角松敏生ライブの魅力・疑問をファン歴30年以上が徹底解説!

このページの監修・解説

監修・解説 しあ
40代後半女性。角松敏生のファン歴30年以上。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。

 

角松さんのライブに行ったことがない方は「どんな雰囲気のライブなんだろう…」「初心者だけど大丈夫かな…」など不安を感じて、会場に足を運ぶことを躊躇している方もいるのではないでしょうか?

そんな初心者の方に向けて『角松敏生入門』著者のしあ氏が解説!

角松さんのライブの魅力と初心者の方が抱くであろう疑問にしあ氏が回答しました。角松さんのライブは初心者の方でも楽しめるので、是非このページで不安を解消してライブに参加してみてください。

 

▼まずは角松敏生さんがどんな人か知りたい方は「5分でわかる!角松敏生」をご覧くださいませ。

 

▼さらに詳しく角松敏生さんについて知りたい方はWebon『角松敏生入門』(全15ページ)をお読みください!ページは順次追加中!

 

角松敏生のライブの魅力!3つの注目ポイント!

まずは角松敏生さんのライブの3つの注目ポイントを解説していきます。

 

① 紙ヒコーキが飛び交う光景!

 

角松ライブに参加する際に、用意しておきたいのが紙ヒコーキです。

「TAKE YOU TO THE SKY HIGH」という曲の時に観客は一斉にステージに向かって紙ヒコーキを飛ばします。

 

TAKE YOU TO THE SKY HIGH

「TAKE YOU TO THE SKY HIGH(テイク・ユー・トゥ・ザ・スカイ・ハイ)」は、1983年にリリースされた通算3作目となるシングル。髭剃りのShickのCMにも使われた曲。

▼画像クリックで商品詳細へ

 

カラフルな色の紙ヒコーキが飛ぶかう光景は、とても楽しく美しい。

特に2階席前方から見る光景は圧巻です。ステージにはどっさりと紙ヒコーキが積もり、サックスの本田雅人さんが、福岡空港や広島空港など各地の空港名をつけて、写真や動画でTwitterに上げてくれています。

 

 

角松ライブに行く際にはぜひ紙ヒコーキの準備を!

もしかすると、やらない…ということもあるかもしれませんが、近年のライブでは定番ですので大丈夫だと思います(笑)

よく飛ぶ折り方ときれいな紙で準備してくださいね。

 

② 角松を支える一流ミュージシャン

 

私は、角松ライブで

「ミュージシャンの音を楽しむ喜びに出逢った」

と言っても過言ではないほど各ミュージシャンの奏でるその音に心を奪われています。

角松さんのライブでは、角松さんへはもちろんのこと、ミュージシャンにも最大の愛情とリスペクトを持つことは鉄則。

特に角松さんファンではないけれど(嫌いではない)、そのミュージシャンのファンなので角松ライブに来る、という人もいますよ。

とにかく「角松さんのライブとは?」というと、

「角松さんと一流のミュージシャンの音楽を堪能できる素晴らしい場所!」

ということになると思います。

 

角松敏生を支える一流ミュージシャンについてはこちらのぺーいで紹介!

 

③ ライブパフォーマンスの高さ!

 

角松さんはこだわりにこだわり抜いたCDのクオリティが素晴らしいのはもちろんですが、それを再現するライブにも力を入れてきました。

そのライブパフォーマンスの高さは「素晴らしい!」の一言。

CDとは違ったアレンジでファンを楽しませたり、間奏などで各ミュージシャンのソロコーナーを聴かせたりと、ライブだけの楽しみを持ってきているのも角松ライブの特徴。

一見、線の細い角松さんですが、そのライブの熱量はとてもすごいです。

あの細い体から繰り広げられるパフォーマンスは圧巻。

58歳(執筆現在)ですが、若いころよりもボーカルスキルがとても高く、声の美しさもさらに増し、表現力も含めてバラードには聴きほれてしまいます。

 

角松敏生のサウンドの魅力についてこちら!

 

角松敏生ライブ初心者の疑問と回答

 

角松さんのライブに行ったことがない方は「初心者だけど大丈夫かな…」など不安を感じて会場に足を運ぶことを躊躇している方もいるのではないでしょうか?

以下では初心者の方が気になる疑問に『角松敏生入門』の著者・しあ氏が回答いたしました。角松さんのライブは初心者の方でも楽しめるので、是非不安を解消してライブに参加してみてください。

 

Q.初心者でもライブに参加しても楽しめる?にわかでもOK?

A.大歓迎です。

初心者の方でも音楽が好きなら、角松敏生さんに興味があるなら楽しめると思います。初心者の方の参加を嫌だとは思いません。むしろファンが増えることを望んでいるので、大歓迎です。

 

Q.初心者が知っておくべき独特のノリはある?

A.これといった決まりなどはありません。

これといった決まりなどはありません。

ただ角松さんの音楽に身を委ねて自分の楽しみ方で大丈夫です。

みんなが立っているからといって、必ず立たないといけないわけではありせん。

 

Q.代表曲を知っているだけでも楽しめる?

A.少なくとも最新アルバムは聴いてからの方が楽しめるかなと思います。

代表曲が必ずセットリストに入るとは限りません。また、同じツアーでも、セットリストの中の数曲が変わったりする場合もあります。代表曲だけしか知らなくても、もしくは全く曲を知らなくても、角松敏生さんに興味があるなら、楽しめると思います。

 

 

ライブに行きたい=角松さんが好き、という事だと思うので。大抵ライブツアーは、ニューアルバムに合わせて行われることが多いです。ですので、少なくとも最新アルバムは聴いてからの方が楽しめるかなと思います。

もちろんライブで初めて最新アルバムの曲を聴いて気に入ったら、会場でCDを買ってもよいと思います。

 

▼最新アルバム『東京少年少女』(聴き放題無料体験有)

Q.セットリストは調べてから行った方がより楽しめる?

A.あくまでも個人の判断で。

セットリストを知っておいたほうがよいかは本当に人それぞれです。ライブの内容も含めて、いわゆる「ネタバレ」というものですが、私自身はネタバレOKです。
セットリストも含めて、どんな内容かなど知りたいタイプです。

単純に知りたいからですし、知ったからといって当日の楽しみが私の中で減ることはないからです。

ただ、世の中にはネタバレOKの人と、絶対にネタバレは嫌だという人がいますので、私は絶対にネット上で言う事はないです。

でも、必ずネタバレを言う人はいます。

否定派の人は、ネタバレをする人に対して怒ったりしますが、自分の参加するライブまで、SNSなどを見ない、という防御策も必要なのでは、と思っています。

通常、ライブでは、終演後にその日のセットリストがロビーに張り出されることが多く、それは撮影OKです。ですが、角松さんの場合は張り出されることがほぼありません。

この先あるかもしれませんが…。

セットリストの調べ方については、SNSやブログなどで誰かが書いていることが多いです。角松敏生 地名などで検索すれば感想やネタバレが出てきます。

私は、このサイトで調べたりもします。

【LiveFans】https://www.livefans.jp/

あくまでも個人の判断で利用して頂ければと思います。

 

Q.客層は?(年齢や男女比)

A.40代以降が中心です。6対4で女性が多いでしょうか。

客層は40代以降が中心です。50代以降が一番多いですが、親子連れもいます。
男女比は半々、もしくは6対4で女性が多いでしょうか。男性ファンもとても多いです。

 

Q.どういう人を誘って行ったら楽しめる?一人でも大丈夫?

A.誘うなら自分のことを理解してくれている人がおすすめ。

角松さんに限らず、そのアーティストに興味を持っていない人を誘うのは誘われた人にとって苦痛かもしれません。

なぜなら、好きでもない人の歌を何時間も聴くのは結構疲れるからです(経験あり)。誘うなら、恋人や夫、妻、親友など自分のことを理解してくれている人がおすすめ。

一緒に行く人がいない場合は思いきって一人で行くのがおすすめ。

気兼ねなく楽しめます。

一人で来ている人も多いですから大丈夫です。

 

Q.グッズ買うならどれくらい前に行けばいい?ペンライトなど必要なものはある?

A.開場時間のだいぶ前から並ぶ必要は無いと思います。

角松さんの場合、そんなにグッズがあるわけではないので開場時間のだいぶ前から並ぶ必要は無いと思います。絶対に欲しいグッズがある場合は少し早めに会場にいたほうがいいかとは思います。ライブ中に持っていたら楽しめるグッズ(タオルやペンライトなど)というのは基本的にありません。

 

Q.どのような服装で行けばよいか?(綺麗め?動きやすい方が良い?)

