スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

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スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

オールラウンドの板

 

スノーボードの板はモデルによって特徴的な性能を持っています。

パーク用の板、パウダー用の板、それぞれ全く性能が違い、その日のコンディションに合わせて、板を乗り換えながら滑ることができればすごく調子が良いでしょう。

 

「パーク」「パウダー」向けの板の選び方については「パーク編」「パウダー編」で!(このページは「オールラウンド編」)

 

しかし、板を何本も購入するのは大変なことだと思いますし「ジャンルに拘らずなんでもやりたい」という人もいるでしょう。

そんな人にはオールラウンドモデルの板をおすすめします。

 

オールラウンドモデルは、名前の通りバランスが良くてどんな滑りにも向いている板が向いていますまた、ゲレンデ中を自由に滑る「フリーラン」には他のどんな板よりもオールラウンド向きの板が最適な板でもあります

一本持っていれば間違いないので、スノーボードにハマってきた人には、まずおすすめしたい一本です。

 

オールラウンド向けの板は好みが大きい

 

「これ一本でどこでも滑れます!」と謳っているオールラウンドモデルの板は、やはり人気も一番高く、多くの種類が出ています。

その為性能や形状もそれぞれで、どれを購入すれば良いのか本当に悩みます。

特にまだスノーボード歴の短い人にとっては、自分の好みの板もわからないでしょうから、なにを基準に選んで良いのかもわからないと思います。

 

下記ではスノーボードのオールラウンド向けの板の基礎知識と、おすすめの板を紹介してまいります。

スノーボードの板を選ぶ上で

「キャンバー形状(板を横から見た時の形)」

「板の硬さ」

「シェイプ(板を真上から見た時のアウトラインの形)」

の3つは重要な要素になっていきます。

オールラウンド向けの板を選ぶ際には、これらのどういう点に注目したらいいか、を要素ごとに分けてお伝えいたします。

 

オールラウンド向きの板1 キャンバーの形状

 

キャンバーの形状(ボードを横から見た時の形状)によって、相当乗り味が変わりますので、板選びの際には最初に考えても良い部分です。

基本的にはどのような形状でもいいのですがよくわからない人や、悩んでしまっている人にはハイブリッドボードをおすすめします。

 

特にダブルロッカーや、フラットキャンバーと言われる形状はバランスが良いのでおすすめです。

 

 

オールラウンド向きの板2 板の硬さ

 

スノーボードで言うところの板の硬さというのは、しなりやすさやねじりやすさのことを指します。

 

バランスのいい硬さは、形状により違います。

ロッカーボードなら硬い板

キャンバーボードなら柔い板

ハイブリッドボードなら中間の板

の硬さがおすすめです。

 

キャンバーをたわませた様な形状のロッカーボードは、柔らかい板だと板が曲がりすぎてしまい頼りなくなります。

 

 

逆にキャンバーボードの硬い板だと、高速時は乗りやすいですが、低速だと板がたわまないので操作が難しくなります。

 

 

ちなみに柔いロッカーボードはグラトリ向き、硬いキャンバーはカービング向きの板になります。

 

グラウンドトリックとは
略して「グラトリ」と言われることもある。ジャンプ台などを使わず平地で行うトリック(スノーボードの技の総称)のこと。ボードを回転させる「スピン」という技などがある。

 

ただし、これらはあくまで好みです。

例えば「グラトリをメインにフリーランも楽しみたい」という人なら柔めのロッカーボードなどもありですし、「いろいろやりたいけど、常にスピードを出したい」という人なら、硬いキャンバーボードなども使いやすいと思います。

 

このように板の形状と硬さで選ぶのは少しややこしくなりますので初心者の方などは基本の

ロッカーボードなら硬い板

キャンバーボードなら柔い板

ハイブリッドボードなら中間の板

を覚えておけばいいでしょう。

 

オールラウンド向きの板3 シェイプ(板を真上から見た時のアウトラインの形状)

 

ディレクショナルボードは、メインスタンスのターン性能とパウダーの浮力の高さに優れます。

対してツインチップは、板をずらしやすいのでキッカーというジャンプ台でのスピン(回転する技)などがしやすく、スイッチもメインスタンスも同じ様に滑れるのでトリック性能が高いです。

 

メインスタンスとは
滑る向きで滑りやすい向きのことを「メインスタンス」と言います。その逆を「スイッチスタンス」と言います。板によって決まっています。

▼キッカー(ジャンプ台)でのスピンの一例

photo by James Streater

 

ただツインチップの板でも、パウダースノーの上を滑る時だけセットバック(ビンディングの位置をテールよりに取り付ける)を入れることも可能ですので、ツインチップだからといってパウダーに向かないわけではありません。

 

 

逆にディレクショナルでもスイッチが滑りづらいというわけではありません。

ここはかなり迷う部分ですが、

メインスタンスをメインにするのか

スイッチでも積極的に滑りたいのか

で決めれば良いと思います。

 

オールラウンド向きおすすめの板3選

 

以下では著者のおすすめ板を3つ紹介しています!こちらもご覧いただき、購入の参考にしてみていただければと思います!

 

1 BURTON「Custom FLYING V」

 

BURTON(バートン)というメーカーの「Custom FLYING V」というモデルのボードです。

「Custom FLYING V」ではなく、BURTONの「Custom」というモデルは世界一売れている板と言われている一本です。

性能のバランスの良さが人気からも伺えます。

その「Custom」をダブルキャンバーにしたのが「Custom FLYING V」です。

通常のキャンバー形状のモデルより板の操作が楽で、パウダースノー滑走時の浮力も高いので誰に対してもおすすめの板です。

この板はディレクショナル形状をしていますが、ツインチップのモデルも出ていますので、ツインチップが欲しい人ならそちらもおすすめします。

 

▼オールラウンド向けおすすめ板を買う BURTON「Custom FLYING V」

 

 

2 LIB TECH「T.RICE HP」

 

LIB TECH(リブテック)というメーカーの「T.RICE HP」というモデルのボードです。

世界最強ライダー「トラビス・ライス」のシグネチャーモデル(著名人の承認モデル)の板です。

 

トラビス・ライス

大会にはほとんど出ないが、映像の世界で活躍しているプロスノーボーダー。桁違いのビッグジャンプと、崖のような急斜面も簡単に滑り降りる技術は世界一と言われる。

▼トラビス・ライス選手

photo by NuitNoire – Own work

▼トラビス・ライス選手の滑り

 

トラビス・ライスのシグネチャーボードは数種類出ていますが、その中でもバランスの取れた一本です。

ツインチップのダブルキャンバー形状で、高いトリック性能を持ちながらパウダーの浮力も高いです。

パウダーの自然な地形を使ってビッグジャンプをするトラビス・ライスの為に作られた板ですので、バランスの取れた優れた性能を持っています。

 

▼オールラウンド向けおすすめ板を買う LIB TECH「T.RICE HP」

 

 

3 SALOMON「MAN’S BOARD」

 

SALOMON(サロモン)というメーカーの「MAN’S BOARD」というモデルのボードです。

スキーメーカーでもあるSALOMONは高い技術力を持っていて、板の性能も優れたものが多いです。

その中でもオールラウンドモデルとしておすすめするのはこの「MAN’S BOARD」です。

ツインチップの形状で、ビンディングの取り付け位置をテール寄りにした、ディレクショナルツインシェイプを採用しており、少ない力で動かしやすいので、メインスタンスの滑りやすさを兼ね備えたモデルです。

 

足の間は普通のキャンバーですが、足元から板の先端にかけてロッカー形状をしているハイブリッドキャンバー形状をしています。

それにより、キャンバーの反発力とロッカーの浮力と動きやすさを持ち、滑りのジャンルに拘らず高い性能を発揮します。

 

▼オールラウンド向けおすすめ板を買う SALOMON「MAN’S BOARD」

 

 

 

オールラウンド以外の滑り方のおすすめ道具を知りたい方は目次へ!

