ハーブ風呂おすすめレシピと芳香浴のすすめ

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ハーブは安価で身近にあり、生活に取り入れやすい植物です。古来より伝えられている葉っぱを生活の様々な場所で取り入れることで体も心も健康になるでしょう。

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ハーブティーを初めて飲んだその日から、その魅力に取りつかれ10年。ハーブティーだけではない様々なハーブの利用方法や効能など、皆さんが簡単に生活に取り入れやすい情報を幅広く発信していきます。

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ハーブ風呂にするハーブは、肌の状態をよくするハーブや、香りが良くリラックスできるものがおすすめです。前のページで紹介したおすすめハーブの他に、ハーブ風呂におすすめなおすすめのハーブを1つご紹介します。

 

おすすめハーブ「ローズ」

 

ローズには、「ローズピンク」「ローズレッドの花弁」「ローズバッズ(つぼみ)」などのハーブがあります。甘いバラの香りで女性に人気のハーブです。

ローズの中でも特に「ダマスクローズ」は香りが良く、香水の原料やアロマオイル(精油)に利用されています。

ローズをハーブティーとして利用するならそのままでも癖がなく飲みやすいですが、ローズヒップやハイビスカス、紅茶によく合うのでブレンドティーとしてもおすすめです。※おすすめハーブティーは第2章で解説しています。

そんなローズの一番おすすめの利用方法はハーブ風呂として利用することです。ローズはアンチエイジングに良いと言われているポリフェノールという成分がたっぷり含まれていて、肌のキメやしわのケアにおすすめのハーブです。

またローズには体臭抑制効果もあるので、ハーブ風呂として利用すればローズのハーブの香りや肌にいい成分を贅沢に味わえます。

ローズのハーブは50gで600円~2千円程で購入できますので、気軽に利用できます。

 

 

アロマオイル(精油)と一緒に利用すれば更に香りや効能を感じます。ローズの精油にはローズオットー、ローズアブソリュート等がありますが、大変高価です。(ローズオットー10ml:約3万円、ローズアブソリュート10ml:約1万円)

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ホホバ油(キャリアオイル)で希釈されたアロマオイルでしたら3千円程で入手可能ですので、こちらの希釈したオイルをおすすめします。

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※ローズについてはこちらでも詳しく紹介しています。

 

以下でご紹介させていただくハーブ風呂のレシピは、今まで紹介したハーブから選んだものです。

詳しい効果や香りについては、おすすめハーブのページ(第1章)でも確認できますので是非自分にあったハーブ風呂を見つけてハーブ風呂を楽しんで下さい。

 

おすすめハーブ風呂レシピ

1 カモミールジャーマン

香り ☆☆
リラックス ☆☆
☆☆☆

【材料】

○カモミールジャーマン    10g

 

はじめてハーブ風呂を体験するのであれば、まずカモミールジャーマンのお風呂を体験して欲しいです。

肌に良く、チャイルドケアとしても使われているハーブですので、お子様でも安心。夏にはミントのハーブを少し加えて、さっぱりとしたハーブ風呂を楽しむのもおすすめです。

 

【相性の良いアロマオイル(精油)】

・ティートリー(葉)・・・すっきりしたシャープな香り。ニキビや虫さされに良い。

・ローズオットー(花)・・・「香りの女王」といわれる。肌トラブル全般に良い。

・ラベンダー(花と葉)・・・ハーブの王道。手荒れや火傷に良い。敏感肌の方にも。

・ゼラニウム(花と葉)・・・バラとミントが合わさったような香り。しわやしみに良い。

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2 レモングラス×ラベンダー

香り ☆☆☆
リラックス ☆☆☆
☆☆

【材料】

○レモングラス    4g

○ラベンダー       6g

 

