忍者から学ぶ営業の極意

はじめに

忍者村と一般企業への就職で迷っていたという筆者・シータ氏。そんなシータ氏が送る忍者から学ぶコミニュケーション力シリーズ!
日本の人気者、忍者が実は現代のビジネスマン、特に営業マンに使えるマインドや術を使っていた!?仕事を頑張るあなたも、忍者が好きなあなたも必読のWebonです!!
※男性も女性も営業という職種に就きますが、一般的な用語として「営業マン」という言葉を使用しております。

はじめに 〜私と忍者〜

第1章 忍者マインドで営業成功!

忍者のマインドは営業マンにとって大切な軸を作る、と筆者は言います。3ページに渡り忍者のマインドを解説しますのでまずは営業で大切な心得を忍者から学びましょう!

逃げるが勝ち
信頼を生み出す
信じる力

第2章 忍術で営業成功!

忍者が操る忍術。分身の術、隠みの術、変わり身の術…それだけじゃありません。営業に使える忍術があるのです!ここで紹介する忍術を覚えて営業を成功させましょう!

陽術と陰術
相術と五車の術

第3章 忍者を見習って営業成功!

他にもまだある忍者から学べる営業術!精神統一や人脈作りは忍者にとっては大事なこと。営業マンにとってだって大事なことは言わずもがなでしょう!

忍者流精神統一法
忍者流人脈術

著者 シータ

全国忍術大会出場歴有り。忍者好きながらも忍者の如く生きるため周囲には隠して生きる。だが、忍術や忍者に関することを知ってもらいたいという欲をおさえられず、ライターに扮している。普段は人の話を聴くことが多い。
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忍者的「人脈術」で営業成功!

Webon紹介目次著者

忍者村と一般企業への就職で迷っていたという筆者・シータ氏。そんなシータ氏が送る忍者から学ぶコミニュケーション力シリーズ!日本の人気者、忍者が実は現代のビジネスマン、特に営業マンに使えるマインドや術を使っていた!?仕事を頑張るあなたも、忍者が好きなあなたも必読のWebonです!!

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はじめに

はじめに 〜私と忍者〜

第1章 忍者マインドで営業成功

逃げるが勝ち

信頼を生み出す

信じる力

第2章 忍術で営業成功

陽術と陰術

相術と五車の術

第3章 忍者を見習って営業成功!​

忍者流精神統一法

忍者流人脈術

著者:シータ

全国忍術大会出場歴有り。忍者好きながらも忍者の如く生きるため周囲には隠して生きる。だが、忍術や忍者に関することを知ってもらいたいという欲をおさえられず、ライターに扮している。普段は人の話を聴くことが多い。

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『忍者から学ぶ営業の極意』目次へ  (全8ページ)

 

忍者の任務には情報収集が欠かせない。

常日頃から全国各地の情報を集めておき、いざというときに役立てられるようにしておかなければならない。

しかし、現代のようにインターネットはなかったので、方法は限られた。

 

そんな忍者の情報収集方法は2つ。

自分で歩いて回る。

そして、各地に知り合いを作りネットワークを作っておくこと。

 

自分が現地に出向いて情報を集める中で知り合いを増やしていく。

情報収集をする際には、忍者として時には嘘をつくことがあるが、その嘘を信じてもらわなければならない。そのため、普段はお土産や差し入れを持参するなど、誠意をもって接するのである。

旧知の仲になっても季節の贈り物を欠かさないなど、不断の関係づくりがいざという時のために必要なのだ。

また、各地を歩き回るときには芸事を身につけておくことも大切にしていた。忍者が身につけていた芸事は茶道、連歌、俳句、華道、曲芸、手品などである。

そうしてできた各地の知り合いから、直接会うか手紙などでやりとりを行いながら、各地の情報を仕入れる。

各地の知り合いと話すことで、言葉やイントネーション、流行りのことなどを知り、身につける機会となった。

仕入れた情報を元に新たな作戦の展開を考えたりできたのである。

 

 

 

営業に置き換える。各地の文化や社会背景に合った物やサービスでないと営業がうまく進まない、ということがある。

 

各地の情報を仕入れることはとても大切なことだ。

もちろん、関係を続けるためお歳暮を送るなどの不断の挨拶も大切だ。

会社同士での付き合いとしても大事だが、他社の社員とも知り合いになり、人脈を広げておくことは、新たな知見を手に入れられるし、共同事業のきっかけにもなり得る。

企画やサービス提案を他者企業に持ち込むにしても、そこに知り合いの社員が居て、どのような内容のプレゼンをすればよさそうか情報を仕入れておくと有利になる。

 

このように人脈を広げておくということは、忍者も営業も同じく役に立つことである。

現代ではインターネットがあるので、昔よりもはるかにネットワークを広げられる環境にある。

しかし、インターネットが出現したことで不断の関係づくりのための作法や文化は廃れつつある。

関係づくり、ネットワークづくりが社運を握るかもしれない現代だからこそ、忍者然り、昔ながらの関係を大事にするための礼節の文化は真似して頂きたいものだ。

 

 

おわりに

 

さて、「忍者と営業」という題で話を進めてきたがいかがだっただろうか。

忍者の兵法は「間」と呼ばれている。敵と味方の間を行き来して、表にはでない様々なことを確実に成し遂げていく存在という意味だ。

 

この「間」をうまく使えないと、国主は戦に勝てないと言われる。

「間」は一国の運命をも左右するのだ。

ビジネスマンも、働きひとつで社運が変わるということでは、立派な「間」とも言えるだろう。

 

責務の重さがありながら、その働きは表には出ないこともあるだろう。

そんな状況に嫌になることがあるかもしれない。

 

しかし、そんな時は忍者を思い出して欲しい。

忍者も一国を背負いながら、様々な任務を跡形も残らないように遂行してきた。

忍者は名前が残らない方が優秀であった。

 

あなたも忍者のマインド・技術・考えを身につけて、決して目立たなくとも確実に事を成し遂げるビジネスマンになってみませんか?