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

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パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

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スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

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第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

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スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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グラウンドトリック(グラトリ)編

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カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

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パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

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ハーフパイプ編

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オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

カービングターンとは

 

「カービングターン」とは板のエッジ(板の周囲についている金属部分)を使って滑り、雪面に一本の線を描くように滑るターンのことです。

略して「カービング」とも呼びます。

 


▲カービングターンをしている様子

 

カービングターンと言えば、レースなどの競技をイメージする方も多いかも知れません。

しかし、ターンの技術を競う「テクニカル選手権」という大会もあるくらい、ターン自体に魅了されている人達も多くいます。

 

カービングターンでは板をずらさないで、スピードを加速させるようにターンします。

圧雪車(雪をならして固める車)で綺麗に整備されたゲレンデを、猛スピードでターンを刻んでいく快感は、パウダースノー(粉状のさらさらの雪)のゲレンデを滑るのにも負けない気持ちよさがあります。

 

▼圧雪車の例

photo by JGSDF – 10式雪上車

 

パウダー好きも、パークというジャンプ台などがおいてある場所が好きな方も、カービングターンの経験があれば、一度その気持ちよさを感じたことがあるはずです。

 

そしてカービングターンは非常に道具の性能が重要になるジャンルでもあります

一番道具の違いが出るジャンルと言っても過言ではないはずです。

 

ターン性能の高い板(ターンがしやすい板)を使うだけで、美しく高速なワンランク上のターンだって可能になります。

ということでこのページではカービングターンに向いている板がどのような板か、そしておすすめする板をご紹介していきます。

 

カービングに最適「アルペンボード」

 

「アルペンボード」というのをご存知でしょうか。

スラロームなどのレースの大会で使われているスキー靴のようなブーツを着用しているボードです。

 

▼スラロームの様子。スラロームは旗の間を通り抜けて、2本滑ったタイムの合計順位を競う競技。

 

「スキー靴のようなブーツ」とは、スキーで使用されるブーツのようにとても硬いプラスチック素材でできています。

足首の可動部分で少し曲がるのみで、他の部分は殆ど曲がりません。

 

「アルペン」「アルペンボード」とは
「アルペン」はスノーボードの競技のカテゴリーの一種。競技の中に先述したスラロームなどがあり、カービングターンを良く行うイメージが強い競技。

▼スラロームのイメージ

「アルペンボード(アルペン用のボード)」は、主にアルペンの競技者やインストラクターなどが使用する。ターン性能や高速性能を重視した作りとなっているのが特徴。

ボードの形状は、ウエスト(中腹)の幅が狭くテール(後ろ)の先端が水平になっているのが特徴。

▼アルペンボードの例

 

理想のカービングターン向けの板というは、「アルペンボード」をイメージしていただければ良いのですが、実はアルペンボードはあまり人気が無くなっています。

それは「他の滑りがしにくい」などの理由からです。

 

そんなアルペンボードに対して、普通のスノーボードのことは「フリースタイルボード」と呼びます。

フリースタイルボードの進化により「他の滑りもしやすい上にカービングターンにも向いている」ボードが誕生しています。

その為、ここではフリースタイルボードの中のカービングターン向けの板を紹介します。

つまり、以下で紹介する板は「アルペンボードのような高いカービングターン性能を持ったフリースタイルボード」となります。

 

カービングターン向けの板

 

上述したようにカービングターン向けの板とは、下記のような「アルペンボードのような高い性能を持ったフリースタイルボード」になります。

▼カーピングターン向けの板の特徴

  • 硬い板(フレックスが硬い)
  • 有効エッジが長い
  • キャンバー形状・ディレクショナルボード
  • 幅が細い

 

なぜこのような特徴を持った板が、カービングターン向けであるのかを詳しく解説していきます。

 

カービング向け板の特徴1 硬い板

 

スノーボードの板の硬さとはしなりやすさや、ねじりやすさのことを指します。

ちなみに、硬さの度合いは「フレックス」で表します。

柔らかい板だとターンをした時の減速が大きくなります。

その為、カービングターンには硬い板が向いていると言えるのです。

 

カービング向け板の特徴2 有効エッジが長い

 

有効エッジとは、上図のように板が実際に雪面に触れている部分のことを言います。

有効エッジが長いと、エッジが長く雪にグリップする(固定される)のでターンの際の安定感が高くなります。

 

カービング向け板の特徴3 「キャンバー形状」「ディレクショナル」

 

板を横から見た時の形状は、キャンバー形状のものが良いです。

 

 

また、板を真上から見た時のアウトラインの形状は、ディレクショナルというノーズ(前)側が長い板が良いです。

 

 

これらディレクショナルとキャンバー形状の板はエッジのグリップ性能が高く、雪面からの反発力も強いので、ターンの切り替えの時の加速力が優れます。

 

 

ちなみにパーク向けの板やパウダー向けの板などでも、カービングは無理なく可能です。特にパウダー向けの板は安定感も高いのでターン性能は低くありません。

ただ、どうしてもそれらの板だと、スピードも遅くなりますし、可能なことも限られてしまいます。

ですのでカービングターンが特に好きな方はディレクショナルとキャンバー形状の板にして加速力を付けるのが良いでしょう。

 

「パーク向け」「パウダー向け」の板については「パーク編」「パウダー編」で!(このページは「カービングターン編」)

 

カービング向け板の特徴4 幅が細い

 

板が細いとエッジと足が近くなるので、エッジに力を加えやすくなります。

ターンは、いかにエッジに加重するかが大切ですので、幅が細い板の方が向いています。

 

 

▼カービングターン向け板の特徴と理由

特徴 理由
硬い板 減速しにくい
有効エッジが長い ターン時の安定感
キャンバー形状・ディレクショナル ターン切り替え時の加速力
幅が細い 力を加えやすい

 

カービングに特化した「ハンマーヘッド」


▲ハンマーヘッドシャーク

 

現在のテクニカル競技(スピードではなく技術を競う競技)の殆どの選手は、ハンマーヘッドという形状の板に乗っています。

板の先端がハンマーヘッドシャークの頭のような四角い形状をした板をハンマーヘッドと言います。

 

▼ハンマーヘッドの板(画像クリックで商品詳細へ)

 

▼普通の板

 

ハンマーヘッドボードはアルペンボードの様な見た目をしていて、ノーズ(先端)とテール(尾っぽ)の反り上がりが殆どないので、有効エッジの圧倒的な長さが特徴です。

有効エッジは長ければ長いほど、エッジを使った滑りであるカービングが滑りやすくなるのです。

普通のフリースタイルボードよりも10センチは長くなります。

 

 

ハンマーヘッドボードはカービングに特化した板として製作されているので、キャンバーやサイドカーブの形状、フレックスの硬さなどもターンに最適なものとなっているのがほとんどです。

「ターンだけできれば良い」という人にはおすすめの最適なモデルですので、ハンマーヘッドの板も検討してみてください。

 

カービングターン向けおすすめ板3選

 

ここからは実際にカービングターンでおすすめな板を3つ著者が厳選してご紹介いたします!

どんな板にすればいいか分からない初心者の方も、迷われている方も、是非ご参考にしていただければと思います!

 

1 OGASAKA「FC」

 

国産スノーボードメーカーであるOGASAKAが開発販売している「FC」という板です

OGASAKAの板は、質が良いことで有名です。滑走面が非常にきれいに作られていて滑りの良さが魅力です。

セミハンマーヘッド(ハンマーヘッドよりやや丸みを帯びている)のキャンバー形状の板で、カービング時のエッジグリップは抜群です。

セミハンマーですので、ハンマーヘッドよりもトリック性能(トリックのしやすさ)も備えた板です。

 

 

 

2 MOSS「TWISTER」

 

MOSSというメーカーの「TWISTER」というモデルです。

MOSSは古くからスノーボード開発を行っている老舗メーカーです。

MOSSも質の良さが特徴で、加速力とトップスピードが素晴らしいです。

この板はテクニカル選手権に出場する選手も多く使用しているボードで、ターン性能の高さに定評があります。

ハンマーヘッドで、アルペンボードなみのターン性能があります。

 

 

 

3 BURTON「Custom X」

 

BURTON(バートン)というメーカーの「Custom X」というモデルです。

BURTONのCustom Xは、高いターン性能が必要なハーフパイプの選手からも人気の高いカービング性能の高いモデルです。

 

▼ハーフパイプの様子

photo by BC Living

 

整備されたゲレンデでのカービングターン性能はハンマーヘッドの方が優れますが、フリーラン(ただ滑ること)をしながらターンを楽しみたい、という人にはこのBURTON Custo Xの方が最適です。

 

 

 

カービング向きの板は値段が高い?

 

カービング向きの板は、高速での滑りに重点を置いているので、滑走面の素材は質が優れたものを使用します。

滑走面の質の高さは、そのまま値段に直結する部分ですので、カービング向けとされている板は価格が高いものが多いです。

 

 

「予算がない」という人に個人的におすすめしているカービング向けの板があります。

それはパーク向けの板で、フレックス硬めのキャンバー形状のモデルです。

パーク向けの板は有効エッジが長く作られているので、長めのサイズを購入すれば意外とターンのグリップ力が高いです。

 

 

セットバックを入れれば(ビンディングをテール(後ろ)寄りに取り付ければ)、ディレクショナルボードのような、高いターン性能も発揮することができます。

実際に知り合いのテクニカル選手権で全日本に進出している選手でそのようなセッティングで乗っている人がいます。

ちょっと人と違う乗り方ができるもおすすめポイントです。

 

 

 

 

カービング以外の滑り方のおすすめ道具を知りたい方は目次へ!