ハーブ風呂の作り方のページでは、レモンバーベナとラベンダーをブレンドしたものを少し紹介しましたが、レモングラスもラベンダーと相性がいいです。

レモングラスは肌に刺激を感じることもあるので、肌の弱い方はレモングラスの量を調整して下さい。ラベンダーの香りでリラックスできます。

このレシピにイランイランのオイルを入れたお風呂では、夫も肌が潤ったと高評価でした。

 

【相性の良いアロマオイル(精油)】

・ジュニパーベリー(果実と葉)・・・スモーキーで少し甘い大人の香り。体臭に良い。

・ティートリー(葉)・・・すっきりしたシャープな香り。ニキビや虫さされに良い。

・イランイラン(花)・・・甘くフローラルな魅惑の香り。皮脂分泌を調整する。

・ラベンダー(花と葉)・・・ハーブの王道。手荒れや火傷に良い。敏感肌の方にも。

・ゼラニウム(花と葉)・・・バラとミントが合わさったような香り。しわやしみに良い。

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3 ヒース×ローズ

香り ☆☆☆
リラックス ☆☆☆
☆☆☆

【材料】

○ヒース              5g

○ローズ              5g

 

女性には特におすすめのハーブ風呂。ローズのハーブはローズレッドよりもローズピンクの方がバラの香りが楽しめます。

私は夫も利用するので、香りが控えめなローズレッドを利用していますが充分楽しめます。美肌生活を目指すなら外せない組み合わせです。

 

【相性の良いアロマオイル(精油)】

・ローズオットー(花)・・・「香りの女王」といわれる。肌トラブル全般に良い。

・フランキンセンス(樹脂)・・・レモンのような澄んだ木の香り。しわやたるみに良い。

・イランイラン(花)・・・甘くフローラルな魅惑の香り。皮脂分泌を調整する。

・サンダルウッド(木部)・・・気持ちが落ち着く木の香り。毛穴の引き締めに良い。

・カモミールローマン(花)・・・少し癖のあるリンゴのような香り。クマや湿疹に良い。

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ざっくりおすすめ表

こちらは、第1章で紹介したハーブの中で、ハーブ風呂として利用するハーブをおすすめポイントごとに表にしたものです。浴槽に色移りしやすいハーブは除外しています。

優先するもの ハーブ名
香り レモンバーベナ・オレンジフラワー・ラベンダー・ローズ
リラックス レモングラス・レモンバーム・ラベンダー・ローズ
カモミールジャーマン・ヒース・ローズ

 

ローズはハーブバスを楽しむなら全ての項目でおすすめできるハーブです。

ハーブ風呂はブレンドや、アロマオイルを足さなくてもハーブ一つで充分楽しめますので、是非試してみて下さい。

 

芳香浴(蒸気の吸入)のすすめ

お風呂に入る事は身体が休まりリラックス出来るのでおすすめですが、家でお風呂に入らない方や、怪我をしていて入るのが難しい方もいます。

1人暮らしで仕事がとても忙しい時や、疲れている時はお風呂に入りたくても入れないですよね。いざ入ってもお風呂掃除がおっくうになってしまうこともあります。

そんな方にもおすすめ出来るのが芳香浴(蒸気の吸入)です。こちらは自宅で出来る一番簡単なアロマテラピーです。

アロマオイル(精油)やハーブを使って空間に香りや成分を拡散させます。

アロマライトや加湿器型のディフューザーを使ってオイルを吸入するのが一番簡単ですが、器具がない場合でも簡単に出来る方法があるのでご紹介します。

マグカップや洗面器にお湯(湯気が出る温度)を注いでアロマオイル(精油)を2・3滴程垂らします。お湯の湯気とともに揮発するアロマオイル(精油)の香りや成分を楽しめます。

下の写真はハーブとアロマオイルを合わせて芳香浴をしている様子です。部屋の大きさによって自分で感じる香りの強さは違いますが、少量でもタオルを被り蒸気を取り込むようにすれば充分に楽しめます。

 

 

