ブラジルの食事 ~料理・飲み物・お酒・デザート~

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ブラジルに行ったことはありますか?ブラジルと言えばサッカー・サンバ・カーニバル…でもそれだけじゃもちろんありません!

「ブラジル生活入門 ~魅力満載ブラジルライフ~」はこちらから!

著者:パパガイオ

ブラジルの酸いも甘いも知り尽くしている在住歴17年の女性。日本で知り合った日系ブラジル人の主人と子供3人で、ブラジルライフを満喫中です!特にトロピカルフルーツや自由な感じがお気に入り。どんなかな?とちょっとでも気になったらぜひ覗いてみてください。面白い発見があるかもしれませんよ?

 

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ブラジルの料理

 

「フェイジョアーダ」や「シュラスコ」という食べ物は聞いたことがあるでしょうか?

この二つはブラジルを代表する料理ですが、実際にブラジルで暮らす一般の方の食卓に並ぶものなのでしょうか?

実際にブラジルに行った時にギャップで驚いてしまわないよう、ここではブラジル人の毎日の食生活をご紹介します。

 

朝食

 

のんびり、というイメージのブラジル人ですが、意外にも朝は早いです。

 

学校は7時から、仕事も8時スタートが多いので朝食はパンがメインの簡単なものになります。

学校や仕事に間に合うよう5時ごろ起きて支度をする人も多いのです。

フランスパンに卵やハム、チーズを挟み、果物の生ジュースもしくはコーヒーで済ませます。

 

ただ、休日などはゆっくり朝食を楽しむ人も多く、ホテルや民宿も朝食はバラエティーに富んだものが多いようです。

そのような時に食べるのは「タピオカ」や「クスクス」、「茹でたイモ類」など家庭により様々です。何種類もの果物も食卓に並びます。

 

タピオカ

キャッサバからできるタピオカ粉を焼いた生地にハムやチーズ、干し肉やココナッツの粉など好きな具材を挟んだもの。

コンデンスミルクやバナナなどで甘くしても食べられる。

photo by Anizio (Olinda) da SilvaFlickr CC BY-SA 2.0

クスクス

トウモロコシとキャッサバの粉を混ぜて蒸したもの。卵や干し肉と共に食べられる。

photo by Rainer ZenzObra do próprio CC BY-SA 3.0

▼クスクスを体験してみよう!

 

 

9時半ごろの「おやつ・軽食」

 

朝が早いので、学校では9時半ごろにおやつの時間を挟みます。

サンドイッチやポン・デ・ケージュ(もちもちしたチーズパン)、果物やスポンジケーキなどそれぞれ好きなものを持っていきます(公立学校は無料で配られる)。

大人も軽食をとります。

 

▼ポン・デ・ケージュ

photo by Sitenl CC BY-SA 3.0

▼ポン・デ・ケージュを体験してみよう!

 

 

昼食

 

ブラジルでは夕食より昼食が一日のメインです!

 

ごはん(日本のいわゆる「ご飯」ではなく、細かく刻んだ玉ねぎ・ニンニクと共に炒めて塩味をつけてから炊いた白米)かスパゲッティにフェイジョンをかけ、

ファロッファ(キャッサバ粉を油炒めしたもの)と共に食べます。

 

フェイジョン

うずら豆を煮てニンニクや玉ねぎ、ベーコンやその他の肉で味付けしたもの。味付けの仕方は家庭によって違います。

有名で似ているものに「フェイジョアーダ」という料理がありますが、フェイジョンはフェイジョアーダほど肉を入れないのであっさりしています。

 

▼フェイジョンの例

photo by Jak CC 表示-継承 3.0

▼フェイジョアーダの例

photo by Vinicius Pinheiro Some rights reserved

▼フェイジョンを体験してみよう!

 

 

ファロッファ

フェイジョアーダやフェイジョン、お肉のソテーなどの付け合わせとしてブラジルの食卓では良くみる料理。

ファロッファの材料である「キャッサバ粉」は先述した「ポンデケージュ」にもブラジルでは用いられる。

▼ファロッファの例

photo by Miriam Kato

▼ファロッファを体験してみよう!

