お金とは何か

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お金は大切なもの。でもお金が増える事と「豊かになる」事は別だったのです。心もお財布も豊かになる金運がアップする方法をここで学び、明日から是非実践してみてください!

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著者:fumie

ファイナンシャルプランナー(AFP)

FPであるにも関わらず、クレジットカードを多用するなどお金と上手くつきあえなかった時期に、お金を管理することの大切さを知る。仕事が上手くいかなかった時代に開運掃除や金運を上げる財布など、スピリチュアル的な見えない世界にも興味を抱くようになる。お金と上手につきあうにはFPの左脳的な知識に加えて、右脳的なマインド、そして見えないスピリチュアルな世界を知ることが大切なことを実感し、“金運アップ”をトータルで考えるようになる。FPとして執筆や講師としての活動を行いながら、物心共の豊かさである“金運アップ”をライフワークとして追求している。

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このページでは「そもそもお金って何なのか」というお話をします。

金運アップしたい=お金が欲しい はずなのに、お金について突き詰めて考えたことがある方は少ないのではないかと思います。

お金に好かれたいなら、まずはお金を知ることから始めましょう。

 

お金とは

 

お金とは突き詰めると「単なる紙と金属」でしかありません。

でもそんな「単なる紙と金属」の種類や量によって、私たちは一喜一憂しています。

どうして紙や金属に喜んだり、恐れを感じたりするのでしょうか?

それはお金の歴史と、お金の機能を紐解くことによってわかります。

お金の歴史

 

原始時代、それぞれが暮らす場所で獲れる肉や木の実、魚や貝などを物々交換して、人々の暮らしは成り立っていました。

ただ肉も魚も、獲れるときと獲れないときがあって、獲れないときには、交換が成立しなくなります。

また交換するものによっては不平等が生じる可能性もあります。

そういった不均衡を解消し、なおかつ持ち運びや保存がしやすい貝や矢じり、塩や穀物などが「物品貨幣」として扱われるようになります。そしてこれがお金のルーツと言われています。

 

 

その後金貨や銀貨といった硬貨が、世界中で使われるようになります。

経済が発展するにつれ、金属が不足するようになると金や銀に価値の低い銅が混じるようになり、硬貨の価値=金属の価値ではなくなりました。

さらに交易の範囲が広がると、重い金貨の代わりに紙幣の原型となる小切手が生まれるのです。

 

 

でもただの紙切れが価値を持つためには、金貨何枚分と確実に交換できる「信用」が必要。

こうして信用を得るための国営の中央銀行が作られ、紙幣は価値を持つようになりました。

 

その後「金本位制」がイギリスで始まります。

それまでは目に見えない「信用」で成り立っていた紙幣ですが、目に見える「金(ゴールド)」がないと保証されない時代へと変わっていきました。

その後イギリスのポンドが世界初の基軸通貨となり、「世界で最も金を大量に保有している国の通貨が、世界の基軸通貨」となります。

第2時世界大戦が終わるころには、その地位はアメリカへと移ります。

ただ「中央銀行が発行している金と同額までしか紙幣を発行できない」という制約が、金本位制の足かせとなり、ニクソン・ショックにてその幕を下ろすこととなります。

 

ニクソン・ショック
1971年にアメリカ大統領のリチャード・ニクソンが発表した政策。それまでドルが金と交換できるという前提の元、ドルに対して他の国の通貨は固定されていた(例えば1ドル=360円 のように)。しかし、それまでのようにドルと金を交換できるほど「ドルの価値は無い」としてニクソン大統領はドルと金の交換停止を発表した。それによってドルの価値が下落する(すぐに1ドル=360円 から 1ドル=308円 へと下がった)と共に、金本位制が崩壊した。

 

そして現在は金の保証がなくても、自由に取引ができるようになりました。

お金の歴史を知ると、お金は進化し続けてきた「便利な道具」ということがわかります。

 

お金の3つの機能

※お金の3つの機能は諸説ありますがここでは著者の考え方に基づきます

 

本来便利な道具であるはずのお金に振り回されてしまうのは、お金に大きく3つの機能があるからです。

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1 交換機能

 

1つ目は交換機能です。

先ほどお金の歴史でお話ししたもので、お金の機能の中で一番歴史が古いものです。

昔は市場で肉と魚を交換していましたが、今はスーパーに行って肉とお金を交換します。

一番わかりやすく、シンプルな機能です。

お金の機能がこれだけなら、お金に振り回されることはないのかもしれません。

 

2 蓄積機能

 

2つ目は蓄積機能です。

この機能ができたことで、お金は複雑になっていきます。

原始時代に話を戻すと、例えば魚が大量に獲れても、放っておけば腐ってしまいます。

そこで今すぐ食べる分だけ残しておいて、残りは貝殻など保管が効くものに換え、いずれ必要になったときに使うのが、2つ目の蓄積機能です。

現在で言うところの貯蓄です。

 

この機能があるおかげで、今必要ないお金を将来のために保管することができるのですが、問題もあります。

中には将来への不安から貯め込みすぎてしまう人がいるからです。

便利な機能ではありますが、なんのために貯蓄をしているのかが明確でなければ、いくら貯めても不安なままです。

今を楽しむためのお金と、将来に備えるお金をバランスよく配分することが重要です。

 

3 増殖機能

 

最後の3つ目の機能は、増殖機能です。

なに?と思われるかもしれませんが、お金がお金を生み出す仕組みのことです。

例えば銀行や郵便局であれば、お金に利子がついて増えていきます(現在の日本では、ほとんど利子はつきませんが)。

また株式投資であれば、配当でお金が増えます。

本来は何もしなくても、お金は時間が経てば自動的に増える性質を持っています。

せっかく増える機能があるのですから、その仕組みを活用したいですね。

※「お金の機能」については『お金のIQ お金のEQ (サンマーク文庫)』本田健(サンマーク文庫)を参照

 

まとめ

 

お金は便利な道具です。

でも活かすか活かさないかは自分次第。

どうせなら全ての機能を上手に使いこなし、上手にお金とつき合いたいですね。

 

※参考文献

お金原論』泉正人(東洋経済)

お金のIQ お金のEQ (サンマーク文庫)』本田健(サンマーク文庫)

 

続いては「金運がいい人」の7つの特徴をご紹介いたします!あなたはどれだけ当てはまっているでしょうか?

 

 

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著者:fumie

ファイナンシャルプランナー(AFP)

FPであるにも関わらず、クレジットカードを多用するなどお金と上手くつきあえなかった時期に、お金を管理することの大切さを知る。仕事が上手くいかなかった時代に開運掃除や金運を上げる財布など、スピリチュアル的な見えない世界にも興味を抱くようになる。お金と上手につきあうにはFPの左脳的な知識に加えて、右脳的なマインド、そして見えないスピリチュアルな世界を知ることが大切なことを実感し、“金運アップ”をトータルで考えるようになる。FPとして執筆や講師としての活動を行いながら、物心共の豊かさである“金運アップ”をライフワークとして追求している。

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