モータースポーツを動画・テレビで観戦する方法! ~MotoGP・SBK・8耐・F1等~

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F1は知っていても「モータースポーツ」と言われると分からない。でもモータースポーツは知れば知るほど奥が深く、ハマっている人も沢山いるのです。車・バイクが好きな方はこれを読めばモータースポーツにハマるはず!

「モータースポーツ観戦初心者入門」はこちらから!

著者:河村大志

関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

お問い合わせはこちらから

twitter【河村】https://twitter.com/taishikwmr?lang=ja

 

『モータースポーツ観戦入門』目次へ  (全12ページ)

 

スポーツは現地観戦が一番だと思いますが、野球やサッカーのようにモータースポーツもご家庭にあるテレビやパソコンでも視聴することができます。

せっかくモータースポーツについて知っていただいたら、実際に見ていただけるようにモータースポーツの中でも代表的なレースの視聴方法をご紹介します!

 

▼モータースポーツの主な2輪種目

名称 場所 競い方
ロードレース サーキット スピード
モトクロス 未舗装 スピード
トライアル 障害物コース 技術
エンデューロ 未舗装 スピード・技術

 

▼モータースポーツの主な4輪種目

名称 場所 競い方
ロードレース サーキット スピード
ラリー 一般道 スピード
ジムカーナ 舗装路面 スピード

 

モータースポーツの種類が分からない方は前のページで!

 

2輪編(バイクレース)

photo by Australian Superbikes

 

まずは2輪です。ここでは

  • MotoGP
  • スーパーバイク世界選手権(SBK)
  • 全日本ロードレース選手権&全日本モトクロス選手権
  • 鈴鹿8時間耐久ロードレース

の動画視聴方法をご紹介していきます。

 

MotoGP

▲MotoGPの様子 photo by Jordi Hernandez Some rights reserved

 

レース名 MotoGP
カテゴリー 2輪ロードレース(スプリント)
クラス分け 3クラス
開催国 15ヵ国
MotoGPについて先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

2輪ロードレースの世界最高峰、MotoGP。

世界トップライダーがしのぎを削るレースは一瞬たりとも目を離せない展開でテレビにくぎづけになってしまうこと間違いなし!

 

そんなMotoGPですが視聴方法は主に4種類あります。

 

▼MotoGPを視聴する方法早見表

名称 料金 備考
日テレG+ 1290円/月(税抜)~ アンテナ等必要
Hulu(著者おすすめ!) 933円/月(税抜) リアルタイムのみ
MotoGP公式 約2500円/月~ 英語放送
BS日テレ 無料 ダイジェストのみ

 

1 日テレG+

まずは「日テレG+」です。日テレG+はCS放送ですので無料ではありません。しかし全戦生中継、リアルタイムで楽しむことができます!

欠点といえば有料で手続きをしなければいけない事です。

ただMotoGPだけでなく、他のスポーツも見れますので、スポーツ好きの方はオススメです!

日テレG+での視聴はこちらから⇒リンク先URL:http://www.ntv.co.jp/G/subscription/

 

2 Hulu(フール―)

2つ目は動画配信サイトHuluです!

Huluといえば洋画や海外ドラマから邦画に国内ドラマ、アニメやドキュメンタリーなどが月々1007円(税込)で見放題というサービスですが、その中にリアルタイム配信(放送)というものがあります。

このリアルタイム配信(放送)で、日テレG+で放送される生中継の映像を視聴することができます!

MotoGPだけでなく低価格で映画・ドラマ・アニメなど見放題なのが魅力的♫

レースのためだけに加入するのではなく、そのほかに見ることができるコンテンツが豊富ですのでオススメです!

ちなみに私もHuluで視聴しています。

 

低価格でMotoGPをリアルタイムで見る事が出来、豊富なコンテンツが揃っているHuluですが、欠点もあります。

それは録画が出来ない、見逃し配信がない事です。

リアルタイム、つまり生中継ですので、時間を確保しなければいけません。

レースは土曜日に予選、日曜日に決勝です。開催国がヨーロッパの場合は、だいたい午後6時から10時くらいです。アメリカや南米が開催国の場合深夜になってしまいますので少し大変ですね・・・

しかし使い勝手もよく、スマホ、パソコンでも視聴できます。初めの1ヶ月は無料ですので、この機会にお試しください!

 

▼視聴・会員登録はこちらから!

 

3 MotoGP公式サイト

3つ目の視聴方法はMotoGPの公式サイトで見る方法です。

公式サイトでアカウントを作成し、クレジットカードを登録すると「ビデオパス」というものを購入する事が出来ます。

1戦分だけ購入する事も出来ますし、年間パスを購入することも出来ます。

欠点としては実況解説は英語になっている事です。

MotoGPを見ながら英語のリスニングを鍛えたい人にオススメです(笑)

ちなみに公式サイトは言語設定で日本語に設定する事が出来ますので、一度のぞいて見てください♫

MotoGP公式サイトはこちら!⇒URL:http://www.motogp.com/

 

4 BS日テレ

そして最後は無料で見る方法です!

