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第1章 現代の麻雀
第2章 ルールの超基本
第3章 麻雀の楽しみ方
第4章 麻雀的思考力
著者:平澤元気
1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja
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ネット麻雀はどれをやるべきか
ここまで、麻雀を覚えるために、また知的ゲームとしての麻雀の腕を磨くためには「ネット麻雀」がオススメですというお話を何度かしてきました。
ただ「ネット麻雀」といってもその数は非常にたくさんありますし、それぞれに特徴があります。
その為、あなたが麻雀をやる目的によって、利用した方が良いネット麻雀は変わってくるでしょう。
今回は私の独断と偏見ではありますが、有名なネット麻雀の特徴と、どんな人におすすめかをご紹介していきたいと思います。
※ページ末にネット麻雀一覧を記載しています。
有名ネット麻雀3選の特徴とおすすめポイント
以下では有名なネット麻雀3つの特徴とおすすめするポイントを解説していきます!是非自分にぴったりのネット麻雀を見つけていただければと思います!
▼ここで紹介するネット麻雀の特徴早見表
天鳳 | マルジャン | 雀シティ | |
料金 | 基本無料 | 無料でも可 | 基本無料 |
対応端末 | PC/スマホ | PC/スマホ | PC/スマホ |
ポイント | 正確な段位 | イベント多 | 顔が見える |
1 天鳳
(引用元:https://tenhou.net/)
サービス名 | 天鳳 |
料金 | 基本無料(豪華版は月額540円) |
対応端末 | パソコン・タブレット・スマホ |
おすすめの人 | 実力が卓ごとに分かれていてほしい人 |
天鳳の特徴
登録ID数450万を数える国内最大規模のネット麻雀サイトです。
天鳳の最大の特徴は「打ち手の実力によって打つ卓が分かれている」こと。
プレイヤーは成績に応じて段位を持つのですが、その段位ごとに打てる卓が区切られています。
▼天鳳の段位
すなわち「常に自分に近い実力の相手と打つことができる」ので、上級者であれば他のゲームや雀荘では味わえないようなハイレベルな勝負を経験できます。
逆に初級者であれば上級者にあっけなくやられることなく、じっくりと麻雀を楽しめます。
また上記の仕組み(自分に近い実力の相手と打たなければならない)から格下の相手ばかりと戦ってポイントを貯めることができません。
そのため、この天鳳の段位というのは数あるネット麻雀の中でも「最も信頼できる実力の指標」と言われており、高段者には戦術書の執筆オファーがきたり、トッププロとの配信対局に呼ばれたりすることもあります。
初心者の方にとっても「自分が強くなっていること」が最も実感しやすいストイックなネット麻雀と言えるでしょう。
あなたが凝り性で、どんなゲームでも実力を磨いて上を目指したい、と思う性格ならばこの天鳳がぴったりです。
11人しかいない「天鳳位」
ちなみにこの天鳳は有名プロも数多くプレイしていますが、最高段位の「天鳳位」(十段のさらに上)に辿り着いたのはたったの11人!
もしあなたがどんなに麻雀の腕に自信があったとしても「一度もつまづくことなく天鳳位に到達できることはない」と断言しても良いでしょう。
この言葉に燃えてきた自信家のあなたも、ぜひ天鳳をプレイしてみてください。
ちなみにスマホ版もあり、PC版スマホ版共に基本は無料です。
七段以上が打てる最高レベル卓で打つ場合と、自分の打ち筋のデータ解析などができる豪華版を使う場合のみ月額540円となっています。
天鳳の特徴まとめ
・基本は無料。データ解析などができる豪華版を使う場合のみ月額540円。
・登録ID数450万を数える国内最大規模のネット麻雀サイト。
・最大の特徴は「打ち手の実力によって打つ卓が分かれている」こと。
・格下の相手ばかりと戦ってポイントを貯めることができないため、天鳳の段位というのは数あるネット麻雀の中でも最も信頼できる実力の指標と言われている。
・高段者には戦術書の執筆オファーや、トッププロとの配信対局に呼ばれたりすることも。
・実力を磨いて上を目指したい、と思うならば天鳳がぴったり。
オンライン対戦麻雀 天鳳(外部リンク)
2 Maru-Jan(マルジャン)
(画像引用元:http://www.maru-jan.com/)
サービス名 | マルジャン |
料金 | ある程度は無料で楽しめる(プレイはポイント制) |
対応端末 | パソコン・タブレット・スマホ |
おすすめの人 | イベントを楽しみながら麻雀を覚えたい人 |
マルジャンの特徴
先ほどの天鳳がひたすら麻雀を打って段位をあげて行く、というシンプルかつストイックなゲームだったのに対して様々なイベントやエフェクトが楽しめるのがこの「マルジャン」です。
対戦相手と領地をかけて勝負しながら天下統一を目指す「丸雀戦国時代」
麻雀プロのリーグ戦のように昇級を目指して戦う「丸雀プロリーグ」
といった様々なイベントが常に開催されています。
「全国麻雀選手権」に注目!
