松山竜平 【広島カープの打者の魅力④】

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広島カープは日本のプロ野球チーム。近年「神ってる」「カープ女子」などで話題の球団でチケットが取れない程人気です。このWebonでは「選手」にスポットライトを当てて魅力をお伝えします!

広島カープ選手図鑑 ~熱狂的ファンが伝える魅力~はこちらから!

著者:るかち

広島カープを応援することが生きがいのカープおたく。25年ぶりの優勝以来99%の試合をリアルタイムに観戦中(現地観戦含む)。野球に詳しくない人でもわかるよう、広島カープやプロ野球の楽しみ方を発信しています。お問い合わせはこちらから

 

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基本情報

名前 松山 竜平(まつやま りゅうへい)
出身 鹿児島県大崎町
身長/体重 176cm/96kg
生年月日 1985年9月18日
投球/打席 右投左打
ポジション 外野手
ドラフト 2007年大学生・社会人ドラフト4巡目
年俸 6500万円(2018年)
試合/本塁打/打率/出塁率(2018年) 124/12/.302/.368
試合/本塁打/打率/出塁率(通算) 768/63/.291/.339

 

 

「アンパンマン」と呼ばれる理由

広島カープの選手には「アンパンマン」と呼ばれる松山竜平選手がいます。

ファンも選手もとにかくみんなが松山選手のことが大好きで、真っ赤な応援席にはたくさんのアンパンマンのぬいぐるみを持ったファンが松山選手の活躍を応援しています。

 

▼アンパンマンのぬいぐるみ

 

ちなみにファンが持っているアンパンマンのぬいぐるみはおもちゃ屋などで売られているいわゆる普通のものです。ただ、ファンによっては自分でカスタマイズして手作りのカープマントやユニフォーム、ヘルメットなどを着せている人も見受けられます。

 

松山選手は、ぽっちゃりした丸顔で選手やファンから、アンパンマンの愛称でしたしまれていますが、そう呼ばれる理由は見た目だけではありません。

2017年に4番を務める鈴木誠也選手が故障で離脱している際には松山選手が、代わりに4番を務めました。その結果、期待以上の打力でチームを優勝へ導いてくれました。

4番を務める前は5番や6番を務めることが多かったですが代打出場も多い選手でした。

2018年では丸選手の負傷欠場の穴埋めとして3番を担ったこともあり、色々な打順に柔軟に対応することのできる選手の一人と言えそうです。

 

▼鈴木選手の詳しい解説はひとつ前のページにて

▼丸選手の詳しい解説は後ページにて

 

松山選手はホームランや長打を打てる力強いバッティングが魅力の選手です。

チームが試合の序盤から大きく点差を付けられて苦しい展開のときでも、松山選手の満塁ホームランで同点にし、チームやファンに希望を与えてくれることもありました。

松山選手の一撃をファンの間では「アンパンチ」と呼び、そのアンパンチでたびたび広島カープを勝ちに導いてくれる姿はまさにみんなのヒーロー。困ったときに助けてくれるアンパンマンそのものなのです。

 

 

松山選手の4つの魅力

①愛されキャラ

 

松山選手はタナキクマル世代よりも先輩にあたり、もちろん鈴木誠也選手など多くの若手選手にとって大先輩です。

 

タナキクマル世代とは
1989年生まれの広島カープの3選手「田中広輔選手」「菊池涼介選手」「丸佳浩選手」の世代のこと。

 

しかしチームが得点した時や、勝利して盛り上がっている時にどさくさに紛れて後輩から頭をはたかれるシーンが度々目撃されます。

後輩から頭をはたかれてもニコニコしながら突っ込む松山選手と、後輩たちの姿は、見ているファンにとっても恒例であり癒しの光景のひとつと言えるでしょう。

 

②チャンスに強い

 

松山選手は鈴木誠也選手がケガで一軍を退いていた際には4番を務め、チームを優勝へ導きましたし、普段から5番や6番といった中軸を担うことが多い選手です。

チームに得点を呼び込む重要な場面で打席が回ることが多い松山選手ですが、ここぞというチャンスで痛快な一打が飛び出すことが多いため、とても応援のしがいがあります。

守備も打撃もベテランの安定感があり、どんなに相手が強いピッチャーでもプレッシャーに負けない心の強さも、他の若手にはまだない松山選手ならではの魅力だと思います。

 

③全力で走る

 

広島カープの選手のほとんどは足が速いことでも有名なのですが、松山選手はその中でも珍しく「足が遅いこと」で知られています。

そのため試合の後半で松山選手が塁に出ると多くの場合代走が送られます。

また、試合の序盤で塁に出たときには遅いながらも全力で走る姿が魅力的で、大きなぼってりボディを揺らしながらもホームに帰ってきた時には、観客だけでなく選手たちも満面の笑みで迎えます。

打撃にも守備にも抜かりない松山選手の唯一の弱点ともいえる走力ですが、そんなちょっと走るのが苦手なところさえも魅力と思えて好きになってしまうのが、松山選手の凄さと言えるかもしれません。

 

④守備変更しても安定感のある守り

 

松山選手はもともとは外野のレフトを守ることが多かったのですが、2018年になって、野間選手やバティスタ選手など外野を守れてヒットも打てる若手選手が増えたことで、内野の1塁を守ることが増えてきました。

 

▼野間選手について詳しくは

▼バティスタ選手について詳しくは

 

外野は守備範囲が広くそのぶん走力と持久力が必要となるため、30歳を超えた松山選手にとっては内野のほうが向いているのかもしれません。

一塁に守備変更してからも安定感のある守りでチームに勝利を導いてくれており、まだまだ今後の活躍が楽しみな選手です。

 

このページでは、広島カープのファンや選手みんなが大好きなカープのアンパンマンこと松山竜平選手についてお伝えしました。

チームが苦しい展開の時に痛快なアンパンチで勝利を呼び込む松山選手のバッティングをリアルタイムに観て、最高潮の盛り上がりと興奮を体感してみてはいかがでしょうか。

次のページでは天才と称される西川龍馬選手についてお伝えします。

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