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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グラウンドトリック(グラトリ)編

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パウダー編

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オールラウンド編

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スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

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スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

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パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

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著者:風祭健

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パウダーとは

 

このページではパウダーをより気持ちよく、より楽に滑るために最適な「パウダーに向いている板」について説明していきたいと思います。

「パウダー」とはさらさらとした粉状の雪のことです。

フカフカの深雪の上を滑るこの「パウダースノー」という滑り方のジャンルはなんとも言えない快感があり、病みつきになる人が続出します。

パウダーしか滑らない、という人もいるほど魅力のあるスノーボードの一面です。

 

パウダースノーは非圧雪(雪を押していない)の整備されていない場所を滑りますので、それなりの技術が必要です。

私自身もパウダーを滑るための練習をかなりしました。

しかし、今にして思うとパウダー性能の高い板(パウダースノーを滑りやすい板)を使って、気軽に楽しめば良かったと感じます。

 

パウダー性能の高い板なら、難しいパウダースノーの滑走も、とりあえず滑るだけなら比較的簡単にできます。

滑れば滑るほどコツもわかりますので、転んでばかりいないで、楽な板でガンガン滑った方が上達に繋がるとも確信もしています。

 

ぜひパウダー好きの人には、パウダーに向いている板を使って欲しいです。

下記では、どういう板がパウダーに向いているかということを解説していくとともに、おすすめの板をご紹介します。

 

パウダー向きの板とは

 

船やサーフボードには浮力(水などの中にある物体に重力とは逆の方向に働く力)があるので、水の上を走ることができますよね。

同じようにスノーボードにも浮力があり、パウダースノーの上を滑って行くことができるのです。

 

 

ですので、パウダーの浮力の低い板では、雪の下に板が沈んで行ってしまい、滑るのが難しくなります。

逆にパウダー浮力が高い板なら、難しいパウダースノーの滑りも容易にできます。

 

パウダー向きの板とは浮力が大きく、パウダーの上で滑りやすい板のことです。

 

これを考えると以下のような板がパウダーに向いていると言えます。

  • 面積の広い板
  • ロッカーボード
  • ディレクショナル

一つ一つ解説をしていきましょう。

 

パウダー向き板の特徴1 面積の広い板

 

パウダーの浮力は板の面積が広いほど大きくなります。

つまり、長くて太い板になればなるほど面積は広くなるので、パウダーに沈みづらくなるということです。

 

しかし、板が長ければ長いほど、取り回しが悪くなる(少ない力では動かしずらくなる)ので、滑り自体は難しくなってしまいます。

また、重さも増しますのでより体力も必要になります。

 

パウダーの浮力と操作性の高さのバランスが大切です。

 

パウダー向き板の特徴2 ロッカーボード

 

パウダーの浮力はキャンバーボードよりもロッカーボードの方が高いです。

図を見ていただくと分かると思うのですが船底の様なロッカーボードの形状は浮力を得やすくなります。

 

▼ロッカーボードの方が船のように浮力を得やすい

 

また、各メーカー、パウダーに適した形状を開発していて、「パウダーロッカー」と呼ばれる形状などもあります。

ノーズ(先端部分)が深く長いロッカー形状で、よりパウダーの滑走性能を高めた板です。

 

▼パウダーロッカーのイメージ

 

ただ、その分逆向きで(テールを前にして)滑った場合の滑走性能(滑走のしやすさ)などが下がってしまう弱点もあるので、好みはひとそれぞれです。

 

パウダー向き板の特徴3 ディレクショナル

 

 

パウダーでは板の進行方向に重心があるとどんどん板が沈んでしまうので、ノーズとテール(前と後ろ)の長さが同じツインチップの板はパウダーの滑走が難しいです。

逆に、テール(後ろ)寄りに乗って滑るディレクショナルボードは、メインスタンスならパウダーも滑りやすくなります。

 

 

「メインスタンス」と「スイッチスタンス」
滑る向きで滑りやすい向き(基本板によって決まっています)のことを「メインスタンス」と言い、その逆を「スイッチスタンス」と言います。

ちなみに、右足を前にして滑ることを「グーフィースタンス」といい、左足を前にして滑ることを「レギュラースタンス」と言います。

 

また、パウダー向けとされているモデルでは、ノーズが太くてテールが細いディレクショナル形状をしています。

 

 

▼ノーズが太くてテールが細いディレクショナル形状の一例(画像クリックで商品詳細へ)

 

このようなモデルは、パウダーの浮力を得ながら高い操作性を備えています。

とにかくツインチップボードよりはディレクショナルボードの方が、パウダー性能は高くなると考えていいでしょう。

 

ただ、ツインチップでもビンディングをテール寄りに取り付ける事ができれば、パウダーでも滑りやすいセッティングなどができます。

 

 

その為一概にツインチップはパウダーに向いていない、というわけではありませんのでこれは頭の隅に置いておいてもいいでしょう。

 

▼パウダー向け板の特徴と理由

特徴 理由
面積が広い 浮力が高い
ロッカーボード 浮力が高い
ディレクショナル 操作がしやすい

 

パウダー向きおすすめの板3選

 

以下では著者のおすすめ板を3つ紹介しています!こちらもご覧いただき、購入の参考にしてみていただければと思います!

 

1 Slash「FLOATER」

 

Slash(スラッシュ)というメーカーの「FLOATER」というモデルです。

このボードは前足からノーズにかけてロッカー形状で、キャンバー(地面と板の間にできるすき間)の位置がテール寄りに作られた「バックシートキャムロック」という形状を採用しています。

 

※極端に表現しています

 

この形状によって高いパウダーの浮力を持っています。

かといってパウダー専用ボードのように極端なシェイプ(形状)でもないので、フリースタイル性能も持ち合わせ、パウダーでもジャンプやスピンなどのトリックがしやすいモデルとなっています。

 

▼パウダー向きおすすめ板を買う Slash「FLOATER」

 

 

2 BURTON「PANHANDLER」

 

BURTON(バートン)というメーカーの「PANHANDLER」というモデルのボードです。

スノーボードメーカーBURTONから発売されているパウダー向けボードになります。

フラットトップというキャンバー形状を採用しており、ノーズを深いロッカーにしてセンターとテールはフラットの形状をしています。

幅が相当広いので短めのサイズでも高いパウダーの浮力を得れます。

 

短い板は操作性が高いので、パウダーでもトリック(ジャンプなどの技)などが楽しくできるでしょう。

パウダー専用というわけではなく、ゲレンデでのフリーランにも向いている一本です。

 

▼パウダー向きおすすめ板を買う BURTON「PANHANDLER」

 

 

3 Moss Snowstick「PQ54」

 

Moss(モス)というメーカーのMoss Snowstick「PQ54」というモデルのボードです。

Mossの板は滑走面の質が高く滑りの良さに定評があります。

パウダーではスピードを出すのも技術が必要ですので、滑りの良い板はパウダーの滑りを助けてくれます。

 

この「PQ54」は足元にはキャンバーがありますが、ノーズにかけて長いロッカーがあり極太のノーズを持っています。

それにより抜群のパウダーの浮力があります。

 

そして、スワローテールという2つに別れた形状のテールが、さらにパウダー滑走の性能を上げています。

 

 

ほぼパウダー専用の板と考えていも良いですが、ゲレンデでのカービング性能(カービングターンのしやすさ)も高いのでターン好きにもおすすめの板です。

 

▼パウダー向きおすすめ板を買う Moss Snowstick「PQ54」

 

 

 

パウダー以外の滑り方のおすすめ道具を知りたい方は目次へ!

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

ハーフパイプとは


photo by
BC Living

 

ハーフパイプは上記の画像のような雪面を半円筒上のにしたコースで、ジャンプやスピンという回転技を競う競技のことです。

ハーフパイプは、スノーボードの滑りのあらゆる要素が入っていると言われ、そのため求められる技術も多いです。

▼ハーフパイプに必要な技術

  • 高速スピードのコントロール技術
  • 地形変化に合わせる技術
  • ジャンプ技術
  • ターン技術

 

以上のように様々な技術が必要で、ハーフパイプが上手い人は必ずスノーボードが上手いです。

逆に言えばハーフパイプをやれば、スノーボードは上手くなります。

 

このページはそんなハーフパイプに挑戦していきたいという人に、「ハーフパイプ向けの板」とはどういうものかという解説いたします。

また、筆者おすすめの板もご紹介いたします。

 

ハーフパイプ向けの板とは

 

上述したように、ハーフパイプはあらゆる技術や要素が必要な競技ですので、ターン(旋回)性能、ジャンプ性能、トリック(技)性能などあらゆる性能のバランスが取れた板が向いています

 

じゃあ「オールラウンドモデルの板が良いんじゃないか。」とも思いますが、氷のように固いハーフパイプを滑るためには、通常より鋭いターン性能(鋭いターンができる機能)が必要になります。

また、あの高い壁を駆け上がるための速いスピードを出すための高速性能と、ジャンプの着地に耐えられる硬さも必要になります。

 

ハーフパイプ向け板の特徴1 硬い板

 

スノーボードの板の硬さというのは、しねりやすさやねじりやすさのことを意味し、その程度は「フレックス」で表されます。

フレックスの硬い板は、高速時の安定性が高く、また粘りもありますので、ジャンプの着地やターン時の踏ん張りが効きます。

 

