aikoおすすめの名曲8選 ~隠れた名曲が満載のカップリング編~

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aikoの歌詞世界の魅力をファン歴20年の筆者が紹介!aikoに対して恋に恋する恋愛ソングばかりと感じているとすれば、それは誤解です。コアなファンにとってのaikoのキーワードである「哀愁」「渋み・エグみ」「普遍的な愛」に焦点を当てaikoの歌詞世界を解説!

『本当は深いaikoの歌詞 ~コアなファンが語る3つのキーワード~』はこちらから!

はじめに

実は誤解されているaikoのイメージ ~深遠な歌詞世界の魅力~

第1章 aikoという「存在」を理解する

aikoはなぜ誤解されるのか?

20周年を越えてなお愛される理由

第2章 aikoの歌詞世界を理解する3つのキーワード

① 哀愁

② 渋みとエグみ

③ 普遍的な愛

第3章 今聴くべきaikoおすすめ作品

隠れた名曲満載!カップリング曲

おすすめアルバム

著者:MAKO

1980年代生まれ。aikoのファン歴20年。aikoの楽曲は全曲カラオケで歌うことができる(息継ぎまで再現できる)。子供の頃から母親の影響で60~70年代の邦楽・洋楽を聴いて育つ。中学3年の時aikoと椎名林檎の楽曲に出会い、青春を捧げる勢いでのめり込む。洋邦問わず、深みのある詞を書く、艶っぽい声のシンガーソングライターが大好き。今一番気になるアーティストは吉澤嘉代子。

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『本当は深いaikoの歌詞』目次へ  (全8ページ)

 

ここからは、このWebonを読んで「もっとaikoの曲を聴いてみたい!」と思った方、「aikoはけっこう好きだけど、シングル曲ぐらいしか知らない」という方に向けて、カップリング曲の中からぜひおすすめしたい隠れた名曲をご紹介します。

これまでにご紹介した「哀愁」「渋み・エグみ」「愛」という特徴がそれぞれわかりやすく描かれたものを選んでみました。

 

特徴別!aikoおすすめの名曲8選

切なさがいっぱい~哀愁を感じたいあなたにおすすめ

▼哀愁を感じたいあなたにおすすめの名曲3選

タイトル 収録
恋人 シングル「カブトムシ」1999
アイツを振り向かせる方法 シングル「桜の時」2000
ひまわりになったら シングル「二人」2008

 

3曲ともいわゆる「失恋ソング」です。

「恋人」は別れの場面と未練を丁寧に描き、「ひまわりになったら」は友達から恋人になった二人がまた友達へと戻って行く切なさを歌い上げています。

「アイツを振り向かせる方法」については以下で詳しく取り上げます。

 

ちょっぴり重い歌詞が魅力~渋み・エグみを感じたいあなたにおすすめ

▼渋み・エグミを感じたいあなたにおすすめの名曲3選

タイトル 収録
二時頃 シングル「ナキ・ムシ」1999
アルバム『まとめ Ⅰ』2011
こんぺいとう シングル「スター」2005
アルバム『aikoの詩。』2019
Do you think about me? シングル「戻れない明日」2010
アルバム『aikoの詩。』2019

 

3曲とも恋人に対する恨み言が歌詞になっていますが、aikoマジックにより過剰にドロドロせず、不思議とキュートに聞こえます。そのマジックの秘密については、「こんぺいとう」を例に以下で解説したいと思います。

 

落ち込んだ時元気をくれる~愛を感じたいあなたにおすすめ

▼愛を感じたいあなたにおすすめの名曲2選

タイトル 収録
テレビゲーム シングル「かばん」2004
アルバム『aikoの詩。』2019
未来を拾いに シングル「夢見る隙間」2015
アルバム『aikoの詩。』2019

 

恋愛がメインテーマではありませんが、aikoから聞き手へのメッセージが詰まった愛の曲です。

以下では「テレビゲーム」のみ取り上げますが、どちらも『aikoの詩。』に収録されているのでこの機会にぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

 

おすすめの曲の歌詞解説

 

ここまで紹介したおすすめの名曲のうち3曲を取り上げ、以下で歌詞の解説をさせていただきます。

 

パワフルだけど切ない「アイツを振り向かせる方法」

 

「アイツを振り向かせる方法」は第1章で少し触れましたが、aikoが初めて作詞作曲し、コンテストで披露したという重要な一曲です。

歌い出しのフレーズと元気いっぱいのボーカルは哀愁とは程遠く、非常にポジティブな失恋ソングという第一印象を受けます。

 

