堂本光一の魅力① 舞台にかける情熱

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「Endless SHOCK(エンドレスショック)」は堂本光一さん主演の日本一チケットが取れないと言われているミュージカル。「フライング」「階段落ち」などの演目も素晴らしいですが、ストーリーの素晴らしさをもっと知っていただきたい。帝国劇場での鑑賞経験はございませんが、精一杯魅力をお伝えします。

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著者:しあ

40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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Endless SHOCK(エンドレスショック)では「KinKi Kids」としての光一さんとはまた違った魅力を知ることができます。

この第3章では光一さんの魅力を「舞台にかける情熱」「最高のエンターテイナー」というトピックに分けてお伝えしていきます。

このページでは光一さんの「舞台にかける情熱」についてお伝えします。光一さんの強い想いがあるからこそ、ストーリーで感動できる素晴らしい舞台が創り上げられているのだと思います。

 

1公演にかける思い

 

堂本光一さんのライフワークともいえるEndless SHOCK(エンドレスショック) 。

「その日の1公演をぶっ倒れるまでやる」

それが光一さんのポリシー。

出ずっぱりで様々な演目を披露する、とてもハードな舞台。

でも、光一さんはペース配分なんて考えていません。

 

1幕の最後に殺陣があるから、最初は力を抜いて体力を後にとっておこう…そんなことは思っていないのです。

「全力で舞台をやり遂げる、そうしないと自分が後悔する、お客さんにも何も伝わらないと思う。」と言う光一さん。

こんな光一さんが全力で演じている舞台だから、これほどの感動を生むのだと思います。

 

 

Endless SHOCKは、2000年から始まった以前のSHOCKシリーズから数えて、2018年で18年目を迎え、通算1600回以上の上演をしています。

 

▼SHOCKシリーズの年表

タイトル
1999年 SHOW劇’99 MASK(光一氏初主演ミュージカル。SHOCKシリーズではない。)
2000年 MILLENNIUM SHOCK
2001年 SHOW劇SHOCK
2002年
2003年 SHOCK is Real SHOCK
2004年 Shocking SHOCK
2005年~ Endless SHOCK
2012年 「Endless SHOCK」初の地方公演
2018年 「Endless SHOCK」単独主演1600回

 

これほどの記録と多くの観客の支持を得ながらも、光一さんは「また次がある」とは考えていません。

「自分がやりたいといくら思っていても、お客様が望んでくれなければやることができない。」と光一さん。

なので、毎年再演が決まるたびに光一さんは

「また今年もEndless SHOCKをやらせていただける。」

と喜びの言葉を口にしています。

 

これほど素晴らしい舞台なのだから、ファンはもちろんまた観たいと思っているし、劇場関係者、製作スタッフもまたやりたいと思っているはず。

でも、光一さんは「Endless SHOCKをずっとやり続けたい」と思っていながらも次があることを「当たり前」と思っていません。

 

光一さんは言います。

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「自分の仕事は明日はどうなっているかわからない。この仕事なんて特に何が起きるかわからない。変な話、この世界から全く自分がいなくなってしまうかも知れないし…。そんなことで悩みたくない、今に全力投球することが大事、俺にとってね。」

1公演1公演大切に向き合い積み重ねた光一さんだからこそ、その結果が現在から未来へと繋がっているのだと思います。

 

みんなに伝わる光一さんの情熱

 

座長としてEndless SHOCKカンパニー(演者・スタッフの方など「Endless
SHOCK」のお仕事に携わる方全員のこと)を率いる光一さん。

光一さん自身、そんなに言葉で多くを語るタイプではありません。

 

でも、光一さんの舞台にかける情熱や想いを、Endless SHOCKカンパニーが強く理解しており、全員が同じ方向を向いているので、これほどの素晴らしい舞台が創れるのだと思います。

それはスタッフの方も同じで、光一さんの気持ちを理解しているから、光一さんが「ああしてほしい。こうしてほしい。」といちいち言わなくても、全員で一つの舞台を創り上げることに向き合う姿勢ができているのです。

 

 

公演を中止にしない

 

光一さんは、自身のケガや体調不良などでEndless SHOCKの公演を中止にしたことがありません。

2002年、初日の本番直前に右足靱帯損傷という大怪我を負いながらも、全公演をやり遂げました。

「自分が出演しないということになれば、とてつもない数の人たちに迷惑がかかる、そこで終わってしまう、それほどのものを自分が背負っている。」

光一さんは座長としての責任感を常に感じています。

 

公演は期間中にはほぼ毎日のように行われ、一日2公演の日も。

体はやはり疲れ、光一さんも人間ですからベストコンディションではない日も。

でも、「自分の体調や怪我は来てくれるお客さんには全く関係のない事。だからその日その日の1公演が常にベストなものであるように。」を心がけている光一さん。

初日だから、千穐楽だからと言って、特別な想いも感じていません。

「その1公演しかしか観られない人もいる。」

だから光一さんはすべて同じ気持ちでステージに立っています。

 

 

どんな時も座長として自分がリーダーシップをとりカンパニーをまとめる。堂本光一とEndless SHOCKのコウイチとが、とても重なって見える部分です。

「これだけ稽古をやったから大丈夫、何が起こっても動揺しない、稽古で培ったものをステージですべて出す。」

と語る光一さん。

Endless SHOCKは、光一さん以外誰にもできない作品だと思います。

 

次のページでは「最高のエンターテイナー」としての堂本光一さんの魅力についてお伝えします。

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著者:しあ

40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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