 

 

これらに加え、サラダは毎日なくてはならないもので、メインの肉や魚でバリエーションを変えます。

肉や魚は焼いたり煮たり、衣をつけて揚げたりいろいろです。

茹で野菜やイモ類も副菜として食べます。

 

▼実際のブラジルでの一般的な昼食(著者作)

 

外食をすると、これを一皿にまとめて定食として出すところもあれば、ビッフェ形式で計り売りの「セルフサービス」のお店もあります。

また、生クリームを用いた濃厚なストロガノフもブラジル人の好きな料理のひとつです。

 

ストロガノフ
日本では牛肉を用いたビーフストロガノフが一般的だがブラジルでは豚肉や鶏肉でも作られる。

▼ストロガノフの例

photo by Tefé Mazé Meirelles Some rights reserved

 

昼食時の飲み物は生のフルーツジュースか炭酸飲料です。

ジュースは

オレンジ・アセロラ・パッションフルーツ・グアバ・マンゴー・カシュー・パイナップル・ライム・ココナッツ

あたりが定番ですが、他にも珍しい種類のジュースがいっぱいあります。

 

カシュー

果肉(下図でオレンジ色の部分)はジュースなどに使われ、種子(先端の部分)はカシューナッツに使われる。

▼カシュ―の果実と種子

photo by  abcdz2000 Some rights reserved

▼カシュージュースを体験してみよう!

 

ブラジルでも最近は健康志向で野菜を食べる人も増えていますが、野菜を食べる習慣がなかった時代から、ジュースはビタミン補給に欠かせないものなのです。

炭酸飲料もブラジル人は大好きで、コーラやガラナはどこにでもおいてあります。

 

ガラナ
ガラナの実を利用したカフェインなどが入った炭酸飲料。日本では北海道で普及している。関東を中心に展開するカフェチェーン「ルノアール」でも飲むことができる。

▼ガラナの実

photo by A C Moraes from Brasília, BrasilOriginal do Brasil 

▼ガラナジュースを体験してみよう!

 

昼食後のデザート

 

これだけでボリューム満点なのですが、食後の甘いデザートもブラジル人の習慣です。

バナナやプラム、ジャックフルーツなどをジャムのように甘く煮詰めた「ドースィ」や、

 

▼プラム

photo by 英語版ウィキペディアFir0002さん CC 表示-継承 3.0

▼ジャックフルーツ

 

フルーツの汁にコンデンスミルク(練乳)とゼラチンを混ぜて作った「ムース」、

 

▼レモン味のムース(著者作)

 

これまたコンデンスミルクで作る濃厚な「プディン(プリン)」などがデザートの定番です。

 

▼プディンの例

photo by gabrielastahler

 

最後になくてはならないのが「カフェジーニョ」(小さなコーヒー)。エスプレッソのこともありますが、少量で甘いドリップコーヒーが一般的です。

 

▼カフェジーニョを体験してみよう!

 

 

 

有名なブラジル料理「フェイジョアーダ」は、主に金曜日に食べることが多いです。見た目はおぜんざいのようで、はじめは食べるのに躊躇してしまいますがおいしいですよ。

 

フェイジョアーダ

黒インゲン豆を干し肉、テール、豚の耳・足、ソーセージ、ベーコンなどと一緒に塩味で煮込んだもの。

▼フェイジョアーダ等のブラジルのご飯

photo by Ras67 CC BY-SA 3.0

▼フェイジョアーダを体験してみよう!

 

 

 

また、これまた有名な料理「シュラスコ」は休日に家族や友達で集まってするお祝いパーティーの場や、談笑したりテレビでスポーツ観戦しながらまったり過ごす時に食べられます。

 

シュラスコ

鉄串に突き刺した肉の塊を炭火焼きしたもの。好みの焼き具合で切り落としながら食べる。

photo by Leonardo Sakaki CC BY-SA 4.0

▼シュラスコを体験してみよう!

 

 

 

パーティーの場ではやはりビールが一番飲まれます。

冷たすぎるぐらい冷えていないとケンチ(熱い)と言われてしまいます。

ブラジルのビールはあまり癖がなく(味がなく?)飲みやすいのが特徴です。

 

ブラジルらしいアルコールと言えば「カイピリーニャ」ですね。

 

カイピリーニャ

サトウキビを原料とした蒸留酒「カシャッサ」ベースにライムと砂糖を加えたカクテル。

▼カイピリーニャ

photo by Ralf Roletschek CC 表示-継承 3.0

▼カイピリーニャを体験してみよう!