A.どんな服装でもOKです。

どんな服装でもOKです。

ただ、やはりライブというものは特別な空間。おしゃれをして行ってほしいと思います。自分の気持ちも上がりますし。

お気に入りの服、自分に似合った服装で楽しめればいいと思います。会場内は空調により冬でも暑い、夏でも寒いなどありますので羽織るもので調節するのがおすすめ。

ホールライブがほとんどですし、立ちっぱなしではないので、そんなに気にする必要はないと思います。

また、エコバッグを持っていくことをおすすめします。買ったグッズを入れたり、脱いだ上着を入れるのに便利です。

バッグを床に直に置くのが嫌な人は、エコバッグなどに入れて置くのにもおすすめです。

 

Q.ライブの時間は大体どのくらいでしょうか。

A.大体3時間ぐらいが基本です。

 

Q.紙ヒコーキはグッズ売り場にありますか。

A.売っていないので自分で折っていきましょう。

紙ヒコーキはグッズとして売っていません。自分で折っていかないといけません。今はいろんな種類の紙があるので素敵な紙ヒコーキが折れます。

 

Q.ステージに紙ヒコーキが届かないお客さんは飛ばす必要はないのでしょうか。

A.紙ヒコーキは飛ばすことに意味があります。

紙ヒコーキは飛ばすことに意味があるのでステージに届く届かないは関係ありません。客席に落ちた紙ヒコーキをまた別のお客さんが飛ばしたりします。

 

Q.他に知っておいた方が楽しめる点はなんでしょうか。

A.ただただ楽しめばOKです!

これといった決まりはありません。

ライブはみんなで創るもの。

角松さんに身を任せて、ただただ楽しめばOKです!

 

Q.チケットを取るおすすめの方法は?

A.一般発売はあまりチケットが残っていないことも。

FC(ファンクラブ)先行が一番良席になります。

その次に角松さんのサイトの、無料のWEB会員チケット先行がおすすめです。

角松敏生オフィシャルサイト

あとは、各イベンターの先行、ぴあやローソンイープラスなどの先行がおすすめ。

▼ぴあ

チケットぴあ

一般発売が一番最後なので、人気公演はあまりチケットが残っていないことも。

席の良し悪しは運にもよりますが、とにかく先行で申し込むのが確実にチケットをとるコツです。

 

【チケット代参考】

2019年5月11日-6月29日開催の『Tokyo Boys&Girls』は指定・立見9000円(税込)

 

 

以上、角松さんのライブの魅力と初心者の方の疑問に回答いたしました。ファンにとっても、角松さんのファンが増えることは嬉しいことだと思います。CDで聴くのももちろんよいですが、角松さんの魅力を最も感じられるのはライブだと思いますので、ぜひ参加していただきたいです。

▼角松さんについて詳しく知りたい方は『角松敏生入門』を是非ご覧ください!ページは順次追加中!(掲示板もありますので角松さんへの想いを存分に書き込んでください!)

『角松敏生 入門』(全15ページ)

 

現在Tokyo Boys&Girls開催中!ライブに参加予定ならこちらのアルバムを聴いてから参加するのがおすすめ!

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ファンが伝える!邦楽ミュージシャン入門

 

Webonでは音楽ファンの方が様々な邦楽ミュージシャンの入門コンテンツを作成しています。

ファンの方によって作られた、ミュージシャンへのリスペクトと愛がこもった入門コンテンツを読めば、そのアーティストのことをより深く学べることでしょう。

このページは、邦楽ミュージシャンの入門コンテンツをデビュー年代ごとにまとめたものです。ぜひ、お気に入りのミュージシャンを探してみてくださいませ。

 

70年代デビュー

 

 『山下達郎』入門 ~極上の音楽空間~(全14ページ) 

山下達郎さんは「音の職人」「音楽界の宝」と称されます。テレビやライブの映像を解禁しないため、動く達郎さんが観られるのはライブだけ!プレミアムチケットになっているライブの魅力をお伝えします。

 

▼『山下達郎入門』はこちらより

 

 スターダスト・レビュー入門 ~日本一のライブバンドと言える理由~(全14ページ) 

数百本の音楽ライブに足を運んだ筆者が「日本一のライブバンド」と称するスターダストレビュー。その理由を知ればきっとライブ会場に足を運びたくなるはず!

 

▼『スターダスト・レビュー入門』はこちらより

▼ダイジェスト版はこちら!

 

80年代デビュー

 

 『岡村靖幸』入門 ~超個性的シンガーの魅力に迫る~(全13ページ) 

「岡村靖幸」は、DAOKO、小出祐介などと若手アーティストとのコラボで再び注目を集めていますが「あのスーツのおじさんは誰?」と思っている方も多いかと思います。岡村さんはとても魅力的なアーティストですが、その反面少し気持ち悪くもあります。岡村さんの場合はむしろその気持ち悪さが「かっこいい」のです。

 

▼『岡村靖幸入門』はこちらより

 

 『角松敏生』入門 ~こだわり抜かれたサウンドの世界~(全15ページ) 

角松さんはキラキラとしたおしゃれなサウンドが特徴で「シティポップの貴公子」と称されることも。手掛けた楽曲である『WAになっておどろう』は長野オリンピックのテーマソングになりました。世間的な知名度はあまりありませんが、音楽のクオリティの高さなどから、音楽関係者のファンも多いです。こだわりの抜かれたサウンドの世界に、角松サウンドの世界に触れてみてはいかがでしょうか。

 

▼『角松敏生入門』はこちらより

▼ダイジェスト版はこちら!

 

近年の邦楽ロック事情を知る

 

 邦楽ロック入門 ~近年注目のおすすめバンドを聴こう~(全12ページ) 

近年の邦楽ロックでは「エモい」「ボーカロイド」など多くの注目すべき熱いジャンルがあります。ジャンルごとのおすすめアーティストを知ることで、自分の好みに応じた楽しい邦楽ライフをお過ごしください!

 

▼『邦楽ロック入門』はこちらより

5分でわかる!角松敏生 ~ファンが語る概要と魅力~

 

このページでは「角松敏生」がどんなミュージシャンなのかを大体5分で理解できるように概要とともに魅力をお伝えします。

もちろん角松敏生さんを5分で説明しきるのは困難ですので、さらに深く知りたい方は『角松敏生入門』をご覧ください。

※このページはWebon編集部が角松敏生ファン歴30年以上のしあ氏による『角松敏生入門』の内容をまとめたものです。

 

▼『角松敏生 入門』(全15ページ)

 

 

角松敏生とは ~クオリティが高い!知る人ぞ知るミュージシャン~

名前 角松敏生(かどまつ  としき)
生年月日 1960年8月12日
出身地 東京都渋谷区代々木
デビュー年/曲 1981年にシングル『YOKOHAMA Twilight Time』アルバム『SEA BREEZE』でデビュー

 

角松敏生さんは1981年デビューのシンガーソングライターです。

キラキラとしたおしゃれなサウンドが特徴で、デビュー当時は「シティポップの貴公子」というキャッチコピーがついていました。

手掛けた楽曲『WAになっておどろう』はNHK「みんなのうた」で話題になり、長野オリンピックのテーマ曲になりました。

角松さんは「杏里」「西城秀樹」「中山美穂」をはじめとした多くのアーティストに楽曲提供をしており、杏里さんに提供した『悲しみがとまらない』が大ヒット(1984年のオリコン年間19位)。

 

▼悲しみがとまらない:杏里さんの代表曲のひとつ(提供曲について詳しくはこちら

 

角松さんにはとても熱狂的なファンが多く、音楽のクオリティの高さなどから音楽関係者のファンも多いです。

ただ、世間一般的にはあまり知名度がありません。

なにしろ長い音楽生活の中で代表曲というものがありません。それが世間での評価につながっていない理由の一つであると思いますし、この辺りは角松さん本人も自虐的に語る部分です。

しかし一度でも「角松敏生のサウンド」に触れてもらえれば、その素晴らしさにきっと感動してもらえるはずだと思います。こだわりにこだわりぬき、決して妥協しないその音創りは音楽マニアにはたまらないものなのです。

 

角松敏生氏のサウンド魅力について詳しくはこちら!

 

フュージョン界に大きな影響を与える!

