ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

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カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

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はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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第1章ではカンフー映画とは何か、そしてカンフー映画の歴史について解説をしています。

このページでは一大ブームを巻き起こしたカンフー映画スター俳優「ジャッキー・チェン」氏が活躍した時代のカンフー映画の歴史(後編)を解説をします。※カンフー映画の歴史を最初から知りたい方は第1章の最初のページからお読みください。

 

▼カンフー映画の歴史概要(リンククリックorタップで該当ページへ)

時代 主な出来事 主な俳優・女優
カンフー映画の始まり シヨウブラザーズ社の設立 チェンペイペイ
ジミー・ウォング時代 剣劇から拳脚アクションへ ジミー・ウォング
ブルース・リー時代 ゴールデンハーベスト社設立 / ブルース・リーの死 ブルース・リー
ジャッキー・チェン時代① 「蛇拳」「酔拳」ヒット ジャッキー・チェン
ジャッキー・チェン時代②⇐当ページ ジャッキー・チェン略奪事件 / 「プロジェクトA」ヒット ジャッキー・チェン / サモハン / ユン・ピョウ
次世代スター時代 「少林寺」「イップマン」ヒット ジェット・リー / ドニー・イェン

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ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

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第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

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第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

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大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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第1章ではカンフー映画とは何か、そしてカンフー映画の歴史について解説をしています。

このページでは一大ブームを巻き起こしたカンフー映画スター俳優「ジャッキー・チェン」氏が活躍した時代のカンフー映画の歴史(前編)を解説をします。※カンフー映画の歴史を最初から知りたい方は第1章の最初のページからお読みください。

 

▼カンフー映画の歴史概要(リンククリックorタップで該当ページへ)

時代 主な出来事 主な俳優・女優
カンフー映画の始まり シヨウブラザーズ社の設立 チェンペイペイ
ジミー・ウォング時代 剣劇から拳脚アクションへ ジミー・ウォング
ブルース・リー時代 ゴールデンハーベスト社設立 / ブルース・リーの死 ブルース・リー
ジャッキー・チェン時代①⇐当ページ 「蛇拳」「酔拳」ヒット ジャッキー・チェン
ジャッキー・チェン時代② ジャッキー・チェン略奪事件 / 「プロジェクトA」ヒット ジャッキー・チェン / サモハン / ユン・ピョウ
次世代スター時代 「少林寺」「イップマン」ヒット ジェット・リー / ドニー・イェン

 

ジャッキー・チェン氏の時代

ジャッキー・チェン氏の起用

 

前ページで解説したように1970年代前半、香港の映画会社ゴールデン・ハーベスト社はブルース・リー氏と共にカンフー映画界の歴史を刷新しました。

 

▼ブルース・リー氏

ゴールデンハーベスト社
香港の映画制作会社。ブルース・リー氏主演の「ドラゴン危機一髪」などを制作し大ヒット。ブルース・リー氏とともにカンフー映画のブームを作り出した。詳しくは前のページで。

 

その快進撃の立役者の1人であるゴールデン・ハーベスト社の映画監督ロー・ウェイ氏は、1971年にブルース・リー氏を主演とする「ドラゴン危機一発」、「ドラゴン怒りの鉄拳」の記録的大ヒットで監督として注目を浴びました。

 

▼ドラゴン危機一髪(画像クリックでDVD詳細へ)

▼ドラゴン怒りの鉄拳(画像クリックで商品詳細へ)

 

しかしブルース・リー氏とロー・ウェイ監督は喧嘩別れをしてしまいます。

その後ロー・ウェイ監督は、ジミー・ウォング氏主演作品を撮るようになりました。

 

ジミー・ウォング氏(1943~)
カンフー映画ブームの基礎を作ったパイオニア的存在。ブルース・リー氏などのスターが出る前から活躍していたカンフー映画界のレジェンド。

▼ジミー・ウォング氏

 

そして、ロー・ウェイ氏は1975年にゴールデン・ハーベスト社から独立して「羅維影業公司(ロー・ウェイ・インイェ・ゴンスー)」を設立し、ジャッキー・チェン氏を起用した「少林寺木人拳」、「拳精」などの作品を監督して実力を発揮しました。

 

▼ジャッキー・チェン氏

▼少林寺木人拳(画像クリックでDVD詳細へ)

