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サイゼリヤはイタリア料理をリーズナブルな価格で食べられるファミリーレストランチェーンです。人気NO1メニューのミラノ風ドリアは1000回改良されていたり、こだわりを知ればさらにサイゼリヤが楽しくなるでしょう。
サイゼリヤの楽しみ方入門はこちらから!
著者:Webon編集部
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『サイゼリヤの楽しみ方入門』目次へ (全8ページ)
この章(第2章)ではサイゼリヤの定番メニューの楽しみ方について4ページにわたってお伝えします。このページではサイゼリヤの「ワイン」の楽しみ方についてお伝えさせていただきます。
サイゼリヤではワインを100円で飲むことができます。100円だからといって質が低い訳ではないのです。
ワイン(アルコール)一覧
▼アルコール一覧
名称 |
値段(税込み) |
ジャンル |
マグナム(1500ml) |
1080円 |
フレッシュワイン |
デカンタ(250ml) |
200円 |
フレッシュワイン |
デカンタ(500ml) |
399円 |
フレッシュワイン |
グラスワイン |
100円 |
フレッシュワイン |
グラッパ(30ml)※アルコール分40% |
379円 |
フレッシュワイン |
ランブルスコセッコ【(赤)辛口】 |
1080円 |
ボトルワイン |
ランブルスコ【(ロゼ)甘口】 |
1080円 |
ボトルワイン |
キャンティ【辛口+やや重い】 |
1080円 |
ボトルワイン |
キャンティ ルフィな リゼルバ【辛口・重い】 |
2160円 |
ボトルワイン |
サイゼリヤプレミアム【(赤)(白)辛口・重い】 |
2160円 |
ボトルワイン |
キリン一番搾り(ジョッキ) |
399円 |
生ビール |
キリン一番搾り(グラスビール) |
299円 |
生ビール |
サントリーオールフリー |
259円 |
ノンアルコール |
サントリー -196°ストロングゼロダブルレモン |
379円 |
サワー |
「サイゼリヤのワイン」5つの知識
以下では『知ればさらに美味しくなるサイゼリヤのワインの3つの知識』についてお伝えします。好奇心を満たしながら食事をすれば、より楽しく美味しいサイゼリヤライフが過ごせるようになると思います。
サイゼリヤのワインのこだわりを知ると「100円ならば頼まないと損かも!」と感じる方もいると思います。
① 全ての料理に合う
サイゼリヤといえばイタリア料理とワインを美味しくリーズナブルに味わえる外食チェーン店です。実はサイゼリヤの料理は全てワインと合うように作られています。
その理由は、まだサイゼリヤがイタリア料理の店ではなかった頃に、現サイゼリヤ会長の正垣泰彦氏がローマのイタリア料理店で地元の人々の様子を見て感銘を受けた事が原点となっています。
サイゼリヤがイタリア料理店になった経緯は「はじめに」で解説!