 

角松敏生さんは1987年、1990年に2枚のインストゥルメンタル(歌のない曲)アルバムを発表し、とても高い評価を受けました。

 

▼1987年リリース「SEA IS A LADY」(画像クリックで商品詳細へ)

▼1990年リリース「Legacy of You」(画像クリックで商品詳細へ)

 

このアルバムはフュージョン界に大きな影響を与えました。

 

フュージョンとは

フュージョンは音楽のジャンルで電子楽器を使用したジャズのようなもの。

▼日本で活躍するフュージョンバンド「T-SQUARE」の代表曲

 

 

1980年代前半に「ザ・スクエア(現T-SQUARE)」などによるフュージョンブームが起こりましたが、1980年代後半にはそのブームも停滞気味でした。

そんなフュージョンブームが停滞気味の中、シンガーソングライターの角松さんがインストアルバムをリリースしたことで大きな話題となりました。

この頃はフュージョンやインストを聴くファン層と、歌物を聴くファン層とには割と隔たりがあったように思います。

ですが、角松さんがインストアルバムをリリースすることにより大きな話題を呼びました。角松ファンはもちろん、普段フュージョンを聴かない層にもフュージョンの門戸を広げることになりました。

ちなみに1987年リリースの「SEA IS A LADY」は2017年に「SEA IS A LADY 2017」としてリメイクされ、日本ゴールドディスク大賞の「インストゥルメンタルアルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

 

▼アルバム「SEA IS A LADY 2017」(画像クリックで商品詳細へ)

 

ギタリストとしての角松敏生氏の魅力について詳しくはこちら!

 

謎の覆面バンドとして活動した?

 

角松敏生さんは活動を無期限休止としている時期がありました。

その時に、「角松敏生」という名を伏せて謎の覆面バンド「AGHARTA」として活動していました。

AGHARTAの楽曲『WAになっておどろ』がNHK「みんなのうた」に採用されたこともあり大きな話題となります。そして『WAになっておどろう』は長野オリンピックのテーマソングになりました。

 

「AGHARTA」の活動について詳しくはこちらのページで解説

 

ぜひ聴いて欲しい!定番の名曲10選!

 

角松さんに名曲が多くあります。ここでは定番の名曲をいくつかご紹介します。

 

▼厳選!定番の名曲10選

曲名 収録アルバム
NO End Summer GOLD DIGGER(1985)
Tokyo Tower GOLD DIGGER(1985)
Girl in the Box 1981~1987(1993)
初恋 T’s 12 INCHES(1986)
Take You To The Sky High Breath From The Season 2018~Tribute to Tokyo Ensemble Lab~(2018)
飴色の街 Reasons for Thousand lovers(1989)
IZUMO INCARNATIO(2002)
浜辺の歌 1998~2010(2011)
ハナノサクコロ Fankacoustics(2004)
RAMP IN T’s BALLAD(1985)

 

NO End Summer

 

『NO End Summer』は角松ファンの間でもとても人気の高い名曲。

ピュアな想いが綴られたスイートなラブソング。

ラストの

「Love is you Love is me Love is the neighbor Love is the everything」

のコーラスはライブではみんなで大合唱。

聴くたびに感動する、とてもとても大切な曲です

 

Tokyo Tower

 

角松敏生さんの定番曲のひとつ『Tokyo Tower』。

ラップから始まるこの曲のカッコよさと言ったら!

まだラップが今ほど認知されていなかった1985年当時、ラップやスクラッチを取り入れた角松敏生を代表する、最高にファンキーでダンサブルなナンバー。

歌詞の内容がセクシー。リリース当時NHKでは放送禁止に。

歌詞がセクシーすぎるから?と思っていたのですが、商標名だから連呼するのはダメなんだそう。

 

Girl in the Box

 

『Girl in the Box』も角松敏生を代表する楽曲。

オリジナルアルバムには未収録ですがとても人気の高い曲。

「箱入り娘」をこれほどカッコよく歌うアーティストがいたでしょうか(笑)

夜10時になると、好きな女性が自分の手をすり抜けていってしまうもどかしさが描かれています。

こちらもNHKで放送禁止に。

私は、なんとなく門限破りを推奨するような歌詞だから?と思っていたのですが、「気が狂いそうさ」という部分がダメだったそうです。

ライブでは、ラストの部分でみんなで何度もジャンプするのが楽しい!

 

角松敏生氏の定番の名曲について詳しくはこちら!

 

ライブで用意しておきたい「紙ヒコーキ」

 

角松ライブに参加する際に、用意しておきたいのが紙ヒコーキです。

「TAKE YOU TO THE SKY HIGH」の時には観客は一斉にステージに向かって紙ヒコーキを飛ばします。

カラフルな色の紙ヒコーキが飛ぶかう光景は、とても楽しく美しい。

特に2階席前方から見る光景は圧巻です。

 

 

私が初めて行った角松さんのライブで、座席が2階の1列目真ん中だったんです!

そこで見た、紙ヒコーキが一斉に舞う姿は鳥肌ものでした。

後ろからも降ってくるし、下を見ればぐるぐると舞っているし、あの光景は今でもはっきりと覚えています。

何度も何度も紙ヒコーキを折り飛ばしてきたので、折り方も紙の選び方も上手くなりました(笑)

 

角松敏生氏のライブの魅力について詳しくはこちら!

 

以上、角松敏生さんの紹介でした。

『角松敏生入門』では角松敏生さんのことをさらに深く知ることができます。ぜひともご覧くださいませ!

▼『角松敏生』入門(全15ページ)

 

角松敏生入門の目次著者

著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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角松敏生の歴史① 誕生・デビュー・80年代

Webon紹介目次著者
角松敏生氏をご存知ですか?洗練されたサウンドを今もなお創り続けるシンガーソングライターです。高校一年生から角松氏を追いかける著者が角松敏生氏の魅力に迫ります!

『角松敏生』入門 ~こだわり抜かれたサンウンドの世界~はこちらから!

著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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『角松敏生入門』目次へ  (全15ページ)

 

このページでは、角松敏生の1960年~1980年の活動について解説いたします。角松敏生の歴史を誕生から紐解くことで、角松さんが音楽を興味を持ち、どのようなアーティストに影響を受けたか、そしてデビューに至った過程を知ることができます。

 

▼このページで解説する時代

 

角松敏生の歴史 1960年~1988年

 

年表

年齢 出来事
1960年 角松敏生誕生
1969年頃 「雨にぬれても」に出会う
1970年頃(小学生時代) ギターを始める
「ビートルズ」を聴くようになる
1970年代半ば(中学~高校) 「はっぴぃえんど」に衝撃
「シュガーベイブ」に夢中に
1979年 大学入学
1980年 デモテープがビクターへ
1981年 デビュー
1982 2作目アルバム
1983年 3作目アルバム
1984年 4作目アルバム
1985年 ニューヨーク最先端の音楽アルバム
1987年 中山美穂への提供曲「CATCH ME」
1988年 中山美穂への提供曲「You’re My Only Shinin’ Star」

 

角松敏生誕生~音楽との出逢い

 

角松敏生さんは1960年8月12日生まれのシンガーソングライターです。

角松さんの父親が放送関係の仕事をしていたこともあり、幼少期からポップス(ポピュラーソング)に触れる機会が多かったそうですが、母親は角松さんがポップスにのめり込むことをあまりよく思わなく、クラシックを聴かせていたそうです。

 

そんな角松さんが最初に魅了された曲が、バート・バカラックの「雨にぬれても」でした。

 

「雨にぬれても」
「雨にぬれても」の原題は「Raindrops Keep Fallin’ On My Head」。バート・バカラックはこの曲の作曲者であり、歌っているのはB.J.トーマス。西部劇「明日を向かって撃て!」の挿入歌として使われた。

 

この曲の素晴らしさに感動したことは今でも印象に残っており、自分と音楽との出逢いとして事あるごとにこの曲をあげています。

 

小学生時代

 

角松さんは、小学生の時にギターを手にします。

今でもとても細身の角松さんですが、小さい頃は体も細く弱いところがあり「みそっかす」だったと本人談。

 

それが

「謝恩会でギターをバーン!と弾いたら、みんなの目が変わって。あいつすげえ!って(笑)人間、何か一つ武器を持つと周りの目が変わるんですね。」

と語っていました。

そして、小学生の頃にビートルズを聴くようになります。

 

<編集部コラム>ビートルズと角松敏生
角松さんは5、6歳くらいの時にビートルズの音楽に触れて、本格的にハマりだしたのは小学5年生頃だと言います。小学生でLPレコードを買えなかったため、ラジカセでラジオを録音して聴いていたそうです。

 

中学~高校時代

 

小学生で、ビートルズを聴くようになり『日本のビートルズ』と称された、「はっぴいえんど」に衝撃を受けます。

 

