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著者:RPGreat!
フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。
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RPGで敵やボスを倒して物語を進めていくとラスボス(最後のボス)の前に『お金』が余ってしまう傾向があるわけですよ。(作品によっては全然余らない場合もありますが…)
この余っているお金がリアルマネーに変換できたら…(願望)
このページではRPGの『お金』について基礎知識をご紹介します。
RPGの『お金』
RPGはゲームソフトによってお金の通貨が違ってきます。
例えば有名なRPGである「ファイナルファンタジー」シリーズの場合だと『ギル』、「ドラゴンクエスト」シリーズの場合だと『G(ゴールド)』といったお金の通貨単位が採用されています。
まあ「日本円」や「アメリカドル」といったイメージでしょうか?
▼RPGの通貨の単位一覧
ゲーム名 | 通貨単位 |
ファイナルファンタジー | ギル |
ドラゴンクエスト | G(ゴールド) |
ロマンシング サ・ガ | 金 |
ロマンシング サ・ガ2 | クラウン |
スターオーシャン | フォル |
アークザラット | ゴッズ |
ゼルダの伝説 | ルピー |
言わなくてもわかるかと思いますが、ファイナルファンタジーの世界でドラゴンクエストの『G(ゴールド)』を100,000G持っていても価値がありませんのでご注意ください…。(ファイナルファンタジーでドラゴンクエストのゴールドが手に入る事はありませんが)
『お金』の使い方
『お金』がないと何もできないのか。
そりゃあ、そうですよ。
宿屋(体力を回復する施設)を利用する場合だと
「お客様、宿代は10ギルになりますがご利用されますか?」
と言われます。
お金が無いにもかかわらず利用すれば無銭飲食と一緒で、ある意味『闘い』になってしまいますよ(笑)
それに強い装備も買えないのでボスを倒す事ができず、ストーリーを先に進めることができないわけですよ。
ですのでRPGでは必ずと言っていいほどモンスターを狩りまくって、落とす戦利品(アイテム)や『お金』を貯めなければなりませんね。
序盤
『お金』は特に序盤においてはとても貴重なものです。
「どのアイテムを買うのか」「先にこの装備から買っていいのか」などの戦略においても重要になりますからね。
例えば先に武器を買って攻撃力を高めた場合、やたら攻撃力が高い敵と出くわした時に防御力が足りず苦戦を強いられます。
かといって防具を先に買って敵から喰らうダメージを軽減しようとした場合、敵のHP(体力)が高ければ長期戦になるので苦戦を強いられてしまいます…。
だから序盤で武器や防具を買う場合は『お金』と相談して戦略を練らなくてはなりません。
中盤
中盤に移行すれば敵も強くなってきますが、倒せば経験値やお金も多く手に入るようになります。
ですので、中盤の敵と戦っておけばある程度序盤よりも若干効率的にお金を稼ぐことができるのです。
例えば強さを不問とし、序盤の敵Aを倒すと「経験値2」「お金2」が手に入るとすると、中盤の敵Bを倒せば「経験値50」「お金50」くらいが手に入ります。
そうなると、序盤の敵を倒し続けるより中盤の方が効率的にお金を手にすることができるわけです。
そして装備の新調がしやすくなり、多少のお金に余裕が生まれるようにもなる好循環が生まれるのです。
終盤
ラスボス(最後のボス)の直前や物語が最終局面になってくれば、自然とお金が余ってしまうことが多いです。
アイテムをたくさん買い込んでも余ってしまうほどですからね…。
例えばHP(体力)やMP(魔法を使う為のパワー)を回復するアイテムを最大限まで買い込んで、かつ武器防具屋で売られている装備品を買っても余ってしまうことがあるわけです。
ごく一部の辛いRPG(からいRPG=難易度の高いRPG)であればそんな余裕もなく、余ることはありませんがね…。
一番しっくりくるのが先ほども例に挙げた有名なRPG「ドラゴンクエスト」の世界で、ラスボス直前となるとある程度のアイテムや装備品を買い込んでちょこっとレベル上げしていれば普通に10,000G以上(アイテムや武器を買うのには充分なお金)はおのずと貯まってくるはずです。
裏面(本編とは別に上級者向けに作られたステージ)で登場する町にしかないモノを買うのであればお金はさらに貯めなければいけない事もありますけど…。
最強の武器や防具
終盤にお金が余る要因の1つとしては、最強の武器や防具は非売品である点が大きいです。
例えば「ファイナルファンタジー」でいう『ラグナロク』という最強の武器、これは非売品(武器屋には売っていない)です。
▼ラグナロク
まあ、作品の中でも「伝説の武器」といわれていますので。
シリーズによってはそれを守護するボスを倒さなければ手に入らない場合もありますからね。
ちなみにファイナルファンタジーだと上記のような「ラグナロク」などの伝説の武器や防具が手に入るまでに、RPG本編においてお店で購入できる最強の装備は『クリスタル○○』です。
『クリスタルソード』『クリスタルメイル』という武器・防具ですね。
逆に言えば武器や防具においてこれらを買ってしまえば、その後は武器や防具にお金を突っ込む必要性がなくなってしまうわけですよ。
そうなると余ってしまったお金は回復アイテムや補助アイテムを買うために必然的に使われますね。
それでも最大限99個分(多くのRPGではアイテムを持てる数が最大99個などに制限されている)買ってしまったら、あとは買えないのでお金が結果的に余ってしまうというわけです。
このようにRPGで物語を終盤まで進行させればごく一部の作品を除いては『お金』が余るわけです。
アイテムを購入しても余ってしまいます。
他に要因があるとすればRPG特有の「レベル上げ」という作業も関連してきますね。
終盤に登場する敵は序盤や中盤に比べれば強いですが、そのぶん倒せば経験値やお金を多く手に入れることができますからね。
つまりレベルを上げるための副産物でお金も貯まり、買うモノがなければなおさらお金が余るという状態になってしまうわけですよ。
続いてはRPGゲームを自分で作るソフト「RPGツクール」を題材にして「RPGを作るなら入れたいシステム」について解説をしていきます!
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フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。
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