 

 

 

あまりのおいしさに調子に乗り、後でのたうち回るほど気分が悪くなったのは初めて飲んだあの日、あれ一度きりでした。皆さん、くれぐれもお気を付けを。

 

4時ごろの軽食

 

ブラジルの夕食は遅いことが多いので、4時ごろに軽食をとる人もいます。

 

午後の軽食では揚げ物もよく食べられます。

大きな餃子の皮の中に肉やチーズを入れ揚げる「パステル」や、

 

▼パステル

photo by BuenosAiresPhotographer[1] CC 表示-継承 2.0

▼パステルを体験してみよう!

 

 

ほぐした鶏肉を茹でたじゃがいもやキャッサバ(芋の一種)を潰したもので包んで揚げるコロッケ「コシーニャ」、

 

▼コシーニャ

▼キャッサバ

▼コシーニャを体験してみよう!

 

 

 

揚げパンにカスタードクリームをはさんだ「ソーニュ(ソーニョとも言う。ポルトガル語で「夢」という意味)」などいろいろあります。

ハンバーガーやピザもよく食べられます。

 

夕食

 

夕食はあまり重要視されず、スープとパンなどで簡単に済ますことが多いようです。

朝食のような食事をしたり、昼食のような食事を少しアレンジしたり、家庭によって様々です。

 

まとめ

 

一般的な食事を見てきましたが、その他にも

パーム油を使った煮込み料理やリゾット、

中華料理(焼きそばや焼き飯)や日本料理(寿司やラーメン)

など、歴史的にいろいろな国の影響を受けてきたブラジルには様々な料理があります。

 

日本人のように素材の味を楽しむという所までは理解してもらえないですが、ブラジルは家庭料理のおいしい国であることは間違いないですよ!

ぜひブラジル料理を堪能してみてくださいね。

 

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ブラジルの生活費・物価 ~高い?安い?~

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ブラジルの生活費・物価

 

ブラジルで生活するにあたってやはり生活費がどのくらいかかるかというのは大事な点ですよね。

でもブラジルは貧富の差が激しいことでもわかるように、どの程度のレベルの生活をするか、どういう生活レベルの人と付き合うかによって、かかる費用は大幅に変わってきます。

駐在員(海外赴任している人)の家族とブラジルのお給料で生活する家族とではライフスタイルも違うのです。

 

ブラジルの通貨

 

まずは基礎知識としてブラジルのお金を紹介します。

ブラジルの通貨は「レアル(Real)」です。

 

ブラジルの公用語であるポルトガル語では”R”がはじめに来るときは”H”の発音をするのでブラジルでは「ヘアウ」「ヘアイス」と呼ばれています。

為替レートは常に変動しており、2017年の平均で1レアルは35.15円、2018年は6月までの平均で32.36円です。

 

▼ブラジルのお金「Real」

▼Realの価格チャート(10年)

(出典:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/data/brl.html)

 

ブラジルの生活費

 

ここからは具体的な数値を出しながら生活費について解説をしていきます。

 

  • 家賃
  • 食費・生活用品費
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • 交通費
  • 医療費
  • 娯楽費

の7項目に分けてご紹介します。

 

家賃

 

生活費の中で大きな比率を占めるのは家賃です。

ブラジルの家については後のページに譲るとして、ここでは1か月の家賃は500レアル~30,000レアル(約1万6千円~97万円) としておきます。

 

一般的な設備でよければ1人暮らしで1,500レアル(約4万8千円)、

2LDK(2部屋+リビングダイニングキッチン)で2,500レアル(約8万1千円)あれば十分というところでしょうか。

 

 

食費、生活用品費

 

食費は、日本にいる時と同じ様なものを食べようとすると当然高くつきます。

 

ブラジル米は5kgで13レアル(約420円)に対してブラジル産日本米は5㎏32レアル(約1,030円)です。

また、野菜も田舎の町などでは種類が少なく、ブラジルで需要の少ないものは多少割高です。

どこにでもあるメルカジーニョと呼ばれる小型スーパーでは一般に売られていないが有名大型スーパーでなら売られているものには、

  • 白いぼきゅうり(日本で最もよく見るきゅうり)
  • 大根
  • 赤かぶ
  • 白菜
  • アスパラ
  • もやし
  • しめじ

などがあります。

 

代表的な日本のきゅうりとブラジルのきゅうり
▼白いぼきゅうり(日本)

▼レギュラーキューカンバー(ブラジル)

 

  • 東洋種のほうれん草(ほうれん草は東洋種と西洋種がある)
  • ゴボウ
  • ニラ
  • チンゲン菜
  • 長茄子
  • こんにゃく
  • 枝豆
  • タケノコ
  • しいたけ
  • 豆腐
  • 納豆その他