中でも注目なのは毎年春に開催される「全国麻雀選手権」。
こちらなんと勝ち進むと優勝賞金500万円(賞金総額は1000万)の大会への出場権を得ることができます。
なんとも夢のある話ですよね。
スマホのソーシャルゲームのような感覚で様々なイベントを楽しみながら麻雀を覚えていきたい、というあなたにオススメのネット麻雀です。
プレイするにはポイントを購入する必要がありますが、初回登録時やイベントでもらえたりするのである程度は無料で楽しむことが可能です。
Maru-Jan(マルジャン)の特徴まとめ
・ポイントはもらえたりするのである程度は無料で楽しむことが可能。
・様々なイベントやエフェクトが楽しめる
・対戦相手と領地をかけて勝負しながら天下統一を目指す「丸雀戦国時代」開催。
・麻雀プロのリーグ戦のように昇級を目指して戦う「丸雀プロリーグ」開催。
・毎年春に開催される「全国麻雀選手権」では、勝ち進むと優勝賞金500万円、賞金総額1000万円の大会への出場権を得ることができる
・様々なイベントを楽しみながら麻雀を覚えていきたい方にオススメのネット麻雀
麻雀ゲーム『Maru-Jan』(外部リンク)
3 雀シティ
(画像引用元:https://www.fuzz.co.jp/app/jongcity/)
サービス名 | 雀シティ |
料金 | 基本無料(一部課金あり) |
対応端末 | パソコン・タブレット・スマホ |
おすすめの人 | 相手の顔を見ながら麻雀を楽しみたい人 |
雀シティの特徴
今回ご紹介する中で最も新しいネット麻雀がこちら。
なんといっても雀シティの特徴はカメラを通して相手の顔をみながらプレイができること。
カメラはぼかしが入っているので最低限のプライバシーは守られる他、OFFにすることもできます。
リアルタイムで流行りの加工アプリのような加工をすることができたりしてなんとも「今風」なゲームだなという印象です。
1局清算のルールで遊べる!
個人的に気に入ったのは「1局清算のルール」が遊べるところ。
麻雀は牌が配られてから誰かが和了(あが)るまでを1局として、通常ですと10局程度で1ゲームとなります。
これでだいたい30分から40分くらいかかるのですが、1局清算ならば5分以内に終わってしまいます!
これこそ隙間時間に遊ぶのにはちょうど良いゲームで、ここでもやはり現代人のライフスタイルにあったゲームだなと感じました。
ちなみにこちらも基本無料で遊べますし、つい最近スマホ版もリリースされました。
雀シティの特徴まとめ
・基本無料
・相手の顔を見ながらプレイできる
・1局清算が可能
・隙間時間に遊ぶにはちょうどいいゲーム
オンライン麻雀ゲーム『雀シティ』(外部リンク)
いかがでしたでしょうか。
麻雀会で一旗あげてやるぜ!というガチな人から、ソーシャルゲームのように気楽に遊べるものまで様々あります。
基本無料のものがほとんどなので、ルールなどいまいち理解し切れてない、という方もぜひ一度遊んでみてはいかがでしょうか。
習うより慣れろ、と言いますがその方が理解も早くなりますよ。
ネット麻雀一覧
名称 | 特徴 |
オンライン対戦麻雀 天鳳 | 登録ID数450万を数える国内最大規模のネット麻雀サイト。天鳳の最大の特徴は「打ち手の実力によって打つ卓が分かれている」こと。 |
麻雀ゲーム『Maru-Jan』 | 様々なイベントやエフェクトが楽しめる。優勝賞金500万のイベントの大会への出場権が獲得できるイベントなども開催。 |
オンライン麻雀ゲーム『雀シティ』 | カメラを通して相手の顔をみながらプレイができる。カメラはOFFにすることも可能。 |
セガNET麻雀 MJ | 牌や手の動きをリアルに再現。実際に麻雀をしている感覚になれる。基本プレイ無料。 |
麻雀4 | 色々なゲームを取り扱う「ハンゲーム」の中にあるゲームのひとつ。無料で打つことができる。 |
雀REVO | 3Dの絵が特徴的な麻雀ゲーム。対局後に、対戦相手のリーチが何待ちだったかなどを調べられる。 |
闘牌王 | 対局視点に3Dモードを選べて臨場感ある対局ができる。 |
麻雀ロワイヤル | 「Yahoo!モバゲー」の中のゲームのひとつ。会員数が100万人を突破しているとのこと。 |
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はじめに
第1章 現代の麻雀
第2章 ルールの超基本
第3章 麻雀の楽しみ方
第4章 麻雀的思考力
著者:平澤元気
1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja