谷山浩子の曲世界② 【コラボ編】

Webon紹介目次著者

ファン歴30年以上が谷山浩子さんの曲世界を紹介。トラウマソングとして有名なNHK『みんなのうた』への提供曲「まっくら森の歌」をはじめ、あまりにも独特すぎる不思議な曲の世界にの数々に虜になること間違いなし!?

谷山浩子入門 ~『みんなのうた』でトラウマを与えた音楽家!?唯一無二のダークファンタジー世界~はこちらから!

はじめに

谷山浩子とは

第1章 谷山浩子の曲世界

『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~編

コラボ編

ファンタジー世界編

第2章 谷山浩子の軌跡

谷山浩子の軌跡

第3章 ラジオとライブ

ラジオとライブ

著者:加藤千鶴

1972年生まれのライター。谷山浩子ファン歴30年以上。小学6年生の時にラジカセから流れる音楽に魅了され日本のポップス・ロックを聴き続けてきました。谷山浩子さんはみんなのうたの「恋するニワトリ」でハマりました。音楽以外では、演劇やダンスなどの舞台鑑賞と、シュノーケリングなどの旅行、FMラジオが趣味。

お問い合わせはこちらから

『谷山浩子入門』目次へ  (全6ページ)

 

この章では浩子さんの楽曲を

【『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~編】
【コラボ編】
【ファンタジー世界編】

に分けて3ページにわたって紹介いたします。

 

前ページで紹介した『みんなのうた』はアニメーションとの合作です。

谷山浩子さんは『みんなのうた』以外にもアニメとのコラボが盛んで、声優への提供曲も多いです。

このページでは浩子さんのコラボ作品を「アニメ」「声優」に分けて紹介いたします。

 

① アニメとのコラボ

浩子さんはアニメやマンガ等、ほかの分野とのコラボが多いです。浩子さんの自由で突飛な曲の世界観はアニメやマンガとの親和性が高いのでしょう。

アニメでは劇場版『未来少年コナン』の主題歌を作詞・作曲、スタジオジブリの映画『ゲド戦記』の挿入歌で手嶌葵さんが歌った「テルーの唄」の作曲と、アルバム『ゲド戦記歌集』の作曲を担当。『コクリコ坂から』の挿入歌の作曲も手掛けました。

▼アルバム『ゲド戦記歌集』(画像クリックで商品詳細へ)

大島弓子さん作の『綿の国星』のアニメの挿入歌の作詞・作曲をはじめ、マンガのイメージアルバム(マンガの場面やイメージを楽曲にしたアルバム)を多く担当。曲とマンガが相互に影響を与える作品も生まれています。

▼『綿の国星』(DVD)

アニメ・マンガだけでなく演劇とのコラボも。

浩子さんの曲「真夜中の太陽」からインスパイアされた同名の芝居は、生きる力や辛さ、希望と悲しみを包み込む名作になり再演を重ねました。

 

ちなみに浩子さんの曲はニコニコ動画でも大人気です。

不思議な世界は二次創作の意欲をかき立てるようです。

驚くことに、アニメとコラボしたDVD『うたのえほん』には、ニコニコ動画に上がっていた「まっくら森の歌」のパロディー作品「なっとく森のうた」を収録しています。

浩子さんの曲は、マンガを愛し、アニメに愛される、独自の想像力の世界が広がっています。

 

アニメとのコラボおすすめの曲3選

 

アニメとのコラボおすすめの曲は「テルーの唄」「愛をもういちど」「鳥は鳥に」です。アニメのために作られた曲の中で、比較的知られている曲だと思います。

▼曲名と世界観

曲名 アニメ
テルーの唄 映画『ゲド戦記』の挿入歌。手嶌葵が歌う。
愛をもういちど 映画『未来少年コナン』オープニング。研ナオコが歌う。
鳥は鳥に 映画『綿の国星』挿入歌。

 

② 声優とのコラボ

 

声優への楽曲提供も多くあります。多いのは岩男潤子さん。

▼岩男潤子(いわおじゅんこ)さん


By ファイルマーチ投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link 

 

岩男潤子さんは「カードキャプターさくら(大道寺知世役)」「新世紀エヴァンゲリオン(洞木ヒカリ役)」「るろうに剣心(雪代巴役)」等で活躍の声優さんです。

最近では豊崎愛生さん、上坂すみれさんへ詞や曲を提供しています。

作曲はせずに提供詞だけだった場合も、谷山浩子ワールド全開の不思議な世界で、空を飛んでくるのはなんとサバであることも。

提供した歌詞が「これは谷山さんにしか歌えない」と言われて出戻ってきたという話を本人がよくライブでしています。

「あそびにいこうよ!」のようにとろけるほど甘くてカワイイ歌もあります。

 

声優とのコラボおすすめ曲3選

 

声優への提供曲には特徴があり、やたらとカワイイ曲・詞が多いです。「あそびにいこうよ!」(詞のみ)、「ハーブガーデン」はその例です。「何かが空を飛んでくる」は、先にご紹介した空を飛んでくるのはサバという内容の詞です。

▼曲名と声優

曲名 声優
あそびにいこうよ! 岩男潤子
ハーブガーデン 岩男潤子
何かが空を飛んでくる 豊崎愛生

 

コラボおすすめアルバム・DVD

 

▼アルバム『テルーと猫とベートーヴェン』

▼アルバム『しまうま』

🐰おすすめの理由🐰

『テルーと猫とベートーヴェン』は『ゲド戦記』関連の曲が収められています。『しまうま』は岩男潤子さんへの提供曲が多く、柔らかい曲調の歌が多いアルバムです。

▼DVD『うたのえほん』

🐰おすすめの理由🐰

浩子さんの歌に、アニメーションや映像を付けたDVDです。ニコニコ動画のような感じです。このDVDには、ほかの人が作ったパロディー作品「なっとく森のうた」も収録されています。

 

おすすめ曲は筆者の好みで選んでいます。

浩子さんの曲は人気投票すると票がバラバラに分散してしまうほど、ファンはそれぞれ好きな曲が違います。

気に入ったら是非ほかの曲も聴いてみてください。

 

浩子さんの曲は現実離れしたことが起きる独特のファンタジー、というのも特徴です。次のページでは浩子さんのファンタジーな楽曲を「物語を題材にした曲」「夢の世界を描いた曲」「人とつながれない喪失感を描いた曲」の3つの項目に分けてお伝えします。

『谷山浩子入門』目次へ  (全6ページ)

 

目次著者

はじめに

谷山浩子とは

第1章 谷山浩子の曲世界

『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~編

コラボ編

ファンタジー世界編

第2章 谷山浩子の軌跡

谷山浩子の軌跡

第3章 ラジオとライブ

ラジオとライブ

著者:加藤千鶴

1972年生まれのライター。谷山浩子ファン歴30年以上。小学6年生の時にラジカセから流れる音楽に魅了され日本のポップス・ロックを聴き続けてきました。谷山浩子さんはみんなのうたの「恋するニワトリ」でハマりました。音楽以外では、演劇やダンスなどの舞台鑑賞と、シュノーケリングなどの旅行、FMラジオが趣味。

お問い合わせはこちらから

谷山浩子の曲世界① 【『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~ 編】

Webon紹介目次著者

ファン歴30年以上が谷山浩子さんの曲世界を紹介。トラウマソングとして有名なNHK『みんなのうた』への提供曲「まっくら森の歌」をはじめ、あまりにも独特すぎる不思議な曲の世界にの数々に虜になること間違いなし!?

