V6の90年代のおすすめの名曲10選

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ジャニーズファン歴25年で『なぜ90年代J-POPはあんなにアツかったのか?』の著者であるシン氏が90年代ジャニーズという存在を紐解く!「少年隊」「光GENJI」が築いたジャニーズの礎とは?「SMAP」「V6」「TOKIO」「KinKi Kids」の軌跡とおすすめ楽曲をジャニーズと共に青春を過ごしてきた筆者視点で語る!

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著者:シン アキコ

30代前半女性。ジャニーズファン歴25年。70年代、80年代、90年代の邦楽を愛している。著書『なぜ90年代J-POPはあんなにアツかったのか?: J-POP愛して25年の著者がヒット曲を徹底分析 (Webonブックス) 』

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前ページでは90年代における「V6」について解説をいたしました。このページでは90年代の「V6」のおすすめの名曲を紹介します。

 

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V6の90年代のおすすめの名曲10選

「愛なんだ」作詞:松井五郎 作曲:玉置浩二

 

「愛なんだ」 は1997年1月にリリースされたV6の5枚目のシングル。オリコン週間1位で、1997年の年間50位。

「愛なんだ」 はV6の転機ともなった楽曲。

当時、玉置氏主演のドラマに井ノ原が出演しており、玉置氏自身から「曲作らせてよ」と話があったという。

歌詞は、ジャニーズの楽曲ではおなじみの松井五郎氏による。

押し付けないポジティブや優しさ…背中を押す、寄り添う歌詞は彼ならではのものと言える。

歌い出しは、坂本によるソロ歌唱。そのため、メンバー全員で坂本をカメラ前に押し出すのが定番である。

デビュー当初は、歌唱中に笑顔をみせることが少なかった森田だが「愛なんだ」の歌唱ではメンバーと楽しそうにふざけたり、笑う姿が見られるようになった。

 

「GENERATION GAP」作詞:藤井フミヤ 作曲:藤井尚之

 

「GENERATION GAP」 は1997年11月にリリースされたV6の8枚目のシングルで、オリコン週間1位。バラエティ番組「学校へ行こう!」のテーマソング。

藤井兄弟によるユニット「F-BLOOD」による作品。「学校へ行こう!」のテーマソングに起用された。

今でいう「ゆとり世代」「さとり世代」(当時、その言葉は存在しなかったが)を指すような、どこか活力のない若者への思いのようでもあり、逆に若者世代から見た「オトナ」への思いのようにもとれる歌詞である。

いずれにせよ「分かり合おう、手を取り合おう」という若者をターゲットにした番組の「学校へ行こう!」にぴったりの名曲だ。

楽曲最後には、V6とジャニーズジュニアで大きなハートマークのフォーメーションをとることもあった。

 

「翼になれ」作詞・作曲:奥居香

 

「翼になれ」 は1998年7月にリリースされたV6の10枚目のシングルで、オリコン週間3位。

プリンセスプリンセス奥居香の作詞、作曲によるポップな楽曲。

イントロや間奏には少々ハードな音も用いられ、彼らの見せ場であるダンスやアクロバットを引き立てる。

当時まさに快進撃をみせていた「V6」というグループを表現したかのような歌詞が印象的。

ぼく達は全員違う夢を見て わりとジタバタしてるんだ
そりゃメチャクチャ恐いけど 戦ってんだ
見た目より案外はりきってるんだ
実は密かに燃えてんだ
胸の奥で育ててた野望のカケラ 翼になれ

引用:V6「翼になれ」作詞:奥居香

この曲のサビでは腰に仕込んだ布を広げるという見せ場があるのだが、なかなかうまく広がらないことがあり、ミュージックステーションでは爆笑NGシーンとして取り上げられることもあった。

 

「Over」作詞:20th Century 作曲:菊池一仁

 

「over」 は1998年11月にリリースされたV6の11枚目のシングルで、オリコン週間1位を獲得した。

カミセン主演ドラマ「PU-PU-PU-」の主題歌として起用。

シングルとして初めて、作詞をトニセンがつとめている。

作曲者である菊池一仁は、TRFやEvery Little Thing、浜崎あゆみなど90年代後半から00年代初頭にかけてヒット曲を多く手掛けており、V6へも複数楽曲を提供している。

「over」は、Aメロ~Bメロと少しずつ力強さが増し、悩みが晴れていくようなサビが印象的。聴く人を、優しく前向きな気持ちにさせてくれるバラードである。

大サビでは、主旋律を歌うトニセンと、カミセンのコーラスが交わる。

誰もが真似できる、手を使ったサビの振り付けもトニセンの案によるもの。

 

「Believe Your Smile」作詞:菊池一仁・六ツ見純代 作曲:菊池一仁

 

「Believe Your Smile」 は1999年3月にリリースされたV6の12枚目のシングル。オリコン週間1位で1999年の年間55位。

当時ジャニーズジュニアであった嵐・二宮和也、元関ジャニ∞・渋谷すばるがダブル主演をつとめたドラマ「あぶない放課後」の主題歌に起用された楽曲。

「これぞジャニーズ!これぞV6!」というとにかくポップな曲で、後輩アイドルにも歌い継がれている。

ダンス、アクロバットの見せ場も多く、ジャニーズファン独特の「PPPH」という合いの手も打ちやすい。

イントロで大歓声があがる、不動の人気曲だ。

 