▼拳精(画像クリックでDVD詳細へ)


 

一方この頃、1967年にショウ・ブラザーズ社に入社し、1970年には「吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー」の助監督を務めていたウー・シーユェン氏は、自らの映画会社「シーゾナル・フィルム」を立ち上げました。

 

▼吼えろ!ドラゴン、起て!ジャガー(画像クリックで商品詳細へ)

 

ウー・シーユェン氏はロー・ウェイ監督の元にいるジャッキー・チェン氏に興味を抱き、ロー・ウェイ監督へジャッキー・チェン氏のレンタルを申し出ます。

ちなみに、この頃、ロー・ウェイ監督はジャッキー・チェン氏を第二のブルース・リー氏に仕立てようとしており、ジャッキー・チェン氏自身もまた伸び悩んでいた頃でした。

 

 

「蛇拳」と「酔拳」の大ヒット

 

シーゾナル・フィルム社のウー・シーユェン氏は、ロー・ウェイ監督からジャッキー・チェン氏を2作品の映画に出演させる契約を取り付けることに成功します。

その第一弾として、清朝末期の広東(中国の地名)を背景にした「蛇拳(だけん)」(’78)を製作します。

 

▼蛇拳(画像クリックで商品詳細へ)

清朝と広東省
清朝は1644~1912年まで今の中国とモンゴル地域を支配していた王朝。1894年には日本と日清戦争で対立している。

▼現在の中国の広東省

 

「蛇拳」はそれまで多かったカンフー映画の復讐劇とは異なり、

「全く武術ができない主人公が厳しい訓練によって腕を磨き、成長し、最終的に強敵を打ち倒す」

という新たな痛快ストーリーを打ち出しました。

 

 

カンフー映画はこの作品によって、シリアスなストーリーの中にもコミカルなコメディ要素を取り入れることに成功し、これまで復讐劇が多く暗いイメージを持ったカンフー映画のイメージを一掃しました。

「相手をカンフーで倒す」というよりも「相手とコミュニケーションをとって倒す」という二拍子のカンフーはジャッキー氏映画における特徴の一つです。

 

 

この成功は、ジャッキー・チェン氏持ち前の「明るく愛嬌あるキャラクター」が作用したことも大きく影響しました。

さらにジャッキー・チェン氏の才能を大きく引き出す事にも成功した作品とも言えるでしょう。

この「蛇拳」の成功に続き、姉妹編として、ウー・シーユェン氏は中国伝統武術である『酔八仙拳(すいはっせんけん)』を主軸とした「酔拳(すいけん)」(’78)を製作しました。(蛇拳・酔拳ともに監督はユエン・ウーピン氏)

 

▼ユエン・ウーピン氏

photo by Slackerwood [Photo Credit: Debbie Cerda, for use with attribution]Master Yuen Woo-ping Uploaded by Teemeah

 

前作「蛇拳」にはまだシリアスな雰囲気が残っていましたが、そのシリアスさを完全に排除して、武術の素晴らしさは生かしたまま明るく楽しい作品に仕上げます。

「酔拳」はカンフー映画界に新風を吹き込んだ作品となりました。

 

▼酔拳(画像クリックで商品詳細へ)

 

【コラム】「酔拳」の『酔八仙拳(すいはっせんけん)』ってどんな拳法?

▼酔拳のイメージ

酔八仙拳は一般には「酔拳」の呼び名で知られていますが、八人の仙人の酔態(酔った状態)を模した拳法であり、実際に飲酒して戦う拳法ではありません。

明代の中国で書かれた伝奇歴史小説の「水滸伝(スイコデン)」の登場人物である花和尚(カオシヨウ)こと魯知深(ロチシン)を酔八仙拳の伝説上の祖としています。

▼水滸伝

複雑で変化に富む千鳥足の歩法と月牙叉手(ゲツガサイシュ)と称する手法(お猪口を持つような手つき)が特徴です。

▼イメージ

八人の仙人(酔八仙)とは、

  • 呂洞賓(ロドウヒン、故事「邯鄲(カンタン)の夢」で盧生(ロセイ)に枕を与えた仙人)
  • 李鉄拐(リテツカイ、片足が不自由で杖を突く仙人)
  • 漢鐘離(カンショウリ、晋の将軍)
  • 藍彩和(ランサイワ、唐代に常に大きな花かごを持ち、片足だけ裸足でボロを着て歌い歩いていた仙人)
  • 張果老(チョウカロウ、常に白いロバに乗っている仙人)
  • 曹国舅(ソウコッキュウ、宋の曹太后の弟)
  • 韓湘子(カンショウシ、唐の詩人、横笛の名手)
  • 何仙姑(カセンコ、唯一の女仙人)

