バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アメリカ編】

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バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行におすすめの国【南アメリカ編】

 

 

前回の北アメリカおよび中央アメリカ・カリブ海諸国編に引き続き、今度はアメリカ大陸の南側、南アメリカ(南米)編になります。

 

日本と正反対に位置し、そう簡単には訪れることのできない南アメリカですが、魅力的な歴史都市や大自然が豊富に存在する地域。ぜひ訪れたい場所になります。

 

28 魅力はメデジンと美女『コロンビア』

 

 

コロンビアは近年日本人バックパッカーの人気が高まっている国です。

 

昔とくらべ劇的に改善された治安や、第二の都市メデジン(首都はボゴタ)の魅力が高まっていることが、バックパッカーの増加につながっていると考えられます。

 

第二の都市「メデジン」は

  • 年間を通じて過ごしやすい気候
  • 物価が安く長期滞在も向いている
  • ロープウェイの交通ネットワーク(メトロ)があり、街の移動が簡単
  • 周辺にグアタペやエル・ペニョールといった観光地がある

これらのことから、バックパッカー旅行にも適した観光地です。

 

グアタペ
カラフルな街並みが特徴的。

photo by Jenny Cardona

 

エル・ペニョール
「悪魔の岩」と称される名所。登った上からの絶景が素晴らしい。

photo by Angie Carvajal

 

またコロンビアは美女がとても多い国であり、ミス・ユニバース(世界を代表するミス・コンテスト)を数多く輩出している国。

 

▼コロンビア出身の2014年ミスユニバース「パウリナ・ベガ」氏

photo by National Police of Colombia This image was sourced from the Flickr gallery of the National Police of Colombia.  CC 表示-継承 2.0 

 

美女だけじゃなく、もちろんイケメンも多いですよ。

 

イケメンや美女との素敵な出会いもあるかもしれませんね!

 

コロンビアは近年、治安が劇的に良くなっていますが、それでも犯罪率は日本よりも圧倒的に高いです。訪れる際は身の回りの安全確保を徹底しましょう。

 

主観も入った!「コロンビア」基本情報!
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 14,326km
東京との時差 -14時間
公用語 スペイン語
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

29 天空都市マチュピチュがある国『ペルー』

 

 

ペルーはその昔、インカ帝国が栄えた国。

 

インカ帝国
1438~1533年にエクアドルを中心に存在した国。ケチュア族が築いた。スペイン人に滅ぼされた。

▼エクアドル

 

インカ帝国の首都であったクスコや、天空都市マチュピチュを訪れる旅行がこの国では人気です。

 

▼クスコ(今でもペルー有数の都市)

 

マチュピチュ
マチュピチュの周辺で発達していたアンデス文明は文字を持っていなかったのでマチュピチュが何のために作られたか、首都クスコとの関係などの謎が未だに多く残っている。世界中からの投票で決められる新・世界七不思議の一つ。

▼マチュピチュ

 

クスコからマチュピチュまでは豪華列車を利用して行くことができますが、1万円以上かかるので節約したいバックパッカーは以下のルートがオススメ。

 

クスコ → オリャンタイタンボ(バス)

オリャンタイタンボ → アグアス・カリエンテス(ローカル鉄道)

アグアス・カリエンテス → マチュピチュ村(バス)

 

アグアス・カリエンテスはマチュピチュ観光の拠点の町で、こちらからバスでマチュピチュを訪れることができます。

 

またもう1つ、ペルーの世界遺産である「ナスカの地上絵」もぜひ。

 

こちらは地上で見ると何が何だかよく分からないので、セスナに搭乗して上空から眺めてみるといいでしょう。

 

▼ナスカの地上絵

 

ナスカの町の飛行場でセスナ・ツアーを申し込むことができます。

 

主観も入った!「ペルー」基本情報
東京からの距離 15,501km
東京との時差 -14時間
公用語 スペイン語・ケチュア語・アイマラ語
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

  

30 ウユニ塩湖の鏡張りを1度は見たい『ボリビア』

 

「一生に一度は見たい世界の絶景」としてよく目にする機会の多い「ウユニ塩湖」はこのボリビアにあります。

 はるか地平線の彼方まで続く鏡張りの絶景は何としても目にしておきたいもの。

 