谷山浩子入門 ~『みんなのうた』でトラウマを与えた音楽家!?唯一無二のダークファンタジー世界~はこちらから!

はじめに

谷山浩子とは

第1章 谷山浩子の曲世界

『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~編

コラボ編

ファンタジー世界編

第2章 谷山浩子の軌跡

谷山浩子の軌跡

第3章 ラジオとライブ

ラジオとライブ

著者:加藤千鶴

1972年生まれのライター。谷山浩子ファン歴30年以上。小学6年生の時にラジカセから流れる音楽に魅了され日本のポップス・ロックを聴き続けてきました。谷山浩子さんはみんなのうたの「恋するニワトリ」でハマりました。音楽以外では、演劇やダンスなどの舞台鑑賞と、シュノーケリングなどの旅行、FMラジオが趣味。

お問い合わせはこちらから

『谷山浩子入門』目次へ  (全6ページ)

 

この章では浩子さんの楽曲を

【『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~編】
【コラボ編】
【ファンタジー世界編】

に分けて3ページにわたって紹介いたします。

 

NHK『みんなのうた』で人気の谷山浩子さん。

『みんなのうた』への浩子さん提供曲は子供向けのカワイイ歌なのになぜか不思議なコワい歌詞が気になります。

このページでは浩子さんのカワイイのに怖い曲を「『みんなのうた』の曲」と「大人向けのカワイイのに怖い曲」に分けて紹介します。

 

① 『みんなのうた』の曲

NHK『みんなのうた』で浩子さんが歌う曲は6曲あります。

「恋するニワトリ」「まっくら森の歌」「しっぽのきもち」「おはようクレヨン」「そっくりハウス」に続き、2019年4月には新作「花さかニャンコ」が放送になりました。

子供向けのカワイイ曲に、ちょっとキュンとする歌詞やなんだか怖い歌詞が印象的です。

 

怖い歌詞の代表曲が「まっくら森の歌」。

メロディーもアニメーションも暗い森のイメージで、トラウマになったという人もいます。

歌詞の内容はまっくらな森の中で「きのうはあした」「さかなは空に」「小鳥は水に」「時計を見れば さかさままわり」と、普通とは逆さまのことが起きるという歌です。暗い森で尋常ではないことが起きるという得体のしれなさが子供に恐怖を感じさせました。

 

「そっくりハウス」は天真爛漫なカワイイ曲で歌詞の内容はドッペルゲンガー。部屋の真ん中に自分の家とそっくりな家があり、その家の中にも同じ家があるという世界です。

 

『みんなのうた』おすすめの曲3選

 

『みんなのうた』おすすめの曲は「恋するニワトリ」「まっくら森の歌」「花さかニャンコ」です。この3曲は浩子さんの『みんなのうた』の中でも代表的な曲です。

「まっくら森の歌」はトラウマソングとして一番有名な曲です。「恋するニワトリ」は「まっくら森の歌」と並んで、浩子さんの『みんなのうた』の曲の中でも有名な曲と思われます。「花さかニャンコ」は最新曲で、浩子さんの楽曲の世界観がよく表れています。

▼曲名と内容

曲名 内容
恋するニワトリ 風見鶏に恋したニワトリの叶わぬ恋。
まっくら森の歌 魚は空に小鳥は水に、時計を見ればさかさままわりしている不思議な「まっくら森」の描写。
花さかニャンコ 花を咲かせる猫が描写される。ケンカをする人、指、花、銀河、ブラックホール、色んなところに花を咲かせていく。

 

② 大人向けのカワイイのに怖い曲

 

『みんなのうた』の楽曲以外にも不思議な歌は、浩子さんにはたくさんあるのです。

たとえば「まもるくん」という曲。

歌詞は、想像も及ばないヘンテコな生き物「まもるくん」が「新宿の地下道の壁」「警官の制服の肩」「建売住宅の屋根」から生えてきてニコニコ笑っているという内容です。

奇妙な、というより、毒気を感じるコワい世界が、明るく親しみやすいメロディーに乗って展開します。

可愛くて突飛な設定や、明るいメロディーで壊れた世界を歌う怖い内容の曲は、ポップスの世界でほかには例がないように思います。

グリム童話のように、子供向けかと思えば実は怖い。

唯一無二のコワくてカワイイ世界。不思議でクセになります。

大人の方にもおすすめです。

 

大人向けのカワイイのに怖い曲3選

 

大人にも明るいおすすめの曲は「まもるくん」「たんぽぽ食べて」「第5の夢・そっくり人形展覧会」です。どの曲も毒気が前面に出ています。

▼曲名と内容

曲名 内容
まもるくん 「新宿の地下道の壁」「警官の制服の肩」「建売住宅の屋根」いろんなところからまもるくんが生えてくるけど、誰もが見ないふり。
たんぽぽ食べて 悪い噂がしみこんだアスファルトからたんぽぽの芽が吹き出す。耳、ひざ、目玉、骨からたんぽぽが生える。
第5の夢・そっくり人形展覧会 本物の彼氏を当てるゲーム。そっくりだけどどこか違う。当てるチャンスは一度だけ。

 

「カワイイのに怖い曲」を聴けるおすすめアルバム

 

▼『そっくりハウス』

▼『ひろコーダー☆栗コーダー』

🐰おすすめの理由🐰

どちらも『みんなのうた』に提供した曲を中心に集めた子供にも聞きやすいアルバムです。

▼『フィンランドはどこですか?』


🐰おすすめの理由🐰

『みんなのうた』関連以外で一番ポップな毒気を感じるアルバムです。大人にもおすすめです。

 

このページでは『みんなのうた』をはじめとした浩子さんのカワイイのに怖い曲を紹介いたしました。

『みんなのうた』はアニメーションとの合作ですが、谷山浩子さんはアニメとのコラボも盛んで声優への提供曲も多いです。次のページでは浩子さんのコラボ楽曲を紹介いたします。

『谷山浩子入門』目次へ  (全6ページ)

 

目次著者

はじめに

谷山浩子とは

第1章 谷山浩子の曲世界

『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~編

コラボ編

ファンタジー世界編

第2章 谷山浩子の軌跡

谷山浩子の軌跡

第3章 ラジオとライブ

ラジオとライブ

著者:加藤千鶴

1972年生まれのライター。谷山浩子ファン歴30年以上。小学6年生の時にラジカセから流れる音楽に魅了され日本のポップス・ロックを聴き続けてきました。谷山浩子さんはみんなのうたの「恋するニワトリ」でハマりました。音楽以外では、演劇やダンスなどの舞台鑑賞と、シュノーケリングなどの旅行、FMラジオが趣味。

お問い合わせはこちらから

5分でわかる!岡村靖幸 ~ファン歴33年が語る概要と魅力~

 