BSが見れる方に限りますが、BS日テレにてレースのダイジェスト版が放送されています。

ダイジェスト版ですので1時間に収まるように編集されていますが、解説も初心者用にわかりやすく解説されており、見やすい番組となっております。

BSでみてからHuluや日テレG+で見るのもいいかもしれませんね!

自分にあった方法でMotoGPを楽しんでください!

 

スーパーバイク世界選手権(SBK)

▲スーパーバイク世界選手権(SBK)の様子 photo by Tiago J. G. Fernandes

 

レース名 スーパーバイク世界選手権(SBK)
カテゴリー 2輪ロードレース(スプリント)
使用されるマシン 市販車ベース
開始年 1988年
スーパーバイク世界選手権(SBK)について先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

レースの為だけに造られたバイクを使ってレースをするMotoGPとは違い、私たちがお店で買える市販車をベースに改造したバイクでレースを行うのがスーパーバイク世界選手権。

 

そんな市販車で行う世界最高峰のバイクレースであるスーパーバイク世界選手権ですが、視聴方法は主に2つあります。

 

▼スーパーバイク世界選手権(SKB)を視聴する方法早見表

名称 料金 備考
SKB公式サイト 約2000円/月(税抜)~ 日本語非対応
Jスポーツ 3000円程度/月(税抜) アンテナ等必要
Jスポーツオンデマンド(著者おすすめ!) 1800円/月(税抜) 見逃し配信もあり

 

1 SKB公式サイト

まず一つ目はMotoGPと同じく公式ホームページで見る方法で、公式サイトでアカウントを作成し、クレジットカードを登録するとビデオパスというものを購入する事が出来ます。

これも日本語解説がなく、さらにはホームページの言語設定も日本語に変更出来ません。

言語はイタリア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、そして英語です。

やはりモータースポーツの本場ヨーロッパ!

これまた語学学習に役立てていただければと思います(笑)

SKB公式サイト⇒:http://www.worldsbk.com/en

 

2 Jスポーツ

さてもう一つの視聴方法がJスポーツに加入してみる方法です。

日テレG+と同じくCS放送で有料なのですが、国内で最も多いスポーツコンテンツが揃っていますので、モータースポーツ以外のスポーツも見放題。

そして丁寧な日本語解説にレースもフルでみる事が出来ますのでオススメです。

 

Jスポーツ加入方法はこちらから⇒:https://www.jsports.co.jp/

 

しかしもっとオススメなのがJスポーツオンデマンドです!

Jスポーツオンデマンドは上記Jスポーツをスマホやパソコンでみる事ができるサービスです。公式サイトでアカウントを作成し、クレジットカードを登録するだけでオッケー!

最大の魅力はカテゴリーごとに購入する事ができ、好きなスポーツだけ選べる事が出来ます。

なのでモータースポーツのパックだけ購入できますので無駄な出費は抑えられますよ!

モータースポーツは月額1800円(税抜)で、25歳以下の方は半額の月額900円(税抜)で楽しめます!

私はこのJスポーツオンデマンドを利用しています。見逃し配信もあってオススメですよ!

Jスポーツオンデマンド公式ホームページはこちら!⇒https://front.jsports-ondemand.com/

 

全日本ロードレース選手権&全日本モトクロス選手権

▲モトクロスの様子 photo by Dagur Brynjólfsson Some rights reserved

 

レース名 全日本ロードレース選手権
カテゴリー 2輪ロードレース(スプリント)
クラス分け 4クラス
備考 国内最高峰の2輪ロードレース大会
全日本ロードレース選手権について先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

レース名 全日本モトクロス選手権
カテゴリー 2輪モトクロス
クラス分け 2クラス(国際A級)
備考 国内最高峰の2輪モトクロス大会

 

▼全日本ロードレース選手権&全日本モトクロス選手権を視聴する方法早見表

名称 料金 備考
BS12 無料 受信環境が必要

 

BS12「RIDE&DRIVE

サーキットで行われる「ロードレース」と未舗装の専用トラックで行われる「モトクロス」はカテゴリーが違いますが、BS12で放送されているモータースポーツ番組、RIDE&DRIVEで一緒にチェックする事が出来ます!

 

RIDE&DRIVEは毎月最終金曜日の21:30から放送され、全日本ロードレース、モトクロス選手権を中心に構成されています。

モータースポーツ専門アナウンサーとモータースポーツ初心者の人気アイドルがMCという事で、初心者にもわかりやすく見やすい番組となっております。

この番組はハイライト放送なので、レースをフルでみる事が出来ません。

ただBSをみる事ができる環境であれば誰でもみる事が出来、わかりやすい番組構成なのが魅力と言えます。

 

今、全日本選手権を取り扱っている番組はこのハイライト番組だけになりますが、いきなり現地観戦に行くよりも、この番組で雰囲気を感じてから現地観戦するとさらに楽しめると思います!

BSにも多くモータースポーツを扱っている番組がありますので、一度チェックしてみてください!