毎年114月の雨季のシーズンに鏡張りを見ることができます。

 

▼雨季のウユニ塩湖

 

一方で、510月の乾季は湖の水が干上がり、一面真っ白の塩の砂漠が姿を現します。こちらの景色もぜひ一度見ておきたいところですね。

 

▼乾季のウユニ塩湖

 

ボリビア旅行で注意するべきことは何と言っても高山病です。

 

高山病
標高が高くなるにつれて、低気圧・酸欠状態になり血中酸素濃度が下がる事で発症する。頭痛・めまい・吐き気などの症状が出る。

 

ボリビアの首都ラパスは世界一高い場所にある首都で、その標高は何と3640メートル。

外国人も利用するボリビアの空港、エル・アルト国際空港にいたっては4061メートルと、富士山よりも高いところにあります。

また、ウユニ塩湖の最寄りの町である「ウユニ」も標高が3700メートルあります。

 

そのため、この国を訪れる際は高山病対策が必須。具体的には、高度に順応するため

・  弾丸で旅行をしない

・  体調が悪くなったらすぐに休む

を徹底しましょう。

 

 

主観も入った!「ボリビア」基本情報
東京からの距離 8054km
東京との時差 -13時間
公用語 スペイン語など多数
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

31 南アメリカで一番料理が美味しい?『チリ』

 

国土が南北に非常に長いチリは、観光ももちろんですが、何と言っても料理に魅力のある国です。

 

チリ料理は基本的に原住民の食文化とスペイン料理が合わさった内容で、国の物価も安いことから安くて美味しいところが最大の魅力。

 

▼チリの伝統的料理「カスエラ」(テーブルに4つあるスープのような料理)

photo by G. Küppers (JordiCubero) CC 表示-継承 4.0

 

海沿いの街が多いことから、シーフード系の料理も多いのが日本人にとっても嬉しいところですね。

 

また、ワインもチリは安くて高品質なものが多く、ワイン好きはぜひ訪れることをオススメします。

 

▼チリ産のワイン「カベルネ・ソーヴィニョン」

 

観光では、アタカマ砂漠やパタゴニア地域といった雄大な自然、また絶海の孤島でもあるモアイの島「イースター島」がチリ観光のハイライトです。

 

▼アタカマ砂漠 

 

▼パタゴニア地域

 

イースター島

 

イースター島はこちらでも紹介!(別Webon)

 

主観も入った!「チリ」基本情報
東京からの距離 17,332km
東京との時差 -12時間
公用語 スペイン語
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

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世界の絶景111選【南アメリカ(南米)編】

Webon紹介目次著者
世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第1章では、海外旅行などに縁がなかった初心者の方でも分かりやすいように、世界を

ヨーロッパ】【北米】【南米】【アジア】【アフリカ】【オセアニア】【中東

の7つのエリアに分けて絶景スポットをご紹介します。誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。

 

初心者にもおすすめ!世界の絶景【南アメリカ(南米)編】

 

太古からの自然の息吹を体感できる絶景の地といえば、南アメリカが筆頭ではないでしょうか?

大迫力の絶景スポットを見ていると、出てくるのはため息ばかり。アルゼンチンやブラジル、ペルーなど12ヶ国の中から、10の絶景スポットを集めてみました。世界一人気の高い絶景スポットはもちろん、歴史を語る遺跡と絶景のコラボが楽しめるスポット、南米の絶景王道の観光地など多彩な絶景スポットをチョイスしてみました。

南米はアクセスが大変ですが、ツアー参加ができる有名な観光地を中心に、多彩な南アメリカの絶景に触れられる、初心者必見の絶景スポットを中心に選んでいます。

 

1 【ボリビア】奇跡の絶景と呼ばれる「天空の水鏡」『ウユニ塩湖』

(出典:https://www.flickr.com/photos/furlin/6250934548/in/photolist-awnF4A-4uTVji-VpKNUy-4uGyqc-nLBVuR-VWtb8j-b7RaWZ-4uW3Fi-6nXb5j-4uLVzG-4VrZ1y-b7R7oK-awjXB8-SXmC7y-b7R9cZ-YuZCTL-YwAWUW-4JgG1s-UbaKCU-b7R4Zx-UbaKiA-VNhLUi-SXmB5y-9SEfsC-b7R5tt-ULhwU6-SXmAXQ-dKTQMV-TZR6tE-Suqn9w-XvNNsN-SXmCoq-VWutc7-4Jcsst-4uZWEq-b7R3e4-4v14fY-VpFRCC-FpC5DK-VZZdRM-VZKsxc-b7R3re-b7Raig-b7R2pc-8uJbUg-XpPbZV-UHBSwJ-TZRmPu-4uTUza-XufUHd)