を指します。

酔八仙拳が世に知られるようになったのは、上海精武体育会(しゃんはい せいぶ たいいくかい:上海の体育学校)の教師であった陳維賢(チンイケン)が伝えたことによります。

酔八仙拳は地面を転がりながら戦うことを得意とした門派に属し、足場の悪い場所での戦いにも適すると言います。

また、先ほどイメージを示した月牙叉手(ゲツガサイシュ)と称する手法(お猪口を持つような手つき)は喉をつかんで破壊するものであり、実践時には人差し指をまげて突き出し急所を攻めるのに用いられます。

他の中国拳法の中でも最もユニークですが、その実態は緩急に富み、剛と柔の両面を備え、足腰の強さとバランスや柔軟性が要求される難易度の高い拳法です。現在では大会においての表演武術種目(採点競技)としてよく知られています。

 

以上、ジャッキー・チェン氏が活躍した時代のカンフー映画の歴史でした。火が付いたジャッキー・チェン氏のカンフー映画はさらに人気になっていきます。次のページではその後のカンフー映画の歴史について解説をしていきます。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

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目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

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カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

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ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

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ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

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ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

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第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

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豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

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第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

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第1章ではカンフー映画とは何か、そしてカンフー映画の歴史について解説をしています。

このページでは誰もが知っているカンフー映画スター俳優「ブルース・リー」氏が活躍した時代のカンフー映画の歴史を解説をします。※カンフー映画の歴史を最初から知りたい方は第1章の最初のページからお読みください。

 

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時代 主な出来事 主な俳優・女優
カンフー映画の始まり シヨウブラザーズ社の設立 チェンペイペイ
ジミー・ウォング時代 剣劇から拳脚アクションへ ジミー・ウォング
ブルース・リー時代⇐当ページ ゴールデンハーベスト社設立 / ブルース・リーの死 ブルース・リー
ジャッキー・チェン時代① 「蛇拳」「酔拳」ヒット ジャッキー・チェン
ジャッキー・チェン時代② ジャッキー・チェン略奪事件 / 「プロジェクトA」ヒット ジャッキー・チェン / サモハン / ユン・ピョウ
次世代スター時代 「少林寺」「イップマン」ヒット ジェット・リー / ドニー・イェン

 

ブルース・リー氏の時代

ゴールデン・ハーベスト社の設立

 

前のページまでで解説したように香港の映画会社シヨウ・ブラザーズは1960年代からカンフー映画の基礎をカンフー映画スター俳優のジミー・ウォング氏と共に作ってきました。

 

シヨウ・ブラザーズ社

香港の企業家ランラン・ショウ氏が立ち上げた香港の映画会社。後に「東洋のハリウッド」とも呼ばれる同社はカンフー映画の発展に大きく貢献した。詳しくは前のページで解説。

ジミー・ウォング氏(1943~)
カンフー映画ブームの基礎を作ったパイオニア的存在。ブルース・リー氏などのスターが出る前から活躍していたカンフー映画界のレジェンド。

▼ジミー・ウォング氏

 

そんな中、香港映画会社ショウ・ブラザーズの制作本部長を務めていたレイモンド・チヨウ氏は、プロデューサーのレナード・ホー氏等と1970年にシヨウ・ブラザーズ社から独立します。

レイモンド・チヨウ氏と同映画会社プロデューサーのモナ・ファン氏との確執からの事でした。

そこでレイモンド・チヨウ氏は新たな映画製作会社「ゴールデン・ハーベスト」を設立させました。

 

▼ゴールデン・ハーベスト社のロゴ

 

設立当初のゴールデン・ハーベスト社は、撮影所さえ所有できず、ロク・ワントー氏率いるキャセイ・オーガナイゼーションを母体とした映画会社MP&GI(國際電影懋業公司)の撮影所を借りて撮影をしていました。

