「『Endless SHOCK』入門 ~堂本光一主演ミュージカル~」はこちらから!
第1章 基礎知識
第2章 みどころ
Endless SHOCKのみどころ① ストーリー/劇中劇シェイクスピア
Endless SHOCKのみどころ⑥ 共演者 内博貴さん/神田沙也加さん
▼ネタバレしたくない方向けの見所まとめページ
第3章 主演 堂本光一の魅力
第4章 鑑賞方法
「EndlessSHOCK」鑑賞方法 【博多座での楽しみ方】
著者:しあ
40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。
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Endless SHOCK(エンドレスショック)はKinki Kidsの堂本光一さん主演のミュージカルです。
2005年に「Endless SHOCK」というタイトルになるまでには、「MILLENNIUM SHOCK」「SHOW劇SHOCK」など様々なSHOCKシリーズの上演がされてきました。
このページでは「SHOCKの歴史」についてご紹介したいと思います。
SHOCKの歴史一覧
年 | タイトル |
1999年 | SHOW劇’99 MASK(光一氏初主演ミュージカル。SHOCKシリーズではない。) |
2000年 | MILLENNIUM SHOCK |
2001年 | SHOW劇SHOCK |
2002年 | |
2003年 | SHOCK is Real SHOCK |
2004年 | Shocking SHOCK |
2005年~ | Endless SHOCK |
2012年 | Endless SHOCK 初の地方公演 |
2018年 | Endless SHOCK 単独主演1600回 |
SHOCKの歴史
2000年~「MILLENNIUM SHOCK」
photo by Wiiii CC 表示-継承 3.0
▲日本生命ビル。この中に日生劇場がある。
光一さんの初主演ミュージカルは、1999年に日生劇場で上演された「SHOW劇’99 MASK」です。
「SHOW劇’99 MASK」は、過去に少年隊が上演したミュージカル「PLAYZONE ’90 MASK」をジャニー喜多川社長(ジャニーズ事務所の社長)が光一さんのためにアレンジしたもの 。
光一さん主演のSHOCKシリーズが始まったのは、2000年11月に帝国劇場で上演された「MILLENNIUM SHOCK(ミレニアム ショック)」からになります。
帝国劇場初のジャニーズ公演で、当時21歳の光一さんは最年少座長でした。
また、帝国劇場では初のフライングが導入されました。
「MILLENNIUM SHOCK」は、少年隊の大人気ミュージカル「PLAYZONE’ 91 SHOCK」を元にしていると言われていますが、内容などは異なっており新しい作品となっているようです。
光一さんが憧れ尊敬する、少年隊の東山紀之さんとの共演した作品です。
▼東山紀之氏
少年隊はデビューした時からダンスの上手さに定評があり、ミュージカルにも力を入れていました。
少年隊のミュージカル「PLAYZONE」シリーズは、1986年から2008年まで続き、夏の風物詩としても多くのファンに親しまれました。
光一さんはミュージカルが大好きで、
「歌、ダンス、芝居、全てが入ったミュージカルがやりたい」
とまだCDデビュー前の若い頃に語っていました。
東山さんの仕事に対するストイックさを尊敬しているので、憧れの東山さんとの共演でとても学ぶものが多かったようです。
「MILLENNIUM SHOCK」以降、帝国劇場では毎年「SHOCKシリーズ」が上演されることとなります。
- 2001年、2002年 SHOW劇SHOCK
- 2003年 SHOCK is Real SHOCK
- 2004年 Shocking SHOCK
そして2005年からは2018年現在までEndless SHOCKが上演されています。
2005年~「Endless SHOCK」
Endless SHOCK 以前のSHOCKシリーズと、Endless SHOCKではストーリーが変更されています。
ただ、「ブロードウェイを目指すショーカンパニー」という設定や「Show must go on(何があってもshowを続けなければならない)」のテーマは変わっていません。
Endless SHOCKでは光一さんが「もっとストーリーを重視したものにしたい」と脚本、音楽、演出に大きく関わるようになりました。
ジャニー喜多川社長にその事を伝えたところ、
「あなたの思うSHOCKを創ってみたらいい」
との言葉を受けEndless SHOCK が始まりました。
ストーリーを変更するにあたり、今までのSHOCKシリーズを好きな人の気持ちや、今までのSHOCKの世界を壊さないようにと、相当な試行錯誤を重ね創り上げたそう。
こうして、新しいSHOCKとしてEndless SHOCKが誕生しました。2005 年からは毎年帝国劇場で上演され、チケットは即日完売となる大人気公演に。
元々、最初のSHOCKシリーズを創ったのはジャニー社長ですが、SHOCKに関しても光一さんも座長として関わっていくようになります。
どれだけ関わっていたかその詳細ははっきりとはわかりませんが「劇中劇の演目をどれにするか」などには関わっていました。
Endless SHOCK以前のSHOCKシリーズでも階段落ちはあり、それをやりたいと言ったのは光一さんです。
脚本を変えたのは光一さんで、制作・東宝の方と創り上げていました。
一字一句セリフを含めてすべて脚本を書いた、というわけではないと思いますが、脚本を考えたのは光一さん、という事です。
2012年「Endless SHOCK」地方公演
photo by Own work CC 表示-継承 3.0
▲博多座
全国からの熱い思いを受けて、2012年には福岡・博多座で初の地方公演。
博多座ではEndless SHOCK のために大規模な改修が行われました。
フライングなどに使う装置を天井につけるなどして、万全の態勢で光一さんたちを迎え入れ、大盛況となりました。
2012年~2015年、2017年と博多座で上演されており、光一さんも博多が大のお気に入りで「帰りたくない」と言うほど。
共演者の内博貴さんと博多でのおいしい食事が楽しみで、休演日には近場の温泉へ行ったりと博多を満喫していました。
大阪・梅田芸術劇場でも2013年に初めて上演され、2014年~2015年、2017年と関西のファンも多く劇場に詰めかけました。
▼梅田芸術劇場(建物内)
photo by Edomura no Tokuzo CC 表示-継承 4.0
Endless SHOCKはファンのみならず、芸能・舞台・芸術関係者からも高い評価を受けており、2007年にはスタッフと出演者一同が「菊田一夫演劇大賞」を受賞しています。
2018年「Endless SHOCK」単独主演1600回
2018年3月6日の帝国劇場公演にて、光一さんの単独主演1600回を迎えました。
これは故・森光子さんの「放浪記」の2017回に次ぐ記録です。
光一さんは、
「それだけの回数を重ねてきただけのことはあるな、とお客様に思っていただけるように。これからもできる限りやらせていただきたい。」
とEndless SHOCKへの熱い想いを語っていました。
Endless SHOCKは、光一さんにとってライフワークともいえる大切な作品。
1公演1公演大切に創り上げてきたからこそ、これだけの高い支持と評価を受けているのだと思います。
さて、そんなEndless SHOCKですが「テレビ等で階段落ちやフライングのシーンは観たことがあるけどストーリーは知らない」という方も多いのではないでしょうか。
次のページではストーリーについてお伝えします。
『Endless SHOCK』目次へ (全14ページ)
はじめに Endless SHOCKとは
第1章 基礎知識
第2章 みどころ
Endless SHOCKのみどころ① ストーリー/劇中劇シェイクスピア
Endless SHOCKのみどころ⑥ 共演者 内博貴さん/神田沙也加さん
▼ネタバレしたくない方向けの見所まとめページ
第3章 主演 堂本光一の魅力
第4章 鑑賞方法
「EndlessSHOCK」鑑賞方法 【博多座での楽しみ方】
著者:しあ
40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。
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