粘りとは
「板が意に反して曲がりすぎない」という意味です。例えばジャンプでバランスを崩して着地したとします。その時に板が曲がらないでくれれば板を使って体制を立て直すことができます。

 

また、壁を駆け上る時にも板がしならないので、安定してスピードのロスなく滑ることができます。

ハーフパイプのレベルが高くなれば、硬い板が必要になります。

 

ハーフパイプ向き板の特徴2 幅が細い板

 

幅が細い板はエッジに力を加えやすいので、エッジグリップ(エッジの摩擦力)が良く、鋭いターンができます。

 

 

氷のような雪面のハーフパイプを滑るには強いエッジグリップが必要です。

細い板は「パウダースノーを滑る為の浮力がなくなってしまう」というデメリットがありますが、ハーフパイプ専用とするならば細めの板が良いでしょう。

 

ハーフパイプ向き板の特徴3 キャンバーボード

 

ロッカーボードよりも、キャンバーボードの方が「エッジグリップ(エッジの摩擦力)が強く、踏ん張りが効く」というメリットがあります。

 

 

キャンバーボードはターンの後に加速できる強い反発力もありますので、ターンで加速してスピードをつけるハーフパイプには欠かせない要素です。

逆にロッカー形状は、エッジグリップの踏ん張りが弱く、固い雪面のハーフパイプにあまり向きません。

 

ハーフパイプ向き板の特徴4 ディレクショナル

 

ハーフパイプ選手の多くはディレクショナルの板を使っています。

ディレクショナルの板は、ノーズを進行方向に向けて滑ると強い加速力があるのでスピードを付けやすいからです。

 

 

ツインチップの板でも、ビンディングをテール寄りに取り付ける方法もありますし、本格的にやるならスイッチスタンスの滑りも欠かせないのでツインチップも悪くはないです。

 

「メインスタンス」と「スイッチスタンス」
滑る向きで滑りやすい向き(基本板によって決まっています)のことを「メインスタンス」と言い、その逆を「スイッチスタンス」と言います。スピンなどをするとメイン・スイッチが入れ替わって滑る事になる可能性があります。

 

ただ、世界トップレベルの選手はほとんどディレクショナルの板を使っているので、やはりディレクショナルの方が向いているのでしょう。

 

▼ハーフパイプ向け板の特徴と理由

特徴 理由
硬い板 高速時の安定性・着地やターンの踏ん張りがきく
幅が細い板 エッジグリップが強い
キャンバーボード エッジグリップが強い
ディレクショナル 強い加速力

 

ハーフパイプ向きおすすめの板3選

 

以下では著者のおすすめ板を3つ紹介しています!こちらもご覧いただき、購入の参考にしてみていただければと思います!

 

1 BURTON「TWC Pro」

 

BURTON(バートン)というメーカーの「TWC Pro」というモデルのボードです。

平昌オリンピックのハーフパイプ金メダリストのショーン・ホワイトが、オリンピックで使っていた板です。

 

▼ショーン・ホワイト(写真右)

 

「TWC Pro」というボードはディレクショナルのキャンバーボードで、高い反発力を備えていて、優れたターン性能と高いジャンプ性能を持っているので既に述べたようにとてもハーフパイプに向いています。

ちなみに平昌オリンピックのハーフパイプ銀メダリスト・平野歩夢選手が使っていた板は、同じくBURTON(バートン)というメーカーですが「Custom」というモデルです。(こちらのボードは「オールラウンド向きおすすめ板」のページで紹介しています。)

「TWC Pro」は「Custom」よりも幅が細く、硬い雪面を走るハーフパイプには最適なモデルです。

 

▼ハーフパイプ向きおすすめ板を買う BURTON「TWC Pro」

 

 

2 NITRO「TEAM」

 

NITRO(ナイトロ)というメーカーの「TEAM」というモデルのボードです。

ツインチップの形状ですが、ビンディングの取り付け位置がテール寄りに配置されている「ディレクショナルツイン」という形状の板です。

深いキャンバーと硬めのフレックスで、反発力に優れた性能を持っています。

ハーフパイプ選手だけでなく、スロープスタイルの選手からも人気の、非常に優秀な板です。

 

▼スロープスタイルのコース

photo by Sport Communities – FlickrBEO 2008 Slopestyle act 06 CC 表示-継承 2.0

 

ハーフパイプだけでなくパークでも使いやすいことから、ジャンプ好きの人にもおすすめです。

 

▼ハーフパイプ向きおすすめ板を買う NITRO「TEAM」

 

 

3 CAPiTA「THE OUTSIDERS」

 

CAPiTA(キャピタ)というメーカーの「THE OUTSIDERS」というモデルのボードです。

人気スノーボードブランドのCAPiTAのラインナップの中で、最もハーフパイプに向いている板です。

硬いフレックスを持っているので、ハーフパイプの高いジャンプにも耐えられる性能を持ち、高速のターンの性能も高いモデルです。

浅いキャンバーとツインチップの形状ですので、少ない力で板を動かすことができるので、ハーフパイプだけでなくパークでも活躍できるでしょう。

 

▼ハーフパイプ向きおすすめ板を買う CAPiTA「THE OUTSIDERS」

 

 

 

ハーフパイプ以外の滑り方のおすすめ道具を知りたい方は目次へ!

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

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広島カープの外国人選手の魅力  【エルドレッド】

Webon紹介目次著者
広島カープは日本のプロ野球チーム。近年「神ってる」「カープ女子」などで話題の球団でチケットが取れない程人気です。このWebonでは「選手」にスポットライトを当てて魅力をお伝えします!

広島カープ選手図鑑 ~熱狂的ファンが伝える魅力~はこちらから!

著者:るかち

広島カープを応援することが生きがいのカープおたく。25年ぶりの優勝以来99%の試合をリアルタイムに観戦中(現地観戦含む)。野球に詳しくない人でもわかるよう、広島カープやプロ野球の楽しみ方を発信しています。お問い合わせはこちらから

 

『広島カープ選手図鑑』目次へ  (全16ページ)

 

広島カープファンからダントツで愛されている助っ人外国人にブラッド・エルドレッド選手がいます。このページでは、エルドレッド選手の魅力についてお伝えします。

※このページは2018年の中頃に作成されたものを再編集したものです。エルドレッド選手は2018年に広島カープを退団しております。

 

基本情報


photo by えすぱにぃ CC 表示-継承 4.0

名前 B.エルドレッド(ブラッド・エルドレッド)
出身 フロリダ州ブロワード郡フォートロダーデール(アメリカ合衆国)
身長/体重 196cm/126kg
生年月日 1980年7月12日
投球/打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り/広島カープ入団 2002年 MLBドラフト6巡目ピッツバーグ・パイレーツ/2012年
年俸 1億1000万円(2017年)
試合/本塁打/打率/出塁率(2018) 38/5/.213/330
試合/本塁打/打率/出塁率(通算) 577/133/.259/.337

▼エルドレッド選手のバッティングシーン

 

エルドレッド選手が愛される4つの理由

①球団最長の在籍外国人

 

エルドレッド選手は2018年シーズンで8年目の広島カープ在籍となり、外国人選手としては球団史上、最長の在籍期間となりました。

広島カープに7年在籍した外国人選手が、過去1人だけいましたが25年以上前の話になります。長年異国で活躍を続けることがいかに大変かが伺えますね。

日本にこれだけ長く居続けられる外国人選手は珍しく、野球の才能はもちろんのこと、高温多湿という日本の気候や食生活なども受け入れ馴染める選手でないと長年在籍し続けることは難しいのでしょう。

 

エルドレッド選手は過去に自国アメリカで野球選手をしていた頃には、1年単位でチームを転々と移りあまり良い成績を残せず過ごしていました。

当時は自分の成績が伸びないことを球団や環境のせいなど他責にしてしまっていたそうです。

ただ、広島カープに移籍して周りのコーチや先輩の意見を聞くうちに考え方が変わり、自分の力を最大限に発揮できるように成長し素晴らしい活躍を遂げる選手となりました。

 

②外国人選手のまとめ役

 

またエルドレッド選手は長年の広島での経験を活かし他の外国人選手のまとめ役も担ってくれています。

「慣れない日本の生活スタイル」「言語の違いで感じるストレス」「気候の違い」などで疲れている外国人選手をいち早く気遣います。

プレーでミスをしてしまったり、思うようなプレーができなかった外国人選手にはすぐに積極的にコミュニケーションをとり、励ましている姿は試合中のベンチでもよく見かけます。

 

③ママチャリ通勤

 

エルドレッド選手はその大きな体にもかかわらず普通のママチャリを愛用していることでも有名です。

「ママチャリドライブ」と本人は呼んでいてマツダスタジアムにも自宅からママチャリ通勤をしています。

2台のママチャリを所有しているエルドレッド選手ですが、そのうち1台は現在ソフトバンクに在籍するサファテ選手から譲り受けたものです。

 

▼ソフトバンクのサファテ選手


photo by Gaffky CC 表示-継承 3.0

 