映画会社MP&GIは先述したシヨウ・ブラザーズ社のライバル関係にある会社です。

 

 

しかし所属していた俳優も「看板スター」という俳優が不在で、ゴールデン・ハーベスト社による無名の俳優を中心とした映画製作は苦難を強いられていました。

 

【コラム】キャセイ・オーガナイゼーションとMP&GI


(出典:http://www.cathay.com.sg/”>http://www.cathay.com.sg/)

シンガポールを本拠地とする企業キャセイ・オーガナイゼーション(国泰機構)は、1956年に香港の子会社MP&GI(國際電影懋業公司)で、本格的な映画製作事業に乗り出しました。

マレーシアの富商の息子として生まれ、スイス・イギリスで教育を受けた陸運涛(ロク・ワントー)氏が代表のMP&GIは、都会的で洗練されたタッチの作品を数多く生み出しました。

葛蘭(グレース・チャン)氏、林黛(リン・ダイ)氏、林翠(リン・ツイ)氏、尤敏(ユー・ミン)氏、葉楓(イエ・フォン)氏といったスター女優を多く抱えて、短期間で香港映画会社ショウ・ブラザーズと並ぶ香港有数の映画会社に成長しました。

しかし、ライバル関係にあるシヨウ・ブラザーズ社と互いの所属するスター俳優やスタッフの引抜き合いなどによる激しいライバル争い等によって次第に経営が悪化していきます。

1964年にアジア太平洋映画祭が行われていた台湾において、ロク・ワントー夫妻や映画関係者の乗った飛行機が墜落し全員死亡するという悲劇によってMP&GIは失速しました。

1965年、ロク・ワントー氏の妹婿によって巻き返しを図りますが、シヨウ・ブラザーズ社がブームの中心にいた「新派武侠映画ブーム」(1960年代後半に起こった主人公が自身の復讐や仇討の完遂を目的とした映画のブーム)の波に乗り遅れたことが決定的となり、1971年に製作部門を閉鎖。最終的にスタジオはゴールデン・ハーベスト社に移譲されました。

▼現在のキャセイ・オーガナイゼーションのwebサイト
http://www.cathay.com.sg/

 

ブルース・リー氏の登場

 

そんな中、彗星のごとく現れたのがブルース・リー氏でした。

 

▼ブルース・リー氏

 

ゴールデン・ハーベスト社は看板俳優を獲得しようと、「空中必殺・雪原の血闘(影子神鞭/インズーシェンビェン)」(1971)の完成と同時に結婚し、渡米してしまった女優、チェン・ペイペイ氏に香港での女優復帰のオファーを試みました。

 

▼チェン・ペイペイ氏

 

しかしこれは拒否されてしまい、叶いませんでした。

(後日談ですが、チェン・ペイペイ氏は1973年に香港へ一時帰国し、ゴールデン・ハーベストで数本の作品に出演後、再びアメリカへ戻ります。)

 

そこで、多様な格闘技からそれぞれの長所を取り入れた独自の武道である截拳道(ジークンドー)をアメリカで創設させたブルース・リー氏へゴールデン・ハーベスト社はオファーをしました。

 

【コラム】截拳道(ジークンドー)とは

▼截拳道(ジークンドー)のイメージ

截拳道(ジークンドー)はブルース・リー氏を創始者としている武術で、ボクシングやフェンシング、合気道、柔術等の様々な武術から実践として使える箇所を採り入れています。

特定の形式や流派にとらわれずに、様々な突き・蹴りをはじめとする打撃技から、倒し・投げ・絞め・関節技など格闘技のあらゆるエッセンスを集大成した武術で、他の武術にあるような禁じ手(目突きや頭突き等)のない実践格闘術です。

現在でいうところの、総合格闘技の先駆けとも言えます。

また「截拳道(ジークンドー)」という言葉は格闘のスタイルだけではなく、ブルース・リー氏の思想(哲学)をも指します。

哲学をよく学んでいたブルース・リー氏は、武術に対する説明として「水のように動く」という表現を使い「水」を引き合いに出していました。

自身の心の成長を止めることなく、流れる水のように常に変化に柔軟に適応し、いざという時は、簡単に掴まれず傷つけられることのない強靭な心を養う、といった考えも截拳道(ジークンドー)の要素のひとつと言えます。

 

