広島カープのベテランの魅力 【新井貴浩・石原慶幸】

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広島カープは日本のプロ野球チーム。近年「神ってる」「カープ女子」などで話題の球団でチケットが取れない程人気です。このWebonでは「選手」にスポットライトを当てて魅力をお伝えします!

広島カープ選手図鑑 ~熱狂的ファンが伝える魅力~はこちらから!

著者:るかち

広島カープを応援することが生きがいのカープおたく。25年ぶりの優勝以来99%の試合をリアルタイムに観戦中(現地観戦含む)。野球に詳しくない人でもわかるよう、広島カープやプロ野球の楽しみ方を発信しています。お問い合わせはこちらから

 

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広島カープは若くして一軍で活躍している選手が多いチームですが、ベテラン勢も負けていません。

若手の選手の2倍近くの年齢になりながらも全力プレーを続ける姿はファンにとっても選手にとっても良い刺激となっており、今の広島カープが強いチームでいられる理由でもあります。

今回は広島カープを代表するベテラン選手についてお伝えします。

※このページは2018年の中頃に執筆されたものを再編集したものです。新井選手は2018年をもって引退いたしました。

 

新井貴浩選手


photo by えすぱにぃ CC 表示-継承 4.0

名前 新井 貴浩(あらい たかひろ)
出身 広島県広島市中区
身長/体重 189cm/102kg
生年月日 1977年1月30日
投球/打席 右投右打
ポジション 内野手
ドラフト 1998年ドラフト6位
年俸 1億1000万円+出来高(2018年)
試合/本塁打/打率/出塁率(2018) 63/4/.219/.295
試合/本塁打/打率/出塁率(通算) 2383/319/.278/.339

 

新井選手の2つの魅力

①愛されるベテラン

 

新井選手は40歳を過ぎても1軍で活躍し続けている広島カープの最年長ベテランです。チームメンバーだけでなくファンにもとても愛されている選手で、代打で新井選手が登場する瞬間はその日の試合で最も大きな歓声が響きます。

なぜこんなにも新井選手が愛されているかというと、一番は大ベテラン選手にもかわらず威圧感のない親しみやすさが挙げられます。

新井選手は一回りも年下の菊池選手に「たかくん」と下の名前で呼ばれているなど、若手選手からもいじられることが多く、ベテランなのに非常に親しみやすい選手なのです。

 

また珍プレーも多い選手で、かっこよく飛びついた打球が飛びつくほどの球ではなく、他の選手たちに笑われるシーンもありました。

他にも、ファインプレーでアウトを取った新井選手がまだ2アウトだったにもかかわらず3アウトと勘違いして、一人ベンチへ戻っていこうとしてしまったという珍プレーもありました。

笑わせようと思っているわけではなく、いたって真面目にプレーしている中で生まれる新井選手の珍プレーは、後々にも語り継がれるほど見る人の記憶に残っています。

 

②2000本安打達成の確かな実力

 

そんないじられキャラの新井選手ですが、40代になっても1軍で活躍し続けているだけあって野球の実力も素晴らしく、2016年には2000本安打を達成しています。

これはプロ野球史上47人目、広島カープの選手ではわずか5人目というとんでもない偉業なのです。

そんなすごい実力も兼ね備えた大ベテラン選手なのに、珍プレーをしてしまうなどいじられキャラというギャップも、みんなに愛され続けている秘訣かもしれません。

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▼新井貴浩選手の本

石原慶幸選手


photo by えすぱにぃ CC 表示-継承 4.0

名前 石原 慶幸(いしはら よしゆき)
出身 岐阜県大垣市
身長/体重 177cm/90kg
生年月日 1979年9月7日
投球/打席 右投右打
ポジション 捕手
ドラフト 2001年ドラフト4巡目
年俸 7000万円(2019年)
試合/本塁打/打率/出塁率(2018) 58/1/.177/.223
試合/本塁打/打率/出塁率(通算) 58/65/.237/.299

 

広島カープのベテラン捕手である石原選手はインチキする選手としても有名です。インチキといっても、もちろん不正を行うわけではなくルールの中で最大限、結果を出す努力を怠らなかったことから謎のインチキプレーが生まれるのです。

 

石原選手のインチキプレー

①ボールではなく砂を掴む

 

例えば、キャッチャーがボールを見失ってしまった時、そのまま見失っていることを相手チームに悟られてしまうと、塁に出ている選手に盗塁されてしまいます。

それでもどうしてもボールが見当たらなかった石原選手は「手元の砂をつかみボールを手に取ったかのようなフリをして盗塁を阻止した」というインチキプレーがありました。

塁に出ている選手からはキャッチャーがボールを持っているかまでははっきり見えない部分もあるため、その石原選手のしぐさと威圧する視線の効果で「今走ってはだめだな」と相手チームの選手に思い込ませたのです。

 

②死んだふり走塁

 

他にも「死んだふり走塁」というインチキプレーも有名で、広島カープの攻撃中に2塁にいた石原選手が「死んだふり」すなわちアウトになったふりをしながら、ベンチに帰ると見せかけて3塁まで到達してしまったという珍しいプレーでした。

 

以上、どちらのインチキプレーも仲間だけでなく相手チームの選手たちにも思わず笑われてしまう珍プレーとなりました。

このようにギリギリのラインで精一杯チームが勝つための努力を続けているのが石原選手の魅力であり、その結果たまに生まれるインチキプレーも広島カープの試合を見る上で、見どころのひとつとなっています。

 

今回は、広島カープを代表するベテラン選手の魅力をお伝えしました。

「ベテランならではの安心感」や「ここぞというチャンスでの対応力」の凄さは広島カープの試合を見る上で大きな魅力のひとつでもあります。

そういったベテラン選手が全力で頑張っている姿を見ることで「自分もまだまだ頑張れるはず!」とやる気や元気を貰ってみるのも面白いのではないでしょうか。

次のページでは広島カープのイケメン選手についてお伝えします。プロ野球に興味のない方も、好みのイケメンを探すところからはじめてみるのもよいでしょう。

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