以前広島カープに在籍していたサファテ選手が西武ライオンズに移籍する際に使っていたママチャリをエルドレッド選手へ譲り渡したのだそうです。

アメリカのように広大な土地の国には、子供を乗せられる自転車はないらしく子持ちの外国人選手の間で、子供用の座席が付いたママチャリが流行しているのかもしれませんね。

こういったママチャリのエピソードからもエルドレッド選手が他の外国人選手と親交深いことが垣間見れます。

雨の日でも広島カープの赤いカッパを着て、普通にママチャリで帰っていく姿は多くのファンの注目を集め、助っ人外国人が広島という街に馴染んでくれている姿はとても嬉しく映ります。

 

④かけそばを日本流で食べる

 

エルドレッド選手には美人なアメリカ人の奥様と4人のお子さんがいるのですが家族全員で広島に移住しており、長女は日本の公立小学校に通っているそうです。

日頃から日本語や日本文化を積極的に取り入れる努力をしてくれており、簡単な日本語はほとんど聞き取れているという球団関係者の裏話もありました。

また試合前にはかけそばを食べることが多いそうで、お箸も器用に使って日本流の音を立ててすすりながら食べる方法を取り入れているといいます。

 

 

エルドレッド選手は、助っ人外国人の模範的な選手のためたとえ今後打撃が衰えだしたとしても、広島カープにとっては大切な選手なのです。

エルドレッド選手本人も「今まで広島カープにはいい思いしかさせてもらっていないので、この先自分がどのような扱いを受けても、受け入れられるんだ」と話していました。

ゆくゆくは、選手を引退しても外国人選手のまとめ役や相談役としてぜひ広島カープという球団に残って欲しいと多くのファンが願っているほど広島という街を愛し、ファンからも愛されている選手なのです。

次のページでは広島のマスコットのスラィリーについてお伝えします。

『広島カープ選手図鑑』目次へ  (全16ページ)



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著者:るかち

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カープアカデミーとは 【バティスタ・メヒア・フランスア】

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広島カープは日本のプロ野球チーム。近年「神ってる」「カープ女子」などで話題の球団でチケットが取れない程人気です。このWebonでは「選手」にスポットライトを当てて魅力をお伝えします!

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カープアカデミーとは

 

広島カープには「カープアカデミー」という野球選手を育てる学校があるのをご存知ですか?

カープアカデミーは、外国人選手の発掘や育成のために広島カープが6億円をかけてドミニカ共和国に作った日本球界としては史上初のアカデミーなのです。

 

 

このアカデミーでは身体能力が優れたドミニカの選手に日本流の野球を教えこむことで、多くの選手が広島カープで活躍しています。

 

▼カープアカデミーの写真

 

カープアカデミー出身選手の特徴

 

一般的な助っ人外国人は、海外である程度活躍していた選手が助っ人として日本に野球をしに来ています。そのため自国流の野球の感覚が抜けなかったり、日本流の細やかなプレーを苦手とする選手も多いといいます。

一方でカープアカデミー出身の選手は、日本人選手と同様に一から徹底的に日本流の野球を叩き込まれて育ちます。

ほぼ日本人選手と同様に教育され、さらにドミニカ人という身体が大きく身体能力が非常に優れているカープアカデミー出身の選手は、日本のプロ野球界では非常にアドバンテージのある選手になりうるのです。

以下ではカープアカデミー出身選手を紹介します。

 

X.バティスタ選手


photo By えすぱにぃ  CC 表示-継承 4.0

名前 X.バティスタ(サビエル・バティスタ)
出身 サン・ペドロ・デ・マコリス州(ドミニカ共和国)
身長/体重 189cm/107kg
生年月日 1992年1月18日
投球/打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2016年
年俸 2018万円(2018年)
試合/本塁打/打率/出塁率(2018) 99/25/.242/.308
試合/本塁打/打率/出塁率(通算) 160/36/.246/.317/

 

バティスタ選手は2017年のシーズン途中にプロ初打席を代打でデビューしました。その時にいきなりホームランを放ちプロ野球界に衝撃を起こしました。

さらに、次の試合でも代打出場すると2ランホームランを放ち「デビューから2試合連続で代打ホームランを放った」という素晴らしい経歴を持っています。

プロ初打席から代打で2打席連続でホームランを打ったのはなんと1984年以来。プロ野球史上2人目の偉業となりました。

さらに広島カープが所属するセリーグでは史上初めての記録だったため、バティスタ選手の活躍は大きく取り上げられ一躍プロ野球界で有名となりました。

 

バティスタ選手は、日本人選手なら絶対にホームランにはならないボール球でも圧倒的なパワーでスタンドまで運んでしまう凄さがあります。

これは相手チームのバッテリーを驚愕させ、その後の投球を狂わせるほどの恐ろしさがあるのです。

また試合に出るたびに成長し、きちんとボール球を見逃せるようになりフォアボールを取れるようになったり、コンパクトなスイングでシングルヒットも効果的に出せるようになり安定感を増しているのも魅力です。

 

▼バティスタ選手のホームランシーン

 

A.メヒア選手


photo by えすぱにぃ CC 表示-継承 4.0

名前 A.メヒア(アレハンドロ・メヒア)
出身 サントドミンゴ(ドミニカ共和国)
身長/体重 192cm/98kg
生年月日 1993年3月10日
投球/打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り 2016年
年俸 392万円(2017年)
試合/本塁打/打率/出塁率(2018) 22/3/.268/.318
試合/本塁打/打率/出塁率(通算) 31/3/.255/.305

 

メヒア選手はバティスタ選手が不調の時などにその穴を埋めてくれ、チームをしっかりと勝利に導いてくれる選手です。

バティスタ選手と比べて長打力は劣りますが、その分コンスタントにヒットを放つことができます。

また、どんな時でも全力でプレーし、凡打でもあきらめずに全力疾走する姿は他の選手にも初心を思い出させ、チームに良い刺激を与えています。

 

非常に明るい性格も魅力で、積極的に日本語を学び片言の日本語で一生懸命コミュニケーションをとる選手というのも特徴です。

鈴木誠也選手や西川選手と日本語でテレビ電話する姿がSNSで投稿されるとファンの間で話題になりました。そしてメヒア選手の明るさと日本に馴染もうとする姿はファンにも非常に好感が持てるものとなりました。

 

▼メヒア選手が日本語を学んでいる様子

G.フランスア選手


photo by えすぱにぃ CC 表示-継承 4.0

名前 G.フランスア(ヘロニモ・フランスア)
出身 ラ・ロマーナ州(ドミニカ共和国)
身長/体重 186cm/110kg
生年月日 1993年9月25日
投球/打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2018年
年俸 880万円(2018年)
登板数/勝利/敗北/防御率(2018) 47/3/4/1.66

 

バティスタ選手・メヒア選手に続いて投手のフランスア選手もカープアカデミーを経て広島カープの一軍で活躍しています。

2018年に先発デビューを飾り、その時は残念な結果に終わってしまいましたがその後中継ぎとしてチームに貢献してくれています。

長いイニングを投げることができるため、先発ピッチャーが不調の日には早い段階からフランスア投手に交代し、その日の最後まで投げぬいてくれることもたびたびあります。

 

フランスア投手が多くの回を投げてくれるおかげで、中継ぎ投手陣が休むことができることは、長い目でみてもチームにとって大きくプラスとなっています。

また、今後の活躍次第では先発復帰や重要な場面での登板機会も増えてくることが期待されています。

 

今回は、カープアカデミー出身で活躍している外国人選手について紹介しました。

野球というスポーツを通して国際交流や社会貢献までしている広島カープの取り組みを知ってもらうことで、広島カープという球団に興味を持つきっかけになっていただければ幸いです。

次のページでは広島カープファンから愛されるエルドレッド選手を紹介します。

『広島カープ選手図鑑』目次へ  (全16ページ)



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目次著者

著者:るかち

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広島カープの打者の魅力⑤ 【西川龍馬】

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広島カープは日本のプロ野球チーム。近年「神ってる」「カープ女子」などで話題の球団でチケットが取れない程人気です。このWebonでは「選手」にスポットライトを当てて魅力をお伝えします!