ブルース・リー氏は1970年4月に香港へ一時帰国をして、ショウ・ブラザーズ社と契約交渉を試みましたが、断られていたのでした。

彼はシヨウ・ブラザーズ社の監督キン・フー氏の熱狂的ファンだったとも言われています。

 

キン・フー氏(1931~1997)
中国の映画監督。中国の伝統的音楽劇「京劇」と剣で戦う映画「剣劇映画」を融合させた「京劇アダプテーション」と呼ばれる新しいアクション映画スタイルを生み出した。(キン・フー監督については前のページで解説)

主な監督作品に先述した女優チャン・ペイペイ氏主演の「大酔侠」。1975年に「侠女」で第28回カンヌ国際映画祭の高等技術委員会グランプリを受賞。

 

当時、ジミー・ウォング氏主演・監督の「吼えろ!ドラゴン、起て!ジャガー」が興行収益第一位を獲得していました。この映画を観たブルース・リー氏は「自分自身であればもっと凄い蹴りができる」と激怒したそうです。

 

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ブルース・リー氏はアメリカでのテレビシリーズ「グリーンホーネット」で日本人のカトー役で注目されていました。

 

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そしてハリウッド進出を目指していましたが、1971年にゴールデン・ハーベスト社のオファーを受け、同社と契約を結び香港へ戻りました。

そして記念すべき主演映画第一弾である「ドラゴン危機一髪」(’71)のロケ地、タイへ向かいました。

 

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この映画はカンフー映画の革命とも言えるほどの衝撃を映画界へ与え、一夜にしてカンフー映画の歴史を刷新しました。

観客は、ブルース・リー氏ほどに極限に鍛え抜かれた肉体と精神を持つ俳優をこれまでスクリーンの中で観たことがなかったのでした。

この映画の中でも、三連続の猛スピードで打点の高い回し蹴りは「李三脚(りさんきゃく)」と呼ばれました。

そして続く第二作目「ドラゴン怒りの鉄拳」(’72)は抗日的なストーリー(敵が日本人という設定)にも関わらず日本でも前作を凌ぐ大ヒットとなりました。

 

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この映画の中で見受けられる『怪鳥音』と呼ばれる「アチョー!」といった独特の叫び、そして、たまたま撮影現場に遊びに来ていた日本人俳優・倉田保昭氏がブルース・リー氏へ贈ったと言われる武器『ヌンチャク』を使ったアクションは、ブルース・リー氏のトレードマークとなりました。

 

倉田保昭氏(1946~)
日本のアクション映画俳優。多くのカンフー映画に出演。「和製ドラゴン」の愛称で親しまれている。

 

ちなみに、この映画の中では、後に活躍するジャッキー・チェン氏が日本人・鈴木役のスタントとして出演しており、ブルース・リー氏にぶっ飛ばされています。

 

▼ジャッキー・チェン氏

 

ブルース・リー氏は続く三作目「ドラゴンへの道」(’72)では、同氏が監督も兼任し作品を発表します。

 

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その後休むことなく、「ブルース・リー/死亡遊戯」の製作に入りますが、クライマックスシーンを撮り終えた時点で一時中断し、ハリウッドのワーナーブラザーズとゴールデン・ハーベスト社の合作である「燃えよドラゴン」(’73)の撮影に入りました。

 

ワーナーブラザーズ
アメリカの大手メディア制作会社。テレビ・アニメ・映画など幅広く映像コンテンツを制作。スーパーマンシリーズ・エルム街の悪夢・ハリーポッターシリーズなどヒット作は多数。

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ブルース・リー氏の死

 

しかし、ここで悲劇は訪れました。1973年7月20日、ブルース・リー氏は、当時愛人と噂されていたベティ・ティンペイ氏宅で倒れます。

 

ベティ・ティンペイ氏(1947~)
台湾出身の女優。香港映画会社シヨウ・ブラザーズの作品など、多く出演。

 

救急車でブルー・スリー氏は緊急搬送されましたが、そのまま帰らぬ人となりました。

享年32歳とあまりに早すぎるブルース・リー氏の死は、香港だけに留まらず、世界中に大きな衝撃を与えました。ブルース・リー氏の葬儀は、香港とシアトルで2度行われました。