「太陽のあたる場所」作詞:BANANA ICE 作曲:BANANA ICE・笹本安詞

 

「太陽のあたる場所」 は1999年7月にリリースされたV6の14枚目のシングル。オリコン週間3位で1999年の年間66位。

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カミセン主演「新・俺たちの旅Ver.1999」の主題歌。

Aメロは坂本によるラップ、Bメロは井ノ原ソロからユニゾンへ、サビはメンバー全員によるユニゾンという形をとっている。

後半には転調し、カミセンによる若さあふれるラップパートを経て、大サビではラップとサビが交差するドラマチックな構成を展開する。

これまでのV6にも、他のジャニーズアイドルにもなかった新しいタイプの楽曲。

97年頃を期にジャニーズには、時代の変化もあってか、ラップやヒップホップテイストを取り入れた楽曲が増えている。

「太陽のあたる場所」は99年リリースだが「ジャニーズはこういう曲も歌う」という先駆けとなった曲といえる。

 

「逃亡者-FUGITIVE-」作詞:中山加奈子 作曲:星野靖彦

 

「逃亡者-FUGITIVE-」は1996年8月にリリースされた1stアルバム『SINCE 1995 〜 FOREVER』の記念すべき1曲目を飾った曲。

作詞にはプリンセスプリンセスの中山加奈子、作曲・編曲にはテクノミュージシャンでありV6の楽曲ではおなじみの星野靖彦が名を連ねる。

一言でいえば「とにかくカッコイイ」曲だ。

愛する女性をあらゆる苦難から守る男らしさを描いたストーリーだが、女性作詞家ならではの、ほどよくキザな言葉がしっくりとくる。

厚みのあるロックサウンドは、V6の持ち味であるダンスにも映え、起承転結のある分かりやすいサビはジャニーズファンの好きなポイントを突いている。

V6ファン以外にも必ず受ける曲だ。

 

「Can do! Can go!」作詞:山田ひろし 作曲:川上明彦

 

「Can do! Can go!」は1998年2月にリリースされたV6の2ndミニアルバムの『SUPER HEROES』の1曲目の曲。

バラードを思わせる静かなメロディから、一気に最高潮までテンションをあげていくイントロも聴きどころの名曲。

歌詞は、青春時代特有のモヤモヤうだうだするくすぶった心を歌っており、非常に共感できる内容だ。

最終的にはポジティブへと引き上げてくれるところがV6の楽曲ならではといえる。

ジャニーズジュニアの冠番組・主演映画のテーマソングであり、ミュージックステーションをはじめとした音楽番組でもジャニーズジュニアが歌唱する機会が多かったため「V6の曲である」という認識は世間もそうだが、ジャニーズファン内、とくにジャニーズジュニアファン内では認識が低かったと思われる。

アルバム曲ということも影響していたと思うが、当時は「ジャニーズジュニア」という単語がメディアに乗るたびに同曲がBGMに用いられるほどだったので、ジュニアのオリジナル曲かのような扱いだった。

V6の楽曲がジャニーズジュニアにカバーされやすいというのは、楽曲がキャッチーであることや当時活動しているグループのなかではV6がもっとも「王道ジャニーズ」(歌って踊り、アクロバットができる)であった証拠かもしれない。

ジャニーズとして、アイドルとして活動していくなかで、V6の曲を練習し披露する機会をもつことは、ジュニアにとって得るものが多かったのだろうと推測する。

実際、ジュニアのオーディションの課題曲としてもV6の楽曲が使われることが多かったという。

 

「GOAL」作詞:小林和子 作曲:Eddy Blues

 

「GOAL」は1997年8月にリリースされたV6の2ndアルバム『NATURE RHYTHM』に収録された曲。

そして「トニセン」こと「20th Century」の楽曲である。

さすが、当時から安定した歌唱を聴かせてくれる。生音と電子音が絶妙に絡まった、いわゆるテケテケとしたサウンドも90年代のV6らしい。

グループでは年長組の3人による楽曲であるため、歌詞の内容も大人っぽさ、男らしさを感じさせる。

Eddy Bluesは「本気がいっぱい」の作曲も手掛けているが、実はミュージシャンであり名プロデューサーの織田哲郎氏のこと。さすが、キャッチーなサビを生み出す天才である。

 

「大丈夫」作詞:Coming Century 作曲:星野靖彦

 

「大丈夫」は1996年2月にリリースされたV6の2枚目のシングル「MADE IN JAPAN」のB面に収録された、年少組3人(森田・三宅・岡田)の楽曲。

まだ10代のメンバーによる、若く瑞々しい歌詞が印象的である。聴いていると不思議と勇気が湧いてくるのだ。

「大丈夫」は、長いイントロも聴きどころ。3人それぞれに見せ場を持たせ、テレビでパフォーマンスする(見せる)ことを前提として作られているようにも感じる。

振り付けも「真似できないことはない」絶妙なセンをついていて、「複雑な振りやアクロバットを魅せるV6」とうまく差別化をはかったポップな路線が当時の3人に合っている。

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