風邪をひいた際はミントのオイルをこの芳香浴の方法ですると、咳が落ち着き鼻の通りがよくなります。

使い終わった後も部屋に香りが漂い、リラックスできます。

 

さいごに

身体や心の疲れをリセットしてのんびりとした時間を過ごすことで、また頑張る活力が得られます。ハーブは簡単に手に入り、このWebonで紹介したハーブの活用方法以外にも自分のアイデア次第で色々な場面で利用できます。

私は実験をするように、ひらめきやアイデアを巡らせて楽しみながらハーブに癒されています。

私がこれまでハーブを活用してきて一番思い伝えたいことは、「ハーブでこんなに簡単に癒されるのだな。ストレスなく生きているな」と感じている今の自分のように、身近にある植物の力を借りて、毎日ポジティブに生活して欲しいなと思っています。

あなたが楽しく笑って人生を過ごせるように祈っています。

 

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ハーブ風呂の効能効果と作り方・楽しみ方【おすすめアロマオイル】

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ハーブ風呂の効能効果

入浴の効果に合わせてお風呂をもっと楽しむ為に取り入れてほしいのがハーブ風呂(ハーブバスとも言われます)です。

ハーブはハーブティーとして内側から成分を吸収するだけではなく、ハーブ風呂にも利用できるので有効成分を身体の表面からも吸収できます。

またハーブティーと同様に、自分の好きなハーブをブレンドし、自分に合う香りや効能を探しながらお風呂を楽しむことができます。

もともと日本では、冬至にはゆずを入れたりして楽しむ習慣がありました。昔から日本で親しまれている和ハーブのお風呂は薬草風呂とも言われています。

たまに銭湯やスパへ行くと、私は変わり風呂として薬草風呂を見かけてはワクワクして入浴します。

腰痛や冷え性に良い「ヨモギ湯」。自然に生えているヨモギを利用する際には、天日干しして充分に乾燥させて利用します。消炎作用や鎮痛作用のある「生姜湯」。こちらは、生姜をスライスして利用します。

肌がすべすべになると言われる「桃の葉湯」。桃の葉は楽天やamazonの通販でも多く取り扱われています。

これらは全て代表的な日本のハーブのお風呂です。

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温泉地では、オレンジやみかんがまるごと温泉に入っている香りを楽しめるお風呂もよく見かけますが、さすがに自宅で同じ事をするのは「美味しいのに勿体ないな」と思います。

自宅で浴用として利用する場合、皮だけでも充分に「柑橘風呂」を楽しめます。柑橘系の皮には血液循環を良くする効果があるので、果実は美味しく頂き、皮はヨモギと同じように天日干しすれば、自宅でも簡単に出来るのでおすすめです。

 

それでは前置きはこのくらいにしてハーブ風呂を自宅で楽しむ為に必要な準備を紹介します。

 

ハーブ風呂を楽しむ為の準備

1 ハーブを入れる袋を用意する

薔薇の花弁を浮かばせたお風呂も素敵ですが、入浴後のお風呂掃除が大変ですし、自然に生えている薔薇をそのまま使えば花弁に虫がついている可能性もあります。

花弁をそのまま利用する場合は、下写真のお風呂のように、ローズピンクのつぼみのドライハーブや大きな葉のフレッシュハーブを少なめで楽しむ事をおすすめします。

 

 

第1章で紹介したカモミールジャーマンやレモンバーベナ、ヒースなどのドライハーブでも気軽にハーブ風呂が楽しめます。

ドライハーブは細かくカットされたものもあり、そのまま入れてしまうと薔薇の花弁を浮かばせたお風呂と同じように、入浴後のお風呂掃除がかなり大変です。

その為ハーブ風呂を楽しむための準備として、まず必要なのがドライハーブを入れる袋です。先ほど紹介した和ハーブを使った薬草風呂でも通常は袋に入れて利用します。袋は網目が細かく、ハーブが外に出ないものが好ましいです。

