岡村靖幸のコラボ楽曲 ~DAOKO・小出祐介・KICK THE CAN CREW~

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歌手として強烈な個性を放ち、時には「気持ち悪い」とも称される「岡村靖幸」。デビュー前から岡村靖幸をリアルタイムで見てきた筆者が、その魅力を紐解きます。

『岡村靖幸』入門 ~超個性的シンガーの魅力に迫る~ はこちらから

著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。お問い合わせはこちらから

 

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岡村さんの若い世代のアーティストとコラボレーションをしております。今回は、岡村さんのコラボの楽曲の魅力などをお伝えしていきます。

※文末には「岡村靖幸」とコラボしたアーティストの一覧を記載しております。

 

「愛はおしゃれじゃない」

コラボアーティスト 曲名 リリース年月
小出祐介 愛はおしゃれじゃない 2014年4月

 

岡村さんは多くのアーティストから、とてもリスペクトされています。Base Ball Bear のボーカル、小出祐介さんもその一人。

この二人のコラボが実現したのが2014年のシングル「愛はおしゃれじゃない」です。

「岡村靖幸w小出祐介」名義でリリースされています。(wはwithの意味)

 

このシングルは漫画家・久保ミツロウさんも含めての、トリプルコラボレーションとなっています。

 

岡村さんと親交のある久保さん(女性漫画家、代表作「モテキ」)がジャケットを描いているほか、ブックレット(CDに付属されている小冊子)には「愛はおしゃれじゃない」をモチーフに22ページに渡るネームを描き下ろしています。

作詩は小出さん、作編曲は岡村さんが行っています。

 

Base Ball Bear

2001年に結成した日本のスリーピースのロックバンド小出祐介氏はボーカル・ギターを担当。代表曲に「ドラマチック」「changes」などがある。

 

誕生の経緯

 

この曲が生まれたのは、Base Ball Bearのミニアルバム「初恋」に収録されている「君はノンフィクション」の編曲、プロデュースを岡村さんが手がけたことがきっかけ。

▼ミニアルバム『初恋』Base Ball Bear(画像クリックで商品詳細へ)

 

岡村さんをリスペクトする小出さんにとって、念願の初コラボレーション。

「君はノンフィクション」の制作時に「君だけにモテたい」という曲が制作されました。

 

架空の化粧品会社のキャッチコピーをイメージして制作されたもので、この「君だけにモテたい」が「愛はおしゃれじゃない」の原型です。

「愛はおしゃれじゃない」の冒頭、

『モテたいぜ君にだけに~』

という歌詞に原型が反映されています。

 

化粧品会社を意識してか、「くちびる」「マスカラ」などの歌詞が出てきて、とてもかわいい。

 

魅力

 

この曲は二人のツインボーカルがとてもマッチしていて、ポップでキラキラなラブチューン。

イントロのギターのフレーズからして、とても高揚感があります。

これだけで心が掴まれ、そして最初の岡村さんのボーカルにノックアウト。

 

もちろん、小出さんのボーカルも素晴らしく、二人の掛け合いが楽しい。

小出さんの作詩ですが、岡村さんが書いたのかと思うほど、岡村さんっぽい。

さすが、岡村フリークの小出さんだと思います。

 

この曲を聴くと何だか、胸がキュンキュンして涙が出てくるのです。

岡村さんの歌詞の根底にある、純粋な男の子が描かれていて。

50代の岡村さんが、こういった曲を歌える、これこそ岡村さんの強みだと思います。

 

とってもテンションの上がる名曲なので、ぜひ一度聴いてほしいです。

 

▼「愛はおしゃれじゃない」を聴きたい方は画像クリックで商品詳細へ

 

「ステップアップLOVE」

コラボアーティスト 曲名 リリース年月
DAOKO ステップアップLOVE 2017年10月

 

2017年にリリースされたラップシンガー、DAOKOとのコラボレーションシングル。アーティスト名義は「DAOKO×岡村靖幸」。

 

もともとDAOKOさんと、DAOKOさんのスタッフが岡村さんのファンであり、いつかコラボをしたいと願っていて、ダメもとでオファーしたそうです。

 

岡村さんもDAOKOさんのことを

「いい音楽をやってる、素敵だな」

と思っていたので快諾したそう。

 

二人の魅力たっぷりの最高にカッコいい曲です。

 

DAOKO

1997年生まれの日本人女性ラップシンガー。ニコニコ動画への投稿をきっかけに注目を集める。米津玄師とのコラボした「打上花火」のMVが一億再生を超える。

 

MVで伝わる岡村靖幸の魅力

 

MV(ミュージックビデオ)の中では、DAOKOさんの醸し出している、ちょっと生意気そうな女の子が岡村さんを翻弄しちゃうような世界観が見て取れて素敵。

二人のボーカルが絡み合ってとてもセクシーだし、DAOKOさんの歌もラップも気持ちいい。

二人のダンス対決があり、岡村さんのダンスもたっぷり。

 

▼「ステップアップLOVE」のMV

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星野源さんの「恋ダンス」を手がけたMIKIKO氏が振り付け、バックダンサーとしてダンスカンパニー、ELEVENPLAYが参加していてとってもゴージャスなMVです。

 

星野源の「恋ダンス」とは
星野源の楽曲「恋」は、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌になる。「恋」のMVの中のダンスシーンである「恋ダンス」はドラマの中で踊られたことで注目を集め、カバー動画が数多く投稿され社会現象となる。

星野源と一緒に踊っているのは、ダンスカンパニー(ダンサーの会社)である株式会社EREVENPLAYのメンバー。

振り付けを手がけたMIKKO氏。同会社の代表取締役と務め、Perfume、SEKAI NO OWARIなどの振り付けも手がける。

 

「シンガーソングライターダンサー」の異名をとる岡村さんなので、映像と共に楽しむことで、より岡村さんの魅力をわかってもらえると思います。

この曲もとってもテンションが上がる曲です。

 

Mステで大反響

 

「ステップアップLOVE」でテレビ朝日「ミュージックステーション」に岡村さんは出演したのですが、これが大反響でした。

 

岡村さんにとっては初のMステ!

私も緊張して、ドキドキしながら生で見ましたが、最高にカッコよかったです!!

 

放送中、放送後に

「ダンスがキレキレのおじさん誰?」

「おじさんダンス上手い!」

「岡村靖幸?カッコいい!」

などSNSなどで大反響だったんです。

 

DAOKOさんは若い世代に大人気のアーティストですが、その世代では岡村さんを知らない人も多く、今回のコラボを通じて岡村靖幸というアーティストを知ってもらうことができました。

また、熟年世代には、岡村さんの活躍を再認識してもらえたようです。

 

▼「ステップアップLOVE」を聴きたい方は画像クリックで商品詳細へ

 

「 住所 feat. 岡村靖幸」

コラボアーティスト 曲名 リリース年月
KICK THE CAN CREW 住所 feat. 岡村靖幸 2018年8月

 

2018年8月29日リリース KICK THE CAN CREWのニューシングル。アーティスト名義はKICK THE CAN CREW。

 

これがとってもカッコいいのです!

作詩はKICK THE CAN CREW3人と岡村さん。

作曲はKREVAでサウンドプロデュースは蔦谷好位置氏。

 

KICK THE CAN CREW

1997年に結成された日本のヒップホップグールプ。メンバーはLITTLE(リトル)、MCU(エムシーユー)、KREVA(クレバ)の3人。KREVAはMC、トラックメイカー(作曲家)を務める。代表曲に「アンバランス」などがある。

蔦谷好位置(つたやこういち)
1976年生まれ。作詞・作曲家、音楽プロデューサーとしてアーティストに楽曲提供を行う。エレファントカシマシ・YUKI・ゆず・米津玄師などなど数多くのアーティストのプロデュースを手がける。

 

魅力

 

壮大なラブソング、プロポーズソングで、まず歌詞が素晴らしい!

めちゃめちゃ愛が詰まった歌詞。

MCU、LITTLEのラップ部分も、KREVAのボーカル部分も最高です。

 

そして、岡村さんのボーカル部分「住所一緒んとこにしよう 約10畳くらいの部屋でどう」。

このワンフレーズだけで「岡村靖幸感」が出ています。

なかなか「住所」って出てこないと思うのです。

 

KREVAも「だいぶ言葉を慎重に選ばないといけないけど、岡村さんって本当にすげえな、やべえなって思いました(笑)すごいおもしろい。」とラジオで語っていました。

私は、KREVAの声、ボーカル、ラップが好きなので、今回のコラボはとってもうれしかったです。

岡村さんのボーカルですが、最初に聴いた時いつもの声の感じ、歌い方とちょっと違うなって感じました。

 

なんとなくですけど、コラボする相手や、曲調によって変えてるのかなと思いました。

彼自身の曲でも歌い方は違いますが、今回の「住所feat.岡村靖幸」では、また新たな面が見れた気がするのです。

岡村さんは、いっぱい引き出しがあるのだな~と感じました。

 

MVも、あるカップルの部屋を舞台にテレビ、ポスター、本、お菓子の箱などに4人が映り込みラップ、歌う、といった仕掛けがありとても楽しくカッコいい。

終盤は部屋の中で輪になって歌っている姿が、魚眼レンズの中に映っており、岡村さんがとってもかわいいです。

KREVAとハイタッチを交わし笑顔の岡村さんにキュン。

 

公式YouTubeのMVでは、LITTLEのラップ部分が、カップルの会話に数秒切り替わるものになっているのですが、CS放送などで流れるMVは、この部分がカットされていないフルバージョンです。

 

▼CD『住所 feat. 岡村靖幸』KICK THE CAN CREW(画像クリックで商品詳細へ)

 

世代を越えてリスペクトされる岡村靖幸

 

もともと業界内では、ファンが多かった岡村さんですが、時代を経てもどんどんと若い世代からリスペクトされていることは、とても素晴らしいことだと思います。

岡村さんの魅力は、世代を超えて支持されているようでとてもうれしいです。

 

コラボアーティスト一覧

※曲名クリックで、その曲を聴ける場所(Amazon musicなど)へ飛びます。

アーティスト 曲名 リリース年月
岡村と卓球 The Album(こちらはアルバムのタイトル) 2003年11月
山沢大洋 presents 岡村靖幸 people 2008年1月
木村カエラxxx岡村靖幸 Take On Me 2013年10月
岡村靖幸w小出祐介 愛はおしゃれじゃない 2014年4月
木津茂里×岡村靖幸 東京音頭-TOKYO RHYTHM 2015年7月
DAOKO×岡村靖幸 ステップアップLOVE 2017年10月
KICK THE CAN CREW 住所 feat. 岡村靖幸 2018年8月

 

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著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。お問い合わせはこちらから