は一般に日本食を取り扱うお店でしか手に入りません。

 

ブラジルの野菜はそれほど高くはありませんが、輸入品である食材を頻繁に使うと食費はかさみます。

 

例えば、

日本産の納豆1パック4個入りが20レアル(約650円)

※日本では納豆1パック4個入りは100円程度

豆腐1丁で12レアル(約380円)

※日本では豆腐1丁50円程度

などです。現地産のものならもう少し安く手に入ります。

 

逆にブラジル人が一般に購入する商品は安いです。いくつか例をあげますね。

▼安い商品の例

  • ミルク1リットル 2.3レアル(約75円)
  • 砂糖1㎏ 2.3レアル(約75円)
  • 食パン500グラム 5レアル(約160円)
  • コーヒー500グラム 10レアル(約320円)
  • 野菜(玉ねぎ、じゃがいも、人参、ズッキーニ、さつまいも、ピーマン、かぼちゃなど)どれも1㎏3レアル(約100円)以下
  • 鶏肉 1㎏10レアル (約320円)以下
  • 牛肉 1㎏は35レアル(約1130円)も出せば上等な部位が手に入ります

 

洗剤やもろもろの生活用品の物価も食費と変わらず安いです。

 

私の家族は5人ですが(私・主人と小・中学の子供3人)

日本食3割程度・ほとんど外食をしない

で食費+雑費は月にだいたい1200レアル(約3万9千円)です。

 

一人なら400レアル(約1万3千円)もあれば十分ではないでしょうか。

 

水道光熱費

 

アパート暮らしだと、水やガス代は管理費に含まれる場合があります。

 

含まれない場合を考えてみると、水道代は下水道料金とあわせて30~60レアル(約千円~2千円)ぐらいです。

浄水器を取り付ければ水道水は安心して飲めます。

 

ガスについては、日本のように都市ガスが普及していないのでガス栓を開けばガスが出てくるわけではありません。

それぞれの家庭がプロパンガスのタンクをコンロにつなげる必要があります。

 

プロパンガス
別途ガスボンベを購入してそこからガスを引っ張るガス様式。

▼プロパンガスのボンベ(日本)

 

13㎏の一般的家庭用ガスは70レアル(約2千300円)で、約3か月もちます。

 

電気代はエアコンや電気シャワーをどれだけ使うかによってずいぶん変わってきますが、60~100レアル(約2千円~3千200円)が相場でしょう。

 

全て合わせると水道光熱費は1か月100~150レアル(約3千200円~4千900円)ぐらいでしょうか。

 

通信費

 

インターネットのネット回線は130~180レアル(約4千200円~5千800円)。

携帯電話はプリペイド式のサービスプランなどを利用すれば月40レアル(約1千300円)。

ですので通信費はネット回線と携帯電話を合わせて200レアル(約6千400円)ほどですね。

 

交通費


photo by Luís Guilherme Fernandes Pereira

▲サンパウロ地下鉄 Alto do Ipiranga駅

 

サンパウロは地下鉄での移動が便利ですが、他の都市では地下鉄があってもバスでの乗り継ぎが必要な場合も多いです。

毎日の移動でなければUberを使うのが一番安く、便利です。

 

Uber

タクシードライバーでないが車を持っていて時間がある人と目的地まで車で送ってもらいたい人をつなぐサービス。運転手は誰でもなれるので現地の人が休みの日の副業などで待機している場合などがある。

▼Uber公式サイト

(出典:https://www.uber.com/ja-JP/)

 

Uberはタクシーの代金の7割程度で利用することができます。

サンパウロの地下鉄は一律3.8レアル(約120円)、バスも大体同じくらいの値段です。

 

ガソリンはよく価格変動しますが、2018年7月で1リットル4.4レアル(約145円)です。

エタノールやガスで走る車も結構みられます。

 

医療費

 

ブラジルの公立病院は誰にでも医療費はタダですが、スタッフ不足で待ち時間がとても長く、設備や衛生面でも私立病院より劣っています。

一方都市部私立病院の医療レベルはとてもよく個室もホテルのようです。

 

日本レベルの医療を受けたい場合は私立病院や個人経営のクリニックを受診しましょう。

診察料は250~700レアル(約8千円~2万2千600円)、検査もそれぞれの項目ごとに100レアル(約3千200円)以上かかるので、長期滞在なら健康保険に入るのがお勧めです。

歯科対応の可否、年齢によって金額は変わりますが、一人月200レアル(約6千500円)ほど必要です。

 