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はじめに

はじめに 〜私と忍者〜

第1章 忍者マインドで営業成功

逃げるが勝ち

信頼を生み出す

信じる力

第2章 忍術で営業成功

陽術と陰術

相術と五車の術

第3章 忍者を見習って営業成功!​

忍者流精神統一法

忍者流人脈術

著者:シータ

全国忍術大会出場歴有り。忍者好きながらも忍者の如く生きるため周囲には隠して生きる。だが、忍術や忍者に関することを知ってもらいたいという欲をおさえられず、ライターに扮している。普段は人の話を聴くことが多い。

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忍者の精神統一法で営業成功!

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はじめに 〜私と忍者〜

第1章 忍者マインドで営業成功

逃げるが勝ち

信頼を生み出す

信じる力

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陽術と陰術

相術と五車の術

第3章 忍者を見習って営業成功!​

忍者流精神統一法

忍者流人脈術

著者:シータ

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第1章でマインド、第2章で少しばかりであるが詳細な術を紹介した。

しかし、今まで述べてきたことを実際の営業で活かすにはまだしなければならないことがある。それを第3章では解説していく。

まずは「精神統一法」である。

 

九字真言で営業成功!

 

「臨兵闘者皆陣烈在前(りんぴょうとうしゃかいじんれつざいぜん)」という文言を聞いたことがある方は多いだろう。

 

これは九字真言(くじしんごん)と言われ、一種の呪い(まじない)の言葉、つまり呪文でもある。

九字真言は「臨める兵、闘う者、皆、陣を列(つら)ねて、在前(前にあり)」という意味で、わかりやすく言えば神々の軍隊が自分の前方に陣をとって立っているということだ。

 

 

呪文は元来、仏教で使用され、神仏の加護によって病魔や災厄を祓い遠ざけるためにあったとされている。

ただ、忍者においては、心・口・身(しん・く・み)を精神により統一させることが、任務成功には必須という考えがある。呪文を唱えることで、この統一を完成させようとしたのである。

一種の瞑想ともいえるだろう。

 

また、九字真言は呪文を唱えると同時に、手で印を結ぶことで、その効果をより高める。

 

▼九字真言の呪文と手印

 

印にはそれぞれの神の加護を得るための「道具」を象徴していた形がある。

 

呪文と印の対応関係は以下の通りだ。

「臨」・・・ 獨古印

「兵」・・・ 大金剛輪印

「闘」・・・ 外獅子印

「者」・・・ 内獅子

「皆」・・・ 外縛印

「陣」・・・ 内縛印

「烈」・・・ 智拳印

「在」・・・ 日輪印

「前」・・・ 隠形印

忍者にとって印を結び呪文を唱えることは、精神統一の他に2つの目的があった。

1つは神の加護を得て任務を成功させるために行うため、そして2つ目は神の加護といった人外(俗世間の外)の気と一体になるためだ。「人外の気と一体となる」とは、自我を消失させるということでもある。

 

自分の気と人外の気を一体とさせることで、敵対する相手に気を伝える(気合)ことが可能になる。相手に気を伝えることができると相手の気を操作できる。

これが、コミュニケーション術などにより相手をこちらの思惑通りに動かす原理となる。

先ほどの九字真言は、このように術を相手にかける時(自分の気を相手に送る時)の精神状態をつくるためにもある。

そして外に放った気は自分にはね反ってくるとされていて、その気によって自分がやられてしまわないようにしなければならず、護身するための真言と印が他に存在する。

その護身真言と護身印は、相手からの気にやられてしまうのを防ぐ効果もある。

 

 

漫画などで幻術での攻防戦が描かれることがあるが、この気を送ったり跳ね返したりという様子を描いているのである。

 

いかに自分の気で、相手の気を抑えたりコントロールしたりできるかによって勝敗が決まるのだ。忍者は、精神統一することと集中力を高めることで、自分の気が相手の気より勝るようにするのである。

そのため、本番でいかに精神統一状態をつくり、保ちながら任務遂行できるかが重要なのだ。

 

さて、ここで営業の話である。

営業も、準備してきたことや伝えたいことを十二分に発揮するためには、とても集中力が必要だ。

普段より精神統一の方法を身に着けておき、いかなる時もその状態になれるように用意しておかなければならない。

そして、営業に行う前に九字真言を唱えながら精神統一を行ってみる。

九字真言は声に出さずに先に挙げた手印のみで行っても精神統一になる。九字真言を覚えるのが難しい、という方は何か自分で決めた精神統一方法を行ってみてもいいだろう。

いずれにせよ精神統一をすることによって自分の準備してきたことを十二分に伝えることができるようにするのである。

さすれば、神の加護により、営業が成功するであろう。

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