このページでは「岡村靖幸」がどんなミュージシャンなのかを大体5分で理解できるように概要とともに魅力をお伝えします。

もちろん岡村靖幸さんを5分で説明しきるのは困難ですので、さらに深く知りたい方は以下の『だいすき!岡村靖幸!』『岡村靖幸入門』をご覧ください。

※このページはWebon編集部が岡村靖幸ファン33年のしあ氏による『岡村靖幸入門』の内容をまとめたものです。

▼だいすき!岡村靖幸!(電子書籍)

価格:580円(税込)
Kindle Unlimitedで読み放題
販売サイト(amazon)へ
※スマホでもアプリをダウンロードすれば読めます

▼ウェブサイト版『岡村靖幸入門』(全13ページ)はこちら

 

岡村靖幸とは ~気持ち悪い=格好いい!?超個性的アーティスト~

名前 岡村靖幸(おかむら やすゆき)
生年月日 1965年8月14日
出身地 兵庫県神戸市
デビュー年/曲 1986年「Out of Blue」

▼岡村靖幸氏の曲

 

岡村靖幸というアーティストは唯一無二の存在だと思います。

岡村さんは一般的にはそれほど認知されていないかもしれませんが、音楽ファンの間では、好きか嫌いかのどちらかに分かれることが多いです。

好きな人は熱狂的に好きだし、嫌いな人は拒否反応を起こすほど嫌い、という声もあります。

 

でも、その気持ちもよくわかるのです。

岡村さんはとても魅力的なアーティストだと思いますが、その反面少し気持ち悪くもあります。

しかし、その気持ち悪いというのは岡村さんににとっては、最大のほめ言葉だと思うのです。

実際、ファンも「岡村ちゃん気持ち悪い~(笑)」と嬉々として語っていたり・・・。

気持ち悪い=カッコいい、なんです。

カッコいいと気持ち悪いはまさに紙一重。

岡村さんは決して狙っているわけではなく、そこのバランスが天才的に優れていると思います。

▼30秒のプレビューを聴いてみると岡村靖幸の「カッコいいと気持ち悪いの紙一重」の雰囲気が掴めるかと思います。

 

世間に認知されたきっかけ

 

岡村さんのデビューした1986年はとても音楽業界が賑わっていた時で、次々と時代のニューウェーブが起こっているような感じでした。

世間的に認知されたのは「聖書(バイブル)」(1988)「だいすき」(1988)になるかと思います。

「聖書」では

「好きな女の子(10代)が35歳の中年と恋してる、なんで?僕のほうがいいじゃん、同級生だしバスケット部だし、背が179cm!」

と訴えるこの曲は衝撃を巻き起こしました。

歌詞全体を通してみると、とてもピュアな想いが綴られていて、タイトルに「聖書(バイブル)」とつけたそのセンスが素晴らしいと思います。

 

 

「だいすき」でも、とてもストレートに、彼女をだいすきな気持ちが綴られています。

かわいらしい詩にキャッチーなメロディで、HONDAの軽度自動車のCMに使われたこともあり、岡村さん最大のヒットとなるかと思います。

 

▼だいすき!岡村靖幸!(電子書籍)

価格:580円(税込)
Kindle Unlimitedで読み放題
販売サイト(amazon)へ
※スマホでもアプリをダウンロードすれば読めます

 

デビュー当時の岡村靖幸のPVを上映会で観たら・・・

 

私が岡村さんと出会った1985年頃はネットなんてない時代ですから、今よりも情報を得ることに一所懸命だったと思います

岡村さんが、作曲家を経ていよいよシンガーとしてデビューする、ということは音楽雑誌にも取り上げられ注目されていました。

岡村さんが楽曲を提供していた渡辺美里さんと同じレコード会社「EPICソニー」からデビューするということでした。当時とても勢いのあったEPICソニーですから、プロモーションにも割と力を入れていたと思います。

EPICソニーは全国のレコード店などを通じてPVの上映会、フィルムコンサートをよく行っていたんです。

 

私は、友達とその上映会によく行っていました。

その上映会では、一早く所属アーティストのPVだったり、情報が見られたんですよね。

そこで、期待の新人、岡村靖幸さんのデビュー曲「Out of Blue」のPVを目にするのです。

私は「Out of Blue」は本当に名曲だと思い、大大大好きで、後にライブで聴いた時は感動しました。

私は岡村さんを「すごくカッコいい」って思ったんですけど、一緒に行った友達は賛否両論、好き嫌いが分かれました。

「気持ち悪い」っていう子もいました。

このPVにはそんなに気持ち悪い要素はないのに(笑)

デビューしてからは、音楽雑誌に頻繁に載っていて、PVで見たのと顔の印象が違うなって思ったのと、インタビューでよくエッチな発言もしていたので、少し気持ち悪い要素もありつつ(笑)岡村靖幸という人が段々とわかってきた感じでした。

 

岡村靖幸さんのPVとEPICソニーのプロモーション戦略について詳しくはこちら!

 

問題作「家庭教師」 ~喘ぎ声が衝撃的で人前で聴けない!?~

 

岡村さんのリリースしたアルバム「家庭教師」は衝撃の問題作、最高傑作などど言われ、いい意味でも悪い意味でも音楽界を震撼させました。

どの曲も確かに名曲ぞろい。

しかし、聴くのを挫折してしまうのが、4曲目の「家庭教師」!

 

 

まずあの長い語り、喘ぎ声が衝撃的で人前で聴けません(笑)

まだボーカル部分はいいのですが、あのはぁはぁ言いながら延々と続く一人語り。

好き嫌い、はっきりと分かれてしまうかも。

しかし、中毒のように何度も何度も聴いてしまうアルバムなのです。

当時から、天才天才と騒がれていた岡村さんですが、今、改めてその才能に魅せられてしまうのです。

 

 

作曲家としての岡村靖幸

 

岡村さんはシンガーより先に作曲家としてデビューしています。岡村さんは吉川晃司さんをはじめ他アーティストへ数多くの楽曲提供をしております。

岡村さんの提供曲と言えば、何よりも渡辺美里さんだと思います。

 

渡辺美里

1966年生まれの歌手。オリコンのアルバムランキングで9作品が1位を獲得している。最大のヒット曲は『My Revolution』でシングル売上44.5万枚。

 

 

1980年代から90年代にかけて、渡辺美里さんだけで23曲提供しています。

渡辺美里さん2枚目のオリジナルアルバムで2枚組の「Lovin’ you」(1986)においては、20曲中8曲の作曲をしています。(このページの文末に提供曲一覧を記載しています)

美里さんへの提供曲は、いわゆる岡村靖幸感を感じないものもあります。

それは、やはり美里さんのイメージに合ったものを、と求められていたからなのかな、と思います。

岡村さんは、作曲家という仕事に対して

「自分のエゴを出す仕事ではない。このアーティストのイメージに合ったこんな曲を創ってほしい、というニーズに応えて創るもの。」

と語っていました。

 

 

覚醒剤事件で3度逮捕

 

岡村さんを語るうえで絶対に避けては通れないこと・・・岡村さんは覚醒剤事件で3度逮捕されています。

2003年、2005年、2008年と逮捕されますが、1度目の逮捕は逮捕時に公表されておらず、2005年の逮捕時に2度めの逮捕だということが発覚し、多くのファン、音楽関係者に衝撃を与えました。