 

もう、この絶景を知らない人はいないでしょう。目の前に広がる絶景は、空と大地など何もかもがひとつに溶けあう「天空の水鏡」は、ボリビアが世界に誇る絶景スポット。

チリとの国境近くにある、広大な塩の平原は、四国の約半分の大きさです。
見ごろは、11~3月の雨季。雨水が50cmほどの平らに広がる塩湖は、巨大な水鏡と化し、空がそのまま天然の水鏡に映り込む、世にも珍しい奇跡の絶景を目の当たりにできます。この時期に訪れれば、1日中変化に富んだ絶景をカメラに収めることができますよ。

 

<日没時のウユニ塩湖>

(出典:https://www.flickr.com/photos/33037982@N04/3387854471/in/photolist-6anD6Z-79QySG-MdNVEm-4uGg2D-H42WjS-okRsii-M3vsw-VZZfkD-VpMNKG-awjY3R-91264Y-VZYhZD-awnAr9-4JgKWW-5EoSzN-4uGtCX-VZWEtK-5EjB34-4JcKGM-VWbM9W-UHmRdm-4Zmy7N-VNvb38-VZYr5B-tN1qC-VNh8Ce-8YwaE3-4uLsF9-8ZXPZ4-awnDzY-beAdPa-YuZEfy-UHDHfd-VZYfwT-4uM2Z1-M3uY7-251nCfY-2AmSFZ-4uXBSs-8Ywhdc-8YzJoy-4uM1Hf-Apkh46-4uGTZP-4uGThD-a5Mwr-XvNHh7-911TYm-8uMeTG-UHC3BJ)

 

神秘的な朝日が差し込む黄金色のウユニ塩湖。昼は、コバルトブルー一色の世界。夕方には、ピンク色に染まって行く夕暮れから、ドラマティックな日没、満天の星空まで、まるで万華鏡のような絶景が広がります。絶好のフォトタイムは夕日が沈むころです。
欧米人に人気の乾季も、白い平原に幾何学模様が出現する絶景が広がります。

 

<乾季のウユニ塩湖>

 

おすすめビューポイント
おすすめは、冠水したウユニ塩原。一般的に夕暮れ時が人気ですが、風向きを計算しながら最高のタイミングを計る、空と塩湖のダイナミックな写真やトリック写真を楽しむのなら昼間がおすすめです。

アクセス
南米の首都ラパスへ行き、飛行機でウユニ街まで約1時間。街からは車で約1時間です。ウユニ塩湖に自力で行くことは、1.5~2日がかりなので初心者には困難かも。ツアーで行くことをおすすめします。
URL: http://www.uyuniland.com/gles_001/index_uyuni.php

 

2 【ペルー】歴史的価値も高い天空都市『マチュ・ピチュ』

 

アンデスの山中にひっそりと佇む、「インカの失われた都市」と称される古代インカ帝国が残した謎多き遺跡。

新・世界七不思議にも選ばれた、16世紀にインカ帝国が滅びた時に忘れ去られた遺跡です。南米の謎が多い遺跡の中でも考古的価値も高く未だに歴史ファンを魅了しています。
断崖に建てられているため要塞と思われていましたが、最近の研究で太陽を観察する施設や神殿、インカ王族や貴族の避暑地という役割だった説が濃厚となりました。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/59343152@N02/5433494531/in/photolist-9h95Cc-VKBDM-4UinPn-ahfch-26hWdsQ-6CeWCo-cZ1yhE-8X9kuq-4bpUHZ-6CarYX-84Zer4-KDyiZw-6CaJjc-Lr3QiE-5f1E7-X7bSoo-LxAeLh-XLXLfQ-LAC2ER-LxAkfo-LxAoGo-Lr3V2s-LtF71B-6CaBTD-Lr3PU3-pBz7ii-LAC1ze-2kqrSg-853m13-ngTR3b-8X9oS1-6RhSss-TYiSnG-jPnTBJ-85YbLh-dPUn9b-7UwWYM-bqav8v-6RejDD-cYXZVJ-cYXydY-oEe2H9-Tx1yhs-dPUoLm-4UnFG9-6RimGQ-qCEgVZ-3MBFu-nhdoKf-qn1YQZ)