 

鈴鹿8時間耐久ロードレース

▲鈴鹿8時間耐久ロードレースの様子 photo by bluXgraphics(motorcycle design Japan)=Midorikawa Some rights reserved

 

レース名 鈴鹿8時間耐久ロードレース
カテゴリー 2輪ロードレース(耐久)
冠スポンサー コカ・コーラ
備考 日本最大のバイクレース大会
鈴鹿8時間耐久ロードレースについて先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

▼鈴鹿8時間耐久ロードレースを視聴する方法早見表

名称 料金 備考
BS12 無料 受信環境が必要

 

夏の風物詩として有名な鈴鹿8時間耐久ロードレース、通称「8耐」。

熱い暑い8時間のレースはドラマの連続でぜひ現地で観戦して感動して頂きたい夏のお祭りなのです。

実はこの8耐もテレビでみる事が出来るんです!しかも8時間生中継!!

BS12で決勝当日は生放送で決勝の模様を楽しめます!

 

▼レースは夕暮れまで行われる

photo by bluXgraphics(motorcycle design Japan)=Midorikawa Some rights reserved

 

8耐を知らない、観た事がない方は一度テレビで観るものいいかもしれません。夏の暑い日にクーラーを入れてレース観戦出来ますからね(笑)

ただ一つ言えるのがテレビで観たら「来年は鈴鹿サーキットに行きたい!」「生で観たい」と必ず思います!

まだ8耐を観た事が無い方、仕事や用事で現地観戦できない方はテレビで観たり、録画したりして楽しんでくださいね!

 

4輪編(車)

 

続いて4輪です。ここでは

  • F1
  • スーパーGT
  • スーパーフォーミュラ

の動画視聴方法をご紹介していきます!

 

F1

 

レース名 フォーミュラ1(F1)
カテゴリー 4輪ロードレース(スプリント)
開始年 1950年
備考 2020年より1国で複数GP開催予定
F1について先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

▼F1を視聴する方法早見表

名称 料金 備考
フジテレビNEXT・プレミアム 1590円/月(税抜)~ アンテナ等が必要
DAZN(著者おすすめ!) 1750円/月(税抜) F1・F2・GP3も観られる

 

モータースポーツで一番有名なF1。

F1の視聴方法は主に2つあります。

 

1 フジテレビNEXTライブ・プレミアム

まずはフジテレビNEXT ライブ・プレミアム。

これはCS放送になるのでCSアンテナ設置などの手続きがややありますが、フリー走行(練習走行)から決勝までみる事が出来ます!

視聴方法はこちらから⇒http://otn.fujitv.co.jp/index.html

 

2 DAZN

そしてもひとつは動画サービスDAZNです!

野球やサッカーなど数多くのスポーツコンテンツをスマホやパソコン、タブレットからみる事が出来ますが、F1をはじめとするモータースポーツコンテンツもみる事が出来ます。

DAZNの魅力はどこでもF1を見れる事!

ライブ放送はもちろん、もし見逃してしまっても、次のレースまでなら見逃し配信でみる事が出来ます!さらにはF2、GP3といったF1直下のカテゴリーもみる事があります。

近い将来F1に乗るであろう有望な若手が激しくバトルを繰り広げますので、F2、GP3も注目ですよ!

モータースポーツ好きから初心者まで楽しめる素晴らしい解説ですので本当におすすめ!

動画コンテンツならではの再生中に止まってしまう問題はだいぶ改善されましたが、全く起きないかといえば微妙なところです。

ただ私としてはF1を観る上では本当にオススメのサービスだと思います!

初めの1ヶ月は無料ですので一度お試しください!

 

DAZNはこちらから⇒https://www.dazn.com/ja-JP/home/657ooxr06mxq0wpdmr8bfqgr

 

スーパーGT

▲スーパーGTの様子 photo by garryloke

 

レース名 SUPER GT
カテゴリー 4輪ロードレース(スプリント)
開始年 2005年
クラス 2クラス
スーパーGTについて先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

▼スーパーGTを視聴する方法早見表

名称 料金 備考
Jスポーツ 3000円程度/月(税抜) アンテナ等必要
Jスポーツオンデマンド(著者おすすめ!) 1800円/月(税抜) 見逃し配信もあり
ニコニコ生放送 1500円~ 1試合毎の購入

 

日本で一番人気のあるモータースポーツ、スーパーGT。

年々入場者数も増え、盛り上がっているカテゴリーですが、残念ながら地上波での放送はありません。(どのカテゴリーでも地上波が無いところがモータースポーツの課題でしょうか)

視聴方法は主に2つあります。

 

1 Jスポーツ&Jスポーツオンデマンド

一つは先ほど説明しましたJスポーツおよびJスポーツオンデマンドです!

「Jスポーツ」はCS放送で有料なのですが、国内で最も多いスポーツコンテンツが揃っていますので、モータースポーツ以外のスポーツも見放題。

そして丁寧な日本語解説でレースもフルでみる事が出来ますのでオススメです。

 

Jスポーツ加入方法はこちら⇒https://www.jsports.co.jp/

 

Jスポーツオンデマンドは上記Jスポーツをスマホやパソコンでみる事ができるサービスです。公式サイトでアカウントを作成し、クレジットカードを登録するだけでオッケー!

最大の魅力はカテゴリーごとに購入する事ができ、好きなスポーツだけ選べる事が出来ます。

なのでモータースポーツのパックだけ購入できますので無駄な出費は抑えられますよ!