会話を楽しみながら様々な種類のワインと料理を組み合わせて選んでいくのがイタリアの食文化です。その光景を目の当たりにした正垣氏は「日本の人々にも楽しんでもらいたい」という一心で、日本ではなじみのなかったイタリア料理店に挑戦することとなったのです。
そのため、どの料理との組み合わせもワインと合うように作られているのです。
イタリア料理のベースは、一貫してオリーブオイルを使用することです。
ベースが同じなのでどんな料理を組み合わせても違和感が無く、味に統一感が生まれます。そしてワインの持ち合わせている苦味や酸味がより一層、料理の美味しさを引き立たせてくれるのです。
② 100円の理由
今では気軽に多くの人が飲むようになったワインですが、以前は敷居が高いものでした。2000年頃はグラスワインの相場が600円以上と、なかなか手軽に飲めるものではありませんでした。
そこでサイゼリヤでは「多くの人に楽しんでもらえるように」と、イタリアにハウスワインを作り直輸入を始めます。
ハウスワインとは
レストランが独自に作っているお客さんに提供するためのワイン。お手頃な価格で注文できるグラスワインなどを指す場合が多い。
現地メーカーから直接輸入することでコストを抑え、次第にサイゼリヤの本場イタリアのワインの美味しさが広まっていきました。
結果、長年の取引でメーカーと良好な信頼関係を築くことができ、1杯100円でのグラスワインの販売を実現することが出来たのです。
③ こだわり
サイゼリヤ専用のハウスワインはイタリア中部のモリーゼ州で作られます。
葡萄の収穫後は、糖度などの成分を測り、新鮮なうちに果実を搾ります。葡萄の鮮度が落ちない様にスピーディーに作業を行います。
絞った葡萄ジュースはタンクで発酵・熟成して、3ヶ月後から飲めるようになります。熟成期間が長いワインは味わいが深くなると言われていますが、サイゼリヤのワインは熟成期間が短く「フレッシュな美味しさ」が特徴です。
味が変化しないように必要分だけを瓶詰めして、日本へ輸出しています。
日本へ輸出したワインは2ヶ月ほどで消費されるので、フレッシュな味わいを楽しむ事ができます。
頻繁に輸出を行い消費も早いので、サイゼリヤはイタリアンレストランのワイン消費率ナンバーワンという実績を持っています。
また、ワインの輸送方法においては、通常の海上輸送ではワインの味が変化してしまいます。そこで経費をかけて定温コンテナ(=一定の温度を維持できるコンテナ)による輸送を行っています。
100円のワインはこのように多くの工夫のもと、美味しくお手頃な提供が可能になっているのです。
④ グラッパが置いてある理由
サイゼリヤでは100円で飲めるワイン以外にも様々なワインが取り揃えています。
食後酒である「グラッパ 379円(税込み)」はあまり注文されないメニューです。にも関わらず、メニューにあるのには理由があります。
これは、お客さんがメニュー表を見た時に「こんなものまで置いてあるのか」とイタリア料理の品揃えの多さにこだわりを感じてもらうことを目的としています。
サイゼリヤには「売れないけど置いてあるメニュー」は他にもあります。「イカの墨入りスパゲッティ 499円(税込み)」は、注文する人は少ないのですが強烈なファンが居るので、ないとクレームが入るそうです。
グラッパをはじめ、幅広いお客さんの要望に応えることができるのがサイゼリヤが支持される理由だと思います。
⑤ 飲んでわかる魅力
サイゼリヤのワインは雑味が少なくて飲みやすいです。人を選ばないような味わいで、不特定多数の人が利用するサイゼリヤにはぴったりの味わいだと思います。
料理も全てワインと合うように作られていることを知ると「これも合うのかな?」と色々なメニューを注文したい衝動に駆られます。
サイゼリヤはコスパがよく飲むことができるため、ちょっとした大人のデートスポットとしても私は利用しておりました。
いきなりデートでサイゼリヤを提案すると「サイゼリヤか…」と彼女を落胆させてしまうこともあるかと思います。
関係性が深まってからのサイゼリヤデートはとても楽しいです。料理も美味しく、コストを気にしないで気軽に酔うことができて、とても幸せな気持ちになることができます。
また、サイゼリヤでのワインデートでは、遊園地やテーマパークなどの華やかな場所でデートしているカップルと自分たちを比較した時に「サイゼリヤで最高に楽しめちゃう私達」はなんだか他のカップルよりも仲がいい感じがして不思議と優越感に浸ることもできます。
ちなみにサイゼリヤは一人飲みにも最適です。
このようなリーズナブルに一人飲みができるイタリアンはサイゼリヤしかないと思います。
サイゼリヤのワインはサイゼリヤの楽しみ方を大いに広げてくれます。ぜひ、試しにオーダーしてみてはいかがでしょうか。
この章(第2章)ではサイゼリヤの定番メニューについてお伝えしてきました。次の章ではサイゼリヤの調味料の魅力についてお伝えします。
オリーブオイルやチーズを活用して、サイゼリヤの楽しみ方の幅を広げていただきたいです。
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