 

朝日の昇るころの神秘に満ちたマチュ・ピチュは必見。また、霧に包まれたマチュ・ピチュは言葉を失うほどです。運が良ければ遺跡を歩くアルパカやリャマとのコラボ写真を撮れることも♡

おすすめのフォトスポットは、「太陽の門」。遺跡の中心部から1時間ほど歩きますが、他の絶景ポイントより楽チンで初心者にもおすすめ♪

 

おすすめビューポイント
マチュ・ピチュ遺跡を上から眺めることができる、ワイナ・ピチュがおすすめです。1時間ほどのトレッキングですが、道は狭く体力はいりますが体験する価値ありです(要予約)。

アクセス
クスコのサン・ペドロ駅から終点のアグアス・カリエンテス駅まで鉄道で約4時間。下車後入り口までバスで約30分。

URL: http://www.cultura.gob.pe/es/patrimonio/sitiosdepatrimoniomundial/listapatrimoniomundialperu/santuariomachupicchu




3 【ブラジル】規模も流れ落ちる水の量も世界一『イグアスの滝』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cataratas_del_Iguaz%C3%BA_-_Misiones,_Argentina.jpg)

 

イグアスの滝は、先住民グアラニ族の言葉で「大いなる水」と讃えられた、ブラジルとアルゼンチンの間に位置する自然の国境です。

北米のナイアガラの滝、アフリカのヴィクトリアの滝と並ぶ、世界三大瀑布のひとつ。幅2.7kmあり、流れる水の量は毎分36億ℓと名実ともに世界一の滝です。大小275の滝があり、最大の落差は80m以上。(北米のナイアガラの滝はこちら初心者にもおすすめ!世界の絶景【北アメリカ(北米)編】で紹介しております)

一度にたくさんの滝を見られるブラジル側は、遊歩道がありコンパクトなので、初心者にもおすすめです。何か所もある展望スポットからは、色々な角度からの滝を見られます。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cataratas_do_Igua%C3%A7u_-_Foz_do_Igua%C3%A7u_-_Paran%C3%A1_(7).jpg)

 

アルゼンチン側は、イグアスの滝の80%を有しているので、見どころも豊富で、全てを見ようと思えば1日がかりです。公園内を走るトロッコ列車の駅を起点に、遊歩道が整備されているので、うまく活用するのもポイントです。また、滝つぼの近くまで行けるボートツアーもおすすめですよ。水着とゴーグルは忘れずに!

雨季は迫力満点の滝を見られますが、乾季は水の量が半減します。雨季の11~5月がおすすめです。

 

おすすめビューポイント
アルゼンチン側にある「悪魔の喉笛」では、落差82mから流れ落ちるすさまじい轟音を楽しめます。遊歩道で目の前まで歩いて行けるので、滝の迫力を体感できる絶好のフォトスポットです。

アクセス
ブラジルからのアクセスは、リオデジャネイロの空港から約2時間でイグアス空港へ。空港からは車で約30分。
アルゼンチンからのアクセスは、首都ブエノスアイレス郊外のエセイサ国際空港から約1時間半でイグアス空港へ。空港からは車で20~30分。

URL: http://www.iguazuargentina.com/

 

4 【アルゼンチン】成長を続ける生きた氷河『ペリト・モレノ氷河』

 

南アメリカ大陸南端部に位置する、47もの氷河群を擁するロス・グラシアレス国立公園。

スペイン語でロス・グラシアレスは「氷河」という名前を持っており、南極大陸とグリーンランドに次ぐ、世界第三位の氷河地帯。この絶景は、一生に一度は見たいもの。約250km2の面積を覆い、最大の厚さが約700mと巨大な氷河を誇るのが、ロス・グラシアレス国立公園のハイライト「ペリト・モレノ氷河」です。