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広島カープの若手選手の中に「天才的なバッティングセンスを持つ男」と称される西川龍馬選手がいます。

多くのプロ野球選手や解説者から天才と呼ばれる理由と一時期の不調を抜け出したきっかけなど、西川選手の魅力についてお伝えします。

 

基本情報

名前 西川 龍馬(にしかわ りょうま)
出身 島根県出雲市
身長/体重 176cm/72kg
生年月日 1994年12月10日
投球/打席 右投左打
ポジション 内野手
ドラフト 2015年ドラフト5位
年俸 2000万円(2018年)
試合/本塁打/打率/出塁率(2018) 107/6/.309/.364
試合/本塁打/打率/出塁率(通算) 264/11/.296/.343

 

 

天才と呼ばれる理由

 

西川選手を語るうえで必ずと言っていいほど出てくるのが「天才」というワードです。

4番の鈴木誠也選手が「あいつは天才だから、参考にならない」というほど他の選手にはまねできない独特のセンスを持っているのが魅力の選手です。

西川選手は「どんな球でもバットに当てることができる」と言われボールのミート率(ボールをバットの芯に当てる確率)の高さが圧倒的です。さらにそれを「感覚でやっている」というのには驚きです。

ミート率が高い事などから、難しい球も空振りしにくく粘り強く球をカットすることができます。その結果、甘い球が来るまで待ってヒットを打ちやすくすることができるのです。

 

▼チームメイトが語る西川龍馬選手

 

 

西川龍馬選手の3つの魅力

①出世番号を受け継ぐ

 

プロ野球には各球団ごとに「出世番号」と呼ばれる今後の成長が期待される選手に受け継がれる特別な背番号があります。

広島カープの出世番号のひとつに「63」という背番号があります。これが現在、西川選手が受け継いでいる番号になります。

この出世番号は過去に丸選手や田中広輔選手もつけていたもので、まさに未来のエースだけがつけることが許された背番号なのです。

▼丸佳浩選手の解説は後ページにて

▼田中広輔選手の解説は前ページにて

 

②バッティング力

 

また、西川選手は打席での立ち姿やフォームがあのイチロー選手に似ているとも言われ話題になっています。

 

▼イチロー選手


photo by Mori Chan  CC 表示 2.0

 

イチロー選手も野球選手の中では小柄で華奢な体型ですが、西川選手も同じように華奢な体型をしています。西川選手はその姿からは想像できない強いバッティング力が魅力のひとつです。

また、西川選手は俊足を活かした走塁も得意とし普通の選手ならシングルヒットの打球でも瞬時に最適な判断をし、2塁を狙った攻めの走塁で長打を作り出すことができる選手です。

 

また、チャンスにも非常に強いバッターでどんな相手にも物怖じせずのびのびと自分のバッティングができるというのも西川選手が天才と呼ばれる理由のひとつです。

緊張する場面でものびのびと自分らしさを発揮できるというのは大物の予感がしますね。

 

▼西川選手のバッティングシーン

③不調からの脱却

 

2018年シーズン開幕当初の西川選手は天才的なバッティングセンスとは裏腹に明らかな三振が目立ち、誰が見てもわかるほど不調の時期がありました。

次第にベンチを温める機会が増えだし、ついには一軍から登録を抹消されてしまったのです。

その当時の状態を西川選手本人も「自分でもなぜ打席に立っているのかわからない。」「三振ばかりして、役に立ててなさすぎて悔しい」といった発言をしていました。

 

しかし2軍に落ちてから西川選手は徹底的に実践練習を積み、欠点を修正していくことで順調に復調してきました。

ちょうどその頃、同じポジションを守るライバルでもある安部選手の打率も下がり続けてきました。その結果、西川選手にチャンスが再来したのです。

一軍に復帰すると西川選手は安部選手と交代でスタメンに名前を連ねるようになりました。

そして一打逆転のチャンスで、西川選手の打席が回って来たのです。

正直、開幕当初の不調を知っているファンたちの間ではあまり期待できない声が多かったです。

しかしそんな中、西川選手は初球を力強く振り抜き見事3ランホームランを放ってくれたのです!

 

これにはファンだけでなくチームの仲間や監督も驚くとともに大喜びし、その日一番の大歓声があがりました。

ファンもチームの仲間も西川選手が不調にあえいでいた姿を見ていたからこそ、この復活ホームランは本当にうれしいものになりました。

その後、西川選手は順調にスタメンの座をキープし持ち前の天才的なバッティングセンスでチームを勝利に導き続けてくれています。

 

今回は天才バッター西川龍馬選手の魅力についてお伝えしました。

ここぞというチャンスで天才的なバッティングでチームを盛り上げてくれる西川選手の姿を見て、日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

次のページは2018年に覚醒し「最強説」が唱えられる野間選手についてお伝えします。

『広島カープ選手図鑑』目次へ  (全16ページ)



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目次著者

著者:るかち

広島カープを応援することが生きがいのカープおたく。25年ぶりの優勝以来99%の試合をリアルタイムに観戦中(現地観戦含む)。野球に詳しくない人でもわかるよう、広島カープやプロ野球の楽しみ方を発信しています。お問い合わせはこちらから

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

このページではグラウンドトリック(グラトリ)をメインでやりたい、と考えている人におすすめの板を紹介していきます。

 

グラウンドトリック(グラトリ)とは

 

前のページでも既に紹介しましたが「グラウンドトリック」とはキッカーと呼ばれるジャンプ台などを使わず、平地のゲレンデでスピンというボードを回転させる技やプレスという板を浮かせる技などの総称です。

略して「グラトリ」とも言います。

 

▼キッカーの例


photo by The Camp of Champions Snowboard & Ski Summer Camp

 

▼プレスの例(滑りながら板を持ち上げる)

 

グラトリはスピードを出さなくてもできるので、怪我のリスクが少なく、気軽に初楽しめることから人気があります。

スノーボードは「パーク」というジャンプ台があるコースがあったり、「パウダー」というさらさらの雪の上で滑る楽しみがあったりする中、グラウンドトリックは場所を選ばず誰でも挑戦しやすいのも特徴です。

 

グラトリは、やりやすい板を使えば初めての人でも簡単に楽しむことができます。

逆に、グラトリに向いていない板では、やりづらくて疲れるだけですので楽しみづらくなってしまします。

板選びが重要ですので、グラトリ向けの板で楽しく遊びましょう。

 

グラトリ向けの板

 

グラトリ向けの板は

  • ツインチップ
  • サイズが短く有効エッジが長い板
  • ロッカーもしくはハイブリッド形状
  • 柔めの板

この様な板となります。

これらはパーク向けの板と通じるものがありますが、パークよりもスピードを出すことがないので、より短く柔らかくて動きやすいモデルがグラトリに向いています。

 

グラトリ向け板の特徴1 ツインチップ

 

グラトリはスイッチスタンスでも滑ることが多いのでツインチップがおすすめです。

 

スイッチスタンス
滑りやすい板の向き(板によって向きが決まっています)を「メインスタンス」と言います。その逆を「スイッチスタンス」と言います。


 

また、ツインチップは少ない力で板を動かすことができる取扱いやすい板で、回転した時のバランスもいいのでスピントリック(回転技)にも向いています。

グラトリ向けの板はツインチップ一択と考えても良いでしょう。

 

▼スピン後の滑り

 

※ちなみにツインチップでない板を「ディレクショナル」と言います。

ディレクショナルはテールに比べてノーズ側が長い板の形状です。スイッチスタンスに向いていません。

 

グラトリ向け板の特徴2 サイズが短く有効エッジが長い板

 

有効エッジとは実際に滑っている時に接地する部分を言います。

有効エッジが長ければ、短い板でも問題なく滑ることができます。

パーク向けの板もそうなのですが、トリックをするには、軽くて扱いやすい短い板の方が向いています。

有効エッジの長さをチェックしながらできるだけサイズは短い板を選びましょう。

 

グラトリ向け板の特徴3 ロッカーもしくはハイブリッド形状

 

上図のようなロッカーやハイブリッド形状のボードは、下図のキャンバー形状のボードよりもエッジ(板の周囲についてる金属)が雪に設置する面が少ないので、板の操作がしやすく動きやすい特徴があります。

 

 

 

動きやすい板の方がトリック(技)を仕掛けやすくなるので、形状はロッカーやハイブリッドボードがおすすめです。

キャンバーボードは板の反発が強くなるので、地面から板を浮かせる時に有効でグラトリに向いていないという訳ではないのですが、「動きやすさ」という観点からはロッカーやハイブリッドボードの方が間違いなく優れています。

その為初級者にはロッカーやハイブリッドが特におすすめとなります。

 

グラトリ向け板の特徴4 柔めの板

▲板の硬さとは

 

低速で滑ることの多いグラトリには柔らかい板が向いています。

なにより柔らかい板は軽い力で滑れるのがメリットです。

硬い板でもグラトリはできるのですが、硬ければ硬いほど力と体力が必要です。扱えたとしても非常に疲れてしまいます。

楽しくグラトリをしたい方にこそ柔らかい板がおすすめです。

 

▼グラトリ向け板の特徴と理由

特徴 理由
ツインチップ 少ない力で板を動かせる
サイズが短く有効エッジが長い 軽くて扱いやすい
ロッカー・ハイブリッドボード 動きやすい
柔らかめ 軽い力でOK

 

グラトリ向けおすすめ板3選

 

グラトリには動きやすくて短く滑りやすい軽い板が向いていますので、ジブ(レールやBOX)向けの板もグラトリに最適です。

実際にグラトリ向けとして紹介されている板は、ジブ向けの板でもあります。ですのでグラトリ向けと併せてジブ向けの板も探してみてください。良い板が見つかるかもしれません。

 

また、パーク向けの板と似たような性能にもなるので、パーク向けの板もおすすめです。

 

パーク向きのおすすめ板を知りたい方は「パーク編」で!(このページは「グラトリ編」)

 

ただ、パークよりもスピードを出さないので、板の長さは必要ありません。パークで使うものよりもワンサイズ短いサイズでも良いでしょう。

後は、硬さの好みや予算に合わせて、自分のボードを選びましょう!