家にあるもので簡単に用意出来るものとしては、ガーゼ、網目の細かい洗濯ネット、お茶パック、ストッキングを利用する方法です。私はその中でも洗濯ネットと、お茶パックの利用をおすすめします。

 

洗濯ネットとお茶パックをおすすめする理由

私がこちらをおすすめする理由は

  • 身近にあり、安く手に入りやすい。
  • 自身でハーブを包む際に手間がなく、初心者でも簡単に楽しむことが出来る。
  • 衛生的

の3つです。

ガーゼやストッキングも身近にあり手に入りやすいので簡単に用意は出来ます。さらに「ガーゼ」の場合は、網目が細かくハーブが外に出ないという利点があります。

しかし、布切れ状態なので袋状態にするために紐や輪ゴムで絞ったりと、ハーブが出ないようにしなければいけないので準備に少し手間が掛かってしまいます。

「ストッキング」の場合は、ハーブを入れた後に自身でストッキングを結べば簡単に使えるので手間がかかりません。しかしいくら履かなくなったストッキングとはいえ、洗濯したものでも履いていたものをお風呂に入れるのは抵抗がある人もいるかと思います。(抵抗ない人にはおすすめです。)

また、ストッキングは非常に網目が細かいので一度使うとハーブが繊維について洗いにくいので、再利用には向かず、新品を利用したとしても捨てるはめになると思うので、他より費用がかかります。

以上の理由から銭湯でも利用されていて何度も洗って利用できる「洗濯ネット」と、使い回しは出来ないけど経済的で顔にもパックしやすい「お茶パック」の利用をお勧めします。

 

さて、下の画像は洗濯ネットにハーブを入れた様子です。今回は香りのよいラベンダーとレモンバーベナのハーブを利用しました。

※ラベンダーやレモンバーベナの解説は第1章のこちらのページで!

 

この洗濯ネット、上下の網目は細かいのですが、画像で分かる通り左右は網目が少し大きいです。

上の写真で言うと網目の大きさの目安は、ハーブの下の細かい網目ぐらいの大きさにして下さい。左右の網目の大きさぐらいですと、ハーブが外に出てしまいます。

以下の画像は先程の洗濯ネットを利用した例です。なんと輪ゴムで左右の隙間を防いでいます。(笑)

 

 

洗濯ネットを利用する利点は洗って使いまわしができる事です。以前銭湯でハーブ風呂に入った際に洗濯ネットを利用していたので真似しました。

大きなハーブの葉を使う時もあるので私はこちらを利用していますが、細かいドライハーブだけを利用する場合は、網目の細かいネットを探しましょう。

(ちなみに今回利用したのは100円ショップダイソーさんの女性下着用洗濯ネットです。)

 

▼下着用洗濯ネットの例

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次におすすめなのがこちらのお茶パックです。

 

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トキワ お茶パックM糸付 50枚
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お茶パックは、お茶を入れる際と同じようにパックにハーブを入れて包むだけです。簡単にハーブ風呂を楽しめます。また利用後もそのまま捨てるだけですので、簡単です。

もう一つお茶パックを利用する利点は、ハーブのパックを楽しめることです。

 

 

ここでは、肌に良いレッドローズのハーブを利用しました。レッドローズについての効能は、次のページで紹介していますので是非そちらもご覧下さい。

お見苦しい画像(下画像)ですみません。こちらはお茶パックに詰めたハーブをハーブ風呂に入れる前に参考として撮ったものです。

このままでも香りがして気持ち良いですが、入浴中の暖かいハーブのパックは最高ですよ。

 

 

目や頬などに当ててハーブの成分や温かみを感じて入浴すると、とてもリラックスして入浴を楽しむことができるのでとてもおすすめです。肌にいいハーブは直接肌につけて利用したいですよね。

銭湯では色々な人が利用するので、このように直接肌につけることは出来ませんが、自宅でなら思いっきり楽しめます。

スーパー等でもお茶パックは安く売られているので、是非ハーブ風呂を楽しむ際に利用して下さい。

 