その後5年間の紆余曲折を経て、監督をロバート・クローズ氏、武術指導はサモ・ハン・キンポー氏(のちのサモハン氏)が担当し、未完成の「死亡遊戯」は補足撮影をされ1978年に公開されました。

 

ロバート・クローズ氏(1928~1997)
アメリカの監督。「燃えよドラゴン」(1973)の監督。
サモハン氏(1949~)

多くのヒット作の製作・監督・出演をするカンフー映画の主要人物。大きな体格にも関わらず、俊敏な動きで観る人を圧倒する。

photo by Sasoriza / Bryan Chanhttps://www.flickr.com/photos/sasoriza/114349755/ CC 表示-継承 2.0

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ブルース・リー氏という随一の看板スターを失ったゴールデン・ハーベスト社は、一度は香港を離れ再び戻ってきたジミー・ウォング氏やカンフー映画スター女優であるアンジェラ・マオ氏主演作品でショウ・ブラザーズ社に対抗します。

 

アンジェラ・マオ氏(1950~)
台湾出身の女優。「燃えよドラゴン」ではブルース・リー氏の妹役を演じた。合気道の達人でもある。

▼アンジェラ・マオ氏

アンジェラ・マオ氏は第5章で詳しく紹介!

 

しかし当時勢いを盛り返してきたショウ・ブラザーズ社に太刀打ちすることができませんでした。

そして、アクション映画市場もブルース・リー氏の死と共に「香港のカンフー映画は終わった」という風潮が漂い、カンフー映画の衰退期を迎えることになるのでした。

 

以上、ブルース・リー氏が活躍した時代のカンフー映画の歴史でした。次のページではカンフー映画の一時代を築いた「ジャッキー・チェン」氏が活躍した時代のカンフー映画について解説をしていきます。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

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目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。お問い合わせはこちらから

 

 

カンフー映画を見たことがありますか?カンフー映画とは香港で発展した映画で、「俳優が武術をやっているのではなく一流の武術家が演技をしているのである」と著者は言います。

カンフー映画に既にハマっている方もまだの方も「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」で是非カンフー映画を観て、もっと楽しんでください!

 

~~カンフー映画はスター達と共に、どのようにして生まれ、現在に至るまでにどのように進化を遂げていったのか。そして、多くの人が虜になってしまうほどの魅力とはどこからやってくるのか。カンフー映画の歴史や作品、スター達を取り上げつつ、その真相に迫ってみたいと思います。~~
はじめに「はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~」より

 

はじめに

日本でもブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏といった名前は知っている方がほとんどでしょう。彼らは「カンフー映画」のスターなのです。カンフー映画に興味を持ったあなた、まずは「カンフー映画にハマってカンフーを始めてしまった」という著者のカンフー映画に対する意見を聞いてみましょう!

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

 

1章 カンフー映画とは

カンフー映画とはどのような映画なのか。そして伝統のあるカンフー映画の歴史を知る事でカンフー映画をより楽しむ事ができます!是非ここでカンフー映画の基礎・歴史について学びカンフー映画を深くまで楽しんでください!

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

 

2章 カンフー映画スター俳優9選

過去から現在に至るまでカンフー映画のスターはそれぞれ個性を発揮してきました。これだけは知っておきたい!というスター9人を著者が厳選して紹介します!

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

 

第3章 カンフー映画を観る方法

最近では動画配信サービスが充実してきた為自宅ですぐに映画を観られるようになりました。どの動画配信サービスがカンフー映画の取り揃えが良いのか、そして著者はどのようにしてカンフー映画を観ているのか、徹底解説します!

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

 

第4章 おすすめカンフー映画13選

ここでは著者おすすめのカンフー映画を13作品ご紹介いたします!見どころから裏話まで、メジャーな楽しみ方からマニアックな楽しみ方までを解説!

これを読んでお気に入りのカンフー作品を見つけてください!

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

 

第5章 カンフー映画の寄り道話

カンフー映画は様々な方面から見てみても面白いものです。ここではスターの少年期や女性カンフー映画スター、そして日本のアクションスターをご紹介!読めばあなたもカンフー映画通!?

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

 

第6章 カンフーを習おう!

カンフー映画を観たらきっとカンフーを習いたくなるはず!何を隠そう著者もカンフー映画を観てカンフーを習ったそうです。是非こちらで「カンフーとは何か」を知り、実際に体を動かしてみてください!!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】