 

Jスポーツオンデマンド公式ホームページ⇒https://front.jsports-ondemand.com/

 

2 ニコニコ生放送

そしてもう一つはニコニコ生放送です。

決勝レースをみるには1500円かかってしまいますが、お手軽に臨場感のある生放送を楽しめる事が出来ます。

 



 

スーパーフォーミュラ

▲スーパーフォーミュラの様子 photo by Takamasa Fujii

 

レース名 SUPER FORMULA
カテゴリー 4輪ロードレース(スプリント)
開始年 2013年
備考 「フォーミュラニッポン」の後継
スーパーフォーミュラについて先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

▼スーパーフォーミュラを視聴する方法早見表

名称 料金 備考
Jスポーツ 3000円程度/月(税抜) アンテナ等必要
Jスポーツオンデマンド 1800円/月(税抜) 見逃し配信もあり
BSフジ(著者おすすめ!) 無料 受信環境必要

 

今やF1に迫るスピードを誇り、世界中から注目されるスーパーフォーミュラ。

 

1 Jスポーツ&Jスポーツオンデマンド

このスーパーフォーミュラもスーパーGTと同様にJスポーツで楽しむ事が出来ます!

Jスポーツ加入方法はこちら⇒https://www.jsports.co.jp/

Jスポーツオンデマンド公式⇒https://front.jsports-ondemand.com/

 

2 BSフジ

そして!スーパーフォーミュラはBSフジで全戦放送されます!

しかもダイジェストではないのが嬉しい!

実況解説は場内実況がそのまま放送されますので臨場感のある放送内容となっております。

無料放送ですのでホームページで放送日時をチェック!!

BSフジホームページ⇒http://www.bsfuji.tv/superfomuralive/pub/index.html

 

 

モータースポーツをテレビやPC、タブレットでみる方法をご紹介しました。

スポーツといえばやはり現地観戦が一番ですが、いきなり行くのは躊躇してしまいますよね。

まずはテレビを観て雰囲気やモータースポーツの面白さを味わっていただければと思っております。

「テレビのチャンネルを変えていたらたまたまレースやってた」というように、自然に目に入ってくる環境がとても大切です。

ここではモータースポーツを触れる場としてどんどん情報を足して行きたいと思っておりますので、チェックしてみてくださいね♫

 

『モータースポーツ観戦入門』目次へ  (全12ページ)

 



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著者:河村大志

関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

お問い合わせはこちらから

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モータースポーツ観戦方法【初心者向け】 ~チケット購入方法・持ち物・服装等~

Webon紹介目次著者
F1は知っていても「モータースポーツ」と言われると分からない。でもモータースポーツは知れば知るほど奥が深く、ハマっている人も沢山いるのです。車・バイクが好きな方はこれを読めばモータースポーツにハマるはず!

「モータースポーツ観戦初心者入門」はこちらから!

著者:河村大志

関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

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『モータースポーツ観戦入門』目次へ  (全12ページ)

 

「モータースポーツを観に行きたい!」と思っても、最初は何をしていいかわからず困ってしまうこともあるかと思います。

このページでは「チケットの購入方法」から「当日の持ち物」まで徹底的にお伝えさせていただきます。

とっても簡単なので、ぜひ一度モータースポーツを実際にご覧いただき、その魅力を肌で感じていただきたいです。

 

モータースポーツ観戦の流れ一覧

 

まずは、チケット購入から実際に観戦するまでの一連の流れを簡単にまとめさせていただきました。

 

観戦までの流れ
<事前準備>

・行きたいレースを選ぶ(開催場所などを含めて調べる)
・チケットを買う

<当日>

・服装、持ち物をチェックする
・会場に向かう
・指定席か自由席か予約した方の席を確保する

 

正直、チケットを買って会場に行けばなんとかなります!

モータースポーツ観戦は簡単なのです!

 

とは言うものの用意がしっかりしていれば快適に観戦できるのも事実。

下記では、まずは観戦当日に必要なもの・知っておくべきことについてお伝えさせていただきます。

チケットに関しては、基本的には主催者のホームページで購入するだけです。こちらも後ほど詳しくご説明いたします。

 

観戦当日に必要なもの・知っておくべきこと

 

1 服装

 

まず服装ですが動きやすいものがいいです!特に靴はスニーカーや運動靴をおすすめします!

サーキット(モータースポーツの会場)は思った以上に広く、歩く距離も長いです。「おしゃれは足元から」と言いますが革靴や高いヒールなどは足を痛めてしまいますので避けてくださいね!

 

あとサーキットは日陰が少ないので、帽子は必要だと思います!

もちろん帽子はなんでも良いのですが、好きなドライバーやチームが出来たら、そのチームやドライバーのキャップが売られていますので、そのキャップを被って応援するのもいいですよ!

日陰がない・・・ということは日焼け止めも忘れてはいけませんよね!

特に真夏のレースで日焼け止めを忘れると火傷したみたいになってしまいますのでこれも必需品です!