2 ハーブ成分の抽出時間に注意する

ハーブティーの場合は、お湯の温度が高いので3分程で抽出できますが、ハーブをお風呂に入れるだけだと、だいたい40度前後のお湯ですのでかなりの時間がかかります。

ハーブ風呂は湯船にお湯を貯める前にハーブを入れた袋を入れ10程待つか、鍋等でハーブを入れた袋を煮出して浴槽に入れると時短になり効果的です。

(ハーブを抽出したお湯は透明ではないので、浴槽に色がつく場合があります。心配な方はお風呂を楽しんだ後、早めに浴槽の掃除をして下さい。)

 

ハーブ風呂をより楽しむ為に

アロマオイル(精油)の使用で注意したいこと】

アロマオイル(精油)は、植物を濃縮してつくられる天然の物質です。香りが良く様々な効能が期待出来生活に取り入れやすいものですが、植物の状態の時よりも成分が70倍以上濃縮されているのでとてもパワフルな作用があります。アロマオイル(精油)の禁忌事項として以下の事に当てはまる方は以下に挙げるアロマオイルの使用禁止、注意が必要です。

【アロマオイル(精油)の禁忌】

○赤ちゃん                            ※原則精油を使わない(キャリアオイルは可)

授乳中の赤ちゃんはお母さんの香りを覚える期間でもあるため、アロマオイルを利用する事はおすすめできません。また眠りの妨げになり、皮膚への刺激も懸念されるので利用はしないでください。

○妊娠初期                            カモミール、ラベンダー、ローズ

妊娠初期は、肌が敏感になります。また、子宮を刺激する精油は使えません。購入する際には店員さんに利用可能かどうか、確認して下さい。

○妊娠中期・後期                ジュニパー、ラベンダー

○乳幼児                                ラベンダー

○腎臓障害                            ジュニパーベリー

○敏感肌                                ジュニパーベリー、ティートゥリー

○高濃度の使用                    イランイラン

当Webonで紹介しているアロマオイル(精油)の中で、利用に注意が必要なものを記載していますが、アロマオイル(精油)の中には、ほかにも注意が必要な物が沢山あります。これから購入する方も、現在利用している方も紹介したオイル以外を利用する際は、よく確認してから利用して下さい。

 

アロマオイル

【香りを楽しむには・・・アロマオイル(精油)】

ハーブは植物そのものの効果や香りを感じますが、ハーブ風呂にした場合は入浴剤のような強い芳香性は感じません。

ハーブを抽出した芳香物質であるアロマオイル(精油)を利用すればハーブの香りをより感じられるので、もっと香りを楽しみたい方にはおすすめです。

ハーブを入れた袋とは別に、アロマオイルを瓶から直接お湯に3~5滴程落として利用すれば気軽に楽しめます。

 

キャリアオイル

【保湿をしたいなら・・・キャリアオイル】

上画像の左の大きなボトルに入っているのは「キャリアオイル」といいます。

キャリアオイルは赤ちゃんにも利用できるオイルで、ホホバオイルが有名です。キャリアオイルにはほとんど香りはありません。

アロマオイル(精油)のままだと濃度が濃く直接肌に利用する事は出来ないのでアロマオイル(精油)を希釈するためにもキャリアオイルはよく利用されます。

お風呂では保湿の目的で少しお湯に混ぜて利用します。

 

天然塩

【身体を温めるには・・・天然塩】

通常の入浴だけでも身体が温まる効果がありますが、冷え性の方や身体をより温めたい方には天然塩がおすすめです。

よく銭湯のミストサウナの中にも天然塩が置かれていますが、天然塩は発汗作用や加温作用があるので身体が温まりやすくなります。

また発汗することにより、たっぷりとデトックス出来るので、肌の状態が整い美肌効果が期待出来ます。銭湯などでできるミストサウナでも塩を肌に塗り、汗をかいた後にとても肌がつるつるになります。体験した事が無い方にはおすすめですよ!