今の目標はただひとつ
アイツを振り向かせる事だけ
どしゃぶりの雨の中でアイツにフラれてはや二年
だけども だけれども 今でも心の隅で気になる
(中略)
けどあたしはフラれた身 だけどずっとずっと離れない
好きよ 後悔なんてダイキライ
だからやりたい事やらしてもらうわ

引用:aiko「アイツを振り向かせる方法」

 

ポジティブが過ぎて執着型になっている点が少し怖くはありますが、「この主人公は何が何でも相手を振り向かせる自信があるのだろう」という安心感があり、明るいメロディとともに聞き手を元気に鼓舞してくれます。

ところが歌詞は次のように締めくくられます。

 

本当は素直になりたい だけどなれないなれない 好きだから
(中略)
雨が止んで虹が出た時 きっと
アイツはあたしを思い出す
それまで気長に待つとしようか
十年でも二十年でも 
ずっとずっとずっと待ちましょう

引用:aiko「アイツを振り向かせる方法」

 

「今の目標」というフレーズで始まった歌詞が「十年」や「二十年」という途方もない年月に変わり、「振り向かせる」と息巻いていた語り手が「待ちましょう」と受け身に転じて幕を閉じました。

「五十年」や「百年」ではなく「十年でも二十年でも」というぎりぎり想像のつく範囲内の未来であるところに逆にリアリティがあります。

出だしは底抜けに明るく前向きだった語り手が「素直になれない」と本音を漏らし、結局最後は「待ち」の姿勢に落ち着きます。

「やりたい事やらしてもらうわ」と口では言いながらも、見込みのなさをどこかで理解しているのでしょう。

「前向きに突っ走る女の子」を描いていると見せかけて、むしろ「本当は何もできない女の子」が描かれていることがわかります。

 

「カブトムシ」で今の幸せと未来への不安を行ったり来たりしていたように、「今すぐ振り向かせるぞ!」という意気込みとあきらめの間をさまよいながら、遠すぎる未来に奇跡を祈る控えめな主人公の物語です。

ユーミンの「まちぶせ」の歌詞のような怖さもありますが、自信のなさを匂わせている点で「切なさ」が「怖さ」にやや勝っています。

しかしそんな歌詞もaikoのボーカルに乗せると暗い部分がそぎ落とされ、明るい失恋の応援歌へと姿を変えます。

聴いたときと歌詞を改めて読んだときの印象の違いが楽しめる作品です。

▼「アイツを振り向かせる方法」収録シングル『桜の時』

 

密やかな狂気に満ちた「こんぺいとう」

 

かわいらしいタイトルですが、「こんぺいとう」が意味するものに気付くと曲の印象がガラリと変わります。出だしは次の通りです。

 

白いペンで書いたから あなたはきっと気付かない
光に反射させれば見つかったかもしれない
突然かけてくる電話 こんな時間にどうかした?
いつもふりまわしてくれて どうもさようなら

引用:aiko「こんぺいとう」

 

「白いペンで書いた」という独特の表現が印象的ですが、それ以外は特に変わったところのない、恋の相手に見切りをつけた一場面です。

一体何が「こんぺいとう」なのか?二人の甘かった過去か?涙のことだろうか?と期待しながら聴いていると、次のような歌詞に出会います。

 

一緒に溺れてしまえるのなら それでもいいと思ってたの
悲しみから逃れる為に噛んだ 腕に赤いこんぺいとう

引用:aiko「こんぺいとう」

 

聴いているだけでは意味をつかみにくいですが、改めて歌詞を見てみるとずいぶんと狂気じみた内容であることがわかります。

悲しみを紛らわそうと自分の腕を噛み、その痕がこんぺいとうのようである、と何気なく歌っています。

先ほど、こんぺいとうとは「涙のことだろうか?」と予想しましたが、涙は歌詞の中で「ドロップ」と表現されています。

 

睫毛を通り堕ちるドロップ 唇に触れて味は苦い
忘れられない恋の味よ…

引用:aiko「こんぺいとう」

 

涙を「ドロップ」、傷痕を「こんぺいとう」と呼ぶことで、聞き手の頭の中を甘いアメ玉のイメージでいっぱいにする一方歌詞自体は全く甘くないという歪みがこの作品を楽しむ最大のポイントでしょう。