真夏以外のレースでは昼間は暑くても朝晩はひんやりする事がしばしばありますので、一枚羽織れるものがあればいいでしょう。

 

2 持ち物

 

持ち物一覧

<必須>チケット

以下は人によって必要かどうか異なります。詳細は下記にて解説しております。

  • カッパ(雨の場合)
  • 着替えやタオル
  • 駐車場のチケット(予約制)
  • パスケース
  • カメラ
  • サインペンや色紙
  • レジャーシート、テント

 

晴天のレースもあれば雨のレースもあります。そんな雨の日は傘ではなくカッパを持参してください!

傘だと後ろの人が見にくくなり、横に座っている人のスペースの奪っていましますので、傘を差してのレース観戦はやめてくださいね!みんなでルールを守って楽しみましょう!

また、雨やめちゃくちゃ暑い日などは着替えやタオルを持っていった方が無難でしょう。

 

入場するためにはチケット、車やバイクで来られる方は駐車場のチケット(入場チケットと同じ予約制)が必要です!

 

チケットは開催期間通しですので、無くしては大変なことになります。きちんと管理しなければいけませんが、入場の際に提示しなければいけませんのでパスケースを購入するのをおすすめします!

首にぶら下げれるタイプですのでチケットをなくす心配もありません!サーキット内で必ず売っていますので売店でチェックして観てくださいね!

 

そのほか写真を撮りたい人はカメラ、好きなレーサーのサインが欲しい方は色紙やサインペン、キャンプする人はレジャーシートやテントなど必要に応じて準備してください。

ここで紹介したものがあれば困ることはありません!一度サーキットに遊びに行き「あれ必要だな!」「これいらないな!」などご自身のスタイルに合わせて準備して見てくださいね!

 

サーキットでは動きやすく身軽な方が良いため、荷物は最低限なものがいいと思います。

飲み物や食べ物はサーキット内で購入できます。

その土地の名物を食べる事ができますので、サーキット飯も楽しめますよ!もし2日から3日サーキットで楽しむ場合はお土産は先に購入しておいたほうが良いでしょう!

 

3 座席

 

観戦チケットには指定席と自由席があり、指定席はチケットに記載されている所定の場所で観戦してください。

各々入場ゲートには大きく席番号が記載されていますのでわかりやすいですよ。

自由席に関してはズバリ早い者勝ちです。

ゲートオープン前から並んでいる熱心なファンも多いので、早めに時間にゆとりを持ってサーキットに向かってください!

 

4 トイレ

 

トイレに関しては常設トイレに加え、仮設トイレもありますが、どうしても混んでしまいます。

特に女性トイレは混みがちですので、サーキットに行く前や着いた時にお手洗いを済ませるのがベストでしょう!

そして入場口に無料でサーキット内のマップも置いてありますので、トイレの位置を確認しておきましょう。

 

チケット購入方法

 

ここでは現地観戦するために必要なチケットの購入方法をご紹介します!

レース観戦に必要なチケットは主に開催するサーキットで販売されています。また、現地に行かなくても各レースの主催者のホームページより購入することができます。

車で行かれる方は駐車券も合わせてご購入ください!

ネット予約し、郵送してもらうかたちになりますのでまずは観に行きたいレースのスケジュールを確認してみましょう!

どんなレースがあるかわからない!という方は以下のリンクを参考に行きたいレースを探してみてください!

 

下記では、代表的なレースのチケット購入方法を具体的にお伝えさせていただきます。

 

F1(4輪)

 

レース名 フォーミュラ1(F1)
カテゴリー 4輪ロードレース(スプリント)
開始年 1950年
備考 2020年より1国で複数GP開催予定
F1について先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

F1は毎年10月に三重県の鈴鹿サーキットで行われます!

2018年は10月4日(木)から10月7日(日)です!実は今年鈴鹿で行われるF1日本グランプリは記念すべき30周年!

記念すべき大会で、多くのイベントや催し物が満載。

そして子供達が3000円で入場出来たり、若い高校生や大学生は通常4万8000円する席に学割で1万円で観れるなど少しでも世界最高峰のF1を感じて欲しいと運営側も努力されていらっしゃいます。

 

鈴鹿サーキットはサーキットの中でもアクセスがよく、F1開催時は無料の臨時バスが常に動いていますので、車がなくても大丈夫!

(鈴鹿サーキットの最寄り駅は伊勢鉄道「鈴鹿サーキット稲生駅」)

F1は10万人近く集客する大きなスポーツイベントです。

そのため車の渋滞も起こります。

F1日本グランプリが行われる鈴鹿サーキットではホームページで最適なルートや所要時間がわかるようになっています。こちらをチェックしてスムーズにF1を楽しましょう!!

<鈴鹿サーキットへのルートや所要時間はこちらでチェック!>

http://www.suzukacircuit.jp/f1/access/index.html

 

記念すべきF1グランプリ、老いも若きもみんなで最高の週末にしませんか?

 

F1日本グランプリチケット公式購入ページ:

http://www.suzukacircuit.jp/f1/ticket/

F1日本グランプリローソンチケット購入ページ:

http://l-tike.com/sports/f1/ticket.html

鈴鹿サーキットのホームページで日程やアクセス方法などチェック!

http://www.suzukacircuit.jp/

 

スーパーGT(4輪)

▲スーパーGTの様子 photo by garryloke

 

レース名 SUPER GT
カテゴリー 4輪ロードレース(スプリント)
開始年 2005年
クラス 2クラス
スーパーGTについて先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

今年のスーパーGTのスケジュールと開催されるサーキットの一覧になります。

チケットは各サーキットのホームページから購入する事が出来ます!