ただし汗をかかなければ、美肌についてはあまり効果を感じられません。あまり普段汗をかかない人は長時間浴槽に浸かる事でのぼせてしまう場合もあるので、まずは身体を温める事を目的に利用してみて下さい。

天然塩にアロマオイルを垂らして混ぜて使うのもおすすめです。(天然塩は、肌に傷がある場合ヒリヒリしますので使用しないで下さい。)

 

これらの他にも保湿を高める蜂蜜の利用等、身近にあるものでハーブ風呂を楽しむ方法は沢山ありますが、私が実際使ってみて「使いやすくて便利と感じた」3つを紹介させていただきました。

 

お風呂に混ぜるおすすめアロマオイル

お風呂に混ぜるアロマオイルですが基本は自分の好みの精油が一番良いと思います。(香りが好みのもの) あとは、第3章ハーブバスレシピのページ(次のページ)でも紹介していますが下記のアロマオイルがおすすめです。

・ティートリー(葉)・・・すっきりしたシャープな香り。ニキビや虫さされに良い。

・ローズオットー(花)・・・「香りの女王」といわれる。肌トラブル全般に良い。

・ラベンダー(花と葉)・・・ハーブの王道。手荒れや火傷に良い。敏感肌の方にも。

・ゼラニウム(花と葉)・・・バラとミントが合わさったような香り。しわやしみに良い。

・ジュニパーベリー(果実と葉)・・・スモーキーで少し甘い大人の香り。体臭に良い。

・イランイラン(花)・・・甘くフローラルな魅惑の香り。皮脂分泌を調整する。

・ローズオットー(花)・・・「香りの女王」といわれる。肌トラブル全般に良い。

・フランキンセンス(樹脂)・・・レモンのような澄んだ木の香り。しわやたるみに良い。

・イランイラン(花)・・・甘くフローラルな魅惑の香り。皮脂分泌を調整する。

・サンダルウッド(木部)・・・気持ちが落ち着く木の香り。毛穴の引き締めに良い。

・カモミールローマン(花)・・・少し癖のあるリンゴのような香り。クマや湿疹に良い。

 

以上、ハーブ風呂の効能効果、作り方、そして楽しみ方でした。次のページではハーブ風呂におすすめのハーブやレシピ、芳香浴について紹介します。

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ハーブ風呂の前に知っておきたい入浴の効果と注意点【むくみ取りマッサージ】

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入浴が大好き

私がおすすめするハーブ風呂を紹介する前に、入浴の効果についてこのページで少しお話させてください。

入浴は、心身共にリラックスできる至福の時間を過ごせます

日本には沢山の温泉地があり、日常でもお風呂に入りお湯に浸かるのが当たり前の習慣となっています。

私はお風呂が大好きで、色々な温泉地に行くことも大好きです。テレビで温泉の情報が流れる度に夫に連れて行って欲しいアピールをしてしまうので、夫に苦笑いをさせてしまう程です。

全国の温泉地を「生きているうちに全て制覇したいなあ」と思っています。銭湯やスパも勿論大好きです。

当たり前のように毎日入浴をすることは日本独自の文化であり、海外では日本と同じように毎日お風呂に入って浴槽に浸かる国はほとんどありません。

昔この事をテレビで知った時はとても驚きました。

その時のテレビでは欧米の国の人の話が取り上げられていたので、アジア独自のものなのかなとも思っていました。

しかし以前働いていた会社の台湾、韓国、フィリピンの出身の方とちょうどお風呂の話題になったので話を聞いてみると、そもそも浴槽が無い家が多い事や、たまに銭湯に行くけど家ではシャワーだけで済ますという話を聞きました。

 

 