以下では著者のおすすめ板を3つ紹介しています!こちらもご覧いただき、購入の参考にしてみていただければと思います!

 

1 LOBSTER 「JIB BOARD」

 

LOBSTER(ロブスター)というメーカーの「JIB BOARD」というモデルです。

LOBSTERというメーカーの板は、3Dキャンバーという形状を採用しており、キャンバーボードでありながら、ロッカーボードの操作性の高さを持っています。

 

ロッカーボードとキャンバーボードの特徴

ロッカーボードなら軽い動き(動きやすい)ができ、スピントリックなどが非常にやりやすいです。

 

キャンバーボードなら高い反発力と踏ん張りが効き、高いジャンプと着地のしやすさがあります。

 

「JIB BOARD」というモデルはLOBSTERというメーカーの板の中で一番柔らかいフレックス(板の縦の硬さ)を持っているので動きやすさはピカイチです。

有効エッジが非常に長いので、普段の板より5センチくらい短い板でも全然問題なく滑れるでしょう。

ジブ(レールやBOX)にも向いている板ですが、グラトリにも非常に向いています。

 

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2 011 「DOUBLE SPIN」

 

011というメーカーが販売している「DOUBLE SPIN」というモデルは、グラトリを紹介する時必ず上げられるほど高いグラトリ性能を持っています。

ダブルキャンバー形状のソフトフレックス(柔らかめ)の板ですので、動きやすさを持ちながら板の反発も持ち合わせたグラトリには最適な板です。

 

 

キャンバー形状モデルのDOUBLEという兄弟モデルもあり、より反発が欲しい人はそちらのモデルもおすすめです。

 

▼キャンバー形状

 

 

 

3 Capita 「Scott Steves」

 

Capitaというメーカーの「Scott Steves」というモデルです。

Capitaから販売されている板で、Scott Stevens(スコット・スティーブンス)というプロスノーボーダーのシグネチャーモデル(著名人の名前を冠したモデル)の板です。

 

スコット・スティーブンス選手

カナダ出身のグラウンドトリックのスペシャリスト。常識を覆すような動きの数々は、憧れること間違いなしで「スノーボードってけっこう簡単なのかも」と勘違いさせてくれる。

非常に柔らかくて動きやすい道具を使用している。

▼スコット・スティーブンス選手の技

 

カタログではミディアムフレックス(中間の硬さ)とされていますが、試乗した感じはもっと柔らかいソフトフレックス(柔らかめ)に感じました。

加えてフラットキャンバー形状を採用していますので、動きやすさが抜群で、これまでとは全く違う動きだって可能になります。

 

 

 

 

 

グラトリ以外の滑り方のおすすめ道具を知りたい方は目次へ!

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

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第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

パークとは

 

前ページで解説したように「パーク」とはキッカーと呼ばれるジャンプ台でジャンプしたり、レールやBOXの上に乗って滑ることができるコースのことです。

 

▼キッカー

▼レール


photo by Велислав

▼BOX


photo by James Streater

 

パークは「スロープスタイルのコース」とも言われます。

スロープスタイル(つまりパークで行うような滑り)はオリンピック競技にもなったので、最近スロープスタイルに憧れてスノーボードを始めたという人もいるのではないでしょうか。

 

スロープスタイル
スロープスタイルは、ジャンプ台や障害物のあるコースで技などを披露し採点を競う競技です。2014年のソチ五輪から冬季オリッンピックの競技に採用されました。

▼スロープスタイルのコース


photo by Flickr upload bot

 

今回は、そんなパークを楽しく快適に滑るための板の選び方と、おすすめの板を紹介していきたいと思います。

ただ、ひとえに「パーク」と言ってもレールやBOX(「ジブ」とも言います)向けの板と、ジャンプ向けの板は違います。

その為ここではジブからジャンプまで、なんでもやりやすい「パーク全般向けのモデル」「スロープスタイル向けのモデル」を紹介していきます。

 

パーク向けの板とは

 

カタログなどを見ると、パーク向けの板は各メーカーからたくさん出ています。

どのような板がパーク向けとして販売されているのでしょうか。「パーク向けのモデル」とされるものは大きく分けると以下の3つの特徴があります。

 

パーク向けの板の主な特徴

・ツインチップの板
・有効エッジが長くサイズが短い板
・幅が太めの板

 

なぜこれらの特徴を持っているとパーク向けの板として適しているのかを、下記で詳しく解説していきます。

 

パーク向け板の特徴1 ツインチップの板

 

 

ツインチップの板とはノーズ(前)とテール(後ろ)が同じ形状のものを言います。

ちなみにテールに比べてノーズ側が長い板の形状を「ディレクショナル」と言います。

 

ツインチップはスイッチスタンスが滑りやすい特徴があります。

 

「スイッチスタンス」とは
滑る向きで自分が得意な方のことを「メインスタンス」と言います。その逆を「スイッチスタンス」と言います。

 

先ほど紹介したパークの中の「キッカー」というジャンプ台で板を回転させる技などをすると、スイッチスタンス(逆向き)で着地することも多いです。

つまり下記の図のようになります。

 

 

要は、最初は左足の方を前にして滑っていたのに回転することでで向きが変わって右足の方を前になってしまうことが多いということです。

ですので、パーク向けの板ではスイッチスタンスの時の滑りやすさは重要です。

 

また、ツインチップはボードの取り回しがよく(取り回しがよい:取り扱いがしやすい)、スピンがしやすいというメリットもあります

スイッチで滑らないという人でも、パークで様々な技をしたいならツインチップの板がおすすめです。

 

パーク向け板の特徴2 有効エッジが長くサイズが短い板

 

有効エッジとは滑走する時に、スノーボードの板で実際に雪面に接地する部分のことを言います。

有効エッジは、カタログでは「Effective edge」と表記されています。

 

 

短い板でも有効エッジが長ければ、ハイスピードでも問題なく滑走することができます。

キッカー(ジャンプ台)でボードを回転させる技である「スピン」をする際は、重量も軽く遠心力も少なくなる短い板の方がやりやすいです。

ですので、「有効エッジの長い」「短いサイズ」の板を選べば、「高速性能も高く(高速で滑りやすく)」「スピンもしやすい」パークには最適な板となります。

 

しかし、全長が短いとその分「パウダースノー」というさらさらの雪の上を滑る際の浮力はなくなってしまうので、パーク向けのボードを選ぶ時はパウダー性能(パウダースノーで滑りやすい性能)は捨ててしまいましょう。

 

パウダースノーとは
新しく積もったばかりの雪でさらさらしている。転んでも痛くない等の特徴を持っており人気が高い。

▼パウダースノー

 

パーク向け板の特徴3 幅が太めの板

 

板の幅は太いと直進の際の安定性に優れ、細いとターン(向きを変える)性能に優れます。

パークではキレの良いターンは必要なく、直進安定性が欲しいので、板の幅は細いより広い方が向いています

技をする時でも、できるだけターンをしないように助走をつけますので直進安定性は重要になります。

キッカーでのジャンプは、できるだけ安定した姿勢で向かうのが大切になります。

 

ただ、広すぎると逆に操作性が悪くなりますので、自分の足に合った適度なサイズを選びましょう。

 

板を選ぶ際のポイント

 

各メーカー毎にパーク向けのモデルの板が販売されています。

それらの板は今述べてきたパーク向けの板の特徴である

「ツインチップ」

「有効エッジが長くサイズが短い」

「幅は太め」

に設定されていますので、パーク向けとして出されているモデルを購入すれば間違いはありません。

 

その上でさらに自分に合った板を選ぶには下記の三点に注目して選ぶといいでしょう。

  • 板の硬さ
  • キャンバーの形状
  • 予算

予算は人それぞれですので下記では、「板の硬さ」「キャンバーの形状」をどのように選べばいいのか解説いたします。

また、さらにその下では筆者のおすすめの板も紹介しますので、板を選ぶ際の参考にしてください。

 

板の硬さ

 

硬さとは板のしなりやすさと捻れやすさのことを指します。

 

板の硬さは好みのものを選びましょう

硬い板なら高速、柔らかい板は低速での操作性に優れます。

ビッグキッカー(巨大なジャンプ台)を飛ぶならある程度の硬さは必要になります。しかし、小規模のパークで楽しく滑る分には、柔らかい板の方が優れます。

 

個人的にはミディアムフレックス(中間)ぐらいの硬さをおすすめしています。

一番万能ですので、何にでも挑戦しやすいです。

色々なことに挑戦する方がスノーボードは楽しく、上達にも繋がりますので、迷ったらバランスの良いモデルを選択するのが良いと思います。

 

