田中広輔 【広島カープの打者の魅力①】

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広島カープは日本のプロ野球チーム。近年「神ってる」「カープ女子」などで話題の球団でチケットが取れない程人気です。このWebonでは「選手」にスポットライトを当てて魅力をお伝えします!

広島カープ選手図鑑 ~熱狂的ファンが伝える魅力~はこちらから!

著者:るかち

広島カープを応援することが生きがいのカープおたく。25年ぶりの優勝以来99%の試合をリアルタイムに観戦中(現地観戦含む)。野球に詳しくない人でもわかるよう、広島カープやプロ野球の楽しみ方を発信しています。お問い合わせはこちらから

 

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基本情報


By Carpawa – 投稿者による撮影, パブリック・ドメイン, Link

名前 田中 広輔(たなか こうすけ)
出身 神奈川県厚木市
身長/体重 171cm/85kg
生年月日 1989年7月3日
投球/打席 右投左打
ポジション 内野手
ドラフト 2013年ドラフト3位
年俸 1億8000万円(2019年)
試合/本塁打/打率/出塁率/盗塁(2018年) 143/10/.262/.362/32
試合/本塁打/打率/出塁率/盗塁(通算) 680/48/.275/.362/111

 

広島カープ連覇の功労者の一人に不動の1番バッター田中広輔選手がいます。

内野のショートというポジションを守っている選手で「田中選手がいることで他にショートの守備ができる選手が育たない」と揶揄されるほど、広島カープの絶対的レギュラーです。

2018年には優れた守備の選手に贈られる「ゴールデングラブ賞」を獲得しました。

 

田中広輔選手の3つの魅力

①3年連続全試合フルイニング出場

 

田中選手は171cmというプロ野球選手としてはかなりの小柄ながら、チームトップの出塁率を誇り、切り込み隊長としてチームをけん引しています。

また、2016年~2018年は3年連続で全試合フルイニング出場という記録を持っていています。

これはただレギュラーとして全試合に出場するというだけでなく、1回から9回まですべてのイニングに攻守で出場し続けるという、ものすごい体力と実力が必要となる記録なのです。

 

プロ野球の試合はシーズン開始から半年以上もの間、ほぼ週6日試合が続き、関東や関西などの様々な場所に移動しながら試合を行うことが多いです。そのため選手は疲労が蓄積されていきます。

ですので、レギュラー選手の多くは大量得点で余裕勝ちしている日には後半の7回、8回あたりから控え選手と交代し早めにベンチで応援に回ったりすることがあります。

途中で交代しても試合の連続出場記録は更新されますし、長いシーズンのことを考えれば無理せず休めるときには休むというのも素晴らしい選択だと思います。

 

しかし田中選手は絶対に休むことなく全試合で9回の攻防まで全力プレーを続けます。

誰よりも大変で疲れているはずなのにそんな顔一つ見せず、常に全力でプレーする姿は見ている人に勇気を与えてくれます。

また監督から他の選手と交代されることなく、全試合フルイニング出場し続けられるだけの安定した能力を発揮しているというのも田中選手の凄さのひとつです。

 

どんなに良い選手でも、必ず波があり良いときと悪いときがあります。

田中選手も同様で、全く打てない日が続く時期があるのです。

ただ、それでも10球粘ってフォアボールを勝ち取ったり、進塁打を打って最低限塁に出ている人を次に進めるといった調子が悪いなりに、その時できる精一杯のプレーをしてくれます。

 

進塁打とは
塁にいるランナーを次の塁に進める打撃のこと。自分がアウトになっても、1塁にいたランナーが2塁に進めたら「進塁打」となる。

 

だからこそ不調のときでも監督は田中選手を信頼し、全試合でフルイニング使い続けるのです。

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②控えめな性格の正統派イケメン

 

田中選手は日本人離れの目鼻立ちがはっきりしたソース顔が特徴で、歯並びもとてもきれいな正統派イケメンです。

普段はクールであまり騒いだりするタイプではないですが、笑うとくしゃっと頬から目じりにかけてしわしわになるのもファンとしてはたまりません。

 

 

同い年の菊池選手や若手の鈴木誠也選手などいたずら好きで元気な選手が多い広島カープですが田中選手はいつも落ち着いているところも魅力です。

やんちゃで騒がしい他の選手たちをそっと見守るお兄ちゃん的な立ち位置で控えめなところがまた素敵な選手です。

 

広島カープには多くのイケメン選手がいます。詳しくは後のページで! 広島カープには多くのイケメン選手がいます。詳しくは後のページで!

 

③兄弟揃ってプロ野球選手

 

田中選手は5人兄弟という大家族で育ちました。

弟のひとりである田中俊太選手は2018年に巨人に入団し兄と同じようにプロ入り1年目から1軍で活躍しています。

そんな弟の俊太選手と兄の広輔選手が本当にそっくりなことで注目されています。

 

 

はっきりした顔立ちも良く似ていますし、何といってもバッティングフォームが瓜二つ。お兄ちゃんの背中を追って野球を頑張ってきた姿が目に浮かびます。

田中兄弟は広島カープと巨人という同じセリーグ(※日本のプロ野球はセリーグとパリーグに分かれる)に所属しているためたびたび対戦機会があります。

弟の俊太選手の打球を兄の広輔選手がファインプレーでキャッチするシーンであったり、兄弟二人が守備と攻撃という違う立場で同じ二塁ベースに立っているという
機会もたびたび目にします。

そのたびに兄弟の攻防に注目が集まり試合の見どころの一つになっています。

兄の広輔選手は「弟に負けないよう、お兄ちゃんのほうがすごいんだぞ、という
ところをたくさん見せていけるように頑張ります」と宣言しているように弟の俊太選手のプロ入りで良い刺激を受けていて、今後さらなる活躍が期待できそうです。

 

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今回は不動の1番バッターである田中広輔選手の魅力についてお伝えしてきました。

広島カープの試合ではこれからも田中選手がフルイニング出場し全力プレーを見せてくれることでしょう。

そんな全力で努力し続ける田中選手を見ることで日常の嫌なことを忘れて、自然と元気になれてしまうのではないでしょうか。

次のページでは日本のプロ野球界で「赤い忍者」と称される広島カープ不動の2番の菊池涼介選手の魅力をお伝えします。

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