はっぴいえんど
日本語のロックの歴史を変えたと言われるバンド。1969年~1972年活動。「風をあつめて」は「ロスト・イン・トランスレーション」というアメリカ映画のエンディングにも使用される。

 

 

そこから、当時の角松さんは日本の音楽にも興味を持ち

 

「センチメンタル・シティ・ロマンス」

▼曲例

 

「サディスティック・ミカ・バンド」

▼曲例

 

「井上陽水」

▼曲例

 

「四人囃子」

▼曲例

 

など様々な音楽を聴くようになり、山下達郎氏が在籍した「シュガー・ベイブ」に角松さんは夢中になります。

 

シュガー・ベイブ
山下達郎・大貫妙子を中心とした日本のロックバンド。1973年~1976年に活動する。山下達郎のソロシングルである「クリスマス・イブ」は、「日本のシングルチャートに連続でチャートインした最多年数の曲」としてギネス世界記録に登録されている。

▼デビューアルバム「SONGS」(画像クリックで商品詳細へ)

 

細野晴臣氏、松任谷正隆氏、鈴木茂氏などが在籍した「ティン・パン・アレー」の音楽にも深い感銘を受けます。

角松さんが山下達郎氏、鈴木茂氏を敬愛していることはファンの間では有名。

 

 

鈴木茂

日本のロックシーンを代表するギタリスト。「ティン・パン・アレー」だけではなく「はっぴぃえんど」のギターも担当する。

 

【1979年~1981年】大学入学~デビュー

 

日本大学文理学部哲学科在学中はバンド活動に力を入れ、1980年に自作曲のデモテープがレコード会社のビクターに渡ったことがデビューのきっかけとなります。

1981年6月21日、シングル「YOKOHAMA Twilight Time」アルバム「SEA BREEZE」同時リリースでデビューしました。

 

▼シングル「YOKOHAMA Twilight Time」(画像クリックで商品詳細へ)

▼アルバム「SEA BREEZE」(画像クリックで商品詳細へ)

 

この頃の角松さんは、ソングライターとしての評価はありましたが、まだレコーディングの経験が乏しかったため、サウンドプロデュース(音楽制作)の面では自分の意向が反映されませんでした。

この時の悔いが、後のアルバム「SEA BREEZE 2016」のリメイクへと繋がっています。

 

▼アルバム「SEA BREEZE 2016」(画像クリックで商品詳細へ)

 

「SEA BREEZE 2016」では、当時のアナログマルチマスターの、各チャンネルがバラバラに録られている素材をデジタルアーカイブしたとの事(=要するにテープに録音してたものをデジタル情報として記録しなおしたということ)。

当時の演奏はそのままに、音源をデジタルアーカイブしているので音の厚みや、良さが際立っています。

角松さん自身が「ボーカルスキルが低すぎてあまり好きではなかった」というこのデビューアルバムも、角松さんの今の素晴らしいボーカルによって新しい作品として蘇っていると思います。

 

角松敏生のリメイクアルバムを4枚リリースしています!詳しくは第3章にて解説!

 

デビュー当時は、角松さんを「シティポップス界の貴公子」というキャッチコピーのもと売り出しますが、それほどのブレイクはできませんでした。

 

【1982年~1985年】2作目~4作目のアルバムをリリース・ブレイク

 

デビューから3枚のアルバム

「SEA BREEZE」(デビューアルバム)

「WEEKEND FLY TO THE SUN 」(2ndアルバム)

「ON THE CITY SHORE」(3rdアルバム)

は夏、海をイメージさせるリゾートシティポップスの印象。

 

▼アルバム「WEEKEND FLY TO THE SUN 」1982年4月(画像クリックで商品詳細へ)

▼アルバム「ON THE CITY SHORE」1983年5月(画像クリックで商品詳細へ)

 

ブレイクしたといえるのは1984年にリリースした4枚目のアルバム「AFTER 5 CRASH」。

洗練された夜の街がイメージの、都会派シティポップス が人気を博します。

 

▼アルバム「AFTER 5 CRASH」1984年4月リリース(画像クリックで商品詳細へ)

 

1983年に角松さんは前事務所「トライアングルプロダクション」から「マーマレード」へ移籍しています。

角松さんが事務所を移籍した後のトライアングルプロダクションでは「杉山清貴&オメガトライブ」がデビューし数々の名曲を大ヒットさせています。

 

杉山清貴&オメガドライブとは
1983年「サマーサスピション」でデビュー。杉山清貴は80年代Jポップのカリスマとも呼ばれる。

 

角松さんも事務所に残り、夏、海路線で行っていたら、もっと早くにより大きくブレイクしていたのでしょうか…。

 

【1985年】ニューヨークの最先端の音楽を取り込んだアルバムリリース

 

角松さんは、自分のやりたいことを更に追い求め、ニューヨークの最先端の音楽を取り込みます。

ニューヨークの最先端の音楽である、ターンテーブルのスクラッチやラップなどを取り入れたダンスミュージック、ファンクなナンバーを収録した1985年の5枚目のアルバム「GOLD DIGGER」は角松さんの出世作と言っていいと思います。

 

ファンクとは
ブラックミュージックのジャンルの一つ。「ジェームス・ブラウン」はファンクの帝王と呼ばれ「Get on the Good Foot」はファンクの傑作と称される。リズムは16ビートを基本で、リズムはファンクの重要な要素である。

 

▼アルバム「GOLD DIGGER」1985年5月(画像クリックで商品詳細へ)

 

ここから先の角松さんは、自分のこだわりを音楽に十二分に注ぎ込むことができ、その洗練されたカッコいいサウンドは多くのファンを獲得していきます。

私が角松さんと出会ったのもこの頃です。

 

ツアーでも、多くの動員を得て、ミュージシャンと共に最高の音を届ける角松さんのパフォーマンスは、音楽ファンから一目置かれていたと思います。

 

【1985年~】中山美穂への曲提供

 

大人気アイドル中山美穂さんに角松さんが提供した「CATCH ME」「You’re My Only Shinin’ Star」は大ヒットしました。

 

▼シングル「CATCH ME」1987年10月リリース

▼シングル「You’re My Only Shinin’ Star」1988年2月リリース

 

美穂さんと同い年の私は美穂さんのファンでもあり、ヘアスタイルやファッションなどを真似していました。

 

▼中山美穂のヘアスタイルの例

 

そんな美穂さんが、私の憧れの角松さんに曲を提供してもらっていたことは、うれしく思うと同時に、とってもうらやましかったのでした。

「大人な角松さんと何を話すんだろう~」と思っていました。

この頃の角松さんはミュージックシーンではまさに飛ぶ鳥を落とす勢いだったと思います。

 

『角松敏生入門』目次へ  (全15ページ)

 

 

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著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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角松敏生の歴史【番外編】ファン視点で見る角松敏生の歩み

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角松敏生氏をご存知ですか?洗練されたサウンドを今もなお創り続けるシンガーソングライターです。高校一年生から角松氏を追いかける著者が角松敏生氏の魅力に迫ります!

『角松敏生』入門 ~こだわり抜かれたサンウンドの世界~はこちらから!

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『角松敏生入門』目次へ  (全15ページ)

 

ここまで「角松敏生の歴史」を紹介してきましたが、このページでは1980年代半ばからファンでありこの「角松敏生入門」著者でもあるしあ氏の視点で角松敏生の歴史を紹介いたします。

 

 

【1985年】角松さんとの出会い


▲カセットテープ:1985年頃、著者はこれに音楽をダビング(録音)していた。

 

▼角松敏生と著者の歩み簡易年表

角松敏生の出来事 著者の出来事
1985年 「GOLD DIGGER」
「T’s BALLAD」
リリース
高校一年生。角松敏生のアルバムをカセットテープで聴き夢中になる
1988年 中山美穂への提供曲「You’re My Only Shinin’ Star」リリース 中山美穂のヘアスタイルやファッションを真似る

 

私が角松さんと出会ったのは1985年、高校一年生の時です。

友達がカセットテープにダビングしてくれた「GOLD DIGGER」と「T’s BALLAD」のアルバム。初めて聴いた時「なんてカッコいいんだろう~!」と夢中になりました。

 

▼アルバム「GOLD DIGGER」1985年5月(画像クリックで商品詳細へ)

▼アルバム「T’s BALLAD」1985年11月(画像クリックで商品詳細へ)


 

角松さんの名前はなんとなく知っていましたが、私がよく読んでいた音楽雑誌には、小さくライブレポートなどが載るくらいで、表紙になったり大きな特集は組まれなかったと記憶しています。