このようなエグみの強いタイプの曲はaikoのシングル表題曲には選ばれませんが、カップリングやアルバム曲にはさりげなく登場します。

シングル集『aikoの詩。』のDisc.4(カップリング集)に収録されているので、どうぞ味わってみてください。

▼「こんぺいとう」収録アルバム『aikoの詩。』

 

優しさであふれる「テレビゲーム」

 

「テレビゲーム」は「こんぺいとう」同様、『aikoの詩。』に収められています。

 

aikoの楽曲はその大半が「あたし」という一人称で書かれていますが、「テレビゲーム」は「僕」が語り手となる珍しい一曲です。

これによって主人公=aikoという印象が薄れ、ジェンダーレスな雰囲気に仕上がっています。

女性シンガーなら誰でも「僕」を用いれば同様の効果があるかというと、そうでもないでしょう。

「たまに“僕”という言葉を使うとより素直になれる」(2005 ソニー・マガジンズ『aikobon』p396)

とaiko自身も語っているように、普段「あたし」で語ることが当たり前になっているからこそ、まれに「僕」を使用した時の効果が大きいのではないでしょうか。

 

テレビゲームしに来ない? たまにはいいもんだよ
固くなった頭を優しく優しく解いてあげたい
(中略)
風は何も聞いてこないさ 秋の空は虚しいだけじゃない
君がどうすればいいか 多少の試練なんだ
僕はそう思うよ

引用:aiko「テレビゲーム」

 

恋する女性の切迫感を描いた楽曲とは違い、大切な誰かを受け止めようとする優しさに満ちた歌詞が印象的です。

設定は恋人に限らず、また性別も男女に限らず、年齢差も明示されていません。

あらゆる立場の聞き手が「僕」の言葉に身をゆだねリラックスできる、包容力のある作品です。

 

恋愛ソングのイメージに埋もれがちですが、実は「テレビゲーム」に限らずaikoの歌詞は優しさや愛情がベースにあります。

時に重く暗い感情を描いてもそれほど陰湿に聞こえないのは、こうした点も関係しているでしょう。

「テレビゲーム」はいつもの語り手(=あたし)という設定が解除されたことによって、それが一層わかりやすく表現されています。歌詞の後半を見てみましょう。

 

例えば僕を盾にして その大きな道を渡れるなら
裏切られても信じていられる君だからこそ
いいよいいよ

引用:aiko「テレビゲーム」

 

「盾にして」「裏切られても信じて」といったやや重みのあるフレーズを用いて、いわゆる「見返りを求めない愛」を描いています。

これがもし「あたし」によって語られると、いつもの恋愛ソングのイメージがつきまとって重く聞こえてしまうかもしれません。

「僕」が語ることによって、恋に悩むいつもの語り手=あたしのイメージがリセットされ、爽やかな印象だけが残ります。

aikoが「僕」を通して語ることで「素直になれる」のは、この「僕」という一人称の中和作用によるところが大きいでしょう。

 

▼「テレビゲーム」収録アルバム『aikoの詩。』

 

このように、aikoのカップリング曲にはシングル曲以上にユニークな表現が多く見られます。

一見明るくシンプルな曲も、じっくり歌詞を読んでみると意外な仕掛けが隠れているかもしれません。

次のページではおすすめのアルバムをピックアップしました。

さらに深くaikoの歌詞世界へ潜り込みたい方はぜひ参考にしてみてください。

『本当は深いaikoの歌詞』目次へ  (全8ページ)

 

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はじめに

実は誤解されているaikoのイメージ ~深遠な歌詞世界の魅力~

第1章 aikoという「存在」を理解する

aikoはなぜ誤解されるのか?

20周年を越えてなお愛される理由

第2章 aikoの歌詞世界を理解する3つのキーワード

① 哀愁

② 渋みとエグみ

③ 普遍的な愛

第3章 今聴くべきaikoおすすめ作品

隠れた名曲満載!カップリング曲

おすすめアルバム

著者:MAKO

1980年代生まれ。aikoのファン歴20年。aikoの楽曲は全曲カラオケで歌うことができる(息継ぎまで再現できる)。子供の頃から母親の影響で60~70年代の邦楽・洋楽を聴いて育つ。中学3年の時aikoと椎名林檎の楽曲に出会い、青春を捧げる勢いでのめり込む。洋邦問わず、深みのある詞を書く、艶っぽい声のシンガーソングライターが大好き。今一番気になるアーティストは吉澤嘉代子。

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はじめに ~私とRPGの原点~

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PRGが大好きな著者が初心者向けに「有名RPGの魅力」や「おすすめ作品」を解説するとともに、RPGの色々な楽しみ方をお伝えいたします。読めば、実際にRPGをプレイしたくなることでしょう!