▼板の硬さの考え方

硬さ 特徴 パーク
硬い 高速での操作性〇 ビッグキッカー向き
柔らかい 低速での操作性〇 小規模パーク向き

※著者のおすすめはミディアムフレックス(中間)

 

キャンバーの形状

 

キャンバーの形状にはロッカーボードやキャンバーボードなど色々な形状がありますが、これも板の硬さと同じで、好みの形状を選択して良いと思います。

 

ロッカーボードなら軽い動き(動きやすい)ができ、スピントリックなどが非常にやりやすいです。

 

キャンバーボードなら高い反発力と踏ん張りが効き、高いジャンプと着地のしやすさがあります。

 

 

個人的には両方の特徴を併せ持つハイブリッド形状がおすすめです。

 

 

パークの滑りにはジャンプ・ターン・トリック色々な要素が必要ですので、万能な性能を持つ板が求められます。

ですので、迷ったらハイブリッド形状の板を選択しましょう。

 

▼キャンバーの形状の考え方

形状 特徴 パーク
ロッカーボード 動きが軽い スピントリック向き
キャンバーボード 高い反発力と踏ん張り 高いジャンプ向き

※著者のおすすめはハイブリッドボード(ロッカーボードとキャンバーボードの特徴を併せ持つ)

 

著者が厳選!パーク向けおすすめの板3選

 

ここからはパークに向いている板(パークボード)のおすすめを3つご紹介していきます!購入する際の参考にしてください!

 

おすすめ板1 DC「PLY」

DC(ディーシー)というメーカーの「PLY」というボード。

 

「ROCK&LOADキャンバー」と呼ばれる、ノーズとテールがフラットになったハイブリッドボードを採用しており、操作性の軽さが特徴の板です。

 

 

硬すぎず柔らかすぎないミディアムフレックスの板ですので、ビッグキッカー(大きなジャンプ台)から低速のジブ(BOX)までやりやすいモデルです。

私もこの板を使用しているのですが、動きが凄く軽く、キッカーのトリックでも他の板より180°くらい(半回転)多く回すことができます。

価格が高くないので、パークも思い切って攻めやすい(思い切って滑りやすい)のもおすすめの理由です。

 

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おすすめ板2 LOBSTER「PARK BOARD」

 

LOBSTER(ロブスター)というメーカーの「PARK BOARD」(パークボード)というボードです。

 

「パークボード」という名前からも分かる通りパーク向けに作られている板です。

LOBSTERというメーカーの板は「3Dキャンバー」という形状を採用しています。ノーズとテール部分が丸まったような形状です。

それにより、LOBSTERの板はキャンバーの力強さとロッカーの動きやすさを併せ持つ特徴を持っています。

 

<3Dキャンバー>(画像引用元:https://www.lobstersnowboards.com/3bt)

 

また、PARK BOARDはミディアムフレックスで有効エッジが長く、パークに最適なモデルです。

 

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おすすめ板3 RIDE「HELIX」

 

RIDE(ライド)というメーカーの「HELIX」というボードです。

日本のスロープスタイルのトッププレイヤーである角野友基が使用している板です。

 

角野友基(1996~)
日本のプロスノーボーダー。ワールドカップ2012-13では金メダル、2015-16では銀メダルを取るなど多くの受賞歴を持つスロープスタイルの選手。

▼角野友基選手の滑り

 

 

つま先側とかかと側のサイドカーブの形状が違うという特徴的なモデルです。

板の硬さはやや硬めで、通常のキャンバー形状ですので、ビッグキッカーなどでも安定感があります。

中・上級者向けの板ですので、これから大きなパークにも挑戦していきたいという人におすすめの板です。

 

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▼おすすめ板の早見表

メーカー/名称 特徴 場面
DC「PLY」 操作性〇 ビッグキッカーからBOXまで
LOBSTER「PARK BOARD」 力強さと動きやすさ パークに最適
RIDE「HELIX」 安定感 大きなパークにもおすすめ

 

 

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

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パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

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著者:風祭健

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野間峻祥 【広島カープの打者の魅力⑥】

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広島カープは日本のプロ野球チーム。近年「神ってる」「カープ女子」などで話題の球団でチケットが取れない程人気です。このWebonでは「選手」にスポットライトを当てて魅力をお伝えします!

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2017年シーズンまでは主に代走や守備固めとして試合に出場していた広島カープの野間峻祥選手。

しかし2018年になって突如覚醒!!

カープファンの間では「野間最強説」なるものがささやかれるほど乗りに乗っている選手なのです。

 

基本情報


photo by えすぱにぃ CC 表示-継承 4.0

名前 野間 峻祥(のま たかよし)
出身 兵庫県三木市
身長/体重 180cm/83kg
生年月日 1993年1月28日
投球/打席 右投左打
ポジション 外野手
ドラフト 2014年ドラフト1位
年俸 1600万円(2018年)
試合/本塁打/打率/出塁率(2018) 126/5/.286/.343
試合/本塁打/打率/出塁率(通算) 372/6/.264/.318

▼野間選手のホームラン映像

 

チームトップレベルの俊足

 

広島カープの特徴として「足が速い選手が多い」というのがあるのですが野間選手はその中でも随一の俊足を誇ります。

しかも足が速いだけでなく野間選手がすごいのは相手ピッチャーの投球の癖をよく勉強していて「データをもとに走るタイミングやどの塁まで行けるか」を判断していることなのです。

他にも鈴木誠也選手や西川選手、安部選手などチームには足の速い選手が多くいますが野間選手の走塁スピードと判断の的確さは他の選手たちより抜きんでています。

2017年に代走として塁に出た際にはなんと「50%の確率でホームまで返って来てくる」という圧倒的な走塁のプロです。

また、外野を守る野間選手はその俊足を活かすことで広い守備範囲を誇り、普通の選手なら追いつけないような打球でもしっかり追いついて確実にキャッチしてくれ、守りでも素晴らしく安定感のある選手です。

 

2018年覚醒!「野間最強説」が唱えられる理由

 

代走と守備固めとしては申し分のない実力があった野間選手ですが唯一の欠点として「バッティング」があげられていました。

プロ入り後、早い段階から1軍に所属していた野間選手は代走要因としてベンチ入りしていたことから試合で打席に立つ機会が少なかったです。そんな中たまの打席ではあきらかなボール球に手を出してしまったり、あっさり三振するシーンも目立ちました。

その打力という欠点を差し引いてでも、1軍で使い続けてもらえるだけ「走力」「守備力」が優れていたという証拠でもあります。

ただ、やはりファンとしても野間選手にチャンスで打席が回って来たときにはやや期待できない気持ちになってしまう程、打撃という点ではマイナスイメージが強く残っていました。

しかし2018年シーズンが始まると、スタメンとして起用される機会が増えるにつれて、みるみるうちにそのバッティングスキルは急成長しました。そして「走・攻・守の3拍子揃った最強の選手」へと成長を遂げたのです。

 

 

野間選手の成長には長年の広島カープファンも驚きでした。

Googleで「カープ 野間」で検索すると、関連ワードに「覚醒」が出てくるほど
多くの人が野間選手の覚醒に注目していることがわかります。

 

また、左打ちのバッターにとって左投げのピッチャーの球は見えづらく打ちにくいことが多いのですが、左打ちの野間選手もスタメン当初はその傾向が顕著でした。

右投げのピッチャーの球は打てるようになっても、左投げピッチャー相手にはあっさり凡退することが続いていました。

しかし徐々にファールで粘れるようになりスタメン起用からわずか2か月程度で、左投げピッチャーの球も打ち負けることなく、しっかりヒットを打てるようになったのです。

「こんなにも目に見えて急成長を遂げる姿を目の当たりにできることがあるのか!」と思ってしまうほど、本当に2018年シーズン入り後の野間選手は、1試合ごとに目が離せませんでした。

 

プロ入りから1度しか打ったことの無かったホームランも2018年にはどんどん本数を増やしていき、強いピッチャーから満塁ホームランを放ちチームを逆転勝利へ導いたこともありました。

2018年シーズンに3番バッターを務めた丸選手が故障で1軍を離れていた間、野間選手がその穴をしっかり埋めてくれたおかげで広島カープは戦力を落とすどころかパワーアップして着実に勝ちを増やし続けることができたのです。

ちなみに、丸選手の復帰後もスタメンに頻繁に名前を連ねるようになっており今後のさらなる成長と活躍が見逃せない、本当に魅力的な選手です。

 

丸選手について詳しい解説は後ページにて! 丸選手について詳しい解説は後ページにて!

 

今回は2018年に覚醒し最強選手へと成長した野間選手の魅力についてお伝えしました。

1試合ごとに目まぐるしく成長を遂げる野間選手の活躍を見てストレス発散するもよし、勇気とやる気を貰うもよし、自分にあった広島カープの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

次のページでは広島カープのキャッチャーについてお伝えします。ベテランから新人まで魅力的な選手が多くいるのです。

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目次著者

著者:るかち

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