 

公判の様子を傍聴した人の詳しい話をその方のブログで見たのですが、事細かに岡村さんの様子が綴られていました。

岡村さんは

「ファン、音楽関係者、家族、さまざまな人々に迷惑をかけ裏切ったことについて心底反省していて、音楽を通して償っていきたい」

と語っていました。

2011年からは本格復帰しました。

何度も逮捕を繰り返しながら岡村靖幸は愛されるのは、多くの人にとって、彼が唯一無二の存在であり、その魅力に魅せられているからだと私は思います。

そして彼が心底反省していて「自分が一番大切にしている音楽という仕事」と語るように音楽に対し、とても真摯に向き合っていることが伝わっているからだと思います。

 

 

コラボ

 

岡村さんはDAOKOさん、KICK THE CAN CREWさんなど若い世代のアーティストとコラボレーションをしております。

 

岡村さんは多くのアーティストからとてもリスペクトされています。Base Ball Bear のボーカルの小出祐介さんもその一人。この二人のコラボが実現したのが2014年のシングル「愛はおしゃれじゃない」です。

「岡村靖幸w小出祐介」名義でリリースされています。(wはwithの意味)

作詩は小出さん、作編曲は岡村さんが行っています。

▼「愛はおしゃれじゃない」

 

この曲が生まれたのはBase Ball Bearのミニアルバム「初恋」に収録されている「君はノンフィクション」の編曲、プロデュースを岡村さんが手がけたことがきっかけ。

▼ミニアルバム『初恋』Base Ball Bear(画像クリックで商品詳細へ)

「君はノンフィクション」の制作時に「君だけにモテたい」という曲が制作されました。

架空の化粧品会社のキャッチコピーをイメージして制作されたもので、この「君だけにモテたい」が「愛はおしゃれじゃない」の原型です。

「愛はおしゃれじゃない」の冒頭、『モテたいぜ君にだけに~』という歌詞に原型が反映されています。

化粧品会社を意識してか、「くちびる」「マスカラ」などの歌詞が出てきて、とてもかわいい。

 

この曲を聴くと何だか、胸がキュンキュンして涙が出てくるのです。

岡村さんの歌詞の根底にある、純粋な男の子が描かれていて。

50代の岡村さんが、こういった曲を歌える、これこそ岡村さんの強みだと思います。

とってもテンションの上がる名曲なので、ぜひ一度聴いてほしいです。

▼「愛はおしゃれじゃない」画像クリックで商品詳細へ

以上、岡村靖幸さんの紹介でした。

『だいすき!岡村靖幸!』『岡村靖幸入門』では岡村靖幸さんのことをさらに深く知ることができます。ぜひともご覧くださいませ!

▼だいすき!岡村靖幸!(電子書籍)

価格:580円(税込)
Kindle Unlimitedで読み放題
販売サイト(amazon)へ
※スマホでもアプリをダウンロードすれば読めます

▼ウェブサイト版『岡村靖幸入門』(全13ページ)はこちら

 

谷山浩子の曲世界③  【ファンタジー世界編】

Webon紹介目次著者

ファン歴30年以上が谷山浩子さんの曲世界を紹介。トラウマソングとして有名なNHK『みんなのうた』への提供曲「まっくら森の歌」をはじめ、あまりにも独特すぎる不思議な曲の世界にの数々に虜になること間違いなし!?

谷山浩子入門 ~『みんなのうた』でトラウマを与えた音楽家!?唯一無二のダークファンタジー世界~はこちらから!

はじめに

谷山浩子とは

第1章 谷山浩子の曲世界

『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~編

コラボ編

ファンタジー世界編

第2章 谷山浩子の軌跡

谷山浩子の軌跡

第3章 ラジオとライブ

ラジオとライブ

著者:加藤千鶴

1972年生まれのライター。谷山浩子ファン歴30年以上。小学6年生の時にラジカセから流れる音楽に魅了され日本のポップス・ロックを聴き続けてきました。谷山浩子さんはみんなのうたの「恋するニワトリ」でハマりました。音楽以外では、演劇やダンスなどの舞台鑑賞と、シュノーケリングなどの旅行、FMラジオが趣味。

お問い合わせはこちらから

『谷山浩子入門』目次へ  (全6ページ)

 

この章では浩子さんの楽曲を

【『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~編】
【コラボ編】
【ファンタジー世界編】

に分けて3ページにわたって紹介いたします。

 

谷山浩子さんの曲の世界は「現実離れしたことが起きる独特なファンタジー」です。

このページでは浩子さんのファンタジーな曲を「物語を題材にした曲」「夢の世界を描いた曲」「人とつながれない喪失感を描いた曲」と3つの項目に分けて紹介していきます。

 

① 物語を題材にした曲

 

浩子さんの曲には、物語を題材(モチーフ)にした組曲(=いくつかの曲を組み合わせて一つにしたもの)が複数あります。

例えばアーシュラ・K・ル=グウィン作『ゲド戦記』や、あまんきみこ作『車のいろは空のいろ』などを題材に採っています。

浩子さんはファンタジー小説も多く書いていて、自作の小説と世界を共有する組曲は特に濃厚な世界を作っています。

▼谷山浩子のファンタジー小説の例『悲しみの時計少女』

物語への愛着は音楽劇という形にもなり以下の4作品が上演されました。

アンデルセン作『雪の女王』、ルイス・キャロル作『不思議の国のアリス』、ますむらひろし作のマンガ『アタゴオルは猫の森』、尾崎翠作の小説『第七官界彷徨』を原作に、独自の解釈と想像力が発揮された舞台でした。

▼谷山浩子の幻想図書館 雪の女王(DVD):『幻想図書館』は谷山浩子の音楽劇のシリーズ。

 

物語を題材にしたおすすめ曲3選

 

「神様」「素晴らしき紅マグロの世界」「第2の夢・骨の駅」は物語に合わせて作られた組曲の中の曲です。一曲だけ聞いても物語のイメージとのシンクロ率が高く、インパクトのある曲を選びました。

▼曲名とモチーフ

曲名 モチーフ
神様 小説『神様』川上弘美
素晴らしき紅マグロの世界 漫画『アタゴオルは猫の森』ますむらひろし
第2の夢・骨の駅 小説『お昼寝宮・お散歩宮』 谷山浩子

 

② 夢の世界を描いた曲

 

浩子さんの楽曲には物語的な場面設定がある曲も多くあります。 “谷山浩子の曲世界③  【ファンタジー世界編】” の続きを読む

テイラー音楽の変遷③ 【グッドガールなイメージを一新したダークなアルバム】

Webon紹介目次著者

世界的歌姫Taylor Swift(テイラー・スウィフト)と会った筆者が、Taylorの魅力を紹介。Taylorのこれまでの軌跡・ファンとの交流・社会貢献・音楽の変遷などを知れば、筆者が彼女をお手本にして歌手を目指す理由もわかるはず!

Taylor Swift(テイラー・スウィフト)入門 ~Taylorに会った筆者が語る~はこちらから!