『RPG初心者入門 ~有名RPGと色々な楽しみ方~』はこちらから!

著者:RPGreat!

フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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RPGと私

 

初めまして、RPGreat!(アールピーグレート)と申します。

フリーライター歴5年目でワードやエクセルの資格を持っております。

一時期歴史系のゲームにハマって世界史検定2級の資格を取りました。

ペンネーム「RPGreat!」の通り、RPG(ロールプレイングゲーム)が大好きです。

 

RPG(ロールプレイングゲーム)
元々はテーブルゲーム(紙と鉛筆などを用いて行うアナログなゲーム)ジャンルの一つであったがコンピューターゲームが登場してコンピューターゲームのジャンルの一つになった。

基本的なゲーム内容は主人公となるキャラクターを操作して敵を倒していく、というもの。アクションゲームなどとは異なり攻撃力や防御力などの数値で敵を倒せるかどうかが決まるのでゲームコントローラー操作の上手い下手はあまり関係ないゲームになっている事が多い(例外もあり)。

有名なRPGには「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」などがある。

▼ドラゴンクエスト

 

1990年代「RPG」というゲームの原点となる作品はこの時代に多く排出されてきました。

また、多くの人がその魅力に惹かれたと思います。

例えば「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」はいずれも1980年代に誕生しましたが、1990年代にかけて続編が発売されました。

これらの作品は「ゲーム好きの間では知らない人はいない」というほど有名なRPGに成長したのです。

 

▼ファイナルファンタジー

 

私がなぜRPGが好きになってのかって?

今回はそれを「エピソードゼロ(または「プロローグ」※編集部付け足し)」的な内容で紹介していきますね。

皆さんの共感を得られるのであれば幸いでございます。

 

RPGとの出会い

 

私が小学生の頃、当時流行ったファミコン(ファミリーコンピュータ)やスーパーファミコンといったゲーム機が住んでいた実家にありました。

 

▼ファミコンのイメージ

 

物心ついた時からゲーム機がそばにあったわけですね。

父が昔ゲームが好きだったこともあってか仕事が忙しくなる前は好んで遊んでいたみたいですが、私が成長して物心がついた時には仕事が忙しくてゲームをやらなくなってしまったようです。

父は私が小学校の中学年ぐらいになるとこれらのゲーム(ファミコンやスーパーファミコン)を譲渡してくれました。

ただし「門限を破ったら即没収」や「テストやスポーツの成績次第で良い結果を残せば新しいゲームソフトを買ってくれる」というルールを取り決めていました。

いわゆるアメとムチですね。

 

 

ゆえに私は小学校の頃は帰宅部でした…。

でも単にゲームばっかりで遊んでいたわけではありませんよ。

たまに友達とサッカーなどをして遊んでもいました。

 

そんなある日、友達の家で気になるゲームを発見しました。

私がまだ小学生の頃だったので覚えている限りで記載しますが、友達の家で『人生ゲーム』で遊んでいた時に、ふとあるソフトを見つけました。

 

それは後に自分の心の中に残ることになる【ファイナルファンタジーⅢ】でした。

 

▼ファイナルファンタジーⅢ(DS版)

 

友達に「これなに?」と聞いたら、友達が「これは俺の兄貴が好きなゲームなんだ、やっているところを見た感じ面白いよ」と言っていました。

私はなぜか無性にやりたくなりました。

上記で紹介したルールの影響もあってか、このゲームをプレイしたいために一時期ゲームから離れ勉強やスポーツで良い成績を残すために努力しました。

 

その結果、社会のテストで100点ゲット!