スイングジャーナル社の雑誌、ADLIBではよく特集されていたことを後になって知るのですが、当時は知りませんでした。

 

▼ADLIB(画像クリックで商品詳細へ)

なので、角松さんがどんな人なのか、あまりよくわからないまま好きになっていました。

雑誌、コンサートイベンター発行のフリーペーパー、音楽から角松さんの人柄などを想像していて「角松さんカッコいい!」と憧れていました。

 

 

角松さんは私より9歳上で、主なファン層は当時の20歳以上のきれいな女性が多かったです。

角松ファンは私の周りには、先程お話したテープをダビングしてくれた同級生しかいませんでした。

 

その友達も、あるアマチュアバンドのファンで、そのメンバーである5、6歳上の男性から角松敏生を教えてもらったそう。

なので、高校生で角松敏生に出逢えたというのは、とてもラッキーなことだったと思っています。

 

私は高校生の時から音楽を好きになり、いろんな音楽を聴いていました。

1985年当時、よく聴いていたアーティストはロック系のアーティストが多かったので、角松さんは私の中でちょっと特別でした。

ロック系のこぶしを振り上げる音楽とは真逆の、おしゃれな音楽だったので、とても洗練されたその音楽に引き込まれていました。

 

【1992年】角松敏生のツアー初参加

▼著角松敏生と著者の歩み簡易年表

角松敏生の出来事 著者の出来事
1988年 中山美穂への提供曲「You’re My Only Shinin’ Star」リリース 中山美穂のヘアスタイルやファッションを真似る
1992年 ファイナルコンサートツアー「あるがままに」 ツアー初参加(20代前半)
1993年 日本武道館ライブ、凍結

 

高校生の時から、ライブによく行っていた私ですが、角松さんのコンサートは1992年のツアーが初めてでした。

しかもそれは、角松さん凍結前のファイナルツアー。

それまでも、地元にコンサートで来てくれていたのになぜ行かなかったかというと…

一緒に行く人がいなかったから…。

 

周りに角松さんのファンがいなかったし、私に角松さんを教えてくれた子も、杉山清貴&オメガトライブが一番好きだったので、角松さんには手が回らなかったのです。

 

杉山清貴&オメガドライブ
1983年「杉山清貴&オメガドライブ」として「サマーサスピション」でデビュー。ボーカルの杉山清貴は80年代Jポップのカリスマとも呼ばれる。

 

私も、角松さんは大人すぎて敷居が高く、一人で行く勇気がありませんでした。

20歳を過ぎれば一人で行動することなんて何でもありませんが、高校生の時はちょっとできなかったのです。

 

初めての角松さんライブは別の友達が付き合ってくれました。

初めて観る、聴く角松ライブは感動で感動で…

と同時にこれが最初で最後なんだなぁ…と思いました。

でも、ライブの素晴らしさ、クオリティの高さに、凍結中にもかかわらずますます好きになっていきました。

 

【1997年】MステのAGHARTA出演の衝撃!

▼角松敏生と著者の歩み簡易年表

角松敏生の出来事 著者の出来事
1993年 日本武道館ライブ、凍結
1997年 AGHARTAとしてMステに出演 Mステに出演に驚く。電話確認。
1998年 武道館ライブ、解凍 福岡のツアーに参加

 

そうこうしているうちに、MステのAGHARTA出演です。

角松敏生で出演したこともないのに…。

AGHARTAの中では、角松敏生ではなく「長万部太郎」なんですが、その時はまだ知りません。

私は、このMステを生で見ていました。AGHARTAが出るとは知らずに。

 

出演者が階段を下りてきます、その中に頬かむりの怪しい集団 …。

なぜでしょう、一目で「んっ!?」と思いました。

タモリさんと話す長万部さんの、目を見て声を聞いて…

「これ角松さんだよね!?」。

同じく角松ファンの夫とパニック、大騒ぎです。

 

翌日「WAになっておどろう」のCDを買いに行き、レコード会社エイベックスに電話をしました。

自分で電話をするには恥ずかしかったので、友達の家に行って電話してもらいました。

「AGHARTAの長万部太郎さんって、角松敏生さんですか?」

「はい、そうです。」

ですって。

 

え~~~~っ!!もう衝撃でした。

 

【1998年】解凍ツアー「He is BACK」に参加


▲Blu-ray「TOSHIKI KADOMATSU CONCERT “He is Back” 1998.05.18 日本武道館」(画像クリックで商品詳細へ)

 

▼角松敏生と著者の歩み簡易年表

角松敏生の出来事 著者の出来事
1998年5月 武道館ライブ、解凍
1998年7月 ツアー「He is back」 福岡のツアーに参加

 

角松さんがプロデューサーとして注目されていて、ちょこちょこと雑誌などにも出ていたので、必死にアンテナを張り巡らし、小さな情報でも見逃さないようにしていました。

オフィスコーヒーサービス、ユニマットのCMにも出演していて、CMが流れるとキャーキャーと大騒ぎしていました。

そしてついに角松敏生解凍!

 

解凍のツアー「He is BACK」は福岡に参加しました。

角松さんがバーンっとステージに現れた時は涙が出ました。

何しろ凍結中は角松さんへの想いがとても大きくなっていたので。

 

「もう逢えないんじゃないか」とも思っていたので角松さんに再会できたことは本当にうれしかったです。

ファンクラブイベントで、初めて角松さんと握手した時も信じられない気持ちでした …。

出逢ったときから今現在まで、角松さんの音楽はずっと聴き続けています。

 

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角松敏生の歴史② 90年代・凍結

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40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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このページでは角松敏生氏の90年代、凍結までの活動を解説します。この時期は2枚のインストアルバムと、内省的な歌詞のアルバムを3枚リリースします。そして、凍結に至るまでの流れを解説します。

 

 

▼このページで解説する時代

 

角松敏生の歴史 90年代・凍結

 

年表

年月 出来事
1985年5月 アルバム「GOLD DIGGER」
1987年7月 インスト「SEA IS A LADY」
1988年2月 中山美穂「You’re My Only Shinin’ Star」
1989年9月 8作目アルバム(内省的歌詞)
1990年7月 インスト「Legacy of You」
1991年7月 9作目アルバム(内省的歌詞)
1992年7月 10作目アルバム(内省的歌詞)
1993年1月 活動凍結

 

【1987年~1990年】2枚のインストアルバム

 

1987年にリリースしたインストゥルメンタル(インスト)アルバム「SEA IS A LADY」が好評で、2枚目のインストアルバム「LEGACY OF YOU」を1990年にリリースします。

 

▼「SEA IS A LADY」1987年7月リリース(画像クリックで商品詳細へ)

▼「Legacy of You」1990年7月リリース(画像クリックで商品詳細へ)

 

角松さんの歌詞の特徴として「ほとんどのものがノンフィクション」と言われています。

「自分の思ったことしか書けない、身を削って創る」

と言う角松さん。

彼の性格として、自分に正直にしか生きられない、嘘がつけない、というものがあると思うのです。

歌詞を読むと、その時の角松さんの心情が見て取れるよう。

なので、歌詞の多くに出てくる女性は、誰かしらをイメージして創られていると思います。

 

この2枚のインストアルバムの曲のタイトルには、サブタイトルとして女性の名前がつけられています。

歌詞で表現する代わりに、名前を付けることで気持ちを込めているのでしょうか。

 

▼「SEA IS A LADY」タイトル一覧(太字は編集により)

1 WAY TO THE SHORE“ERI”
2 SEA LINE“RIE”
3 NIGHT SIGHT OF PORT ISLAND“MIDORI”(NIGHT FLIGHT OF DC-10)
4 SEA SONG“NAOMI”
5 SUNSET OF MICRO BEACH“SATOKO”
6 OSHI-TAO-SHITAI“KAORI ASO”(MEMORIES OF DUSSELDORF)
7 52ND STREET“AKIKO”
8 THE BASS BATTLE“CHAKO”
9 MID SUMMER DRIVIN“REIKO”
10 LOVIN’ YOU“SAWAKO”
11 SEA SONG (REPRISE)
12 JUNE BRIDE (Instrumental) ※LP未収録

 

▼「Legacy of You」タイトル一覧

1 Premonition of Summer (KIYOMI)|Suma (MIDORI)
2 飛翔 (SAYURI)
3 At Canal St Club (MISAKO)
4 流氷 (YURIKO)
5 Mystical Night Love (CHISATO’S Dream)
6 Tsugaru (KEIKO)
7 Stress by ストレス (CHISATO M.)
8 Twilight River (YUKARI)
9 Daylight of Alamoana (YUKO)
10 NH-CA’s Struttin (Crossing at Airport) (SANAE)
11 Parasail (at Ramada Beach) (REIKO)
12 SATO