娯楽費

 

外食は、庶民的な昼ご飯なら飲み物付きで20~30レアル(約640円~700円)でお腹いっぱい食べられます。

 

ファーストフードもそのぐらいですが、レストランとなると50~100レアル(約1千600円~3千200円)ほどします。

映画は20レアル(約640円)ぐらいで、コンサートやショーは80~200レアル(約2千600円~6千400円)です。

 

ボーリングは60~90分で1レーン130~180レアル(約4千200円~5千800円)、

遊園地(ワンデーパス)大人80~250レアル(約2千600円~8千円)

と少々高めですが、公園やビーチ、文化センターや無料展示会などお金をかけずに遊ぶ方法も探せばたくさんあります。

 

まとめ

 

今までの合計を、一人暮らしで考えてまとめると、、、

 

▼一人暮らしの生活費(目安)

  • 住居費 1500~2500レアル(約4万8千円~8万1千円)
  • 食費、生活必需品 400レアル(約1万3千円)
  • 水道光熱費 150レアル (約4千800円)
  • 通信交通費 400レアル(約1万3千円)
  • 医療保険費  200レアル(約6千400円)
  • 娯楽交際費 350レアル~(約1万1千円~)

 

合計 3000レアル~(約9万7千円~)

つまり月に約10万円あれば、日本にいるのとそれほど変わらないレベルの生活ができると考えてよいでしょう。

実際にはブラジルの最低給料954レアル(約3万円)で生活する家族も多いのですから、やり方によってはもっと節約できるとも言えます。

とはいえ、ブラジルは物価が安いとは言えないということははっきりしてしまいましたね。

ある程度は覚悟しておいた方がよさそうです。

 

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でも、私は声を大にして言いたい!それだけじゃないんですよって!~~

はじめに「はじめに ~移住歴17年だから伝えられるブラジルの魅力~」より

 

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はじめに

ブラジルのイメージは皆さんどのようなものをお持ちでしょうか?サッカーやサンバは有名ですが17年住んでいる著者にしか伝えられない魅力が沢山詰まった国です。まずは著者のブラジルへの情熱が伝わってくる「はじめに」を読んでブラジル生活を知る前のウォーミングアップをしましょう!

はじめに ~移住歴17年だから伝えられるブラジルの魅力~

 

第1章 ブラジルの生活ってどんな感じ?

ブラジルの生活。日本にいてもなかなか知る事はありません。実際にかかる生活費や食事、家、治安の事。ブラジル在住の筆者だからこそ語れるブラジル生活の基礎知識を解説していきます。

ブラジルの生活費・物価 ~高い?安い?~

ブラジルの食事 ~料理・飲み物・お酒・デザート~

ブラジルの家 ~種類・造り・豆知識~

ブラジルの治安 ~注意点・安全対策~

 

第2章 ブラジル人を知ろう!

陽気でフレンドリーなイメージがあるブラジル人。でも実際にはどのような性格でどんな事に興味関心があるのでしょうか?

ここではブラジル人の性格について著者が客観的かつ実体験に基づいて解説をしていきます!

12のポイントで理解するブラジル人の性格

4つの楽しみから理解するブラジル人の性格

5つの興味・関心から理解するブラジル人の性格

 

第3章 ブラジル生活をもっと楽しもう!

ここではブラジル生活を彩ってくれるイベントやおすすめスポットにつてい紹介していきます!もちろん観光でもおすすめ!現地のブラジル人と一緒に思いっ切り楽しんじゃいましょう!!

ブラジルのイベント6選 ~観光でも参加したい!~

ブラジルおすすめスポット4選 ~観光でも見たい!~

 

第4章 ブラジル社会を知ろう!

日本からはるばる17,000km以上も離れたブラジル社会では日本と異なる所が沢山!異文化に触れたときには「違いに感動し楽しむ」事が大切だと著者は言います。もちろん違いを知るだけでも面白いですよ!

ブラジル社会の特徴 ~多様性と親日国~

ブラジルと日本の違い ~あり得ないでしょって話が面白い!

 

おわりに

ブラジルの魅力を「生活」という面から見てきました。最後にブラジルの魅力についておさらいします。これを読んで興味が出た方は是非ブラジルに足を運んでみていただければと思います!!

