納豆の効果的な食べ方③ 【賞味期限ぎりぎり】

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納豆を5年間食べ続けた筆者だからこそわかる実体験に基づいた健康効果をお伝えします。「納豆の美容健康効果」「健康効果バツグンのおすすめレシピ」「スーパーで買えるおすすめの納豆」などもご紹介。

「健康美容の『納豆入門』 ~5年間食べ続けたからわかった効果~」はこちらから

著者:納豆好き子

田舎でフリーライターとして活動している健康おたく。Webデザイナー時代に激務によるストレスで体重増加や肌荒れに悩まされ、なんとかせねばと食生活の改善を試みたことをキッカケに健康おたくの道に足を踏み入れました。最近はアンチエイジングを研究中、食で若返る方法を日々模索しています。趣味は料理と瞑想と寝ること。楽しく読めて伝わる文章を目指しています。

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納豆でダイエット ~5年間食べ続けた実体験に基づく美容健康~
著:畑中みどり 価格:680円(税込) スマホでも読めます!

 

美容健康の『納豆入門』目次へ  (全17ページ)

 

第3章では納豆大好きな著者が納豆の健康効果を高める効果的な食べ方について紹介しています。

 

納豆はもともと発酵している食品なので、食べごろはいつなのか難しいですよね。

すぐ食べた方がいいのか、それとも寝かせたほうがいいのか…。

実は、ちょっとした食べる時期の違いによって、納豆の栄養素や旨味に違いがでるんです。

今回は、納豆のベストな食べごろと、美味しく食べるコツについてお話しします。

 

納豆は寝かせると美容&健康効果アップ!

 

実は、納豆は買ってすぐ食べるよりも、賞味期限ギリギリまで待った方が栄養素が増えることが分かっています。

より発酵させることでポリアミンというアミノ酸が増えて、健康&美容効果がグーンとアップするんです。

 

ポリアミン
私たちのからだの全ての細胞が持つ物質で、細胞の成長や新陳代謝に欠かせない物質。動脈硬化の予防や肌のターンオーバー(新陳代謝)の正常化にも効果があると言われている。

発酵
微生物を利用して、ある成分を分解したりして人間にとってプラスになる成分に変化させること。納豆でいうと、納豆菌が発酵(大豆の成分を分解したり違うものと合成したりする)ことにより、納豆がつくられる。

 

この納豆をたくさん発酵させる事で増える「ポリアミン」という成分は、人知れずスゴいアンチエイジング効果を持っていて、細胞そのものを若々しく保ってくれるという、女性には嬉しすぎる成分なのです。

本来はポリアミンは人間の体内で作られていますが、歳をとるごとにだんだんと減っていってしまいます。

そこで、高ポリアミン食の納豆を食べれば、体内のポリアミンが増えて細胞の老化を防ぎ、免疫力を高めて髪や肌をツヤツヤにしてくれます。

 

 

しかも、ポリアミンは動脈硬化の予防をする効果もあることが分かっているので、見た目だけじゃなく体の中もアンチエイジングしてくれる素晴らしい成分なんですよ。

 

動脈硬化
血管の老化の事。血管が老化し血管が狭くなったり血栓ができて詰まったりする事で心筋梗塞や脳卒中といった重大な病気を引き起こす。

 

納豆はもともと発酵食品なのでポリアミンは豊富に含まれていますが、買ってすぐよりも賞味期限ギリギリまで寝かせた方がより発酵が進んで、より多くのポリアミンを取ることができます。

 

そして、ここからは私が毎日納豆を食べていて感じたことですが、納豆は買ってすぐよりも数日間寝かせた方が旨味が増してコクが出るように感じます。

 

買ったばかりの時は豆が固くてまだ熟成されていないようなパサつきを感じる納豆でも、時間を置くことで豆がしっとりとしたり、食べたときの納豆独特の香りや糸の粘りも濃密になって、より美味しさが増すのです。

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私の場合は、納豆を冷蔵庫にたくさんストックしているので、たまにうっかり賞味期限が過ぎてしまうこともありましたが、1〜2日なら普通に食べていました(笑)

 

 

納豆菌はもの凄ーく強い菌なので、他の菌が繁殖するのを防いでくれる効果があり、賞味期限が切れたものでも1〜2日なら問題なく食べられるそうです。

とはいえ、臭いや味に変化を感じるようならもちろんNGですよ!

話を元に戻しますが、今回私が日頃感じている「納豆は数日寝かすと美味しくなる説」が本当かを調べてみました。

すると、これが事実だったのです!

 

時間を置くと旨味が増す

 

管理栄養士の見解によると

「納豆は買ったばかりで食べるよりも時間を置いた方が、旨味成分のアミノ酸が増えてより美味しくなる」

とのこと。

 

アミノ酸
体内でタンパク質をつくる成分。20種類のアミノ酸がつながり、タンパク質をつくっている。アミノ酸は、甘味、苦味、酸味や旨味など、いろいろな味を持っている。

 

とくに、大粒の納豆は小粒やひきわりに比べて発酵が難しいので、賞味期限ギリギリまで寝かせることでしっかり熟成させることができるようです。

 

 

やっぱり、納豆=寝かせると美味しい!という私の味覚は間違っていなかったようです!

 

【編集部コラム】 賞味期限ギリギリの納豆を食べました!

今までは買ってすぐ食べていたのですが、初めて賞味期限ギリギリの納豆を食べてみました。いつもと同じメーカーの納豆でしたが、確かにいつもより香りと粘りが強くなり、美味しく感じました!

 

納豆を寝かす方法

 

もちろん、熟成させると言っても常温ではなく冷蔵庫で保存して下さいね。

納豆は腐りにくい食品ですが、発酵が進みすぎるとアンモニア臭がして食べられなくなってしまいます。

 

そして食べる10分〜20分前に冷蔵庫から出しておくのが、発酵のピークで食べられるベストな方法です。

 

 

冷や冷やの納豆よりも、糸の粘りや大豆の風味も味わえますよ。

納豆好きの人は、より旨味を味わえる「寝かせ納豆」、ぜひ試してみて下さい!

 

以上、納豆と賞味期限の関係と著者の体験談でした!

次のページではよく一緒に食される「納豆」+「卵」の健康効果について解説していきます!4つ目の効果的な納豆の食べ方です!

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著者:納豆好き子

田舎でフリーライターとして活動している健康おたく。Webデザイナー時代に激務によるストレスで体重増加や肌荒れに悩まされ、なんとかせねばと食生活の改善を試みたことをキッカケに健康おたくの道に足を踏み入れました。最近はアンチエイジングを研究中、食で若返る方法を日々模索しています。趣味は料理と瞑想と寝ること。楽しく読めて伝わる文章を目指しています。

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