 

【1990年代】内生的な歌詞のアルバム3作

 

2018年現在、角松さんは2008年に再婚し、女の子が一人います。

 

実は、角松さんは1987年ごろに一度結婚しています。

そして奥様とは別にもう一人の愛する女性がいました。

この事については、当時のファンクラブの会報に角松さんからのメッセージが載っていました。

過去のことであり、今現在、家庭を持ち幸せそうな角松さんなので詳しくは触れませんが、この女性との事が1980年代後半から凍結までの角松さんの音楽の多くを占め、とても内省的な歌詞になってきています。

 

【内生的な歌詞の時期の3アルバム】

▼8作目アルバム「REASONS FOR THOUSAND LOVERS」1989年9月(画像クリックで商品詳細へ)

▼9作目アルバム「ALL IS VANITY」(9作目)1991年7月(画像クリックで商品詳細へ)

▼10作目アルバム「あるがままに」1992年7月(画像クリックで商品詳細へ)


1992年リリースの活動凍結前の最後のアルバム「あるがままに」は、とても個人的なアルバムと位置付けられており、ある一人の女性に捧げるものとなっています。

ブックレットの最後にはこう記されています。

「if my music cannot change your mind, Music does no longer make sense to me.(私の音楽があなたの心を変えることができないならば、私にとって音楽はもはや意味をなさない)」

角松さんは愛する女性から、「あなたの音楽は私にとって何の意味もなかった」と言われたそう。

 

「一人の女性のために創られた」ということなのでアルバムの歌詞も、ブックレットの言葉からも切々と想いが感じられます。

私は、このアルバムを聴いてこれほどまでに自分の身を削って音楽を創るのか・・・というとても心が震えました。

 

私は、このアルバムの中の「あるがままに」という曲が大好きで、部屋にこの歌詞をずっと飾っていました。

 

 

【1993年】無期限活動休止 ~凍結~

 

1993年1月27日、日本武道館でのライブを最後に活動を凍結、無期限の活動休止とします。

「凍結」という表現になったのは、活動休止でもなく引退でもなくいつまで休止か本人もわからないことが理由だと思います。

 

二人の女性との別離、中でも奥様ではなかった女性との別離が、とても角松さんの心に影を落とした事が原因の一つであるということを角松さんの作品から見て取れました。

ですが、音楽業界への絶望や自身の活動、パフォーマンスの行き詰まりなども理由にあげており、いくつかの要因が重なって「凍結」となったようです。

 

このファイナルライブはビデオ化され、私も購入して見ました。

ファイナルライブというとても悲しく寂しいことを除けば、角松さんのライブパフォーマンスはとても素晴らしくカッコいいものでした。

ファンの多くは、これが最後ということで集まっており、それぞれの中の角松さんとの想い出に涙を流す人の姿も・・・。

 

▼FINAL CONCERT TOUR Vol.1 [VHS](画像クリックで商品詳細へ)

 

ライブ終盤、角松さんのMCの最中、男性ファンが

「ガタガタ言ってねえで続けりゃあいいんだよ!」

と声を飛ばしました。

角松さんは、怒って目の前のスピーカーを蹴っ飛ばします。

「今、こう言った人は何かを辞めたことがない人だと思います。」と。

 

ファイナルライブなのにファンと喧嘩・・・。

その男性もよっぽど角松さんの凍結が悲しかったのだと思います。

角松さんも

「こんな風にいきなり辞めるということは、ファンのことを考えていないとさんざん言われた」

と語っています。

 

辞めたくて、辞めるのではなく、続けられなかった・・・という状態だったのでしょうか。

それでも、「最後ぐらいみんなでキチっと一つにまとまろうよ。ねっ」と笑顔でファンへ語りかけます。

 

男性ファンが(同じ人物か不明)「やりたくなったらまたやればいいよ」と。

「ま、そういうこったな」と角松さん。

 

角松さんもファンも涙、涙で、ファイナルライブの幕は下りたのでした。

 

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目次著者

著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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角松敏生のプロデュース作品 ~杏里・中山美穂・他~

Webon紹介目次著者
角松敏生氏をご存知ですか?洗練されたサウンドを今もなお創り続けるシンガーソングライターです。高校一年生から角松氏を追いかける著者が角松敏生氏の魅力に迫ります!

『角松敏生』入門 ~こだわり抜かれたサンウンドの世界~はこちらから!

著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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角松敏生さんは他アーティストに多くの楽曲提供を行っています。

こちらのページでは、角松さんが楽曲提供を行った

「杏里さん」「西城秀樹さん」「中山美穂さん」「VOCALAND」「相田翔子さん」

について時系列順に紹介いたします。

 

プロデュース作品年表

 

リリース年月 アーティスト プロデュース作品収録アルバム
1982年11月 杏里 Heaven Beach
1983年6月 杏里 Bi・Ki・Ni
1983年12月 杏里 TIMELY!!
1984年6月 杏里 COOOL
1985年7月 西城秀樹 TWILIGHT MADE…HIDEKI
1986年7月 中山美穂 SUMMER BREEZE
1988年2月 中山美穂 CATCH THE NIGHT
1996年7月 VOCALAND VOCALAND
1997年9月 VOCALAND VOCALAND2 〜Male,Female & Mellow〜
2013年9月 相田翔子 This Is My Love

 

音楽プロデューサー「角松敏生」

 

角松さんはシンガーソングライターですが、他アーティストへの楽曲提供・プロデュースなど「プロデューサー」としての側面もあります。

特に女性アーティストへの楽曲提供やプロデュースが多く、2000年リリースのアルバム「The gentle sex 」は女性アーティストへ提供した楽曲をセルフカバーしたもの。

 

▼アルバム「The gentle sex 」(画像クリックで商品詳細へ)

 

このアルバムのツアーも行われ、収録曲以外の曲もセットリストに入り、とても素晴らしいライブでした。

こちらでは、角松さんのプロデュース作品についてご紹介したいと思います。

 

杏里

▲杏里さん

リリース年月 アーティスト プロデュース作品収録アルバム
1982年11月 杏里 Heaven Beach
1983年6月 杏里 Bi・Ki・Ni
1983年12月 杏里 TIMELY!!
1984年6月 杏里 COOOL

 

杏里さんのアルバム1982年「Heaven Beach」へ3曲提供。

そして1983年「Bi・Ki・Ni」、1983年「TIMELY!!」、1984年「COOOL」と、3枚のアルバムをプロデュース。

「Bi・Ki・Ni」では、1曲目~5曲目を、「TIMELY!!」「 COOOL」ではアルバムプロデュースとなっています。

 

「角松さんの初期のプロデュース作品と言えば杏里さん」というほど角松テイストの楽曲と杏里さんの伸びのある歌声がとてもマッチしていて、どのアルバムも、どの楽曲も名作ぞろい。

 

「Bi・Ki・Ni」、「TIMELY!!」、「COOOL」。

この3枚のアルバムはぜひとも聴いてほしいです。

 

ダンサブルなものから、バラードまで角松さんのソングライティングが楽しめます。

角松ファンという事を除いても、杏里さんのグルーヴィーなボーカルの魅力に取りつかれること間違いなしです。※グルーヴィー=クールでかっこいい

 

アルバム「COOOL」に収録されているシングル「I CAN’T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME」は角松さんのアルバム「The gentle sex」でセルフカバー。

 

 

また、角松作品ではないものの、アルバム「COOOL」に収録されているシングルで名バラード「MERCURY LAMP 水銀燈」は「The gentle sex」のツアーでは歌われ、それを聴いてとてもとても感動しました。

 

 

▼「Heaven Beach」(画像クリックで商品詳細へ)

▼アルバム「Bi・Ki・Ni」(画像クリックで商品詳細へ)

▼アルバム「TIMELY!!」(画像クリックで商品詳細へ)
▼アルバム「 COOOL」(画像クリックで商品詳細へ)


 

杏里への提供曲/プロデュースアルバム一覧

※聴く方法は「CD」「Amazon Music」「レコチョク」などを独自調査し可能な方法を掲載しております。

 

「Heaven Beach」への提供曲
曲番号 タイトル
1 二番目のaffair
2 Last Summer Whisper
5 Fly By Day
▼聴く方法
Prime Music(試聴可)
AmazonMP3(試聴可)
レコチョク(試聴可)
CD