おわりに ~ブラジルの魅力~

 

【番外編】

ブラジルの言語事情

ブラジルの定番おすすめ料理・グルメ

 

モータースポーツの社会貢献 ~普通自動車の開発・交通事故防止~

Webon紹介目次著者
F1は知っていても「モータースポーツ」と言われると分からない。でもモータースポーツは知れば知るほど奥が深く、ハマっている人も沢山いるのです。車・バイクが好きな方はこれを読めばモータースポーツにハマるはず!

「モータースポーツ観戦初心者入門」はこちらから!

著者:河村大志

関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

お問い合わせはこちらから

twitter【河村】https://twitter.com/taishikwmr?lang=ja

 

『モータースポーツ観戦入門』目次へ  (全12ページ)

 

モータースポーツは胸を熱くするスポーツで、レースが行われるサーキットなどの会場はとても華やか、非日常の世界で、エンターテイメントの一面も持っています。

しかしそれだけではなくモータースポーツには重要な役割があります。

モータースポーツの役割を知る事でモータースポーツをより深く知る事ができますよ。ここではモータースポーツが私たちの生活にどのように関わっているのかを解説していきます!

 

モータースポーツの技術は普通自動車にも生かされている!

 

まず一つは「普通自動車・バイクへのフィードバック」です。

日常生活の移動手段で車やバイクを利用する方は多いと思います。私たちが普段乗っている車やバイクはどんどんと技術が発達し、乗りやすく、高性能になっていきますよね。

この発展にはモータースポーツが関わっています。

 

現在日本や世界の自動車メーカーは環境問題、有限である資源を守るためのクルマづくりを行なっています。

例えばガソリンを使用すると排気ガスが出てしまうので、環境に悪影響があります。

そのため、

トヨタ自動車の「プリウス」という車種のようなガソリンの化学燃料と電気を両方使って走るハイブリッド車

日産自動車の「ノート」のような電気だけで走る電気自動車

トヨタ自動車「MIRAI」のような水素で走る水素自動車

などの車が開発されています!

 

このように少ない燃料で多くのエネルギーを発生させる先端技術は、モータースポーツの現場で培われているのです。

 

厳しい競技だからこそ磨かれる車の性能!

 

モータースポーツではマシンの技術全てが揃わなければ勝利することができません。ましてや完走することすら難しいのです。

とても厳しい環境の中で「レースに勝つこと」「レースを走りきったこと」はその車の性能の良さを証明することになります。

 

また、レースは車だけではなく人を育てるという場でもあるのです。

若い技術者が「カーレース」「バイクレース」という何が起こるかわからない厳しい環境で技術を磨いていく場になっています。

クルマ本体だけではなく、競技車を構成する部品メーカー、足元を支えるタイヤメーカーもモータースポーツの現場から技術開発し、より良いタイヤを生み出しているのです。

レースは人やマシン、タイヤに部品のネジ一本まで鍛えるのです。

 

安全対策に生かされる技術!

 

そしてモータースポーツの現場から一般車へのフィードバックはスピード、性能だけではなく、ドライバーの安全を守る素材や構造にも活かされています。

 

カテゴリーによっては300kmを超えるスピードが出るモータースポーツ。

「危険ではない」といえば嘘になります。

しかしそんなスポーツだからこそ安全対策は万全を喫しています

ドライバーを守るよう、安全を確保する車輌を作らなければいけないレースの世界で生み出される車輌・技術は私たちが乗る車にもフィードバックされているのです!

 

正しい運転技術を伝える

 

モータースポーツは「正しい運転技術」を伝えることにも役に立っています。

モータースポーツという世界で戦うドライバーはいわば運転のプロです。

そんなプロたちが「普段の運転に役立つ考え方やコツを教えるイベント」というものが増えてきています。

 

運転の基本である「走る」「曲がる」「止まる」を一から学ぶことができるのはもちろんのこと、テクニックだけではなく、運転時に気をつける事、正しい考え方も学べます。

また、運転に関しての間違った偏見を無くしてくれるのも魅力の一つ。

 

正しい運転技術を身につけることで、将来起こるはずだった事故を未然に防ぐことになっています。交通事故を減らすという面で社会貢献しているこの試みもモータースポーツならではだと思います。

 

こういう試みを知っていただくことがライターである私ができる社会貢献だと思っています。

また、モータースポーツをファンが楽しみつつ、車輌の開発に役立っている「ニュルブルクリンク」というレースもあったりとモータースポーツと私たちのつながりは以外に深いところにあるのです。

 

先に「ニュルブルクリンク」について詳しく知りたい方はこちら!

 

そのような事を知っても面白いのではないでしょうか!

 

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著者:河村大志

関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

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