本要氏の突然の入院に伴い、予定していたライブの出演を見送ることになりました。事の経緯と、入院によって再確認されたスタレビへの思いをお伝えします。

おわりに ~根本要さん突然の入院と今後~

『還暦少年』ツアーを楽しむなら!

還暦少年ツアーの見どころ!

ファン歴24年の著者が『還暦少年ツアー』をより楽しめるように見どころを解説!ツアーに行く予定の方も既に行った方も必読の1ページ!バックステージに招待された感想も紹介!
※ネタバレを含みます

友達にスタレビを伝えるなら

5分でわかる!スターダスト・レビュー

5分でスタレビを理解できるようWebon編集部が『スターダスト・レビュー入門 ~日本一のライブバンド~』を独自にまとめました!友達に、家族に、恋人にスタレビを知ってもらいましょう! 

著者 しあ

40代後半女性。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。
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