 

4/07-08 Round1 OKAYAMA 岡山国際サーキット(岡山県)

http://www.okayama-international-circuit.jp/

5/03-04 Round2 FUJI 富士スピードウェイ(静岡県)

http://www.fsw.tv/

5/19-20 Round3 SUZUKA 鈴鹿サーキット(三重県)

http://www.suzukacircuit.jp/

6/30-7/01 Round4 THAILAND  タイ インターナショナルサーキット(タイ)

http://bric.co.th/bric_v1.0.5/frontend/web/index.php

8/04-05 Round5 FUJI  富士スピードウェイ(静岡県)

http://www.fsw.tv/

9/15-16 Round6 SUGO  スポーツランドSUGO(宮城県)

https://www.sportsland-sugo.co.jp/

10/20-21 Round7 AUTOPOLIS(大分県) オートポリス インターナショナルレーシングコース

https://autopolis.jp/

11/10-11 Round8 MOTEGI ツインリンクもてぎ(栃木県)

http://www.twinring.jp/

 

今非常に人気のある大会ですので、チケット予約開始日をチェックして、その日時にチケットを確保してしまいましょう!

 

スーパーフォーミュラ(4輪)

▲スーパーフォーミュラの様子 photo by Takamasa Fujii

 

レース名 SUPER FORMULA
カテゴリー 4輪ロードレース(スプリント)
開始年 2013年
備考 「フォーミュラニッポン」の後継
スーパーフォーミュラについて先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

純粋なスピードを争う日本最速を決めるスーパーフォーミュラの日程はこちらから。

サーキットのホームページで情報をチェック!

4/21-4/22 Round1 SUZUKA 鈴鹿サーキット

http://www.suzukacircuit.jp/

5/12-5/13 Round2 AUTOPOLIS(大分県) オートポリス インターナショナルレーシングコース

https://autopolis.jp/

5/26-5/27 Round3 SUGO  スポーツランドSUGO(宮城県)

https://www.sportsland-sugo.co.jp/

7/7-7/8 Round4 FUJI 富士スピードウェイ(静岡県)

http://www.fsw.tv/

8/18-8/19 Round5 MOTEGI ツインリンクもてぎ(栃木県)

http://www.twinring.jp/

9/8-9/9 Round6 OKAYAMA 岡山国際サーキット(岡山県)

http://www.okayama-international-circuit.jp/

10/27-10/28 Round7 SUZUKA 鈴鹿サーキット

http://www.suzukacircuit.jp/

 

MotoGP(2輪)

▲MotoGPの様子 photo by Jordi Hernandez Some rights reserved

 

レース名 MotoGP
カテゴリー 2輪ロードレース(スプリント)
クラス分け 3クラス
開催国 15ヵ国
MotoGPについて先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

バイクレースの世界最高峰MotoGP。

日本グランプリは10月19日から10月21日に栃木県にあるツインリンクもてぎで開催されます!

今年も様々な観戦スタイルが用意されていますので、ホームページでチェック!チケットもホームページで購入できますよ!

 

ツインリンクもてぎホームページMotoGP:

http://www.twinring.jp/motogp/

 

全日本ロードレース選手権(2輪)

photo by  keith ellwood

 

レース名 全日本ロードレース選手権
カテゴリー 2輪ロードレース(スプリント)
クラス分け 4クラス
備考 国内最高峰の2輪ロードレース大会
全日本ロードレース選手権について先に詳しく知りたい方はこちらで!

 

4/7-4/8 Round6 MOTEGI ツインリンクもてぎ(栃木県)

http://www.twinring.jp/

4/21-4/22 Round2 SUZUKA 鈴鹿サーキット

http://www.suzukacircuit.jp/

5/12-5/13 Round3 AUTOPOLIS(大分県) オートポリス インターナショナルレーシングコース

https://autopolis.jp/

6/16-6/17 Round4 SUGO  スポーツランドSUGO(宮城県)

https://www.sportsland-sugo.co.jp/

6/30-/7/1 Round5 TSUKUBA 筑波サーキット(茨城県)

https://www.jasc.or.jp/

8/18-8/19 Round6 MOTEGI ツインリンクもてぎ(栃木県)

http://www.twinring.jp/

9/1-9/2 Round7 AUTOPOLIS(大分県) オートポリス インターナショナルレーシングコース

https://autopolis.jp/

9/29-9/30 Round8 OKAYAMA 岡山国際サーキット(岡山県)

http://www.okayama-international-circuit.jp/

11/3-11/4 Round9 SUZUKA 鈴鹿サーキット

http://www.suzukacircuit.jp/

 

以上、初心者の為のモータースポーツ観戦方法解説でした!

好きなレースを選びチケットを購入していざ観戦に出かけてみてください!!

 

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著者:河村大志

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スーパーバイク選手権(SBK)とは ~MotoGPとの違い~

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モータースポーツを観たことがありますか?F1もモータースポーツの一つですがF1以外にも面白いレースはいくつもあります。ルールはもちろん、走る場所・スピード・マシンも違うのです!