著者:Sakift

20代前半。幼少期から歌手を志し9歳の時にTaylor Swiftのファンになって以来彼女をロールモデルにしている。RED Tour、1989 World Tour、Reputation Stadium Tourに参加。2014年のRED Tourでは、コンサート後のミートアンドグリート’’Club RED’’に招待され実際にTaylor Swiftと会って話をする。いわゆる空港での『出待ち』も毎回しており、その場でサインをもらったこともある。

お問い合わせはこちらから

『Taylor Swift入門』目次へ  (全7ページ)

 

この章ではTaylorの音楽の変遷を通して、Taylorの魅力やTaylorから歌手の夢を目指すためのお手本としてどのようなことを私が学んだかをお伝えしたいと思います。

このページでは、今までのTaylorのグッドガールなイメージから一変した、ダークで挑発的なTaylorの6枚目のアルバムについてお伝えします。

 

6枚目のアルバムとなる「Reputation」

 

「America’s Sweetheart(アメリカの恋人)」とも称されるTaylorは、幼少期から様々な経験を経て世界的歌姫の座を手に入れました。

しかし歌姫として世界のトップに立つということは決して容易なことではなく、それと同時に辛く苦しい逆境にさらされてしまう場面もあります。

Taylorの恋愛遍歴や自分の経験をもとに作詞するというスタイルが原因でメディアから批判されました。

何事にも賛否両論あるのが世間の常ですが、批判にさらされながら自分の信念を貫き通す難しさは一言では表しきれません。

さらに批判は連鎖します。

1人が言い出したことがSNSを通じて世界中に広まり、尾びれがついて事実とはかけ離れた話になるというのは、規模は違うにしろ私たちの私生活でもよく耳にする話です。

メディアなどからの批判が強まった2016年の夏以降、めっきり減ってしまったTaylorのメディア露出は、彼女を取り巻く環境の悪さを物語っていました。

根拠のないメディアからの批判があまりにも多かったからです。しかし、歪曲された事実を前にいわれのない批判を浴びながら心を傷める時も、Taylorはただでは立ち上がりません。

 

彼女の6枚目のアルバムとなる「Reputation」では、今までのグッドガールなイメージを一変し、全体的にダークで挑発的な印象のアルバムに仕上げました。

▼アルバム「Reputation」450万枚売り上げる。2017年世界で2番目に売れたアルバム。

収録曲の「Look What You Made Me Do」の歌詞の中で「昔のTaylorは死んだ」とも言っているTaylorですが、まさしく彼女のイメージを塗り替えてしまうほどの衝撃を与えました。

▼「Look What You Made Me Do」 Billboard Hot 100 最高1位

 

アンチTaylor派から執念深い・裏切り者などといったネガティブな意味でも使用される「蛇」というイメージをつけられてしまったTaylor。

 

【コラム】蛇というイメージがついた理由

「蛇」というイメージがつく大元の原因となってしまった事件は、2009年のVMA授賞式の時にまで遡ります。最優秀ビデオ賞を受賞したTaylorの受賞スピーチ最中に男性ラッパーであるKanye West(カニエ・ウェスト)がステージに飛び乗り、突然マイクを奪い取ると「スピーチは最後まで続けさせてやるがBeyoncéのビデオが一番だ!」といった内容の言葉を浴びせました。授賞式のスピーチを妨害した直後Kanyeから一度は形式的な謝罪があったものの、その後謝罪を公式に取り消し、「正しいことをした。何も後悔はない。」と語りました。Kanyeはその後も自身のミュージックビデオにTaylorに似せた裸の蝋人形を登場させ、歌詞の中で「俺があのビッチを有名にしてやった」など過激な言葉で侮辱しました。この歌詞の内容について当然Taylor自身とその関係者は憤慨しましたが、アンチTaylorとして知られているKanyeの妻Kim Kardashian(キム・カーダシアン)が、前述した歌詞の内容はTaylorに許可を取ったと主張しました。そして私としては明らかに抜粋してつぎはぎされたと思われるTaylorとKanyeの通話内容の録音音声を世間に公開されてしまい、Taylorはかなり激しい批判を受けることとなりました。これらのことを通じて嘘つきのレッテルが貼られてしまったTaylorは、アンチ派から大量の蛇の絵文字で攻撃されるようになっていきます。「いつまでも過去のことを被害者ぶって語る」「Taylorは嘘つき」といったアンチ派の主張の中で、「蛇」というイメージが定着する事態となってしまったのです。

“テイラー音楽の変遷③ 【グッドガールなイメージを一新したダークなアルバム】” の続きを読む

谷山浩子とは

Webon紹介目次著者

ファン歴30年以上が谷山浩子さんの曲世界を紹介。トラウマソングとして有名なNHK『みんなのうた』への提供曲「まっくら森の歌」をはじめ、あまりにも独特すぎる不思議な曲の世界にの数々に虜になること間違いなし!?

谷山浩子入門 ~『みんなのうた』でトラウマを与えた音楽家!?唯一無二のダークファンタジー世界~はこちらから!

はじめに

谷山浩子とは

第1章 谷山浩子の曲世界

『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~編

コラボ編

ファンタジー世界編

第2章 谷山浩子の軌跡

谷山浩子の軌跡

第3章 ラジオとライブ

ラジオとライブ

著者:加藤千鶴

1972年生まれのライター。谷山浩子ファン歴30年以上。小学6年生の時にラジカセから流れる音楽に魅了され日本のポップス・ロックを聴き続けてきました。谷山浩子さんはみんなのうたの「恋するニワトリ」でハマりました。音楽以外では、演劇やダンスなどの舞台鑑賞と、シュノーケリングなどの旅行、FMラジオが趣味。

お問い合わせはこちらから

『谷山浩子入門』目次へ  (全6ページ)

 

谷山浩子とは【基本情報】

名前 谷山浩子(たにやま ひろこ)
生年月日 1956年8月29日
出身地 東京都杉並区生まれ(神奈川県横浜育ち)
職業 シンガーソングライター
シンガーソングライター。多くの楽曲提供をしておりNHK『みんなのうた』への提供曲「まっくら森の歌」はみんなのうた三大トラウマソングとして知られている。映画『ゲド戦記』の挿入歌「テルーの唄」、映画『コクリコ坂から』の劇中挿入歌を担当。斉藤由貴、持田香織(EveryLittleThing)、豊崎愛生、上坂すみれにも楽曲を提供。ラジオ番組『オールナイトニッポン』のパーソナリティ、童話、小説、などその活動は多岐にわたる。メルヘンで怖い独自の世界観の楽曲でファンを獲得している。

 

谷山浩子さんをご存知でしょうか?

