FIA 世界ラリー選手権(WRC)とは

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モータースポーツを観たことがありますか?F1もモータースポーツの一つですがF1以外にも面白いレースはいくつもあります。ルールはもちろん、走る場所・スピード・マシンも違うのです!

「モータースポーツ観戦初心者入門2 ~有名レース編~」はこちらから!

著者:河村大志

関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

お問い合わせはこちらから

twitter【河村】https://twitter.com/taishikwmr?lang=ja

 

 

 

このページではラリーの世界最高峰、FIA世界ラリー選手権(WRC)についてご紹介したいと思います。

舗装された道・未舗装の道・雪道など様々な環境の中、的確なドライビングテクニックで乗り越えていく「ラリー」ですが、まず観てほしいのが世界選手権であるWRC!

予備知識など不要!ラリーは何も知らなくても楽しめるモータースポーツなのでぜひ知っていただきたいカテゴリーです。

 

▼モータースポーツの種類

FIA世界ラリー選手権(WRC)とは

▲FIA世界ラリー選手権(WRC)の様子 photo by kyn_chung Some rights reserved

 

ラリーとは決められたルートを決められた指示に従って走破する競技です。

運転を担当するドライバーと助手席でドライバーに指示を送る「コ・ドライバー」の二人組でレースに臨みます。

 

FIA世界ラリー選手権(WRC)は世界13カ国で行われ、各レースの順位によって与えられるポイント数で年間チャンピオンが決まります。

はじめに「予備知識なく楽しめる」と書きましたが、とにかく観ていて楽しいのがこのラリー選手権なのです!

 

FIA世界ラリー選手権(WRC)の魅力

▲FIA世界ラリー選手権(WRC)の様子 photo by kyn_chung Some rights reserved

 

WRCドライバーの運転技術は世界トップレベルです。

未舗装の荒れた道や私たちが絶対走りたくないような雪道を200km/h以上のスピードで走り抜け、コ・ドライバーはそのスピードの中顔色ひとつ変えることなく、的確に指示を送っている、まさに超人!

悪く言えばクレイジーです(笑)

 

 

コ・ドライバーの役割

なぜナビゲートする「コ・ドライバー」はラリーに必要なのでしょうか?

ラリーはサーキットのように短い距離を周回するのではなく、一般道を何十キロと走ります。

なので全ての道を記憶することは不可能です。そこでコ・ドライバーが「ペースノート」と呼ばれるコースの情報、走り方が書いてあるノートを読み上げるのです。

もちろん走るだけではなくドライバー、コ・ドライバーはクルマの知識も持ち合わせていなければいけません。

何十キロもあるコース、木や岩に当たってしまったり、エンジンが壊れたりとトラブルが起こることもあります。

そんな状況にも対応できるようにクルマのことは熟知してなければいけません。

タイヤ交換くらいなら2分くらいで終わらせるんですよ!

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メーカーが「ラリー」に力を入れる理由

 

参戦しているメーカーは4メーカーで、アメリカの「フォード」・韓国の「ヒュンダイ」・フランスの「シトロエン」そして日本の「トヨタ」です!

 

トヨタは2017年に18年ぶりにWRCに復活しました!

そのおかげで少しずつテレビ番組でもWRCが扱われるようになりました!

そんなトヨタのマシンなのですが、実はレースで使用されているのが市販車(一般の人でも買える車)なんです!

トヨタのクルマはWRCでは「ヤリス」という名前のマシンが走っているのですが、日本では「ビッツ」と呼ばれています!

 

▼WRCで走るトヨタのヤリス

photo by Morio CC 表示-継承 4.0

▼トヨタの市販車「ビッツ(Vits)」

photo by Tokumeigakarinoaoshima CC 表示-継承 4.0

 

市販車が使われていること、そして険しい道のりを走るラリーはクルマの性能や耐久性が必要なため、モータースポーツのなかで一番マーケティングに繋がるカテゴリーと言われています。

実際売られているクルマの性能がラリーを通して成績に反映されていれば、その車を買いますよね!

身近なクルマが走っているのでマシンにも注目してみてください!

 

日本でも開催される?

そして今、日本でもWRCが開催できるよう動いています。

まだ決定しておらず水面下での動きではありますが、東京オリンピックがある2020年くらいには開催されるのではないかと思っています。

WRCを現地観戦するのはなかなか難しいことでした。しかし日本での開催が決定すれば世界最高のドライビングテクニックを生で見ることができます。

今回はWRCは楽しいということだけをお伝えしたかったので、レギュレーションなど細かな点は記載していません。

テレビでもかなりの迫力で知らなかった人たちも次々とその魅力にのめり込んでいます。

みなさん知らないだけなんです!見る機会がないだけなんです!テレビでも放送していますので一度ご覧になって見てください!

百聞は一見に如かず!

 

 

以上、「モータースポーツ観戦初心者入門2 ~レースを知る~」でした!いかがでしたでしょうか?日本の、世界のレースを知ればモータースポーツの面白さにさらにハマっていくはずです!

まずは動画で体験し、そして現地で体験してみてください!匂い・音・現地でしか味わえない感動を感じていただければと思います!

 

 

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著者:河村大志

関西在住のフリーランスライター。モータースポーツ関係の記事作成、企画立案、取材などを中心に活動しています。幼少期に実家にあるF1のVHSを見てモータースポーツに心を奪われる。出版社での経験もなく、いきなりフリーランスになるという暴挙に出るも、モータースポーツに対する情熱は誰にも負けない自信がある24歳。趣味はモータースポーツ観戦と音楽鑑賞とギター(下手くそ)。モータースポーツの魅力を様々な側面からお伝え出来ればと思っています!

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