毎日浴槽に浸かる事や、親子のスキンシップとして一緒にお風呂に入る日本の文化に驚かれる国の人が多いようです。

そこで調べてみると日本独自の文化である入浴には、3つの効果がありました。

 

入浴の3つの効果

温熱作用

 

身体が温まる働きのことを温熱作用といいます。

あたたかい湯船に浸かれば当然身体は温まります。身体には沢山の毛細血管がありますが、温熱作用により血管が広がり、血液循環がよくなります。そして血のめぐりがよくなると、冷え性の改善や肌色もよくなるので美容への期待、新陳代謝が活発になるのでデトックス効果にも期待できます。

よくお風呂に浸かるとコリや疲れがとれると言いますが、これも温熱作用により身体の血流がよくなるために起きる作用です。

 

水圧作用

 

浴槽のお湯に浸かることでも水圧がかかります。身体に圧をかけると足や手に溜まった血液が押し戻され、心臓が活発に働き血液循環が良くなります。

心臓から遠い位置にある足は、身体のなかでもっとも浮腫(むく)みやすい場所なので、血液循環を良くする入浴はとても効果があります。

 

浮力効果

 

水中では身体が浮く分、普段使っている筋肉が休まります。私達は日常の生活の中で椅子に座り、歩いているだけでも身体中の筋肉を使っています。

浴槽にのんびりと浸かれば、緊張していた筋肉がほぐれて身体が軽くなるので心身共にリラックスできます。

逆に水中で身体を動かせば、水圧と水の抵抗により普段よりも身体を動かす為に使われる力が必要になるので筋肉増強が期待出来ます。

 

身体への影響

以上、3つの効果を紹介しましたが、入浴の効果による身体への影響は、睡眠の質の向上や体臭抑制、免疫力の向上などがあります。

しかし効果があるからといっても、長時間の入浴は心身に悪影響を与えることもあります。

私は長時間入浴してのぼせてしまい気持ち悪くなった経験があります。

他にも先程お伝えした水圧と水の抵抗による負荷を長時間身体に与えると、かえって疲れが溜まってしまう場合があります。また、肌の保湿成分(油分)がなくなってしまい乾燥の原因にもなります。

疲れていてお風呂でリラックスしたい方、少し体力に自信が無い方は10分程の入浴が一番効果的です

 

ダイエットなどで身体に負荷をかけたい方、デトックスしたい方はそれ以上入浴しても問題はありませんが、水分を摂り入浴後の保湿を必ずすることをおすすめします。

 

 

私は肌が乾燥気味なので、浴槽に長く浸かる事は滅多にありません。しかしダイエットや美容効果も魅力的なので、いつも浴槽につかり足のリンパを中心にマッサージをします。

 

むくみ取りマッサージ法

一番簡単なマッサージの方法は、片足の足首を両手で掴み膝裏にあるリンパに向かって手を滑らせるだけ。この時膝裏のリンパを少し押して刺激します。

 

 

マッサージのあとに軽く負荷をかけたストレッチを行い、5分程の入浴時間を過ごします。残りの5分程度はのんびりと浴槽に浸かります。

足の浮腫みがある人にはマッサージは特におすすめの入浴法です。するとしないとでは翌日の足の軽さが全然違います。興味のある方は是非お試しください。

 

<このページの参考>

https://www.bathclin.co.jp/happybath/%E5%85%A5%E6%B5%B4%E3%81%AE%E5%8A%B9%E6%9E%9C/
https://healthcare.kao.com/main_post/bath01/
https://www.jbia.org/knowledge4.html
http://www.kago-ksr.or.jp/wpDir/wp-content/uploads/2012/02/30996301bf90297cb46f484de08d0f9c.pdf
https://takeda-kenko.jp/yakuhou/backnumber/pdf/vol469_01.pdf
https://www.pref.chiba.lg.jp/kenshidou/faq/321.html

 

次のページではハーブ風呂のメリットと作り方などについて解説をしていきます。

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