荒々しさも自然の神秘を彷彿とさせる、透き通るような青みを帯びた氷河は淡水独特の色。この氷河は破壊と成長を続けており、地球温暖化の影響下の中ほぼ大きさを変えていないのは珍しいとか。それどころか、現在も年間に700mもの速度で成長しています。まさに、「生きた氷河」という名前がピッタリ♪

 

(出典:https://lt.wikipedia.org/wiki/Vaizdas:PeritoMoreno004.jpg)

 

絶景フォトスポットは、氷河の後ろにそそり立つフィッツ・ロイ山。北端に位置しており、雪帽子を被ったフィッツ・ロイ山と氷河のコラボは壮麗の一言です。自然の驚異とスケールを体感できる上に、数あるツアーから自分に合うツアーを選ぶことができるので、初心者にもおすすめですよ。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/ana_cotta/3809191385)

 

おすすめビューポイント
12~3月の夏期に見られる現象のひとつ、「氷河の大崩落」は必見です。轟音と共に崩れ落ちる、自然の驚異は味わう価値あり。

アクセス
ブエノスアイレスから更に空路で約3時間半のカラファテへ。カラファテのバスターミナルからは、現地発着の氷河バスツアーで参加するのが一般的です。
URL:https://www.parquesnacionales.gob.ar/areas-protegidas/region-patagonia-austral/pn-los-glaciares/

 

5 【チリ】こんな壮麗な洞窟見たことない『マーブル・カテドラル』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Marble_cathedral_inside_-_Flickr_-_jvieras.jpg)

 

パタゴニア中部に位置するヘネラル・カレーラ湖の中に形成された、神秘的で美しい大聖堂に迷い込んだような不思議な景観が広がっています。

死ぬ前に一度は見ておきたい絶景スポットで常に上位にランキングされています。
氷河が溶けだした美しい湖には、長い年月の浸食によって作りだされたマーブル模様をした大理石の洞窟。

青く薄暗い洞窟に、陽の光が反射して湖面をエメラルドグリーンの宝石のように染めた景観は、他では味わえない絶景です。随所にフォトスポットが点在しており、どの絶景を撮るかはあなた次第!

絶景洞窟の中でトップクラスとされる絶景は、初心者の方に見ていただきたいもの。しかも、10個前後ある洞窟は、約2時間のボートツアーで巡るので、安心楽ちんな観光を楽しめます♪

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Marble_cathedral_-_Flickr_-_jvieras.jpg)

 

おすすめビューポイント
一番きれいに見える時期は、9~4月です。雨の日は残念ながら絶景は半減します。水の色が青いのはもちろんですが、色々な形やマーブル模様したの奇岩たちを見るのもお忘れなく。

アクセス
バルマセダ空港からバスで約40分にあるコイジャケに行き、コイジャケからボートツアーの出発地トランキーロまでバスで約5時間です。

チリの秘境と呼ばれるチレチコ経由で、トランキーロまで絶景を楽しみながらバスで行くのもおすすめですが、道中は結構大変なので、日本からツアーを予約して行くことをおすすめします。

 

6 【ベネズエラ】南米版天国に一番近い島!『ロス・ロケス諸島』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Los_Roques_from_plane.jpg)

 

カリブ海に浮かぶ、ベネスエラ屈指のリゾート地として知られるロス・ロケス諸島。人が住む40の島と小さな島々が250以上もあり、美しいサンゴに囲まれた、まさに南米の天国に一番近い島です。

ここではシュノーケルやダイビングをして、美しく柔らかいサンゴやここに棲む魚たちと戯れるのが最高の贅沢。切り立った崖や洞窟や岩々もここに来れば、特別な景色として登場します。

しかも、ホワイトサンドのビーチからは見渡す限り、エメラルドグリーンとコバルトブルーのグラデーション。透明度が高い海は「クリスタリン・ウォーター」と呼ばれています。ビーチで、何もしない贅沢を味わうのもロス・ロケス諸島観光の醍醐味ですよ♪

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cayo_de_Agua_in_Los_Roques.jpg)

 

初心者の方にはマルガリータ島がおすすめですが、初心者の方だって秘境の地に行ってみたいですよね。美しい景観を守るため入島制限がされています。だからこそ見られるたくさんの生き物や美しいサンゴも見物です。アクセスがしやすいのでぜひご検討を!