また、運動会の徒競走で5年生の部2位に入るといった健闘を見せて父にファイナルファンタジーのソフトを購入してもらいました。

 

ファイナルファンタジーⅢの魅力

 

友人の家で見つけたファイナルファンタジーⅢを買ってもらいました。

このゲームは私に深い感銘を与えた作品となりました。

それまではスーパーマリオブラザーズやスパルタンXといった「カセット」(※当時はこの名称で使われていて現在でいう「ソフト」のこと)を挿してファミコンで遊んでいましたが何か物足りなさを感じていました。

 

▼スーパーマリオブラザーズ(ダウンロード版)

 

でもこの作品(ファイナルファンタジーⅢ)はいろいろな世界観で溢れていました。

当時プレイしていた少年の私には完全に理解できたわけではありませんでしたが「ジョブ(役割分担のようなもの)を変えてボスに挑み、【こびと】の状態にならなければクリアできないステージ」という今まで経験したことの無い攻略方法もあって、当時の私は興奮しながらプレイしていましたね。

 

今は実践できない(修正されてしまった)裏技かと思いますので簡単に紹介しておきますが、主人公の持っている【ポーション(回復薬)】を買ったり拾ったりして意図的に99個にします。

そしてアイテムボックス(主人公の持ち物を表示するスペース)のとある場所にそれを配置し、武器や防具も特定の位置に置き、敵を倒して敵がポーションを落とすと、なんとそこにおいてあった武器や防具がワンランク昇格しているではありませんか!

 

 

この仕組みを発見して序盤から強い装備で敵を倒していった記憶が今でも鮮明に残っております。

 

作品と共に成長

 

ファイナルファンタジー作品の最初の作品「ファイナルファンタジーⅠ」は1987年に発売され、私が中学生になるころにはシリーズで7、8作目まで発売されるほどの人気作品となっていました。

またその頃にはファイナルファンタジーと並ぶ有名なRPG「ドラゴンクエスト」シリーズもやるようになりました。

これらはほぼ私と同年代で成長し、いまだに新しいシリーズも誕生しているので、まるで「私が成長しているのと同時に新シリーズが制作されて、新システムを導入しているか」のように感じましたね。

 

 

私が高校生になるころには全部ではありませんが、めぼしい王道系のRPG(先述の「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」のシリーズ)はプレイしていました。

テスト勉強で事実上ゲームができない状態にあるときも「テストが終わったらRPGができる」と思うとそれほど苦ではありませんでした。

友人と共にカラオケやボーリングにもいきますが、何よりもRPGを楽しめることが私にとって何より心の糧となっていたのです。

 

今では単にRPGを楽しむだけでなく、制作する側の方にも興味がわき「どんな要素をゲームに組み込んだらプレイヤーは満足するのか」をRPGをプレイしまくって考えています。

そして時折時間があればRPGを自分で作成できるゲーム「RPGツクール(3DS版)」にて自作のRPGを作っているほどハマっております。

まるでラーメンを食べ歩いてある境地に至った人が、自分でラーメン店を開店するのと同じですね。

 

RPGツクール
第1作が1990年に発売されたRPGを自分で作成&プレイできるゲーム。その後何作もシリーズが発売され、作成したRPGのコンテストなども開催されるほどファンの多いゲーム。

▼RPGツクールのプロモーションビデオ

 

仕事の昼休みにもスマホでできるRPGをプレイしております。

もはや私の生活の中でRPGは切り離すことができないほど日常に溶け込んでいるのですよ。

決してヲタクではありませんよ(笑)

なので大人になってからゲームをする時は、生活習慣病にならない程度に適度に行ってくださいね。

 

RPGの魅力

 

社会に出たらRPGなんて何の役にも立たないのだろうと思っていました。

ふとしたきっかけで同年代の人達と交流する機会があって、意外にゲームが好きな人が多くいることに気づきました。

その人たちとゲームの魅力、特にRPGの魅力について語りました。

 

RPGの世界観は現代社会にはない良い要素もたくさんあるので、それをうまくいかせればなぁとお互いに語り合っていました。

話が盛り上がり一部の人達とは今でも時々連絡を取り合っているほどです。

 

また一種のコミュニケーションツールとしても会話が成り立つので、仕事の休憩時間や友達と話す時に役に立ちますよ。

特に過去に実践していた「裏ワザ実践記」みたいなものは好まれますよ。

 

このWebonを読んで下さる皆さん、RPGにはいろんな視点で物語が展開されていることが多々あるので1つの視点だけにこだわらず多くの視点から物事を見る力を養えますよ。

 

第1章では有名なRPG作品をご紹介!まずは「ファイナルファンタジー」シリーズについて、何作目から始めればいいのかなどを解説します!

『RPG初心者入門』目次へ  (全16ページ)

 

 

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著者:RPGreat!

フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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