NHK『みんなのうた』で子どもの頃に聞いていた方が多いかもしれません。

「まっくら森の歌が怖かった・・・」という声も少なくないようです。

透明感のあるやさしいメロディーと歌、不思議でコワい歌詞の世界、それが谷山浩子さんの魅力です。

歌の中では

募る思いで町は砂漠になったり(「不眠の力」)

森が燃え上がったり(「Elfin」)

ブラックホールに花が咲くこともあります。(「花さかニャンコ」)

現実離れした空想世界は、ポップスというジャンルを飛び越えて、ファンタジーやアニメなどの方が近いかもしれません。

いっしょに谷山浩子さんの世界をのぞいてみましょう。

 

代表的な仕事

 

代表的なお仕事は「みんなのうた」とアニメ等への楽曲提供です。

浩子さんは1972年のデビュー以来49枚(組)のアルバムをリリースしてきたシンガーソングライターです。デビュー当時のジャンルでいうとニューミュージック。ピアノを弾きながら歌います。

 

ニューミュージック

1970年代から1980年代にかけて流行した日本のポピュラー音楽のジャンル。フォークソングにロックの要素が混じった、当時としては新しい音楽。吉田拓郎はニューミュージックの代表と称される。井上陽水、松任谷由実、さだまさし等もニューミュージックのミュージシャンとされる。

 

浩子さんの楽曲で一般的によく知られているのは、NHK『みんなのうた』の曲です。

有名なのは「恋するニワトリ」「まっくら森の歌」。

2019年4月には新作「花さかニャンコ」が放送になりました。

可愛くて突飛な設定、時々コワい独特の世界は、長く愛されています。

▼曲名と内容

曲名 内容
恋するニワトリ 風見鶏に恋したニワトリの叶わぬ恋。
まっくら森の歌 魚は空に、小鳥は水に、時計を見ればさかさままわりしている不思議な「まっくら森」が描写されている。
花さかニャンコ 花を咲かせる猫が描写されている。ケンカをする人、指、花、銀河、ブラックホール、色んなところに花を咲かせていく。

 

もう一つ、目にする機会が多いのが他の歌手への楽曲提供です。

1980年代には斉藤由貴さんが歌う「土曜日のタマネギ」「MAY」の作詞を担当し、ヒットしました。

 

アニメや声優とのコラボが多いのも特徴です。

ジブリ映画『ゲド戦記』では手嶌葵さんが歌った挿入歌「テルーの唄」の作曲を担当。アニメの世界との親和性の高さはいろいろなところで発揮されています。

 

浩子さんのコラボ楽曲については第1章2ページ目で紹介! 浩子さんのコラボ楽曲については第1章2ページ目で紹介!

 

浩子さんはシンガーソングライターとしての活動がメインですが、いわゆる「ヒット曲」はありません。

シングル「風になれ~みどりのために~」「ひとみの永遠」はCMソングとして、お茶の間に流れました。

ちなみにファンの間では「海の時間」「王国」などの曲が代表曲として愛されています。

 

谷山浩子さんの楽曲の特徴

 

浩子さんの曲調はピアノ弾き語りがメインでパーソナルな印象を与えます。歌詞の世界観はほかの音楽では類を見ない独特のファンタジー世界です。

多くの曲のテーマは「届かない恋心」や「人と交われない孤独感」。

▼「届かない恋心」「人と交われない孤独感」が描かれた曲

テーマ 曲名
届かない恋心 「電波塔の少年」「SORAMIMI~空が耳をすましている~」「ラ・ラ・ルウ」
人と交われない孤独感 「銀河通信」「ひとりでお帰り」「よその子」

 

そして、同じく重要な位置を占めるのが、物語の世界を歌った曲です。

 

 

多くの楽曲で現実離れした展開を見せ、その想像力と幻想的な世界観が魅力です。

思い詰めた心が、妄想という枠を超越した壮大な幻想世界を生み出します。その様子は 「はてしない物語」などの濃厚に構築されたファンタジー小説を連想します。

現実から広がる妄想、そして妄想から広がっていく壮大な世界観です。

▼ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」(『ネバーエンディング・ストーリー』として映画化されている)

曲調は世界観に合う壮大な曲やマイナーコードの曲が多いのですが、入門編としておすすめなのが明るく親しみやすいメロディーに、奇妙だったり、壊れた世界を歌う怖い内容の歌詞が合わさった曲です。

唯一無二のコワくてカワイイ世界。不思議でクセになります。中には、想像も及ばないヘンテコな生き物に寄生されるキッチュな世界も。

独特の世界観をぜひ体験していただきたいと思います。

 

谷山浩子さんの人柄

 

浩子さんは1996年に結婚。夫は中学校の時の初恋の人でした。(2019年に死別)

趣味は、読書、映画・TVドラマ鑑賞など。『三国志』などの歴史小説・マンガや、『指輪物語』『ゲド戦記』などのファンタジー小説が大好き。

パソコンはまだ一般的でなかった時代からのユーザーで、1985年からパソコン通信に参加。パソコン通信(1980年代より行われたパソコンを使ったデータ通信)やホームページで交流するアーティストとして一部で有名でした。

現在はTwitterでよくつぶやいています。

NHKドラマ『半分、青い。』では、主人公のマンガ家修行・活動を描いた時期に、盛んにツイートしていました。浩子さんは『半分、青い。』の楽曲を手掛けているなどの関係がある訳ではないのですが、TVドラマが好きなのとマンガが好きなのが両方重なって、かなりハマったように見えました。

 

 

ネコはよく曲にも出てきます。進化や宇宙の話も好きなようです。物語とともに、曲への影響を感じます。

 

浩子さんという人柄を一言で表すなら「発想がとってもオリジナルな自由人」だと思います。

曲もほかに例を見ないものですが、ライブのトークなどを聞いていても、トークの連想のしかたが突飛で驚くことが時々あります。

トークが無軌道に進む様子や、ネットでの積極的な交流など「こうあるべき」という束縛からすごく自由だと感じます。

 

以上、谷山浩子さんがどんな方なのかざっくりと紹介しました。

次の章からは浩子さんの楽曲を【『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~編】【コラボ編】【ファンタジー世界編】に分けて3ページにわたって紹介いたします。

『谷山浩子入門』目次へ  (全6ページ)

 

目次著者

はじめに

谷山浩子とは

第1章 谷山浩子の曲世界

『みんなのうた』~カワイイのに怖い曲~編

コラボ編

ファンタジー世界編

第2章 谷山浩子の軌跡

谷山浩子の軌跡

第3章 ラジオとライブ

ラジオとライブ

著者:加藤千鶴

1972年生まれのライター。谷山浩子ファン歴30年以上。小学6年生の時にラジカセから流れる音楽に魅了され日本のポップス・ロックを聴き続けてきました。谷山浩子さんはみんなのうたの「恋するニワトリ」でハマりました。音楽以外では、演劇やダンスなどの舞台鑑賞と、シュノーケリングなどの旅行、FMラジオが趣味。

お問い合わせはこちらから

テイラーの音楽の変遷② 【ポップへの転身と批判】

Webon紹介目次著者

世界的歌姫Taylor Swift(テイラー・スウィフト)と会った筆者が、Taylorの魅力を紹介。Taylorのこれまでの軌跡・ファンとの交流・社会貢献・音楽の変遷などを知れば、筆者が彼女をお手本にして歌手を目指す理由もわかるはず!

Taylor Swift(テイラー・スウィフト)入門 ~Taylorに会った筆者が語る~はこちらから!

