「特撮をもっと楽しむための裏話図鑑 ~ゴジラ~編」はこちらから!
第1章 昭和シリーズ
2代目ゴジラの裏話・撮影秘話① 【ゴジラの逆襲~モスラ対ゴジラ】
2代目ゴジラの裏話・撮影秘話② 【三大怪獣 地球最大の決戦~怪獣島の決戦 ゴジラの息子】
2代目ゴジラの裏話・撮影秘話③ 【怪獣総進撃~メカゴジラの逆襲】
第2章 平成シリーズ(vsシリーズ)
3代目ゴジラの裏話・撮影秘話 【ゴジラ(1984)・ゴジラvsビオランテ】
4代目ゴジラの裏話・撮影秘話 【ゴジラvsキングギドラ~vsデストロイア】
第3章 ミレニアムシリーズ
「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」の裏話・撮影秘話
「機龍ゴジ」の裏話・撮影秘話 【ゴジラ×メカゴジラ・ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS】
第4章 2010年~
第5章 ハリウッドシリーズ
著者:山田チャーハン
幼少期から様々な特撮作品を見て育つ。怪獣特撮・ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊と鑑賞する作品の幅が広い。作品を見るだけでなく、考察や解説サイトにも興味があり、知識を増やして作品の楽しみ方を増やすのがモットー。友人と特撮談義や特撮縛りのカラオケをすることも。特撮作品の出演を夢見て、特撮に関する仕事を所望している。
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Twitter(山田)@yamada_chahan
ミレニアムシリーズの中では珍しく『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』は2部作となっています。
そのため、この2作品で登場するゴジラも同じゴジラという設定です。見た目に若干の違いはあるものの傷跡など引き継がれている要素があるのが特徴です。
このページではそんな『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』に登場するゴジラの撮影秘話や裏話を紹介します。
▼ゴジラ「ミレニアムシリーズ」一覧(薄いオレンジ背景が今回紹介する作品)
公開 | タイトル | 視聴可能動画サービス | |||||
’99 | ゴジラ 2000ミレニアム | AP(別料400円)・TT(別料400円)・TD・dTV(別料300円)・楽天(別途300円) | |||||
’00 | ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 | AP(別料400円)・TT(別料400円)・TD・dTV(別料300円)・楽天(別途300円) | |||||
’01 | ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 | AP(別料400円)・TT(別料400円)・TD・dTV(別料300円)・楽天(別途300円) | |||||
’02 | ゴジラ×メカゴジラ | AP(別料400円)・TT(別料400円)・TD・dTV(別料300円)・楽天(別途300円) | |||||
’03 | ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS | AP(別料400円)・TT(別料400円)・TD・dTV(別料300円)・楽天(別途300円) | |||||
’04 | ゴジラ FINAL WARS | AP(別料400円)・TT(別料400円)・TD・dTV(別料300円)・楽天(別途300円) |
- Hu=Hulu
- AP=Amazon Prime
- TT=TSUTAYA TV
- TD=TSUTAYA DISCUS
- dTV=dTV
- UN=U-NEXT
- 楽天=楽天TV
表に記載無しの場合は取り扱い無し
別料=視聴には会員料金以外に別途料金が必要
ゴジラ×メカゴジラ(機龍ゴジ)
基本情報
作品名 | ゴジラ×メカゴジラ |
発表年 | 2002年 |
上映時間 | 88分 |
監督 | 手塚昌明 |
出演 | 釈由美子 |
備考 | ゴジラ26作目(ミレニアムシリーズ4作目)。 |
~あらすじ~
ある日、ゴジラが日本へ上陸する。自衛隊の準備していた武器が無残にもゴジラに破壊されるが、かつて倒した初代ゴジラの骨格を元に「機龍(きりゅう)」と呼ばれるメカゴジラを日本は発明する。機龍はゴジラを追い詰めるも、初代ゴジラの意識が目覚めてしまい機龍はコントロール不能になってしまう・・・
▼機龍(メカゴジラ)
この作品のゴジラは通称「機龍ゴジ」と呼ばれています。
1954年の第1作目『ゴジラ』の「初代ゴジラ」の骨格が溶けなかったという設定で、初代ゴジラの子孫とされているのが「機龍ゴジ」です。
そのため、初代ゴジラの上半身と25分の1スケールの全身骨格が制作されました。
ゴジラはスーツ制作前にデザイン画が用意されることが多いのですが、機龍ゴジにはデザイン画がありません。
それもそのはずで第23作(ミレニアムシリーズ1作目)の「ゴジラ 2000ミレニアム」のゴジラ(ミレゴジ)の写真をPhotoshopで加工したものを参考にしてスーツが制作されました。
実際に作る際のスーツ型はミレニアムシリーズ2作目「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」のゴジラ(ギラゴジ)のものを流用しています。