「モータースポーツ観戦初心者入門2 ~有名レース編~」はこちらから!

著者:河村大志

関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

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さて、前のページではMotoGPの説明を簡単に説明させていただきました。

今回ご紹介するのも2輪(バイク)の世界選手権で、その名も「スーパーバイク世界選手権(SBK)」です!

 

スーパーバイク世界選手権「SBK」

▲スーパーバイク選手権(SBK)の様子 photo by Giandomenico Papello 

 

スーパーバイク選手権は2輪のスプリントレースです。その為前ページでご紹介したMotoGPとの違いを明確にするとどのような特徴のあるレースなのかが分かりますので、まずはMotoGPとスーパーバイク選手権(SBK)の違いを解説いたします。

 

2輪スプリントレース
モータースポーツの中でも2輪(バイク)でスピードを競うジャンルを「2輪スプリント」と呼ぶ。通常は決められたコースを走り切ったタイムで競う。

▼モータースポーツの種類

 

MotoGPとSBKの違い

 

同じバイクレースで同じ世界選手権、MotoGPと何が違うの?とお思いのそこのあなた!

めっちゃ簡単にざっくりと説明しますのでご一読を(笑)

 

1 マシンの違い

 

レースの為だけに造られたバイクを使ってレースをするMotoGPとは違い、スーパーバイク選手権(SBK)では私たちがお店で買える市販車をベースに改造したバイクでレースを行います。

スーパーバイク選手権では4ストローク2気筒1200cc以下のバイクか、3・4気筒1000cc以下のエンジンを搭載した市販車ベースで参加する事が決まっています。

市販車で行われているレースって親近感がありますよね!

しかも同じバイクを持っている方はなおさらです。

「市販車を使う」という事で、バイクがもともと持っているポテンシャルがとても重要になってきますので、スーパーバイク選手権で「記録を残すメーカーやバイク」は性能の良さを証明することになります。

このようにマーケティングに直結するので、レーサーの争いだけではなく、メーカーにとって負けられない戦いなのです!

 

 

2 レース形式の違い

 

あともう一つ違う点はMotoGPが1イベント1レースなのに対し、スーパーバイク選手権は1イベントに2レース行われる事です。

モータースポーツはどのレースも大体は金曜から日曜日の週末に開催されます。

MotoGPは金曜日が練習走行、土曜日は練習走行と予選、日曜日に決勝が行われます。

一方スーパーバイクは金曜日に練習走行、土曜日にレース1の予選とレース1の決勝を行います。そして日曜日はレース1の決勝結果によって予選順位が決まります。

 

 

この日曜日の予選順位(スタート位置)の決め方がちょっとややこしい決め方になっています。

まず土曜日の決勝レース1で10位以下でフィニッシュしたライダーはそのままの順位でスタートします。

そして9位以内でレースを終えたライダーのスタート順位はというと・・・・

4位から6位と7位から9位は、そのままの並びでひとつ前の列になり、1位から3位のライダーは、1位と3位の並びを入れ替え、3列目まで下げられるのです!(詳しくは下図参照)

 

▼SBKの日曜日レースのスタート位置の決め方

 

めちゃくちゃややこしいですよね・・・・

どうやらよりレースを面白くする為の対策なのだとか。疑問の声も上がりましたが、意外にライダーは納得しているみたいです(笑)

 

日本のメーカーの活躍

 

そんなスーパーバイクで近年チャンピオンを獲り続けているメーカーがこれまた日本のメーカー「カワサキ」です。

 

▼カワサキのマシン

photo by PSParrot 

 

2015年から3年連続チャンピオンに輝くなど、今スーパーバイク選手権で最も戦闘力のあるバイクがカワサキのバイクです。

日本にはバイクメーカーが4メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)ありますが、世界を舞台に日本のメーカーが世界の頂点に立っているのです!

日本のバイクってすごいですよね!!!

そのカワサキの最大のライバルがイタリアのバイクメーカー「ドゥカティ」。

 

▼デュカティのマシン

photo by driver Photographer Some rights reserved

 

イタリアを代表するバイクメーカーとカワサキの戦いは毎戦白熱の展開!

そこに割って入る「ヤマハ」や「ホンダ」の日本メーカーにも注目ですよ!!

 

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著者:河村大志

関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

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MotoGP(ロードレース世界選手権)とは

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モータースポーツを観たことがありますか?F1もモータースポーツの一つですがF1以外にも面白いレースはいくつもあります。ルールはもちろん、走る場所・スピード・マシンも違うのです!

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関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

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この章では国内外の有名な2輪スプリントレースについて書いていきたいと思います。

 

2輪スプリントレース
モータースポーツの中でも2輪(バイク)でスピードを競うジャンルを「2輪スプリント」と呼ぶ。通常は決められたコースを走り切ったタイムで競う。

▼モータースポーツの種類

 

サーキットなどの舗装された道路の上で行われるレースで、決められた距離や周回数を走りきった時間の早さを競うのが「スプリントレース」になります。

多くのカテゴリーがありますが、ここでは世界最高峰のレース「MotoGP(ロードレース世界選手権)」をご紹介致しましょう!