 

おすすめビューポイント
もちろん、心が洗われるような美しい海が、おすすめビューです。時間がある方は、フランスキ島&マドリスキ島へのツアーに参加してこの世のものとは思えないほど美しいカリブ海を満喫してはいかがでしょう。

アクセス
ベネズエラの首都カラカスにある、シモン・ボリバル空港から、エル・グラン・ロケ島にあるロス・ロケス空港まで約50分。飛行機のチャーター便は約30分。
URL: http://www.korallenarchipel.de/karibik/inseln_los_roques.html




7 【エクアドル】ダーウィンの進化論?!『ガラパゴス諸島』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Paisaje_en_Cerro_Brujo,_isla_de_San_Crist%C3%B3bal,_islas_Gal%C3%A1pagos,_Ecuador,_2015-07-24,_DD_106.JPG)

 

赤道直下の隔絶された地に独特の生態系を育んできた「進化論の生きた研究所」と呼ばれる、固有動植物の宝庫となっているガラパゴス諸島。

太平洋に浮かぶ大小123の島々から成る、エクアドル屈指の観光スポットです。
手つかずの海でのクルージングやウォーターアクティビティやノース・セイモア島へ行き一度も大陸と地続きになったことのない諸島の動植物を見学するのも◎。

タイミングが合えば、ガラパゴス・グンカンドリの求愛行動を見られることも♡グロテスクですが、ガラパゴス・リクイグアナもお忘れなく!

 

<ウミイグアナ(リクイグアナはグロテスクです)>

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%91%E3%82%B4%E3%82%B9%E8%AB%B8%E5%B3%B6#/media/File:Iguanamarina.jpg)

 

時期が合えばぜひ訪れてほしいのが、赤道をまたいでいるイサベラ島。シエラネグラ火山も絶好のフォトスポットです。また、フラミンゴや運が良ければガラパゴスペンギンをはじめ、この地の名前となった、ガラパゴス=ゾウガメも見ることができます。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/theterramarproject/16867984510)

 

予約必須のボートツアーでカズンズロックへ行き、シュノーケリングやダイビングをすれば、シーライオンやウミガメと触れ合えます。

 

おすすめビューポイント
何といっても、ここでしか出会えない動植物を見るのが、ガラパゴス諸島の醍醐味。ファンクラブまであるという、青い足が特徴のアオアシカツオドリや赤い足をしたアカアシカツオドリは、ぜひ写真に収めたいもの。でも、動物には2m以上近づかず、カメラのフラッシュも禁止です。

アクセス
キト空港からガラパゴス諸島の玄関口バルトラ島まで、飛行機で約3時間。
URL: http://www.galapagos.jp/

 

8 【ブラジル】リオを象徴する絶景ポイント『コルコバードのキリスト像』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Christ_on_Corcovado_mountain.JPG)

 

リオオリンピックの開催地となり一躍注目を浴びた、自然と街並みの融合が美しい絶景ポイント。

標高710mの切り立った丘の頂上からの絶景は一生に一度は見たいもの。コパカバーナ海岸やイパネマ海岸など白砂の美しい海岸線はもちろん、世界三大美港の「グアナバラ湾」絶景も撮れる最高のフォトスポットです。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/philliecasablanca/2052057955/in/photolist-48kkkz-4R1ZcK-7StwA-cY23J9-d8zQDQ-d8zENU-iHXHD-aL7rrn-aL7txM-aL7oBR-aL7iht-7ZTWHt-7CdLKQ-7CdNuG-brqbaC-6i1dnV-48VWRs-ePwDWk-6hkEd3-6hkrod-6hk5kC-6hh2CB-6hgS9r-eKwDPg-eH9TjV-76ZdSi-7vvhhP-7vg8fA-7vfhQH-7vcjeD-7vcjhH-eHw3aj-eGn86r-aEyyej-48kkC4-95STX-9iuP8v-948h3Q-948hgw-945d82-945dGk-4BcmPx-47Gv1S-92DDuS-92DCgQ-92AvKt-92Avc4-4R1XcM-6YYHD7-6YUGcr)

 

また、ここに建っているリオのシンボルのキリスト像は、ポルトガルから独立後約100年経ったことの記念に、フランスで9年かけて作られ1931年に建てられました。

ここに設置された理由は、クリスチャンが80%のブラジルで、リオデジャネイロが「キリスト教の神様が見守る街」になるようにとの願いが込められているため。昼間の青空に映えるキリスト像は絶景ですが、ライトアップされた夜のキリスト像も素敵ですよ♪