 

「Bi・Ki・Ni」への提供曲
曲番号 タイトル
1 Good Bye Boogie Dance
2 Dancin’ Blue
3 September Walkin’
4 Lady Sunshine
5 Yes I’m In Love
▼聴く方法
Prime Music(視聴可能)
amazonMP3(視聴可能)
レコチョク(視聴可能)
CD

 

▼プロデュースアルバム

プロデュースアルバム 聴く方法
TIMELY!! Prime Music(視聴可能)
amazonMP3(視聴可能)
レコチョク(視聴可能)
CD
COOOL Prime Music(視聴可能)
amazonMP3(視聴可能)
レコチョク(視聴可能)
CD

 

西城秀樹

▲西城秀樹さん

リリース年月 アーティスト プロデュース作品収録アルバム
1985年7月 西城秀樹 TWILIGHT MADE…HIDEKI

 

1985年「TWILIGHT MADE…HIDEKI」

このアルバムは本当に名盤、西城さんの圧倒的なボーカルが素晴らしく、ぜひ聴いてほしい作品です。

このアルバム「TWILIGHT MADE…HIDEKI」は、西城さんは角松さんの音楽を高く評価していて、一緒に作品を創りたいと思い角松さんに声がかかったとの事。

収録曲である「BEAT STREET」はとてもカッコよくて、西城さんじゃないとこんなにカッコよく歌えないだろうな~と思います。

また、「PLATINUMの雨」は美しいミディアムバラードで、いつか角松さんにカバーしてほしいなぁと思います。

 

全曲、西城さんのボーカルが冴え渡るとてもカッコよく心地よいアルバムです。
いつまでもお元気でまたカッコよく歌ってほしかった…本当に偉大なボーカリストだと思います。

 

▼アルバム「TWILIGHT MADE…HIDEKI」(画像クリックで商品詳細へ)

 

西城秀樹「TWILIGHT MADE…HIDEKI」への提供曲一覧

 

▼TWILIGHT MADE…HIDEKIへの提供曲
曲番号 タイトル
1 SWEET SURRENDER
2 BEAT STREET
5 PLATINUMの雨
9 TELEVISION
▼聴く方法
CD
LP

 

中山美穂

▲中山美穂さん

リリース年月 アーティスト プロデュース作品収録アルバム
1986年7月 中山美穂 SUMMER BREEZE
1988年2月 中山美穂 CATCH THE NIGHT

 

中山美穂さんは現在は女優としての活動が多いですが、元々はアイドルとしてデビューし歌でもドラマでも大活躍しました。

美穂さんの1986年のアルバム「SUMMER BREEZE」へは3曲提供。

 

アルバム「SUMMER BREEZE」の中の1曲が「You’re My Only Shinin’ Star」。

角松ファンにも美穂さんファンにも大人気の、名曲中の名曲と言える曲だと思います。

 

他にも1986年のアルバム「CATCH THE NIGHT」をプロデュース。

こちらのアルバム「CATCH THE NIGHT」には、大ヒット曲となったシングル「CATCH ME」や角松ファンの人気も高い「花瓶」を収録。

「CATCH ME」に代表されるように、当時のユーロビート・打ち込み主流のダンサブルなナンバーが多いです。

 

用語解説

・ユーロビート・・・電子楽器を使用したダンスミュージック。
・打ち込み・・・演奏データをソフトに事前に入力しておいて、それを再生することで演奏すること。
・ダンサブルなナンバー・・・踊るのに適した曲。

 

「CATCH ME」は私自身も大好きな曲。

角松さんのファンであるとともに美穂さんのファンでもあった私は、角松さんが美穂さんの曲を創ることがとっても嬉しかったです。

美穂さんと同年代の私は、当時、美穂さんの髪型やおしゃれを真似していました。

 

▼中山美穂の髪型の例

 

高校生の私にとって角松さんは大人すぎて

「美穂ちゃん、角松さんと何話すんだろう~?」

なんて思っていました(笑)

アルバム「CATCH THE NIGHT」に収録されている「SHERRY」は角松さんのアルバムに収録されていてもいいような曲だと思っていてとても好きな曲です。

 

▼アルバム「SUMMER BREEZE」(画像クリックで商品詳細へ)

▼アルバム「CATCH THE NIGHT」(画像クリックで商品詳細へ)

 

中山美穂への提供曲/プロデュースアルバム一覧

 

「SUMMER BREEZE」への提供曲
曲番号 タイトル
3 Leave Me Alone
7 Rising Love
10 You’re My Only Shinin’ Star
▼聴く方法
CD

 

▼プロデュースアルバム

プロデュースアルバム 聴く方法
CATCH THE NIGHT CD

 

VOCALAND

 

リリース年月 アーティスト プロデュース作品収録アルバム
1996年7月 VOCALAND VOCALAND
1997年9月 VOCALAND VOCALAND2 〜Male,Female & Mellow〜

 

エイベックスのボーカリスト発掘プロジェクトである「VOCALAND」。

1996年「VOCALAND」1997年「VOCALAND 2」をプロデュース。

 

どの女性ボーカルも魅力があり、とても楽しめる作品となっています。

「VOCALAND」収録の、今は女優としてミュージカルや舞台で活躍している吉沢梨絵さんの「Give it up」や梨絵さんのシングル「サヨナラは口ぐせ」「ALL OF YOU」が大好きです。

 

VOCALAND

アルバム「VOCALAND」は、オーディションで選ばれた新人女性アーティストが参加したコンピレーションアルバムです。

グループ全員で歌うのではなく、一人一人のアーティストが個性的な歌を披露してくれています。参加メンバーは、元CCガールズの藤原理恵さん以外は、当時世間にはほとんど知られていなかったメンバーです。

 

▼アルバム「VOCALAND」(画像クリックで商品詳細へ)

▼アルバム「VOCALAND 2」(画像クリックで商品詳細へ)

 

VOCALANDプロデュースアルバム一覧

 

プロデュースアルバム 聴く方法
VOCALAND CD
VOCALAND 2 CD

 

相田翔子さん他


▲相田翔子さん、アルバム 「This Is My Love 」(画像クリックで商品詳細へ)

 

リリース年月 アーティスト プロデュース作品収録アルバム
2013年9月 相田翔子 This Is My Love

 

2013年リリースの相田翔子さんのアルバム「This Is My Love 」の中の「for you 」というとても優しく暖かいバラードを角松さんは提供。

相田さんは憧れの角松さんに楽曲提供してもらったことをとてもとても喜んでいました。

【参考:相田さんの公式ブログ】http://gree.jp/aida_shoko/blog/entry/667894560

 

相田さんも美穂さんと同じく私と同年代。

やはり私たち世代にとって、角松さんはカッコよく憧れの存在だったのですね。

 

この他にも、中森明菜さん、岩崎宏美さん、元バービーボーイズのKONTAさんや、角松さん関連のミュージシャンなどのプロデュース作品もあります。

角松さんのプロデューサーとしての才能も感じて頂ければ、と思います。

 

相田翔子への提供曲一覧

 

▼アルバム「This Is My Love 」への提供曲
曲番号 タイトル
1 for you
▼聴く方法
CD

 

その他アーティストへの角松敏生提供曲一覧

 

中森明菜、アルバム「BITTER AND SWEET」

アルバム「BITTER AND SWEET」への提供曲
曲番号 タイトル
6 UNSTEADY LOVE
9 SO LONG
▼聴く方法
CD

 

岩崎宏美、アルバム「SHOWER OF LOVE +5」

▼アルバム「SHOWER OF LOVE +5」への提供曲
曲番号 タイトル
3 (I LOOK)IN YOUR EYES
4 時の向こうがわ
▼聴く方法
CD

 

元バービーボーイズのKONTA、角松敏生プロデュースアルバム「Jane Doe」

プロデュースアルバム 聴く方法
Jane Doe CD

 

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著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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角松敏生「隠れた名曲」4選「好きなアルバム」3選

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こちらでは、角松さんの隠れた名曲と私の好きなアルバムについてご紹介します。

 

筆者厳選!隠れた名曲一覧

 

曲名 収録シングル 聴く方法
PINK MOON この駅から…(1991・18th) CD
ハミルトンの夏休み 夜をこえて(1992・21st) CD
Fly-By-Day Do You Wanna Dance(1983・1st(12インチ)) CD
THE BEST OF LOVE(LIVE VERSION) THE LOST LOVE(1992・20th) CD