 

MotoGPとは

▲MotoGPの様子 photo by MotoGP Italia 

 

全てのライダーが憧れる世界最高峰の2輪レース、それがMotoGPです。

世界15ヶ国、全19戦で行われ、各クラス(エンジンの排気量別にクラスが分かれている)ごとに年間チャンピオンが決定します。

MotoGPの特徴は3クラスに分かれているところと、一般道を走る事が出来ないレース専用に作られたバイクで行われるというところです。

 

 

どのようにクラスが分かれているかというと、排気量でクラスが分かれています。

・1000ccで行われるMotoGPクラス

・600ccのバイクで争われるMoto2クラス

・250ccのバイクで争われるMoto3クラス

です。

 

 

ここからは簡単にクラスごとの説明をしていきましょう!

ちなみに「排気量」とは簡単にいえばエンジンが吸い込むことができる空気と燃料の量です。

搭載するクルマに合わせて0.66Lや2Lなど、最適な排気量のエンジンが用意されており、一般的に排気量が大きいと、よりパワフルになります。

 

 

Moto3クラス

▲Moto3の様子 photo by Smudge 9000 Some rights reserved

 

Moto3クラスは排気量が250ccのレース専用に作られたバイクで行われます。

3つのカテゴリーがあるMotoGPの中で一番小さいバイクで行われる「軽量級」クラスとなります。

もう一つの特徴は16歳以上から28歳以下までという年齢制限があり、若い選手達で行われるカテゴリーであるという事です。

 

世界最高峰のMotoGPクラスを目指している血気盛んな10代後半から20代前半の若いライダー達によるバトルはゴールするまで予想するのが難しく、観ていて面白くもありヒヤヒヤしっぱなしのレースとなっております(笑)

Moto3クラスの上にあるMoto2クラス、そしてMotoGPクラスで活躍しているライダーはこのMoto3クラスで好成績を収めたライダーが多いので、まさにMoto2、MotoGPクラスにステップアップする為の登竜門と言えるでしょう!

 

Moto2クラス

▲Moto2の様子 photo by antarc Some rights reserved

 

レース専用に作られた排気量600ccのバイクで行われるのがこのMoto2クラスになります。

ちょうどMoto3クラスとMotoGPクラスの間に位置する「中量級」クラスですね。

Moto2クラスにも年齢制限が設けられており、18歳から50歳までとなっていますが、Moto2クラスの大半のライダーが20代で、最高峰MotoGPクラス参戦を狙う若き実力者たちによるカテゴリーとなっています。

このクラスはMoto3から上がってきた選手に他のカテゴリーからきた選手、MotoGPクラスから戻ってきたライダーなど様々で、3つのカテゴリーのなかで一番参加台数の多いクラスになります。

そして何より世界最高の舞台、MotoGPクラスに最も近いクラスでもある為、選手たちは未来を掴む為、毎戦厳しい戦いを強いられます。

憧れの舞台を目の前にした熱く激しい戦いは毎戦エキサイティングで1戦も見逃せません!Moto2クラスにも注目ですよ!

 

MotoGPクラス

▲MotoGPの様子 photo by MotoGP Italia 

 

Moto3、Moto2の上のカテゴリーで2輪ロードレースの最高峰がこのMotoGPです。MotoGPはレース専用に作られた排気量1000ccのバイクで行われます。

 

MotoGPマシンの最高速度はなんと新幹線より速い350km/h!!

このとんでもないスピードで走るモンスターマシンを生身の人間が乗りこなす様は「凄い」を通り越して「驚嘆」です!

究極のマシンを自在に操るライダーは世界トップの技術と個性(みんなかなり個性が強い)を兼ね備えたヒーローなんです!

そんな技術も個性も一級品のライダーたちが繰り広げるレースは超絶テクニックの応酬と個性と個性がぶつかり合い、観ていてワクワクドキドキ、胸躍る最高のスポーツでありエンターテイメントです!

 

また、ライダーだけではなくマシンにも注目してみると面白いでしょう。

MotoGPに参入しているバイクメーカーは日本の「ホンダ」「ヤマハ」「スズキ」、イタリアの「ドゥカティ」「アプリリア」、オーストリアの「KTM」の6メーカーです。

まずみなさん、世界最高峰のレースに出ているメーカーのほとんどが日本のメーカーって凄くないですか?

近年でいうと2008年から2017年までチャンピオンを獲得したのは「ホンダ」と「ヤマハ」の2メーカーだけなんです!

日本のメーカーが世界一をずっと獲り続けているのはすごい事ですし、みなさんに是非知っていただきたい事実であります。

 

MotoGPは日本でも開催されていて、私たちでも世界最高峰のバトルを間近で観戦する事が出来ます!

どのモータースポーツでもそうですが、観戦した事がない方はまず迫力に圧倒されます。サーキットに行く手間や費用など時間やお金が必要ですが、それだけの価値があります!また来年も観に行きたい!と思う事間違いなしです。

私が保証します!

モータースポーツの観戦方法については「モータースポーツ観戦初心者入門」で!(このページは「観戦入門2」)

 

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