 

おすすめビューポイント
丘からの景色を楽しむのは午前中。午後にはキリスト像や景観が逆光となり、せっかくのフォトジェニックな景観が大無しになります。

アクセス
リオデジャネイロ市内のコスモ・ベーリョ駅からトロッコが運行しているので、こちらで向かうのがおすすめです。

 

9 【チリ】ミステリアスな狐島の絶景に感動『イースター島』

 

初期の入植者は、この地のことを「太平洋のへそ」と呼んだという、チリ沖合約3,800kmに浮かぶ孤島です。

現地語で「ラパ・ヌイ=広大な大地」という意味を持っており、この地は海底火山の噴火によって作られた火山島です。どうやって作られたかなぜここに建っているか謎のモアイ像は必見です。

最大で高さ7.8m重さ80トンもあるモアイ像は、巨大で不気味という人もいれば、可愛いと捉える人など、人によって見方もさまざま。この石像は島内に約900体もあり、時代によって形が違うのが特徴。内部を向いていたり海を眺めていたりと置き方も色々です。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/davidberkowitz/8598963916)

 

海岸線沿いに7~8世紀にかけて、この島にあるトゥファという石で作られた「アフ」と呼ばれる祭壇に、モアイ像は運ばれ宗教儀式に使われていたとの有力説があります。

一番のフォトスポットは、アフの上に15体ものモアイ像が立ち並ぶ圧巻の光景が見られる「アフ・トンガリキ」です。
夕暮れ時まで観光すれば、夕日が海面に沈む時に見られる幸せの絶景「グリーンフラッシュ」や虹とコラボしたモアイ像が見られるかも。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/azwegers/6686271425)

 

おすすめビューポイント
モアイ像が創られていたといわれる地「ラノ・ララク」には、半身が土の中に埋もれたものや、まだ切り出し途中のモアイ像が見られるので、ちょっと面白いかも。

アクセス
日本から一番近い行き方は、成田からタヒチの首都パペーテに行き、乗り換えイースター島へ行くのが便利です。タヒチに2泊、イースター島に3泊は最低必要なので、時間がある方はトライしてみてください。

URL: https://www.sernatur.cl/

 

10 【ブラジル】宇宙からもみえる真っ白な大砂丘『レンソイス・マラニャンセス国立公園』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Len%C3%A7%C3%B3is_Maranhenses_-_VI.jpg)

ブラジルの北東部に位置する、雨季の純白の砂丘にエメラルドグリーンの湖が点在する絶景観光地。

この石英という白い鉱物が織りなす白く輝く美景観は、一生に一度は見たい絶景として有名で、大自然の絶景好きにはたまらないスポットです。ツアーに参加すれば初心者でも行けるスポットなんですよ。

驚くことに、雨季にできる期間限定の湖は、泳げることはもちろん、どこからともなく魚が現れ、湖が消えるころには姿を消すという不思議も魅力です。

この絶景を地上からだけではもったいないという方には、セスナ機に乗っての観光もしたいことのひとつ。

また、地平線に夕日が沈みゆくころは、ロマンティックな雰囲気に包まれます。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Parque_Nacional_Dos_Len%C3%A7%C3%B3is_Maranhenses,_Brazil_(6924539744).jpg)

 

波紋によって屈折するオレンジの夕日の道には陰影ができ、幻想的な光景が広がります。1~6月のまるで雪が積もったような美しい純白の砂とエメラルドグリーンの無数の湖が連なる景観が、絶好のフォトスポットです。

 

おすすめビューポイント
15万5,000ヘクタールという大きな砂丘は、雄大で秀麗。湖ができる雨季は観光にもってこい。乾季には水はなくなりますが、砂文様がとても美しくておすすめです。

アクセス
個人ではなかなか行きづらいところにあるので、特に初心者の方は、ツアーで行かれることをおすすめします。日本からは成田からサンパウロへ行き、サンルイスまで3時間半のフライト、サンルイスから観光拠点のバヘリーニャスへは、バスで約4時間です。バヘリーニャスからは四輪駆動に乗って行くツアーでは、1時間ほどで現地につきます。
URL: https://parquelencois.com.br/

 

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目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。