※聴く方法は「CD」「Amazon Music」「レコチョク」などを独自調査し可能な方法を掲載しております。

 

筆者が好きなアルバム一覧

 

アルバム 聴く方法
GOLD DIGGER(1985) CD
T’s BALLAD(1985) CD
Touch And Go(1986) CD

※聴く方法は「CD」「Amazon Music」「レコチョク」などを独自調査し可能な方法を掲載しております。

 

角松敏生「隠れた名曲」4選

1 PINK MOON(1991)


▲シングル「この駅から…」

 

1991年のシングル「この駅から…」のカップリング。

隠れた名曲No.1 とも言える、ファンの間ではとても人気の高い曲。

「PINK MOON」というタイトルもとってもかわいい。

オリジナルアルバム、ベストアルバムには収録されておらず、縦長の8cmシングルで今は廃盤となっています。

 

少しすれ違ってしまっている二人…

「こんな素敵な夜はいつもなぜか君といられない」

と、桃色の月を見ながら想う男性の気持ちが、やさしく暖かくメロウな曲に乗せて描かれています。

 

メロウ
豊かだ美しい、円熟したというような意味

 

時々、月がピンク色の時がありますよね。

PINK MOONの夜にはこの曲が聴きたくなります。

初めて聴いた時から、今でもずっと、私の心の中にある大好きな曲です。

 

 

2 ハミルトンの夏休み(1992)


▲シングル「夜をこえて」

 

1992年のシングル「夜をこえて」のカップリング。

この曲もオリジナルアルバム、ベストアルバムには未収録で廃盤となっています。

インストゥルメンタルで、角松さんのギターがとっても気持ちいい曲。

角松さんのギターと本田雅人さんのSAX (サックス)が爽快で、曲とタイトルがぴったり。

 

本田雅人
大人気フュージョンバンド「T-SQUARE」の元メンバー。日本一有名なサックスプレイヤーとも言われる。

▼本田雅人氏

 

「ハミルトンの夏休み」は子供服メーカーMIKI HOUSEのCMソングだったので、テレビからよく流れていました。

子供のかわいい笑顔が印象的なCMで、曲ととても合っていました。

 

 

3 Fly-By-Day(1983)

 

1983年の12インチシングル「DO YOU WANNA DANCE」に収録。

杏里さんへ提供した楽曲のセルフカバーで、このシングルのみに収録で未CD 化。
杏里さんVer.とは、アレンジが少し変わっていて素敵。

この曲も秘かに人気の高い曲なんです。

 

杏里
1978年に「オリビアを聴きながら」でデビュー。角松氏が手掛けた「悲しみがとまらない」が大ヒット。角松氏のプロデュースしたアーティストの中の代表的存在。

 

角松さんが女性アーティストへの提供曲をセルフカバーしたアルバム「The gentle sex」。

このアルバムには収録されませんでしたが、このアルバムのツアーで、「Fly-By-Day」を歌ったんです。

それはそれは盛り上がりました~。

私も、とっても好きな曲なので聴けてうれしかったです。

 

 

 

4 THE BEST OF LOVE(Live Version)(1992)


▲アルバム「TOUCH AND GO」

 

1992年のシングル「THE LOST LOVE」のカップリング。

オリジナルは1986年のアルバム「TOUCH AND GO」に収録されています。

このVer. はこのシングル「THE LOST LOVE」のCDでしか聴けませんが、こちらも廃盤となっています。

 

Live Version がめちゃめちゃカッコいいです!!

間奏のギターのカッティング、ベースソロ、コーラス…ライブの臨場感にあふれていて最高なんです。

角松さんが凍結してしまった時には、この曲をよく聴いて寂しさを紛らわせていました。

いつかまた角松さんのライブに行きたい、と思いながら…。

 

 

好きなアルバム3選

 

角松さんの名曲をご紹介するにあたり、とても悩みました。

曲数が多く、どれもクオリティが高く素晴らしいもので、私自身好きな曲ばかりだからです。

なので、もっともっといろんな曲を紹介したいけれど、全曲紹介するには膨大な数になってしまいます。

過去から現在進行形で、角松さんが素晴らしいシンガーソングライターであることを踏まえたうえで、あえて私が高校生の時に角松さんと出逢った、3枚のアルバムを「好きなアルバム」としてご紹介させてください。

 

▼1985年「GOLD DIGGER」

▼1985年「T’s BALLAD」

▼1986年「TOUCH AND GO」

 

この3枚のアルバムは、私が高校生の時にリリースされたもので、何度も何度も何度も聴いていた大好きなアルバム。

初めて角松さんの音楽を聴いた時、「こんなにカッコいい音楽があるのか~!」と感動したその気持ちは今も色褪せていません。

 

「TOUCH AND GO」に収録されている「1975」という曲。

1975年、角松さんは15歳。

歌詞の中で「心はあの時のままだよ」と1975年当時に思いを馳せています。

間奏でのラップ~コーラス部分で、角松さんが当時聴いていたであろう、シュガー・ベイブ、ティン・パン・アレー、サディスティック・ミカ・バンド、センチメンタル・シティ・ロマンスなどの名前が出てきます

※こちらのアーティストについては、第1章「角松敏生氏の歴史」で詳しく解説しています。(このページは第3章)

 

青春時代に聴いた曲というのは、いつまでも色褪せず心に残っているもの。

私も角松さんと同じ。

 

この3枚のアルバムも30年以上たっているのに全然古臭くない、カッコいい!

私にとっての角松サウンドの原点であり、角松敏生らしさ満載のアルバムだと思います。

今も、角松さんのどのアルバムにもこの角松らしさが感じられるので、私は角松さんの音楽に魅了され続けているのかな、と思います。

 

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目次著者

著者:しあ

40代後半女性。音楽が大好きでJ-POP K-POP 洋楽 演歌歌謡曲とさまざまな音楽を聴いています。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。音楽はとても生活を豊かにしてくれるもの。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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角松敏生の歴史④ 解凍から現在

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角松敏生氏をご存知ですか?洗練されたサウンドを今もなお創り続けるシンガーソングライターです。高校一年生から角松氏を追いかける著者が角松敏生氏の魅力に迫ります!

『角松敏生』入門 ~こだわり抜かれたサンウンドの世界~はこちらから!

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1998年5月に活動休止からの再開を果たした角松敏生氏は、そこから数多くのアルバムをリリースしています。
それぞれに違うコンセプトがあり、ファンの方の間でも賛否両論を巻き起こすものがあったり、音楽に対する挑戦の姿勢が伺えます。このページでは凍結後の角松敏生氏の音楽の変遷を解説します。

 

▼このページで解説する時代

 

角松敏生の歴史 解凍~現在

 

年表

年月 出来事、リリースしたアルバム
1998年5月 解凍
1998年7月 解凍後第一弾シングル「Realize」
1999年1月 解凍後初アルバム「TIME TUNNEL」
2000年1月 「The gentle sex」
2000年8月 「存在の証明」
2002年10月 「INCARNATIO」
2003年8月 「Summer 4 Rhythm」
2004年8月 「Fankacoustics」
2010年8月 「Citylights Dandy」
2014年3月 「THE MOMENT 」

 

【1998年5月】活動休止からの復活 ~解凍~

 

角松さんは、1998年5月18日、凍結した時と同じ場所、日本武道館で活動の解凍をしました。いつ活動が再開するかわからなかったため活動休止の際「凍結」と表現したそうで、活動再開は「解凍」という表現になっています。

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角松敏生の歴史③ 凍結中の活動

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凍結中はベストアルバムをリリースした後に、女性ヴォーカリスト発掘プロジェクト「VOCALAND」や覆面バンド「AGHARTA」としての活動を行います。このページでは、解凍に至る流れを知ることができます。

 

▼このページで解説する時代

 

角松敏生の歴史 凍結中の活動

 

年表

年月 出来事
1993年1月 無期限活動休止
1993年10月 ベスト盤リリース
1995年8月 「AGHARTA I」
1996年7月 「VOCALAND」
1997年5月 「ILE AIYE~WAになっておどろう」
1997年9月 「VOCALAND 2」
1997年11月 吉沢梨絵「Never Gonna Miss You」
1998年2月 長野オリンピック
1998年5月 解凍

 

【1993年】ベスト盤「1981-1987」をリリース

 

活動を凍結することになり、例えば飲食店など音楽以外の仕事も考えたそうですが、事務所の説得などもあり、音楽の仕事は続けることに。

 

武道館ファイナルライブの編集、凍結後にリリースされたベスト盤(ベストアルバム)「1981-1987」などを制作。

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