著者:Sakift

20代前半。幼少期から歌手を志し9歳の時にTaylor Swiftのファンになって以来彼女をロールモデルにしている。RED Tour、1989 World Tour、Reputation Stadium Tourに参加。2014年のRED Tourでは、コンサート後のミートアンドグリート’’Club RED’’に招待され実際にTaylor Swiftと会って話をする。いわゆる空港での『出待ち』も毎回しており、その場でサインをもらったこともある。

お問い合わせはこちらから

『Taylor Swift入門』目次へ  (全7ページ)

 

この章ではTaylorの音楽の変遷を通して、Taylorの魅力やTaylorから歌手の夢を目指すためのお手本としてどのようなことを私が学んだかをお伝えしたいと思います。

このページではTaylorの3枚目以降のアルバムのリリースの変遷と、ポップテイストが色濃くなるTaylorに対する批判と、それに対するTaylorの対応についてお伝えします。

 

Taylorの4枚目のアルバム「RED」

 

Taylorの4枚目となるアルバム「RED」は、いわゆるニューカントリーといえるでしょう。典型的なポップスタイルで構成されつつ、カントリーの古典的で感傷的なサウンドも入り混じっています。

▼4枚目アルバム「RED」Billboard 200において初登場1位(初週売上120.8万枚)全世界で2012年度年間2位(約520万枚)(画像クリックで商品詳細へ)

アルバム収録曲である「We Are Never Ever Getting Back Together」や「I Knew You Were Trouble」はポップテイストに仕上がっており、世界各国で爆発的にヒットしました。皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

▼「We Are Never Ever Getting Back Together」Billboard Hot 100 最高1位

▼「I Knew You Were Trouble」Billboard Hot 100 最高2位

 

このアルバムに収録されている曲の多くは、カントリーのサウンドに帰着しつつ鮮やかにポップと融合されています。

そこにロックリフ(ロック調のメロディ)も加わり、アルバム「RED」はより一層ポップテイストな一作となりました。

 

5枚目のアルバム「1989」で完全なポップに


▲5枚目のアルバム「1989」2014年度年間2位(全世界),第58回グラミー賞「最優秀アルバム賞」受賞

 

アルバムを出すにつれてポップテイストが色濃くなってきたTaylorのミュージックジャンルは5枚目のアルバム「1989」を境に完全なポップスタイルの音楽へと変貌を遂げました。

4枚目のアルバムに対して「ポップとカントリーを両方追いかけていたら、両方とも見失ってしまった」とも語るTaylor。

愛してやまないカントリーミュージックに対し誠実であるためにも、自らの感性に従い正直な道を選んだといいます。そこで、レーベル側の意見や周りの反対に屈せず、完全なるポップミュージックでアルバムを出すと決めたそうです。 “テイラーの音楽の変遷② 【ポップへの転身と批判】” の続きを読む

テイラーの音楽の変遷① 【原点のカントリーミュージック】

Webon紹介目次著者

世界的歌姫Taylor Swift(テイラー・スウィフト)と会った筆者が、Taylorの魅力を紹介。Taylorのこれまでの軌跡・ファンとの交流・社会貢献・音楽の変遷などを知れば、筆者が彼女をお手本にして歌手を目指す理由もわかるはず!

Taylor Swift(テイラー・スウィフト)入門 ~Taylorに会った筆者が語る~はこちらから!

著者:Sakift

20代前半。幼少期から歌手を志し9歳の時にTaylor Swiftのファンになって以来彼女をロールモデルにしている。RED Tour、1989 World Tour、Reputation Stadium Tourに参加。2014年のRED Tourでは、コンサート後のミートアンドグリート’’Club RED’’に招待され実際にTaylor Swiftと会って話をする。いわゆる空港での『出待ち』も毎回しており、その場でサインをもらったこともある。

お問い合わせはこちらから

『Taylor Swift入門』目次へ  (全7ページ)

 

この章ではTaylorの音楽の変遷を通して、Taylorの魅力やTaylorから歌手の夢を目指すためのお手本としてどのようなことを私が学んだかをお伝えしたいと思います。

このページではTaylorの原点であるカントリーミュージックについてお伝えするとともに、Taylorの3枚目のアルバムをリリースするまでの音楽の変遷についてお伝えします。

 

Taylorの原点はカントリーミュージック

 

今やポップ界にも進出し絶大な人気を誇るTaylor(テイラー)の原点は「カントリーミュージック」です。

カントリー歌手としてデビューし、ウェスタンブーツとカーリーヘア、アコースティックギターというスタイルがTaylorのトレードマークでした。

▼「ウェスタンブーツ」「カーリーヘア」「アコースティックギター」スタイルのTaylor


photo by alexahalasan,(CC BY-SA 2.0)

 

昔からTaylorはカントリーミュージックが大好きでした。

流行している音楽ではなくカントリーミュージックを好み、よく歌っていたことがいじめの原因になっていたとも語っています。

そもそもカントリーミュージックとはどのようなジャンルのことを指すのでしょうか。まずここでは、Taylorを語る上で欠かせない「カントリーミュージック」について触れていきたいと思います。

 

カントリーミュージックとは

 

カントリーミュージックの発祥は1920年に遡ります。

元々は「カントリーアンドウエスタンミュージック」と呼ばれており、アメリカの田舎で生まれ主に白人の中で発展してきた音楽ジャンルです。

素朴で感傷的なメロディーが特徴だと思います。「田舎風」と称されることもあり、「日本でいうところの演歌的位置付け」とよく言われています。

楽器編成が特徴的であり、アコースティックギターやバンジョー、マンドリンなどを使用して演奏します。

▼バンジョーはこんな楽器

Arent ,CC 表示-継承 3.0, Link 

 

カントリーミュージックは1950年代から1960年代にかけて全盛期となりました。この頃の代表的なアーティストは、カントリーミュージックの巨匠とも言われるJohnny Cash(ジョニー・キャッシュ)や、ゴールデンレコード大賞を受賞したMarty Robbins(マーティ・ロビンズ)などです。 “テイラーの音楽の変遷① 【原点のカントリーミュージック】” の続きを読む

テイラー・スウィフト「セクハラ裁判」「トランプ政権への言及」について ~テイラーの社会貢献~

Webon紹介目次著者

世界的歌姫Taylor Swift(テイラー・スウィフト)と会った筆者が、Taylorの魅力を紹介。Taylorのこれまでの軌跡・ファンとの交流・社会貢献・音楽の変遷などを知れば、筆者が彼女をお手本にして歌手を目指す理由もわかるはず!

Taylor Swift(テイラー・スウィフト)入門 ~Taylorに会った筆者が語る~はこちらから!