体色は濃いグレーで、頭部や背ビレはミレゴジよりも小さくなっているのが特徴です。
今まで見慣れた色のゴジラが帰ってきたという感じがしますね。
ギラゴジの型を流用しているので背ビレは相変わらず炎のように見えます。色を戻しながら攻撃的な見た目を失っていないゴジラなのではないでしょうか。
今作には「ゴジラ」の愛称で親しまれた野球選手の松井秀喜が出演しています。誰もが夢見た共演がついに実現した記念のゴジラですね。
▼松井秀喜選手
視聴方法
公開 | タイトル | 視聴可能動画サービス | |||||
’02 | ゴジラ×メカゴジラ | AP(別料400円)・TT(別料400円)・TD・dTV(別料300円)・楽天(別途300円) |
Hu=Hulu AP=Amazon Prime TT=TSUTAYA TV TD=TSUTAYA DISCUS dTV=dTV UN=U-NEXT 楽天=楽天TV 表に記載無しの場合は取り扱い無し 別料=視聴には会員料金以外に別途料金が必要
ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(機龍ゴジ)
基本情報
作品名 | ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS |
発表年 | 2003年 |
上映時間 | 91分 |
監督 | 手塚昌明 |
出演 | 金子昇 |
備考 | ゴジラ27作目(ミレニアムシリーズ5作目)。前作「ゴジラ×メカゴジラ」の続編。 |
~あらすじ~
前作のゴジラ対機龍(メカゴジラ)の闘いから1年後、主人公の前に妖精「小美人」が出現する。小美人は機龍を海に返せ(機龍は海に沈んでいた初代ゴジラから作成されたメカゴジラ)と言うが対ゴジラの為に必要な機龍を主人公が海に返すよう求めても政府はそれを認めない。そうこうしているうちにゴジラが出現する。そこへモスラがやってきてゴジラに対抗するがモスラは劣勢になる。機龍を操作する主人公は機龍を出動させる・・・
▼モスラ
この作品のゴジラも通称「機龍ゴジ」と呼ばれています。
タイトル「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」から「SOSゴジ」と呼ばれることもありますが、前作と今作の2作品に登場するゴジラは同じものという設定で一括りなので、「機龍ゴジ」としています。
スーツは前作「ゴジラ×メカゴジラ」(機龍ゴジ)の型を流用しています。
アップ用スーツ・アクション用スーツ・アップ用の上半身メカニカルスーツ(機械で動くスーツ)の3つのスーツが用意されました。
アップ用スーツは新規造形で、アクション用スーツは前作のスーツを改造して作られています。
上半身のメカニカルスーツは顔の表情の細かな動きを表現するために制作されました。メカニカルスーツなので、スーツアクターを必要としません。
スーツの胸の部分は劇中で付けられた傷跡を表現するため、ミミズ腫れのような状態になっています。
初代ゴジラ以降、破壊されることがなかった国会議事堂ですが、今作の機龍ゴジによって久しぶりに壊されることになります。
▼国会議事堂
また、ゴジラシリーズでこれまで1度も破壊されることがなかった東京タワーを破壊したのも機龍ゴジです。
胸元が痛々しいゴジラのため、1度見たらなかなか忘れないのではないでしょうか。
また、国会議事堂と東京タワーを破壊したインパクトのあるゴジラなので、記憶に残っている人も多いはずです。
視聴方法
公開 | タイトル | 視聴可能動画サービス | |||||
’03 | ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS | AP(別料400円)・TT(別料400円)・TD・dTV(別料300円)・楽天(別途300円) |
Hu=Hulu AP=Amazon Prime TT=TSUTAYA TV TD=TSUTAYA DISCUS dTV=dTV UN=U-NEXT 楽天=楽天TV 表に記載無しの場合は取り扱い無し 別料=視聴には会員料金以外に別途料金が必要
はじめに
第1章 昭和シリーズ
2代目ゴジラの裏話・撮影秘話① 【ゴジラの逆襲~モスラ対ゴジラ】
2代目ゴジラの裏話・撮影秘話② 【三大怪獣 地球最大の決戦~怪獣島の決戦 ゴジラの息子】
2代目ゴジラの裏話・撮影秘話③ 【怪獣総進撃~メカゴジラの逆襲】
第2章 平成シリーズ(vsシリーズ)
3代目ゴジラの裏話・撮影秘話 【ゴジラ(1984)・ゴジラvsビオランテ】
4代目ゴジラの裏話・撮影秘話 【ゴジラvsキングギドラ~vsデストロイア】
第3章 ミレニアムシリーズ
「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」の裏話・撮影秘話
「機龍ゴジ」の裏話・撮影秘話 【ゴジラ×メカゴジラ・ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS】
第4章 2010年~
第5章 ハリウッドシリーズ
著者:山田チャーハン
幼少期から様々な特撮作品を見て育つ。怪獣特撮・ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊と鑑賞する作品の幅が広い。作品を見るだけでなく、考察や解説サイトにも興味があり、知識を増やして作品の楽しみ方を増やすのがモットー。友人と特撮談義や特撮縛りのカラオケをすることも。特撮作品の出演を夢見て、特撮に関する仕事を所望している。
お問い合わせはこちらから
Twitter(山田)@yamada_chahan