角松敏生とは

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角松敏生氏をご存知ですか?洗練されたサウンドを今もなお創り続けるシンガーソングライターです。高校一年生から角松氏を追いかける著者が角松敏生氏の魅力に迫ります!

『角松敏生』入門 ~こだわり抜かれたサンウンドの世界~はこちらから!

著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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「角松敏生」基本情報

名前 角松敏生(かどまつ  としき)
生年月日 1960年8月12日
出身地 東京都渋谷区代々木
デビュー年/曲 1981年にシングル『YOKOHAMA Twilight Time』アルバム『SEA BREEZE』でデビュー
キラキラとしたおしゃれなサウンドが特徴で「シティポップの貴公子」と称されることも。長万部太郎名義で手掛けた『WAになっておどろう』は長野オリンピックのテーマソングになる。杏里に提供した『悲しみがとまらない』が大ヒット。インストアルバム『SEA IS A LADY』をリリースしフュージョン界に大きな影響を及ぼす。

▼楽曲提供

 

こだわり抜かれたサウンド

▲デビュー・アルバム『SEA BREEZE』

 

角松敏生さんは、1981年デビューのシンガーソングライターです。

自身の活動だけでなく、他アーティストへの楽曲提供、プロデュース、映画音楽のサントラなど、様々な活動をしています。

角松さんにはとても熱狂的なファンが多いのが特徴。

 

また、音楽創りに対するこだわり、そのクオリティの高さなどから、音楽関係者のファンも多いです。

ですが、世間一般的にはあまり知名度がありません。

 

音楽好きな人でも、角松敏生の名前はよく聞くけど、実際に音楽を聴くまでには至っていない・・・という人も多いと思います。

なにしろ、長い音楽生活の中で、代表曲というものがないので、世間での評価につながっていないと思いますし、この辺りは角松さん本人も自虐的に語る部分です。

 

 

しかし、一度、角松敏生のサウンドに触れてもらえれば、その素晴らしさにきっと感動してもらえるはずだと思います。

こだわりにこだわりぬき、決して妥協しないその音創りは、音楽マニアにはたまらないもの。

角松さんの楽曲やライブの特徴として、数多くの名だたるミュージシャンが参加しています。

豪華ミュージシャン陣は、角松さんの追い求めるサウンドを具現化するべく、その緻密な要求にも応え、素晴らしいプレイで彼の音楽を支えます。

 

ギタリストとしても人気

 

また、角松さんはシンガーとしてだけでなく、ギタリストとしても人気なんです。

1987年、1990年に2枚のインストゥルメンタルアルバムを発表し、とても高い評価を受けました。

 

インストゥルメンタルとは
通称「インスト」。歌のない曲のこと。

 

▼1987年リリース「SEA IS A LADY」(画像クリックで商品詳細へ)

▼1990年リリース「Legacy of You」(画像クリックで商品詳細へ)

 

インストアルバムをシンガーソングライターが出すということは、とても異例なことであり、日本のフュージョン界にも大きな旋風を起こしました。

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1980年代前半に、ザ・スクエア(現T-SQUARE)、カシオペアなどのフュージョンブームが起こりましたが、角松さんがインストアルバムをリリースしたことでフュージョンファン層の拡大につながりました。

 

フュージョンとは
フュージョンは音楽のジャンルで電子楽器を使用したジャズのようなもの。

▼日本で活躍するフュージョンバンド「T-SQUARE」の代表曲

 

 

改めて、フュージョン、インストゥルメンタルの素晴らしさが注目され、角松さんの音創り、そしてギタープレイもとても注目されました。

 

1987年リリースの1枚目のインストアルバム「SEA IS A LADY」は、2017年に「SEA IS A LADY 2017」としてリメイクされたのですが、このアルバムがとても高い評価を受け、日本ゴールドディスク大賞の「インストゥルメンタルアルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。

 

▼アルバム「SEA IS A LADY 2017」(画像クリックで商品詳細へ)

 

多くの有名楽曲

 

「みんなのうた」やV6が歌ってヒットし、楽曲自体はよく知られている「WAになっておどろう」は、実は角松敏生の作詞作曲ですが、作者名を「長万部太郎」としてしまっているため、角松敏生の名前を知ってもらう絶好の機会を逃しています(笑)

こういった不運なところも、角松さんによくあることです。

名義変更もJASRAC(日本音楽著作権協会)への手続きが、非常にややこしいのでしないそう(笑)

こんなところも角松さんらしい。

 

この曲は、角松さんが活動凍結期間中に自身の覆面バンド、AGHARTA(アガルタ)としてリリースした曲。

 

▼シングル「ILE AIYE~WAになっておどろう」(画像クリックで商品詳細へ)

長野オリンピックの閉会式にもAGHARTAとして出演しています。

 

杏里さん、中山美穂さん、中森明菜さん、岩崎宏美さん、故・西城秀樹さんなどへの楽曲提供、プロデュース。

故・西城秀樹さんは角松さんの音楽をとても高く評価して、アルバム制作に起用。

西城さんが亡くなった時には、角松さんはとても感謝の言葉を語っていました。

 

西城秀樹
トップ男性アイドル歌手として活躍し、郷ひろみ・野口五郎と合わせて「新御三家」と呼ばれる。1972年に「恋する季節」でデビュー。代表曲「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」が大ブームとなる

 

伝えたい角松敏生の魅力

 

私は、1980年代半ばに角松さんの音楽と出会い、なんてカッコいいんだろう~と感動しました。

高校生の私には、10歳ほど違う角松さんの音楽はとても大人で、憧れの象徴でした。

 

長い活動の中で、さまざまな音楽の変化がありますが、変わらないのは、角松さんの決して揺らがず、妥協しない作品創り。

そんな角松さん自身の作品はもちろん、プロデュース作品、ライブなど、さまざまな角松敏生の魅力を知っていただければと思います。

 

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著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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