著者:Sakift

20代前半。幼少期から歌手を志し9歳の時にTaylor Swiftのファンになって以来彼女をロールモデルにしている。RED Tour、1989 World Tour、Reputation Stadium Tourに参加。2014年のRED Tourでは、コンサート後のミートアンドグリート’’Club RED’’に招待され実際にTaylor Swiftと会って話をする。いわゆる空港での『出待ち』も毎回しており、その場でサインをもらったこともある。

お問い合わせはこちらから

『Taylor Swift入門』目次へ  (全7ページ)

 

この章ではTaylorの行ってきた「Swiftie(ファン)との交流」「社会貢献」を通して、Taylorの人格の素晴らしさをお伝えします。私がTaylorをお手本に歌手を目指しているのには、この人格の素晴らしさがとても大きな理由になっています。

このページではTaylorの「社会貢献」についてお伝えします。

 

Taylorの社会貢献

 

その美貌と人々の心を捉えて離さない音楽で、今や世界の頂点に立っていると言っても過言ではないTaylor。

いかなる立場になっても、常にTaylorは謙虚な姿勢を忘れず周りの人々を大切にし、社会への貢献もしているのです。

米サイト「DoSomething.org」が発表した「最もチャリティを行ったセレブ」において4年連続で1位を獲得しました。また、LGBT+支援団体テネシー・イクオリティ・プロジェクトに約1200万円寄付するなど、多額の寄付をすることでも知られています。

 

このページでは、非常にセンシティブな内容で世間を騒がせたセクハラにまつわる裁判と、米大統領Trump氏の政権についての言及という2つを取り上げて、Taylorがどのように社会貢献をしているかをお伝えします。

 

セクハラ裁判

 

ニュースで騒がれた「セクハラ裁判」は2013年6月のとある事件が発端でした。

コロラド州デンバーにて、コンサートの舞台裏でミートアンドグリートがあった時のことです。

当時DJとしてラジオ局勤務していたDavid MuellerがTaylorとの記念写真を撮影した際、彼女のスカートの中に手を入れて臀部をつかんだといいます。

その時の記念写真を見てもわかりますが、明らかにTaylorの臀部に手を当てていることがわかります。

このTaylorの訴えを聞いたスタッフらがラジオ局に被害を報告したことで、2日後にMuellerは解雇されました。

しかしながらその2年後の2015年9月、信じがたいことにMueller側がTaylorを訴えたのです。

「Taylorによる架空の訴えのせいで仕事を失った」と主張し、Taylorを含むその家族、スタッフらを名誉毀損で訴えました。さらに、失職中の年収2年分に当たる約3億2800万円の損害賠償まで請求しました。

 

これを受けたTaylor側が、ついにMuellerにセクハラを受けたとして賠償金100円を求める訴訟を起こしました。

Taylor側が求めた賠償金がたったの1ドル(100円)だったことに関して代理人は法廷で

「Taylorは、誰かが自分の体に触れようとしてきたらはっきり『No』と言って良いのだと伝えたいだけ。女性の臀部を触ることは暴行であり、いかなる場合においても間違いである。」

と述べたそうです。

 

そしてその後Taylor自身も法廷で証言をすることとなりました。

「あれは私がそれまで経験したことがないほどに大変恐ろしく、ショッキングな出来事だった」

とTaylor本人が証言していることからもわかるように、大変な精神的苦痛を与えられた事件だったはずです。(ちなみにTaylorが勝訴し賠償金1ドルを勝ち取りました。)

性的な類いの裁判は泣き寝入りする場合が多く、たとえ勝訴したとしても被害者側にそのトラウマが残る可能性があります。

また、証言することを恥ずかしいと感じてしまう人が多いのも現状です。屈辱で涙を拭う場面もあったと言いますが、全ての女性の権利と尊厳を守るためにTaylorは毅然とした態度で立ち向かいました。

SNS上では、この裁判に勇気付けられたという女性を多く目にしました。

影響力の大きいTaylorだからこそ為し得たことだと思います。この裁判をきっかけに、多くの性的被害に遭った女性たちが少しでも救われる方法を見出せることを切に願っています。

 

【筆者に聞いてみた】セクハラ裁判の時のファンの反応

Q.(Webon編集部)セクハラ裁判の時にファンの方はどのように感じたのでしょうか。

A.(筆者 Sakift氏)とても憤りを感じる事件でした。ファンとの交流が目的であるミートアンドグリートにおいてあのようなセクハラをすることは大変失礼で許しがたい行為です。弁護人を通して「すべての女性のために闘う」といっていたTaylorを応援し、裁判所の向かいのビルの窓にはポストイットで応援のメッセージが描かれました。

 

米大統領Trump氏の政権についての言及

 

セクハラ裁判も大々的にニュースで取り上げられることとなりましたが、多国間で取り上げられていたもう一つのニュースが、Taylorが発表した政治に関する声明です。

Taylorが政治的な自身の考えを表明したのは彼女のキャリア史上初めてだったため、各国でニュースとなりました。

Instagramにて突如投稿したトランプ政権に関する意思表明は、多くの反響を呼びました。

今まで政治的発言を避けていた彼女の大胆な批判は当然のことながらTrump氏本人の耳にも入り、彼の反感を買いました。11月に行われた中間選挙を前に、民主党(Trump氏は共和党)の候補者を支持するということを明記しているからです。

意思表明の内容を一部抜粋して和訳すると、

「私はTennessee州で投票します。(中略)どうか自分のいる州の候補者について知識を身につけ、より自分と価値観の近い人に投票してください。(中略)聡明且つ思いやりがあり、冷静沈着な多くの人々が過去2年間で18歳になりました。そして今、彼らは自分たちの投票に特別な意味を持たせることができるのです。」

といった内容のものでした。この投稿の中でTaylorは有権者に対し、積極的に投票用のサイト「Vote.org(=大統領選挙に投票できるインターネットサイト)」に登録し投票することを勧めました。

 

Taylorが投票を行なったTennessee州は、大統領選挙があった際にTrumpが過半数の票を得た場所でもあります。

今まで政治的発言をしてこなかったことで民主党、共和党支持者の双方から支持されているアーティストだったTaylorにとって、これはファンをも失うかもしれない発言でした。

しかしながらTaylorは男女の平等な権利やジェンダーにおける差別を問題視し、より彼女自身の価値観に近い民主党の候補者に加勢しました。

これを受けたTrump氏は「Taylor Swiftの音楽を25%嫌いになったとでも言っておこう」とコメントしました。

 

この勇気ある行動は多くの若者の心を動かし、この表明から24時間以内に65000人もの人が新たに投票用サイトに登録をしました。

Instagramのフォロワー数が1億人をゆうに超えているTaylorだからこそ、この発言の影響力は偉大であり、若い人々の政治に関する認識を変えることにつながりました。

日本に大統領制度はありませんが、18歳を超える有権者が投票に行くことの重要性においては同じことが言えると思います。

 

このように、色々な形で間接的・直接的に社会に貢献しているTaylor。

Taylorが社会貢献している点についてもその人間性を尊敬しており、Taylorを夢を追うロールモデルにしている私としては将来的にはTaylorのように人のために役立つことを必ず成し遂げたいと考えています。

 

 

以上、Taylorの「社会貢献」についてお伝えしました。

この章ではTaylorの「Swiftie(ファン)との交流」「社会貢献」についてお伝えしましたが、次の章からは「Taylorの音楽の変遷」を通してTaylorの魅力や私がTaylorから学んだことについてお伝えします。

『Taylor Swift入門』目次へ  (全7ページ)

 

目次著者

著者:Sakift

20代前半。幼少期から歌手を志し9歳の時にTaylor Swiftのファンになって以来彼女をロールモデルにしている。RED Tour、1989 World Tour、Reputation Stadium Tourに参加。2014年のRED Tourでは、コンサート後のミートアンドグリート’’Club RED’’に招待され実際にTaylor Swiftと会って話をする。いわゆる空港での『出待ち』も毎回しており、その場でサインをもらったこともある。

お問い合わせはこちらから